JPH0673858B2 - プラスチツクの乾燥制御方法 - Google Patents

プラスチツクの乾燥制御方法

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JPH0673858B2
JPH0673858B2 JP2106885A JP10688590A JPH0673858B2 JP H0673858 B2 JPH0673858 B2 JP H0673858B2 JP 2106885 A JP2106885 A JP 2106885A JP 10688590 A JP10688590 A JP 10688590A JP H0673858 B2 JPH0673858 B2 JP H0673858B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は射出成形、押出成形等で用いられるプラスチッ
クを迅速に高乾燥状態にするプラスチック乾燥装置にお
いて、プラスチックが所定の乾燥状態となったことを検
知し、乾燥装置を停止するプラスチックの乾燥制御方法
に関する。
[従来の技術] 従来のプラスチック乾燥機は、プラスチック乾燥槽内の
プラスチックを所定の時間、予備加熱乾燥することによ
り高乾燥状態にし、湿度計により湿度管理が行われてき
た。
[発明が解決しようとする問題点] 水分を含むプラスチックを射出成形、押出成形等により
成形すると加水分解を生じて物性が低下したり、成形中
の急激な乾燥により大きな伸縮を生じて不良品を作った
り、強度低下の原因となったりする。そのため、成形前
に予備加熱を行いプラスチックをあらかじめ高乾燥状態
にする必要がある。従来の湿度計による湿度管理は、人
為的な計測であり、主として高温、高乾燥状態のエアー
をプラスチック乾燥槽内に経験上安心できる時間吹き込
み続ける。
即ち、プラスチックは同一材料であっても材料の状態、
例えば、バージン材、粉砕材、保管状況等によって水分
量が大きく異なる。こうした材料を同一条件で乾燥する
となると当然最も水分量が多い場合を設定しなければな
れず、時間的にも、経済的にも無駄であった。また湿度
計のみによるプラスチックの水分量の測定は、温度条
件、エアーの流れ状況等不安定要素が多く単なる目安と
なるばかりで、大した改善にはならなかった。
[問題を解決するための手段] 本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、
プラスチック1を攪拌しながら均等に加熱乾燥するプラ
スチック乾燥装置において、プラスチック1を定量投入
するとともに、プラスチック1を均等に攪拌し、加熱乾
燥する攪拌槽2と、コンプレッサー3により送り出され
るエアーの圧力を調整する圧力調節器41、流量調節器43
より吐出されたエアーを高乾燥状態にするドライヤ42、
ドライヤ42より吐出する高乾燥状態のエアーの流量を一
定に保ち攪拌槽2に送る流量調節器43からなる乾燥エア
ー供給装置40と、攪拌槽2の上部に設けられ、攪拌槽2
内の圧力を一定に保つ排気口5と、排気口5の付近に設
けられ定量排気を行う排気路7と、排気路7上に設けら
れる温度センサー8および湿度センサー9と、温度セン
サー8および湿度センサー9それぞれのリードまたは、
出力端子を接続され、絶対湿度を演算するとともにプラ
スチック乾燥装置を制御するコントローラ50とより構成
したものである。
またコントローラ50は、温度センサー8および湿度セン
サー9それぞれのリード端子あるいは出力端子と接続
し、絶対湿度を演算する演算回路51と、任意に出力信号
レベルを設定できる湿度設定回路52と、湿度設定回路52
の出力信号と、演算回路51の出力信号を比較し、湿度設
定回路52の出力信号が、演算回路51の出力信号より大と
なった場合、あるいは小となった場合の一方を検知し、
作動する比較回路53と、比較回路53の作動信号を受けて
オンまたはオフする駆動回路55より構成されるものであ
る。
また一方、コントローラ50は、温度センサー8および湿
度センサー9それぞれのリード端子あるいは出力端子と
接続し、絶対湿度を演算する演算回路51と、任意に出力
信号レベルを設定できる湿度設定回路52と、湿度設定回
路52の出力信号と、演算回路51の出力信号を比較し、湿
度設定回路52の出力信号が演算回路51の出力信号より大
となった場合、あるいは小となった場合の一方を検知
し、作動する比較回路53と、比較回路53の作動信号を受
けて一定時間後に作動する時限設定回路54と、時限設定
回路54の作動信号を受けてオンまたはオフする駆動回路
55より構成されても良いものである。
[作用] 本発明、プラスチック乾燥制御方法において、攪拌槽2
は、吸湿されたプラスチック1を定量投入され加熱攪拌
する。加熱攪拌されたプラスチック1は、内部に含む水
分を共に加熱し、水分量に応じた蒸発が行われる。そこ
で、攪拌槽2内においてプラスチック1の間を高乾燥状
態のエアーを、定圧定流量をもって通過させることによ
り、エアーはプラスチック1の水分量に対応する水分を
含む、すなわち絶対湿度を有することになる。乾燥エア
ー供給装置40はコンプレッサー3によって圧縮されたエ
アーを乾燥し、攪拌槽2に対し定圧にして定流量をもっ
て送込む、また排気口5は、攪拌槽2内の圧力が安定す
るよう排気するもので、乾燥エアー供給装置40と共に作
用し、攪拌槽2内のエアーが安定した圧力と流れをもつ
ようになる。排気路7は、このように安定した圧力と流
れをもつエアーを有する攪拌槽2より排気ポンプ6を介
してエアーのほんの一部を一定流量をもって吸引する。
したがって排気路7を通過するエアーの絶対湿度は攪拌
槽2内で均一に攪拌されるプラスチック1の水分量に対
応したものとなる。そこで温度センサー8および湿度セ
ンサー9を排気路7上に設けることにより、エアーの温
度、相対湿度を計測される。コントローラ50は温度セン
サー8および湿度センサー9の計測値を入力され、絶対
湿度を演算し、所定の絶対湿度となったことを検出し
て、攪拌槽2内のプラスチック1の乾燥操作に停止し、
プラスチック1の射出成形、押出成形に備えるものであ
る。
[実施例] 次に本発明実施例につき図にもとづき説明を加える。
第1図は本発明プラスチックの乾燥制御方法にかかるプ
ラスチック乾燥装置の説明図である。
記号1はナイロン、PP,PET等の粒体形状をしたプラスチ
ックである。プラスチック1は攪拌槽2の計量された一
定量が投入される。攪拌槽2内のプラスチック1外気に
触れていたもので空中の水分等を吸収していると考えら
れるものである。そこで攪拌槽2に設けられたモーター
12により駆動される攪拌羽根13がプラスチック1を均等
に攪拌する。同時にプラスチック1は加熱乾燥されるわ
けであるが、攪拌槽2に設けられたマイクロ波発生装置
10により直接あるいはドライヤ42に設けられたヒーター
11により高乾燥のエアーを加熱し、間接的にプラスチッ
ク1を加熱される。第1図においては、マイクロ波発生
装置10とヒーター11の双方を示しているが、一方だけで
も良い。
コンプレッサー3は攪拌槽2にエアーを供給する装置で
乾燥エアー供給装置40にまずエアーを送り込み、それか
ら高乾燥状態にするとともに、定圧,定流量をもって供
給する。乾燥エアー供給装置40は、コンプレッサー3か
らのエアーの圧力を一定にする圧力調節器41、圧力調節
器41から供給されたエアーを高乾燥状態にするドライヤ
42、ドライヤ42を介して高乾燥状態のエアーを一定流量
をもって攪拌槽2に供給する流量調節器43より構成され
る。攪拌槽2の上部には排気口5が設けられており、攪
拌槽2内の圧力が安定するべく排気する。乾燥エアー供
給装置40より攪拌槽2を介し排気口5と流れる。ここで
攪拌槽2に対するエアーの供給、排出が安定されること
から、攪拌槽2内においても、エアーの圧力,流量は安
定する。そこで、攪拌槽2内で均一に攪拌,加熱される
プラスチック1から、水分量に応じた蒸発があることか
ら、排気口5より排出されるエアーの絶対湿度もまた、
プラスチック1の水分量に対応した価を示す。排気路7
は排気口5に隣接して設けられたもので、攪拌槽2内の
エアーを攪拌槽2内のエアーの流れに変動をきたさぬよ
う、例えばごく微量ずつ外気に放出しても、第1図に示
すように排気路7の末端に排気ポンプ6を設けて定流量
をもって排気することも良い。この排気路7より排出さ
れるエアーもまた排気口5より排出されるエアーと同等
とみなせるもので、このエアーの絶対湿度は攪拌槽2内
のプラスチック1の水分量に対応した価を示すものであ
る。排気路7の途中には温度センサー8および湿度セン
サー9が隣接してあるいは一体に設けられており、排気
路7を通過するエアーの温度および湿度を計測する。温
度センサー8および湿度センサー9での計測データはコ
ントローラ50に入力され絶対湿度を計測され、任意の絶
対湿度を計測して、マイクロ波発生器10、ヒーター11、
モーター12等乾燥に必要な装置の操作を停止する。
第2図は、本発明に用いられるセンサーの一実施例図
で、第2図aは湿度センサー9、第2図bは温度センサ
ー8を示す。
湿度センサー9は、サーミスタ・ビード21aをケース22a
内に収納して形成され、サーミスタ・ビード21aは白金
で構成されるリード線23aを介して一対の端子24aに接線
される。サーミスタ・ビード21aはポジスター等温度に
対応して抵抗値がリニアに変化する電子部品からなるも
のである。ケース22aには、ケース22aの内外共に同等の
湿度を有するべく通気孔25が設けられている。
温度センサー8は湿度センサー9とほぼ同等の構造を有
しているが、ケース22bに通気孔25を設けず、ケース22b
の内外の通気を遮断するとともに、ケース22bの内部に
は高乾燥状態のエアーあるいは不活性なガスを封入し、
常に一定の高乾燥状態のエアーの温度を計測刷るもので
ある。
湿度センサー9および温度センサー8は多種類市場に出
ているものであり、本発明に用いる湿度センサー9、温
度センサー8は電気的に計測するものであれば、このど
れを用いても良く、また結露センサーも原理的に同等で
ある。第3図は、本発明プラスチックの乾燥方法にかか
るコントローラの第1のブロック説明図である。
排気路7に設けられた温度センサー8および湿度センサ
ー9の端子24b,24aは、ブリッジ回路を形成する演算回
路51に接続され、絶対湿度に対応する信号が出力され
る。
記号52は湿度設定回路で、任意の湿度を設定し、演算回
路51の出力と共に比較回路53に入力する。比較回路53は
演算回路51の絶対湿度に対応する出力が湿度設定回路52
の設定湿度に対応する出力より大または小となったこと
を検知し出力信号を発生し、第1図に示されたマイクロ
波発生器10,ヒーター11,モーター12等を駆動する駆動回
路55に入力する。マイクロ波発生器10,ヒーター11,モー
ター12等プラスチック1を加熱攪拌する装置は絶対湿度
が設定湿度より低くなった場合に、駆動回路55の出力を
介して停止される。そのため演算回路51の出力が湿度設
定回路52の出力より大きい場合、あるいは逆に小さい場
合でも、後段の比較回路53、駆動回路55の作動条件によ
って、対処しうるもので結果のみを規定できるよう心掛
ければ足りるものである。なお、駆動回路55はPNPトラ
ンジスタあるいはNPNトランジスタ,サイリスタ,GTO等
使用する回路によって比較回路53の出力信号がパルス信
号とすることも良いものである。
第4図は、本発明プラスチックの乾燥方法にかかるコン
トローラの第2のブロック説明図である。第4図におい
て、時限設定回路54は比較回路53の出力信号を受けた
後、一定時間後に連続信号あるいはパルス信号を発生す
るものであり、時限設定回路54の作動により駆動回路55
がオン,オフされるもので、第3図において説明したと
同一記号のものは同一名称、同一作動をするものであ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、攪拌槽2に定量投入されたプラスチッ
ク1の吸水率を、プラスチック1を通過したエアーを排
気路7において絶対湿度を検出することにより、温度の
違いにかかわず安定して計測できる。したがって、プラ
スチック1の乾燥に安全を見込んだ必要以上の乾燥時間
が不要となり早く乾燥し、しかも安心して射出成形、押
出成形に使用することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明プラスチックの乾燥制御方法にかかるプ
ラスチック乾燥装置の説明図。第2図はセンサーの一実
施例図、第3図はコントローラの第1のブロック説明
図、第4図はコントローラの第2のブロック説明図であ
る。 1……プラスチック、2……攪拌槽 3……コンプレッサー、5……排気口 7……排気路、8……温度センサー 9……湿度センサー、10……マイクロ波発生器 11……ヒーター、12……モーター 40……乾燥エアー供給装置 41……圧力調節器、42……ドライヤ 43……流量調節器、50……コントローラ 51……演算回路、52……湿度設定回路 53……比較回路、54……時限設定回路 55……駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックを攪拌しながら均等に加熱乾
    燥するプラスチック乾燥装置において、プラスチックを
    定量投入するとともに、該プラスチックを均等に攪拌
    し、加熱乾燥する攪拌槽とコンプレッサーにより送り出
    されるエアーの圧力を調整する圧力調節器、該圧力調節
    器より吐出されたエアーを高乾燥状態にするドライヤ、
    該ドライヤより吐出する高乾燥状態のエアーの流量を一
    定に保ち、前記攪拌槽に送る流量調節器からなる乾燥エ
    アー供給装置と、前記した攪拌槽の上部に設けられ攪拌
    槽内の圧力を一定に保つ排気口と、該排気口の付辺に設
    けられ定量排気を行う排気路と、該排気路上に設けられ
    る温度センサーおよび湿度センサーと、該温度センサー
    および湿度センサーそれぞれのリードまたは、出力端子
    を接続され、絶対湿度を演算するとともにプラスチック
    乾燥装置を制御するコントローラとより構成され、排気
    路上のエアーの絶対湿度が所定の乾燥状態以下となった
    ことを検知し、プラスチック乾燥装置の乾燥操作を自動
    的に停止することを特徴とするプラスチックの乾燥制御
    方法。
  2. 【請求項2】第1項記載のプラスチックの乾燥制御方法
    において、コントローラが、温度センサーおよび湿度セ
    ンサーそれぞれのリード端子あるいは出力端子と接続し
    絶対湿度を演算する演算回路と、任意に出力信号レベル
    を設定できる湿度設定回路と、該湿度設定回路の出力信
    号と、前記した演算回路の出力信号を比較し、湿度設定
    回路の出力信号が演算回路の出力信号より大となった場
    合、あるいは小となった場合の一方を検知し、作動する
    比較回路と、該比較回路の作動信号を受けてオンまたは
    オフする駆動回路とより構成され、排気路上のエアーの
    絶対湿度が所定の乾燥状態以下となったことを検知し、
    プラスチック乾燥装置の乾燥操作を自動的に停止するこ
    とを特徴とするプラスチックの乾燥制御方法。
  3. 【請求項3】第1項記載のプラスチックの乾燥制御方法
    において、コントローラが、温度センサーおよび湿度セ
    ンサーのリード端子あるいは出力端子と接続し、絶対湿
    度を演算する演算回路と、任意に出力信号レベルを設定
    できる湿度設定回路と、該湿度設定回路の出力信号と、
    前記した演算回路の出力信号を比較し、湿度設定回路の
    出力信号が、演算回路の出力信号より大となった場合、
    あるいは小となった場合の一方を検知し、作動する比較
    回路と、該比較回路の作動信号を受けて一定時間後に作
    動する時限設定回路と、該時限設定回路の作動信号を受
    けてオンまたはオフする駆動回路とより構成され、排気
    路上のエアーの絶対湿度が所定の乾燥状態以下となった
    ことを検知し、プラスチック乾燥装置の乾燥操作を自動
    的に停止することを特徴とするプラスチックの乾燥制御
    方法。
JP2106885A 1990-01-11 1990-04-23 プラスチツクの乾燥制御方法 Expired - Lifetime JPH0673858B2 (ja)

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EP91100279A EP0437267B1 (en) 1990-01-11 1991-01-10 Plastic drying apparatus
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