JPH0677152B2 - 感光性材料 - Google Patents

感光性材料

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JPH0677152B2
JPH0677152B2 JP2104474A JP10447490A JPH0677152B2 JP H0677152 B2 JPH0677152 B2 JP H0677152B2 JP 2104474 A JP2104474 A JP 2104474A JP 10447490 A JP10447490 A JP 10447490A JP H0677152 B2 JPH0677152 B2 JP H0677152B2
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image
photosensitive material
microcapsules
compounds
pentaerythritol
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正人 里村
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Fuji Photo Film Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明はマイクロカプセルを使用した感光性記録材料
(以下、感光性材料と略す)に関する。特に特定の組合
せの芯物質を含有し、かつ特定の粒子径を有するマイク
ロカプセルを用いた感光性材料に関する。
[従来の技術] カプセルを用いた記録系については、数多くの研究があ
り、感圧記録系、感熱記録系など多くの系が開発されて
いる。
その形態は種々提案されている、例えば米国特許2,712,
507号、同2,730,456号、同2,730,457号、同3,418,250
号、同3,432,327号などに詳述されている。
これらの従来技術においては、圧力ないし熱に対応した
記録は得られるが、本発明で述べるような光に対応した
記録が得られないという欠点があった。
また、カプセル壁を感光性高分子で形成して感光性の記
録材料にすることも試みられている。しかし、良く知ら
れているように、カプセル壁は100μm以下と非常に薄
くしかも、本来ある程度の壁強度を持たせておく必要が
あるために、架橋反応を利用してカプセル壁の強度を変
化させ、その強度の差を利用する記録材料は、基本的に
難しい問題をかかえている。
[発明の要旨] 本発明は、これらの欠点に注目し、改良したものであ
る。すなわち、本発明の目的は、支持体上に、アクリロ
イル基を複数個有するビニル化合物および光重合開始剤
を芯物質として含有し、平均粒子径が20μm以下の加圧
破壊性(圧力破壊性)のマイクロカプセルを、バインダ
ーまたは保護剤により支持体に固定した状態で担持した
感光性材料を提供することにある。
本発明の感光性材料は、前記ビニル化合物を硬化させる
エネルギーを画像状に付与した後、未硬化マイクロカプ
セルの芯物質を受像シートに転写し(好ましくは、感光
性材料を受像シートと重ねて加圧し、破壊されたマイク
ロカプセルより放出される芯物質により)受像シート上
に画像を形成することを特徴とする画像形成方法に好ま
しく用いられる。
本発明の感光性材料に含まれるカプセルは露光によりそ
の部分のカプセル全体が硬化し、未露光部分の未硬化カ
プセルとの差が非常に大きくなる。たとえば、画像露光
したのち、適当な支持体に転写した場合に、硬化した部
分のカプセルからは芯物質が転写することがない。
本発明のアクリロイル基を複数個有するビニル化合物の
代表的な化合物としてポリエチレングリコールジアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリ
メチロールプロパンジアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
アクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、1,2
−ブタンジオールジアクリレート、テトラキス(β−ヒ
ドロキシエチルエチレンジアミン)テトラアクリレー
ト、エポキシ樹脂とアクリル酸との反応物、ペンタエリ
スリトールとアクリル酸との酸縮合物、マレイン酸とジ
エチレングリコールとアクリル酸の縮合物、などがあ
る。
これらは目的に応じて複数個併用することもできる。
光重合開始剤の例としては芳香族ケトン、キノン化合
物、ニトロ化合物があげられる。
具体的には、ベンゾキノン、フェナンスレンキノン、ナ
フトキノン、ジイソプロピルフェナンスレンキノン、ベ
ンゾインブチルエーテル、ベンゾイン、フロインブチル
エーテル、ミヒラーケトン、ミヒラ−チオケトン、フル
オレノン、トリニトロフルオレノン、β−ベンゾイルア
ミノナフタレンなどが含まれる。
これらはビニル化合物に対し0.1重量%ないし8重量%
程度添加される。
これらのビニル化合物および光重合開始剤をカプセル化
するに際しては、溶剤を併用することもできる。
これらの化合物をカプセル化する方法としては、公知の
カプセル化法が適用できる。例えばカプセルの製造方法
としては、米国特許2,800,457号、同2,800,458号にみら
れるコアセルベーションを利用した方法、英国特許990,
443号、米国特許3,287,154号にみられる界面重合法によ
る方法、米国特許3,418,250,同3,660,304号にみられる
ポリマーの析出による方法、米国特許3,726,804号、米
国特許3,796,669号にみられる油滴内部からのリアクタ
ントの重合等がある。特にポリマーの析出による方法お
よび油滴内部からのリアクタントの重合によるカプセル
化法を使用した場合、その効果が大きい。すなわち、短
時間に、均一な粒径をもつ感光材料として好ましいカプ
セルを得ることができる。本発明のマイクロカプセルの
粒子径は特に保存時の取り扱い性の点から20μm以下で
ある。10μm以下であることがさらに好ましい。また、
転写時の簡便さからは1μm以上が望ましい。
支持体としては、プラスチックフィルム、合成紙、アル
ミ版、紙などが使用される。
支持体に塗布するに際しては、PVAまたはラッテクスの
ごときバインダー、デンプンのごとき保護剤などが用い
られ、これによりマイクロカプセルが支持体に固定され
るまた、従来より記録系に用いられる種々の添加剤、バ
インダー、酸化防止剤、スマッジ防止剤、界面活性剤や
塗布方法、使用方法等についてはよく知られており、米
国特許2,717,375号、同3,625,736、英国特許1,232,347,
特開昭50-44012号、同50-50112号、同50-127718号、同5
0-30615号、米国特許3,836,383号、同3,846,331号など
に開示があり、それらの手法を利用できる。
以下、本発明の効果をより一層明らかにするために実施
例をあげる。
実施例において用いる顕色剤塗設シートは以下の方法に
より作成した。
すなわち、硫酸処理酸性白土100gを、40%苛性ソーダ水
溶液6gを含む水280g中にホモジナイザーで分散後、バイ
ンダーとしてカゼインのナトリウム塩を10%含む水50g
とスチレン−ブタジエンラテックス(商品名:ダウラテ
ックス626、ダウケミカル社製)30gを添加し、顕色剤塗
布液を得た。この顕色剤塗布液をコロナ放電処理したポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に塗設量7gr/m2
なるように塗布し乾燥して顕色剤塗設シートを得た。
また実施例において、部は重量部を示す。
[実施例1] (1)マイクロカプセルの作成 ペンタエリスリトールテトラアクリレート23g、メチル
エチルケトン2gおよび0.2gのフェナンスレンキノンを秤
りとり超音波分散機で溶解した。これにトリレンジイソ
シアナートとトリメチロールプロパン3:1付加物8.7部と
エチレンアミンのプロピレンオキサイド1:4付加物0.1部
を添加溶解した。この溶液を水29部にポリビニルアルコ
ール2.6部を溶解した溶液中に20℃で乳化分散し6μm
とする。ついで、乳化後水89部を加え攪拌しつつ、70℃
まで加温し1時間攪拌後冷却する。こうして得られたマ
イクロカプセル分散液はスプレードライ法により粉体と
してとり出せる。
(2)マイクロカプセルを担持した感光製材料の作成 こうして得られたマイクロカプセル分散液をコロナ放電
処理したポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗設
量が7gr/m2となるように塗布し乾燥して本発明に従う感
光性材料(マイクロカプセル塗設シート)を得た。
このマイクロカプセル塗設シートに、水銀灯で画像状に
露光した(Atras紫外線照射装置を使用し、3分間露
光)。露光された部分は、カプセルの芯物質が完全に硬
化した。
この画像状に露光されたシートを先にのべた、顕色剤塗
設シートと重ね合せ、150kg/m2の圧力で10秒間加圧し
た。未露光部のカプセルは破壊し、顕色剤塗設シート上
に転写された。これはクリスタルバイオレットラクトン
の酢酸エチル溶液をスプレーすることにより、転写部分
は発色せず、未転写(露光され、硬化した部分に対応)
の部分は鮮明なブルーの発色画像を生じることからも確
認された。
[実施例2] 実施例1においてペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート23gをトリメチロールプロパントリアクリレート20
g、メタクリロキシエチルシンナメート3gおよび0.2gの
ベンジルフェニルイミダゾールに変更した他は同様にし
て感光性材料を得た。この場合は、実施例1で得た画像
よりも、一層鮮明な画像が得られた。
[実施例3] 実施例1のマイクロカプセル分散液の作成において、乳
化分散時の攪拌強度を下げ、マイクロカプセルの粒子径
を15μmにすること以外は同様にして本発明に従うマイ
クロカプセル分散液を作成した。このマイクロカプセル
分散液を使用して実施例1と同様にして本発明に従う感
光性材料を作成した。そしてこれを用いて実施例1と同
様な画像形成方法を実施し、評価した。その結果、顕色
剤塗設シート上に鮮明な画像が得られた。
[比較例1] 実施例1のマイクロカプセル分散液の作成において、ペ
ンタエリスリトールテトラアクリレートの代わりにペン
タエリスリトールテトラメタクリレートを用いた以外は
同様にしてマイクロカプセル分散液を作成した。
次に、このマイクロカプセル分散液を使用して実施例1
と同様にして感光性材料を作成した。そしてこの感光性
材料を用いて上記実施例1と同様な画像形成方法を実施
した。画像形成後の顕色剤塗設シートにクリルタルバイ
オレットラクトンの酢酸エチル溶液のスプレーを行なっ
たところ、全面が発色せず、画像は得られなかった。し
かし、露光時の光量を10倍に増やして画像形成を行なっ
た場合には、画像が得られた。
以上のことから、モノマーとしてアクリレート系化合物
を用いた場合の方が、メタクリレート系化合物を用いた
場合より高い感度が得られることが分かる。
[比較例2] 実施例1のマイクロカプセル分散液の作成において、乳
化分散時の攪拌強度を更に下げ、マイクロカプセルの粒
子径を25μmにすること以外は同様にしてマイクロカプ
セル分散液を作成した。このマイクロカプセル分散液を
使用して実施例1と同様にして感光性材料を作成した
が、塗設面の状態はややなめらかさに劣るものであっ
た。また、このようにして作成された感光性材料は非常
に傷が付きやすく、実施例1と同様な画像形成方法を実
施した場合には、得られた画像の発色部分には、スリ傷
によると思われるムラ(斑点)が多く発生し、画像の品
質が劣っていた。
[実施例4および比較例3] 実施例1において、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レート(A4)のかわりに下記の化合物を用いた以外は同
様にして、マイクロカプセルを作成した。
アクリロイル基を複数個有する化合物 (A3)ペンタエリスリトールトリアクリレート (B2)ポリエチレングリコールジアクリレート (C3)トリメチロールプロパントリアクリレート (C2)トリメチロールプロパンジアクリレート (D2)ヘキサンジオールジアクリレート (E2)1,2−ブタンジオールジアクリレート (F4)テトラキス(β−ヒドロキシエチルエチレンジア
ミン)テトラアクリレート アクリロイル基を1個有する化合物 (A1)ペンタエリスリトールモノアクリレート (B1)ポリエチレングリコールモノアクリレート (C1)トリメチロールプロパンモノアクリレート (D1)ヘキサンジオールモノアクリレート (E1)1,2−ブタンジオールモノアクリレート (F1)テトラキス(β−ヒドロキシエチルエチレンジア
ミン)モノアクリレート メタクリロイル基を複数個有する化合物 (a3)ペンタエリスリトールトリメタクリレート (b2)ポリエチレングリコールジメタクリレート (c3)トリメチロールプロパントリメタクリレート (c2)トリメチロールプロパンジメタクリレート (d2)ヘキサンジオールジメタクリレート (e2)1,2−ブタンジオールジメタクリレート (f4)テトラキス(β−ヒドロキシエチルエチレンジア
ミン)テトラメタクリレート 以上のように作成したマイクロカプセルを用いて実施例
1と同様に感光材料を作り、露光、加圧、クリスタルバ
イオレットラクトンのスプレーを行なった。受像シート
上に得られた画像を目視により観察した。結果を下記第
1表に示す。
参考のため第1表には、実施例1のペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート(A4)および比較例1のペンタエ
リスリトールテトラメタクリレート(a4)の結果も示
す。
第1表に示す結果から明らかなように、メタクリロイル
基を複数有する化合物(a4〜f4)をビニル化合物として
用いた場合には、アクリロイル基を複数有する化合物
(A4〜F4)をビニル化合物として用いた場合に比較し
て、感度が著しく低く、実施例1の露光量では画像形成
が困難であることが確認された。メタクリロイル基を複
数有する化合物(a4〜f4)をビニル化合物として用いて
鮮明な画像を得るためには、実施例1の10倍から50倍の
露光量が必要であった。
また、アクリロイル基を1つ有する化合物(A1〜F1)を
ビニル化合物として用いた場合には、アクリロイル基を
複数有する化合物(A4〜F4)をビニル化合物として用い
た場合に比較して、画像の鮮鋭度が著しく低いことも確
認された。アクリロイル基を1つ有する化合物(A1〜F
1)をビニル化合物として用いて鮮明な画像を得るため
には、実施例1の5倍以上の露光量が必要であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、アクリロイル基を複数個有す
    るビニル化合物および光重合開始剤を芯物質として含有
    し、平均粒子径が20μm以下の加圧破壊性のマイクロカ
    プセルを、バインダーまたは保護剤により支持体に固定
    した状態で担持した感光性記録材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6030931B2 (ja) * 1976-01-23 1985-07-19 三菱製紙株式会社 画像形成法
JPS6020741B2 (ja) * 1976-07-14 1985-05-23 株式会社リコー カラ−像形成用感光材料
JPS6020740B2 (ja) * 1976-07-14 1985-05-23 株式会社リコー カラ−像形成用感光材料

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