JPH0678092U - 車両用内装材 - Google Patents

車両用内装材

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JPH0678092U
JPH0678092U JP2719693U JP2719693U JPH0678092U JP H0678092 U JPH0678092 U JP H0678092U JP 2719693 U JP2719693 U JP 2719693U JP 2719693 U JP2719693 U JP 2719693U JP H0678092 U JPH0678092 U JP H0678092U
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一郎 斎藤
清治 田嶋
久人 大槻
友介 須藤
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Meiwa Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のトランクルーム内などにおいて、部分
的に凹所が設けられた車両のパネルの外郭面に沿って取
り付けられる内装板を有する車両用内装材において、そ
の凹所に対応する位置に設けられるスペーサーを、嵩低
くして搬送時の輸送効率を上げるとともに、スペーサー
の脱落を防止する。 【構成】 パネル4に設けられた凹所6に収納されたス
ペアタイヤ5と内装板1との間の隙間に対応する内装板
1の部分に、展開、折畳みが自在で、組立てると箱状と
なるスペーサー10を固着して成る車両用内装材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両のトランクルーム内などにおいて、部分的に凹所が設けられ た車両のパネルの外郭面に沿って取り付けられる内装板を備えた車両用内装材に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば第7図に示したように、車両のトランクルーム内のパネル4には、ス ペアタイヤ5を収納するための凹所6が設けられている。そしてその凹所6の縁 を結ぶパネル外郭面に沿って、例えば装飾層3と基板層2とからなる内装板1が 敷設されている。
【0003】 従来の内装板1の基板層2には、厚さ5mm程度の厚手で硬質のハードボードが 使用されていたが、最近は車両の軽量化、クッション性の付与や、スペアタイヤ の取り出しを容易にするために、撓み性がある厚さ3mm以下の薄いプラスチック シートが採用されるようになってきた。
【0004】 しかしながら、そのような薄いプラスチックシートからなる内装板1でトラン クルーム内が敷き詰められたとき、スペアタイヤ収納部の上方に荷物を置くと、 内装板1とスペアタイヤ5のディスクホイール8との間に50mm程度の隙間があ るため、荷物がめり込んで不安定となり、車両の走行中に荷物が転倒することが あった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このため、図7に示したように、その隙間に対応する内装板1の基板層裏面位 置に、発泡ウレタン樹脂ブロックからなるスペーサー9を貼着して内装材を構成 し、荷物によりその内装板1が凹むのを防いでいる。
【0006】 しかしながら、前記の隙間を埋めるためのスペーサー9の厚さが、50mm以上 にもなることがあるので、内装板1にスペーサー9が貼着された内装材は、その 保管や搬送に際しての収納効率がきわめて悪くなるほか、運搬や装着のため内装 材を取扱うときに、相互または他のものと接触して、スペーサー9が内装板1か ら離脱することがしばしば起った。本考案の目的は、このような欠点を除去した 車両用内装材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するため、車両のパネル外郭面に沿って取り付け られる内装板と、パネルに設けられた部分的な凹所、もしくはその凹所に収納さ れた物品と前記内装板との間の隙間に対応する内装板部分に取り付けられたスペ ーサーとを有する車両用内装材において、前記スペーサーが展開、折畳み自在に 組立てられた箱状に形成されている車両用内装材を提案する。
【0008】
【作用】
この考案の車両用内装材は、上記のように構成されているから、箱状のスペー サーを展開して折畳むことにより、嵩を低くすることが可能となり、保管や搬送 時の収納効率を高めることができるほか、内装材相互または他のものと接触して 、スペーサーが内装板から離脱するという不具合を防ぐことができる。
【0009】
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照しながらその詳細を説明する。図1はこの考 案が実施されている状況の一例を示す、車両のトランクルール床面の要部断面図 である。車両のトランクルーム内のフロアパネル4には、スペアタイヤ5を収納 するための凹所6が設けられている。凹部6にはスペアタイヤ5が収納され、そ の凹部6の上部は、本考案に係る車両用内装材の内装板1によって覆われていて 、内装板1はパネル4の外郭面に沿って取り付けられている。一般にスペアタイ ヤ5を図示のように平らに収納した状態では、そのディスクホイール8がタイヤ のウオールサイド7より凹んでいる。
【0010】 図に一例として示した内装板1は、ポリオレフィン系のプラスチックシートか らなる基板層2の上面に、カーペットや不織布などの装飾層3が貼り合わされた ものであり、車両パネル4の大まかな形状の外郭面に倣った形状に成形されてい る。しかし、トランクルーム内のフロアパネル4のスペアタイヤ5を収納するた めの凹所6の上部では、内装板1はその上に荷物を載せるためと、スペアタイヤ 5を隠蔽するために平坦となっている。したがってスペアタイヤ5のディスクホ イール8と内装板1との隙間を埋めるために、基板層2の裏面にスペーサー10 が設けられている。このように、本考案に係る車両用内装材は、内装板1のほか に、スペーサー10を有し、このスペーサー10は、パネル4に設けられた部分 的な凹所6に収納された物品、この例ではスペアタイヤ5と内装板1との間の隙 間に対応する内装板1の部分に取り付けられている。
【0011】 このスペーサー10は、展開、折畳み自在に組立てられた箱状に形成され、例 えば図2にその斜視図で示したように構成されている。このスペーサー10は、 ポリオレフィン系のプラスチックシートから、図3に展開図で示したように、実 線の形状に打ち抜かれるとともに、破線の位置に折り目が形成され、その破線に 沿って折曲げて組立てられたものである。なお図3において、長破線は紙面に対 して上方向に、短破線は下方向にそれぞれ折曲げることを示している。
【0012】 スペーサー10は、図2に示したように縁が付いた箱状であり、その底面に相 当する底板部11の各辺には、それぞれ一対の側板部12,12と裾板部14, 14が直角に折曲げられて連なっており、それらの側板部12,12、裾板部1 4,14の外側にはそれぞれ脚板部13,13,15,15が折曲げられて縁を 形成している。
【0013】 一対の向い合う側板部12,12に連なる脚板部13,13は、内装板1の基 板層2の裏面に、ファスナー19や融着などの手段により、固着されている。別 の一対の対峙する裾板部14,14に連なる脚板部15,15は固定されていな いから、底板部11、裾板部14及び脚板部15を連ねる各折曲げ線は展開、折 曲げが自在となっている。
【0014】 その裾板部14と脚板部15とは、折曲げて組立てられた状態で、側板部12 が脚板部13との折曲げ線を軸として傾くのを防止するとともに、押圧による底 板部11の変形を防止するためのものである。さらに脚板部15が外側に移動す るのを防ぐために、脚板部15の外側に添え板18を基板層2の裏面に固定した り、裾板部14の左右に内側に折曲げ可能な屏風板部16を設けることもある。
【0015】 このようにスペーサー10は、裾板部14と、その裾板部14に連なる脚板部 15及び屏風板部16を展開して、底板部11と同じ面になるようして、側板部 12を基板層1側に倒すと図4に示したようになり、スペーサー10の厚さを1 /3以下にすることができる。したがって、内装材の保管や搬送時の収納効率を 高め、しかも内装材相互または他の物と接触してスペーサー10が内装板1から 離脱することを防止できる。
【0016】 基板層2およびスペーサー10用の材料としては、上記実施例におけるプラス チックシートの代りに、図5に断面を示したようなプラスチックシートを組合わ せた、ハニカムシート20も効果的に利用することができる。このハニカムシー ト20は、多数の小凹部24を形成した熱可塑性プラスチックシート22の両面 に、平らなプラスチックシート21,23を貼着したもので、各シートの厚さは 0.1〜0.7mm、全体の厚さは2〜6mm、小凹部24は円柱状でその径は3〜 7mm程度である。
【0017】 そのようなハニカムシート20は、いわゆるサンドイッチ効果により、軽量で かつ剛性が高いので車両用内装材の基板層材料として極めて有用である。このハ ニカムシート20は、図6に示したような楔状の熱刃29を押しつけることによ り、簡単に切込み28を形成することができ、折曲げや展開が可能となる。なお 、シート材料がポリオレフィン系の材料である場合、繰り返しの折曲げや展開で 切込み28部分が破断することなく、切込み28の側及びその反対側にも折曲げ ることができる。
【0018】 上記の実施例では、本願考案の車両用内装材のスペーサーを、トランクルーム 内のスペアタイヤを収納するための凹所に適用した場合を挙げて説明したが、そ の他車両の各部位の凹所に応用することができる。また、車両のパネルに設けら れた部分的な凹所に物品が収納されないときも適用でき、この場合にも、その凹 所に対応する内装板1の部分に先に説明したスペーサー10を取り付けて車両用 内装材を構成する。さらに、組立て高さの異なるスペーサーを複数個設け、凹所 における収納物の有無により組立てるスペーサーを選択することにより、常に内 装材の平坦性を保つことができるようにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】
この考案の車両用内装材は上記のように構成されているから、組立てられた箱 状のスペーサーを展開したのち折畳むことにより、嵩低くすることができ、これ によって、保管や搬送時の収納効率を高めることができるほか、内装材相互また は他のものと接触して、スペーサーが内装板から離脱するというような不具合の 発生を防ぐことができる。
【0020】 また、スペーサーは組立て方式で形成されるものであるから軽量であり、所望 位置に複数個設置できるから、内装材の厚さが薄く、剛性が低くても、凹所にお ける陥没を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の車両用内装材が使用されている状態
を示すトランクルーム内の床面の要部断面図である。
【図2】この考案のスペーサーの一例を示す斜視図であ
る。
【図3】図2に示したスペーサーの展開図である。
【図4】図2のスペーサーを折畳んだ状態を示す断面図
である。
【図5】別の実施例で使用した基板層及びスペーサーに
利用した材料の断面図である。
【図6】図5の材料に切込みを設ける方法を示す断面図
である。
【図7】従来のスペーサーを示す断面図である。
【符号の説明】
1 内装板 4 パネル 6 凹所 10 スペーサー
フロントページの続き (72)考案者 須藤 友介 神奈川県厚木市恩名33番地 盟和産業株式 会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のパネル外郭面に沿って取り付けら
    れる内装板と、パネルに設けられた部分的な凹所、もし
    くはその凹所に収納された物品と前記内装板との間の隙
    間に対応する内装板部分に取り付けられたスペーサーと
    を有する車両用内装材において、前記スペーサーが展
    開、折畳み自在に組立てられた箱状に形成されているこ
    とを特徴とする車両用内装材。
JP1993027196U 1993-04-26 1993-04-26 車両用内装材 Expired - Fee Related JP2585642Y2 (ja)

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