JPH067368Y2 - 過負荷保護回路 - Google Patents

過負荷保護回路

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JPH067368Y2
JPH067368Y2 JP1984119164U JP11916484U JPH067368Y2 JP H067368 Y2 JPH067368 Y2 JP H067368Y2 JP 1984119164 U JP1984119164 U JP 1984119164U JP 11916484 U JP11916484 U JP 11916484U JP H067368 Y2 JPH067368 Y2 JP H067368Y2
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overload
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裕一 石川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は直流の定電圧電源の過負荷保護回路に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来のこの種の過負荷保護回路は第4図(a),(b),(c)
に示すような出力特性を電源に持たせることにより過負
荷時に電力の制御素子に生ずる過大電流や損失を防ぐ役
割をする。第4図(a)は垂下形であり、出力電流I0が
過負荷状態になると出力電圧V0はほぼ垂直に減少す
る。第4図(b)はいわゆるフの字形であり、過負荷状態
では出力電流I0も出力電圧V0と共に減少する。又第
4図(c)はフォールドバック形であり、出力電流I0は
出力電圧V0と共に不連続に急激に減少する。
第4図(a)の場合、出力電流I0を定電流にすることに
より保護作用を行うので垂下部分の電流値を高く設定す
ると保護が不充分になり易かった。第4図(b)のフの字
形は保護作用としてすぐれており多用されているが、定
電流性負荷においては、点線上に示すように、安定点が
過負荷保護域と定電圧域の2点に存在する。そのために
起動時に出力電圧が過負荷保護域の低い状態でとどま
り、目的の電圧で起動できない場合が生じる。第4図
(c)の場合は、2安定回路等を用いて保護回路が構成さ
れるので保護作用はきわめてすぐれている。しかし保護
回路が一度機能すると、過負荷の状態が解除されても負
荷を開放したり、リセットスイッチによらなければ復帰
しないし、又電源の起動時にも誤動作することがあっ
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的は過負荷時にすぐれた保護作用を行うと共
に、過負荷状態の解除後や起動時に特別の処置を必要と
しない過負荷保護回路の提供にある。
〔考案の構成と効果〕
本考案は出力電流を比例する電圧として検出する電流検
出部、その検出電圧と基準電圧が一致した時の出力によ
り電力制御部を制御して出力電圧を減少させる第1の比
較器を有する定電圧電源の過負荷保護回路において、前
記定電圧に対応する電圧の記憶部、出力電圧に対応する
電圧と該記憶部の電圧の差を検出する第2の比較手段を
備え、過負荷により該出力電圧に対応する電圧が記憶部
の電圧より所定値だけ小さくなった時に、記憶部から第
2の比較手段を介して基準電源に入力される信号により
前記基準電圧値を減少するようにしたことを特徴とし、
第3図に基本回路図を示してある。
第3図において、非安定な直流電源Sから電力制御部1
で制御して得られた一定の出力電圧V0が定常状態で負
荷RLに供給される。電流検出部2で出力電流I0が電
圧として検出され、基準電源4の基準電圧と比較器A1
で比較される。両方の電圧が一致した時の第1の比較器
A1の出力によって電力制御部1は出力電圧V0を減少
させる。記憶部3には定常状態における出力電圧V0に
対応する電圧が記憶される。第2の比較手段A2は記憶
部3の電圧と出力電圧V0に対応する電圧を比較する。
出力電圧V0が定常状態よりも所定値だけ減少すると記
憶部3から第2の比較手段A2を介して基準電源4に信
号が入力され、基準電源4は基準電圧を下げて急激に出
力電流と出力電圧を減少させる。
フォールドバック形と同様にすぐれた保護作用を行う
が、記憶部3や第2の比較手段A2は起動時や過負荷状
態の解除後は動作しないのでリセット等の特別の処置を
することなく定常状態に達することができる。
〔考案の実施例〕
以下本考案の過負荷保護回路の実施例を示す回路図であ
る第1図を参照しながら説明する。なお第3図と同一部
分は同じ符号を付与してある。
非安定な直流電源Sに電力制御部1、電流検出用抵抗R
1、負荷RLを直列接続して定電圧電源が構成されてい
る。電流検出用抵抗R1の電力制御部1側の一端の点P
1には基準電源E1の陽極が接続し、抵抗R2と抵抗R
3の直列回路が点P1と基準電源E1の陰極間に接続す
る。電流検出用抵抗R1の他端及び抵抗R2と抵抗R3
との接続点P2は第1の比較器A1の入力側に夫々接続
され、電流検出回路が構成される。第3の比較器A3の
入力側には負荷RLのホット側と基準電源E2が夫々接
続され出力電圧V0の検出回路が構成されている。
第1の比較器A1と第3の比較器A3の出力側はOR接
続してあり、電力制御部1に接続する。そして点P1と
接地間にはダイオードD1と記憶部となるコンデンサC
1の直列回路を接続し、ダイオードD1とコンデンサC
1との接続点P3と、抵抗R2と抵抗R3との接続点P
2間には第2の比較手段となるダイオードD2を接続し
てある。なお電力制御部1は電力トランジスタとパルス
幅変調器からなり、第1の比較器A1又は第3の比較器
A3の出力によりパルス幅制御される。
このように構成された本考案の定電圧電源の過負荷保護
回路の動作を次に説明する。
定常状態にある場合、出力電流I0が設定された電流値
に達して過負荷の状態に達するまでは比較器A3の出力
が比較器A1の出力に優先して定まった値の出力電圧V
0の負荷RLに供給するが、過負荷の状態に達すると比
較器A1の出力が優先する。基準電圧となる接続点P2
と接続点P1間の電圧をV2、電流検出用抵抗R1の両
端の電圧をV1とすると、比較器A1の入力電圧VIN
は(1)式で与えられる。
VIN=V1−V2……(1) 基準電源E1の電圧をE1とすると(2)式と(3)式が成立
する。
V1=R1 I0……(2) V2=R2 E1/(R2+R3)……(3) そして出力電流I0がVIN=0の成立する値に達する
と、比較器A1の出力が優先し出力電圧V0を減少させ
て保護動作を開始する。この出力電流I0の値I01は
(4)式で表わされるように一定であるから第2図の点線
で示すように垂下形になるはずである。
I01=R2 E1/R1(R2+R3)……(4) ところが定常状態ではコンデンサC1にダイオードD1
を通って出力電圧V0に対応する定電圧が充電されてい
る。
保護動作によって出力電圧V0が下がると接続点P2の
電位も低下する。この接続点P2の対地電位は出力電圧
V0に対応した電圧となる。そして接続点P3と接続点
P2間にダイオードD2の順方向電圧を生じる程度まで
出力電圧V0が保護動作により下がるとコンデンサC1
が放電し、ダイオードD2を通って電流I2が流れる。
この電流I2は抵抗R2を流れるが基準電源E1による
電流とは逆方向であるため、電圧V2の値を減少させる
ことになる。つまり第2の比較手段の役割をするダイオ
ードD2によって、記憶部の役割をするコンデンサC1
の定電圧に相当する充電電圧と出力電圧V0に対応する
接続点P2の対地電位が比較される。接続点P2の対地
電位の変化によって出力電圧V0が所定の電圧ΔVだけ
低下したことが検出されるとコンデンサC1が放電を開
始して、ダイオードD2を介して抵抗R2に電流信号を
供給し、基準電圧に相当する電圧V2を変化させる。こ
れにより(5)式によって表されるように出力電流は急
激に減少する。
第2図の出力特性では実線でこの様子を示してあるが、
出力電流I0の減少の度合はコンデンサC1、電流検出
用抵抗R1、抵抗R2、抵抗R3、負荷RLで決まる時
定数による。過負荷状態が解除された後は、比較器A3
の出力によって電力制御部1が制御されて定常状態に復
帰するので特別の処置を必要としない。
起動時にはコンデンサC1を充電するための小さな電流
が流れるので出力電圧V0の立上りをわずかに遅らす
が、不都合を生ずる程度ではない。無論ダイオードD2
の順方向電圧の存在により過負荷状態の時以外にコンデ
ンサC1が放電することはない。
以上述べたように本考案の定電圧電源の過負荷保護回路
は垂下形の保護動作を行う回路構成を基本としている
が、定電圧の状態を記憶する例えばコンデンサC1と、
出力電圧の変化を検出するダイオードD2を付加するこ
とにより保護動作開始後は出力電流I0も急激に減少さ
せることができ実質的にはフォールドバック形と同様の
保護動作を行うことができる。このような保護動作は高
い頻度で過負荷状態のパルス電流を生ずる負荷を定電圧
電源に接続する場合は特に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の定電圧電源の過負荷保護回路の実施例
を示す回路図、第2図は第1図の出力特性図、第3図は
本考案の過負荷保護回路の基本回路図、第4図(a),
(b),(c)は従来の過負荷保護回路の出力特性図である。 1:電力制御部、2:電流検出部、 3:記憶部、4:基準電源、 A1・A3:比較器、A2:比較手段、 E1・E2:基準電源 C1:コンデンサ、D2:ダイオード、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力電流を比例する電圧として検出する電
    流検出部、その検出電圧と基準電圧が一致した時の出力
    により電力制御部を制御して出力電圧を減少させる第1
    の比較器を有する定電圧電源の過負荷保護回路におい
    て、前記定電圧に対応する電圧の記憶部、出力電圧に対
    応する電圧と該記憶部の電圧の差を検出する第2の比較
    手段を備え、過負荷により該出力電圧に対応する電圧が
    該記憶部の電圧より所定値だけ小さくなった時に、該記
    憶部から該第2の比較手段を介して基準電源に入力され
    る信号により前記基準電圧値を減少するようにしたこと
    を特徴とする過負荷保護回路。
JP1984119164U 1984-07-31 1984-07-31 過負荷保護回路 Expired - Lifetime JPH067368Y2 (ja)

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JP1984119164U JPH067368Y2 (ja) 1984-07-31 1984-07-31 過負荷保護回路

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JP1984119164U JPH067368Y2 (ja) 1984-07-31 1984-07-31 過負荷保護回路

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Publication Number Publication Date
JPS6137517U JPS6137517U (ja) 1986-03-08
JPH067368Y2 true JPH067368Y2 (ja) 1994-02-23

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JP1984119164U Expired - Lifetime JPH067368Y2 (ja) 1984-07-31 1984-07-31 過負荷保護回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293451U (ja) * 1976-01-09 1977-07-12
JPS5645918U (ja) * 1979-09-18 1981-04-24

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JPS6137517U (ja) 1986-03-08

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