JPH0674775U - ラッチ装置 - Google Patents

ラッチ装置

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JPH0674775U
JPH0674775U JP5759793U JP5759793U JPH0674775U JP H0674775 U JPH0674775 U JP H0674775U JP 5759793 U JP5759793 U JP 5759793U JP 5759793 U JP5759793 U JP 5759793U JP H0674775 U JPH0674775 U JP H0674775U
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shaft
opening
housing
closing door
boss
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睦雄 黒崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉扉のボス等の突起を強固に係止できるラ
ツチ装置を得る。 【構成】 開閉扉32に設けられたボス64の先端部で
一対のフック62を押し拡げながらシャフト50を押圧
すると、シャフト50が圧縮コイルスプリング54の付
勢力に抗してハウジング42内へ押し込まれる。この
時、循環ガイド溝がガイド突起に案内され、シャフト5
0に作用する押圧力をシャフト50の回転力に変換す
る。これによって、シャフト50の先端に設けられたフ
ック62が回転して爪部62Aがボス64の直面65を
係止し、開閉扉32をロックする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は開閉扉のロツク用として用いられるラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
開閉扉等の開閉部材は一般にラツチ装置によって閉止位置でロツクできるよう になっている。
【0003】 図11には、この種のラツチ装置の従来構造が示されている。このラツチ装置 は、機器本体10に取り付けられ、開閉扉12の閉止時には開閉扉12の裏面に 突設されたボス14の先端に押圧されて移動子16がハウジング18内に押し込 まれるようになっている。そして、この押し込み動作により移動子16に設けら れた一対のアーム20がハウジング18の開口縁部に当たり矢印A方向に開閉し てボス14の先端拡径部14Aを両側からくわえこむと同時にこの位置で移動子 16がハウジング18に係止され、これによって開閉扉12を閉止位置でロツク できるようになっている。
【0004】 しかしながら、この構造では、アーム20の開閉動作によって、ボス14の先 端拡径部14Aをくわえこむようになっているので、ボス14を介してアーム2 0を引っ張るような大きな力が作用すると、ヒンジ部13が変形して、アーム2 0からボス14が抜け出す恐れがあった。また、アーム20が繰り返して開閉す ることにより、ヒンジ部13が疲労し破損する可能性を有していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実を考慮し、開閉扉のボス等の突起を強固に係止できるラツチ 装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案に係るラッチ装置では、本体部に取付けられるハウジングと、前記ハウ ジング内へ往復運動可能に挿入される移動子と、前記移動子を抜出し方向へ付勢 する付勢手段と、前記ハウジング内に設けられたガイド突起と、前記移動子の外 周に沿って形成され前記ガイド突起に案内され前記移動子に作用する押圧力を移 動子の回転力に変換する循環ガイド溝と、前記循環ガイド溝の溝壁に凹設され前 記移動子の押込動作によって前記ガイド突起に係止あるいは係止解除される係止 部と、前記移動子の先端部から延設し、本体部へ取付けられた開閉扉に突設され た突起の括れ部を回転動作によって係止する対向した一対のフックと、を有する ことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記構成の本考案では、開閉扉に設けられた突起の先端部で一対のフックを押 し拡げながら移動子を押圧すると、移動子が付勢手段の付勢力に抗してハウジン グ内へ押し込まれる。この時、循環ガイド溝がガイド突起に案内され、移動子に 作用する押圧力を移動子の回転力に変換する。これによって、移動子の先端に設 けられたフックが回転して突起の括れ部を係止し、開閉扉をロックする。
【0008】 ここで、移動子がハウジングへ押し込まれた状態では、ガイド突起が係止部を 係止するので、抜出し方向へ作用する付勢力に抗して、移動子がハウジング内へ 維持される。
【0009】 このように、本考案では、従来型のラッチ装置のように、アームをハウジング に押し付けて両側から突起を挟持するのではなく、フックの回転動作によって、 突起の括れ部を係止するので、突起を引き抜こうとする無理な力が作用しても、 フックが変形することなく、強固に開閉扉をロックすることができる。
【0010】
【実施例】
図1から図5には、本実施例に係るラツチ装置30が示されている。
【0011】 ラツチ装置30のハウジング42は図2に示される如く取付板38の取付孔4 0に挿入係止されている。ハウジング42は一端側にフランジ44と爪46とを 有している。この爪46は片持アーム状で先端はフランジ44方向へ向けて、か つ次第にハウジング42の外周から突出した状態となっている。このためハウジ ング42を取付孔40へ挿入すると、フランジ44と爪46とが取付孔40の周 辺部を挟持してハウジング42を取付板38に係止する。このハウジング42の 外形は断面略矩形状となっており、取付孔40への挿入状態で不用意に回転する ことがないようになっている。
【0012】 このハウジング42にはフランジ44側に略円形の有底孔48が形成され、こ の有底孔48に移動子であるシヤフト50が軸方向に押込可能に挿入される。有 底孔48の内周壁にはシヤフト50に対向して爪51が形成されシヤフト50の 先端付近に形成される段部50Aと対応してシヤフト50の抜け止めとして作用 する。
【0013】 シヤフト50の軸方向一端には、対向する板状のフック62が突設されている 。このフック62の先端には、互いに接近し合う方向へ厚肉とされた爪部62A が形成されている。
【0014】 また、シヤフト50とハウジング42との間には、シヤフト50を反押込方向 (図2右方向)に付勢する圧縮コイルスプリング54が介在され、圧縮コイルス プリング54の付勢力に抗してシヤフト50がハウジング42内に押し込まれる ようになっている。
【0015】 このシヤフト50の外周には、循環ガイド溝56が一体に形成され、押込時の 回転角が制御されるようになっている。詳しく説明すると、図1に示される如く ハウジング42の内周に略三角形状のガイド突起58が一体に形成され、このガ イド突起58が循環ガイド溝56に嵌合されている。
【0016】 循環ガイド溝56は図5の展開図に示される如くV字形の溝を構成する縦長溝 56A、56Bがシヤフト50の周方向(図5上下方向)に連続して2組形成さ れて、直列に連結した環状となっている。すなわち、縦長溝56A、56Bが交 互に配置されて端部で互いに連通されている。シヤフト50の反押込方向への移 動限では、シヤフト押込方向側(図5左側)の縦長溝56A、56B間にガイド 突起58が位置されるようになっている(図5ガイド突起58D参照)。
【0017】 この位置にガイド突起58が位置された状態でフック62は、図7に示すよう に、後述するボス64の係合突起64C、64Dが挿入できる回転位置にある。
【0018】 なお、縦長溝56A、56B内をガイド突起58が図5矢印A、B方向に進む が、ガイド突起58が縦長溝56A内を進む場合は、シヤフト50の反押込方向 側(図5右側)へ、縦長溝56B内を進む場合は、押込方向側(図5左側)へ移 動するように縦長溝56A、56Bが傾斜されている。
【0019】 この循環ガイド溝56には、シヤフト50の反押込方向側(図5右側)の縦長 溝56A、56B間に互いに隣接して2個の山形溝56E、56Fが形成されて いるとともに、循環ガイド溝56の押込方向側には山形溝56E、56F間に対 向して山形溝56Gが形成され、シヤフト50を押し込む毎に略90度回転させ ることができるようになっている。
【0020】 すなわち、シヤフト押込方向側(図5左側)の縦長溝56A、56B間にガイ ド突起58が位置されたシヤフト50の反押込方向への移動限(ガイド突起58 D位置)からシヤフト50を押し込むと、ガイド突起58が縦長溝56Aに案内 されて矢印A方向に移動して山形溝56Eに至り(ガイド突起58A位置)、こ の位置でシヤフト50がそれ以上押し込めなくなる。ここで、シヤフト50の押 し込みをやめると、圧縮コイルスプリング54に付勢されてシヤフト50が反押 込方向に移動し、この移動でガイド突起58が山形溝56Gに係合する(ガイド 突起58B位置)。この係合によってシヤフト50が略90度回転された位置で ハウジング42に係止されるようになっている。また、この状態からさらにシヤ フト50を押し込むと、ガイド突起58が山形溝56Fに至り(ガイド突起58 C位置)、この位置でシヤフト50がそれ以上押し込めなくなる。ここで、シヤ フト50の押し込みをやめると、圧縮コイルスプリング54に付勢されてシヤフ ト50が反押込方向に移動し、この移動でガイド突起58が縦長溝56Bに案内 されて矢印B方向へ移動しシヤフト押込方向側(図5左側)の縦長溝56A、5 6B間に至り(ガイド突起58D位置)、この位置でシヤフト50がさらに略9 0度回転された状態となる。
【0021】 図6に示すように、開閉扉32は、ピン33を介して機器本体34に開閉可能 に軸支されている。この開閉扉32には、機器本体34への軸支部と反対側の裏 面にボス64が突設されている。
【0022】 図7に示すように、この突起64の先端部周囲には、ボス64の軸線を挟んで 先細りとされた係合突起64A、64B、64C、64Dが形成されている。係 合突起64C、64Dは、図8に示すように、開閉扉32の閉止時に一対のフツ ク62を弾性変形させて押し拡げ、フツク62の爪部62A間を通過し、傾斜面 64Eがフック62の爪部62Aと当接するようになっている(図9参照)。
【0023】 また、図10に示すように、フック62が回転してボス64の直面67と爪部 62Aが接すると、ボス64がフック62に強固に係止される。なお、ボス64 の傾斜面64Eは緩やかな斜面となっており、フック62が図10の状態から9 0度回転して、爪部62Aと傾斜面64Eが対応し、開閉扉32の開放動作でボ ス64がフツク62から抜け出せるようになっている。
【0024】 次に本実施例の作用を説明する。 図2に示されているのは開閉扉32の開放状態である。この状態では、シヤフ ト50が圧縮コイルスプリング54に付勢されて反押込方向(図2右方向)への 移動限に位置され、シヤフト押込方向側の縦長溝56A、56B間にガイド突起 58が位置されている(図5ガイド突起58D参照)。
【0025】 この状態から図3に示すように、開閉扉32が閉止されると、開閉扉32のボ ス64がフック62へ挿入される。この押し込み操作によって、シヤフト50が 押し込まれ、ガイド突起58が縦長溝56Aに案内されて山形溝56Eに至り、 シヤフト50がそれ以上押し込めなくなる(図5ガイド突起58A参照)。ここ で開閉扉32の閉止動作をやめると、圧縮コイルスプリング54に付勢されてシ ヤフト50が反押込方向に移動し、この移動でガイド突起58が山形溝56Gに 係合する(図5ガイド突起58B参照)。この係合によってシヤフト50が略9 0度回転した位置でハウジング42に係止され、このシヤフト50の回転により フック62が90度回転して爪部62Aがボス64の直面67を係止する。
【0026】 これによって、開閉扉32を閉止位置でロツクして開閉扉32が不用意に開放 しないようにする。
【0027】 この状態から開閉扉32を開放する場合には、開閉扉32を押し込んでシヤフ ト50をさらに深く押し込めばよい。シヤフト50が押し込まれると、ガイド突 起58が山形溝56Gに係合した状態から、山形溝56Fに至り(ガイド突起5 8C位置)、シヤフト50がそれ以上押し込めなくなる。ここで、開閉扉32の 押し込みをやめると、圧縮コイルスプリング54に付勢されてシヤフト50が反 押込方向に移動し、この移動でガイド突起58が縦長溝56Bに案内されて矢印 B方向へ移動しシヤフト押込方向側の縦長溝56A、56B間に至りシヤフト5 0が略90度回転される(ガイド突起58D位置)。図4に示すように、このシ ヤフト50の回転によりフック62が90度回転し、爪部62Aが傾斜面64E と当接し、ボス64の抜出しが可能となる。
【0028】 これによって、開閉扉32が開放可能となる。なお、縦長溝56A、56Bに 、例えばガイド突起58が図5矢印A方向に移動するときの摺動抵抗が徐々に大 きくなるように縦長溝56Aにテーパを設定するとともにガイド突起58が図5 矢印A方向に移動して山形溝56Eに至る手前で摺動抵抗が小さくなるように図 5に一点鎖線で示される部分56Hに段差を設定すれば、シヤフト50の押し込 みに節度を持たせることができ、開閉扉32の開閉操作性が向上される。
【0029】 また、本実施例では、シヤフト50を押し込む毎に回転させるための循環ガイ ド溝56及びガイド突起58をそれぞれシヤフト50の外周及びハウジング42 の内周に一体に形成したので、少ない部品点数でシヤフト50を押し込む毎に回 転させることができ、コスト安である。なお、循環ガイド溝56をハウジング4 2の内周に、ガイド突起58をシヤフト50の外周に一体に形成するようにして もよい。また、循環ガイド溝56は上記構成に限らず、シヤフト50を押し込む 毎にシヤフト50を所定角度回転させることができるものであれば全て適用可能 である。
【0030】
【考案の効果】
本考案は上記構成としたので、開閉扉のボス等の突起を強固に係止できる。ま た、フックは開閉するのではなく、回転して突起を係止するので、従来のラッチ 装置のように、疲労による破損が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るラッチ装置の分解斜視図であ
る。
【図2】本実施例に係るラッチ装置の作動を示す断面図
である。
【図3】本実施例に係るラッチ装置の作動を示す断面図
である。
【図4】本実施例に係るラッチ装置の作動を示す断面図
である。
【図5】循環ガイド溝の展開図である。
【図6】本実施例に係るラッチ装置が取付けられた開閉
扉の断面図である。
【図7】本実施例に係るラッチ装置のフックとボスを示
す斜視図である。
【図8】本実施例に係るラッチ装置のフックとボスの作
動状態を示した斜視図である。
【図9】本実施例に係るラッチ装置のフックとボスの作
動状態を示した斜視図である。
【図10】本実施例に係るラッチ装置のフックとボスの
作動状態を示した斜視図である。
【図11】従来のラツチ装置の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
30 ラツチ装置 42 ハウジング 50 シヤフト(移動子) 54 圧縮コイルスプリング(付勢手段) 56 循環ガイド溝 56G 山形溝(係止部) 58 ガイド突起 62 フック 64 ボス(突起)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部に取付けられるハウジングと、前
    記ハウジング内へ往復運動可能に挿入される移動子と、
    前記移動子を抜出し方向へ付勢する付勢手段と、前記ハ
    ウジング内に設けられたガイド突起と、前記移動子の外
    周に沿って形成され前記ガイド突起に案内され前記移動
    子に作用する押圧力を移動子の回転力に変換する循環ガ
    イド溝と、前記循環ガイド溝の溝壁に凹設され前記移動
    子の押込動作によって前記ガイド突起に係止あるいは係
    止解除される係止部と、前記移動子の先端部から延設
    し、本体部へ取付けられた開閉扉に突設された突起の括
    れ部を回転動作によって係止する対向した一対のフック
    と、を有することを特徴とするラッチ装置。
JP5759793U 1993-10-25 1993-10-25 ラッチ装置 Expired - Lifetime JPH086997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5759793U JPH086997Y2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 ラッチ装置

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JP5759793U JPH086997Y2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 ラッチ装置

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JPH0674775U true JPH0674775U (ja) 1994-10-21
JPH086997Y2 JPH086997Y2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=13060268

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JP5759793U Expired - Lifetime JPH086997Y2 (ja) 1993-10-25 1993-10-25 ラッチ装置

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