JPH0677996U - 回転式有核錠剤製造機における核錠整列付勢装置 - Google Patents

回転式有核錠剤製造機における核錠整列付勢装置

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JPH0677996U
JPH0677996U JP1669793U JP1669793U JPH0677996U JP H0677996 U JPH0677996 U JP H0677996U JP 1669793 U JP1669793 U JP 1669793U JP 1669793 U JP1669793 U JP 1669793U JP H0677996 U JPH0677996 U JP H0677996U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】核高や表面処理の如何に拘らず有核錠の整列送
込み能力を確実に向上させる。 【構成】核錠PをパーツフィーダQにより回転式有核錠
剤製造機に順次整列させて供給するようにしたものにお
いて、パーツフィーダボウル1を、底壁5と、直立壁6
と、上昇レール7と、一端に核錠取出口13を有すると
ともに他端にフレキシブルパイプ差込孔14を有してな
る出口ブロック9と、核錠を1列に整列させて進行させ
るガイド10とを具備してなるものにし、核錠Pが1列
に整列し進行する方向に、圧縮空気による送風ノズル2
を付設し、風圧を加えることにより核錠の飛び上りの整
列乱れを押さえると共に、進行速度を助長付勢するよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パーツフィーダを用いて回転式有核錠剤製造機に核錠を1列に整 列させて供給するようにしたものにおいて、パーツフィーダボウルの核錠整列進 行速度を助長するために使用される核錠整列付勢装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
核錠を1列に整列させて回転式有核錠剤製造機の回転移送用円板に送り込むた めに、パーツフィーダが一般に採用されている。核錠の大きさ、重さ、錠厚によ ってパーツフィーダの振動に関する強弱の限界があって、パーツフィーダボウル の考案が種々なされているが、現在の技術水準では、毎分約1300個の核錠送 り込みが処理能力の限界となっている。
【0003】 近時、核錠の錠径が同じであっても重量を多くしたもの、錠径を小さくし重量 は同様のもの等、種々のものが開発されている。前記両者は核錠の錠高が厚くな るために整列に時間を要し、核錠送り込みが少なくなり、処理量向上に難点があ る。
【0004】 また、最近の核錠は、粉末を打錠した姿のままの素錠(裸錠)の有核錠生産は 少なく成っており、薬効の関係もあって、核錠の表面にフィルムコーティングを 施すように成って来た。素錠の表面荒さに対しフィルムコーティングを施した核 錠の表面は光沢もあって滑り易く、そのために、核錠の進行滑りと飛び上りによ る整列の乱れが発生して送り量が少なく成り、処理量向上に対する疎外要因とな っている。すなわち、このようなものでは、処理量を多くする目的でパールフィ ーダの振動を大きくすると、核錠の飛び上りを招いて整列に乱れが生じ、逆に処 理量が低下してしまうという欠点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来技術で述べたものにおいては、錠高が厚く成ったことにより平面的に送ら れてくる核錠を立てた状態にする時の時間ずれと、錠高厚みのために所定整列長 さ当たりの個数が低下することに起因して処理量が低下するという問題点がある 。また、フィルムコーティングによって核錠の滑りと飛び上りによる整列乱れと それに起因した処理量の低下という問題点、換言すれば、核錠の滑りと飛び上り による整列乱れが生じないようにするために、パーツフィーダの振動を低く抑え る必要が生じて処理量が低下するという問題点がある。
【0006】 本考案は、以上のような問題点を解消することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたもので ある。すなわち、本考案に係る回転式有核錠剤製造機における核錠整列付勢装置 は、有核錠剤に用いる核錠を、パーツフィーダにより回転式有核錠剤製造機に順 次整列させて供給するようにしたものにおいて、パーツフィーダボウルを、パー ツフィーダ本体に支持された底壁と、この底壁の周縁に立設された直立壁と、こ の直立壁の内周面に沿って固設され始端を前記底壁に連続させた上昇レールと、 前記直立壁に固設され一端に核錠取出口を有するとともに他端にフレキシブルパ イプ差込孔を有してなる出口ブロックと、始端を上昇レールの終端に連続させる とともに最終端を出口ブロックの取出口に連続させて直立壁の内周面に固設され 核錠を1列に整列させて進行させるガイドとを具備してなるものにし、核錠が1 列に整列し進行する方向に、圧縮空気による送風ノズルを付設し、風圧を加える ことにより核錠の飛び上りの整列乱れを押さえると共に、進行速度を助長付勢す るようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
このような構成のものであれば、パーツフィーダを作動させてこのパーツフィ ーダボウルに所要の振動を与えると、該ボウルの底壁上にランダムに投入された 多数の核錠が、基本的には従来のものと同様に、上昇レールに沿って平伏姿勢で 順次上昇し、この上昇レールの終端から核錠整列用のガイド上に起立させられつ つ移行し、このガイド上で立向姿勢に整列させられて取出口に導かれる。そして 、取出口に導入された核錠は、出口ブロックに接続されたフレキシブルチューブ 内に導かれ、該フレキシブルチューブに案内されて回転式有核錠剤製造機に順次 供給される。
【0009】 この場合に、本考案のものは、送風ノズルから核錠が1列に整列し進行する方 向に圧縮空気が吹き付けられるので、錠高の厚い核錠でも時間ずれを招くことな しにガイド上に起立させられ厚み方向に整列することになる。
【0010】 また、送風ノズルから噴射される圧縮空気により核錠を進行方向に助勢すると 、パーツフィーダの振動を比較的低い値に設定しておいても、整列した核錠の進 行速度が高くなり、処理量を多くすることが可能になる。また、圧縮空気の噴射 方向を適切に設定すれば、核錠の飛び上がりを抑えることも可能になる。
【0011】 したがって、錠高の厚いものやフィルムコーティングを施した核錠であっても 、高い処理量を確保することが可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0013】 有核錠剤に用いる核錠Pを、パーツフィーダQにより図示しない回転式有核錠 剤製造機に順次整列させて供給するようにしている。この場合に使用するパーツ フィーダQのパーツフィーダボウル1は、図1〜図3に示すように、パーツフィ ーダ本体3の振動軸4に支持された底壁5と、この底壁5の周縁5aに立設され た直立壁6を備えてなる直立壁式椀形のものである。
【0014】 そして、このパーツフィーダボウル1は、上昇レール7と、補助レール8と、 出口ブロック9と、核錠整列用のガイド10とを具備している。
【0015】 上昇レール7は、核錠Pを多量に送り走行させ得るように錠径の2〜4倍の幅 寸法を有した平板傾斜面7aを有したもので、直立壁6の内周面6aに沿って溶 着されており、その始端7bは前記底壁5に連続させてある。
【0016】 補助レール8は、始端8aを前記上昇レール7の下面に重合溶接してなる平板 状のもので、直立壁6の内周面6aに沿って溶着されている。
【0017】 出口ブロック9は、直立壁6の外周面6bに固着された台座12上に取着され たもので、一端9aに核錠Pより約0.5mm程度大径な取出口13を有すると ともに他端9bにフレキシブルチューブ差込孔14を有している。そして、その フレキシブルチューブ差込孔14に核錠P案内用のフレキシブルチューブ15の 始端15aを挿入している。このフレキシブルチューブ15は、振動で外れない ようにセットボルト16により出口ブロック9に止着されている。
【0018】 核錠P整列用のガイド10は、核錠Pより少し大き目の孔径のパイプを半割し た形状をなすもので、外周側縁10aには取付板部17が一体に形成されており 、前記補助レール8上に密着載置した状態でその取付板部17を図示しないボル ト等により直立壁6に止着している。このガイド10の始端10bは上昇レール 7の終端7cに連続させてあり、最終端10cは出口ブロック9の取出口9aに 連続させてある。すなわち、ガイド10の素材厚さは上昇レール7の素材厚さと 同寸法に設定してあり、ガイド10を補助レール8の上面に密着載置することに よって、該ガイド10の上面10dと上昇レール7の上面7dとが面一に連続す るようになっている。ガイド10の上面10dと取出口13の内周面13aも同 様に面一に連続するように設定してある。
【0019】 ガイド10の始端部分10bは、図3および図4に示すように、底10eを平 形状として核錠径より大きく開口させてある。ガイド10の中間部分における内 周側縁10fは、図5に示すように、半径10rの約1/3高さ10hに設定し てある。ガイドの最終端10cにおける内周側縁10gの一部分は、図3および 図6に示すように、半径10rの約1/4高さ10iに切り欠いたものにしてあ る。
【0020】 このようなパーツフィーダボウル1に圧縮空気による送風ノズル2を付設し、 風圧を加えることにより核錠Pの飛び上りの整列乱れを押さえると共に、進行速 度を助長付勢するようにしている。具体的には、送風ノズル2は、先端2aを上 昇レール7側からガイド10の始端10b部分に向けて配設されており、図示し ない圧縮空気源から風圧調整装置および風量調整装置を介して供給される圧縮空 気が、この送風ノズル2を通してガイド始端10b部分に位置する核錠Pに吹き 付けられるようになっている。この圧縮空気の圧力と風量は、核錠Pの重量、錠 径、表面処理状態等の異なった諸条件に合わせて設定されるが、傾向としては比 較的高風圧で小流量に設定するのが望ましい。
【0021】 このような構成のものであれば、パーツフィーダQを作動させると、パーツフ ィーダQの振動軸4が往復回動と昇降動作を複合させた振動を行うことになり、 パーツフィーダボウル1が周知な態様で振動する。その結果、該ボウル1の底壁 5上にランダムに投入された多数の核錠Pが、上昇レール7に沿って平伏姿勢で 順次上昇し、この上昇レール7の終端7cから核錠P整列用のガイド10上に起 立させられつつ移行し、このガイド10上で立向姿勢に整列させられて取出口1 3に導かれる。そして、取出口13に導入された核錠Pは、出口ブロック9に接 続されたフレキシブルチューブ15内に導かれ、該フレキシブルチューブ15に 案内されて回転式有核錠剤製造機に順次供給される。
【0022】 この場合に、本装置では送風ノズル2から核錠Pが1列に整列し進行する方向 に圧縮空気が吹き付けられるので、その方向や風圧風量を適切に微調整しておき さえすれば、錠高の厚い核錠Pでも時間ずれを招くことなしにガイド10の始端 10b部分において直ちに起立させられ厚み方向に整列することになる。また、 送風ノズル2から噴射される圧縮空気により核錠Pを進行方向に助勢すると、パ ーツフィーダQの振動を比較的低い値に設定しておいても、整列した核錠Pの進 行速度が高くなり処理量を多くすることが可能になる。また、圧縮空気の噴射方 向を適切に設定すれば、核錠Pの飛び上がりを押えることも可能になる。したが って、錠高の厚いものやフィルムコーティングを施した核錠Pであっても、高い 処理量を確保することが可能となる。
【0023】 なお、ガイドの形態は、以上説明したものに限定されるものではないが、この 実施例のような構成にしておけば、さらに、次のような作用効果を奏する。
【0024】 まず、ガイド10の核錠P受入の入口部分を平形状とし核錠Pの径よりも大き く開口させてあるので、平伏姿勢で上昇レール7を登ってきた各核錠Pは円滑に ガイド10上に導入される。上昇レール7上の過剰な核錠Pは、該上昇レール7 の終端内周側7fから底壁5上に落下する。
【0025】 また、ガイド10の内周側縁10fの高さ10hを半径10rの約1/3高さ にしておくと、横平列に2個が重なって並ぼうとする核錠Pが内周側に落下し易 くなる。そのため、重なりに起因する核錠Pの跡切を速やかに無くすことが可能 となる。特に、この装置では、風圧によりガイド10上の核錠Pが進行方向に付 勢されているので、緻密な整列状態を速やかに回復させることが可能となる。
【0026】 さらに、ガイド10の最終端10cの内周側縁10gの一部分を半径10rの 約1/4高さ10iに切り欠いたものしてあるので、核錠Pが取出口13の開口 縁に引っ掛かった場合には、核錠Pがその切り欠き10gから内周側に瞬時に逃 げることになり、後続する核錠Pに押圧されて底壁5上に落下することになる。 そのため、核錠Pの引っ掛かりが発生しても、ガイド10上に整列した核錠P全 体にその影響が及ぶことがなくなる。したがって、引っ掛かりが解消すると、直 ちに初期の供給能力に回復することになる。
【0027】
【考案の効果】 以上詳述したように、本考案は、核錠が1列に整列し進行する方向に風圧を加 えるようにしているので、核錠の立上がりを速やかに行わせることができるとと もに、飛び上がりによる核錠の整列乱れを有効に抑制することができる。そのた め、通常の核錠は勿論、錠高の厚い核錠やフィルムコーティングを施した核錠等 であってもその整列送り込み量を無理なく増大させることが可能となり、処理能 力を確実に向上させることができるものである。具体的には、従来のものでは毎 分約1300個が限度であった核錠の送り込み処理量を、本考案によれば毎分約 1600個に向上させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図。
【図2】同実施例を示す斜視図。
【図3】同実施例を示す正面図。
【図4】A−A´線拡大断面図。
【図5】B−B´線拡大断面図。
【図6】C−C´線拡大断面図。
【符号の説明】
P…核錠 Q…パーツフィーダ 1…パーツフィーダボール 2…送風ノズル 3…パーツフィーダ本体 4…振動軸 5…底壁 5a…底壁の周縁 6…直立壁 6a…直立壁の内周面 7…上昇レール 7b…上昇レール始端 8…補助レール 9…出口ブロック 10…ガイド 10b…ガイドの始端 10c…ガイドの最終端 13…取出口 14…フレキシブルチューブ差込孔 15…フレキシブルチューブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有核錠剤に用いる核錠を、パーツフィーダ
    により回転式有核錠剤製造機に順次整列させて供給する
    ようにしたものにおいて、パーツフィーダボウルを、パ
    ーツフィーダ本体に支持された底壁と、この底壁の周縁
    に立設された直立壁と、この直立壁の内周面に沿って固
    設され始端を前記底壁に連続させた上昇レールと、前記
    直立壁に固設され一端に核錠取出口を有するとともに他
    端にフレキシブルパイプ差込孔を有してなる出口ブロッ
    クと、始端を上昇レールの終端に連続させるとともに最
    終端を出口ブロックの取出口に連続させて直立壁の内周
    面に固設され核錠を1列に整列させて進行させるガイド
    とを具備してなるものにし、核錠が1列に整列し進行す
    る方向に、圧縮空気による送風ノズルを付設し、風圧を
    加えることにより核錠の飛び上りの整列乱れを押さえる
    と共に、進行速度を助長付勢するようにしたことを特徴
    とする回転式有核錠剤製造機における核錠整列付勢装
    置。
JP1669793U 1993-04-05 1993-04-05 回転式有核錠剤製造機における核錠整列付勢装置 Expired - Lifetime JPH0739512Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102507754B1 (ko) * 2022-03-22 2023-03-08 주식회사신화월드금속 부품 정렬 공급장치

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KR102507754B1 (ko) * 2022-03-22 2023-03-08 주식회사신화월드금속 부품 정렬 공급장치

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