JPH0675859B2 - 瓦用成形機における下型の水平方向往復装置 - Google Patents

瓦用成形機における下型の水平方向往復装置

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JPH0675859B2
JPH0675859B2 JP1089166A JP8916689A JPH0675859B2 JP H0675859 B2 JPH0675859 B2 JP H0675859B2 JP 1089166 A JP1089166 A JP 1089166A JP 8916689 A JP8916689 A JP 8916689A JP H0675859 B2 JPH0675859 B2 JP H0675859B2
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武信 工藤
繁則 久田
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高浜工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、上型および下型を備えた瓦用成形機におけ
る下型の水平方向への往復装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の装置においては、成形機のベッド上に摺
動自在に設けられた下型支持台に下型が固定され、油圧
シリンダーなどの移送装置を介して下型を固定させた下
型支持台が水平方向に移動され、成形機本体内の上型の
下方に下型が移動されて成形が行われ、成形後には下型
が成形機本体外へ移動できるようにしている(実公昭55
-35133号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来の装置にあっては、下型を左右方向へ往復移動でき
るようにする構成を採用した結果、下型上の雪止め瓦用
素地のいわゆる輪形部分に、くり抜き刃を水平方向に進
入させて穴を設けることができる利点の得られることは
評価できる。
しかし、この従来装置にあっては、下型の成形機本体に
対する水平方向の往復移動についてその手段は油圧シリ
ンダーや空気圧シリンダーによっている。
従って、前記したとおり下型の水平方向への往復移動手
段は、油圧シリンダーや空気圧シリンダーによって制御
されているから、下型の移動開始時と移動停止時にとり
わけ不都合が発生する。
つまり、下型を成形機本体内の上型の下方へ移動させる
場合、シリンダーの押圧作用と慣性作用を受けて下型が
移動される性質上移動開始作用が急激に行われるし、下
型の停止時も停止作用が急激になることが回避できな
い。
このため、下型が成形機本体内のストッパーなどに金属
音を発てて衝突して停止される現象を呈するし、急激な
下型の発進のために瓦素地が下型からずれるおそれもあ
った。
従って、下型や下型支持台が短時間に損傷を受けるとい
う問題点もあった。
また、成形時の上型の上昇の際に瓦素地の粘着性のため
下型が上型の上昇作用を受けて浮き上がるという問題が
あるが、この点の抑制について何らの配慮もされていな
い。
そこで、この発明は瓦素地の下型に対する搬入作業と下
型から瓦素地を搬出させる作業を楽に行うことのできる
下型の往復装置を得ることを目的しており、更に一個の
下型により成形能率の低下を来すことのないようにする
ことや、成形時の下型の浮き上がり抑制と下型の往復移
動の容易性を図ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するために、瓦用成形機
本体の上方に昇降自在な上型が設けられ、上型の下方に
ベッドが設けられてなる瓦用成形機において、 ベッドの一側にモーターが装着され、このモーターを介
してクランク機構が揺動自在に設けられるとともに、上
型の下方において下型を備えた下型用スライドベースが
クランク機構を介して水平方向に往復移動自在に設けら
れ、ベッド上の両側に設けられた下型用スライドベース
の両側端を支持する受具と、これらの受具上に設けられ
た下型用スライドベースの両側端を緊締する抑制片と、
ベッド側から受具、抑制片にかけて設けられた油圧シリ
ンダーからなる下型浮き上がり抑制機構が設けられ、両
受具間に下型用スライドベースが嵌合されてなることを
特徴とする瓦用成形機における下型の水平方向往復装置
の発明である。
更に、他の解決手段についても開示されているが、以下
の説明と添付図面を参照して理解できるだろう。
〔作用〕
上記のように構成された下型往復装置のモーターを駆動
させるとクランク機構を介して下型は水平方向に往復移
動し、成形機本体外の広いスペースに移動しているとき
に、下型上に瓦素地を搬入させてクランク機構の作動に
より、瓦素地を成形機本体内の上型直下へ移動でき、上
型の降下により瓦素地の成形を行うことができるととも
に、上型の上昇時に発生しがちな下型の浮き上がりをそ
の抑制機構によって防止させ、成形後の瓦素地が成形機
本体外へ移動され、瓦素地は次工程へ搬出される。
〔実施例1〕 実施例について図面を参照してその詳細を説明する。
この実施例は、雪止め瓦、袖瓦などのいわゆる役瓦の生
産に際して供する例として挙げてあるが、後述する雪止
め瓦などの役瓦の成形時における瓦素地の余剰部の切断
機構を除きその他の一切の構成は何ら瓦の種類に制限す
るものではない。
第1図は下型の水平方向往復装置を備えた瓦用成形機の
側面を示しており、ベッドの他側には後述する瓦素地の
余剰部材の切断機構についても示されている。
上型10は従来の瓦成形機12と同様にラムなどに固定され
て上下に昇降自在に設けられている。
下型14の往復移動制御機構はこの発明では従来例と大き
く変化しており、前記した説明から理解できるとおり、
水平方向(図面上の左右方向)に下型14を往復移動でき
る構成が採用されている。
成形時において下型14などを支持する瓦用成形機12のベ
ッド16の一側(図面上の左側)に好ましくはギヤドモー
ター18が装着され、このモーター18の原動軸20に比較的
短いクランク22が支持されている。
このクランク22の一側端にはクランクピン24を介して比
較的長いロッド26の一側端が回転自在に枢着されてお
り、ロッド26の他側はベッド16の内側を通過してベッド
16の他側に臨ませてある。
そしてこのロッド26の他側端には概ねロッド26に対して
直角方向に揺動レバー28が揺動自在にピン30によって枢
着されている。
この揺動レバー28の上型10側(図面上の上方)にメタル
32とピン34を介して下型14を保持する下型用スライドベ
ース36が水平方向に往復移動できるように支持されてい
る。
メタル32は下型用スライドベース36のベッド16側であっ
てスライドベース36の他側に設けられており、ロッド26
に連結させた揺動レバー28を揺動自在にするため、下型
用スライドベース36との結合はピン34によって枢着され
ている。
かくして、モーター18の回転によりモーター側のクラン
ク22が回転され、このクランク22に結合されたロッド26
はベッド16の一側と他側に向けて往復移動することにな
る。
そして、ロッド26の往復移動作用に応じてベッド16の他
側のロッド26の他側端に揺動自在に設けられた揺動レバ
ー28は、図面上において鎖線で示されるように、左右に
揺動される。
そこで、揺動レバー28の上型10側には下型14を保持する
下型用スライドベース36が水平方向に支持されているか
ら、揺動レバー28の揺動作用を受けて瓦用成形機12の本
体内すなわち上型10の直下に滑らかに移動され、また反
対に成形機本体内から外側へ滑らかに移動される。
この発明の構成の基本は上記のとおりであるが、この実
施例では下型用スライドベースの往復制御機構、上型の
上昇時における下型浮き上がり抑制機構、下型用スライ
ドベースの往復移動時の滑走性を図るための機構、そし
て前記したが役瓦用の瓦素地の成形時の余剰部の切断機
構などについて工夫が凝らしてあるから、これらの機構
について説明する。
この発明は、前記した従来の技術の油圧シリンダーや空
気圧シリンダーによる下型移動制御手段と異なり、下型
14の水平方向の往復制御手段をモーターの回転運動をク
ランク機構により往復運動に変える構成であるから、下
型14の移動開始と移動停止は急激に行われることなく、
滑らかに行われる利益があるが、更に往復運動に伴う緩
衝性の向上化を図るなど不測の事態に対応させて下型14
などの損傷を防ぐ目的のために、緩衝機構が採用されて
いる。
モーター18の下方にベッド16の一側からベッド16の他側
に向けてベッド16の内側を通過させて緩衝用ロッド38が
設けられており、このロッド38の他側は前記した揺動レ
バー28の他側端にピン40を介して枢着されている。
このロッド38のモーター18側の基部は図示されていない
が、孔が設けられたロッド支持片42に貫装され、そのロ
ッド支持片42の内側に弾発力の強い発条体44がロッド38
の基部周囲に弾装されており、この発条体44は一定の弾
発力を保持するため圧縮された状態で他側に適宜の金具
などを固定することによって支持されている。
従って、この発条体44の弾発力の作用を受けて緩衝用ロ
ッド38は常態において他側に枢着させた揺動レバー28の
下端を外側に向けて強制させるから、予め設定された弾
発力を超えることがないため下型用スライドベース36を
ベッド16の他側に向けて過度に移動させることがない。
他方、モーター18の回転運動の作用を受けて揺動レバー
28が成形機本体側に向けて揺動する場合は、発条体44の
圧縮状態を伸長させることになるから、下型用スライド
ベース36が過度に移動することがなく、滑らかな移動を
行う利益がある。
次に、下型用スライドベース36の常態における支持機構
やその支持機構側における下型用スライドベース36の滑
走性の配慮について説明する。
ベッド16の他側は瓦素地46が瓦の生産時の前工程(一次
成形)から、いわゆる吸着盤48を主たる要素とする把持
具50を介して搬入される位置であり、また成形機12によ
る二次成形後の瓦素地46(符号は便宜上成形前と成形後
の素地について共通させている)を次工程(三次成形や
乾燥工程)へ搬出する位置を示している。
ベッド16の他側の両側に下型用スライドベース36を支持
するためにブラケット52が上下方向に固設されている
(第1図では一側面のみが表されている)。
二枚のブラケット52が両側に設けられているが(第3図
参照)、ベッド16の他側の上方部分を板状に延長させて
ブラケット52に代えてもよい。
ブラケット52は下型用スライドベース36や下型14などを
下から支えるものであるから、その目的を達成できるな
らばその構成は問わない。
下型14を水平方向に往復移動できるようにするため、下
型用スライドベース36上には下型14がボルトなどによっ
て固定されている。
また、下型用スライドベース36の滑走性の向上化を図る
ため下型用スライドベース36の下側にはローラー54群が
回転自在に設けられ、下型用スライドベース36はこれら
のローラー54上にのせてある。ローラー54上にスライド
ベース36をのせるだけでは、下型用スライドベース36の
往復移動が妄動するおそれがあるため、下型用スライド
ベース36の両側はブラケット52側において規制片56によ
って規制されている(ブラケットと同じように一側面の
みが第1図に表してある)。
かくして、瓦素地46を搬入させた下型14は前記したとお
り下型用スライドベース36上に固定されているから、揺
動レバー28の成形機本体側への揺動作用により、規制片
56によって下型用スライドベース36の両側が規制され、
ローラー54上を滑らかに滑走して成形機本体側へ移動さ
れることになる。
他方、成形機本体のベッド16上には、成形機本体内にお
ける下型用スライドベース36の滑走性の向上化や瓦素地
46の成形時に発生する下型14の浮き上がりを抑制する機
構が設けられているから、これらの機構について説明す
る。
第4図は、成形機本体内のベッド上であって下型用スラ
イドベース36を支持する機構の一側が拡大され、説明の
便宜のため要部が破断して示してある。
ベッド16の上方の両側に成形機本体内で下型14を固定さ
せた下型用スライドベース36を保持するために内側にL
字状の段部58を備えた受具60が設けられている。
下型用スライドベース36が成形機本体内においても往復
移動のために滑走性を容易にするべくその段部58にはロ
ーラー62が一定の間隔毎に回転自在に設けられている。
図面上では各ローラー62の大部分は受具60内に埋設さ
れ、その一部が受具60の段部58から上方に飛び出るよう
に設けられている。
ところで、この種の瓦成形機12において上型10を降下さ
せ下型14の瓦素地46を成形した後、上型10はラムによっ
て上昇されるが、この場合瓦素地46は比較的多量の水分
を含有している性質上その瓦素地46の粘着性が高い。そ
のため、下型14などは上型10の上昇作用を受けて必然的
に僅かながらベッド16上から浮き上がることが回避でき
ない。
下型14なとが浮き上がることにより、金属製の下型14な
どの衝撃音の発生することは勿論、頻繁な下型14らの使
用によって損傷を受けたり、更に面倒なことは下型14と
上型10の嵌合状態が正規に機能しないという致命的な現
象を発生する問題がある。
従って、下型14らが成形時にベッド16上から浮き上がる
ことのないように制御しなければならない。
他方、成形機本体内から下型14などをベッド16の他側へ
搬出させたり、その反対にベッド16の他側から成形機本
体内に搬入させる場合は、ベッド16上に下型14などが若
干遊離していることが摩擦がなく滑走性に都合良い。
この発明は、これらの問題を解決するために次のような
構成が採用されている。
まず、下型用スライドベース36が浮き上がることのない
ようにするため、下型用スライドベース36の両側を抑制
するように受具60の上面61に抑制片64が設けられ、抑制
片64の内側部分は内側に向けて若干飛び出ている。
その結果、抑制片64の内側部分の下面と受具60の段部58
とにより断面コ字状の間隙68が形成されることになり、
この間隙68内に下型用スライドベース36の両側端が嵌合
されることになり、このスライドベース36の成形機本体
内の妄動が抑制される(第2図参照)。
この発明は、前記したとおり上型10が下型14に向けて降
下されることにより、瓦素地46の成形が行われるが、こ
の成形時には下型14が確実に浮き上がることのないよう
にベッド16側に固定される必要がある。
そして成形後には、上型10の上昇と併せて下型14が成形
機本体外へ水平方向に移動されるためには、成形時の下
型14の固定を解除させて若干ベッド16側から遊離させる
必要がある。
つまり成形時の下型14の固定作用と下型14の移動時の下
型14の遊離作用が反復される機能を欠くことができな
い。
このためにこの実施例では前記した抑制片64と受具60が
一体としてベッド16上に自由状態に支持されており、ベ
ッド16側から受具60、抑制片64に掛けて油圧シリンダー
機構70が設けられ、この油圧シリンダー機構70は、図面
を省略したが電気的に例えばリミットスイッチなどによ
って制御され、成形時にはロッド72が降下して抑制片64
をベッド16側に押下げてベッド16側に固定させる構成が
採用されている。
従って、前記した間隙68内に下型用スライドベース36の
両側端が嵌合されるから油圧シリンダー機構70の降下作
用を受けて下型14はベッド16側に固定されることにな
り、この状態で上型10が降下し、瓦素地46の成形が実施
されるが妄動なく確実に上型10と下型14が嵌合される。
他方、成形後には下型14をベッド16の他側へ移動させる
が、この場合に下型14がベッド16側に固定されていて
は、摩擦係数が多いため移動が困難である。
そこで、下型14のベッド16側への固定解除のために、リ
ミットスイッチが作動してその固定が解除されるが、下
型用スライドベース36は依然として受具60の段部58上に
接触しており、摩擦係数が高いためこのままでは下型用
スライドベース36をベッド16の他側に向けて移動するこ
とに困難性があるので、前記したとおり下型用スライド
ベース36を受具60の段部58から若干遊離させることが好
ましい。
そこで、この実施例では第4図に示されるように受具60
の段部58の内部に比較的弾発力の強い発条体74が予め設
定された弾発力を備えて埋設されている。
この発条体74は前記した油圧シリンダー機構70のベッド
16側への制御がリミットスイッチの作動により解除され
ることに呼応して圧縮状態が解除されて伸長され、下型
用スライドベース36は若干ながら上昇される。そこでこ
の下型用スライドベース36の遊離状態においてそのスラ
イドベース36はローラー62上を滑らかに滑走することに
なる。
更に受具60は油圧シリンダー機構70によって制御される
以外はベッド16に緊締されることなく自由状態に設けら
れているから、油圧シリンダー機構70の作動時に妄動す
るおそれがあるため、その妄動抑制のために受具60の段
部58の内部に段部58の上面側が閉鎖され、ベッド16側が
開放された孔76が設けられ、この孔76にベッド16上に立
起されたガイドピン78が嵌合され受具60の平面方向の妄
動抑制を図っている。
なお、下型用スライドベース36の一側の延長上に、この
スライドベース36の過度の移動を抑制するため、ベッド
16上にストッパー80を設けてもよい(第1図参照)。
次にこの発明の実施例ではいわゆる役瓦の成形時に発生
する瓦素地46の余剰部分を切断する装置についても開示
してあるから、この点について説明する。
役瓦の一種である雪止め瓦の場合では、瓦本体の一部に
弓型の輪形部が設けられること、そして屋根に瓦葺が実
施例されることによって、この輪形部により積雪が落下
することを規制していることは知られるとおりである。
そこで、この種の役瓦の生産に際しては、この輪形部の
成形のために予めされる部分として第7図などに示され
るように、瓦素地46の一部に幅方向に立起部分49を備え
た瓦素地46を成形する必要があり、上型10と下型14との
嵌合によりこの立起部分49が成形され、その成形後の立
起部分49の中央に水平方向からくりぬき刃物が挿入され
ることにより、その一部をくりぬいて穴を成形させて弓
型の輪形部を設けることは広く実施例されている(実公
昭55-35133号公報、特開昭59-5012号公報参照)。
しかし、この種の役瓦の生産工程において面倒な問題が
ある。
第6図と第7図を参照することにより理解できるよう
に、比較的肉厚の板状の瓦素地46は立起部分49に対応す
る凹部11を備えた上型10(第1図参照)によって成形さ
れるが、この場合上型10の押圧応力は必然的に予定され
る立起部分49に集中するため、立起部分49の基部や立起
部分49の裏面側に「しわ」が発生することが避けられな
く、後工程において瓦製品の品質低下を発生する。
そのため上型10の応力の作用時に予定される立起部分49
に対して集中応力の作用を避けるために立起部分49の位
置に対応する下型14に上下方向に亘って幅方向にいくつ
かの瓦素地46の余剰部分を排出するための排出孔82が設
けられている(第5図参照)。
そしてこの下型14の下方に位置している下型用スライド
ベース36とベッド16にも排出孔84、86が設けられ、上型
10の降下によって瓦素地46の一部はいわば「うどん」の
状態でベッド16下方の図示してないが受箱内に落下され
ることになる。
従って、瓦素地46の立起部分49の内部は立起部分49以外
の大部分の瓦素地46の部分の圧縮状態が均一にして成形
されるから、後工程例えば乾燥工程において局部的に乾
燥収縮するおそれがない利益がある。
次にこの発明では未だ瓦素地46の次工程において不利益
があるため、その解決手段を施してありその装置はこの
発明の改良部分である。
瓦素地46の余剰部分51がベッド16の下方に落下すること
を説明したが、確実にその全てが瓦素地46の裏面から分
離されることのないことは瓦素地46の性質上容易に理解
されるであろう。
従って、瓦素地46の立起部分49の裏面側の余剰部分51の
相当量は依然として落下することなく、ぶら下がった状
態で付着している。
従来この余剰部分51は自然に落下するのを期待するたけ
で、落下しないときはそのまま次工程へ送られるため、
瓦素地の裏面に余剰部分が付着されたままで二次成形さ
れることが少なくないというのが実情で製品の裏面に不
体裁な部分が生ずることを無視せざるを得なかったし、
結局、製品の品質低下を招いていた。
この発明ではこの余剰部分51の切除作業を機械的に確実
に行うものである。
第5図などを参照して説明すると、ベッド16の他側の前
記したブラケット52の上方にシリンダーベース88が設け
られ、このベース88上に僅かな距離であるが、成形機本
体側に対して往復移動自在なロッド90を備えた油圧シリ
ンダー機構92が設けられている。
そしてこのロッド90の一側にはロッド90と直角方向にス
トッパーサポート94が連結され、ストッパーサポート94
の一側に一定の間隔を隔てて2本のストッパー支持杆96
が成形機本体側に向けて固定されており、このストッパ
ー支持杆96の成形機本体側に図示されるように下型14の
表面形状に倣った曲面形状を下方に備えた板状のストッ
パー98が固定されている。
従って、このストッパー98はシリンダー機構92の作動に
より前後に僅かな距離であるが往復運動することにな
る。
そこで、この瓦素地46の余剰部分51の切断作用について
説明する。
成形機本体内で上型10と下型14との嵌合により、前記し
たとおり立起部分49が成形されるが、引き続き上型10の
上昇と併せて下型用スライドベース36はベッド16の他側
に向けて移動するが、この際前記したストッパー98を電
気的に制御させて油圧シリンダー機構92の作動により一
定の範囲において成形機本体側へ僅かながら移動させ
る。
この状態において瓦素地46をのせた下型14はスライドベ
ース36とともに一定の範囲内でベッド16の他側へ移動す
るから、瓦素地46の他側は必然的にストッパー98によっ
てストップされる。
かくして下型14と瓦素地46とは強制的に位置ずれの状態
を発生することにより下型14の排出孔82の部分によって
瓦素地46の裏面に垂れている余剰部分51は瓦素地46の裏
面から、一切の余剰部分を残すことなく確実に切断され
る。
そして新たな成形前の瓦素地46を下型14へ搬入させるた
め、成形機本体側に移動しているストッパー98が障害と
なるため、下型14の他側に若干後退させる。
かくしてストッパー98は瓦素地46の搬入に際して障害に
なることはない。
もちろん、このストッパー98の往復移動は、前記した瓦
素地46の成形作業と連動して作動するように電気的に制
御されている。
〔実施例2〕 この実施例は、第9図および第10図に示されるもので、
下型14の往復機構の改良に係るものであるが、実施例1
のそれと本質的に変化しない。
ベッド16の一側にモーター18が設けられ、このモーター
18の原動軸20にクランク22が回転自在に装着されてい
る。
このクランク22の一端にはピン24を介してロッド26がベ
ッド16の一側からベッド16の他側に臨ませて設けられて
いる。
そしてこのロッド26の他側端には、ボルト100を介して
下型用スライドベース36が水平方向に固定され、実施例
1と同じようにこのスライドベース36上には下型14が固
定されている。
この実施例は以上の構成であるが、省略してある構成は
実施例1と同一である。
〔実施例3〕 この実施例は、第11図に示されるもので、下型14の往復
機構の他の例である。
ベッド16の一側にモーター18が設けられ、このモーター
18の原動軸20にクランク22が固定されている。
そして基部に設けられたピン21を枢軸として揺動される
ように揺動レバー23が設けられている。
この揺動レバー23は図示されるように中央大部分の面積
を占めてその長さ方向に穴25が設けられてなるもので、
この穴25内にクランク22の一端に突設された係合片27が
挿入支持されている。
従って、クランク22の回転に応じて係合片27は揺動レバ
ー23内の穴25内を摺動することになり、揺動レバー23は
揺動することになる。
揺動レバー23の上端にはリンク29が枢着されており、更
にこのリンク29の他側端に支持杆31が固定され、この支
持杆31上には水平方向に下型用スライドベース36が往復
自在に装着されている。
そしてこのベース36上には下型14が固定されている。
その他の構成については省略してあるが、実施例1を参
照すれば理解できるだろう。
〔実施例4〕 この実施例は、第12図に示されるもので一側のみが拡大
して示されている。
下型14の成形機本体内における成形機構の改良に係るも
のであるが、実施例1と比較して本質的に変化しない。
実施例1では、受具60と抑制片64は同じように比較的長
く一体に設けられていたが、この実施例では図示される
とおり、中央部分の要素と両側の要素とは互いに分離独
立して構成されていることが理解できるだろう。
図面上両側に断面L字状の段部59を備えた受具61が設け
られ、この受具61の上面に抑制片65が設けられている
が、これらの両部材61、65は実施例1と異なり油圧シリ
ンダー機構114の作用を受けることなく、下型スライド
ベース36が滑らかに走行できるように適宜の手段によっ
て互いにベッド16上に固定されている。
従って両側のこれらの受具61と抑制片65は両者間に形成
される間隙63によって下型用スライドベース36の両側を
支持するのみに供されるものである。
従って実施例1のようにガイドピンは設けられていな
い。
この例では両側の受具61などの間に構成された以下の要
素によって下型14の固定作用と下型14の遊離作用が図ら
れ、また下型14の往復運動が制御されている。
ベッド16上に断面L字状の受具102が設けられ、この受
具102の外側寄りの表面上に抑制片104が設けられてい
る。
そしてこの受具102の段部106の内部には実施例1と同じ
ようにローラー108が回転自在に設けられ、また、発条
体110がベッド16側から一定の弾発力を備えて段部106の
内部の孔に支持されている。
油圧シリンダー機構114も実施例1と同様に受具102と抑
制片104のみを制御するように構成されている。
従って、下型用スライドベース36は、この油圧シリンダ
ー機構114の上下作用を受けて、ベッド16側に固定され
たり、解除されるし、発条体110の復元力によってベッ
ド16から僅かに遊離され、ローラー108上を滑らかに滑
走する。
〔発明の効果〕
この発明は、上記の構成であるから以下の利点を奏す
る。
瓦成形機において上型を降下させ、下型上の瓦素地を成
形した後、上型は上昇されるが、この場合、瓦素地が粘
着性に富んでいるため、下型は上型の上昇作用に追従し
て浮き上がるという問題があるが、この発明は、下型の
浮き上がり抑制機構が設けられているから、下型が浮き
上がることがない。
したがって、下型の浮き上がり作用による衝撃音の発生
を防止できることはもちろん、頻繁な下型の使用による
損傷を少なくでき、下型と上型の嵌合状態を正規に維持
保全できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例1を示す側面図でラム側の
一部は断面として表されている。第2図は第1図の正面
図で中心線を境にして右側に瓦素地の余剰部の切断機構
側が、左側に下型側が表されている。第3図はこの実施
例の要部の横断面図、第4図は成形機本体内の要部拡大
斜視図で一部が破断して表されている。第5図は瓦素地
の余剰部の切断機構の斜視図、第6図は切断機構の側面
図で瓦素地の成形前の状態が表されている。第7図は瓦
素地の成形時の状態を示す側面図、第8図は切断機構の
側面図で余剰部の切断時の状態が表されている。第9図
は下型の往復機構の実施例2を示す略示的平面図、第10
は第9図の側面図、第11図は下型の往復機構の実施例3
の側面図、第12図は成形機本体内における下型の制御機
構の実施例4の要部拡大斜視図である。 (主要部分の符号の説明) 10……上型 12……瓦成形機 14……下型 16……ベッド 18……モーター 36……下型用スライドベース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】瓦用成形機本体の上方に昇降自在な上型が
    設けられ、上型の下方にベッドが設けられてなる瓦用成
    形機において、 ベッドの一側にモーターが装着され、このモーターを介
    してクランク機構が揺動自在に設けられるとともに、 上型の下方において下型を備えた下型用スライドベース
    がクランク機構を介して水平方向に往復移動自在に設け
    られ、 ベッド上の両側に設けられた下型用スライドベースの両
    側端を支持する受具と、これらの受具上に設けられた下
    型用スライドベースの両側端を緊締する抑制片と、ベッ
    ド側から受具、抑制片にかけて設けられた油圧シリンダ
    ーからなる下型浮き上がり抑制機構が設けられ、 両受具間に下型用スライドベースが嵌合されてなること
    を特徴とする瓦用成形機における下型の水平方向往復装
    置。
JP1089166A 1989-04-07 1989-04-07 瓦用成形機における下型の水平方向往復装置 Expired - Lifetime JPH0675859B2 (ja)

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JPH0213134Y2 (ja) * 1981-03-07 1990-04-12

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