JPH0677834U - 非磁性金属選別装置 - Google Patents

非磁性金属選別装置

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JPH0677834U
JPH0677834U JP2288793U JP2288793U JPH0677834U JP H0677834 U JPH0677834 U JP H0677834U JP 2288793 U JP2288793 U JP 2288793U JP 2288793 U JP2288793 U JP 2288793U JP H0677834 U JPH0677834 U JP H0677834U
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magnetic
rotating body
magnetic metal
metal
magnetic poles
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JP2288793U
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Inventor
幸男 森山
Original Assignee
株式会社ジーエスケー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転磁界によるうず電流を利用して非磁性金属
を他の材料から選別する装置において、非磁性金属を遠
くに飛ばすことができ、選別効率を向上できる装置を提
供する。 【構成】ベルトコンベア10において、非金属製のトッ
ププーリ11とベルト13により搬送路構成体10xが
構成されている。トッププーリ11の内部すなわち搬送
路構成体10xの端部下側には、外周に異なる磁極を交
互に配してなる第1回転体20が配置されている。上記
搬送路構成体10xの端部上方には、搬送路構成体の上
面から離れて第2回転体30が配置されている。第2回
転体も外周に異なる磁極を交互に配してなる。第1回転
体20がモータ22により回転すると、磁気吸引作用に
より、第2回転体30は、上記搬送路構成体10xを挟
んで第1回転体10の磁極と異なる磁極が対峙するよう
に回転する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、都市発生の粗大ごみ,廃車の破砕物等の中から有価非磁性金属を選 別して回収する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平3ー68463号に開示されているように、磁性金属,非磁性金属、非 金属の中から非磁性金属を選別する装置は公知である。この公報の選別装置では 、ベルトコンベアと、外周に異なる磁極を交互に配してなる回転体とを備えてい る。ベルトコンベアは、トッププーリと、エンドプーリと、これらの間に掛け渡 された無端ベルトとを有している。トッププーリは、非金属の材料からなり、中 空をなしている。このトッププーリの内部に上記回転体が収容されている。この 回転体はプーリよりも高速で回転する。ベルトに乗せられて搬送された廃車等の 破砕物のうち、非金属のものはベルトの搬送速度で水平にベルトコンベアの一端 部(トッププーリ側の端部)から落下する。また、磁性金属は、上記回転体の磁 極に引き付けられるため、ベルトコンベアの下部に至り、この磁極による引き付 け力が弱まってから落下する。非磁性金属には、上記回転体の高速回転に伴う磁 気誘導作用によりうず電流が生じ、このうず電流に起因して生じる磁界と回転体 の磁極に起因する磁界との相互作用により、非磁性金属には遠心力方向への斥力 と接線方向への推力(加速力)が働く。したがって、非磁性金属はベルトコンベ アから斜め上方に飛び、非金属とは異なる放物線を描いて落下する。具体的には 、非磁性金属は非金属よりも遠くに飛ぶ。このようにして、非磁性金属は、磁性 金属、非金属から分離されて回収される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記選別装置では、上記うず電流に伴って生じる非磁性金属への加速力が弱い と、非磁性金属が描く放物線と非金属が描く放物線とに著しい相違がなくなり、 上記選別精度が悪くなる。そこで、回転体の各磁極の磁界強度を高めたり、回転 体の回転速度を高めることにより、非磁性金属に働く加速力を強めることが試み られたが、選別精度は期待したほど高まらなかった。その理由は次の通りである 。 (i)上述したように、非磁性金属に働く磁気誘導応力は、上方への垂直成分を 含んでおり、非磁性金属が回転体の磁極の磁界に入った時に、非磁性金属はこの 磁気誘導応力の垂直成分によりコンベアの上方に飛ばされる。一方、周知のよう に、磁界の強さは距離の2乗に反比例するから、非磁性金属に働く加速力は上方 に飛ぶ間に急速に弱められてしまう。このため、ベルトコンベアの搬送方向への 加速力が持続的に作用せず、前方への運動エネルギーが十分得られない。 (ii)また、磁界の強さは距離の2乗に反比例するため、非磁性金属に働く前方 への加速力は、非磁性金属の下部(回転体の磁極に近い部分)で大きく、上部( 回転体の磁極から遠い部分)で小さい。そのため、上記磁気誘導応力に起因する 非磁性金属の運動エネルギーの一部は非磁性金属の自転エネルギーとして消費さ れてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、その要旨は、(イ) 非金属製の搬送路構成体と、(ロ)上記搬送路構成体の端部下側に配置され、外 周に異なる磁極を交互に配してなる第1回転体とを備えた非磁性金属選別装置に おいて、さらに(ハ)上記搬送路構成体の端部上方において搬送路構成体の上面 から離れて配置され、外周に異なる磁極を交互に配してなり、上記搬送路構成体 を挟んで第1回転体の磁極と異なる磁極が対峙するように回転する第2回転体を 備えたことを特徴とする非磁性金属選別装置にある。
【0005】
【作用】
第1,第2回転体の回転に伴い、両回転体における互いに異なる磁極が、互い に対峙した状態で搬送路構成体の端部近傍を通過する。この時、搬送路構成体に 乗って移動して来た非磁性金属に、磁気誘導作用に起因したうず電流が生じ、こ のうず電流の磁界と第1,第2回転体の磁極によって形成される磁界との相互作 用により、非磁性金属に加速力が働く。 第1,第2回転体の対峙する磁極により形成される磁界では、これら磁極を結 ぶ磁力線が生じているため、搬送路構成体の端部上面から上方に向かって磁束密 度の急速な減衰がなくほぼ一定である。このため、搬送路構成体上の非磁性金属 は、第1,第2回転体の磁界に入った時に上方に飛ばされず、安定した加速力を 持続的に受けることができ、十分な水平方向の運動エネルギーを付与されて搬送 路構成体の端部から遠くへ飛ばされる。 上述したように、搬送路構成体の端部上面から上方に向かって磁束密度の変化 がほぼ一定であるので、非磁性金属の下部と上部に作用する加速力もほぼ等しい 。そのため非磁性金属の自転が防止ないしは抑制され、非磁性金属の運動エネル ギーが自転エネルギーで消費されるのを防ぐことができ、結果として、非磁性金 属を搬送路構成体の端部からより遠くへ飛ばすことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1に示す選別装置は、 ベルトコンベア10を備えている。このベルトコンベア10は、トッププーリ1 1と、エンドプーリ12と、これらの間に掛け渡された無端ベルト13とを有し ている。トッププーリ11は、非金属材料、例えばFRP(繊維強化プラスチッ ク)からなり、筒部を有している。ベルト13も非金属製である。エンドプーリ 12には、ベルト14を介してモータ15が接続されており、このモータ15に より、ベルトコンベア10が駆動され、ベルト13の上側部分に乗せられた廃車 等の破砕物が、トッププーリ11に向かって矢印A方向に搬送される。上記破砕 物は、ゴム,ガラス,プラスチック,木片等の非金属1と、磁性金属2と、アル ミニウム等の非磁性金属3とを含んでいる。上記ベルト14の上側部分とトップ プーリ11の頂部は、搬送路構成体10xとして提供されている。
【0007】 選別装置は、さらに第1回転体20と第2回転体30とを備えている。これら 回転体20,30は互いに等しい径を有している。回転体20,30の各々の外 周には異なる磁極が等間隔をなして交互に配置されている。回転体20,30の 磁極数はともに等しく、したがって磁極間の距離も互いに等しい。
【0008】 第1回転体20は、トッププーリ11の内部に収容されている。第1回転体2 0はベルト21を介してモータ22(駆動源)に接続されており、このモータ2 2によりトッププーリ11の回転に比べて遥かに高い回転数で回転する。第1回 転体20の回転軸21は、トッププーリ11の回転軸より上方に偏位している。
【0009】 第2回転体30は、第1回転体20,トッププーリ11の上方に配置されてお り、ベルト13の上面から離れている。第2回転体30は、その回転軸31がフ レームに回転可能に支持されているだけであり、モータとの接続関係はない。第 2回転体30の回転軸31は、第1回転体20の回転軸21よりエンドプーリ1 2側に偏位しており、回転体20,30の回転軸21,31を結ぶ直線は、鉛直 線に対して傾いている。この傾き角度は図1においてΘで表されている。
【0010】 第2回転体30の下端からエンドプーリ12に向かってベルト13と平行に仕 切板40が延びている。この仕切板40は非金属材料、例えばFRPにより形成 されており、磁性金属2の第2回転体30への磁着を防止する。トッププーリ2 0の前方には、衝突板50が配置されている。また、トッププーリ20の下方に は収容箱61が配置され、さらにこの収容配置61よりも前方には他の2つの収 容箱62,63が順に配置されている。
【0011】 上記構成をなす選別装置において、ベルトコンベア10により、上記廃車等の 破砕物がトッププーリ11方向に運ばれて来る。一方、モータ22により第1回 転体20が高速回転する。第2回転体30は、回転体20,30の磁極間の磁気 吸引作用により、第1回転体20に連れ回転する。したがって、第2回転体30 は第1回転体10と同期回転し、トッププーリ11の頂部を同時に通過する第1 回転体20の磁極と第2回転体30の磁極は互いに異なる極性を有している。
【0012】 破砕物のうち、非金属1は、第1,第2回転体20,30の磁界の影響を受け ないので、ベルトコンベア10の搬送速度で水平にベルトコンベア10の一端部 (トッププーリ11側の端部)から落下し、放物線を描いて収容箱62に収容さ れる。
【0013】 磁性金属2は、上記第1回転体20の磁極に引き付けられるため、ベルトコン ベア10の端部から飛び出さず、トッププーリ11を回り込む。トッププーリ1 1の回転軸に対して第1回転体20の回転軸21が上方に偏位しているので、磁 性金属2に働く第1回転体20の磁極の磁力は、徐々に弱まる。そのため、磁性 金属2は、トッププーリ11の下側でベルト13から落下し、収容箱61に収容 される。
【0014】 非磁性金属3が第1,第2回転体20,30の磁界に入ると、回転体20,3 0の高速回転に伴う磁気誘導作用により非磁性金属3にうず電流が生じ、このう ず電流に起因して生じる磁界と回転体20,30の磁極に起因する回転磁界との 相互作用により、非磁性金属3には加速力が働き、非磁性金属3は第1図中矢印 Hで示す方向に飛び出す。すなわち、非磁性金属3は、回転体20,30の偏位 仰角Θ度上方に、ベルトコンベア10の端部から前方へ飛び出す。このため、非 磁性金属3は、非金属1とは異なる放物線を描き、この非金属1より遠くに飛ば されて衝突壁50に当たり収容箱63に収容される。
【0015】 次に、上記非磁性金属3に働く磁気誘導応力について詳述する。第1,第2回 転体20,30の対峙する磁極は互いに極性が異なるので、これら磁極を結ぶ磁 力線が生じる。したがって、トッププーリ11の頂部から上方に向かって磁束密 度の急速な減衰がなくほぼ一定である。このため、非磁性金属3は、第1,第2 回転体20の磁界に入った時に上方に飛ばされることなく、安定した加速力を持 続的に受けることができ、十分な水平方向の運動エネルギーを付与されて前方へ 遠く飛ばすことができる。また、第2図に示すように、非磁性金属3の下部と上 部に作用する加速力(矢印X1,X2でそれぞれ示す)がほぼ等しくなるので、非 磁性金属3の自転が防止され、運動エネルギーが自転エネルギーで消費されるの を防ぐことができる。この点からも、非磁性金属3を前方へ遠く飛ばすことがで きる。このため、非磁性金属3が飛距離不足により非金属1用の収容箱62に落 下するのを防止することができ、選別効率を高めることができる。
【0016】 なお、回転体20,30の回転軸21,31を結ぶ直線が鉛直線に対して角度 Θだけ傾いているので、非磁性金属3の飛び出し角度を上向きにすることができ 、これによっても飛距離を長くすることができる。
【0017】 本発明は上記実施例に制約されず、種々の態様が可能である。搬送路構成体が 斜めに傾いたシュートであってもよい。この場合、選別対象物はシュートに沿っ て自重でシュート端部に達する。 第2回転体をモータにより回転させ、第1回転体を磁気吸引により連れ回転さ せてもよい。第1,第2回転体の一方をモータ駆動させ、他方を磁気吸引により 連れ回転させると、モータが1個で済むので、設備コストが低くなり、また、同 期回転等の制御も不要である。 第1,第2回転体の両方をモータにより回転駆動させてもよい。この場合、第 1回転体の磁極と異なる磁極が常に対峙するように回転を合わせる必要がある。 第1,第2回転体は径が異なっていてもよい。この場合、2つの回転体におけ る磁極間の距離を等しくし、周速を等しくする必要がある。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、第1,第2回転体の磁極間に形成された磁 界により、非磁性金属に十分な加速力を持続的に付与することができ、しかも非 磁性金属の自転を抑制できるので、非磁性金属を搬送路構成体の端部から遠くへ 飛ばすことができ、他の材料から効率よく分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる選別装置の概略図である。
【図2】選別装置の要部の拡大図である。
【符号の説明】
3 … 非磁性金属 10x … 搬送路構成体 20 … 第1回転体 22 … モータ(駆動源) 30 … 第2回転体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)非金属製の搬送路構成体と、 (ロ)上記搬送路構成体の端部下側に配置され、外周に
    異なる磁極を交互に配してなる第1回転体とを備えた非
    磁性金属選別装置において、さらに(ハ)上記搬送路構
    成体の端部上方において搬送路構成体の上面から離れて
    配置され、外周に異なる磁極を交互に配してなり、上記
    搬送路構成体を挟んで第1回転体の磁極と異なる磁極が
    対峙するように回転する第2回転体を備えたことを特徴
    とする非磁性金属選別装置。
  2. 【請求項2】 第1回転体と第2回転体のうち一方の回
    転体が駆動源により回転駆動され、他方の回転体が、両
    回転体の磁極間の磁気吸引により、一方の回転体に連れ
    回転することを特徴とする請求項1に記載の非磁性金属
    選別装置。
JP2288793U 1993-04-07 1993-04-07 非磁性金属選別装置 Pending JPH0677834U (ja)

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JP2288793U JPH0677834U (ja) 1993-04-07 1993-04-07 非磁性金属選別装置

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JP2288793U JPH0677834U (ja) 1993-04-07 1993-04-07 非磁性金属選別装置

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JPH0677834U true JPH0677834U (ja) 1994-11-01

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JP2288793U Pending JPH0677834U (ja) 1993-04-07 1993-04-07 非磁性金属選別装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20240063493A (ko) * 2022-11-03 2024-05-10 국립공주대학교 산학협력단 외부 자성체를 이용한 와전류 선별 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04126557A (ja) * 1990-09-17 1992-04-27 Kenzo Takahashi ダブルドラム型非鉄金属分別装置

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