JPH0676740B2 - 開閉式天蓋の天蓋骨案内装置 - Google Patents

開閉式天蓋の天蓋骨案内装置

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JPH0676740B2
JPH0676740B2 JP62179749A JP17974987A JPH0676740B2 JP H0676740 B2 JPH0676740 B2 JP H0676740B2 JP 62179749 A JP62179749 A JP 62179749A JP 17974987 A JP17974987 A JP 17974987A JP H0676740 B2 JPH0676740 B2 JP H0676740B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開閉自在な天蓋の天蓋骨案内装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種開閉式天蓋の天蓋骨案内装置は、例えば、2
本一組の案内溝を左右方向に所定の間隔を開けて平行に
対峙させて形成した左右一対の案内路の夫々に複数個の
天蓋骨案内部材を嵌合し、左右下端の軸線が上下方向に
向かっている天蓋骨の夫々を前記天蓋骨案内部材に接続
することにより複数本の天蓋骨を前記案内路に沿って移
動自在に構成し、これら複数本の天蓋骨を可撓性天蓋で
覆い、且つ、適宜の駆動機構で強制移動させる構成(一
例として、実公昭46−2508号公報参照)や、2条の箱型
レールを一体化した天幕走行用案内路2本を、ある距離
を隔てて平行に4本以上の支柱上に設置し、この案内レ
ール上に、天幕保持金具の連結具(天蓋骨案内部材に相
当する)の車輪が乗せられ、この連結具の中央部に天幕
保持金具を連結させた構成(一例として、特開昭54−60
718号公報参照)があった。
また、一般に天蓋骨はアーチ状の形状を呈しているた
め、その重心は常に、この天蓋骨と天蓋骨案内部材との
接続点よりも遥かに上方にあり、その起立姿勢は常に不
安定であり、前、後方向、つまり天蓋開閉方向に傾斜す
る傾向にあるという構造的な問題があった。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕
しかしながら、上記の如き従来構造は、天蓋骨案内部材
の案内溝内での姿勢の制御に意が払われていなかったゝ
めに、天幕を開閉する際に天蓋骨案内部材の姿勢が非常
に不安定で一定しない。特に、天蓋骨の下端部分が鉛直
姿勢でこの天蓋骨案内部材に連結される構成、つまりは
天蓋骨案内部材の片側に下向きの荷重が集中的に負荷さ
れる構成、を採用する場合には、本来の案内作動を達成
しにくく、この左右の天蓋骨案内部材間で一方が先行し
たり、逆に遅れたりして天蓋骨の左右がギクシャクした
動きを呈し、スムースな移動が果たせなかったり、天蓋
骨案内部材が溝内で引っ掛かったようになって移動が阻
止される事態に遭遇する。
そこで、以上のような作作動不良を生じる根本原因を究
明してみた結果、以下のようなことが判明した。即ち、
従来の一般的な構造は、基本的には、支持体の両端に一
対のコロが取付けられていて、これが案内溝内に単に遊
嵌(案内溝内壁とコロとの間に比較的大きな間隙がある
状態)される構造であるに過ぎないものであるから、天
幕の開・閉に伴なって支持体に引っ張り、或いは押圧力
が負荷されたり、更には天蓋骨が前・後に傾いたりする
と、たちまちの内に天蓋骨案内部材の向きが本来の進行
方向に沿った正しい姿勢を崩されてしまうことが判っ
た。
ところで、この正しい姿勢を維持するには、理想的に
は、両コロに常時均等な応力を作用させねばならない
が、これは現実問題として不可能であるから、上記の問
題点はいっこうに解決されないまゝ今日に至っているた
めに、需要者は相変わらず難渋しているのが現状であ
る。。
そこで本発明は、これら従来構造の欠点に鑑みて鋭意開
発されたもので、天蓋骨案内部材の片側に天幕並びに天
蓋骨の荷重が集中的に負荷される構成を採用するもので
ありながら、案内構内の天蓋骨案内部材の姿勢が所期通
りに正しく保たれる開閉式天蓋の天蓋骨案内装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明に係る開閉式天蓋の
天蓋骨案内装置は、2本一組の案内溝を左右方向に所定
の間隔を開けて平行に対峙させて形成した左右一対の案
内路の夫々に複数個の天蓋骨案内部材を嵌合し、左右下
端の軸線が上下方向に向かっている天蓋骨の夫々を前記
天蓋骨案内部材に接続することにより複数本の天蓋骨を
前記案内路に沿って移動自在に構成し、これら複数本の
天蓋骨を可撓性天蓋で覆い、且つ、適宜の駆動機構で強
制移動させる開閉式天蓋において、前記2本の案内溝は
上下方向に所定の間隔を開けて配設されると共に、天蓋
案内部材は、上下方向に所定の間隔を置き、且つ、上下
軸線を中心にして回転する2個の支えコロと、この上下
軸線に対して直交する水平軸線周りで回転する1個の振
れ止めコロとを備えて成る3連コロの2個を、その前記
振れ止めコロの回転軸線となる水平軸線を所定の間隔を
隔てて互いに平行にして、鉛直姿勢の、ブラケットの一
面側に固着すると共に、該ブラケットの他面側に、軸線
が上下方向に向かっている前記天蓋骨の鉛直下端部分を
接続するための接続部を設けて構成し、前記案内溝の内
部側壁面間隔と前記支えコロのり直径とをほぼ等寸に形
成して前記案内溝の内部側壁両面に前記支えコロが内接
し、且つ、前振れ止めコロが溝開口部隙間内にあってそ
の隙間の上下開口縁面に内接する構成を採用したもので
ある。
〔作用〕
以上のように構成された本発明に係る開閉式天蓋の天蓋
骨案内装置は、駆動機構を作動させると、左右の上下一
対の案内溝内に収められた多数の天蓋骨案内部材が夫々
案内溝に沿って移動し、天蓋骨は前方あるいは後方に移
動し天蓋が開閉される。
この時、天蓋骨案内部材のブラケットには上下一対の支
えコロが該ブラケットの一面側に、しかもこの案内部材
の進行方向に所定の間隔を開けて前後に一対取付けられ
ている上に、振れ止めコロも前後に一対あり、併せて、
前記支えコロも振れ止めコロもともに遊嵌される状態に
はなく、支えコロは溝の内側両壁面に、また、振れ止め
コロは溝隙間の上下の開口縁面に夫々内接しているか
ら、ブラケットそのものが、前記案内部材の進行方向に
対しても、また、これに直交する方向にも、前記の通り
の偏荷重が掛かる構造でありながら、更には前上がりや
後ろ上がりに傾きやすい構造でありながら、容易には傾
き難く、所期の好ましい姿勢がうまく保持される。
併せて、この案内溝が上下に所定間隔を隔てて二本あっ
て、この二本の案内溝に装備された前記天蓋骨案内部材
にわたって天蓋骨の下端鉛直部分が連結される構成、つ
まり案内溝に対して傾き少なくしっかりと所期の安定姿
勢を保持する天蓋骨案内部材によって上下方向に所定の
間隔を置いた二点で支持される構成、は天蓋骨を前後左
右に傾けたり振動させたりする応力に効果的に対抗し、
天蓋骨の傾きを一層うまく防止するように働く。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
上下一対の案内溝は、第1図、第3図に示すように、一
面の幅方向の中程に長軸方向のスリット1を有する角C
字形のレール2を左右対称に上下に2本ずつを水平方向
に平行に支柱3の取付枠3aに付設して構成する。
第4図、第5図に示すようにT型軸4の横軸5、つまり
軸線Xを上下方向に向かわせた上下方向軸の軸線方向の
両端に2個の支えコロ6と縦軸7、つまり軸線Yを水平
方向(図上左右方向)に向かわせた水平方向軸の中程に
1個の振れ止コロ8を付けたT型3連コロの2組を各々
のT型軸が互いに平行するように前後(レールの長軸方
向)適宜の間隔をおいて対じさせ、各々の縦軸の遊離端
(他端)9を鉄板その他の素材で形成したブラケット10
に接続固定せしめ、該ブラケットの前記2組のT型3連
コロを設けた面の裏面に天蓋骨接続部11としての、例え
ば接続用短管を前記T型軸4の横軸5と軸線が平行にな
るようにして固定して天蓋骨案内部材、つまり6連コロ
を構成する。
かくして、6連コロの複数個を、第3図、第5図に示す
ように、前記4本のレール2の各々に同数づつ、該レー
ル2の空洞部内面に支えコロ6が内接し振れ止コロ8が
スリット間隙に内接するようにレール2内に移動自在に
嵌合せしめ、、つまり第5図、第6図に明示される通
り、前記支えコロ6の直径と前記レール2の内側壁間隔
とを略等寸に形成するとともに、前記振れ止めコロ8の
直径を前記スリット1の上下開口縁間隔と略等寸に形成
し、、各コロが前記レール2の内側壁両面に、またスリ
ット1の開口上下両縁面に夫々接当せしめ、天蓋骨12の
左右適宜の位置に互いに平行に接続した支え棒13を左右
のレール2の架橋するようにそれぞれ対応する4本のレ
ール2の4組の6連コロの天蓋骨接続部11に嵌入接続す
ることにより、複数本の天蓋骨12をレール2に沿って移
動自在に設置し、天蓋14(図例ではシート)の始点側の
端15を始点側の固定天蓋骨16に接続し、シートの中間に
配置した複数本の天蓋骨12に適宜の間隔で接続し、シー
ト14の終点側の端は最終の天蓋骨17に接続して覆い、こ
の終点側の天蓋骨17を手動・電動・油圧もしくは空圧な
どの適宜の駆動機構で強制移動させるようにした。
前記シート14とは布製テント、軟質プラスチックフィル
ムであっても良い。また天蓋骨としては弓型・山型・屋
根型などの各種の形状を採用出来る。
本発明の前記駆動機構の一例としては、終点側と始点側
の適宜の位置に付設した開閉限度探知用リレー18a,18
b、終点側に付設した2次回転体19aと終点側に付設した
2次回転体19b、これら両回転体の間に掛けて張られ、
且つ、1ヶ所を終点側の天蓋骨17もしくはその接続部な
どの付設物に接続した、エンドレス線条(図例ではエン
ドレスワイヤー)20、始点側または終点側の前記2次回
転体と同軸に固定した1次側回転体21、更にこの1次側
回転体21を手動、電動、油圧もしくは空圧で駆動する駆
動装置とを含む。
更に、雨センサー22と、これを接続した開閉駆動電源リ
レー23を開閉駆動用の電動機24の電源側に設置した構成
を含み、この場合には、降雨を前記雨センサー22で感知
し、その電気信号によって天蓋を開閉する前記電動機へ
の動力供給をコントロールできる。
次に上記実施例構造の作用を説明する。
雨が降り出すと雨センサー22に電流が流れその信号で電
源リレー23が作動し電動機24が起動して1次側回転体21
を回転させ、更にそれと同軸の2次回転体19aを介して
エンドレスワイヤー20に運動が伝わりシート14が拡が
る。シート14が終点側まで完全に拡がりきると終点側の
開閉限度探知用リレー18bが作動して電動機24が停止す
る。
シート14を電動で拡げるときは、電動機24を正回転する
方向に配線した電気スイッチを押し、この電動機24を正
回転に起動して1次側回転体21を回転させ、更にそれと
同軸の2次回転体19aを介して、エンドレスワイヤー20
に運動を伝えることによって、シート14が拡がる。シー
ト14が終点側まで完全に拡がると終点側の開閉限度探知
用リレー18bが作動して電動機24が停止する。
またシート14を電動でたゝむときは、電動機24を逆回転
する方向に配線した電気スイッチを押し、この電動機24
を逆回転に起動して1次側回転体21を回転させ、更にそ
れと同軸の2次回転体19aを介して、エンドレスワイヤ
ー20に運動を伝えることによってシート14がたゝまれ
る。シート14が始点側まで完全にたゝみ込まれると始点
側の開閉限度探知用リレー18bが作動して電動機24が停
止する。
手動でシート14を開くときは、第2図に示すように、1
次側回転体21にチェーンを掛けて手動で回転させると、
それと同軸の2次回転体19a、そしてエンドレスワイヤ
ー20に運動が伝わり、シート14が開く。シート14を閉じ
るときは、1次側回転体21に掛けたチェーンを逆回転さ
せれば良い。
〔発明の効果〕
以上実施例に説明したように、本発明の開閉式天蓋の天
蓋骨案内装置は、天蓋骨の下端鉛直部分を支持する天蓋
骨案内部材がそのブラケットにこの天蓋骨案内部材の進
行方向に所定の間隔を隔てて2組の3連コロを一体的に
備えている構成であって、案内溝に対して前後にも左右
にも更には上下にも容易には傾かず、常時所期の正しい
姿勢を保持しているから、天蓋骨からこの天蓋骨案内部
材には偏荷重が掛かる構造であるにもかかわらず、天蓋
骨は、従来のようにその左右でギクシャクした動きを呈
することなく、左右が同時に平行に移動し、常にスムー
スな天蓋の開閉ができる。
併せて、天蓋骨は、以上のように、傾斜することなく所
期の安定した正しい姿勢を保つ天蓋骨案内部材によっ
て、その下端鉛直部分の上下2箇所を支持されてこの天
蓋骨が傾斜するのを効果的にしかも確実に防止するの
で、一段とスムースな天蓋の開閉を可能にし、従来全く
見ることの出来ない優れた操作性を達成することができ
る。
従ってまた、本発明の開閉式天蓋の天蓋骨案内装置は、
たとえ天蓋が長大になっても終始滑らかにしかも難なく
これを開閉をすることができ、従来軒先や入口にこじん
まりと設けられたこの種開閉式天蓋の既成概念を根底か
ら覆してその適用範囲、分野を格段に広げ得るもので、
その産業利用上の価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体斜視図、第2図はテントを取り付ける前の
全体斜視図。第3図は電動機で駆動する一実施例の駆動
部とレールの部分を拡大表示した部分斜視図、第4図
(イ)は6連コロの正面図、同図(ロ)はその側面図、
第5図は要部の拡大断面図である。 符号説明 4……T型軸、5……上下方向軸、6……支えコロ、7
……水平方向軸、8……振れ止コロ、10……ブラケッ
ト、11……天蓋骨接続部、12……天蓋骨、14……シー
ト、18a,18b……開閉限度感知用リレー、19a……始点側
の2次回転体、19b……終点側の2次回転体、20……エ
ンドレス線条、21……1次側回転体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本一組の案内溝を左右方向に所定の間隔
    を開けて平行に対峙させて形成した左右一対の案内路の
    夫々に複数個の天蓋骨案内部材を嵌合し、左右下端の軸
    線が上下方向に向かっている天蓋骨の夫々を前記天蓋骨
    案内部材に接続することにより複数本の天蓋骨を前記案
    内路に沿って移動自在に構成し、これら複数本の天蓋骨
    を可撓性天蓋で覆い、且つ、適宜の駆動機構で強制移動
    させる開閉式天蓋において、前記2本の案内溝は上下方
    向に所定の間隔を開けて配設されると共に、天蓋案内部
    材は、上下方向に所定の間隔を置き、且つ、上下軸線を
    中心にして回転する2個の支えコロと、この上下軸線に
    対して直交する水平軸線周りで回転する1個の振れ止め
    コロとを備えて成る3連コロの2個を、その前記振れ止
    めコロの回転軸線となる水平軸線を所定の間隔を隔てて
    互いに平行にして、鉛直姿勢の、ブラケットの一面側に
    固着すると共に、該ブラケットの他面側に、軸線が上下
    方向に向かっている前記天蓋骨の鉛直下端部分を接続す
    るための接続部を設けて構成し、前記案内溝の内部側壁
    面間隔と前記支えコロの直径とをほぼ等寸に形成して前
    記案内溝の内部側壁両面に前記支えコロが内接し、且
    つ、前振れ止めコロが溝開口部隙間内にあってその隙間
    の上下開口縁面に内接することを特徴とする開閉式天蓋
    の天蓋骨案内装置。
JP62179749A 1987-07-17 1987-07-17 開閉式天蓋の天蓋骨案内装置 Expired - Lifetime JPH0676740B2 (ja)

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