JPH0678098B2 - 破瓶防止用捲回ポリエステルフイルムの不透明化防止方法 - Google Patents
破瓶防止用捲回ポリエステルフイルムの不透明化防止方法Info
- Publication number
- JPH0678098B2 JPH0678098B2 JP61193615A JP19361586A JPH0678098B2 JP H0678098 B2 JPH0678098 B2 JP H0678098B2 JP 61193615 A JP61193615 A JP 61193615A JP 19361586 A JP19361586 A JP 19361586A JP H0678098 B2 JPH0678098 B2 JP H0678098B2
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- heat
- polyester film
- heat shrinkage
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、破瓶防止用捲回ポリエステルフィルムの不
透明化防止方法、より詳しくは、熱収縮性を有する延伸
ポリエステルフィルムを用いて各種の瓶を捲回包被した
後、水蒸気、熱水等で加熱殺菌処理する際に延伸ポリエ
ステルフィルムが不透明化するのを防止する破瓶防止用
捲回ポリエステルフィルムの不透明化防止方法に関す
る。
透明化防止方法、より詳しくは、熱収縮性を有する延伸
ポリエステルフィルムを用いて各種の瓶を捲回包被した
後、水蒸気、熱水等で加熱殺菌処理する際に延伸ポリエ
ステルフィルムが不透明化するのを防止する破瓶防止用
捲回ポリエステルフィルムの不透明化防止方法に関す
る。
<従来の技術と発明が解決しようとする問題点> 従来、飲料用瓶等、各種の瓶を保護し、外観体裁をよく
するため、延伸ポリエステルフィルムを熱収縮させて各
種瓶を捲回包被したものが知られている。また、上記瓶
内の内容物を殺菌する殺菌処理工程は、上記延伸ポリエ
ステルフィルムで捲回包被した瓶にジュース等の内容物
を充填した後、迅速に殺菌処理するため、高温、例えば
約90℃またはそれ以上の温度を有する水蒸気、熱水等の
加熱手段により行なわれている。
するため、延伸ポリエステルフィルムを熱収縮させて各
種瓶を捲回包被したものが知られている。また、上記瓶
内の内容物を殺菌する殺菌処理工程は、上記延伸ポリエ
ステルフィルムで捲回包被した瓶にジュース等の内容物
を充填した後、迅速に殺菌処理するため、高温、例えば
約90℃またはそれ以上の温度を有する水蒸気、熱水等の
加熱手段により行なわれている。
しかしながら、上記加熱手段により殺菌する時、延伸ポ
リエステルフィルム、特に、延伸ポリエステルフィルム
のうち瓶の軸方向の上下端部に位置する部分が水蒸気、
熱水等により白化して不透明化するという問題があっ
た。また、上記フィルムの不透明化が生じると、瓶の外
観体裁が悪くなるだけでなく、印刷等が施されたフィル
ムを用いた場合には、色調が変化してしまい、商品価値
が低下するという問題があった。
リエステルフィルム、特に、延伸ポリエステルフィルム
のうち瓶の軸方向の上下端部に位置する部分が水蒸気、
熱水等により白化して不透明化するという問題があっ
た。また、上記フィルムの不透明化が生じると、瓶の外
観体裁が悪くなるだけでなく、印刷等が施されたフィル
ムを用いた場合には、色調が変化してしまい、商品価値
が低下するという問題があった。
<発明の目的> この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、瓶
の内容物の加熱殺菌を水蒸気、熱水等で行なう際、捲回
包被した延伸ポリエステルフィルムが不透明化すること
のない破瓶防止用捲回ポリエステルフィルムの不透明化
防止方法を提供することを目的とする。
の内容物の加熱殺菌を水蒸気、熱水等で行なう際、捲回
包被した延伸ポリエステルフィルムが不透明化すること
のない破瓶防止用捲回ポリエステルフィルムの不透明化
防止方法を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段および作用> この発明は、延伸ポリエステルフィルムを熱収縮させて
瓶に捲回包被した後、前記瓶内の内容物を加熱殺菌処理
する方法において、上記延伸ポリエステルフィルムとし
て、熱収縮率が、瓶の幅方向に対して40〜90%、瓶の軸
方向に対して−10〜20%のものを用い、熱収縮後の残留
熱収縮率が、瓶の幅方向に対して35%以上、瓶の軸方向
に対して15%以下となるように熱収縮させることによ
り、上記従来の問題点を解決するものである。
瓶に捲回包被した後、前記瓶内の内容物を加熱殺菌処理
する方法において、上記延伸ポリエステルフィルムとし
て、熱収縮率が、瓶の幅方向に対して40〜90%、瓶の軸
方向に対して−10〜20%のものを用い、熱収縮後の残留
熱収縮率が、瓶の幅方向に対して35%以上、瓶の軸方向
に対して15%以下となるように熱収縮させることによ
り、上記従来の問題点を解決するものである。
上記の構成からなるこの発明によれば、延伸ポリエステ
ルフィルムとして、特定の熱収縮率を有するものを用
い、かつ熱収縮後、特定の残留熱収縮率となるように熱
収縮させるので、延伸ポリエステルフィルムは、熱収縮
後もフィルムの延伸状態が維持されており、フィルム不
透明化の原因となる水蒸気、熱水の影響を受けない。
ルフィルムとして、特定の熱収縮率を有するものを用
い、かつ熱収縮後、特定の残留熱収縮率となるように熱
収縮させるので、延伸ポリエステルフィルムは、熱収縮
後もフィルムの延伸状態が維持されており、フィルム不
透明化の原因となる水蒸気、熱水の影響を受けない。
以下に、この発明を詳細に説明する。
この発明の方法は、まず、延伸ポリエステルフィルム
を、熱収縮させて飲料用瓶等の各種の瓶に密着させて捲
回包被する。
を、熱収縮させて飲料用瓶等の各種の瓶に密着させて捲
回包被する。
上記延伸ポリエステルフィルムを構成するポリエステル
としては、エチレングリコール、1,4-ブタンジオール、
ポリメチレングリコール等のグリコールと、テレフタル
酸、テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジメチル等の
多価カルボン酸またはこれらのアルキルエステルとの縮
合体である各種の造膜性を有するポリエステルが使用で
きる。これらのポリエステルのうち、加熱殺菌時の温度
等に耐え得るだけの耐熱性等を有するポリエステル、特
にバランスのとれた諸特性を有するエチレングリコール
とテレフタル酸ジメチルとの縮合体であるポリエチレン
テレフタレートが好ましい。
としては、エチレングリコール、1,4-ブタンジオール、
ポリメチレングリコール等のグリコールと、テレフタル
酸、テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジメチル等の
多価カルボン酸またはこれらのアルキルエステルとの縮
合体である各種の造膜性を有するポリエステルが使用で
きる。これらのポリエステルのうち、加熱殺菌時の温度
等に耐え得るだけの耐熱性等を有するポリエステル、特
にバランスのとれた諸特性を有するエチレングリコール
とテレフタル酸ジメチルとの縮合体であるポリエチレン
テレフタレートが好ましい。
また、上記造膜性を有するポリエステルを用いて延伸ポ
リエステルフィルムを得るには、上記ポリエステルをサ
ーキュラーダイ等を用いて、プラグ方式、インフレ方
式、Tダイ方式等適宜の方法で、溶融押出し、延伸加工
すればよい。この延伸加工は、常法、例えば、ピンテン
ター法、クリップテンター法、ロール延伸法、チューブ
法等、適宜の方法で行なうことができ、押出しと同時
に、または押出し後、所定の温度、例えば、約80〜130
℃の温度に加熱しながら、一軸または二軸延伸し、急冷
することにより行なわれる。
リエステルフィルムを得るには、上記ポリエステルをサ
ーキュラーダイ等を用いて、プラグ方式、インフレ方
式、Tダイ方式等適宜の方法で、溶融押出し、延伸加工
すればよい。この延伸加工は、常法、例えば、ピンテン
ター法、クリップテンター法、ロール延伸法、チューブ
法等、適宜の方法で行なうことができ、押出しと同時
に、または押出し後、所定の温度、例えば、約80〜130
℃の温度に加熱しながら、一軸または二軸延伸し、急冷
することにより行なわれる。
上記延伸ポリエステルフィルムの熱収縮率は、135℃、1
5秒間の加熱により、瓶の幅方向に対して40〜90%、瓶
の軸方向に対して−10〜20%である必要がある。上記瓶
の幅方向に対する熱収縮率が40%未満であると、熱収縮
に際して、瓶を密着包被するのが困難であり、90%を超
えると、安定した収縮率のものを製造するのが困難であ
る。また、上記瓶の軸方向に対する熱収縮率が20%を越
えると、密着包装後の外観体裁が悪くなり、−10%未満
であると、安定した収縮率(膨脹率)のものを製造する
のが困難である。
5秒間の加熱により、瓶の幅方向に対して40〜90%、瓶
の軸方向に対して−10〜20%である必要がある。上記瓶
の幅方向に対する熱収縮率が40%未満であると、熱収縮
に際して、瓶を密着包被するのが困難であり、90%を超
えると、安定した収縮率のものを製造するのが困難であ
る。また、上記瓶の軸方向に対する熱収縮率が20%を越
えると、密着包装後の外観体裁が悪くなり、−10%未満
であると、安定した収縮率(膨脹率)のものを製造する
のが困難である。
なお、上記の延伸ポリエステルフィルムは、未処理のも
のであってもよく、印刷適性、接着性等を改良するた
め、コロナ放電等により、表面処理されたものであって
もよい。
のであってもよく、印刷適性、接着性等を改良するた
め、コロナ放電等により、表面処理されたものであって
もよい。
次いで、上記の延伸ポリエステルフィルムを熱収縮させ
て瓶に密着させて捲回包被する。
て瓶に密着させて捲回包被する。
その際、加熱殺菌工程で延伸ポリエステルフィルムが白
化して不透明化するのを防止するため、前記延伸ポリエ
ステルフィルムを熱収縮させた後の残留熱収縮率が、瓶
の幅方向に対して35%以上、瓶の軸方向に対して15%以
下となるように熱収縮させる。上記残留熱収縮率が上記
範囲を外れると、フィルムの不透明化、特に、延伸ポリ
エステルフィルムのうち、瓶の軸方向上下端部に対応す
る部分で不透明化が起る。
化して不透明化するのを防止するため、前記延伸ポリエ
ステルフィルムを熱収縮させた後の残留熱収縮率が、瓶
の幅方向に対して35%以上、瓶の軸方向に対して15%以
下となるように熱収縮させる。上記残留熱収縮率が上記
範囲を外れると、フィルムの不透明化、特に、延伸ポリ
エステルフィルムのうち、瓶の軸方向上下端部に対応す
る部分で不透明化が起る。
より詳細には、熱収縮後における幅方向の残留熱収縮率
が小さくなるにつれて、軸方向の残留熱収縮率が大きく
なるように熱収縮させることにより、フィルムの不透明
化を防止することができる。すなわち、幅方向の残留熱
収縮率が35%未満であると、軸方向の残留熱収縮率が広
い範囲で変化してもフィルムの不透明化が生じ易くな
る。また、熱収縮後の残留熱収縮率が、瓶の幅方向に対
して35%以上であって55%未満となるように熱収縮させ
る場合、瓶の幅方向に対する残留熱収縮率が、1%以上
となるように熱収縮させることにより、フィルムの不透
明化を防止することができる。特に、熱収縮後における
幅方向の残留熱収縮率が35%以上であって50%未満とな
るように熱収縮させる場合には、軸方向の残留熱収縮率
が少なくとも1%以上、好ましくは、約2%以上となる
ように熱収縮させるとフィルムの不透明化を防止するこ
とができる。また、幅方向の残留熱収縮率が50%以上で
あって55%未満となるように熱収縮させる場合、軸方向
の残留熱収縮率が1%以上となるように熱収縮させるこ
とにより、延伸ポリエステルフィルムの不透明化を防止
することができる。一方、幅方向の残留熱収縮率が55%
を越えるときは、軸方向の残留熱収縮率が広い範囲で変
化しても、フィルムの不透明化は生じ難い。
が小さくなるにつれて、軸方向の残留熱収縮率が大きく
なるように熱収縮させることにより、フィルムの不透明
化を防止することができる。すなわち、幅方向の残留熱
収縮率が35%未満であると、軸方向の残留熱収縮率が広
い範囲で変化してもフィルムの不透明化が生じ易くな
る。また、熱収縮後の残留熱収縮率が、瓶の幅方向に対
して35%以上であって55%未満となるように熱収縮させ
る場合、瓶の幅方向に対する残留熱収縮率が、1%以上
となるように熱収縮させることにより、フィルムの不透
明化を防止することができる。特に、熱収縮後における
幅方向の残留熱収縮率が35%以上であって50%未満とな
るように熱収縮させる場合には、軸方向の残留熱収縮率
が少なくとも1%以上、好ましくは、約2%以上となる
ように熱収縮させるとフィルムの不透明化を防止するこ
とができる。また、幅方向の残留熱収縮率が50%以上で
あって55%未満となるように熱収縮させる場合、軸方向
の残留熱収縮率が1%以上となるように熱収縮させるこ
とにより、延伸ポリエステルフィルムの不透明化を防止
することができる。一方、幅方向の残留熱収縮率が55%
を越えるときは、軸方向の残留熱収縮率が広い範囲で変
化しても、フィルムの不透明化は生じ難い。
なお、熱収縮後の残留熱収縮率を上記のような範囲にす
るには、熱収縮前の延伸ポリエステルフィルムの熱収縮
率、および瓶の外周長さを予め測定しておき、所定長さ
の上記熱収縮前の延伸ポリエステルフィルムを、上記残
留熱収縮率となるように瓶に巻き付け、熱収縮させれば
よい。
るには、熱収縮前の延伸ポリエステルフィルムの熱収縮
率、および瓶の外周長さを予め測定しておき、所定長さ
の上記熱収縮前の延伸ポリエステルフィルムを、上記残
留熱収縮率となるように瓶に巻き付け、熱収縮させれば
よい。
上記の条件で各種の瓶に捲回包被すると、捲回包被後も
フィルムの延伸状態が維持されているので、長期に亘り
瓶を緊密に包装できると共に、水蒸気や熱水等の影響を
受けず、フィルムが不透明化するのを防止できる。
フィルムの延伸状態が維持されているので、長期に亘り
瓶を緊密に包装できると共に、水蒸気や熱水等の影響を
受けず、フィルムが不透明化するのを防止できる。
なお、上記フィルの熱収縮は、通常、瓶を密着包装する
のに必要な温度、例えば100〜250℃の温度で行なわれ
る。この際、熱収縮させる加熱手段としては、遠赤外
線、熱風等の適宜の手段が用いられる。
のに必要な温度、例えば100〜250℃の温度で行なわれ
る。この際、熱収縮させる加熱手段としては、遠赤外
線、熱風等の適宜の手段が用いられる。
次いで、捲回包被した各種瓶内の内容物を水蒸気、熱水
等の加熱手段により加熱殺菌する。この加熱殺菌条件
は、瓶の内容物により、異なるが、迅速に殺菌し、かつ
生産性を高めるため、炭酸飲料の場合、50〜60℃の温度
で行なうのが好ましく、他の内容物の場合、少なくとも
80℃、好ましくは90℃以上の温度で適宜の時間、例え
ば、1〜30分間行なわれる。このような条件で加熱殺菌
を行なうと、内容物の変質が生じることがない。
等の加熱手段により加熱殺菌する。この加熱殺菌条件
は、瓶の内容物により、異なるが、迅速に殺菌し、かつ
生産性を高めるため、炭酸飲料の場合、50〜60℃の温度
で行なうのが好ましく、他の内容物の場合、少なくとも
80℃、好ましくは90℃以上の温度で適宜の時間、例え
ば、1〜30分間行なわれる。このような条件で加熱殺菌
を行なうと、内容物の変質が生じることがない。
なお、ジュース等の内容物は、延伸ポリエステルフィル
ムを熱収縮させて瓶に密着させて捲回包被する前、また
は延伸ポリエステルフィルムで瓶を捲回包被した後の何
れの工程でも充填することができる。
ムを熱収縮させて瓶に密着させて捲回包被する前、また
は延伸ポリエステルフィルムで瓶を捲回包被した後の何
れの工程でも充填することができる。
また、上記延伸ポリエステルフィルムとしては、例え
ば、0.005〜2mm等各種の厚みのものが使用できる。さら
には、上記延伸ポリエステルフィルムは、熱収縮性を妨
げない範囲で各種の合成樹脂フィルムまたはシート、例
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ナイロン、セロファン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン等のフィルム、シートと積層されていてもよい。
このような積層フィルムを用いると、ポリエステルのも
つ耐熱性等の諸特性の他に、熱接着性等の特性を高める
ことができる。なお、上記合成樹脂フィルム、シートと
しては、延伸されて熱収縮性を有するものであってもよ
く、非発泡、あるいは通常の発泡剤と組合せて押出し発
泡した発泡フィルムまたはシートであってもよい。
ば、0.005〜2mm等各種の厚みのものが使用できる。さら
には、上記延伸ポリエステルフィルムは、熱収縮性を妨
げない範囲で各種の合成樹脂フィルムまたはシート、例
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ナイロン、セロファン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン等のフィルム、シートと積層されていてもよい。
このような積層フィルムを用いると、ポリエステルのも
つ耐熱性等の諸特性の他に、熱接着性等の特性を高める
ことができる。なお、上記合成樹脂フィルム、シートと
しては、延伸されて熱収縮性を有するものであってもよ
く、非発泡、あるいは通常の発泡剤と組合せて押出し発
泡した発泡フィルムまたはシートであってもよい。
この発明は、フィルムの白化に伴なう不透明化を防止で
きるので、印刷等により各種模様等が施されている延伸
ポリエステルフィルムを用いる場合、特に好適である。
きるので、印刷等により各種模様等が施されている延伸
ポリエステルフィルムを用いる場合、特に好適である。
<実施例> 以下に、実施例に基きこの発明を詳細に説明する。
ポリエステルとして、G-PET(米国、イーストマン・コ
ダック社製)を用い、サーキュラーダイを用いてTダイ
方式により溶融押出し、押出しと同様に、ピンテンター
法により種々の延伸倍率で一軸延伸し、急冷した。得ら
れた延伸ポリエステルフィルムは、表1に示す熱収縮率
を有するものであった。
ダック社製)を用い、サーキュラーダイを用いてTダイ
方式により溶融押出し、押出しと同様に、ピンテンター
法により種々の延伸倍率で一軸延伸し、急冷した。得ら
れた延伸ポリエステルフィルムは、表1に示す熱収縮率
を有するものであった。
そして、表1に示す種々の熱収縮率を有するポリエステ
ルフィルムを、ジュースを充填したガラス瓶に巻き付
け、表1に示す残留熱収縮率となるように、200℃の温
度で8秒間加熱して上記ガラス瓶に捲回包被した。この
時点では、いずれのフィルムも白化現象が生じず、透明
であった。
ルフィルムを、ジュースを充填したガラス瓶に巻き付
け、表1に示す残留熱収縮率となるように、200℃の温
度で8秒間加熱して上記ガラス瓶に捲回包被した。この
時点では、いずれのフィルムも白化現象が生じず、透明
であった。
次いで、上記ガラス瓶内のジュースを加熱殺菌するた
め、90℃の熱水で20分間処理したところ、表1に示すよ
うな結果を得た。
め、90℃の熱水で20分間処理したところ、表1に示すよ
うな結果を得た。
なお、表中、熱収縮前のフィルムの熱収縮率は、フィル
ムを130℃のオーブン中で15秒間熱収縮させることによ
り、熱収縮前後のフィルムの寸法から、次の式により求
めた。
ムを130℃のオーブン中で15秒間熱収縮させることによ
り、熱収縮前後のフィルムの寸法から、次の式により求
めた。
また、熱収縮後のフィルムの残留熱収縮率は、フィルム
を熱収縮させて瓶に捲回包被した後、未だ熱収縮性を有
するフィルムを切除し、切除したフィルムを上記と同様
にして熱収縮させることにより、切除したフィルムの熱
収縮前後の寸法から求めた。
を熱収縮させて瓶に捲回包被した後、未だ熱収縮性を有
するフィルムを切除し、切除したフィルムを上記と同様
にして熱収縮させることにより、切除したフィルムの熱
収縮前後の寸法から求めた。
また、フィルムの不透明化は、目視により以下の基準で
判断した。
判断した。
○;透明、△;実用上許容しうる程度に若干不透明化し
たもの、×;不透明 また、表中、55/18等とあるのは、瓶の幅方向に対する
熱収縮率が55%であり、瓶の軸方向に対する熱収縮率が
18%であることを示す。
たもの、×;不透明 また、表中、55/18等とあるのは、瓶の幅方向に対する
熱収縮率が55%であり、瓶の軸方向に対する熱収縮率が
18%であることを示す。
この表1から明らかなように、上記延伸ポリエステルフ
ィルムのうち、熱収縮後の残留熱収縮率が35%未満のも
のは、いずれも不透明化した。また、熱収縮後の幅方向
の残留熱収縮率が50%で、軸方向の残留熱収縮率が0%
のものは、実用上支障のない範囲で若干不透明化した
が、他のものは、いずれも透明であった。
ィルムのうち、熱収縮後の残留熱収縮率が35%未満のも
のは、いずれも不透明化した。また、熱収縮後の幅方向
の残留熱収縮率が50%で、軸方向の残留熱収縮率が0%
のものは、実用上支障のない範囲で若干不透明化した
が、他のものは、いずれも透明であった。
なお、上記実施例と同様にして、熱収縮前の熱収縮率55
/10の延伸ポリエステルフィルムを用い、熱収縮後の残
留熱収縮率が51/7となるように熱収縮させたところ、フ
ィルムは透明であった。
/10の延伸ポリエステルフィルムを用い、熱収縮後の残
留熱収縮率が51/7となるように熱収縮させたところ、フ
ィルムは透明であった。
<発明の効果> 以上のように、この発明の破瓶防止用捲回ポリエステル
フィルムの不透明化防止方法によれば、延伸ポリエステ
ルフィルムとして、特定の熱収縮率を有するものを用
い、熱収縮後の残留熱収縮率が特定の値となるように熱
収縮させて各種瓶に密着させて捲回包被するので、加熱
殺菌時にフィルムが白化して不透明化することがない。
また、熱収縮後も、延伸ポリエステルフィルムは、延伸
状態が維持されているので、長期に亘り緊密に密着包装
した状態を維持することができるというこの発明特有の
効果を奏する。
フィルムの不透明化防止方法によれば、延伸ポリエステ
ルフィルムとして、特定の熱収縮率を有するものを用
い、熱収縮後の残留熱収縮率が特定の値となるように熱
収縮させて各種瓶に密着させて捲回包被するので、加熱
殺菌時にフィルムが白化して不透明化することがない。
また、熱収縮後も、延伸ポリエステルフィルムは、延伸
状態が維持されているので、長期に亘り緊密に密着包装
した状態を維持することができるというこの発明特有の
効果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】延伸ポリエステルフィルムを熱収縮させて
瓶に捲回包被した後、前記瓶内の内容物を加熱殺菌処理
する方法において、上記延伸ポリエステルフィルムとし
て、熱収縮率が、瓶の幅方向に対して40〜90%、瓶の軸
方向に対して−10〜20%のものを用い、熱収縮後の残留
熱収縮率が、瓶の幅方向に対して35%以上、瓶の軸方向
に対して15%以下となるように熱収縮させることを特徴
とする破瓶防止用捲回ポリエステルフィルムの不透明化
防止方法。 - 【請求項2】延伸ポリエステルフィルムの熱収縮後の残
留熱収縮率が、瓶の幅方向に対して35%以上であって55
%未満である場合、瓶の軸方向に対する残留熱収縮率
が、1%以上となるように熱収縮させる上記特許請求の
範囲第1項記載の破瓶防止用捲回ポリエステルフィルム
の不透明化防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61193615A JPH0678098B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 破瓶防止用捲回ポリエステルフイルムの不透明化防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61193615A JPH0678098B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 破瓶防止用捲回ポリエステルフイルムの不透明化防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6355052A JPS6355052A (ja) | 1988-03-09 |
| JPH0678098B2 true JPH0678098B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=16310885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61193615A Expired - Lifetime JPH0678098B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 破瓶防止用捲回ポリエステルフイルムの不透明化防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678098B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4983653A (en) * | 1986-11-12 | 1991-01-08 | Diafoil Company, Ltd. | Polyester shrinkable film containing benzotriazole |
| EP0267799B1 (en) * | 1986-11-12 | 1993-08-18 | Diafoil Hoechst Co., Ltd | Shrinkable polyester film |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5278220A (en) * | 1975-12-15 | 1977-07-01 | Haishiito Kougiyou Kk | Method of reinforcing glass bottle by foamed protective sheet |
| JPS5864958A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-18 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 熱収縮性フイルム並びに該熱収縮性フイルムを使用した物品の熱収縮包装方法 |
| JPS5997175A (ja) * | 1982-11-26 | 1984-06-04 | グンゼ株式会社 | 低温熱収縮性の優れたポリエステル系シユリンクラベル |
| JPS6099826A (ja) * | 1983-10-29 | 1985-06-03 | 冨士シール工業株式会社 | 熱収縮性チユーブ状ラベルの装着方法 |
| JPS60204458A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-16 | 東レ株式会社 | 容器 |
| JPS6148112U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-31 | グンゼ株式会社 | レトルト殺菌可能なガラス瓶 |
| JPS6292826A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Toyobo Co Ltd | 熱収縮性ポリエステル系チュ−ブ |
| JPH0645267A (ja) * | 1992-03-25 | 1994-02-18 | Nippon Steel Corp | プラズマcvdによる酸化珪素薄膜製造方法及び装置 |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP61193615A patent/JPH0678098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6355052A (ja) | 1988-03-09 |
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