JPH0674076B2 - 船外推進機の油圧式チルト装置 - Google Patents
船外推進機の油圧式チルト装置Info
- Publication number
- JPH0674076B2 JPH0674076B2 JP60210049A JP21004985A JPH0674076B2 JP H0674076 B2 JPH0674076 B2 JP H0674076B2 JP 60210049 A JP60210049 A JP 60210049A JP 21004985 A JP21004985 A JP 21004985A JP H0674076 B2 JPH0674076 B2 JP H0674076B2
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- tilt
- water
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モーターボートや小型漁船等の船尾に設けた
船外機、あるいは船内機の舷外推進機構などの船外推進
機を、水中と水上との間で傾動させる船外推進機の油圧
式傾動装置に関するもので、特に、船外推進機がチルト
シリンダ機構により水中へ降ろされた位置と、水上へ引
上げられた位置との間で傾動可能とされ、かつトリムシ
リンダ機構により、水中へ降ろした船外推進機の船体に
対する傾き角を調節可能とし、両シリンダ機構を共通の
油圧ポンプに接続し連動して伸長するように構成すると
共に、船外推進機を水中から引上げ、水上に係止させる
操作が行われたときにこれを検出して前記油圧ポンプを
自動的に逆転させ、トリムシリンダ機構を短縮させる装
置に関する。
船外機、あるいは船内機の舷外推進機構などの船外推進
機を、水中と水上との間で傾動させる船外推進機の油圧
式傾動装置に関するもので、特に、船外推進機がチルト
シリンダ機構により水中へ降ろされた位置と、水上へ引
上げられた位置との間で傾動可能とされ、かつトリムシ
リンダ機構により、水中へ降ろした船外推進機の船体に
対する傾き角を調節可能とし、両シリンダ機構を共通の
油圧ポンプに接続し連動して伸長するように構成すると
共に、船外推進機を水中から引上げ、水上に係止させる
操作が行われたときにこれを検出して前記油圧ポンプを
自動的に逆転させ、トリムシリンダ機構を短縮させる装
置に関する。
従来の船外推進機の油圧式チルト装置としては、例えば
特開昭60-104492号公報に開示されたように、船外推進
機と船舶との間にチルトシリンダ機構とトリムシリンダ
機構とを設け、それらを共通の油圧ポンプに連結して両
シリンダが連動して伸長されるように構成したものがあ
る。
特開昭60-104492号公報に開示されたように、船外推進
機と船舶との間にチルトシリンダ機構とトリムシリンダ
機構とを設け、それらを共通の油圧ポンプに連結して両
シリンダが連動して伸長されるように構成したものがあ
る。
この公報に開示されたチルト装置は、船外推進機を水中
から水上へ引上げるべくチルトシリンダ機構へ給油する
とき、トリムシリンダ機構のトリムロッドが油圧ポンプ
からの圧油を受けて水中へ突出状態となる。このトリム
ロッドを退去させないで放置するとこれに水中生物が付
着するので、同装置にはトリムシリンダ機構内へトリム
ロッドを退去させる手段が設けられていた。
から水上へ引上げるべくチルトシリンダ機構へ給油する
とき、トリムシリンダ機構のトリムロッドが油圧ポンプ
からの圧油を受けて水中へ突出状態となる。このトリム
ロッドを退去させないで放置するとこれに水中生物が付
着するので、同装置にはトリムシリンダ機構内へトリム
ロッドを退去させる手段が設けられていた。
しかるに、トリムロッドを退去させるに当たり上述した
ように付帯的な操作を行うのでは、船外推進機を水上へ
引上げる作業に長時間を要する上、使用者が操作忘れを
すことがあった。
ように付帯的な操作を行うのでは、船外推進機を水上へ
引上げる作業に長時間を要する上、使用者が操作忘れを
すことがあった。
本発明はこのような不具合を解消するためになされたも
ので、船外推進機が水上へ引上げられそこに係止されれ
ば、引き続き自動的にトリムロッドが退去するように構
成された構造が簡単な装置を得ることを目的とする。
ので、船外推進機が水上へ引上げられそこに係止されれ
ば、引き続き自動的にトリムロッドが退去するように構
成された構造が簡単な装置を得ることを目的とする。
本発明に係る船外推進機の油圧式チルト装置は、船尾に
設けた船外推進機を、水中へ降ろした位置と水上へ引上
げた位置とに傾動させるチルトシリンダ機構と、前記船
外推進機を水中へ降ろした状態で船体に対する傾き角度
を調節するトリムシリンダ機構とを備え、両シリンダ機
構を共通の油圧ポンプへ連結し、連動して伸長可能に構
成する一方、前記チルトシリンダ機構が縮むのを阻止す
ることにより船外推進機を水上へ引上げた位置に保持す
る係止手段と、この係止手段が船外推進機を引上げ位置
に保持したことを検出する検出器の検出信号に従って油
圧ポンプを予め定めた時間だけ逆転させてトリムシリン
ダ機構のみを短縮可能とする制御回路とを設けたもので
ある。
設けた船外推進機を、水中へ降ろした位置と水上へ引上
げた位置とに傾動させるチルトシリンダ機構と、前記船
外推進機を水中へ降ろした状態で船体に対する傾き角度
を調節するトリムシリンダ機構とを備え、両シリンダ機
構を共通の油圧ポンプへ連結し、連動して伸長可能に構
成する一方、前記チルトシリンダ機構が縮むのを阻止す
ることにより船外推進機を水上へ引上げた位置に保持す
る係止手段と、この係止手段が船外推進機を引上げ位置
に保持したことを検出する検出器の検出信号に従って油
圧ポンプを予め定めた時間だけ逆転させてトリムシリン
ダ機構のみを短縮可能とする制御回路とを設けたもので
ある。
チルトシリンダ機構に圧油を供給して船外推進機を水上
へ引上げた後、係止手段を作動させその位置へ係止すれ
ば、係止手段の作動に応動して油圧ポンプが設定時間だ
け逆方向に運転され、トリムシリンダ機構が短縮されて
トリムロッドが退去される。
へ引上げた後、係止手段を作動させその位置へ係止すれ
ば、係止手段の作動に応動して油圧ポンプが設定時間だ
け逆方向に運転され、トリムシリンダ機構が短縮されて
トリムロッドが退去される。
以下、本発明の実施例を図1および図2によって詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係る船外推進機の油圧式チルト装置の
構成図、第2図は制御回路の構成図である。
構成図、第2図は制御回路の構成図である。
これらの図において1は船尾であり、そこには船外機あ
るいは船内機の舷外推進機構等の船外推進機を取付ける
ための船尾側部材2が設けられ、ピン3によって船外推
進機4たる船外機が水中と水上との間を傾動可能に軸支
されている。4aは船外推進機4の後部下端に設けられた
プロペラである。船尾側部材2と船外推進機4との間に
はチルトシリンダ機構5とトリムシリンダ機構6とが伸
縮自在に介装してある。
るいは船内機の舷外推進機構等の船外推進機を取付ける
ための船尾側部材2が設けられ、ピン3によって船外推
進機4たる船外機が水中と水上との間を傾動可能に軸支
されている。4aは船外推進機4の後部下端に設けられた
プロペラである。船尾側部材2と船外推進機4との間に
はチルトシリンダ機構5とトリムシリンダ機構6とが伸
縮自在に介装してある。
チルトシリンダ機構5は船外推進機4側に枢支された油
圧シリンダ5a、それれに嵌合されたチルトピストン5b、
およびチルトピストン5bと船尾側部材2とを連結するチ
ルトロッド5cとからなり、チルトピストン5bの一側に第
1油室5dと他端に第2油室5eとを有し、チルトシリンダ
機構5が伸長しあるいは短縮すると、船外推進機4は水
上へ引上げられあるいは水中へ降ろされる。
圧シリンダ5a、それれに嵌合されたチルトピストン5b、
およびチルトピストン5bと船尾側部材2とを連結するチ
ルトロッド5cとからなり、チルトピストン5bの一側に第
1油室5dと他端に第2油室5eとを有し、チルトシリンダ
機構5が伸長しあるいは短縮すると、船外推進機4は水
上へ引上げられあるいは水中へ降ろされる。
他方、トリムシリンダ機構6は船尾側部材2に取付けら
れた作動シリンダ6aとそれに嵌合されたトリムピストン
6bとを有し、トリムピストン6bにはトリムロッド6cが設
けられ、作動シリンダ6aの端板を貫いて後方へ突出し、
比較的突出した位置と退去した位置との二位置間を進退
する。6dはトリムピストン6bの一側に形成される第1油
室、6eは他側に形成される第2油室である。なお、この
実施例においては、図上明らかではないが作動シリンダ
6aは紙面方向に2個が並設されている。斯くて、第2油
室6eへ少しずつ作動油を送って、トリムロッド6cを所望
の位置まで突出させ、船外推進機4を時計方向へ傾動さ
せて船体に対する傾き角度を調節する。
れた作動シリンダ6aとそれに嵌合されたトリムピストン
6bとを有し、トリムピストン6bにはトリムロッド6cが設
けられ、作動シリンダ6aの端板を貫いて後方へ突出し、
比較的突出した位置と退去した位置との二位置間を進退
する。6dはトリムピストン6bの一側に形成される第1油
室、6eは他側に形成される第2油室である。なお、この
実施例においては、図上明らかではないが作動シリンダ
6aは紙面方向に2個が並設されている。斯くて、第2油
室6eへ少しずつ作動油を送って、トリムロッド6cを所望
の位置まで突出させ、船外推進機4を時計方向へ傾動さ
せて船体に対する傾き角度を調節する。
7は油圧ポンプであり、具体的にはポンプの回転ポート
により一側が吸入口となり、他側が吐出口となる第1ポ
ート7aと第2ポート7bとの2対のポートを持つギヤポン
プである。すなわち、この油圧ポンプ7は、正転時と逆
転時とでは作動油の吸込・吐出方向が逆になる。
により一側が吸入口となり、他側が吐出口となる第1ポ
ート7aと第2ポート7bとの2対のポートを持つギヤポン
プである。すなわち、この油圧ポンプ7は、正転時と逆
転時とでは作動油の吸込・吐出方向が逆になる。
8は油圧ポンプ7と両シリンダ機構5、6との間に介装
された切換え弁であり、シリンダ8a内にフリーピストン
8bを摺動自在に備え、フリーピストン8bの一側に形成さ
れる上室8cと他側に形成される下室8dとを有する。上室
8cと下室8dにはシリンダ8aの端部にリリーフ弁8e、8eを
備え、リリーフ弁8e、8eはフリーピストン8bが一側へ偏
位したとき、その両端に突設された突出ピン8f、8fによ
り、着座を阻止されて開弁状態を保つ。
された切換え弁であり、シリンダ8a内にフリーピストン
8bを摺動自在に備え、フリーピストン8bの一側に形成さ
れる上室8cと他側に形成される下室8dとを有する。上室
8cと下室8dにはシリンダ8aの端部にリリーフ弁8e、8eを
備え、リリーフ弁8e、8eはフリーピストン8bが一側へ偏
位したとき、その両端に突設された突出ピン8f、8fによ
り、着座を阻止されて開弁状態を保つ。
次に、前記油圧ポンプ7から切換え弁8を介して油圧シ
リンダ5a、作動シリンダ6aに至る油圧回路について説明
する。先ず、油圧ポンプ7の第1ポート7aは逆止弁7cを
介して油タンク9と切換え弁8の上室8cとに接続され、
第2ポート7bは逆止弁7dを介して油タンク9と切換え弁
8の下室8dに接続されている。逆止弁7c、7dは油タンク
9への油流を阻止するもので、斯くて油圧ポンプ7が正
転するとき、油タンク9内の作動油は逆止弁7dを経て第
2ポート7bから吸入され、第1ポート7aから切換え弁8
の上室8cへ圧油として供給される。また、油圧ポンプ7
が逆転するときは、油タンク9内の作動油は逆止弁7cを
経て第1ポート7aから吸入され、第2ポート7bから切換
え弁8の下室8dへ圧油として供給される。
リンダ5a、作動シリンダ6aに至る油圧回路について説明
する。先ず、油圧ポンプ7の第1ポート7aは逆止弁7cを
介して油タンク9と切換え弁8の上室8cとに接続され、
第2ポート7bは逆止弁7dを介して油タンク9と切換え弁
8の下室8dに接続されている。逆止弁7c、7dは油タンク
9への油流を阻止するもので、斯くて油圧ポンプ7が正
転するとき、油タンク9内の作動油は逆止弁7dを経て第
2ポート7bから吸入され、第1ポート7aから切換え弁8
の上室8cへ圧油として供給される。また、油圧ポンプ7
が逆転するときは、油タンク9内の作動油は逆止弁7cを
経て第1ポート7aから吸入され、第2ポート7bから切換
え弁8の下室8dへ圧油として供給される。
切換え弁8の上室8cはリリーフ弁8eに連なる第1油路9a
を介して油圧シリンダ5aの第1油室5dと作動シリンダ6a
の第2油室6eとに通じ、下室8dはリリーフ弁8eに連なる
第2油路9bを介して油圧シリンダ5aの第2油室5eへ通じ
ている。この第2油路9bには、本発明に係る係止手段と
しての開閉弁9dが第1図中に破線で示すように介装され
ている。
を介して油圧シリンダ5aの第1油室5dと作動シリンダ6a
の第2油室6eとに通じ、下室8dはリリーフ弁8eに連なる
第2油路9bを介して油圧シリンダ5aの第2油室5eへ通じ
ている。この第2油路9bには、本発明に係る係止手段と
しての開閉弁9dが第1図中に破線で示すように介装され
ている。
また、前記作動シリンダ6aの第1油室6dは、第3油路9e
を介して油圧ポンプ7の前記第2ポート7bに連通されて
いる。この第3油路9e中には、圧油を作動シリンダ6a側
へのみに流す逆止弁6hと、この逆止弁6hとは流れ向きが
逆に構成されたリリーフ弁6fとが並列に介装されてい
る。さらに、第3油路9eにおける前記逆止弁6h、リリー
フ弁6fより油圧ポンプ7側となる部分は、この部分から
圧油が導出される方向へのみ作動油を流すリリーフ弁6i
を介して油タンク9側の油路に連通されている。
を介して油圧ポンプ7の前記第2ポート7bに連通されて
いる。この第3油路9e中には、圧油を作動シリンダ6a側
へのみに流す逆止弁6hと、この逆止弁6hとは流れ向きが
逆に構成されたリリーフ弁6fとが並列に介装されてい
る。さらに、第3油路9eにおける前記逆止弁6h、リリー
フ弁6fより油圧ポンプ7側となる部分は、この部分から
圧油が導出される方向へのみ作動油を流すリリーフ弁6i
を介して油タンク9側の油路に連通されている。
第2図は油圧ポンプ7を駆動する直流電動機15の制御回
路を示すもので、直流電動機15は油圧ポンプ7を正逆両
方向へ選択的に駆動する。16は電源たる蓄電池であり、
正転回路17と逆転回路18とを経て直流電動機15に接続さ
れている。正転回路17には手動の正転スイッチ19が設け
られ、逆転回路18には押しボタン式の逆転スイッチ20
と、前記開閉弁9dが閉状態になったときにこれに応動し
て前記逆転スイッチ20を所定時間閉成するタイマスイッ
チ21とが並設されている。係止手段としての開閉弁9dは
船外推進機4を水上に引上げた位置で一旦係止するもの
である。同図中符号28は前記開閉弁9dの動作を検出する
検出スイッチである。すなわち、開閉弁9dが閉操作され
ると、この検出スイッチ28がそれを検出し、タイマスイ
ッチ21がONになるように構成されている。
路を示すもので、直流電動機15は油圧ポンプ7を正逆両
方向へ選択的に駆動する。16は電源たる蓄電池であり、
正転回路17と逆転回路18とを経て直流電動機15に接続さ
れている。正転回路17には手動の正転スイッチ19が設け
られ、逆転回路18には押しボタン式の逆転スイッチ20
と、前記開閉弁9dが閉状態になったときにこれに応動し
て前記逆転スイッチ20を所定時間閉成するタイマスイッ
チ21とが並設されている。係止手段としての開閉弁9dは
船外推進機4を水上に引上げた位置で一旦係止するもの
である。同図中符号28は前記開閉弁9dの動作を検出する
検出スイッチである。すなわち、開閉弁9dが閉操作され
ると、この検出スイッチ28がそれを検出し、タイマスイ
ッチ21がONになるように構成されている。
この実施例の作動を説明する。船舶の航行時には、船外
推進機4は水中へ降ろしてあり、船外推進機4の進行方
向前側はトリムロッド6cに当接している。よって、プロ
ペラ4aが正転すると、その推力はトリムロッド6cを介し
て船体を前側へ押し進める。船舶の航行中、プロペラ4a
の傾き角度を調節するために例えば船外推進機4をその
下部が後側に移動するように傾動させるには、油圧ポン
プ7を正転させて第1ポート7aから第1油路9aを通じて
作動シリンダ6aの第2油室6eへ圧油を供給し、第1油室
6d内の作動油を第3油路9eのリリーフ弁6fを介して吸入
中の第2ポート7bへ還流させ、トリムロッド6cを外部に
突出させることによって行う。また、上記とは逆方向へ
船外推進機4を傾動させるには、油圧ポンプ7を逆転さ
せて第2ポート7bから第3油路9eの逆止弁6hを介して第
1油室6dへ作動油を供給し、他側の第2油室6e内の作動
油を第1油路9aに設けたリリーフ弁9cを介して油タンク
9内へ還流させ、トリムロッド6cを退去させることによ
って行う。
推進機4は水中へ降ろしてあり、船外推進機4の進行方
向前側はトリムロッド6cに当接している。よって、プロ
ペラ4aが正転すると、その推力はトリムロッド6cを介し
て船体を前側へ押し進める。船舶の航行中、プロペラ4a
の傾き角度を調節するために例えば船外推進機4をその
下部が後側に移動するように傾動させるには、油圧ポン
プ7を正転させて第1ポート7aから第1油路9aを通じて
作動シリンダ6aの第2油室6eへ圧油を供給し、第1油室
6d内の作動油を第3油路9eのリリーフ弁6fを介して吸入
中の第2ポート7bへ還流させ、トリムロッド6cを外部に
突出させることによって行う。また、上記とは逆方向へ
船外推進機4を傾動させるには、油圧ポンプ7を逆転さ
せて第2ポート7bから第3油路9eの逆止弁6hを介して第
1油室6dへ作動油を供給し、他側の第2油室6e内の作動
油を第1油路9aに設けたリリーフ弁9cを介して油タンク
9内へ還流させ、トリムロッド6cを退去させることによ
って行う。
航行を終えるとき、船外推進機4は水上に引上げる。す
なわち、油圧ポンプ7を正転させて第1ポート7aから第
1油路9aを通じて油圧シリンダ5aの第1油室5dへ圧油を
供給すると、チルトロッド5cが作動シリンダ5aから外方
へ伸長し、船外推進機4はピン3を軸として図1に示す
ように時計方向へ傾動して水上へ引上げられる。その
後、係止手段たる開閉弁9dを閉じれば、以後、油圧ポン
プ7が停止しても、第2油室5eには圧油が保持され、船
外推進機4はそのまま水上に係止される。なお、このよ
うに船外推進機4を水上に引上げるときには、トリムシ
リンダ機構6の作動シリンダ6aへも第1油路9aから作動
油が供給されてトリムロッド6cが突出することになる。
なわち、油圧ポンプ7を正転させて第1ポート7aから第
1油路9aを通じて油圧シリンダ5aの第1油室5dへ圧油を
供給すると、チルトロッド5cが作動シリンダ5aから外方
へ伸長し、船外推進機4はピン3を軸として図1に示す
ように時計方向へ傾動して水上へ引上げられる。その
後、係止手段たる開閉弁9dを閉じれば、以後、油圧ポン
プ7が停止しても、第2油室5eには圧油が保持され、船
外推進機4はそのまま水上に係止される。なお、このよ
うに船外推進機4を水上に引上げるときには、トリムシ
リンダ機構6の作動シリンダ6aへも第1油路9aから作動
油が供給されてトリムロッド6cが突出することになる。
上述したように開閉弁9dを閉操作すると、第2図に符号
28で示す検出スイッチ28がタイマスイッチ21をONさせ、
このタイマスイッチ21によって逆転スイッチ20が所定時
間だけONされる。このときには、油圧ポンプ7が逆転さ
れて第2ポート7bから第3油路9eを介して作動シリンダ
6aの第1油室6dに作動油が供給されてトリムロッド6cが
退去されるようになる。また、このときには切換え弁8
のフリーピストン8bが第1図において上側へ移動して第
2油路9bへ切換え弁8から油圧が加えられるが、開閉弁
9dが閉状態であるためにチルトシリンダ機構5の油圧シ
リンダ5aへは油圧が伝わらず、船外推進機4は引上げ位
置に保持される。
28で示す検出スイッチ28がタイマスイッチ21をONさせ、
このタイマスイッチ21によって逆転スイッチ20が所定時
間だけONされる。このときには、油圧ポンプ7が逆転さ
れて第2ポート7bから第3油路9eを介して作動シリンダ
6aの第1油室6dに作動油が供給されてトリムロッド6cが
退去されるようになる。また、このときには切換え弁8
のフリーピストン8bが第1図において上側へ移動して第
2油路9bへ切換え弁8から油圧が加えられるが、開閉弁
9dが閉状態であるためにチルトシリンダ機構5の油圧シ
リンダ5aへは油圧が伝わらず、船外推進機4は引上げ位
置に保持される。
したがって、船外推進機4を水上へ引上げた後、開閉弁
9dを閉操作して船外推進機4を引上げ位置に係止させれ
ば、これに応動して油圧ポンプ7が一定時間だけ逆転さ
れてトリムシリンダ機構6が短縮されることになる。
9dを閉操作して船外推進機4を引上げ位置に係止させれ
ば、これに応動して油圧ポンプ7が一定時間だけ逆転さ
れてトリムシリンダ機構6が短縮されることになる。
なお、本実施例では係止手段を油圧回路中に介装した開
閉弁9dによって構成した例を示したが、この係止手段と
しては第3図に示すように突っ張り棒によって構成する
こともできる。
閉弁9dによって構成した例を示したが、この係止手段と
しては第3図に示すように突っ張り棒によって構成する
こともできる。
第3図は係止手段の他の実施例を示す構成図で、同図に
おいて前記第1図および第2図で説明したものと同一も
しくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明
は省略する。第3図において符号27で示すものは突っ張
り棒で、この突っ張り棒27は船尾1に支軸1aを介して起
倒可能に設けられている。第3図に示す検出スイッチ28
は、同図中に二点鎖線で示すように起立されて引上げ位
置の船外推進機4を下方から支承している状態の突っ張
り棒27を検出するように構成されている。
おいて前記第1図および第2図で説明したものと同一も
しくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明
は省略する。第3図において符号27で示すものは突っ張
り棒で、この突っ張り棒27は船尾1に支軸1aを介して起
倒可能に設けられている。第3図に示す検出スイッチ28
は、同図中に二点鎖線で示すように起立されて引上げ位
置の船外推進機4を下方から支承している状態の突っ張
り棒27を検出するように構成されている。
このように突っ張り棒27を用いる場合には、第1図中に
符号9dで示した開閉弁は不用とされる。すなわち、油圧
ポンプ7を正転させて船外推進機4を引上げ位置に位置
づけた後、突っ張り棒27を起立させて船体と船外推進機
4との間にこの突っ張り棒27を挾むことによって、船外
推進機4が下方から支承されてそれが水中に自然降下す
るのを防止することができる。
符号9dで示した開閉弁は不用とされる。すなわち、油圧
ポンプ7を正転させて船外推進機4を引上げ位置に位置
づけた後、突っ張り棒27を起立させて船体と船外推進機
4との間にこの突っ張り棒27を挾むことによって、船外
推進機4が下方から支承されてそれが水中に自然降下す
るのを防止することができる。
そして、突っ張り棒27が前記起立状態になると、これを
検出スイッチ28が検出して第2図に示すタイマスイッチ
21がONされ、これにより逆転スイッチ20がONされて油圧
ポンプ7が逆転される。油圧ポンプ7が逆転されるとト
リムシリンダ機構6のトリムロッド6cが前記実施例と同
様に退去される。また、このときには、チルトシリンダ
機構5の油圧シリンダ5aに第2油路9bを介して切換え弁
8から油圧が加えられ、チルトシリンダ機構5には短縮
される方向に油圧が加わるが、船外推進機4と船尾との
間に前記突っ張り棒27が介在されておりチルトシリンダ
機構5は短縮されることがないので、船外推進機4は引
上げ位置に保持される。
検出スイッチ28が検出して第2図に示すタイマスイッチ
21がONされ、これにより逆転スイッチ20がONされて油圧
ポンプ7が逆転される。油圧ポンプ7が逆転されるとト
リムシリンダ機構6のトリムロッド6cが前記実施例と同
様に退去される。また、このときには、チルトシリンダ
機構5の油圧シリンダ5aに第2油路9bを介して切換え弁
8から油圧が加えられ、チルトシリンダ機構5には短縮
される方向に油圧が加わるが、船外推進機4と船尾との
間に前記突っ張り棒27が介在されておりチルトシリンダ
機構5は短縮されることがないので、船外推進機4は引
上げ位置に保持される。
したがって、船外推進機4を水上へ引上げた後、突っ張
り棒27によって船外推進機4を引上げ位置に係止させれ
ば、これに応動して油圧ポンプ7が一定時間だけ逆転さ
れてトリムシリンダ機構6が短縮されることになる。
り棒27によって船外推進機4を引上げ位置に係止させれ
ば、これに応動して油圧ポンプ7が一定時間だけ逆転さ
れてトリムシリンダ機構6が短縮されることになる。
以上説明したように本発明に係る船外推進機の油圧チル
ト装置は、船尾に設けた船外推進機を、水中へ降ろした
位置と水上へ引上げた位置とに傾動させるチルトシリン
ダ機構と、前記船外推進機を水中へ降ろした状態で船体
に対する傾き角度を調節するトリムシリンダ機構とを備
え、両シリンダ機構を共通の油圧ポンプへ連結し、連動
して伸長可能に構成する一方、前記チルトシリンダ機構
が縮むのを阻止することにより船外推進機を水上へ引上
げた位置に保持する係止手段と、この係止手段が船外推
進機を引上げ位置に保持したことを検出する検出器の検
出信号に従って油圧ポンプを予め定めた時間だけ逆転さ
せてトリムシリンダ機構のみを短縮可能とする制御回路
とを設けたため、チルトシリンダ機構に圧油を供給して
船外推進機を水上へ引上げた後、係止手段を作動させそ
の位置へ係止すれば、係止手段の作動に応動して油圧ポ
ンプが設定時間だけ逆方向に運転され、トリムシリンダ
機構が短縮されてトリムロッドが退去される。
ト装置は、船尾に設けた船外推進機を、水中へ降ろした
位置と水上へ引上げた位置とに傾動させるチルトシリン
ダ機構と、前記船外推進機を水中へ降ろした状態で船体
に対する傾き角度を調節するトリムシリンダ機構とを備
え、両シリンダ機構を共通の油圧ポンプへ連結し、連動
して伸長可能に構成する一方、前記チルトシリンダ機構
が縮むのを阻止することにより船外推進機を水上へ引上
げた位置に保持する係止手段と、この係止手段が船外推
進機を引上げ位置に保持したことを検出する検出器の検
出信号に従って油圧ポンプを予め定めた時間だけ逆転さ
せてトリムシリンダ機構のみを短縮可能とする制御回路
とを設けたため、チルトシリンダ機構に圧油を供給して
船外推進機を水上へ引上げた後、係止手段を作動させそ
の位置へ係止すれば、係止手段の作動に応動して油圧ポ
ンプが設定時間だけ逆方向に運転され、トリムシリンダ
機構が短縮されてトリムロッドが退去される。
したがって、トリムロッドを油圧シリンダ内に退去させ
るための特別の操作を要せず、操作が簡単であると共
に、油圧回路も簡単になり、製造が容易になるなどの効
果がある。
るための特別の操作を要せず、操作が簡単であると共
に、油圧回路も簡単になり、製造が容易になるなどの効
果がある。
第1図は本発明に係る船外推進機の油圧式チルト装置の
構成図、第2図は制御回路の構成図、第3図は係止手段
の他の実施例を示す構成図である。 1……船尾、3……ピン、4……船外推進機、5……チ
ルトシリンダ機構、5a……油圧シリンダ、5b……チルト
ピストン、5c……チルトロッド、5d……第1油室、5e…
…第2油室、6……トリムシリンダ機構、6a……作動シ
リンダ、6b……トリムピストン、6c……トリムロッド、
6d……第1油室、6e……第2油室、7……油圧ポンプ、
7a……第1ポート、7b……第2ポート、8……切換え
弁、9d……開閉弁、19……正転スイッチ、20……逆転ス
イッチ、21……タイマスイッチ、27……突っ張り棒、28
……検出スイッチ。
構成図、第2図は制御回路の構成図、第3図は係止手段
の他の実施例を示す構成図である。 1……船尾、3……ピン、4……船外推進機、5……チ
ルトシリンダ機構、5a……油圧シリンダ、5b……チルト
ピストン、5c……チルトロッド、5d……第1油室、5e…
…第2油室、6……トリムシリンダ機構、6a……作動シ
リンダ、6b……トリムピストン、6c……トリムロッド、
6d……第1油室、6e……第2油室、7……油圧ポンプ、
7a……第1ポート、7b……第2ポート、8……切換え
弁、9d……開閉弁、19……正転スイッチ、20……逆転ス
イッチ、21……タイマスイッチ、27……突っ張り棒、28
……検出スイッチ。
Claims (3)
- 【請求項1】船尾に設けた船外推進機を、水中へ降ろし
た位置と水上へ引上げた位置とに傾動させるチルトシリ
ンダ機構と、前記船外推進機を水中へ降ろした状態で船
体に対する傾き角度を調節するトリムシリンダ機構とを
備え、両シリンダ機構を共通の油圧ポンプへ連結し、連
動して伸長可能に構成する一方、前記チルトシリンダ機
構が縮むのを阻止することにより船外推進機を水上へ引
上げた位置に保持する係止手段と、この係止手段が船外
推進機を引上げ位置に保持したことを検出する検出器の
検出信号に従って油圧ポンプを予め定めた時間だけ逆転
させてトリムシリンダ機構のみを短縮可能とする制御回
路とを設けたことを特徴とする船外推進機の油圧式チル
ト装置。 - 【請求項2】チルトシリンダ機構を水上へ係止する係止
手段を、船尾に起倒可能に設けられかつ水上へ引上げら
れた状態の船外推進機を下方から支承する突っ張り棒に
よって構成すると共に、制御回路を、船外推進機を支承
した状態の突っ張り棒を検出する構成とした特許請求の
範囲第1項記載の船外推進機の油圧式チルト装置。 - 【請求項3】チルトシリンダ機構を水上へ係止する係止
手段を、チルトシリンダ機構に通じる油路を封鎖する開
閉弁によって構成すると共に、制御回路を、前記開閉弁
が閉状態とされたことを検出する構成とした特許請求の
範囲第1項記載の船外推進機の油圧式チルト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60210049A JPH0674076B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 船外推進機の油圧式チルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60210049A JPH0674076B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 船外推進機の油圧式チルト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6271797A JPS6271797A (ja) | 1987-04-02 |
| JPH0674076B2 true JPH0674076B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16582955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60210049A Expired - Fee Related JPH0674076B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 船外推進機の油圧式チルト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674076B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102454822B1 (ko) * | 2022-08-26 | 2022-10-14 | (주)한국알앤드디 | 선박용 추진기의 트림 조절장치 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP60210049A patent/JPH0674076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6271797A (ja) | 1987-04-02 |
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