JPH067355Y2 - 車両の固定装置 - Google Patents
車両の固定装置Info
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- JPH067355Y2 JPH067355Y2 JP6058488U JP6058488U JPH067355Y2 JP H067355 Y2 JPH067355 Y2 JP H067355Y2 JP 6058488 U JP6058488 U JP 6058488U JP 6058488 U JP6058488 U JP 6058488U JP H067355 Y2 JPH067355 Y2 JP H067355Y2
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案はシャシダイナモメータによって動力性能試験を
行う車両を固定するための車両の固定装置に関する。
行う車両を固定するための車両の固定装置に関する。
B.考案の概要 この考案は、シャシダイナモメータによって試験を行う
車両を固定するための車両の固定装置において、車両と
車両外方の床面に固定される固定部材とを互いに接近す
る方向に付勢する付勢部材を有する流体圧シリンダを介
して連結する一方、流体圧シリンダにはピストンによっ
て区画される二室を連通するバイパス路を設けると共に
そのバイパス路に可変絞り弁を介在させたことにより、
車両をその車両の駆動力に応じた拘束力をもって所定の
範囲内で前後に移動可能に固定すると共にその移動速度
を調整可能とし、実際の走行状態により近い状態で信頼
性の高い動力性能試験を行うことができるようにしたも
のである。
車両を固定するための車両の固定装置において、車両と
車両外方の床面に固定される固定部材とを互いに接近す
る方向に付勢する付勢部材を有する流体圧シリンダを介
して連結する一方、流体圧シリンダにはピストンによっ
て区画される二室を連通するバイパス路を設けると共に
そのバイパス路に可変絞り弁を介在させたことにより、
車両をその車両の駆動力に応じた拘束力をもって所定の
範囲内で前後に移動可能に固定すると共にその移動速度
を調整可能とし、実際の走行状態により近い状態で信頼
性の高い動力性能試験を行うことができるようにしたも
のである。
C.従来の技術 通常、車両の動力性能試験はシャシダイナモメータを用
いて行う。このシャシダイナモメータは、ローラ上に駆
動輪を乗せて車両を運転し、ローラに任意の負荷を与え
て走行状態を作り出して性能試験を行うものであり、こ
の場合、車両は固定装置によって床に固定される。
いて行う。このシャシダイナモメータは、ローラ上に駆
動輪を乗せて車両を運転し、ローラに任意の負荷を与え
て走行状態を作り出して性能試験を行うものであり、こ
の場合、車両は固定装置によって床に固定される。
その従来の固定装置の一例を第5図に示す。これは車両
の遊動輪である前輪1を固定具2によって固定するもの
であり、駆動輪である後輪3をローラ4上に乗せて性能
試験を行う。これは特に2WD車用の試験に用いられる
ものである。
の遊動輪である前輪1を固定具2によって固定するもの
であり、駆動輪である後輪3をローラ4上に乗せて性能
試験を行う。これは特に2WD車用の試験に用いられる
ものである。
また、このような固定装置の他に特に4WD車に用いら
れるものとして、第6図(a)(b)に示す如く、床面10に
植設された固定部材11と車両9との間にチェーン12
を張り渡して車両9を固定するようにした固定装置があ
り、駆動輪である前輪5及び後輪6をローラ7,8上に
乗せて性能試験を行う。
れるものとして、第6図(a)(b)に示す如く、床面10に
植設された固定部材11と車両9との間にチェーン12
を張り渡して車両9を固定するようにした固定装置があ
り、駆動輪である前輪5及び後輪6をローラ7,8上に
乗せて性能試験を行う。
D.考案が解決しようとする課題 シャシダイナモメータにより動力性能試験は実際の車両
の走行状態により近い状態で行うことが望ましいが、上
述した従来の固定装置は、走行時にフリーなはずの車両
の遊動輪を固定したり車両にチェーンを張り渡したりし
て車両が前後移動しないように固定している。そのため
試験の際にチェーンにかかる力が各種測定値の誤差とな
り、例えば車両の急加減速やギアチェンジによる変速時
のショックなど車両の前後挙動をシャシダイナモメータ
によって解析することができなかった。また、車両に働
く前後方向の力により車両を固定するチェーンが切断し
てしまう可能性があり、車両が前方に飛び出してしまう
危険性があった。
の走行状態により近い状態で行うことが望ましいが、上
述した従来の固定装置は、走行時にフリーなはずの車両
の遊動輪を固定したり車両にチェーンを張り渡したりし
て車両が前後移動しないように固定している。そのため
試験の際にチェーンにかかる力が各種測定値の誤差とな
り、例えば車両の急加減速やギアチェンジによる変速時
のショックなど車両の前後挙動をシャシダイナモメータ
によって解析することができなかった。また、車両に働
く前後方向の力により車両を固定するチェーンが切断し
てしまう可能性があり、車両が前方に飛び出してしまう
危険性があった。
この考案はこのような問題点を解決するめ、車両をその
車両の駆動力に応じた拘束力をもって所定範囲内で前後
移動可能にして、車両を実際の走行状態に近い状態に固
定することのできる車両の固定装置を提供することを目
的とする。
車両の駆動力に応じた拘束力をもって所定範囲内で前後
移動可能にして、車両を実際の走行状態に近い状態に固
定することのできる車両の固定装置を提供することを目
的とする。
E.課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために本考案の車両の固定装置で
は、シャシダイナモメータに連結されるローラ上に駆動
輪が乗せられる車両の前部及び後部を該車両外方の床面
に固定される固定部材に前記車両と固定部材とが互いに
接近する方向に付勢する付勢部材を有する流体圧シリン
ダを介して連結する一方、前記流体圧シリンダにはその
ピストンによって区画される二室を連通するバイパス路
を設けると共に該バイパス路に可変絞り弁を介在させ
た。
は、シャシダイナモメータに連結されるローラ上に駆動
輪が乗せられる車両の前部及び後部を該車両外方の床面
に固定される固定部材に前記車両と固定部材とが互いに
接近する方向に付勢する付勢部材を有する流体圧シリン
ダを介して連結する一方、前記流体圧シリンダにはその
ピストンによって区画される二室を連通するバイパス路
を設けると共に該バイパス路に可変絞り弁を介在させ
た。
F.作用 固定装置によって固定された車両に一定方向の駆動力が
発生すると、その駆動力に応じて流体圧シリンダの付勢
部材が作用し、車両はその駆動力が付勢部材の付勢力と
釣り合うまで移動する。一方、これに伴ってシリンダ内
のピストンの移動のよりバイパス路内を流体が流れ、そ
の流量を可変絞り弁によって調整することで、流体圧シ
リンダは緩衝器として働く。
発生すると、その駆動力に応じて流体圧シリンダの付勢
部材が作用し、車両はその駆動力が付勢部材の付勢力と
釣り合うまで移動する。一方、これに伴ってシリンダ内
のピストンの移動のよりバイパス路内を流体が流れ、そ
の流量を可変絞り弁によって調整することで、流体圧シ
リンダは緩衝器として働く。
G.実施例 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図及び第2図は四輪駆動車を本考案の一実施例に係
る車両の固定装置を用いて固定した状態を示す図であっ
て、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は本考案
の車両の固定装置に用いられる油圧シリンダの断面図、
第4図は油圧シリンダの圧縮ばねのばね特性図である。
る車両の固定装置を用いて固定した状態を示す図であっ
て、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は本考案
の車両の固定装置に用いられる油圧シリンダの断面図、
第4図は油圧シリンダの圧縮ばねのばね特性図である。
車両の固定装置は、第1図及び第2図に示すように、車
両24に一端が連結されるチェーン25と、床面29に
植設される固定部材30と、この固定部材30に一端が
連結される流体圧シリンダとしての油圧シリンダ28
と、油圧シリンダ28の他端に連結されるチェーン26
と、このチェーン26と前述のチェーン25とを連結す
るチェーンブロック27からなっている。そして、この
車両の固定装置はシャシダイナモメータのローラ20,
21に前後輪22,23が乗せられる車両24の前後に
2ケ所づつ全部で4ケ所支持するように配置される。
両24に一端が連結されるチェーン25と、床面29に
植設される固定部材30と、この固定部材30に一端が
連結される流体圧シリンダとしての油圧シリンダ28
と、油圧シリンダ28の他端に連結されるチェーン26
と、このチェーン26と前述のチェーン25とを連結す
るチェーンブロック27からなっている。そして、この
車両の固定装置はシャシダイナモメータのローラ20,
21に前後輪22,23が乗せられる車両24の前後に
2ケ所づつ全部で4ケ所支持するように配置される。
この油圧シリンダ28は、第3図に示す如く、シリンダ
チューブ31と、このシリンダチューブ31の内周面に
摺動自在に嵌合するピストン32と、ピストン32が固
定されたピストンロッド33と、シリンダチューブ31内に
内装された圧縮ばね34からなっている。
チューブ31と、このシリンダチューブ31の内周面に
摺動自在に嵌合するピストン32と、ピストン32が固
定されたピストンロッド33と、シリンダチューブ31内に
内装された圧縮ばね34からなっている。
シリンダチューブ31は円筒形状をなし、両端部にはそ
れぞれロッドカバー31aとヘッドカバー31bが固着
されており、閉じた空間を形成している。そして、ロッ
ドカバー31aとヘッドカバー31bの外周部にはそれ
ぞれシリンダチューブ31内に連通するポート35,3
6が形成され、このポート35,36はオインダンパ調
整絞り弁37を介在させてシリンダチューブ31の外部
でバイパス路としてのパイプ38にて連結さている。こ
のオイルダンパ調整絞り弁37はシリンダチューブ31
内に充填されるオイルがこのパイプ38内を流れるとき
の流量を調節し、ピストン32の移動速度を設定するも
のである。
れぞれロッドカバー31aとヘッドカバー31bが固着
されており、閉じた空間を形成している。そして、ロッ
ドカバー31aとヘッドカバー31bの外周部にはそれ
ぞれシリンダチューブ31内に連通するポート35,3
6が形成され、このポート35,36はオインダンパ調
整絞り弁37を介在させてシリンダチューブ31の外部
でバイパス路としてのパイプ38にて連結さている。こ
のオイルダンパ調整絞り弁37はシリンダチューブ31
内に充填されるオイルがこのパイプ38内を流れるとき
の流量を調節し、ピストン32の移動速度を設定するも
のである。
シリンダチューブ31一端部のヘッドカバー31bには
外方に突出する突出部39が形成され、この突出部39
には一端が車両24に連結されるチェーン26の他端が
連結される。
外方に突出する突出部39が形成され、この突出部39
には一端が車両24に連結されるチェーン26の他端が
連結される。
ピストン32はシリンダチューブ31の内周面に嵌合す
ると共に軸方向に移動可能であって、シリンダチューブ
31のロッドカバー31a及びヘッドカバー31bを軸
方向に貫通するピストンロッド33に固着されている。
そして、ピストン32の外周部には金属製のピストンリ
ング40が嵌め込まれており、これによりピストン32が
シリンダチューブ31内を小さな力で移動できるようにそ
の摺動抵抗を減少させている。
ると共に軸方向に移動可能であって、シリンダチューブ
31のロッドカバー31a及びヘッドカバー31bを軸
方向に貫通するピストンロッド33に固着されている。
そして、ピストン32の外周部には金属製のピストンリ
ング40が嵌め込まれており、これによりピストン32が
シリンダチューブ31内を小さな力で移動できるようにそ
の摺動抵抗を減少させている。
シリンダチューブ31内に位置するピストン32はこの
シリンダチューブ31内を2つの部屋A,Bに区画して
おり、各々の部屋A,Bにはポート35,36が連通し
ている。従って、ピストン32及びピストンロッド33
がシリンダチューブ31内を例えば第3図に示す矢印C
方向に移動すると、部屋B内のオイルは加圧されてポー
ト36から排出されパイプ38、絞り弁37を通って部
屋A内に供給されることとなる。なお、ピストン32は
上述した如くシリンダチューブ31内を移動可能ではあ
るが、シリンダチューブ内の図示しないストッパによっ
てこのピストン32の移動範囲は第3図に示す距離Lと
設定されている。
シリンダチューブ31内を2つの部屋A,Bに区画して
おり、各々の部屋A,Bにはポート35,36が連通し
ている。従って、ピストン32及びピストンロッド33
がシリンダチューブ31内を例えば第3図に示す矢印C
方向に移動すると、部屋B内のオイルは加圧されてポー
ト36から排出されパイプ38、絞り弁37を通って部
屋A内に供給されることとなる。なお、ピストン32は
上述した如くシリンダチューブ31内を移動可能ではあ
るが、シリンダチューブ内の図示しないストッパによっ
てこのピストン32の移動範囲は第3図に示す距離Lと
設定されている。
ピストンロッド33の外方に突出した一端にはリング状
の連結部41が固着され、この連結部41は床面29に
植設された固定部材30に連結される。また、ピストンロ
ッド33には指針42が固定され、この目盛板43上に
指針42が位置することでシリンダチューブ31に対す
るピストン32(ピストンロッド33)の位置あるいは
移動量を読み取って車両24の拘束力のバランスをみる
ことができるようになっている。
の連結部41が固着され、この連結部41は床面29に
植設された固定部材30に連結される。また、ピストンロ
ッド33には指針42が固定され、この目盛板43上に
指針42が位置することでシリンダチューブ31に対す
るピストン32(ピストンロッド33)の位置あるいは
移動量を読み取って車両24の拘束力のバランスをみる
ことができるようになっている。
次に、以上詳述した油圧シリンダを有する本考案の車両
の固定装置による車両の固定方法並びに試験方法につい
て説明する。
の固定装置による車両の固定方法並びに試験方法につい
て説明する。
第1図及び第2図に示すように、前輪22及び後輪23
がローラ20,21上に乗せられた車両24の前後に連
結されたチェーン25と、各固定部材30に油圧シリンダ
28を介して連結されたチェン26とをチェーンブロッ
ク27により連結することにより、車両24を4方向から引
張って固定する。このとき、チェーンブロック27によ
りピストン32がシリンダチューブ31内において、そ
の移動範囲Lの中間位置Pに位置するようにチェーンブ
ロック27で各チェーン25,26の長さを調節する。
がローラ20,21上に乗せられた車両24の前後に連
結されたチェーン25と、各固定部材30に油圧シリンダ
28を介して連結されたチェン26とをチェーンブロッ
ク27により連結することにより、車両24を4方向から引
張って固定する。このとき、チェーンブロック27によ
りピストン32がシリンダチューブ31内において、そ
の移動範囲Lの中間位置Pに位置するようにチェーンブ
ロック27で各チェーン25,26の長さを調節する。
然して、4つの油圧シリンダ28を全て同様に調節する
と、車両24は油圧シリンダ28の圧縮ばね34によって
各方向へ牽引されて各圧縮ばね34が互いに釣り合った
状態となり、第4図のばね特性図に示す如く、各圧縮ば
ね34の合成力により車両24の拘束力は0となり車両
24はローラ20,21上に停止する。この状態で車両
は前後に所定の距離L/2だけ移動可能に固定装置によっ
て固定されることとなる。
と、車両24は油圧シリンダ28の圧縮ばね34によって
各方向へ牽引されて各圧縮ばね34が互いに釣り合った
状態となり、第4図のばね特性図に示す如く、各圧縮ば
ね34の合成力により車両24の拘束力は0となり車両
24はローラ20,21上に停止する。この状態で車両
は前後に所定の距離L/2だけ移動可能に固定装置によっ
て固定されることとなる。
以下、この車両24の動力性能試験を行う場合について
説明する。なお、試験を行うに際し、車両の性能、種類
等によって油圧シリンダ28の各設定値が異なるが、本
実施例においては予め以下に示す通り設定されている。
説明する。なお、試験を行うに際し、車両の性能、種類
等によって油圧シリンダ28の各設定値が異なるが、本
実施例においては予め以下に示す通り設定されている。
ピストンの移動距離 L=200mm 車両の最大拘束力 F=500kg まず、車両24の前輪22及び後輪23を駆動させると
共に、ローラ20,21に任意の負荷を与えて車両24
を走行状態とする。今、急加速あるいはギアチェンジな
どにより車両24に前方へ進む力が発生したとすると、
前側の油圧シリンダ28はピストン32が第3図矢印C
方向に移動し圧縮ばね34を伸長させる。これにより、
第4図に示すく、この圧縮ばね34のばね力(車両24
の前方への拘束力)は減少する。これに対し後側の油圧
シリンダ28はピストン32が第3図矢印D方向に移動
して圧縮ばね34を圧縮する。これにより、第4図に示
す如くこの圧縮ばね34のばね力(車両24の後方への
拘束力)は増加する。そして、車両24の前方へ進む力
と各油圧シリンダ28の圧縮ばね34のばね力(車両2
4前後方向の拘束力)の合成力が釣り合うまで車両24
は前方に移動して、両者が釣り合った状態にて車両24
は停止する。
共に、ローラ20,21に任意の負荷を与えて車両24
を走行状態とする。今、急加速あるいはギアチェンジな
どにより車両24に前方へ進む力が発生したとすると、
前側の油圧シリンダ28はピストン32が第3図矢印C
方向に移動し圧縮ばね34を伸長させる。これにより、
第4図に示すく、この圧縮ばね34のばね力(車両24
の前方への拘束力)は減少する。これに対し後側の油圧
シリンダ28はピストン32が第3図矢印D方向に移動
して圧縮ばね34を圧縮する。これにより、第4図に示
す如くこの圧縮ばね34のばね力(車両24の後方への
拘束力)は増加する。そして、車両24の前方へ進む力
と各油圧シリンダ28の圧縮ばね34のばね力(車両2
4前後方向の拘束力)の合成力が釣り合うまで車両24
は前方に移動して、両者が釣り合った状態にて車両24
は停止する。
この作動に伴って、油圧シリンダ28のシリンダチュー
ブ31内のオイルが部屋A,B間を絞り弁27及びパイ
プ38を通って流れる。そのため、圧縮あるいは伸長さ
れる圧縮ばね34は振動せず、ピストン32はシリンダ
チューブ31内をゆるやかに移動することができる。
ブ31内のオイルが部屋A,B間を絞り弁27及びパイ
プ38を通って流れる。そのため、圧縮あるいは伸長さ
れる圧縮ばね34は振動せず、ピストン32はシリンダ
チューブ31内をゆるやかに移動することができる。
このように、車両24の急加減速あるいはギアチェンジ
による高速時のショックに対し、この車両24は所定の
範囲内で前後に移動することができるものであり、この
前後挙動をシャシダイナモメータにより解析して動力性
能試験が行われる。
による高速時のショックに対し、この車両24は所定の
範囲内で前後に移動することができるものであり、この
前後挙動をシャシダイナモメータにより解析して動力性
能試験が行われる。
また、この絞り弁37を全閉にすることによって車両の
前後移動を不能にすることもでき、これが車両の動きが
かえって誤差の要因となるエンジン、ミッション、動力
の伝達系統等の試験にも有効に活用できる。
前後移動を不能にすることもでき、これが車両の動きが
かえって誤差の要因となるエンジン、ミッション、動力
の伝達系統等の試験にも有効に活用できる。
なお、上述の実施例において、車両24に前方へ進む力
が発生した場合について説明したが、後方に進む力が発
生した場合であっても、第4図のばね特性図に示す如
く、前後の油圧シリンダ28の作動が逆になるのみで車
両24は後方に移動して停止する。
が発生した場合について説明したが、後方に進む力が発
生した場合であっても、第4図のばね特性図に示す如
く、前後の油圧シリンダ28の作動が逆になるのみで車
両24は後方に移動して停止する。
以上のように、車両24を油圧シリンダ28を介して外方の
床面29に固定したので、車両24の急加減速あるいは
ギヤチェンジによる高速時のショック等により車両24
は前後に移動することができ、その前後挙動をシャシダ
イナモメータによって適確に解析することができる。ま
た、油圧シリンダの作動時にオイルがパイプ38内を流
れると共にシリンダチューブ31内にオイルのパターン
38での流量を絞り弁38によって調節できるので、圧
縮ばねは振動することなく、ピストン32の移動はゆる
やかに行われる。
床面29に固定したので、車両24の急加減速あるいは
ギヤチェンジによる高速時のショック等により車両24
は前後に移動することができ、その前後挙動をシャシダ
イナモメータによって適確に解析することができる。ま
た、油圧シリンダの作動時にオイルがパイプ38内を流
れると共にシリンダチューブ31内にオイルのパターン
38での流量を絞り弁38によって調節できるので、圧
縮ばねは振動することなく、ピストン32の移動はゆる
やかに行われる。
なお、本実施例においては4WD車を本考案の固定装置
により固定して試験を行う場合について説明したが、2
WD車についても同様に固定して試験を行うことができ
る。
により固定して試験を行う場合について説明したが、2
WD車についても同様に固定して試験を行うことができ
る。
また、車両の大きさや性能あるいは試験の種類などによ
って、油圧シリンダの各設定値を変えることで多種多様
にわたって本考案の車両の固定装置を用いることができ
る。
って、油圧シリンダの各設定値を変えることで多種多様
にわたって本考案の車両の固定装置を用いることができ
る。
H.考案の効果 以上一実施例を挙げて詳細に説明したように、本考案の
車両の固定装置を用いて車両を固定すれば、車両はその
車両の駆動力に応じた拘束力をもって所定の範囲内で前
後に移動できるように固定され、その移動速度を調整す
ることができる。その結果、実際の走行状態により近い
状態で信頼性の高い動力性能試験を行うことができ、ま
た、試験中に車両の前後挙動で車両を固定するチェーン
が破損することがなくなる。
車両の固定装置を用いて車両を固定すれば、車両はその
車両の駆動力に応じた拘束力をもって所定の範囲内で前
後に移動できるように固定され、その移動速度を調整す
ることができる。その結果、実際の走行状態により近い
状態で信頼性の高い動力性能試験を行うことができ、ま
た、試験中に車両の前後挙動で車両を固定するチェーン
が破損することがなくなる。
更に、バイパス路に介在させた絞り弁によりそこを流れ
る流量を調節できるので、それによりピストンの移動速
度を調整することができ、多種多様の試験に用いること
ができる。
る流量を調節できるので、それによりピストンの移動速
度を調整することができ、多種多様の試験に用いること
ができる。
第1図及び第2図は四輪駆動車を本考案の一実施例に係
る車両の固定装置を用いて固定した状態を示す図であっ
て、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は本考案
の車両の固定装置に用いられる油圧シリンダの断面図、
第4図は油圧シリンダの圧縮ばねのばね特性図、第5図
及び第6図は従来の車両の固定装置を用いて車両を固定
した状態を示す図である。 図面中、 24は車両、 25,26はチェーン、 28は油圧シリンダ(流体圧シリンダ)、 29は床面、 30は固定部材、 31はシリンダチューブ、 32はピストン、 33はピストンロッド、 34は圧縮ばね(付勢部材)、 37はオイルダンパ調整絞り弁、 38はパイプ(バイパス路)である。
る車両の固定装置を用いて固定した状態を示す図であっ
て、第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は本考案
の車両の固定装置に用いられる油圧シリンダの断面図、
第4図は油圧シリンダの圧縮ばねのばね特性図、第5図
及び第6図は従来の車両の固定装置を用いて車両を固定
した状態を示す図である。 図面中、 24は車両、 25,26はチェーン、 28は油圧シリンダ(流体圧シリンダ)、 29は床面、 30は固定部材、 31はシリンダチューブ、 32はピストン、 33はピストンロッド、 34は圧縮ばね(付勢部材)、 37はオイルダンパ調整絞り弁、 38はパイプ(バイパス路)である。
Claims (1)
- 【請求項1】シャシダイナモメータに連結されるローラ
上に駆動輪が乗せられる車両の前部及び後部を該車両外
方の床面に固定される固定部材に前記車両と固定部材と
が互いに接近する方向に付勢する付勢部材を有する流体
圧シリンダを介して連結する一方、前記流体圧シリンダ
にはそのピストンによって区画される二室を連通するバ
イパス路を設けると共に該バイパス路に可変絞り弁を介
在させたことを特徴とする車両の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058488U JPH067355Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 車両の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6058488U JPH067355Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 車両の固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163843U JPH01163843U (ja) | 1989-11-15 |
| JPH067355Y2 true JPH067355Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31286291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6058488U Expired - Lifetime JPH067355Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 車両の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067355Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015081856A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | スズキ株式会社 | 車両の固定装置及び車両の固定方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4689485B2 (ja) * | 2006-02-07 | 2011-05-25 | 株式会社小野測器 | シャシーダイナモメータの車両固定装置 |
| JP4805190B2 (ja) * | 2007-03-02 | 2011-11-02 | 株式会社小野測器 | シャシーダイナモメータの車両固定装置 |
| JP6424798B2 (ja) * | 2015-11-06 | 2018-11-21 | トヨタ自動車株式会社 | 実車走行試験装置 |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP6058488U patent/JPH067355Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015081856A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | スズキ株式会社 | 車両の固定装置及び車両の固定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01163843U (ja) | 1989-11-15 |
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