JPH0674804U - ボイラの水位制御装置 - Google Patents
ボイラの水位制御装置Info
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- JPH0674804U JPH0674804U JP8585592U JP8585592U JPH0674804U JP H0674804 U JPH0674804 U JP H0674804U JP 8585592 U JP8585592 U JP 8585592U JP 8585592 U JP8585592 U JP 8585592U JP H0674804 U JPH0674804 U JP H0674804U
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼負荷対応型のボイラの水位制御装置にお
いて、少ない水位制御電極数できめ細かい多段階の水位
制御を行うと共に装置のコスト低減を図る。 【構成】 高燃焼時蒸気負荷検出手段7による低負荷検
出時に高燃焼水位制御用電極Mによるポンプ6のONの
タイミング設定時間T3を高負荷検出時よりも減少させ
るか及び/又はポンプ6のOFFのタイミング設定時間
T4を増加させ、低燃焼時蒸気負荷検出手段7による低
負荷検出時に低燃焼水位制御用電極Sによるポンプ6の
ONのタイミング設定時間T1を高負荷検出時よりも減
少させるか及び/又はポンプ6のOFFのタイミング設
定時間T2を増加させる。
いて、少ない水位制御電極数できめ細かい多段階の水位
制御を行うと共に装置のコスト低減を図る。 【構成】 高燃焼時蒸気負荷検出手段7による低負荷検
出時に高燃焼水位制御用電極Mによるポンプ6のONの
タイミング設定時間T3を高負荷検出時よりも減少させ
るか及び/又はポンプ6のOFFのタイミング設定時間
T4を増加させ、低燃焼時蒸気負荷検出手段7による低
負荷検出時に低燃焼水位制御用電極Sによるポンプ6の
ONのタイミング設定時間T1を高負荷検出時よりも減
少させるか及び/又はポンプ6のOFFのタイミング設
定時間T2を増加させる。
Description
【0001】
この考案は、貫流式小型ボイラ等のボイラの水位制御装置に関し、特に低燃焼 及び高燃焼対応型(熱負荷対応型)の水位制御装置に関するものである。
【0002】
従来の小型貫流式ボイラの水位制御方式においては、缶体の水管の温度は管内 の水位、管内の蒸気圧及び水管を加熱する熱流束(燃焼量)の3つの要素によっ て左右されることが知られている。このため、蒸気圧と熱流束とを検出しこれに 応じて、管内水位を適正に制御することで水管の過熱を防止する技術が提案され ている(特開54-103905 号公報参照)。
【0003】
しかしながら、上記の従来例は、3本の水位検出電極を用いて3段階の水位制 御を行うものであり、使用する電極数の割にきめ細かい多段階の水位制御を行う ことができないと共に装置のコストアップを招くという課題があった。 本考案は、こうした課題を解決することを目的としてなされたものである。
【0004】
この考案は、上部管寄せ2及び下部管寄せ3間に略垂直の多数の水管4を接続 した缶体1と、前記上部管寄せ2及び下部管寄せ3間に連通接続される水位制御 器12と、前記水管4を少なくとも高燃焼と低燃焼とに加熱するバーナ5と、前記 缶体1に水を供給するポンプ6とを備える蒸気ボイラにおいて、それぞれ前記水 位制御器12内の所定水位を検出するように設けられる第1水位検出手段Mと、こ の第1水位検出手段Mよりも高い所定の水位を検出する第2水位検出手段Sと、 蒸気負荷を検出する負荷検出手段7と、高燃焼時に前記第1水位検出手段Mの水 無し検出から所定時間T3経過後に前記ポンプ6をONすると共に水有り検出か ら所定時間T4経過後に前記ポンプ6をOFFし、低燃焼時に前記第2水位検出 手段Sの水無し検出から所定時間T1経過後に前記ポンプ6をONすると共に水 有り検出から所定時間T2経過後に前記ポンプ6をOFFし、高燃焼時の前記負 荷検出手段7による低負荷検出時に前記所定時間T3を高負荷検出時よりも減少 させるか及び/又は前記所定時間T4を増加させ、低燃焼時の前記負荷検出手段 7による低負荷検出時に前記所定時間T1を高負荷検出時よりも減少させるか及 び/又は前記所定時間T2を増加させる水位制御手段とを具備することを特徴と するものである。
この考案によれば、高燃焼時に負荷検出手段7により低負荷が検出されると、 所定時間T1が高負荷検出時よりも減少させられ、第1水位検出手段Mの水無し 検出からポンプ6のONまでの時間が減少して水位が高負荷時より高めに制御さ れる。又は、前記所定時間T2が増加させられることで、第1水位検出手段Mの 水有り検出からポンプ6のOFFまでの時間が増加して水位が高めに制御される 。又、低燃焼時に前記負荷検出手段7により低負荷が検出されると、第2水位検 出手段Sの水無し検出からポンプ6のONまでの時間T3が減少して水位が高負 荷時より高めに制御される。又は、前記所定時間T4が増加させられることで、 第2水位検出手段Sの水あり検出からポンプ6のOFFまでの時間が増加して水 位が高めに制御される。
【0006】
以下、この考案の具体的な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図面に示 す実施例は一例として、小型貫流式の蒸気ボイラについて図示したもので、図1 は、この考案の一実施例の概略を示す説明図である。
【0007】 図1において、1は、環状の上部管寄せ2及び環状の下部管寄せ3間に多数の 略垂直の水管4、4を円環状に連通接続した円筒状の缶体で、バーナ5からの燃 焼火炎及び燃焼ガスは水管4、4を内側から加熱した後、隣接する水管4、4間 の間隙を流通した後、図示しない燃焼ガス排出口から排出される。尚、この缶体 としては水管群を2重円環状に配列した周知のオメガフロー缶体を用いても良い 。6は缶体1内への給水用ポンプ、7は蒸気負荷検出手段としての缶体1内の蒸 気圧を検出する蒸気圧力検出器、8は水管4上端部の温度を検出する過熱温度検 出サーモである。
【0008】 9は上部管寄せ2、下部管寄せ3間に蒸気取り出し管10、降水管11によって連 通接続したセパレータ、12は上部管寄せ2と下部管寄せ3との間に連通接続した 筒状水位制御器で、それぞれの検出端が順次高い水位制御器12内の所定水位を検 出するように第4、第1、第2、第3水位検出電極L、M、S、Dを挿設してい る。 第1水位検出電極Mは検出水位に基づいてポンプ6をON(起動)−OFF( 停止)制御することで高燃焼時缶体内水位を所定の低い水位に制御し、第2水位 検出電極Sは検出水位に基づいてポンプ6をON−OFF制御することで低燃焼 時缶体1内水位を所定の高い水位に制御する。第4水位検出電極Lは水無し検出 によりバーナ5の燃焼をインターロック状態に停止する。
【0009】 13は、マイクロコンピュータ等で構成される主制御器で、予め記憶された処理 手順に従い、操作器14、第1、第2、第3、第4水位検出電極M、S、D、L、 圧力検出器7、過熱温度検出サーモ8等からの信号を入力し、バーナ5の燃焼状 態を制御すると共に、ポンプ6を制御し缶体内水位制御を行う。
【0010】 この缶体1内水位制御には上記の第1水位検出電極Mと第2水位検出電極Sに よる燃焼負荷対応型のポンプ6のON−OFF制御と次に説明する冷態時起動制 御と第1、第2水位検出電極M、Sのバックアップ制御を含む。 燃焼負荷対応型のポンプ制御は低燃焼時は電極Sを中心とした、即ち電極Sの 水検出に基づいたタイミング制御を、高燃焼時は電極Mを中心とした、即ち電極 Mの水検出に基づいたタイミング制御を含む。
【0011】 更に、具体的には例えば低燃焼のポンプ6のON条件は電極SのOFF(水無 し検出)からT1経過という条件であり、低燃焼時のOFF条件は電極SのON (水有り検出)からT2経過という条件である。そして、圧力検出器7によって 低負荷、例えば蒸気圧が7kg/平方cm未満を検出の時には高負荷時(例えば 蒸気圧が7kg/平方cm以上)よりもT1を減少させるか、T2を増加させる か、その両方を行うかにより、高負荷時の制御水位帯を上昇させる。一実施例と しては、低負荷時T1を所定値T10とし、T2=0とし、高負荷時T1=0と し、T2を所定値T20とするが、これに限定されるものではなく、増減値は任 意に設定可能である。この場合、第2水位検出電極Sの水位検出端は低燃焼−高 負荷時の過熱限界水位(これ以上水位が低下すると水管の過熱を生ずる水位)に 相当する水位となる。
【0012】 又、高燃焼の給水ポンプ6のON条件は電極MのOFFからT3経過という条 件であり、高燃焼時のOFF条件は電極MのONからT4経過という条件である 。そして、圧力検出器7によって低負荷、例えば蒸気圧が7kg/平方cm未満 を検出の時には高負荷時(例えば蒸気圧が7kg/平方cm以上)よりもT3を 減少させるか、T4を増加させるか、その両方を行うかにより、高負荷時の制御 水位帯を上昇させる。一実施例としては、低負荷時T3を所定値T30とし、T 4=0とし、高負荷時T3=0とし、T4を所定値T40とするが、これに限定 されるものではなく、増減値は任意に設定可能である。この場合、第1水位検出 電極Mの水位検出端は高燃焼−低負荷時の乾き度熱限界水位(これ以上水位が上 昇すると必要な蒸気の乾き度を得られない水位)に相当する水位となる。そして 、第4水位検出電極Lの水位検出端は高燃焼−低負荷時の過熱限界水位に相当の 水位に設定される。
【0013】 冷態時起動制御は、冷態起動時第3水位検出電極Dが作動され、第2水位検出 電極Sの水有り検出によってポンプ6をOFFすることなく、第3水位検出電極 Dの水有り検出によってポンプ6をOFFする制御を含む。これにより、第3水 位検出電極Dの検出端は冷態起動時の過熱限界水位の相当の水位に設定される。 尚、冷態(cold)起動時とは缶水が所定温度以下の冷たい状態での起動
( 燃焼可能状態とする)時を意味し、実施例では前記過熱サーモ8によって缶水温 度を検出し、その温度が所定値以下の起動時をいう。
( 燃焼可能状態とする)時を意味し、実施例では前記過熱サーモ8によって缶水温 度を検出し、その温度が所定値以下の起動時をいう。
【0014】 バックアップ制御は、第1水位検出電極M不良時の第2水位検出電極Sによる バックアップ制御と、第2水位検出電極S不良時の第3水位検出電極Dによるバ ックアップ制御を含む。
【0015】 前者のバックアップ制御は、第1水位検出電極Mの不良を判定する手段により 不良と判定した時は第2水位検出電極Sによるタイミング制御、例えば水位検出 電極Sの水有り検出によりポンプ6をOFFし、第2水位検出電極Sの水無し検 出から所定時間経過後にポンプ6をONする制御を含む。第1水位検出電極Mの 不良を判定する手段としては、第1水位検出電極Mの水有り検出状態で第4水位 検出電極Lが水有り検出から水無し検出へ変化したとき第1水位検出電極Mを不 良と判定する手段を用いるが、これに限らず第2水位検出電極Sの水無し検出か ら所定時間後に第1水位検出電極Mが水無しを検出しない場合に不良と判定する 手段、又は第2水位検出電極Sの水無し検出後、第1水位検出電極Mの水無し検 出を経ることなく第4水位検出電極Lが水無しを検出した場合不良と判定する手 段であってもよい。
【0016】 後者のバックアップ制御は、第2水位検出電極Sの不良を判定する手段により 不良と判定した時は第3水位検出電極Dによるタイミング制御、即ち、第3水位 検出電極Dの水有り検出によりポンプ6をOFFし、第3水位検出電極Dの水無 し検出から所定時間経過後にポンプ6をONする制御を含む。 第2水位検出電極Sの不良を判定する手段は、第2水位検出電極Sの水有り検 出状態で第1水位検出電極Mが水有り検出から水無し検出へ変化したとき第2水 位検出電極Sを不良と判定する手段を用いるが、これに限らず第1水位検出電極 Mの水有り検出から所定時間後に第2水位検出電極Sが水有りを検出しない場合 に不良と判定する手段、又は第1水位検出電極Mの水有り検出後、第2水位検出 電極Sの水有り検出を経ることなく第3水位検出電極Dが水有りを検出した場合 不良と判定する手段を用いても良い。
【0017】 以上の構成において、上記実施例の動作を説明する。 冷態起動時、即ち缶水温度が低い状態での燃焼開始時は第3水位検出手段Dに より缶体1内水位が引き上げられ冷態起動時の過熱防止がなされる。
【0018】 その後の運転時において、低燃焼時の蒸気圧力が低い低負荷時は電極SのOF FからT10経過の条件でポンプ6がONされ、電極SのONによりポンプ6が OFFされ、蒸気圧力が高い高負荷時は電極SのOFFによりポンプ6がONさ れ、電極SのONからT20経過の条件でOFFされる結果、高負荷時は低負荷 時より高い水位に制御される。こうして、缶体1内水位は低燃焼と蒸気負荷の変 化とに対応した適正水位に制御される。何らかの原因で、電極Sが異常が判定さ れると、電極Dによってポンプ6がON−OFF制御される。こうして、低燃焼 用の電極Sは電極Dによってバックアップされる。
【0019】 高燃焼時の蒸気圧力が低い低負荷時は電極MのOFFからT30経過の条件で ポンプ6がONされ、電極MのONによりポンプ6がOFFされ、蒸気圧力が高 い高負荷時は電極MのOFFによりポンプ6がONされ、電極MのONからT4 0経過の条件でOFFされる結果、高負荷時は低負荷時より高い水位に制御され る。こうして、缶体1内水位は高燃焼と蒸気負荷の変化とに対応した適正水位に 制御される。何らかの原因で、電極Mが異常が判定されると、電極Sによってポ ンプ6がON−OFF制御される。こうして、高燃焼用の電極Mは電極Sによっ てバックアップされる。
【0020】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、角型缶体(図示しない) の蒸気ボイラにも適用可能である。又、上記実施例では2本の電極S、Mによっ て4段階の水位制御を実現しているが、タイミングT1、T2、T3、T4の値 を変えることで5段階以上の制御水位の変更を実現可能である。更に、水位検出 手段としては上記実施例のように別個の水位検出電極L,S,M,Dとするので はなく、一体化された電極(図示しない)であってもよい。蒸気負荷検出手段は 缶体内蒸気圧を検出するものに限定されるものではなく、操作器14等の蒸気圧設 定手段からの信号を検出するものであってもよい。
【0021】
以上のように、この考案によれば、高燃焼時蒸気負荷検出手段による低負荷検 出時に高燃焼水位制御用電極によるポンプONのタイミング設定時間を高負荷検 出時よりも減少させるか及び/又は高燃焼水位制御用電極によるポンプOFFの タイミング設定時間を増加させ、低燃焼時蒸気負荷検出手段による低負荷検出時 に低燃焼水位制御用電極によるポンプONのタイミング設定時間を高負荷検出時 よりも減少させるか及び/又は低燃焼水位制御用電極によるポンプOFFのタイ ミング設定時間を増加させることで、制御水位の多段切り替えを行っているので 、従来に比較して少ない電極数できめ細かい燃焼負荷対応型の水位制御を行える 等効果が大きい。
【提出日】平成5年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案は、貫流式小型ボイラ等のボイラの水位制御装置に関し、特に低燃焼 及び高燃焼対応型(熱負荷対応型)の水位制御装置に関するものである。
【0002】
従来の小型貫流式ボイラの水位制御方式においては、缶体の水管の温度は管内 の水位、管内の蒸気圧及び水管を加熱する熱流束(燃焼量)の3つの要素によっ て左右されることが知られている。このため、蒸気圧と熱流束とを検出しこれに 応じて、管内水位を適正に制御することで水管の過熱を防止する技術が提案され ている(特開54-103905 号公報参照)。
【0003】
しかしながら、上記の従来例は、3本の水位検出電極を用いて3段階の水位制 御を行うものであり、使用する電極数の割にきめ細かい多段階の水位制御を行う ことができないと共に装置のコストアップを招くという課題があった。 本考案は、こうした課題を解決することを目的としてなされたものである。
【0004】
この考案は、上部管寄せ2及び下部管寄せ3間に略垂直の多数の水管4を接続 した缶体1と、前記上部管寄せ2及び下部管寄せ3間に連通接続される水位制御 器12と、前記水管4を少なくとも高燃焼と低燃焼とに加熱するバーナ5と、前記 缶体1に水を供給するポンプ6とを備える蒸気ボイラにおいて、それぞれ前記水 位制御器12内の所定水位を検出するように設けられる第1水位検出手段Mと、こ の第1水位検出手段Mよりも高い所定の水位を検出する第2水位検出手段Sと、 蒸気負荷を検出する負荷検出手段7と、高燃焼時に前記第1水位検出手段Mの水 無し検出から所定時間T3経過後に前記ポンプ6をONすると共に水有り検出か ら所定時間T4経過後に前記ポンプ6をOFFし、低燃焼時に前記第2水位検出 手段Sの水無し検出から所定時間T1経過後に前記ポンプ6をONすると共に水 有り検出から所定時間T2経過後に前記ポンプ6をOFFし、高燃焼時の前記負 荷検出手段7による低負荷検出時に前記所定時間T3を高負荷検出時よりも減少 させるか及び/又は前記所定時間T4を増加させ、低燃焼時の前記負荷検出手段 7による低負荷検出時に前記所定時間T1を高負荷検出時よりも減少させるか及 び/又は前記所定時間T2を増加させる水位制御手段とを具備することを特徴と するものである。
【0005】
この考案によれば、高燃焼時に負荷検出手段7により低負荷が検出されると、 所定時間T3が高負荷検出時よりも減少させられ、第1水位検出手段Mの水無し 検出からポンプ6のONまでの時間が減少して水位が高負荷時より高めに制御さ れる。又は、前記所定時間T4が増加させられることで、第1水位検出手段Mの 水有り検出からポンプ6のOFFまでの時間が増加して水位が高めに制御される 。又、低燃焼時に前記負荷検出手段7により低負荷が検出されると、第2水位検 出手段Sの水無し検出からポンプ6のONまでの時間T1が減少して水位が高負 荷時より高めに制御される。又は、前記所定時間T2が増加させられることで、 第2水位検出手段Sの水あり検出からポンプ6のOFFまでの時間が増加して水 位が高めに制御される。
【0006】
以下、この考案の具体的な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図面に示 す実施例は一例として、小型貫流式の蒸気ボイラについて図示したもので、図1 は、この考案の一実施例の概略を示す説明図である。
【0007】 図1において、1は、環状の上部管寄せ2及び環状の下部管寄せ3間に多数の 略垂直の水管4、4を円環状に連通接続した円筒状の缶体で、バーナ5からの燃 焼火炎及び燃焼ガスは水管4、4を内側から加熱した後、隣接する水管4、4間 の間隙を流通した後、図示しない燃焼ガス排出口から排出される。尚、この缶体 としては水管群を2重円環状に配列した周知のオメガフロー缶体を用いても良い 。6は缶体1内への給水用ポンプ、7は蒸気負荷検出手段としての缶体1内の蒸 気圧を検出する蒸気圧力検出器、8は水管4上端部の温度を検出する過熱温度検 出サーモである。
【0008】 9は上部管寄せ2、下部管寄せ3間に蒸気取り出し管10、降水管11によって連 通接続したセパレータ、12は上部管寄せ2と下部管寄せ3との間に連通接続した 筒状水位制御器で、それぞれの検出端が順次高い水位制御器12内の所定水位を検 出するように第4、第1、第2、第3水位検出電極L、M、S、Dを挿設してい る。 第1水位検出電極Mは検出水位に基づいてポンプ6をON(起動)−OFF( 停止)制御することで高燃焼時缶体内水位を所定の低い水位に制御し、第2水位 検出電極Sは検出水位に基づいてポンプ6をON−OFF制御することで低燃焼 時缶体1内水位を所定の高い水位に制御する。第4水位検出電極Lは水無し検出 によりバーナ5の燃焼をインターロック状態に停止する。
【0009】 13は、マイクロコンピュータ等で構成される主制御器で、予め記憶された処理 手順に従い、操作器14、第1、第2、第3、第4水位検出電極M、S、D、L、 圧力検出器7、過熱温度検出サーモ8等からの信号を入力し、バーナ5の燃焼状 態を制御すると共に、ポンプ6を制御し缶体内水位制御を行う。
【0010】 この缶体1内水位制御には上記の第1水位検出電極Mと第2水位検出電極Sに よる燃焼負荷対応型のポンプ6のON−OFF制御と次に説明する冷態時起動制 御と第1、第2水位検出電極M、Sのバックアップ制御を含む。 燃焼負荷対応型のポンプ制御は低燃焼時は電極Sを中心とした、即ち電極Sの 水検出に基づいたタイミング制御を、高燃焼時は電極Mを中心とした、即ち電極 Mの水検出に基づいたタイミング制御を含む。
【0011】 更に、具体的には例えば低燃焼のポンプ6のON条件は電 極SのOFF(水無し検出)からT1経過という条件であり、低燃焼時のOFF 条件は電極SのON(水有り検出)からT2経過という条件である。そして、圧 力検出器7によって高負荷、例えば蒸気圧が7kg/平方cm未満を検出の時に は低負荷時(例えば蒸気圧が7kg/平方cm以上)よりもT1を増加させるか 、T2を減少させるか、その両方を行うかにより、高負荷時の制御水位帯を低負 荷時より下降 させる。一実施例としては、高負荷時T1を所定値T10とし、T 2=0とし、低負荷時T1=0とし、T2を所定値T20とするが、これに限定 されるものではなく、増減値は任意に設定可能である。この場合、第2水位検出 電極Sの水位検出端は低燃焼−低負荷時の過熱限界水位(これ以上水位が低下す ると水管の過熱を生ずる水位)に相当する水位となる。
【0012】 又、高燃焼の給水ポンプ6のON条件は電極MのOFFからT3経過という条 件であり、高燃焼時のOFF条件は電極MのONからT4経過という条件である 。そして、圧力検出器7によって高負荷、例えば蒸気圧が7kg/平方cm未満 を検出の時には低負荷時(例えば蒸気圧が7kg/平方cm以上)よりもT3を 増加 させるか、T4を減少させるか、その両方を行うかにより、高負荷時の制御 水位帯を低負荷時より下降させる。一実施例としては、高負荷時T3を所定値T 30とし、T4=0とし、低負荷時T3=0とし、T4を所定値T40とするが 、これに限定されるものではなく、増減値は任意に設定可能である。この場合、 第1水位検出電極Mの水位検出端は高燃焼−高負荷時の乾き度熱限界水位(これ 以上水位が上昇すると必要な蒸気の乾き度を得られない水位)に相当する水位と なる。そして、第4水位検出電極Lの水位検出端は高燃焼−高負荷時の過熱限界 水位に相当の水位に設定される。
【0013】 冷態時起動制御は、冷態起動時第3水位検出電極Dが作動され、第2水位検出 電極Sの水有り検出によってポンプ6をOFFすることなく、第3水位検出電極 Dの水有り検出によってポンプ6をOFFする制御を含む。これにより、第3水 位検出電極Dの検出端は冷態起動時の過熱限界水位の相当の水位に設定される。 尚、冷態(cold)起動時とは缶水が所定温度以下の冷たい状態での起動
( 燃焼可能状態とする)時を意味し、実施例では前記過熱サーモ8によって缶水温 度を検出し、その温度が所定値以下の起動時をいう。
( 燃焼可能状態とする)時を意味し、実施例では前記過熱サーモ8によって缶水温 度を検出し、その温度が所定値以下の起動時をいう。
【0014】 バックアップ制御は、第1水位検出電極M不良時の第2水位検出電極Sによる バックアップ制御と、第2水位検出電極S不良時の第3水位検出電極Dによるバ ックアップ制御を含む。
【0015】 前者のバックアップ制御は、第1水位検出電極Mの不良を判定する手段により 不良と判定した時は第2水位検出電極Sによるタイミング制御、例えば水位検出 電極Sの水有り検出によりポンプ6をOFFし、第2水位検出電極Sの水無し検 出から所定時間経過後にポンプ6をONする制御を含む。第1水位検出電極Mの 不良を判定する手段としては、第1水位検出電極Mの水有り検出状態で第4水位 検出電極Lが水有り検出から水無し検出へ変化したとき第1水位検出電極Mを不 良と判定する手段を用いるが、これに限らず第2水位検出電極Sの水無し検出か ら所定時間後に第1水位検出電極Mが水無しを検出しない場合に不良と判定する 手段、又は第2水位検出電極Sの水無し検出後、第1水位検出電極Mの水無し検 出を経ることなく第4水位検出電極Lが水無しを検出した場合不良と判定する手 段であってもよい。
【0016】 後者のバックアップ制御は、第2水位検出電極Sの不良を判定する手段により 不良と判定した時は第3水位検出電極Dによるタイミング制御、即ち、第3水位 検出電極Dの水有り検出によりポンプ6をOFFし、第3水位検出電極Dの水無 し検出から所定時間経過後にポンプ6をONする制御を含む。 第2水位検出電極Sの不良を判定する手段は、第2水位検出電極Sの水有り検 出状態で第1水位検出電極Mが水有り検出から水無し検出へ変化したとき第2水 位検出電極Sを不良と判定する手段を用いるが、これに限らず第1水位検出電極 Mの水有り検出から所定時間後に第2水位検出電極Sが水有りを検出しない場合 に不良と判定する手段、又は第1水位検出電極Mの水有り検出後、第2水位検出 電極Sの水有り検出を経ることなく第3水位検出電極Dが水有りを検出した場合 不良と判定する手段を用いても良い。
【0017】 以上の構成において、上記実施例の動作を説明する。 冷態起動時、即ち缶水温度が低い状態での燃焼開始時は第3水位検出手段Dに より缶体1内水位が引き上げられ冷態起動時の過熱防止がなされる。
【0018】 その後の運転時において、低燃焼時の蒸気圧力が低い高負荷時は電極SのOF FからT10経過の条件でポンプ6がONされ、電極SのONによりポンプ6が OFFされ、蒸気圧力が高い低負荷時は電極SのOFFによりポンプ6がONさ れ、電極SのONからT20経過の条件でOFFされる結果、低負荷時は高負荷 時より高い水位に制御される。こうして、缶体1内水位は低燃焼と蒸気負荷の変 化とに対応した適正水位に制御される。何らかの原因で、電極Sが異常が判定さ れると、電極Dによってポンプ6がON−OFF制御される。こうして、低燃焼 用の電極Sは電極Dによってバックアップされる。
【0019】 高燃焼時の蒸気圧力が低い高負荷時は電極MのOFFからT30経過の条件で ポンプ6がONされ、電極MのONによりポンプ6がOFFされ、蒸気圧力が高 い低負荷時は電極MのOFFによりポンプ6がONされ、電極MのONからT4 0経過の条件でOFFされる結果、低負荷時は高負荷時より高い水位に制御され る。こうして、缶体1内水位は高燃焼と蒸気負荷の変化とに対応した適正水位に 制御される。何らかの原因で、電極Mが異常が判定されると、電極Sによってポ ンプ6がON−OFF制御される。こうして、高燃焼用の電極Mは電極Sによっ てバックアップされる。
【0020】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、角型缶体(図示しない) の蒸気ボイラにも適用可能である。又、上記実施例では2本の電極S、Mによっ て4段階の水位制御を実現しているが、タイミングT1、T2、T3、T4の値 を変えることで5段階以上の制御水位の変更を実現可能である。更に、水位検出 手段としては上記実施例のように別個の水位検出電極L,S,M,Dとするので はなく、一体化された電極(図示しない)であってもよい。蒸気負荷検出手段は 缶体内蒸気圧を検出するものに限定されるものではなく、操作器14等の蒸気圧設 定手段からの信号を検出するものであってもよい。
【0021】
以上のように、この考案によれば、高燃焼時蒸気負荷検出手段による低負荷検 出時に高燃焼水位制御用電極によるポンプONのタイミング設定時間を高負荷検 出時よりも減少させるか及び/又は高燃焼水位制御用電極によるポンプOFFの タイミング設定時間を増加させ、低燃焼時蒸気負荷検出手段による低負荷検出時 に低燃焼水位制御用電極によるポンプONのタイミング設定時間を高負荷検出時 よりも減少させるか及び/又は低燃焼水位制御用電極によるポンプOFFのタイ ミング設定時間を増加させることで、制御水位の多段切り替えを行っているので 、従来に比較して少ない電極数できめ細かい燃焼負荷対応型の水位制御を行える 等効果が大きい。
【図1】この考案の一実施例の要部概略構成を示す説明
図である。
図である。
【図2】同実施例の全体概略構成を示す説明図である。
1 缶体 2 上部管寄せ 3 上部管寄せ 4 水管 5 バーナ 6 給水ポンプ 7 蒸気圧力検出器(負荷検出手段) 12 水位制御器 M 第1水位検出電極(水位検出手段) S 第2水位検出電極(水位検出手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ボイラの水位制御装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の動作説明図である。
【図2】同実施例の全体概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】 1 缶体 2 上部管寄せ 3 上部管寄せ 4 水管 5 バーナ 6 給水ポンプ 7 蒸気圧力検出器(負荷検出手段) 12 水位制御器 M 第1水位検出電極(水位検出手段) S 第2水位検出電極(水位検出手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 上部管寄せ2及び下部管寄せ3間に多数
の略垂直の水管4を接続した缶体1と、前記上部管寄せ
2及び下部管寄せ3間に連通接続される水位制御器12
と、前記水管4を少なくとも高燃焼と低燃焼とに加熱す
るバーナ5と、前記缶体1に水を供給するポンプ6とを
備える蒸気ボイラにおいて、それぞれ前記水位制御器12
内の所定水位を検出するように設けられる第1水位検出
手段Mと、この第1水位検出手段Mよりも高い所定の水
位を検出する第2水位検出手段Sと、蒸気負荷を検出す
る負荷検出手段7と、高燃焼時に前記第1水位検出手段
Mの水無し検出から所定時間T3経過後に前記ポンプ6
をONすると共に水有り検出から所定時間T4経過後に
前記ポンプ6をOFFし、低燃焼時に前記第2水位検出
手段Sの水無し検出から所定時間T1経過後に前記ポン
プ6をONすると共に水有り検出から所定時間T2経過
後に前記ポンプ6をOFFし、高燃焼時の前記負荷検出
手段7による低負荷検出時に前記所定時間T3を高負荷
検出時よりも減少させるか及び/又は前記所定時間T4
を増加させ、低燃焼時の前記負荷検出手段7による低負
荷検出時に前記所定時間T1を高負荷検出時よりも減少
させるか及び/又は前記所定時間T2を増加させる水位
制御手段とを具備することを特徴とするボイラの水位制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8585592U JPH0674804U (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | ボイラの水位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8585592U JPH0674804U (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | ボイラの水位制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674804U true JPH0674804U (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13870498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8585592U Pending JPH0674804U (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | ボイラの水位制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674804U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735361A (en) * | 1980-08-12 | 1982-02-25 | Nec Corp | Film carrier lead |
| JPH0245309B2 (ja) * | 1984-06-07 | 1990-10-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP8585592U patent/JPH0674804U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735361A (en) * | 1980-08-12 | 1982-02-25 | Nec Corp | Film carrier lead |
| JPH0245309B2 (ja) * | 1984-06-07 | 1990-10-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
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