JPH0673902B2 - ポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法 - Google Patents
ポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法Info
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- JPH0673902B2 JPH0673902B2 JP2133284A JP13328490A JPH0673902B2 JP H0673902 B2 JPH0673902 B2 JP H0673902B2 JP 2133284 A JP2133284 A JP 2133284A JP 13328490 A JP13328490 A JP 13328490A JP H0673902 B2 JPH0673902 B2 JP H0673902B2
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- Japan
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- tube
- polystyrene
- resin
- temperature
- foam sheet
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- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は樹脂発泡シートの製造方法に関し、特に表面性
状に優れたポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法に
関する。
状に優れたポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法に
関する。
《従来の技術》 従来より、押出発泡成形により樹脂発泡シートを製造す
ることが広く行われており、一般に、成形用ポリスチレ
ン系樹脂発泡シートは環状のダイオリフィスからチュー
ブ状に押出された後、上下に切断されることにより製造
される。このようなポリスチレン系樹脂発泡シート(以
後単に樹脂発泡シートと略す)の製造過程においては、
押出直後のチューブ状樹脂組成物が急激に体積膨張を起
こすが、この場合該チューブの円周方向に伸長により、
横断面形状が花弁状に屈曲して円形を保持し得なくな
り、多数の凹凸を生じる場合が多い。その結果、樹脂発
泡シート表面の引取方向に平行な縞模様が発生し、得ら
れたシートは表面性状に劣るものとなる。
ることが広く行われており、一般に、成形用ポリスチレ
ン系樹脂発泡シートは環状のダイオリフィスからチュー
ブ状に押出された後、上下に切断されることにより製造
される。このようなポリスチレン系樹脂発泡シート(以
後単に樹脂発泡シートと略す)の製造過程においては、
押出直後のチューブ状樹脂組成物が急激に体積膨張を起
こすが、この場合該チューブの円周方向に伸長により、
横断面形状が花弁状に屈曲して円形を保持し得なくな
り、多数の凹凸を生じる場合が多い。その結果、樹脂発
泡シート表面の引取方向に平行な縞模様が発生し、得ら
れたシートは表面性状に劣るものとなる。
そこで上記の問題点を解決する手段として、環状のダイ
オリフィスからチューブ状で押出し該チューブをブロー
アップさせる過程でチューブの外面をダイオリフィスの
すぐ後方に設置したリングに接触させシートの表面を均
す方法、或いは環状のダイオリフィスから押出されたチ
ューブの表面にエアーを吹付けて急冷し、シート表面の
発泡を抑制することによって表面の凹凸を低減させる方
法などが提案されている 《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、前記の技術によって得られた樹脂発泡シ
ートは、環状のダイオリフィスから押出された直後に樹
脂チューブに発生する凹凸を強制的に均すもの或いは低
減させるものであり、樹脂チューブに発生する凹凸を根
本的に解消させるものではなかた。従って、樹脂発泡シ
ートには必然的に縞模様が残存し、容器成形時の加熱工
程において該縞模様が凹凸となって顕在化し易いという
欠点があった。
オリフィスからチューブ状で押出し該チューブをブロー
アップさせる過程でチューブの外面をダイオリフィスの
すぐ後方に設置したリングに接触させシートの表面を均
す方法、或いは環状のダイオリフィスから押出されたチ
ューブの表面にエアーを吹付けて急冷し、シート表面の
発泡を抑制することによって表面の凹凸を低減させる方
法などが提案されている 《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、前記の技術によって得られた樹脂発泡シ
ートは、環状のダイオリフィスから押出された直後に樹
脂チューブに発生する凹凸を強制的に均すもの或いは低
減させるものであり、樹脂チューブに発生する凹凸を根
本的に解消させるものではなかた。従って、樹脂発泡シ
ートには必然的に縞模様が残存し、容器成形時の加熱工
程において該縞模様が凹凸となって顕在化し易いという
欠点があった。
そこで本発明者らは、縞模様のないポリスチレン系樹脂
発泡シートを製造すべく鋭意研究を重ねた結果、環状の
ダイオリフィスから押出された直後の樹脂チューブをブ
ローアップする際の温度制御が極めて重要であることを
見出し本発明に到達した。
発泡シートを製造すべく鋭意研究を重ねた結果、環状の
ダイオリフィスから押出された直後の樹脂チューブをブ
ローアップする際の温度制御が極めて重要であることを
見出し本発明に到達した。
従って本発明の第1の目的は、縞模様がなく表面性状に
優れたポリスチレン系樹脂発泡シートを提供することに
ある。
優れたポリスチレン系樹脂発泡シートを提供することに
ある。
本発明の第2の目的は、表面性状に優れたポリスチレン
系樹脂発泡シートを製造するための方法を提供すること
にある。
系樹脂発泡シートを製造するための方法を提供すること
にある。
《課題を解決するための手段》 本発明の上記の諸目的は、ポリスチレン系樹脂を発泡剤
と共に押出機内で熔融混練し環状のダイオリフィスより
大気中に吐出することによりポリスチレン系樹脂発泡シ
ートを得る製造方法において、押出機内で発泡剤と共に
熔融混練されたポリスチレン系樹脂組成物を該ポリスチ
レン系樹脂の加熱変形温度から加熱変形温度+30℃の範
囲にまで冷却した後環状のダイオリフィスよりチューブ
状で押出し次いでブローアップさせる過程において、押
出されたチューブを押出し時の樹脂温度より100℃を越
えない温度範囲に再加熱することを特徴とするポリスチ
レン系樹脂発泡シートの製造方法によって達成された。
と共に押出機内で熔融混練し環状のダイオリフィスより
大気中に吐出することによりポリスチレン系樹脂発泡シ
ートを得る製造方法において、押出機内で発泡剤と共に
熔融混練されたポリスチレン系樹脂組成物を該ポリスチ
レン系樹脂の加熱変形温度から加熱変形温度+30℃の範
囲にまで冷却した後環状のダイオリフィスよりチューブ
状で押出し次いでブローアップさせる過程において、押
出されたチューブを押出し時の樹脂温度より100℃を越
えない温度範囲に再加熱することを特徴とするポリスチ
レン系樹脂発泡シートの製造方法によって達成された。
以下に、本発明を順次詳細に説明する。
本発明においては、押出機内でポリスチレン系樹脂を発
泡剤と共に熔融混練し、これを環状のダイオリフィスか
ら大気中にチューブ状に押出す。
泡剤と共に熔融混練し、これを環状のダイオリフィスか
ら大気中にチューブ状に押出す。
次いで、押出された樹脂チューブをブローアップさせな
がら引取り、ダイの後方に設けた冷却ドラムに該チュー
ブの内面を接触させて冷却させた後切り開くことにより
発泡シートを得る。
がら引取り、ダイの後方に設けた冷却ドラムに該チュー
ブの内面を接触させて冷却させた後切り開くことにより
発泡シートを得る。
本発明においては、発泡剤を含むポリスチレン系樹脂組
成物をポリスチレン系樹脂と加熱変形温度から加熱変形
温度+30℃の範囲にまで押出機内で冷却し、次いで環状
のダイオリフィスからチューブ状に押出す。これによっ
て、押出された樹脂組成物の発泡には伴う急激な体積膨
張が抑制され、押出されたチューブの円周方向の伸長が
制御されるので、該チューブの横断面形状を円形に保持
することができる。次に、該チューブをブローアップさ
せるに際し、チューブの横断面形状をできるだけ円形に
保持しつつ発泡を促進させる。このために、押出時の樹
脂温度より100℃を越えない範囲で押出されたチューブ
を段階的に加熱する。
成物をポリスチレン系樹脂と加熱変形温度から加熱変形
温度+30℃の範囲にまで押出機内で冷却し、次いで環状
のダイオリフィスからチューブ状に押出す。これによっ
て、押出された樹脂組成物の発泡には伴う急激な体積膨
張が抑制され、押出されたチューブの円周方向の伸長が
制御されるので、該チューブの横断面形状を円形に保持
することができる。次に、該チューブをブローアップさ
せるに際し、チューブの横断面形状をできるだけ円形に
保持しつつ発泡を促進させる。このために、押出時の樹
脂温度より100℃を越えない範囲で押出されたチューブ
を段階的に加熱する。
本発明で使用されるスチレン系樹脂としては、例えば、
汎用ポリスチレン樹脂、耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ス
チレン−アクリロニトリル共重合体樹脂、スチレン−メ
チルメタアクリレート共重合体樹脂、スチレン−アクリ
ル酸共重合体樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合体
樹脂、及びそれらの樹脂のブレンド物などが挙げられ
る。
汎用ポリスチレン樹脂、耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ス
チレン−アクリロニトリル共重合体樹脂、スチレン−メ
チルメタアクリレート共重合体樹脂、スチレン−アクリ
ル酸共重合体樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合体
樹脂、及びそれらの樹脂のブレンド物などが挙げられ
る。
上記の如きポリスチレン系樹脂には、気泡の大きさを調
節する目的でタルク、炭酸カルシウム等の無機物を含有
せしめることができる。
節する目的でタルク、炭酸カルシウム等の無機物を含有
せしめることができる。
本発明に使用される発泡剤は、ポリスチレン樹脂の発泡
剤として一般に用いられている物理発泡剤又は化学発泡
剤の中から適宜選択して使用することができる。物理発
泡剤としては、例えば、プロパン、ブタン、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素化合物や、フレオン−
11、フレオン−12、フレオン−113、フレオン−114、メ
チルクロライド、メチレンクロライド等のハロゲン化炭
化水素化合物等を挙げることができる。
剤として一般に用いられている物理発泡剤又は化学発泡
剤の中から適宜選択して使用することができる。物理発
泡剤としては、例えば、プロパン、ブタン、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素化合物や、フレオン−
11、フレオン−12、フレオン−113、フレオン−114、メ
チルクロライド、メチレンクロライド等のハロゲン化炭
化水素化合物等を挙げることができる。
化学発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミド等
の有機系発泡剤や重炭酸塩、或いは重炭酸塩とクエン酸
などの有機酸との組合せなどを挙げることができる。
の有機系発泡剤や重炭酸塩、或いは重炭酸塩とクエン酸
などの有機酸との組合せなどを挙げることができる。
本発明においては、発泡剤を含むポリスチレン系樹脂組
成物を押出機内でポリスチレン系樹脂の加熱変形温度か
ら(加熱変形温度+30℃)の範囲にまで冷却するが、こ
れは、加熱変形温度未満に冷却すると環状のダイオリフ
ィスからポリスチレン系樹脂組成物が均一に吐出しない
こと、加熱変形温度+30℃を越えると環状のダイオリフ
ィスから吐出されたチューブ状ポリスチレン系樹脂組成
物が急激な体積膨張を起こし、該チューブの円周方向の
長さの増大によって横断面形状が花弁状に屈曲して円形
を保持し得なくなることのためである。
成物を押出機内でポリスチレン系樹脂の加熱変形温度か
ら(加熱変形温度+30℃)の範囲にまで冷却するが、こ
れは、加熱変形温度未満に冷却すると環状のダイオリフ
ィスからポリスチレン系樹脂組成物が均一に吐出しない
こと、加熱変形温度+30℃を越えると環状のダイオリフ
ィスから吐出されたチューブ状ポリスチレン系樹脂組成
物が急激な体積膨張を起こし、該チューブの円周方向の
長さの増大によって横断面形状が花弁状に屈曲して円形
を保持し得なくなることのためである。
本発明においては、環状のダイオリフィスから吐出した
チューブ状ポリスチレン系樹脂組成物をブローアップ過
程で押出し時のチューブの樹脂温度からチューブの(樹
脂温度+100℃)の範囲に再加熱するが、これは押出し
時のチューブの樹脂温度以下では該チューブが効果的に
体積膨張を起こし得ないことはもとより、押出し時のチ
ューブの樹脂温度より100℃以上高い温度となると該チ
ューブが急激に体積膨張を起こし、チューブの円周方向
の長さの増大によって横断面形状が花弁状に屈曲して円
形を保持し得なくなるためである。
チューブ状ポリスチレン系樹脂組成物をブローアップ過
程で押出し時のチューブの樹脂温度からチューブの(樹
脂温度+100℃)の範囲に再加熱するが、これは押出し
時のチューブの樹脂温度以下では該チューブが効果的に
体積膨張を起こし得ないことはもとより、押出し時のチ
ューブの樹脂温度より100℃以上高い温度となると該チ
ューブが急激に体積膨張を起こし、チューブの円周方向
の長さの増大によって横断面形状が花弁状に屈曲して円
形を保持し得なくなるためである。
以下、本発明の内容を図面に基づいて更に説明する。
第1図は本発明の方法を実施するために用いることので
きるダイオリフィス回りの1例である。
きるダイオリフィス回りの1例である。
本例は、チューブのブローアップ過程においてチューブ
を加熱するための加熱エアーの吹出し口(リング状)
を、チューブの内側、(3−1a、3−2a、3−3a:内エ
アーリングと称す。)とチューブの外側(3−1b、3−
2b、3−3b:外エアーリングと称す。)とに引取方向に
沿って段階的に設置し且つ内エアーリングと外エアーリ
ングの位置を引取方向で一致させたものである。
を加熱するための加熱エアーの吹出し口(リング状)
を、チューブの内側、(3−1a、3−2a、3−3a:内エ
アーリングと称す。)とチューブの外側(3−1b、3−
2b、3−3b:外エアーリングと称す。)とに引取方向に
沿って段階的に設置し且つ内エアーリングと外エアーリ
ングの位置を引取方向で一致させたものである。
発泡剤を含むポリスチレン系樹脂は図外の押出機によっ
て熔融混練され、ポリスチレン系樹脂の加熱変形温度か
ら加熱変形温度+30℃の範囲にまで冷却された後、ダイ
1の環状オリフィス2からチューブ状で大気中に押出さ
れる。押出されたチューブ5は押出機内においてポリス
チレン系樹脂の加熱変形温度から加熱変形温度+30℃の
範囲にまで冷却されているため発泡による急激な体積膨
張を起こさず、そのためチューブ5の横断面形状は円形
を保持している。この状態からチューブ5は冷却タンク
6に向かってブローアップを開始する。このチューブの
ブローアップ過程には前述のように内エアーリングと外
エアーリングとが設けてあり、更に内エアーリングと外
エアーリングから吹き出る加熱エアーがチューブの内面
と外面の円周方向に均一に当たるように調節されてい
る。チューブ5はこれらの加熱エアーの吹出し位置を通
過することにより押出時のチューブの樹脂温度からチュ
ーブの(樹脂温度+100℃)の範囲に再加熱されること
により発泡を開始すると共にそれが促進される。ここで
加熱エアーの温度は、チューブの引取方向に向かって内
エアーリング3−1a、外エアーリング3−1bよりは内エ
アーリング3−2a、外エアーリング3−2b更に内エアー
リング3−3a、外エアーリング3−3bと段階的に順次高
温度化されている。そのためチューブの発泡はチューブ
のブローアップ過程で段階的に調節され、チューブの発
泡による円周長の増大量がチューブ径の増加で吸収され
る状態となるため、環状のダイオリフィスから押出され
たチューブの横断面形状は冷却ドラム6に至るまでの全
過程において常に円形を保持し、この状態で冷却ドラム
6上で冷却エアーリング4から吹き出ている冷却エアー
等により、冷却固化される。
て熔融混練され、ポリスチレン系樹脂の加熱変形温度か
ら加熱変形温度+30℃の範囲にまで冷却された後、ダイ
1の環状オリフィス2からチューブ状で大気中に押出さ
れる。押出されたチューブ5は押出機内においてポリス
チレン系樹脂の加熱変形温度から加熱変形温度+30℃の
範囲にまで冷却されているため発泡による急激な体積膨
張を起こさず、そのためチューブ5の横断面形状は円形
を保持している。この状態からチューブ5は冷却タンク
6に向かってブローアップを開始する。このチューブの
ブローアップ過程には前述のように内エアーリングと外
エアーリングとが設けてあり、更に内エアーリングと外
エアーリングから吹き出る加熱エアーがチューブの内面
と外面の円周方向に均一に当たるように調節されてい
る。チューブ5はこれらの加熱エアーの吹出し位置を通
過することにより押出時のチューブの樹脂温度からチュ
ーブの(樹脂温度+100℃)の範囲に再加熱されること
により発泡を開始すると共にそれが促進される。ここで
加熱エアーの温度は、チューブの引取方向に向かって内
エアーリング3−1a、外エアーリング3−1bよりは内エ
アーリング3−2a、外エアーリング3−2b更に内エアー
リング3−3a、外エアーリング3−3bと段階的に順次高
温度化されている。そのためチューブの発泡はチューブ
のブローアップ過程で段階的に調節され、チューブの発
泡による円周長の増大量がチューブ径の増加で吸収され
る状態となるため、環状のダイオリフィスから押出され
たチューブの横断面形状は冷却ドラム6に至るまでの全
過程において常に円形を保持し、この状態で冷却ドラム
6上で冷却エアーリング4から吹き出ている冷却エアー
等により、冷却固化される。
以上詳述した如く、本発明の製造方法によって得られる
発泡シートは、樹脂チューブが押出されて引取られる迄
の全過程において常に円形を保持しているため引取方向
に平行な縞模様及びその痕跡が全く認められず、表面正
常に優れたものとなる。
発泡シートは、樹脂チューブが押出されて引取られる迄
の全過程において常に円形を保持しているため引取方向
に平行な縞模様及びその痕跡が全く認められず、表面正
常に優れたものとなる。
従って、本発明の製造方法によって得られた発泡シート
を熱成形加工によってトレーや弁当箱などの底面積の広
い容器に成形した場合でも縞模様の痕跡が認められず、
外観の非常に良好な成形品を得ることができる。更に、
カップラーメンの容器に成形した場合においても、通常
縞模様に起因してその上縁部に生ずるところの波打ちも
見られず、上蓋のヒートシール性に非常に優れた成形品
が得られる。
を熱成形加工によってトレーや弁当箱などの底面積の広
い容器に成形した場合でも縞模様の痕跡が認められず、
外観の非常に良好な成形品を得ることができる。更に、
カップラーメンの容器に成形した場合においても、通常
縞模様に起因してその上縁部に生ずるところの波打ちも
見られず、上蓋のヒートシール性に非常に優れた成形品
が得られる。
《発明の効果》 本発明の製造方法によれば、チューブの体積膨張による
円周長の増大をチューブをブローアップさせる過程で段
階的に調整できるため、チューブの円周長の増大量がチ
ューブをブローアップすることにより吸収される。即
ち、ダイオリフィスから押出されて冷却タンクに接触す
るまでのチューブのブローアップ過程においてはチュー
ブの横断面形状は常に円形となるため、従来、チューブ
の凹凸が原因となって生じた引取り方向に平行な縞模様
が発生しない。
円周長の増大をチューブをブローアップさせる過程で段
階的に調整できるため、チューブの円周長の増大量がチ
ューブをブローアップすることにより吸収される。即
ち、ダイオリフィスから押出されて冷却タンクに接触す
るまでのチューブのブローアップ過程においてはチュー
ブの横断面形状は常に円形となるため、従来、チューブ
の凹凸が原因となって生じた引取り方向に平行な縞模様
が発生しない。
《実施例》 以下本発明を実施例によって更に詳述するが、本発明は
これによって限定されるものではない。
これによって限定されるものではない。
実施例1. 第1図に示した設備を使用し、ポリスチレン樹脂(JISK
−6871による加熱変形温度86℃)100重量部とタルク0.5
重量部とを混合した後200℃に加熱させた40mmΦの押出
機に投入し、熔融混練させた。次いで該押出機の途中に
設けた注入口からブタンを5重量部圧入混合させた後オ
イル循環式の冷却機構が備わっている押出機中に通しポ
リスチレン樹脂組成物を冷却し、押出機の先端に取付け
られた150mmΦの環状のオリフィス2から押出された直
後のチューブ5の表面温度(日本電子製サーモグラフィ
装置 JTG−3210型サーモビュアで測定:物体から放射
されている赤外線をとらえ、表面の温度分布を定量的に
測定する装置)が100℃になるようにした。
−6871による加熱変形温度86℃)100重量部とタルク0.5
重量部とを混合した後200℃に加熱させた40mmΦの押出
機に投入し、熔融混練させた。次いで該押出機の途中に
設けた注入口からブタンを5重量部圧入混合させた後オ
イル循環式の冷却機構が備わっている押出機中に通しポ
リスチレン樹脂組成物を冷却し、押出機の先端に取付け
られた150mmΦの環状のオリフィス2から押出された直
後のチューブ5の表面温度(日本電子製サーモグラフィ
装置 JTG−3210型サーモビュアで測定:物体から放射
されている赤外線をとらえ、表面の温度分布を定量的に
測定する装置)が100℃になるようにした。
次いで、チューブをブローアップさせる過程に設けたエ
アーリング3−1a,3−1bから130℃、3−2a,3−2bから1
40℃、更に3−3a,3−3bから150℃の加熱されたエアー
が吹き出ているエアーリング間にチューブ5を通して加
熱発泡させつつブローアップさせた。
アーリング3−1a,3−1bから130℃、3−2a,3−2bから1
40℃、更に3−3a,3−3bから150℃の加熱されたエアー
が吹き出ているエアーリング間にチューブ5を通して加
熱発泡させつつブローアップさせた。
その後20℃に保った直径400mmの冷却ドラム6と該冷却
ドラム6の先端に設けられ20℃のエアーが吹き出ている
冷却エアーリング4との間に、冷却ドラム6に接触させ
ながらチューブ5を3m/分の速度で引取って冷却固化さ
せ、次いで切り開いた。この様にして得られるた坪量20
0g/m2の発泡シートは幅が630mm、厚さが2mmであり、表
面が一様で凹凸も縞模様も全く認められない良好なもの
であった。
ドラム6の先端に設けられ20℃のエアーが吹き出ている
冷却エアーリング4との間に、冷却ドラム6に接触させ
ながらチューブ5を3m/分の速度で引取って冷却固化さ
せ、次いで切り開いた。この様にして得られるた坪量20
0g/m2の発泡シートは幅が630mm、厚さが2mmであり、表
面が一様で凹凸も縞模様も全く認められない良好なもの
であった。
この発泡シートは、トレーに熱成形した場合においても
縞模様が認られず外観上優れたものであり、更にカップ
ラーメンの容器に熱成形加工した場合においても、縞模
様に起因する上縁部の波打ちが全く認められず上蓋のヒ
ートシール性に非常に優れたものであった。
縞模様が認られず外観上優れたものであり、更にカップ
ラーメンの容器に熱成形加工した場合においても、縞模
様に起因する上縁部の波打ちが全く認められず上蓋のヒ
ートシール性に非常に優れたものであった。
第1図は本発明の実施例を説明するための断面概略図で
ある。 1……ダイ、 2……環状オリフィス、 3−1a、3−2a、3−3a……内エアーリング、 3−1b、3−2b、3−3b……外エアーリング、 4……冷却エアーリング 5……チューブ 6……冷却ドラム 7……エアー排気管 8……空洞
ある。 1……ダイ、 2……環状オリフィス、 3−1a、3−2a、3−3a……内エアーリング、 3−1b、3−2b、3−3b……外エアーリング、 4……冷却エアーリング 5……チューブ 6……冷却ドラム 7……エアー排気管 8……空洞
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−118829(JP,A) 特開 昭63−37916(JP,A) 特許庁編「周知・慣用技術集(発泡成 形)」(昭和57年8月3日)P.133,144
Claims (3)
- 【請求項1】ポリスチレン系樹脂を発泡剤と共に押出機
内で熔融混練し環状のダイオリフィスより大気中に吐出
することによりポリスチレン系樹脂発泡シートを得る製
造方法において、押出機内で発泡剤と共に熔融混練され
たポリスチレン系樹脂組成物を該ポリスチレン系樹脂の
加熱変形温度から加熱変形温度+30℃の範囲にまで冷却
した後環状のダイオリフィスよりチューブ状で押出し次
いでブローアップさせる過程において、押出されたチュ
ーブを押出し時の樹脂温度より100℃を越えない温度範
囲に再加熱することを特徴とするポリスチレン系樹脂発
泡シートの製造方法。 - 【請求項2】押出されたチューブの加熱が、環状のダイ
オリフィスから引取方向に向かって順次段階的に高くな
る如く行われることを特徴とする請求項1に記載の製造
方法。 - 【請求項3】押出されたチューブをブローアップさせた
後冷却することを特徴とする請求項1又は2に記載の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2133284A JPH0673902B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | ポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2133284A JPH0673902B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | ポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0427519A JPH0427519A (ja) | 1992-01-30 |
| JPH0673902B2 true JPH0673902B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=15101049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2133284A Expired - Fee Related JPH0673902B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | ポリスチレン系樹脂発泡シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673902B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5889069A (en) * | 1997-07-15 | 1999-03-30 | The Dow Chemical Company | High temperature syndiotactic styrene polymer foam |
| JP2009149050A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-07-09 | Mitsubishi Plastics Inc | ポリスチレン系樹脂製発泡二軸延伸シートの製造方法及びシート並びに該シート製の成形品 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638892A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | 富士電機株式会社 | 紙葉類識別装置 |
| JPH0725123B2 (ja) * | 1986-08-04 | 1995-03-22 | ダウ化工株式会社 | スチレン系樹脂発泡体の製造方法 |
| JPH0628889B2 (ja) * | 1986-11-11 | 1994-04-20 | 積水化成品工業株式会社 | スチレン系樹脂発泡シ−トの製造方法 |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP2133284A patent/JPH0673902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 特許庁編「周知・慣用技術集(発泡成形)」(昭和57年8月3日)P.133,144 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0427519A (ja) | 1992-01-30 |
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