JPS6292826A - 熱収縮性ポリエステル系チュ−ブ - Google Patents

熱収縮性ポリエステル系チュ−ブ

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JPS6292826A
JPS6292826A JP60233958A JP23395885A JPS6292826A JP S6292826 A JPS6292826 A JP S6292826A JP 60233958 A JP60233958 A JP 60233958A JP 23395885 A JP23395885 A JP 23395885A JP S6292826 A JPS6292826 A JP S6292826A
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film
tube
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heat shrinkage
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Toshihiro Yamashita
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリエステル系フィルム(シートを含む、以下
同じ)を材料にして得られるチューブ状体に関し、詳細
には容器、瓶(プラスチックボトルも含む)9缶、棒状
物(パイプ、棒、木材、各種棒状体物を含む)等(以下
容器類と略す)の被覆用として、特にこれ等のキャップ
、肩部、胴部等の一部又は全面を被覆し、標示、保護、
結束。
商品価値向上等を目的として用いられる耐熱性ポリエス
テル系チューブに関するものである。
[従来の技術] 従来上記用途にはポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ
エチレン、塩酸ゴム等から形成されたフィルムを用い、
これをチューブ状体にしてから前記容器類にかぶせて熱
収縮させていた。
ポリ塩化ビニルやポリスチレンを用いてチューブ状体を
製造する場合には、溶剤をフィルムに塗布して接合する
ことが多く、超音波シールを用いる場合もある。又ポリ
エチレンを材料とする場合は、溶断シール法やインパル
スシール法も用いられる。これに対しポリエステル系チ
ューブでは超音波シールが検討され始めている程度であ
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらこれらの従来技術には、以下述べる様な問
題点がある。
(a)産業廃棄物の問題 近年プラスチックボトルの使用量が急激に伸長している
。このボトルの回収を考えた場合、特にポリエステルボ
トルの被覆に塩化ビニルやポリスチレン等の異種フィル
ムが使用されていると回収再利用に付すことができない
という問題がある。又焼却する場合にも高熱を発して処
理設備に悪影響を与えるという問題や、塩素ガスによる
腐食の問題が提起されている。
(b)#熱性の不足 前記従来フィルムはいずれも高温のボイル処理やレトル
ト処理に耐えることができず、殺菌処理には不適当なフ
ィルムである0例えばレトルト処理を行なうと、前記従
来フィルムは処理中に破壊、破裂し、全ての機能が失な
われる。
これに対しポリエステル系フィルム、例えば代表的なポ
リエチレンテレフタレートフィルムは耐熱性を有すると
いう面で期待されるが、その接着部分についても優れた
耐熱性を示すチューブは未だ開発されていない。
例えばポリエチレンテレフタレートを超音波シールする
と一応の接合はできる。しかしながらボイル処理やレト
ルト処理を行なうと、超音波シール部が熱劣化及び結晶
化して脆くなり、容器類を包装すると該シール部より衝
撃破壊してしまう。
(c)印刷性 ハーフトーン印刷によるピンホールの発生、広範囲な各
種インクとの接着性等に関し、上記従来フィルムはそれ
ぞれ固有の欠点を有する0例えばポリ塩化ビニルではゲ
ル状物によるインクピンホールが発生し易く、長尺フィ
ルムの途中にピンホールが存在すると、連続的なチュー
ブ加工においてこれを自動ラベリングマシンに供給した
場合ピンホールを持ったまま製品化されてしまう。その
為最終的に全品検査を行なわなければならず、その労力
と抜取りによる再加工等により、実稼動率が著しく低下
する。このピンホール欠陥を印刷終了後の段階で検査し
て除去しようとすれば、カット後再び連続フィルム状に
戻す為の接着テープによる接合が必要になる。
その為継目が入り、その部分及び前後は継目の影響によ
って不良品となり、工程中に欠陥包装体を取除かなけれ
ばならない。更に高精度の印刷では、印刷後にフィルム
の収縮による印刷ピッチの減少(経時収縮)を生じ、し
かも流通温度条件下で絶えず変化するという管理の難し
さに遭遇する。従ってポリ塩化ビニル収縮フィルム等で
は保冷車や低温倉庫等が必要となる。
(d)クレーズの発生 ポリスチレンはクレーズが発生し易く、商品外観上問題
であり、薬品によるクレーズも生じ易い。
(e)容器類のラベル破壊 前記溶断シールや超音波シールでは、容器類の落下衝撃
等によって、該シール部が破壊の引金になり易く、保護
性に欠ける。
(f)白i蜀化 高温接合したものでは、折角配向しておいたフィルムが
未配向状態に戻り、後加工、例えば加熱殺菌等で白化す
る。
(g)接合部の加工速度と接合強度 ポリエステル系重合体のチューブ加工では既に超音波加
工が実用化され、試験的には接着剤を用いて接合するこ
とも検討されている。
しかるに超音波シールによって十分なシール強度を得よ
うとすれば極めて低速度でしか接合できず、生産性が低
くなってチューブ加工費用がかさむ、又超音波シール加
工は発振子のギャップ調節によって敏感に作動し、接合
部強度のばらつきを招き、また基材を変形させて損傷す
るので脆化破損の原因となっている。
一方接着痢による接合は一見常識的であるが、一般のラ
ミネートやコーティングによる接合と異なり、フィルム
を折畳んでから接合する為、フィルムの弾性に基づく反
発作用により、接合部が離れ易いという問題がある。
これを防止するには瞬間的に高いタック力を生じる接着
剤を用いなければならず、又そうした場合、塗布作業性
が低くなる。万一うまく接合できたとしても、核工程の
加熱殺菌処理で接着剤が加熱軟化するのでフィルムの収
縮応力によって接合部にすりを生じ、接合部がギザギザ
の状態になり、且つ接着剤がはみ出したような状態とな
り、その部分だけが元のフィルム面と異なった外観を与
え、商品価値上問題がある。
本発明は上記の様な従来技術の欠点を克服する為になさ
れたものであって、具体的には接合部についてもフィル
ム基材部分と同程度の熱収縮特性を発揮し、且つ該接合
部が加熱変形のない状態で接合される様なポリエステル
系チューブを提供することを目的とするものである。
[問題点を解決する為の手段] 本発明のポリエステル系チューブは、その接合面が、可
溶性又は膨潤性を有し且つ溶解度指数が8.0〜13.
8である少なくとも1種以上の溶剤又は膨fiul剤に
よって接合され、円周方向の熱収縮率が80℃において
30%以上、100℃において50%以上を有し、長さ
方向の熱収縮率が80±25℃の温度域で最小値を示す
ものである[作用] プラスチックボトルの出現を契機に産業廃棄物問題が大
きく取上げられ、これを回避することの必要上から回収
性の検討が行なわれ、又焼却時の塩素ガスや煙害等の回
避が重要視されてきた中で、ポリエステル系チューブが
着目されつつある。
又包装の自動化・、高速化、ライフの延長等の要望に答
え得る様なもの、即ち高速作業性に耐え得る剛性を有し
、又加熱殺菌に耐え得る様なチューブが検討されている
が、特に熱収縮性チューブで上記要望に答えるものは未
だ完成されていない。
更に近年、印刷効果9表示の見易さ、PR効果等から高
級印刷の傾向が強く、一般的傾向として寸法安定性のあ
るフィルムが要求されている。これは熱収縮性のチュー
ブにおいても同様であり、加熱収縮特性を有しておりな
がら、一方では自然流通過程において寸法安定性を発揮
することが必要なのである。
これらの要望を満足するものとしてポリエステル系チュ
ーブが開発されるに至ったが、残念ながらチューブ化加
工においては色々な難題に遭遇している。ポリエステル
系チューブであっても、ポリエステルフィルムを素材と
し、これに従来の超音波シール法や接着剤接合法を適用
して製造することが一応可能ではあるが、前記の如く加
工速度が低速で且つばらつきが大きく、更に接合部が破
壊の引金となるだけでなく、熱収縮時に接合部と基材部
が同じ収縮性を示さず、収縮後に収縮斑や皺を生じてし
まうので熱収縮チューブとして実用上問題である。この
化チューブを加熱収縮して被覆した後で加熱殺菌した時
に接合部が剥離したり、軟化によるずれを生じることも
多く、商品外観上問題となる。そこで基材フィルム以外
に如何なる接着剤をも使用しないという前提を置き、溶
剤又は膨潤剤を用いることによって一体化したチューブ
を提供し、上述の全ての問題を解決したのである。
上記のような特性を得る為の手段として、芳香族ジカル
ボン酸残基を30〜90モル%含む様な共重合体或はそ
の混合物を選択することが推奨される。この様ポリエス
テルの一例としてはテレフタル酸、イソフタル酸、アジ
ピン酸、オルソフタル酸、セバシン酸、ナフタレンジカ
ルボン酸等の2塩基酸から選ばれる1種以上とエチレン
グリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール
、シクロヘキサンジメタノ−エル等のジオール類から選
ばれる1種以上によって製造されるポリエステル重合体
が例示され、より具体的にはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサン
ジメチレンテレフタレート、ポリエチレンα、β−ビス
(2−クロル又は2−メトキシフェノキシ)エタン4.
4’−ジカルボン酸オシレート等が非限定的に例示され
る。
こられのポリエステルに透明性を害しない範囲でポリエ
ステル/ポリエーテルのブロック共重合体を混合するこ
ともできる。尚フィルム基材としての好ましい固有粘度
は0.50から1.3di/gであり、この様な固有粘
度値を満足するものである限り、これらの重合体が70
重量%以上を占める範囲において、より低重合度又は高
重合度の重合体を混合してもよい。
本発明で使用される溶剤又は膨潤剤は溶解度指数が8.
0〜13.8の範囲内にあることが必要である。溶解度
指数が8.5未満であれば接着そのものが達成されない
、又13.8を超えるとフィルム基材の形態を犯すこと
になり良好な接着が得られない。尚これらの溶剤又は膨
潤剤を少なくとも1種以上用いるものとする。
本発明のチューブを採用することによる作用効果を上記
問題点との対比によって明らかにするならば下記の様に
整理することができる。
(a)  産業廃棄物の問題については、塩素ガスが発
生せず、且つ最近急速に出回っているポリエステルボト
ルと同系統のチューブを使用することによって、回収作
業も一段と容易になる。本発明はポリエステル系フィル
ムを使用することによって本問題を解決した。
(b)  耐熱性不足の問題については、ポリエステル
系フィルムの優れた耐熱性を利用することによって解決
し、レトルト処理の如き高温熱水処理すら可能なチュー
ブを提供することに成功した。特にその接合面について
も該高温熱水処理に耐え得るものであることが必要で、
接着剤を介さずに接着されているので接合部の耐高温特
性は基材部分に比べて全く見劣りしないものとなった。
即ち本発明チューブの最大のポイントは基材と接着部が
熱収縮挙動、耐破壊特性、耐熱性等のいずれにおいても
同様の特性を発揮する点にあり、これらの作用は接着剤
を用いずに基材自体で接着することによってはじめて達
成される。
(C)  印刷性については、ピンホールの原因となる
ゲルの発生を防止する必要がある為、熱安定性に優れた
ポリエステル系重合体を使用し、且つ多くの添加剤を用
いることを止めた。この為優れた表面平滑性が得れらた
チューブに求められる緒特性に関して は、各種添加剤で調節するということなせず、ポリエス
テル系重合体を構成する酸成分及びアルコール成分を変
化させ、分子構造的に変化させることによって調節する
こととし、印刷性についての問題を解決した。尚印刷後
の印刷ピッチの経時収縮というトラブルを防止する為に
は、ガラス転移温度が35°C以上のポリエステル系重
合体を使用することが特に推奨される。更に好ましくは
45°C以上のガラス転移温度を有する重合体が一層有
用である。
ガラス転移温度が35℃未満のものでは自然流通過程で
印刷ピッチが変化するので、保冷車輸送や低温倉庫保管
を要する等、品質管理上のわずられしさが生じる。
従って本発明のポリエステルフィルムは、ガラス転移温
度が35°C以上のポリエステル及び共重合ポリエステ
ル重合体、該重合体に他の少なくとも1種以上の重合体
を配合した混合体から製膜したものがもつとも有用であ
る。即ちポリエチレンテレフタレート単独重合体では熱
収縮性チューブとして多少問題もあり、工業的生産を考
えれば、上記ポリエチレンテレフタレートのガラス転移
温度よりも約1°C以上低いガラス転移温度を有するポ
リエステル及びポリエステル系共重合体及びそれ等の混
合体を用いることが必要である。
(d)  クレーズの発生に関しては、前記ポリエステ
ル系重合体は元々クレーズが発生しないという特性を有
している。
(e)  容器類の落下や輸送中の衝撃力による破壊現
象については、チューブ状体の接合部から生じないよう
に、またフィルムに本質的なダメージを与えない様に検
討を加えた。これは接着剤を用いずに溶剤を用いて接合
されることにより達成され、熱的損傷や機械的損傷がな
く、しかも接合力の強いチューブが得られた。
これらのチューブをフィルム端部の接合によって製造す
るに当たっては、溶解度指数が8.0〜13.8の範囲
内にある溶剤又は膨潤剤、例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、トリメチルベンゼン等の芳香族炭化水素;塩
化メチレン、クロロホルム、ジ塩化エチレン、1,1.
1−)リクロルエタン。
1.1.2−トリクロルエタン、 1,1,2.2−テ
トラクロルエタン、トリクロルエチレン等の脂肪族炭化
水素;オルソ−ジクロルベンゼン等のハロゲン化芳香族
炭化水素;フェノール、メタクレゾール等のフェノール
類;ベンジルアルコール等のアルコール類;ニトロベン
ゼン等のニトロ炭化水素、アセトニトリル等のニトリル
類、ノルマルブチルアミン、ピリジン、モルホリン等の
アミン類等の窒化化合物;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、メチルシクロヘキサン等
のケトン類;ジオキサン等のグリコールエーテル類、テ
トラヒドロフラン等のフラン類等のエーテル類:酢酸エ
チル、酢酸ノルマルブチル、酢酸モノエチル等のエステ
ル類;ギ酸、酢酸、フルオロ酢酸等の有機酸類;硫酸、
硝酸等の無機酸:二硫化炭素等の硫黄誘導体; N 、
 N−ジメチルホルムアミド等が使用され、特に揮発性
の高いも゛のが好適である。
上記はあくまで実例として示されるものであり、勿論こ
れらに限定されるものではない。また溶剤や膨潤剤は単
独であっても併用であっても良く、これらの溶剤又は膨
潤剤(以下溶剤という)によって接合されたチューブに
おける接合部は可能な限り細い接合幅のものから50m
m以上に及ぶ広幅のものであってもよく、勿論容器類の
大きさに応じて適宜定められるものであるが、通常の瓶
類では1〜5mm幅が標準である。
又接合部は一本の線状に接合されたものでもよいが、2
本以上に亘って複数の線状接合が形成されたものでも良
い、これらの接合部はフィルム基材にほとんど損傷を与
えないものであるから、ポリエステル系重合体の特性を
そのまま保持しており、耐衝撃性や耐破瓶性等の保護特
性を有するに止まらず熱収縮による配向度の低下、又そ
の後の熱処理による白化現象や脆化現象等を見ることも
ない。これは熱収縮性チューブにとって重要な基本的要
求特性を満たしていることを意味する。
(f)  本発明のチューブは円周方向の熱収縮率が8
0℃において30%以上、100℃において50%以上
であり、より好ましくは80℃で40%以上、100℃
で55%以上の高度な熱収縮性を有する。一方チューブ
の長さ方向の熱収縮率は80±25℃において最小の値
を示すものである。更に本発明の熱収縮性チューブは継
ぎ目における熱収縮率が基材フィルムとほぼ同一であり
、具体的には基材の熱収縮率の性能を100%として表
わした場合80%以上、好ましくは90%以上の値を示
す。ちなみに本発明者等が、耐熱性を向上させる為の一
般手段である「熱硬化タイプのドライラミネート用接着
剤による接合」を行なったところ、継目部分の熱収縮率
が硬化層の影響によって低下し、基材フィルムと異なっ
た熱収縮特性を示すことにより、熱収縮皺が生じること
を見出している。この様な熱収縮皺を発生させない為に
は接合部の熱収縮率は基材フィルムの熱収縮率の80%
以上であることが望ましく、80%未満では瓶等のくび
れ部分へチューブをかぶせた場合に特にくびれの大きい
場所に熱収縮皺が発生する。
本発明チューブの円周方向への熱収縮率が80℃におい
て30%未満では径の異なる連続体に対して対応できな
くなり、直管或は直円筒等のような変化の少ないものに
しか使えない、又100℃における円周方向への熱収縮
率が50%以上であるという条件は次に述べる様に作用
効果上の極めて有意義な条件である。即ち80°Cと1
00℃における円周方向への熱収縮率差が上記゛の様に
構成されているので、前記80℃以下というより低い温
度で所定の収縮があった後、より大きい収縮を要する部
分は、温度の上昇と共に遅れて収縮することになる。そ
の為エアー抜き等が少しずつスムーズに行なえ、美しい
包装が完成するのである。Zoo″Cにおける上記熱収
縮率が50%未満では全ての形状の被包装物に安定して
美しい包装を与えるということができなくなる。
一方チューブの長さ方向の熱収縮率が 80±25℃の温度域で最小値を示すというのは次の様
な意義を意味する。即ちフィルムの昇温過程ではフィル
ムの収縮が生じていくが、円周方向への大きな縮みが見
られるのは上記温度域であるから、チューブの長さ方向
の収縮という点については、この温度域のどこかに最小
収縮量を設ける様に抑制することにより仕上り状態にお
ける長さ方向の寸法誤差が少なくなり、これは包装外観
を美しくする上で極めて重要である。一般には長さ方向
の熱収縮率は15%を超えてはならないが、実用上チュ
ーブの長さ方向の寸法差°は瓶の場合熱収縮前後で約1
〜7mmが許容寸法とされており、小さい瓶では1〜3
闘であることが望まれている。これらの点から判断し、
高精度を要する用途では長さ方向の熱収縮率を100%
以下、更に好ましくは7%以下とすることが推奨される
又本発明のチューブは面配向係数が 100X10−3以下であることが望まれる。即ち面配
向係数が100×10−3以下でないならば、前記溶剤
又は膨潤剤による接着性が低下し、瞬間接着が不可能に
なるということが本発明者等の研究によって明らかにさ
れたのである。
本発明チューブはフィルムを上記溶剤又は膨潤剤で継ぐ
ものであるが該継目の形成手段については特に制限され
るところがなく、(1)単に重ね合わせる方式、(2)
フィルム端縁の少なくとも片面に両者と接合するテープ
状物を設け、これによって接合する方式、(3)合掌貼
り状態で接着し、これによって形成されたシール部を折
曲げてどちらか一方のチューブ状体面に接合する方式等
が非限定的に例示される。
次に実施例を説明するが、測定法は次の通りとした。
1、熱収縮率 JIS規格に基づき測定 2、破瓶テスト 300m1シングルサービス瓶を用い、肩部までチュー
ブがかかるようにチューブの長さを定め、瓶に熱収縮チ
ューブをかぶせた。収縮包装後、瓶に水を充填し、75
cmの高さから落下させるJIS規格に準拠した方法で
テストした。
3、チューブ円周方向配向係数及び平均面配向係数JI
S規格Abbe屈折計を用いて3方向の屈折率を測定し
次式により求めた。
チューブ円周方向 配向係数:Ny−Nx 尚 Nx:チューブ長さ方向配向係数 Ny:チューブ円周方向配向係数 Nz:チューブ状フィルムの厚さ方向の配向係数 [実施例] 実施例1 ポリエチレン(テレ/イソ)フタレート共重合体(テレ
/イソ比= 80/20)のポリエステル系重合体を固
有粘度0.75 d文/gに合せるように重合し、二酸
化珪素を0.05 (重量)%混合して溶融押出しし、
未延伸フィルムを製造した。
該フィルムを主として横方向に4.2倍延伸し、約12
%伸張下で冷却させ、横方向配向係数が101×10−
3、面配向係数が24X10−3.80°Cにおける円
周方向熱収縮率が50%。
ioo’aにおける熱収縮率が70%、厚さが40pm
の熱収縮性ポリニスフィルムを製造した。該フィルムを
用いて720mmの幅で印刷し、印刷後2301幅に細
断した。該細断フィルムをチューブ状成形装置に適用し
、フィルムの一面にジクロルエチレン(sp値9.87
)を塗布し、直ちに(乾燥しない間に)フィルムを重ね
合わせてチューブ状体を製造した。加工速度は100+
/winであった。評価の結果を第1図に示めす。
比較例1 一方本発明フィルムと比較する為、本発明の共重合体を
用いて、縦方向に1.8倍、横方向に4.4倍延伸し、
延伸後150℃で熱処理し、横方向配向係数が96X1
0−3 、面配向係数が106×10−3,円周方向の
熱収縮率が80°Cにおいて25%、100’Cにおい
て32%、厚さが40pmの熱収縮性ポリエステルフィ
ルムを製造した。該フィルムを用いて同様にチューブ成
形を行なった。
実施例2 実施例1で得た各々の熱収縮性フィルムを対象とし、そ
の実用性を評価した。その結果80”Oにおける熱収縮
率は円周方向で30%以上、100°Cにおいて50%
以上を有し、且つ長さ方向の熱収縮率が80±25°C
で最小値を示すチューブが有用であることがわかった。
但し本例で用いた溶剤は塩化メチレンとジオキサンを1
:1の割合で混合したものである。
比較例2 実施例2に示した諸条件を変更し、本発明範囲外となる
様にした例を第1表に示す。
実施例3および比較例3 実施例1において面配向係数を種々変更し、チューブの
性能を評価して第2表に示した。
実施例4 ポリ(エチレンテレフタレート/シクロヘキサンジメチ
ルテレフタレート)共重合体(70/30)を用い、8
0°Cにおける熱収縮率が円周方向で38%、100℃
において55%、長さ方向の熱収縮率が88°Cにおい
て−0,2%の最小値を示すチューブを得た。該チュー
ブの円周方向配向係数は109X−3,面配向係数は6
9×10−3で、ジオキソランCsp値10.5)を用
いて接着した。本チューブは第3表のように優れた特性
を示した。
比較例4 実施例1のフィルムから超音波シールによって得られた
チューブであり、静的にはしっかり接合した。
比較例5,6 実施例1と同様のフィルムを用い、次の溶剤を用いた。
比較例5ニジ臭化エチレン(SP値7.84)比較例6
:イソプロビルエーテル(sp値7.3)比較例4,5
.6の評価は第3表に示めす。
このように面配向係数が100×10−3以下では著し
く優れた接合部を有するチューブを得たが、同時にこれ
を超えると接合できないことも見出した。この接合部は
ボイル処理或はレトルト処理をしても耐えられる。尚接
着剤を介しない為、接合部が厚くなるのを極力防止する
ことができる。従ってチューブ状体を連続して紙管やか
せ枠等に巻き取った場合、接合部のみが硬巻きになった
り、折たたみチューブの平面性を害するといったことが
少なく、良好な巻き取りができた。
[発明の効果] 本発明のポリエステル系チューブは上記の様に構成され
ているので、ボトル類の被覆包装においては美麗且つ強
固な包装状態を得ることが可能となり、又チューブの印
刷安定性、耐熱性、耐衝撃性も良好であり、且つフィル
ム同士の接合部については、加工速度も接合強度も良好
であり、生産性が良く、しかもチューブ形状の形態安定
性も優れたものとなった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱収縮性ポリエステル系フィルムから得られたチ
    ューブ状体において、その接合面が、可溶性又は膨潤性
    を有し且つ溶解度指数が8.0〜13.8である少なく
    とも1種以上の溶剤又は膨潤剤によって接合され、円周
    方向の熱収縮率が80℃において30%以上、100℃
    において50%以上を有し、長さ方向の熱収縮率が80
    ±25℃の温度域で最小値を示すものであることを特徴
    とする熱収縮性ポリエステル系チューブ。
  2. (2)ポリエステル系フィルムが、ガラス転移温度35
    ℃以上のポリエステル、共重合ポリエステル重合体、上
    記重合体に少なくとも1種以上の他の重合体を配合した
    混合体よりなる群から選択される1種以上の材料によっ
    て製膜されたフィルムからなり、面配向係数が100×
    10^−^3以下である特許請求の範囲第1項記載の熱
    収縮性ポリエステル系チューブ。
  3. (3)芳香族ジカルボン酸残基が30〜90モル%を占
    める混合或は共重合ポリエステルフィルムから形成され
    、面配向係数が100×10^−^3以下、円周方向の
    熱収縮率が30%以上、長さ方向の熱収縮率が15%以
    下である特許請求の範囲第1または2項記載の熱収縮性
    ポリエステル系チューブ。
  4. (4)チューブの継ぎ目形態が、単に重ね合せられたも
    のであるか、突き合せられたフィルムの少なくとも片面
    に、両者と接合するテープ状物を有するものであるか、
    或は合掌貼り状態で接着し且つでき上ったひれ状シール
    部を折曲げて、どちらか一方のチューブ状体面に接合し
    てなるものであるか、のいずれかである特許請求の範囲
    第1〜3項のいずれかに記載の熱収縮性ポリエステル系
    チューブ。
  5. (5)溶解度指数が8.5〜13.8である芳香族炭化
    水素;ハロゲン化炭化水素;ハロゲン化芳香族炭化水素
    ;フェノール類;アルコール類;ニトロ炭化水素、ニト
    リル類、アミン類等の窒化化合物;ケトン類;グリコー
    ルエーテル類、フラン類等のエーテル類;エステル類;
    有機酸類;無機酸類;硫黄誘導体;N,N−ジメチルホ
    ルムアミドよりなる群から選択される少なくとも1種以
    上の溶解若しくは膨潤しうる液状体で接合されている特
    許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の熱収縮性ポ
    リエステル系チューブ。
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