JPH0676206U - 空き容器収納器 - Google Patents

空き容器収納器

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JPH0676206U
JPH0676206U JP2319193U JP2319193U JPH0676206U JP H0676206 U JPH0676206 U JP H0676206U JP 2319193 U JP2319193 U JP 2319193U JP 2319193 U JP2319193 U JP 2319193U JP H0676206 U JPH0676206 U JP H0676206U
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JP
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empty container
plate
aluminum
empty
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JP2319193U
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Inventor
保 加藤
裕二 木全
Original Assignee
ビーエム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投入される空き容器に飲料が残留していても
その溢水による投入口の閉鎖が発生しない空き容器収納
器を提供すること。 【構成】 空き容器収納器20は、回転ガイド16と磁
石11により投入された空き容器の種類を判別してガラ
ス瓶とアルミ缶とスチール缶とを区別して収納する空き
容器収納器であって、投入口12より高い位置に設けら
れた板軸10aのまわりに回動可能に設けられた垂下板
10と、垂下板10の下端に形成された折曲部10bと
垂下板10の回動を制限するストッパ13aと、垂下板
10の下方に回転可能に設けられた回転ガイド16と、
回転ガイド16の回転を制限するストッパ13b及びス
トップ部材16eとを有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動販売機等で販売された缶入り飲料の空き容器を回収するための 空き容器収納器に関し、さらに詳細には、ソーラーエネルギを利用する自動販売 機に付随して使用される無電源タイプの空き容器収納器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動販売機等で販売された缶入り飲料の空き容器を収納するために色々 な種類の空き容器収納器が使用されている。 自動販売機等で出る空き容器は、素材によりガラス瓶、アルミ缶およびスチー ル缶に分類されるが、素材をリサイクルさせるために、最終的には各々の種類毎 に分別して回収されている。そのため、空き容器収納器においても、ガラス瓶、 アルミ缶およびスチール缶が各々分別されて収納されることが望ましい。 この場合、自動販売機から電源の供給を受けてガラス瓶、アルミ缶およびスチ ール缶を各々分別すると共に、アルミ缶とスチール缶とを押しつぶして収納する ことが行われている。
【0003】 一方、自動販売機は酒屋等の店舗の店頭に設置され、電源は店舗から供給を受 けているのが一般的であった。 近年、郊外の道路サイド等電源の無い場所に自動販売機を設置することが望ま れる場合に、従来の様に電線を架設するのはコストアップとなるため、ソーラー エネルギを電源として利用する自動販売機が開発されている。 この場合、空き容器収納器は、自動販売機から電源の供給を受けることはでき ないので、ガラス瓶、アルミ缶およびスチール缶を磁石等を利用して無電源で分 別しそのまま収納する空き容器収納器が利用されている。
【0004】 従来の空き容器収納器の構成について図7に断面図を示し、説明する。 空き容器が横向き状態で投入される投入口12が、本体21の左上の側面に開 口されている。投入口12の右側に4枚の羽根を有する羽根車10が羽根車軸1 0aを中心に回転可能に付設されている。羽根車10の下方にガラス瓶1を落下 させるための回転ガイド16が、回転中心16aを中心に回転可能に取り付けら れている。回転ガイド16は、通常図に示す位置にバランスウエイト16bによ りバランスしている。 本体21には、案内板19が溶接されている。案内板19には、回転ガイド1 6に近い方からアルミ缶用開口部17およびスチール缶用開口部18が順次設け られている。
【0005】 また、アルミ缶用開口部17の上方には、アルミ缶2とスチール缶3とを分別 するための永久磁石11が固定されている。 回転ガイド16の真下に上部が開口したプラスチック製容器33が、アルミ缶 用開口部17の真下に上部が開口したプラスチック製容器34が、スチール缶用 開口部18の真下に上部が開口したプラスチック製容器35が各々取り外し可能 に取り付けられている。
【0006】 次に、上記構成を有する従来の空き容器収納器30の作用について説明する。 空き容器収納器30において、飲用後のガラス瓶1、アルミ缶2またはスチー ル缶3が投入口12より投入される。投入されたガラス瓶等は、羽根車10の1 つの羽根の上に落下し、羽根車10に回転力を与える。羽根車10により回転さ せられたガラス瓶1等は、羽根車10の接線方向に力Fを受け、鉛直下向きに重 力Gを受けている。そしてガラス瓶1等は回転ガイド16上に落下し、回転ガイ ド16に回転力を与える。
【0007】 ここで、アルミ缶2やスチール缶3の場合は、ガラス瓶1と比べて軽く重力G が小さいので、バランスウェイト16bの重量に打ち勝てないため、回転ガイド 16は回転せず、アルミ缶2やスチール缶3はアルミ缶開口部17方向に転がっ ていく。 ガラス瓶1の場合は重いので、バランスウェイト16bの重量に抗して回転ガ イド16が回転中心16aを中心にして回転して、ガラス瓶1は落下してプラス チック製容器33に収納される。
【0008】 スチール缶3の場合、回転ガイド16の上を回転しながら落下するが、アルミ 缶開口部17において、スチール缶3には、案内板19と平行方向の運動エネル ギF2、重力G、および磁石による吸引力Hが上向きに働く。磁石による吸引力 Hは重力Gと釣合う程度に設定してあるので、スチール缶3は、アルミ缶開口部 17では落下せずに案内板19の上をさらに転がっていき、スチール缶開口部1 8から落下してプラスチック製容器35に収納される。 一方、アルミ缶2の場合、回転ガイド16の上を回転しながら落下するが、ア ルミ缶開口部17において、アルミ缶2には、案内板19と平行方向の運動エネ ルギF2、重力Gのみが作用し、磁石による吸引力Hが働かないので、アルミ缶 2は、アルミ缶開口部17よりそのまま落下してプラスチック製容器34に収納 される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の空き容器収納器30には次のような問題があった。 空き容器収納器30には、投入口12の側方に残液回収口25が開口され(図 2参照)、飲み残しの飲料をここに捨ててから空き容器を投入口12へ投入する ように指示書きされているが、かかる指示が必ずしも守られるとは限らない。ま た、たとえ指示が守られても、空き容器の形状によっては飲料が多少残留する場 合がある。 このため、投入される空き容器には飲料液が残留していることがあり、投入の 際にこの残液が溢出して羽根車軸10aにかかることが考えられる。図7に見る ように投入口12と羽根車軸10aとはほぼ同じ高さに位置しているからである 。
【0010】 羽根車軸10aに飲料残液がかかると、乾燥による固着あるいは錆付が発生し て羽根車10が回転しなくなる場合がある。羽根車10が回転しなくなると、投 入口12が閉鎖され空き容器を投入することができなくなるのである。 これに対し、羽根車軸10aを投入口12より高い位置に設置することが考え られるが、羽根車10自体を大径化する必要を生じ、空き容器収納器30の上部 を大形化しなければならない。 また、羽根車軸10aをベアリングを介して軸支することとすれば、この問題 を回避できるが、通常ベアリングはこの種の空き容器収納器には不釣合いなほど 高価であることから好ましくない。
【0011】 また、かかる羽根車軸10による空き容器収納器30では、投入口12から投 入された空き容器の回転ガイド16上への落下位置は投入の際の勢い等により必 ずしも一定ではない。このため回転ガイド16の回転による空き容器の種類の判 別が必ずしも正しくない場合がある。空き容器の重量が同じであってもその落下 位置により、回転ガイド16に与えられる回転力が異なるからである。
【0012】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、飲料液が残 留している空き容器が投入された場合でも投入口の閉鎖が発生せず、かつ投入の 際の勢い等によらず確実に空き容器の種類の判別ができる空き容器収納器をベア リング等を使用することなく提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の空き容器収納器は、本体の正面に設けられ た空き容器投入口と、本体下部に設けられた複数の受容器とを有し、空き容器投 入口から投入された空き容器がアルミ缶であるかスチール缶であるかを磁石によ り判別し、それらのアルミ缶とスチール缶とを区別して前記受容器に収納する空 き容器収納器であって、前記空き容器投入口から投入された空き容器が衝突する 位置に設けられ先端に折曲部分が形成された垂下板を有し、前記垂下板が前記空 き容器投入口より高い位置に設けられた回転軸を中心に回動可能に設けられてい るものである。 また、本考案の空き容器収納器は、前記した空き容器収納器であって、前記垂 下板の回動を制限する垂下板停止部材を有するものである。
【0014】
【作用】
上記の構成を有する本考案の空き容器収納器では、空き容器を投入しないとき は、垂下板は垂直に垂下され、回転ガイドは回転ガイド停止手段に当接した状態 で停止している。空き容器投入口から空き容器が投入されると垂下板に当り、垂 下板は本体内後方に回動して垂下板停止部材に当接する。この状態で、投入され た容器は垂下板下端の折曲部分に導かれて回転ガイドの所定位置に落下する。こ のとき、空き容器が重量の重いガラス瓶であると、回転ガイドが回動しガラス瓶 は本体下部に保持されているビニール袋のうちガラス瓶用のものに収納される。 その後回転ガイドは逆向きに回動し、回転ガイド停止手段に当接して元の状態に 戻る。
【0015】 投入された空き容器が重量の軽い金属缶であると、回転ガイドは回動せず金属 缶は回転ガイドに導かれ磁石の方へ移動する。このとき、金属缶が非磁性のアル ミ缶であると磁石による吸引力が働かず、アルミ缶は本体下部に保持されている ビニール袋のうちアルミ缶用のものに収納される。一方、金属缶が磁性のあるス チール缶であると磁石による吸引力が働き、スチール缶は本体下部に保持されて いるビニール袋のうちアルミ缶用のものに収納されず、スチール缶用のものに収 納される。
【0016】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。 本考案の空き容器収納器の全体構成について図1に断面図を示し、図2に正面 図を示して説明する。尚、図2に示す正面図は従来の空き容器収納器のものとほ ぼ共通である。
【0017】 空き容器収納器20の本体21の正面の上部に、空き容器が横向き状態で投入 される投入口12が突き出た形で右端面に開口を有し付設されている。また、投 入口12の左側に容器の飲料残液を捨てるための残液回収口25が開口している 。残液回収口25は、チューブにより図示しないポリタンクに接続されている。 本体正面の下部には、開閉ドア28が開閉可能に取り付けられている。開閉ドア 28の中央左側に取っ手27が設けられている。また、開閉ドア28の上部に透 明の覗き窓26が固定されている。これにより、作業者は空き容器の回収状況を 開閉ドア28を開くことなく確認することができる。
【0018】 本体21の内部には、内板13が設けられている。内板13は投入口12の左 右両側に一対設けられている(図2参照)。投入口12の奥方(図1中右方)に は垂下板10が板軸10aを中心に回動可能に付設されている。板軸10aは投 入口12よりも高い位置にあり、その両端は一対の内板13に軸支されている。 垂下板10の下端には、前方(図1中左方)に向かって折り曲げられた折曲部1 0bが形成されている。また、内板13には、垂下板10の回動を制限するスト ッパ13aが設けられている。そして、垂下板10の下方に回転ガイド16がガ イド軸16aを中心に回転可能に付設されている。ガイド軸16aも板軸10a と同様その両端は一対の内板13に軸支されている。 上記内板13、垂下板10、及び回転ガイド16の詳細な構造については後述 する。
【0019】 また、本体21内部の内板13には案内板19が溶接されており、案内板19 には、回転ガイド16に近い方からアルミ缶用開口部17およびスチール缶用開 口部18が順次設けられている。また、アルミ缶用開口部17の上方には、アル ミ缶2とスチール缶3とを分別するための永久磁石11が固定されている。 そして、本体下部には投入された空き容器を収納するガラス瓶収納用ビニール 袋22、アルミ缶収納用ビニール袋23、スチール缶収納用ビニール袋24が備 えられている。これら3つのビニール袋23、24、25は本体21の案内板1 9の下方位置両側に固定される袋枠9により保持されている。 以上が本考案の空き容器収納器20の全体構成である。
【0020】 続いて、垂下板10、内板13、及び回転ガイド16の詳細な構造について図 3ないし図6を参照して説明する。 まず、図3(a)に垂下板10の正面図を、図3(b)に側面図を示す。 図3(a)に示すように垂下板10は、上部両側のワッシャー10c、10d を介して板軸10aから垂下されている。垂下板10は、1mm程度の厚さの平板 であればよい。そして図3(b)に示すようにワッシャー10c、10dの内径 は板軸10aの径より大きいので、垂下板10は板軸10aのまわりに自由に回 動できる。そして垂下板10の下端は、前方に折り曲げられ折曲部10bをなし ている。尚、板軸10aには止め輪10e、10fが設けられており、垂下板1 0が抜け落ちることがないようになっている。かかる板軸10aの両端は、次に 述べる内板13に保持される。
【0021】 図4に内板13の構造を示す。内板13は本体21の内部に投入口12の両側 に一対設けられる、垂下板10の板軸10a及び次に述べる回転ガイド16のガ イド軸16aを軸支するための部材であり、基本的には1mm程度の厚さの平板を 図4に示す略6角形状に切り抜いたものである。内板13の上辺には切欠13c が形成されている。一対の内板13の切欠13cにより、垂下板10の板軸10 aの両端を軸支するものである。切欠13cが内板13の上辺に設けられている ことから、板軸10aは投入口12より高い場所に位置することとなる。また、 内板13の下部には孔13dが穿設されている。一対の内板13の孔13dによ り、次に述べる回転ガイド16のガイド軸16aを軸支するものである。
【0022】 また、内板13には、上部にストッパ13aと下端にストッパ13bとが設け られている。ストッパ13aは垂下板10の回動を制限するものであり、ストッ パ13bは回転ガイド16の回動を制限するものである。かかるストッパ13a 及びストッパ13bは、一対の内板13の両方に設けられている必要はなく、一 方にのみ設けられていればよい。
【0023】 次に、回転ガイド16について図5及び図6により説明する。図5は回転ガイ ド16の側面図を示し、図6は斜視図を示す。回転ガイド16は、容器受板16 cと、その両側の側板16d、16dと、その側板16d、16dより延設され るバランスウェイト16b、16bとにより構成され、両側の側板16d、16 dをガイド軸16aが貫通している。このガイド軸16aの両端が一対の内板1 3の孔13dにより軸支され、回転ガイド16はガイド軸16aのまわりに回動 可能とされる。 そして、バランスウェイト16b、16bからはストップ部材16e、16e が延設されている。ストップ部材16e、16eは、回転ガイド16がガイド軸 16aのまわりに回動したときに内板13のストッパ13bに当接して回動を制 限するものである。また、バランスウェイト16b、16bには孔16f、16 fが形成されており、適宜重りを取り付けることができる。
【0024】 次に、上記構成を有する本考案の空き容器収納器20の作用について説明する 。 空き容器収納器20においては、飲用後のガラス瓶1、アルミ缶2またはスチ ール缶3が空の状態で投入口12より投入される。 このとき、アルミ缶2等の空き容器の内部に残留している飲み残しの飲料は、 残液回収口25へ利用者により捨てられることを前提としている。捨てられた残 液は図示しないポリタンクに収納される。
【0025】 投入口12より投入されたガラス瓶1等の空き容器は、垂下板10に衝突し、 垂下板10に回転力を与える。このとき、板軸10aが投入口12より高い位置 にあることから、空き容器に飲料が残留していても、その溢水が板軸10aにか かることがない。このため板軸10aに付着した飲料の乾燥による板軸10aと の垂下板10との固着や板軸10aの錆び付きが起こらず、垂下板10が回転で きなくなることがない。したがって、投入口12が閉鎖され空き容器の投入がで きなくなることがない。
【0026】 投入された空き容器の衝突により回転力を与えられた垂下板10は、板軸10 aを中心に後方(図1中反時計まわり向き)に回動する。このとき垂下板10は 内板13のストッパ13aに当接するので、回動した垂下板10は、空き容器の 重量や投入の際の勢い等に拘らず所定の位置で停止する。そして、投入されたガ ラス瓶1等の空き容器は、折曲部10bが設けられている垂下板10に沿って下 方に落下し回転ガイド16の容器受板16cに達する。かかる容器受板16c上 の落下位置は、ストッパ13aの位置と折曲部10bの折曲角(図3(b)中θ で示す)とにより定まり、空き容器の重量や投入の際の勢い等による影響は受け ない。折曲角θは通常30゜程度が好適である。空き容器が容器受板16c上に達 した後、垂下板10は自重により元の状態に戻る。
【0027】 空き容器が回転ガイド16の容器受板16c上の所定位置に落下した後の挙動 は、空き容器がガラス瓶1であるかアルミ缶2もしくはスチール缶3であるかに より異なる。 即ち、ガラス瓶1の場合は重いので、バランスウエイト16bの重量に打ち勝 ち、回転ガイド16がガイド軸16aを中心にして図1中反時計まわり方向に回 転される。従って、ガラス瓶1はそのまま落下して、袋枠9により保持されてい るガラス瓶用ビニール袋22の内部に収納される。 その後、回転ガイド16はバランスウエイト16bの重量により図1中時計ま わり方向に回転する。そしてストップ部材16eが内板13のストッパ13bに 当接して停止し、元の状態に戻る。
【0028】 一方、アルミ缶2やスチール缶3の場合は、ガラス瓶1と比べて軽いので、バ ランスウエイト16bの重量に打ち勝てないため、回転ガイド16を回転させる ことができない。従って、アルミ缶2もしくはスチール缶3はそのまま容器受板 16c上を図1中右方向に転がり、案内板19上に達する。即ち、バランスウエ イト16bの孔16fに取り付ける重りの重さは、回転ガイド16がアルミ缶2 やスチール缶3の重量では回転せず、かつガラス瓶1の重量では回転するように 決定すればよい。
【0029】 ここにおいて、回転ガイド16の容器受板16c上への空き容器の落下位置が 、ストッパ13aの位置と折曲部10bの折曲角θとにより常に一定とされてい ることにより、回転ガイド16の回転による空き容器の種類の判別が投入の際の 勢い等により影響されることがなく確実なものとなっている。 そして、その後の空き容器の挙動は、アルミ缶2であるかスチール缶3である かにより異なる。
【0030】 スチール缶3の場合、回転ガイド16及び案内板19の上を回転しながら落下 するが、アルミ缶開口部17において、永久磁石11による吸引力Hが上向きに 働く。この吸引力Hはスチール缶3の重量による重力Gと釣合う程度になるよう に、永久磁石11の強さ及び位置を設定してあるので、スチール缶3は、アルミ 缶開口部17では落下せずに案内板19の上をさらに転がっていく。 そしてスチール缶3は案内板19の終端部に達し、そこに開口されているスチ ール缶開口部18より落下して、袋枠9により保持されているスチール缶用ビニ ール袋24の内部に収納される。 一方、アルミ缶2の場合、永久磁石11による吸引力Hが働かないので、アル ミ缶開口部17よりそのまま落下して、袋枠9により保持されているアルミ缶用 ビニール袋23の内部に収納される。
【0031】 ここでガラス瓶1、アルミ缶2およびスチール缶3を収納するビニール袋22 、23、24は柔軟性のあるビニール製なので、投入される空き容器の種類に偏 りがあっても、多く投入された空き容器を収納するビニール袋が左右に大きく膨 らむため、ガラス瓶1、アルミ缶2およびスチール缶3の収納高さが平均的に増 加し、本体21下部の内容積を有効に活用できる。 一方、袋枠9により保持される3つのビニール袋22、23、24の開口部の 面積はほぼ同じであるため、落下してくる空き容器を受けるのに適している。 ビニール袋22、23、24が空き容器により満杯となったら、ビニール袋2 2、23、24の交換作業を行う。かかる交換作業は、取っ手27により開閉ド ア28を開けて、空き容器を内包したままの状態でビニール袋22、23、24 を保持する袋枠9ごと本体21の外部へ引き出して行う。
【0032】 以上説明したように、本実施例の空き容器収納器20によれば、投入口12よ り高い位置に設けられた板軸10aとそのまわりに回動可能に設けられた垂下板 10と垂下板10の下方に回動可能に設けられた回転ガイド16と回転ガイド1 6の回転を制限するストップ部材16e及びストッパ13bとを有することとし たので、飲料が残っている空き容器が投入されても溢水による垂下板10の固着 等が起こらず、投入口12が閉鎖されることがない。 また、垂下板10の先端に形成された折曲部10bと垂下板10の回動を制限 するストッパ13aとを有することとしたので、投入口12から投入された空き 容器は常に回転ガイド16上の一定の位置に落下し、回転ガイド16の回転の有 無によるガラス瓶1とアルミ缶2もしくはスチール缶3との識別が確実である。
【0033】 以上本考案を一実施例に沿って説明したが、本考案の実施は本実施例に限定さ れることなく、色々な変更が可能である。 例えば上記実施例では、板軸10aとガイド軸16aとを軸支する等のために 本体21の内部に内板13を備え、これにストッパ13aとストッパ13bとを 設けたが、内板13を備える代わりに本体21の外板自体にこれらの機能をもた せてもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、本考案の空き容器収納器によれば、投入 口より高い位置に設けられた回転軸とそのまわりに回動可能に設けられた垂下板 と垂下板の下方に回動可能に設けられた回転ガイドと回転ガイドの回転を制限す る回転ガイド停止手段と垂下板の先端に形成された折曲部分と垂下板の回動を制 限する垂下板停止部材とを有することとしたので、飲料液が残留している空き容 器が投入された場合でも投入口の閉鎖が発生せず、かつ投入の際の勢い等によら ず確実に空き容器の種類の判別ができる空き容器収納器をベアリング等を使用す ることなく提供することができる。 また、ビニール袋で収納しているので、アルミ缶等の発生割合が大きく異なっ ている場合でも、ビニール袋が拡大または縮小するため、空き容器収納器の内部 スペースを有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である空き容器収納器の構成
を示す断面図である。
【図2】空き容器収納器の正面図である。
【図3】空き容器収納器の垂下板の構成を示す図であ
る。
【図4】空き容器収納器の内板の構成を示す図である。
【図5】空き容器収納器の回転ガイドの構成を示す正面
図である。
【図6】空き容器収納器の回転ガイドの構成を示す斜視
図である。
【図7】従来の空き容器収納器の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ガラス瓶 2 アルミ缶 3 スチール缶 10 垂下板 10a 板軸 10b 折曲部 11 磁石 13a ストッパ 22、23、24 受容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の正面に設けられた空き容器投入口
    と、本体下部に設けられた複数の受容器とを有し、空き
    容器投入口から投入された空き容器がアルミ缶であるか
    スチール缶であるかを磁石により判別し、それらのアル
    ミ缶とスチール缶とを区別して前記受容器に収納する空
    き容器収納器において、 前記空き容器投入口から投入された空き容器が衝突する
    位置に設けられ、先端に折曲部分が形成された垂下板を
    有し、 前記垂下板が前記空き容器投入口より高い位置に設けら
    れた回転軸を中心に回動可能に設けられていることを特
    徴とする空き容器収納器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する空き容器収納器にお
    いて、 前記垂下板の回動を制限する垂下板停止部材を有するこ
    とを特徴とする空き容器収納器。
JP2319193U 1993-04-06 1993-04-06 空き容器収納器 Pending JPH0676206U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441303A (ja) * 1990-06-06 1992-02-12 Hokkai Can Co Ltd 空缶回収装置
JPH0577901A (ja) * 1991-09-18 1993-03-30 Japan Control:Kk 空き容器回収装置

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