JPH067537Y2 - 高密度クレープ紙を用いた複合巻線 - Google Patents
高密度クレープ紙を用いた複合巻線Info
- Publication number
- JPH067537Y2 JPH067537Y2 JP1987036941U JP3694187U JPH067537Y2 JP H067537 Y2 JPH067537 Y2 JP H067537Y2 JP 1987036941 U JP1987036941 U JP 1987036941U JP 3694187 U JP3694187 U JP 3694187U JP H067537 Y2 JPH067537 Y2 JP H067537Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crepe paper
- composite winding
- winding
- density
- paper
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は巻線加工性の高い、高密度クレープ紙を用いた
複合巻線に関する。
複合巻線に関する。
(従来の技術) 従来から変圧器用巻線としては、平角導体上に絶縁紙や
合成繊維製の絶縁テープ等の巻回層を設けた絶縁素線
を、複数本縦に積み重ね、その上にさらに絶縁紙等の巻
回層を設けてなる複合巻線が使用されている。この内、
前者の絶縁紙を巻回した複合巻線は一般に絶縁油中、油
浸状態で使用され、また、後者の合成繊維製の絶縁テー
プを巻回した複合巻線は乾式状態で使用される。
合成繊維製の絶縁テープ等の巻回層を設けた絶縁素線
を、複数本縦に積み重ね、その上にさらに絶縁紙等の巻
回層を設けてなる複合巻線が使用されている。この内、
前者の絶縁紙を巻回した複合巻線は一般に絶縁油中、油
浸状態で使用され、また、後者の合成繊維製の絶縁テー
プを巻回した複合巻線は乾式状態で使用される。
しかしながら、この様な複合巻線においては、巻枠に巻
き取る際や変圧器に巻く際、屈曲部の各構成素線の曲げ
具合が異なってくるため、導体上に巻回された絶縁紙等
の重なり部分にこすれが生じ、紙切れなどの支障をきた
しやすいという欠点があった。
き取る際や変圧器に巻く際、屈曲部の各構成素線の曲げ
具合が異なってくるため、導体上に巻回された絶縁紙等
の重なり部分にこすれが生じ、紙切れなどの支障をきた
しやすいという欠点があった。
また素線同志の位置的なずれが、部分的に集中した場
合、内側素線が内側にコブ状に突出したり外側の複合絶
縁層が破談したりする場合があり、従って、巻線加工の
作業性が悪く、曲げ径をあまり小さくすることができな
いという問題がある。
合、内側素線が内側にコブ状に突出したり外側の複合絶
縁層が破談したりする場合があり、従って、巻線加工の
作業性が悪く、曲げ径をあまり小さくすることができな
いという問題がある。
このような問題を解決した複合巻線として複合巻線の素
線間およびその外側に潤滑性の高い層を設けた構造とし
たものが知られている(実公昭57−31463号公
報)。
線間およびその外側に潤滑性の高い層を設けた構造とし
たものが知られている(実公昭57−31463号公
報)。
上記の複合巻線においては、巻線加工時に生ずる素線同
志のこすれ、および位置的なずれを線の長さ方向に吸収
し、消失させることにより、内側素線の突出や外側の絶
縁層の破断を防止することができるが、素線とその絶縁
層との間、素線絶縁層の外側あるいは外側絶縁層の内側
に潤滑層を設ける必要があるため、その製造工程が複雑
であるという難点を有する。
志のこすれ、および位置的なずれを線の長さ方向に吸収
し、消失させることにより、内側素線の突出や外側の絶
縁層の破断を防止することができるが、素線とその絶縁
層との間、素線絶縁層の外側あるいは外側絶縁層の内側
に潤滑層を設ける必要があるため、その製造工程が複雑
であるという難点を有する。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の難点を解消するためになされたもので、
従来の複合巻線よりも簡単な構造を有し、かつ曲げ加工
時に内側素線の突出や外側絶縁層の破断を防止し得る複
合巻線を提供することをその目的とする。
従来の複合巻線よりも簡単な構造を有し、かつ曲げ加工
時に内側素線の突出や外側絶縁層の破断を防止し得る複
合巻線を提供することをその目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段と作用) 本考案は、平角導体2上に直接或いは他の層を介して素
線絶縁層3を設けてなる素線の複数本をその短尺辺方向
に積重し、その外側に外側絶縁層4を一体に設けてなる
複合巻線1において、前記素線絶縁層3および前記外側
絶縁層4を密度が0.95〜1.15(g/cm3)であ
る高密度クレープ紙により形成したことを特徴とする。
線絶縁層3を設けてなる素線の複数本をその短尺辺方向
に積重し、その外側に外側絶縁層4を一体に設けてなる
複合巻線1において、前記素線絶縁層3および前記外側
絶縁層4を密度が0.95〜1.15(g/cm3)であ
る高密度クレープ紙により形成したことを特徴とする。
本考案の高密度クレープ紙を用いた複合巻線は、素線絶
縁層および外側絶縁層に高密度クレープ紙を用いるもの
である。ここで使用される高密度クレープ紙は、良質の
クラフトパルプのみで抄紙したクラフト紙にしわ付け加
工(クレープ加工)を行った後、ダブルカレンダーによ
って高密度化させたものであり、密度が0.95〜1.
15(g/cm3)、伸びが15〜30%のクレープ紙で
ある。一例としてDennison社製高密度クレープ
紙22HCCが挙げられる。この高密度クレープ紙は従
来用いられてきたクラフト紙(例えばJIS C 23
04 2種)に比較して絶縁紙の長手方向で約7倍以
上、横方向で2倍以上の伸び量を有しており、かつその
厚さは従来のクラフト紙と同等である。従って複合巻線
の寸法を従来と同等とすることができ、曲げ加工時の歪
量を高密度クレープ紙は完全に吸収し得る。
縁層および外側絶縁層に高密度クレープ紙を用いるもの
である。ここで使用される高密度クレープ紙は、良質の
クラフトパルプのみで抄紙したクラフト紙にしわ付け加
工(クレープ加工)を行った後、ダブルカレンダーによ
って高密度化させたものであり、密度が0.95〜1.
15(g/cm3)、伸びが15〜30%のクレープ紙で
ある。一例としてDennison社製高密度クレープ
紙22HCCが挙げられる。この高密度クレープ紙は従
来用いられてきたクラフト紙(例えばJIS C 23
04 2種)に比較して絶縁紙の長手方向で約7倍以
上、横方向で2倍以上の伸び量を有しており、かつその
厚さは従来のクラフト紙と同等である。従って複合巻線
の寸法を従来と同等とすることができ、曲げ加工時の歪
量を高密度クレープ紙は完全に吸収し得る。
(実施例) 以下、図面の実施例に基づいて本考案を説明する。図に
示すように、本考案の高密度クレープ紙を用いた複合巻
線1は平角導体2上に素線絶縁層3を設けてなる平角素
線の複数本を、その短尺辺の方向に積み重ね、さらにそ
の外側に外側絶縁層4を一体に設けた構造を有してお
り、素線絶縁層3および外側絶縁層4は、高密度クレー
プ紙を巻回することにより構成される。
示すように、本考案の高密度クレープ紙を用いた複合巻
線1は平角導体2上に素線絶縁層3を設けてなる平角素
線の複数本を、その短尺辺の方向に積み重ね、さらにそ
の外側に外側絶縁層4を一体に設けた構造を有してお
り、素線絶縁層3および外側絶縁層4は、高密度クレー
プ紙を巻回することにより構成される。
上記の高密度クレープ紙は、その密度において従来のク
ラフト紙より大で、破断伸び量は著しく大きい。これら
の値を比較すると下表の如くなる。尚、厚さ、密度、破
断伸び量は、それぞれ、JIS C 2111 5、6.
1、7の試験方法にしたがって測定したものである。
ラフト紙より大で、破断伸び量は著しく大きい。これら
の値を比較すると下表の如くなる。尚、厚さ、密度、破
断伸び量は、それぞれ、JIS C 2111 5、6.
1、7の試験方法にしたがって測定したものである。
[考案の効果] 以上の記載から明らかなように、本考案の高密度クレー
プ紙を用いた複合巻線においては、巻線加工の際、特に
内側の素線の位置的なずれによる絶縁紙に加わる歪量を
吸収することができるのでコブの発生や絶縁層の破断と
いう従来からの問題が全て解決され、かつその構造も簡
単である利点を有し、油浸状態での使用に好適する複合
巻線を得ることができる。
プ紙を用いた複合巻線においては、巻線加工の際、特に
内側の素線の位置的なずれによる絶縁紙に加わる歪量を
吸収することができるのでコブの発生や絶縁層の破断と
いう従来からの問題が全て解決され、かつその構造も簡
単である利点を有し、油浸状態での使用に好適する複合
巻線を得ることができる。
図は本考案の高密度クレープ紙を用いた複合巻線の横断
面図である。 1……高密度クレープ紙を用いた複合巻線 2……平角導体 3……素線絶縁層 4……外側絶縁層
面図である。 1……高密度クレープ紙を用いた複合巻線 2……平角導体 3……素線絶縁層 4……外側絶縁層
Claims (1)
- 【請求項1】平角導体2上に直接或いは他の層を介して
素線絶縁層3を設けてなる素線の複数本をその短尺辺方
向に積重し、その外側に外側絶縁層4を一体に設けてな
る高密度クレープ紙を用いた複合巻線1において、前記
素線絶縁層3および前記外側絶縁層4を密度が0.95
〜1.15(g/cm3)である高密度クレープ紙により
形成したことを特徴とする高密度クレープ紙を用いた複
合巻線1。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987036941U JPH067537Y2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 高密度クレープ紙を用いた複合巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987036941U JPH067537Y2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 高密度クレープ紙を用いた複合巻線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63145219U JPS63145219U (ja) | 1988-09-26 |
| JPH067537Y2 true JPH067537Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=30847810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987036941U Expired - Lifetime JPH067537Y2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 高密度クレープ紙を用いた複合巻線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067537Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5364784A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-09 | Westinghouse Electric Corp | Insulated conductor and method of producing same |
| JPS5434095A (en) * | 1977-08-22 | 1979-03-13 | Toshiba Corp | Multiple layer insulated lead for high tension device |
| JPS60193618U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-23 | 三菱電線工業株式会社 | 絶縁電線 |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP1987036941U patent/JPH067537Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63145219U (ja) | 1988-09-26 |
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