JPH0675128U - イチゴの栽培装置 - Google Patents

イチゴの栽培装置

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JPH0675128U
JPH0675128U JP2386793U JP2386793U JPH0675128U JP H0675128 U JPH0675128 U JP H0675128U JP 2386793 U JP2386793 U JP 2386793U JP 2386793 U JP2386793 U JP 2386793U JP H0675128 U JPH0675128 U JP H0675128U
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JP
Japan
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light
bed
cultivating
cultivation bed
cultivation
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Application number
JP2386793U
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English (en)
Inventor
隆夫 中村
博光 福地
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Seiwa KK
Original Assignee
Seiwa KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下段に配設された栽培ベッドで栽培されるイ
チゴの光不足、温度不足を解消し、もって下段の栽培ベ
ッドにおける収穫効率を従来よりも向上する。 【構成】 最上段の栽培ベッド2を除いて下段に配設さ
れる栽培ベッド3で栽培するイチゴに光を照射可能な照
明装置としての電球15,16,17を配設する。該下
段の栽培ベッド3の両側壁部の外方に光反射性シート1
8を配設する。下段の栽培ベッド3で栽培されるイチゴ
に対し、夜間は電球15,16,17から所定時間光が
照射され、昼間は光反射性シート18からの反射光が供
給される。したがって、光不足、温度不足が解消され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はイチゴの栽培装置、特に促成栽培に適するイチゴの栽培装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
イチゴ栽培においては、収穫量を増加させるために、温室内に配設した所定の 幅と長さを有する栽培ベッドを鉛直方向に多段(通常は2段)に配設することが 行われている。また、促成栽培では、所定の低温、短日環境を所定期間維持する ことによって花芽分化を促進し、さらに、花芽分化後の休眠期において、完全に 休眠状態に入る前の状態、すなわち半休眠状態を維持することが行われている。 この半休眠状態は温室内をほぼ4〜5月程度の温度、日長環境とすることにより 維持されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、栽培ベッドを多段に配設した場合、下段に配設される栽培ベッドは上 段栽培ベッドの陰になるため、下段栽培ベッドで成長するイチゴは光不足、温度 不足となり易い。そのため、下段栽培ベッドにおける収穫量は、上段栽培ベッド における収穫量よりも著しく少ない。
【0004】 また、促成栽培でも、上段栽培ベッドで栽培するイチゴを適切な環境条件に合 わせると、下段栽培ベッドで栽培されるイチゴにとっては、光不足、温度不足と なってしまい、半休眠状態を維持できず、より完全休眠状態に近い状態となって しまう。そのため、生殖成長と栄養成長のバランスがとれず、結果的に収穫量も 上段栽培ベッドと比較して著しく少ない。
【0005】 本考案は上記した課題を解消するためになされたものであり、下段に配設され た栽培ベッドで栽培されるイチゴの光不足、温度不足を解消し、もって下段の栽 培ベッドにおける収穫効率を従来よりも向上することができ、特に、促成栽培に 適する多段式のイチゴの栽培装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため本考案のイチゴの栽培装置は、栽培ベッドが鉛直 方向に所定間隔をおいて複数配設されてなる多段式のイチゴの栽培装置において 、最上段の栽培ベッドを除いて下段に配設される栽培ベッドで栽培するイチゴに 光を照射可能な照明装置と、該下段の栽培ベッドの両側壁部の外方に配設される 光反射性シートと、を有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】
以下、本考案のイチゴの栽培装置を図面に示した実施例に基づき説明する。図 において、1は本実施例の栽培装置であり、上段栽培ベッド2と下段栽培ベッド 3との2段から構成される。
【0008】 上段栽培ベッド2と下段栽培ベッド3は、基材21,31と、この基材21, 31の内側に充填される土、砂、ロックウール等の培地22,32とを有するも のであれば特に制限されない。基材21,31としては、図1〜図3に示すよう に、所定の長さと幅を有し、断面略U字状に張設されるプラスチックシートから なるものを用いることができる。プラスチックシートからなる基材21,31を 張設するための支持部材は、例えば3本一組として、所定間隔をおいてそれぞれ 対向して2列に地面に立設される脚部材4,4、5,5、6,6と、各列におけ る脚部材4,5,6に所定間隔をおいてそれぞれ対向して掛け渡し配設される上 段パイプ7,8及び下段パイプ9,10と、から構成される。そして、上段栽培 ベッド2を形成する基材21は、上段パイプ7,8に両側壁部の上端縁付近が巻 つけられて固定され、上記したように断面略U字状となるように張設されており 、下段栽培ベッド3を形成する基材31は同様にして下段パイプ9,10に固定 配設される。
【0009】 また、図1〜図3から明らかなように、本実施例では、基材21,31の底壁 部との間に排水用の間隙部21a,31aを形成するため、上段パイプ7,8及 び下段パイプ9,10に支持され、基材21,31の外側に同じく略U字状に補 助シート21b,31bが配設されている。
【0010】 さらに、各補助シート21b,31bには間隙部21a,31aを通過する排 液を排出するための排液管11,12がそれぞれ接続されている。また、各基材 21,31の内側下部には、図3に示したように、培地の温度調整用の温冷水チ ューブ13,14が配設されている。なお、温冷水チューブ13,14は任意の 温水源又は冷水源(図示せず)に接続されている。
【0011】 なお、上段栽培ベッド2及び下段栽培ベッド3としては、横断面略凹状に成形 した硬質プラスチックや金属等の剛体からなるものを基材として用いることがで きる。また、必要に応じて、底壁部の略中央部に排液口を設け、その裏面側に排 液口を通過する排液を受け止めるような横断面略凹状の排液部を、所定の型を用 いて一体成形したものを用いることもできる。
【0012】 下段栽培ベッド3の上方適宜位置、本実施例では、それぞれ対向する脚部材4 ,4、5,5、6,6間に横架した支持棒4a,5a,6aに吊り下げられた照 明装置としての電球15,16,17が配設されている。この電球15,16, 17は、イチゴの草勢維持のため日長をコントロールするために用いるものであ る。すなわち、下段栽培ベッド3は上段栽培ベッド2の陰となるため、昼間の光 の供給量及び供給時間が上段栽培ベッド2と比較して少ないことから、それを補 うために配設される。この電球15,16,17としては、通常の電照栽培に使 用される白熱電球等が用いられるが、上段栽培ベッド2で栽培されるイチゴに対 しては、光の過剰供給とならないように、該電球15,16,17の外管の上部 には任意の遮光手段を施すことが好ましい。遮光手段としては、遮光用カバーで 被覆したり、本実施例のように金属膜15a,16a,17aで被覆したりする 等の手段を採用することができる。なお、照明時間は、通常、夕方から夜間、所 定時間ごとに電球15,16,17をON・OFFして行われる。
【0013】 下段栽培ベッド3の両側壁部32,33の外方の地面上には、光反射性シート 18が敷設されている。この光反射性シート18は、主として、昼間、日照及び 温度不足になり易い下段栽培ベッド3のイチゴに対し、反射光により補光し、光 合成を促進するために配設されるものである。また、この反射光が上段栽培ベッ ド2のイチゴに対しても照射されることにより、上段栽培ベッド2のイチゴの光 合成をさらに促進する作用も営むものである。光反射性シート18としては、ポ リエステルフィルム、ポリエチレンフィルム等のプラスチックシートの上面側に アルミ蒸着を施したものを用いることができる。なお、通常は、地面上に敷設さ れるため、透水性確保のため、適宜の孔隙を設けたり、あるいは、短冊状に切断 した上記アルミ蒸着のシートを編み込んだものを用いることが好ましい。
【0014】 かかる構成からなる本実施例のイチゴの栽培装置では、下段栽培ベッド3で栽 培するイチゴに対して、電球15,16,17から夜間に光が照射され、また、 昼間、光反射性シート18からの反射光による光を受ける。このため、日長、光 合成作用共に、上段栽培ベッド2で栽培するイチゴと比較して著しく劣ることが ないように確保できる。また、促成栽培を行っても、上段栽培ベッド2で栽培す るものと下段栽培ベッド3で栽培するものとの光条件、温度条件の差が従来と比 較して小さいため、下段栽培ベッド3で栽培するイチゴも半休眠状態を維持でき 、生殖生長と栄養生長のバランスがとれる。
【0015】 (実験例) 上段栽培ベッド2に25cm間隔で40株の苗を定植し、下段栽培ベッド3に も25cm間隔で40株の苗を定植した。定植してから収穫期まで、毎日没後、 18時から、電球15,16,17を15分間ONし、45分間OFFするとい うサイクルで8回繰り返し電照を行った。
【0016】 (比較例) 実験例と同じの株数の苗を、上段栽培ベッド及び下段栽培ベッドに定植した。 光反射性シートは敷設せず、また、電照も行わなかった。 実験例と比較例の収穫量は表1のとおりであった。なお、データは一株当りの 平均収穫量である。
【0017】
【表1】
【0018】 表1から、上段栽培ベッドの収穫量に対する下段栽培ベッドの収穫量は、総量 で比較して実験例では約61%であるのに対し、比較例の場合は52%である。 したがって、実験例では上段栽培ベッドの収穫量と下段栽培のベッドの収穫量の 差が小さくなった。
【0019】 なお、実験例では、光反射性シートの影響を受けて上段栽培ベッドの収穫量も 増加している。したがって、上段栽培ベッドが光反射性シートの影響を受けず、 それによる収穫量の増加が無いと仮定した場合、すなわち、比較例における上段 栽培ベッドの収穫量と実験例における下段栽培ベッドの収穫量を比較すると、14 7.15/225.57より、上記比率は約65%となり、実験例の下段栽培ベッドの収穫 効率がいかに向上したかがわかる。
【0020】
【考案の効果】
本考案のイチゴの栽培装置は、照明装置、光反射性シートを有している。した がって、下段に配設された栽培ベッドで栽培されるイチゴの光不足、温度不足を 解消することができ、下段の栽培ベッドにおける収穫効率を従来よりも向上させ ることができる。特に、光不足、温度不足を解消することができるため、下段の 栽培ベッドで栽培されるイチゴの栄養成長、生殖成長のバランスを上段で栽培す るものとほぼ同様に調整、維持することができ、促成栽培用の装置として適して いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案のイチゴの栽培装置の一実施例
を示す概略斜視図である。
【図2】図2は、図1A−A線に沿った概略断面図であ
る。
【図3】図3は、図1B−B線に沿った概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 栽培装置 2 上段栽培ベッド 21 基材 3 下段栽培ベッド 31 基材 4 脚部材 5 脚部材 6 脚部材 7 上段パイプ 8 上段パイプ 9 下段パイプ 10 下段パイプ 15 電球 16 電球 17 電球 18 光反射性シート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 栽培ベッドが鉛直方向に所定間隔をおい
    て複数配設されてなる多段式のイチゴの栽培装置におい
    て、 最上段の栽培ベッドを除いて下段に配設される栽培ベッ
    ドで栽培するイチゴに光を照射可能な照明装置と、該下
    段の栽培ベッドの両側壁部の外方に配設される光反射性
    シートと、を有することを特徴とするイチゴの栽培装
    置。
  2. 【請求項2】 前記栽培ベッドが2段であって、照明装
    置が下段に配設された栽培ベッドの上方に配設され、か
    つ光反射性シートが下段栽培ベッドの両側壁部の外方に
    配設されている請求項1記載のイチゴの栽培装置。
JP2386793U 1993-04-09 1993-04-09 イチゴの栽培装置 Pending JPH0675128U (ja)

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JP2386793U JPH0675128U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 イチゴの栽培装置

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JPH0675128U true JPH0675128U (ja) 1994-10-25

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JP2386793U Pending JPH0675128U (ja) 1993-04-09 1993-04-09 イチゴの栽培装置

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JP (1) JPH0675128U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11275953A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Tochigi Prefecture いちご栽培装置
JP2015522298A (ja) * 2012-09-21 2015-08-06 キョンサンブク−ド アグリカルチュラル テクノロジー アドミニストレーション 多段栽培床を用いたオーガニック・オタネニンジン連続栽培システム

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