JPH0675379B2 - 進行波型偏向装置 - Google Patents
進行波型偏向装置Info
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- JPH0675379B2 JPH0675379B2 JP63291892A JP29189288A JPH0675379B2 JP H0675379 B2 JPH0675379 B2 JP H0675379B2 JP 63291892 A JP63291892 A JP 63291892A JP 29189288 A JP29189288 A JP 29189288A JP H0675379 B2 JPH0675379 B2 JP H0675379B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は陰極線管(CRT)の進行波型偏向装置に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術] 偏向装置を電子ビームが通過する間、偏向電圧が変化し
ないとすれば、偏向電圧の大きさに比例した電子ビーム
の偏向を得ることができる。しかし、偏向電圧の周波数
が高いために偏向装置を電子ビームが通過する間に偏向
電圧が変化すると、所望の偏向が不可能となる。
ないとすれば、偏向電圧の大きさに比例した電子ビーム
の偏向を得ることができる。しかし、偏向電圧の周波数
が高いために偏向装置を電子ビームが通過する間に偏向
電圧が変化すると、所望の偏向が不可能となる。
この問題を解決するために、進行波型偏向装置が使用さ
れている。進行波型偏向装置では、螺旋(ヘリカル)型
等の進行波型偏向導体(遅延回路)の一端から他端に伝
播する偏向信号の進行速度と電子ビームの走行速度とを
ほぼ一致させる。これによって偏向作用時間が長くな
り、電子ビームを充分に偏向することができ、広帯域偏
向装置を提供することが可能になる。
れている。進行波型偏向装置では、螺旋(ヘリカル)型
等の進行波型偏向導体(遅延回路)の一端から他端に伝
播する偏向信号の進行速度と電子ビームの走行速度とを
ほぼ一致させる。これによって偏向作用時間が長くな
り、電子ビームを充分に偏向することができ、広帯域偏
向装置を提供することが可能になる。
このような進行波型偏向装置を容易且つ強固に形成する
ために、長手の絶縁性基板に帯状導体を螺旋状に巻き回
すことが特公昭57−10538号公報及び特公昭57−10539号
公報に開示されている。また、一対の螺旋状導体の対向
間隔はビーム進行方向に沿って徐々に増大しているの
で、これに基づく特性インピーダンスの不均一性を補償
するために静電容量補正部材を設けることも上記公報に
開示されている。
ために、長手の絶縁性基板に帯状導体を螺旋状に巻き回
すことが特公昭57−10538号公報及び特公昭57−10539号
公報に開示されている。また、一対の螺旋状導体の対向
間隔はビーム進行方向に沿って徐々に増大しているの
で、これに基づく特性インピーダンスの不均一性を補償
するために静電容量補正部材を設けることも上記公報に
開示されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来の装置は螺旋状導体の端部のインダクタ
ンスの減少を考慮して作製されていない。即ち、螺旋状
導体の一端及び他端では一方の側に隣接して螺旋状導体
が配置されているが他方の側には螺旋状導体が配置され
ていないために、相互作用に基づくインダクタンスが小
さくなり、螺旋状導体の一端から他端までの特性インピ
ーダンスを均一にすることができなかった。
ンスの減少を考慮して作製されていない。即ち、螺旋状
導体の一端及び他端では一方の側に隣接して螺旋状導体
が配置されているが他方の側には螺旋状導体が配置され
ていないために、相互作用に基づくインダクタンスが小
さくなり、螺旋状導体の一端から他端までの特性インピ
ーダンスを均一にすることができなかった。
第8図は長さlの従来の偏向部における特性インピーダ
ンスを模式的に示す。偏向部の一端部分A及び他端部分
Bにおける特性インピーダンスZ1、Z2が中央部分の特性
インピーダンスZ0よりも低くなっている。このような偏
向部に対して終端抵抗Rが短い距離で接続され、且つ増
幅器Qも短い距離で接続されているものとすれば、R=
Z0=Z1=Z2の時に増幅器Qから供給される進行波信号が
偏向部において電子ビームと同期して伝送され、電子ビ
ームを偏向して終端抵抗Rによって終端される。しか
し、R=Z0=Z1>Z2の時には、増幅器Qから供給された
進行波信号は偏向部を電子ビームと同期して伝送され、
電子ビームを偏向するが、信号波信号が他端部分Bで一
部反射し、後進波の伝送が偏向部(遅延回路)に生じ、
且つこの後進波による電子ビームの偏向が生じる。後進
波は一端部分Aを通って増幅器Qで再反射し、進行波が
生じる。
ンスを模式的に示す。偏向部の一端部分A及び他端部分
Bにおける特性インピーダンスZ1、Z2が中央部分の特性
インピーダンスZ0よりも低くなっている。このような偏
向部に対して終端抵抗Rが短い距離で接続され、且つ増
幅器Qも短い距離で接続されているものとすれば、R=
Z0=Z1=Z2の時に増幅器Qから供給される進行波信号が
偏向部において電子ビームと同期して伝送され、電子ビ
ームを偏向して終端抵抗Rによって終端される。しか
し、R=Z0=Z1>Z2の時には、増幅器Qから供給された
進行波信号は偏向部を電子ビームと同期して伝送され、
電子ビームを偏向するが、信号波信号が他端部分Bで一
部反射し、後進波の伝送が偏向部(遅延回路)に生じ、
且つこの後進波による電子ビームの偏向が生じる。後進
波は一端部分Aを通って増幅器Qで再反射し、進行波が
生じる。
また、第8図のようにZ1、Z2の両方がZ0及びRと等しく
ない場合には一端部分Aと他端部分Bとの両方で反射が
生じる。
ない場合には一端部分Aと他端部分Bとの両方で反射が
生じる。
上述のように進行波型偏向装置において反射が生じる
と、理想的な偏向が不可能になり、波形歪みが生じる。
と、理想的な偏向が不可能になり、波形歪みが生じる。
そこで、本発明の目的は、特性インピーダンスの均一化
を容易に図ることができる進行波型偏向装置を提供する
ことにある。
を容易に図ることができる進行波型偏向装置を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、電子ビームの通路
を挟んで対向配置された第1及び第2の偏向体から成
り、前記第1の偏向体が第1の螺旋状導体と前記第1の
螺旋状導体と同一方向に延びていると共に前記第1の螺
旋状導体の内側に配置されている第1のアース導体とを
備えており、前記第2の偏向体が第2の螺旋状導体と前
記第2の螺旋状導体と同一方向に延びていると共に前記
第2の螺旋状導体の内側に配置されている第2のアース
導体とを備えている進行波型偏向装置において、前記第
1及び第2のアース導体に隣接又は近接していると共に
前記第1及び第2の螺旋状導体に夫々対向するように配
置され且つ前記第1及び第2の螺旋状導体の少なくとも
最初の1ターンと最後の1ターンには対向しないように
形成された第1及び第2の特性インピーダンス補償板が
設けられ、前記第1及び第2の螺旋状導体が全長にわた
ってほぼ同一の特性インピーダンスを有していることを
特徴とする進行波型偏向装置に係わるものである。
を挟んで対向配置された第1及び第2の偏向体から成
り、前記第1の偏向体が第1の螺旋状導体と前記第1の
螺旋状導体と同一方向に延びていると共に前記第1の螺
旋状導体の内側に配置されている第1のアース導体とを
備えており、前記第2の偏向体が第2の螺旋状導体と前
記第2の螺旋状導体と同一方向に延びていると共に前記
第2の螺旋状導体の内側に配置されている第2のアース
導体とを備えている進行波型偏向装置において、前記第
1及び第2のアース導体に隣接又は近接していると共に
前記第1及び第2の螺旋状導体に夫々対向するように配
置され且つ前記第1及び第2の螺旋状導体の少なくとも
最初の1ターンと最後の1ターンには対向しないように
形成された第1及び第2の特性インピーダンス補償板が
設けられ、前記第1及び第2の螺旋状導体が全長にわた
ってほぼ同一の特性インピーダンスを有していることを
特徴とする進行波型偏向装置に係わるものである。
なお、請求項2に示すように第1及び第のアース導体の
第1及び第2の螺旋状導体の一端部及び他端部に対応す
る部分の幅を狭めて特性インピーダンスの均一化を図る
こともできる。
第1及び第2の螺旋状導体の一端部及び他端部に対応す
る部分の幅を狭めて特性インピーダンスの均一化を図る
こともできる。
[作用] 請求項1及び2のいずれの発明においても、従来の装置
で生じていた螺旋状導体の端部におけるインダクタンス
の減少を特性インピーダンス補償板又はアース導体に依
存する静電容量によって補償することができ、特性イン
ピーダンスの均一化を図ることができる。
で生じていた螺旋状導体の端部におけるインダクタンス
の減少を特性インピーダンス補償板又はアース導体に依
存する静電容量によって補償することができ、特性イン
ピーダンスの均一化を図ることができる。
上述のように特性インピーダンスが均一化されると、偏
向信号の端部における反射を阻止又は低減し、波形歪み
を改善することができる。
向信号の端部における反射を阻止又は低減し、波形歪み
を改善することができる。
[実施例] 次に、第1図〜第6図を参照して本発明の実施例に係わ
るオシロスコープのCRTを説明する。
るオシロスコープのCRTを説明する。
このCRT1は、第6図に示すように、排気した管体2と、
この中に組み込まれた陰極線管用電極構体3と、蛍光ス
クリーン4とから成る。
この中に組み込まれた陰極線管用電極構体3と、蛍光ス
クリーン4とから成る。
陰極線管用電極構体3は、カソードと制御グリッドとの
組立体6とアノード6とから成る電子銃7、第1の四極
レンズ8、第2の四極レンズ9、本発明に関係する垂直
偏向装置10、第3の四極レンズ11、水平偏向装置12及び
偏向拡大電子レンズ13備えており、これ等は共通の絶縁
支持体14、15に支持されている。
組立体6とアノード6とから成る電子銃7、第1の四極
レンズ8、第2の四極レンズ9、本発明に関係する垂直
偏向装置10、第3の四極レンズ11、水平偏向装置12及び
偏向拡大電子レンズ13備えており、これ等は共通の絶縁
支持体14、15に支持されている。
蛍光スクリーン4は、フェスプレート16と、蛍光物質層
17と導体層18とから成る。導体層18は、偏向拡大電子レ
ンズ13の近傍まで延在する後段加速電極19に接続されて
いる。
17と導体層18とから成る。導体層18は、偏向拡大電子レ
ンズ13の近傍まで延在する後段加速電極19に接続されて
いる。
本発明に係わる垂直偏向装置10は、第1図、第2図及び
第4図から明らかなように、ビーム通路20を挟むように
配置された第1及び第2の偏向体21、22を備えている。
第1の偏向体21は、第1の絶縁性基板23と、第1の螺旋
状導体24と、一対の第1のアース導体25a、25bとを備
え、ビーム走行方向(Z軸方向)に延びるように配置さ
れている。第2の偏向体22も同様に、第2の絶縁性基板
26と、第2の螺旋状導体27と、一対の第2のアース導体
28a、28bとを備え、ビーム走行方向(Z軸方向)に延び
るように配置されている。なお、第6図から明らかなよ
うに第1及び第2の偏向体21、22の相互間隔はビーム進
行方向に進むに従って徐々に大きくなっている。これに
より、第1及び第2の螺旋状導体24、27の静電容量も変
化するので、これを補償するために静電容量補償板35
a、35bが偏向体21、22に沿って配置されている。
第4図から明らかなように、ビーム通路20を挟むように
配置された第1及び第2の偏向体21、22を備えている。
第1の偏向体21は、第1の絶縁性基板23と、第1の螺旋
状導体24と、一対の第1のアース導体25a、25bとを備
え、ビーム走行方向(Z軸方向)に延びるように配置さ
れている。第2の偏向体22も同様に、第2の絶縁性基板
26と、第2の螺旋状導体27と、一対の第2のアース導体
28a、28bとを備え、ビーム走行方向(Z軸方向)に延び
るように配置されている。なお、第6図から明らかなよ
うに第1及び第2の偏向体21、22の相互間隔はビーム進
行方向に進むに従って徐々に大きくなっている。これに
より、第1及び第2の螺旋状導体24、27の静電容量も変
化するので、これを補償するために静電容量補償板35
a、35bが偏向体21、22に沿って配置されている。
第1及び第2のアース導体25a、25b、28a、28bは第1及
び第2の絶縁性基板23、26と第1及び第2の螺旋状導体
24、27とを支持することが可能な強度を有する帯状金属
板から成り、ビーム走行方向(Z軸方向)に延びるよう
に第1及び第2の絶縁性基板23、26に設けられた溝29、
30内に配置されている。第1及び第2のアース導体25
a、25b、28a、28bは第1及び第2の螺旋状導体24、27の
内側に位置し、第1及び第2の螺旋状導体24、27と共に
進行波伝送回路を構成する。
び第2の絶縁性基板23、26と第1及び第2の螺旋状導体
24、27とを支持することが可能な強度を有する帯状金属
板から成り、ビーム走行方向(Z軸方向)に延びるよう
に第1及び第2の絶縁性基板23、26に設けられた溝29、
30内に配置されている。第1及び第2のアース導体25
a、25b、28a、28bは第1及び第2の螺旋状導体24、27の
内側に位置し、第1及び第2の螺旋状導体24、27と共に
進行波伝送回路を構成する。
第1及び第2の螺旋状導体24、27は帯状金属板を第1及
び第2の絶縁性基板23、26に巻き回したものから成る。
なお、第1及び第2の螺旋状導体24、27を容易且つ正確
に形成するために第1及び第2の絶縁性基板23、26の一
対の側面には第5図に示すように溝31が設けられてい
る。
び第2の絶縁性基板23、26に巻き回したものから成る。
なお、第1及び第2の螺旋状導体24、27を容易且つ正確
に形成するために第1及び第2の絶縁性基板23、26の一
対の側面には第5図に示すように溝31が設けられてい
る。
一対の第1のアース導体25a、25bは第1図に示すように
一端及び他端で互いに接続導体32で接続され、また、第
1の偏向体21の支持脚として機能するように折り曲げら
れ、第6図の絶縁支持体14に支持されている。第2のア
ース導体28a、28bも第1のアース導体25a、25bと同様に
構成されている。
一端及び他端で互いに接続導体32で接続され、また、第
1の偏向体21の支持脚として機能するように折り曲げら
れ、第6図の絶縁支持体14に支持されている。第2のア
ース導体28a、28bも第1のアース導体25a、25bと同様に
構成されている。
本発明に従うそれぞれ2枚から成る第1及び第2の特性
インピーダンス補償板33a、33b、34a、34bは導電性の板
(金属板)から成り、第1及び第2のアース導体25a、2
5b、28a、28b上に配置されている。第1図から明らかな
ように特性インピーダンス補償板33a、33bは螺旋状導体
24に対向配置されてはいるが、螺旋状導体24の全長に渡
って対向せず、一端部及び他端部を除いた領域で対向さ
せている。即ち、特性インピーダンス補償板33a、33bと
アース導体25a、25bとの組み合わせから成る部分と螺旋
状導体24との間の静電容量が、螺旋状導体24の一端部及
び他端部でこれ等の間よりも小さくなるように特性イン
ピーダンス補償板33a、33bが配置されている。この静電
容量の減少量は、螺旋状導体24の一端部及び他端部にお
けるインダクタンスの減少量に対応するように設定され
ている。なお、第2の特性インピーダンス補償板34a、3
4bも第1の特性インピーダンス補償板33a、33bと全く同
様に構成されている。
インピーダンス補償板33a、33b、34a、34bは導電性の板
(金属板)から成り、第1及び第2のアース導体25a、2
5b、28a、28b上に配置されている。第1図から明らかな
ように特性インピーダンス補償板33a、33bは螺旋状導体
24に対向配置されてはいるが、螺旋状導体24の全長に渡
って対向せず、一端部及び他端部を除いた領域で対向さ
せている。即ち、特性インピーダンス補償板33a、33bと
アース導体25a、25bとの組み合わせから成る部分と螺旋
状導体24との間の静電容量が、螺旋状導体24の一端部及
び他端部でこれ等の間よりも小さくなるように特性イン
ピーダンス補償板33a、33bが配置されている。この静電
容量の減少量は、螺旋状導体24の一端部及び他端部にお
けるインダクタンスの減少量に対応するように設定され
ている。なお、第2の特性インピーダンス補償板34a、3
4bも第1の特性インピーダンス補償板33a、33bと全く同
様に構成されている。
この垂直偏向装置10における第1及び第2の螺旋状導体
24、27の1ターン当りのインダクタンスをそれぞれL、
第1及び第2の螺旋状導体24、27の1ターン当りの対向
容量C1の2倍及び、第1及び第2の螺旋状導体24、27と
静電容量補償板35a、35bとの間のそれぞれの1ターン当
りの容量C2と第1及び第2の螺旋状導体24、27とアース
導体25a、25b、28a、28b及び特性インピーダンス補償板
33a、33b、34a、34bの組み合わせ体との間のそれぞれの
1ターン当りの容量C3との和をC、第1及び第2の螺旋
状導体24、27の1ターン当りの隣接間容量をC0、角周波
数をωとしたときの第1及び第2の偏向体21、22に基づ
く遅延回路の特性インピーダンスZ0と位相速度vは次式
で与えられる。
24、27の1ターン当りのインダクタンスをそれぞれL、
第1及び第2の螺旋状導体24、27の1ターン当りの対向
容量C1の2倍及び、第1及び第2の螺旋状導体24、27と
静電容量補償板35a、35bとの間のそれぞれの1ターン当
りの容量C2と第1及び第2の螺旋状導体24、27とアース
導体25a、25b、28a、28b及び特性インピーダンス補償板
33a、33b、34a、34bの組み合わせ体との間のそれぞれの
1ターン当りの容量C3との和をC、第1及び第2の螺旋
状導体24、27の1ターン当りの隣接間容量をC0、角周波
数をωとしたときの第1及び第2の偏向体21、22に基づ
く遅延回路の特性インピーダンスZ0と位相速度vは次式
で与えられる。
(1)(2)式の角周波数ωに依存する第2項以下は分
散項と呼ばれ、できる限り小さいことが望ましい。この
実施例では絶縁性基板23、26で螺旋状導体24、27を支持
しているので、C0を小さくすることが可能になり、第2
項以下を小さくすることができる。
散項と呼ばれ、できる限り小さいことが望ましい。この
実施例では絶縁性基板23、26で螺旋状導体24、27を支持
しているので、C0を小さくすることが可能になり、第2
項以下を小さくすることができる。
今、(1)式の2項以下を無視すれば、特性インピーダ
ンスを で示すことができる。螺旋状導体24の端部の1ターン当
りのインダクエタンスをL1、容量をC4、両端部以外の部
分における1ターン当りのインダクタンスをL2、容量を
C5とすれば、 が成立するように静電容量C4、C5を調整する。即ち、端
部のインダクタンスL1はこれ以外の部分のインダクタン
スL2よりも小さいので、端部の容量C4を減少させるか、
端部以外の部分の容量C5を増大させることによって特性
インピーダンスの均一化を図り、反射現象のない伝送線
路を形成する。
ンスを で示すことができる。螺旋状導体24の端部の1ターン当
りのインダクエタンスをL1、容量をC4、両端部以外の部
分における1ターン当りのインダクタンスをL2、容量を
C5とすれば、 が成立するように静電容量C4、C5を調整する。即ち、端
部のインダクタンスL1はこれ以外の部分のインダクタン
スL2よりも小さいので、端部の容量C4を減少させるか、
端部以外の部分の容量C5を増大させることによって特性
インピーダンスの均一化を図り、反射現象のない伝送線
路を形成する。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
次の変形が可能なものである。
(1)特性インピーダンス補償板33a、33b、34a、34bを
設ける代りに、アース導体25a、25b、28a、28bの螺旋状
導体24の一端部及び他端部に対向する部分の幅を狭くす
ることによって容量を低減してもよい。
設ける代りに、アース導体25a、25b、28a、28bの螺旋状
導体24の一端部及び他端部に対向する部分の幅を狭くす
ることによって容量を低減してもよい。
(2)特性インピーダンス補償板33a、33b、34a、34bの
配置場所によって容量を調整する代りに、この幅を調整
して容量を調整してもよい。
配置場所によって容量を調整する代りに、この幅を調整
して容量を調整してもよい。
(3)特性インピーダンス補償板33a〜34bを第7図に示
すようにビーム進行方向に従って幅が広くなるように形
成し、且つ端部を幅狭にしてもよい。このように形成す
れば第6図に示すように一対の偏向体21、22がビーム進
行方向に徐々に相互間隔が広くなっていることによる静
電容量の変化を補償することができる。この場合には第
6図の容量補償板35a、35bを省くことができる。
すようにビーム進行方向に従って幅が広くなるように形
成し、且つ端部を幅狭にしてもよい。このように形成す
れば第6図に示すように一対の偏向体21、22がビーム進
行方向に徐々に相互間隔が広くなっていることによる静
電容量の変化を補償することができる。この場合には第
6図の容量補償板35a、35bを省くことができる。
(4)各偏向体21、22に2枚のアース導体25a、25b、28
a、28b及び2枚の特性インピーダンス補償板33a、33b、
34a、34bを夫々設ける代りに、夫々1枚のアース導体と
1枚の特性インピーダンス補償板とを設けること、又は
特性インピーダンス補償機能を有する1枚のアース導体
を設けることができる。
a、28b及び2枚の特性インピーダンス補償板33a、33b、
34a、34bを夫々設ける代りに、夫々1枚のアース導体と
1枚の特性インピーダンス補償板とを設けること、又は
特性インピーダンス補償機能を有する1枚のアース導体
を設けることができる。
[発明の効果] 上述から明らかなように本発明によれば螺旋状導体の端
部における特性インピーダンスの減少を防いで特性イン
ピーダンスの均一性を良くすることができる。これによ
り、反射による波形歪みが抑制される。
部における特性インピーダンスの減少を防いで特性イン
ピーダンスの均一性を良くすることができる。これによ
り、反射による波形歪みが抑制される。
第1図は本発明の実施例に係わる進行波型偏向装置を第
2図のI−I線を切断して示す断面図、 第2図は第6図のII−II線に相当する部分の断面図、 第3図は特性インピーダンス補償板を示す平面図、 第4図は偏向体の一部を示す斜視図、 第5図は絶縁性基板を示す一部切欠斜視図、 第6図はCRTを示す一部切欠側面図、 第7図は変形例の特性インピーダンス補償板を示す平面
図、 第8図は模式的に示す特性インピーダンスを伴っている
偏向回路を示す図である。 10……垂直偏向装置、21,22……第1及び第2の偏向
体、23……第1の絶縁性基板、24……第1の螺旋状導
体、25a,25b……第1のアース導体、26……第2の絶縁
性基板、27……第2の螺旋状導体、28a,28b……第2の
アース導体、33a,33b,34a,34b……特性インピーダンス
補償板。
2図のI−I線を切断して示す断面図、 第2図は第6図のII−II線に相当する部分の断面図、 第3図は特性インピーダンス補償板を示す平面図、 第4図は偏向体の一部を示す斜視図、 第5図は絶縁性基板を示す一部切欠斜視図、 第6図はCRTを示す一部切欠側面図、 第7図は変形例の特性インピーダンス補償板を示す平面
図、 第8図は模式的に示す特性インピーダンスを伴っている
偏向回路を示す図である。 10……垂直偏向装置、21,22……第1及び第2の偏向
体、23……第1の絶縁性基板、24……第1の螺旋状導
体、25a,25b……第1のアース導体、26……第2の絶縁
性基板、27……第2の螺旋状導体、28a,28b……第2の
アース導体、33a,33b,34a,34b……特性インピーダンス
補償板。
Claims (2)
- 【請求項1】電子ビームの通路を挟んで対向配置された
第1及び第2の偏向体から成り、前記第1の偏向体が第
1の螺旋状導体と前記第1の螺旋状導体と同一方向に延
びていると共に前記第1の螺旋状導体の内側に配置され
ている第1のアース導体とを備えており、前記第2の偏
向体が第2の螺旋状導体と前記第2の螺旋状導体と同一
方向に延びていると共に前記第2の螺旋状導体の内側に
配置されている第2のアース導体とを備えている進行波
型偏向装置において、 前記第1及び第2のアース導体に隣接又は近接している
と共に前記第1及び第2の螺旋状導体に夫々対向するよ
うに配置され且つ前記第1及び第2の螺旋状導体の少な
くとも最初の1ターンと最後の1ターンには対向しない
ように形成された第1及び第2の特性インピーダンス補
償板が設けられ、前記第1及び第2の螺旋状導体が全長
にわたってほぼ同一の特性インピーダンスを有している
ことを特徴とする進行波型偏向装置。 - 【請求項2】電子ビームの通路を挟んで対向配置された
第1及び第2の偏向体から成り、前記第1の偏向体が第
1の螺旋状導体と前記第1の螺旋状導体と同一方向に延
びていると共に前記第1の螺旋状導体の内側に配置され
ている第1のアース導体とを備えており、前記第2の偏
向体が第2の螺旋状導体と前記第2の螺旋状導体と同一
方向に延びていると共に前記第2の螺旋状導体の内側に
配置されている第2のアース導体とを備えている進行波
型偏向装置において、 前記第1及び第2のアース導体は前記第1及び第2の螺
旋状導体に対向する板状体から成り、前記第1及び第2
のアース導体の前記第1及び第2の螺旋状導体の一端部
及び他端部に対向する部分の幅が前記第1及び第2の螺
旋状導体の中央部に対向する部分の幅よりも狭められ、
前記第1及び第2の螺旋状導体が全長にわたってほぼ同
一の特性インピーダンスを有していることを特徴とする
進行波型偏向装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63291892A JPH0675379B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 進行波型偏向装置 |
| US07/427,733 US5038075A (en) | 1988-10-28 | 1989-10-26 | Traveling-wave deflection system in a cathode-ray tube with conducting core on helical conductor. |
| NL8902667A NL192648C (nl) | 1988-10-28 | 1989-10-27 | Lopendegolfafbuigstelsel voor een kathodestraalbuis en kathodestraalbuis voorzien van een lopendegolfafbuigstelsel. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63291892A JPH0675379B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 進行波型偏向装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02139830A JPH02139830A (ja) | 1990-05-29 |
| JPH0675379B2 true JPH0675379B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17774803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63291892A Expired - Fee Related JPH0675379B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-11-18 | 進行波型偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675379B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3078730B2 (ja) * | 1995-08-24 | 2000-08-21 | ホソカワミクロン株式会社 | 減容機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5710539A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Bidirectional signal transmitter of distribution line carrier system |
| JPS58220341A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-21 | Matsushita Electronics Corp | 螺旋状偏向装置 |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP63291892A patent/JPH0675379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02139830A (ja) | 1990-05-29 |
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Legal Events
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