JPH0675496U - 輸液容器の栓体 - Google Patents
輸液容器の栓体Info
- Publication number
- JPH0675496U JPH0675496U JP2213693U JP2213693U JPH0675496U JP H0675496 U JPH0675496 U JP H0675496U JP 2213693 U JP2213693 U JP 2213693U JP 2213693 U JP2213693 U JP 2213693U JP H0675496 U JPH0675496 U JP H0675496U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- stopper
- infusion container
- rubber plug
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 栓体を下にして輸液容器を自立させることが
でき、かつエアーのリークを有効に防止しうる輸液容器
の栓体を提供する。 【構成】 基端部に輸液容器の口部20との固着部1Aを有
し、その先端部にゴム栓嵌着部1Bを有する両端の開口し
た円筒状の枠部材1と、ゴム栓3と、枠部材1の先端内
周に嵌着されゴム栓3を枠部材1の基端部側から支持す
るための底面が薄膜7に形成された支持部材4と、前記
枠部材1の先端に、スコアライン10または捩切り用薄肉
部を形成した接続部9を介して接続された、枠部材1の
先端開口を被覆する、天面の扁平な倒立台12からなる。
でき、かつエアーのリークを有効に防止しうる輸液容器
の栓体を提供する。 【構成】 基端部に輸液容器の口部20との固着部1Aを有
し、その先端部にゴム栓嵌着部1Bを有する両端の開口し
た円筒状の枠部材1と、ゴム栓3と、枠部材1の先端内
周に嵌着されゴム栓3を枠部材1の基端部側から支持す
るための底面が薄膜7に形成された支持部材4と、前記
枠部材1の先端に、スコアライン10または捩切り用薄肉
部を形成した接続部9を介して接続された、枠部材1の
先端開口を被覆する、天面の扁平な倒立台12からなる。
Description
【0001】
本考案は輸液容器の栓体に関する。さらに詳しくは、医療機関で点滴注射等に 用いられる輸液容器の栓体に関する。
【0002】
従来より輸液容器の栓体は開封の仕方により、プルトップタイプのものとタン パーシールタイプのものに分類され、プルトップタイプとしては実開平1−1702 36号公報記載の栓体(従来例I)が、タンパーシールタイプとしては実開平1− 104144号公報記載の栓体(従来例II)が、それぞれ一例としてあげられる。
【0003】 プルトップタイプの従来例Iは、図4に示すように、輸液容器59の口部に内栓 55と外栓51を固定し、内栓55と外栓51の間にゴム栓57を封入し、外栓51の天壁52 にはプルタブ54を取付け、天壁52の下面にはスコアライン53を形成したものであ る。この従来例Iでは、プルタブ54に人の指を引掛けて持ち上げれば、スコアラ イン53より天壁52が切れて、栓体を開封することができる。 タンパーシールタイプの従来例IIは、図6に示すように、輸液容器61の口部62 に下栓65と上栓72との間にゴム栓69を嵌め込んで取付け、上栓72の上面にフィル ム76を溶着したものである。この従来例IIでは、フィルム76を手指でつまんで剥 がし開封する。
【0004】
前記従来例Iでは、栓体にプルタブ54が付いているので栓体を下にして輸液容 器を倒立状態で立てておくことができない。したがって、特開平2−1277号公報 に示されるような輸液容器の溶解液容器として使用した場合、点滴治療のときテ ーブルに立てることができないので、多くの輸液容器を一度に使用することがで きなかった。 また、前記従来例Iでは、栓体の外部から輸液容器の内部へエアーが侵入する リークが生じやすいという問題があった。なぜならば、プルトップタイプの栓体 を成形する場合、図5に示すように、外側の金型101 、102 を上方に抜き、つい で内側の金型103 を上方に抜くことになるが、プルタブ54の先端外周(矢印A部 )はアンダーカットとなるので、金型102 を抜くときプルタブ54が上方に引張ら れ、スコアライン53に破れが生じることがあったからである。 さらに、従来例IIでは、栓体の天面の面積が小さいので、やはり輸液容器を自 立させられないという問題点は同様であり、さらにリークが生じやすいという問 題も同様である。なぜならば、図6に示すようにタンパーシールは栓体の上面に フィルム76を熱溶着したものであるが、栓体に比較的融点の低い合成樹脂を用い ているため、オートクレーブ滅菌によって溶着部Bのシール強度が低下して剥離 しやすくなるからである。
【0005】 本考案は上記の事情に鑑み、栓体を下にして輸液容器を倒立状態に自立させる ことができ、かつエアーのリークを有効に防止しうる輸液容器の栓体を提供する ことを目的とする。
【0006】
本考案にかかわる輸液容器の栓体は、輸液容器の口部を密封する栓体であって 、その基端部に前記輸液容器の口部との固着部を有し、その先端部にゴム栓嵌着 部を有する両端の開口した円筒状枠部材と、該枠部材のゴム栓嵌着部に嵌着され るゴム栓と、前記枠部材の先端部内周に嵌着され、前記ゴム栓嵌着部に嵌着され たゴム栓を枠部材の基端部側から支持するための底面が薄膜に形成された支持部 材と、前記枠部材の先端に、スコアラインまたは捩切り用薄肉部を形成した接続 部を介して接続された、前記枠部材の先端開口を被覆する、天面の扁平な倒立台 からなることを特徴とする。
【0007】
本考案では、栓体の上面に天面が偏平な倒立台を設けているので、これにより 輸液容器を倒立状態で自立させることができる。 また、本考案の栓体を成形する金型は、栓体の構造上、倒立台より上の部分の 上型と下の部分の下型を用い、下型は左右に分離する構造とする必要がある。そ して、上型は上方に抜き、一対の下型は左右に離すのであるが、金型の抜き動作 によって、スコアラインまたは捩切り用薄肉部を形成した接続部には、何ら無理 な力がかからないので、リークの原因となる破れが生じない。
【0008】
つぎに、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案の一実施例に係わる栓体Sの縦断面図、図2は倒立させた状態の 輸液容器の要部斜視図である。 図1において、Sは栓体であり、輸液容器の口部20に形成されたフランジ21に 取付けられるものである。この栓体Sは概ね、枠部材1、倒立台2、ゴム栓3、 支持部材4より構成されている。
【0009】 前記枠部材1は両端が開口した略円筒状の部材であり、その基端部にはフラン ジ状の固着部1Aが形成され、この固着部1Aが輸液容器のフランジ21に熱溶着によ り固着されるようになっている。また、枠部材1の先端部はゴム栓嵌着部1Bとな っており、該嵌着部1Bの内周に形成された凹溝5aと嵌着部1Bの先端部から下向き に突出した環状リブ5bとを有している。この嵌着部1Bの内周において、前記凹溝 5aに嵌合させて支持部材4が嵌められている。この支持部材4は環状のリブ6と 円板状の薄肉部7とからなり、耐薬品性を有する合成樹脂の、例えばポリエチレ ンやポリプロピレン等を材料とするものである。また、ゴム栓3は、支持部材4 と前記環状リブ5bに挟まれて、嵌着部1B内に保持されている。
【0010】 前記枠部材1の先端部上面には接続部9を介して倒立台2が一体成形されてお り、接続部9にはスコアライン10または捩切り用の薄肉部が形成されている。前 記倒立台2は枠部材1の先端側開口部を覆う中央部11と、それよりも外径の大き い外周部12を有している。倒立台2の天面は偏平に形成される。もっとも中央部 を凹所に形成するのは差し支えない。 なお、上記栓体Sにおいて、枠部材1と倒立台2はポリエチレン、ポリプロピ レン等の合成樹脂が、ゴム栓3はブチルゴム、天然ゴム、ブタジエンゴム等のゴ ム材料が用いられる。
【0011】 本実施例の栓体Sを開封する場合は、倒立台2を手で持って、例えば矢印aで 示すように捩じると、スコアライン10から倒立台2のみが捩じ切れ、開封するこ とができる。そして、この場合ゴム栓3には一切手指が触れないので、汚染のお それもない。 本実施例において、倒立台2の天面は偏平に形成されているので、図2に示す ように栓体Sを下にして輸液容器Cを倒立して立てておくことができる。このた め、点滴治療に際して輸液容器を多数用意するようなときにスペースを多く占有 しないので便利である。
【0012】 また、本実施例の栓体Sではリークが生じない。その理由をつぎに説明する。 図3において、31は成形用金型の上型であり、32、33は左右に分離する一対の下 型である。成形完了後に金型を抜くときは、上型31を上方に、一対の下型32、33 を左右に抜くので、スコアライン10の形成されている部分には何ら無理な力が加 わらず、スコアライン10に破れが生ずることはない。倒立台2の凹所の立壁13も テーパーを付けておけば、同様に無理な力が加わらず、破れが生ずるおそれはな い。よって、スコアラインや捩切り薄肉部の破れに起因するリークは生じないの である。
【0013】
本考案によれば、栓体を下にして輸液容器を自立させることができ、かつエア ーのリークを有効に防止しうる輸液容器の栓体を提供することができる。
【提出日】平成5年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【0004】
前記従来例Iでは、栓体にプルタブ54が付いているので栓体を下にして輸液 容器を倒立状態で立てておくことができない。したがって、特開平2−1277 号公報に示されるような輸液容器の溶解液容器として使用した場合、点滴治療の ときテーブルに立てることができないので、多くの輸液客器を一度に使用するこ とができなかった。 また、前記従来例Iでは、栓体の外部から輸液容器の内部へエアーが侵入する リークが生じやすいという問題があった。なぜならば、プルトップタイプの栓体 を成形する場合、図5に示すように、内側の金型103を上方に抜き、ついで外 側の金型101,102を上方に抜くことになるが、プルタブ54の先端外周( 矢印A部)はアンダーカットとなるので、金型102を抜くときプルタブ54が 上方に引張られ、スコアライン53に破れが生じることがあったからである。 さらに、従来例IIでは、栓体の天面の面積が小さいので、やはり輸液容器を 自立させられないという問題点は同様であり、さらにリークが生じやすいという 問題も同様である。なぜならば、図6に示すようにタンパーシールは栓体の上面 にフィルム76を熱溶着したものであるが、栓体に比較的融点の低い合成樹詣を 用いているため、オートクレーブ滅菌によって溶着部Bのシール強度が低下して 剥離しやすくなるからである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【0009】 前記枠部材1は両端が開口した略円筒状の部材であり、その基端部にはフラン ジ状の固着部1Aが形成され、この固着部1Aが輸液容器のフランジ21に熱溶 着により固着されるようになっている。また、枠部材1の先端部はゴム栓嵌着部 1Bとなっており、該嵌着部1Bの内周に形成された凹溝5aと嵌着部1Bの先 端部から下向きに突出した環状リブ5bとを有している。この嵌着部1Bの内周 において、前記凹溝5aに嵌合させて支持部材4が嵌められている。この支持部 材4は環状のリブ6と円板状の薄膜7とからなり、耐薬品性を有する合成樹脂の 、例えばポリエチレンやポリプロピレン等を材料とするものである。また、ゴム 栓3は、支持部材4と前記環状リブ5bに挟まれて、嵌着部1B内に保持されて いる。
【図1】本発明の一実施例に係る栓体Sの縦断面図であ
る。
る。
【図2】輸液容器Cを倒立させた状態の要部斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の栓体の成形に使用する金型の説明図で
ある。
ある。
【図4】従来例Iの栓体の縦断面図である。
【図5】従来例Iの栓体の成形時の問題点の説明図であ
る。
る。
【図6】従来例IIの栓体の縦断面図と問題点の説明図で
ある。
ある。
S 栓体 1 枠部材 2 倒立台 3 ゴム栓 4 支持部材 7 薄膜部 9 接続部 10 スコアラ
イン 31 上型 32 下型 33 下型
イン 31 上型 32 下型 33 下型
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月12日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 S 栓体 1 枠部材 2 倒立台 3 ゴム栓 4 支持部材 7 薄膜 9 接続部 10 スコア
ライン 31 上型 32 下型 33 下型
ライン 31 上型 32 下型 33 下型
Claims (1)
- 【請求項1】輸液容器の口部を密封する栓体であって、
その基端部に前記輸液容器の口部との固着部を有し、そ
の先端部にゴム栓嵌着部を有する両端の開口した円筒状
枠部材と、該枠部材のゴム栓嵌着部に嵌着されるゴム栓
と、前記枠部材の先端部内周に嵌着され、前記ゴム栓嵌
着部に嵌着されたゴム栓を枠部材の基端部側から支持す
るための底面が薄膜に形成された支持部材と、前記枠部
材の先端に、スコアラインまたは捩切り用薄肉部を形成
した接続部を介して接続された、前記枠部材の先端開口
を被覆する、天面の扁平な倒立台からなることを特徴と
する輸液容器の栓体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2213693U JP2581474Y2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 輸液容器の栓体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2213693U JP2581474Y2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 輸液容器の栓体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0675496U true JPH0675496U (ja) | 1994-10-25 |
| JP2581474Y2 JP2581474Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12074477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2213693U Expired - Lifetime JP2581474Y2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 輸液容器の栓体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581474Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002000700A (ja) * | 1999-10-05 | 2002-01-08 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | キャップおよびそれを用いた薬剤容器 |
| JP2008516707A (ja) * | 2004-10-20 | 2008-05-22 | フレセニウス カビ ドイチュランド ゲーエムベーハー | 医療液体で充填された容器の密閉蓋 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP2213693U patent/JP2581474Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002000700A (ja) * | 1999-10-05 | 2002-01-08 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | キャップおよびそれを用いた薬剤容器 |
| JP2008516707A (ja) * | 2004-10-20 | 2008-05-22 | フレセニウス カビ ドイチュランド ゲーエムベーハー | 医療液体で充填された容器の密閉蓋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2581474Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2495214C (en) | Closure system for a vial, vial, method of closing and filling a vial and stand for a vial | |
| US4153173A (en) | Cap closure and method of producing same | |
| EP0411384B1 (en) | Piercing closure | |
| US4991731A (en) | Retortable composite closure for plastic containers | |
| US4171236A (en) | Method of making frangible seal | |
| US4227954A (en) | Method for sealing container cap parts | |
| US6659296B2 (en) | Cap for container | |
| US3554399A (en) | Infant feeding unit | |
| EP0973479B1 (en) | Disposable drinking container | |
| JPH0675496U (ja) | 輸液容器の栓体 | |
| IE46673B1 (en) | Article having a fracturable seal | |
| JP4898007B2 (ja) | 容器用のキャップ | |
| JP2556960Y2 (ja) | 薬用瓶の蓋 | |
| JPH0721564U (ja) | バイアルの密封閉鎖具 | |
| JP3043467U (ja) | 容器分別用打栓蓋 | |
| CN216985703U (zh) | 一种动物药用输液盖和输液容器 | |
| JPH0727578U (ja) | 輸液用容器のキャップ | |
| JPH0122666Y2 (ja) | ||
| JP3525968B2 (ja) | 医療用容器の口部 | |
| CA1112417A (en) | Method of making frangible seal | |
| JPH054835Y2 (ja) | ||
| JPS6240915Y2 (ja) | ||
| AU2006203687B2 (en) | Disposable drinking container and nipple | |
| JP2001139043A (ja) | 炭酸飲料びんのキャップとその開栓具及び炭酸飲料びん | |
| JPH0657834U (ja) | 密封構造を有するプラスチックボトル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710 |