JPH0678237B2 - ヒト及び動物の下痢の治療及び予防のための組成物並びに製造方法 - Google Patents
ヒト及び動物の下痢の治療及び予防のための組成物並びに製造方法Info
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- JPH0678237B2 JPH0678237B2 JP61505699A JP50569986A JPH0678237B2 JP H0678237 B2 JPH0678237 B2 JP H0678237B2 JP 61505699 A JP61505699 A JP 61505699A JP 50569986 A JP50569986 A JP 50569986A JP H0678237 B2 JPH0678237 B2 JP H0678237B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はヒト及び動物の下痢症の治療及び予防のための
組成物とその製造方法に関する。この組成物はペクチン
性物質及び該ペクチン性物質の効果を増強する添加成分
を含有する。
組成物とその製造方法に関する。この組成物はペクチン
性物質及び該ペクチン性物質の効果を増強する添加成分
を含有する。
ヒト及び特に小児の下痢症の治療用のペクチン性製品の
使用は長い間公知である〔ドイツ(DE)特許第720948号明
細書参照〕。英国(GB)特許第1380292号明細書はペクチ
ンと添加成分とを含有するペクチン性飼料添加物を開示
するが該添加物は胃内容物の酸量を増加させるためのも
のであってこの添加物はプロトペクチンの生理学的に活
性なペクチンへの転化を促進させることに役立ち、かよ
うにしてペクチンの下痢症に対する効果を改善する。
使用は長い間公知である〔ドイツ(DE)特許第720948号明
細書参照〕。英国(GB)特許第1380292号明細書はペクチ
ンと添加成分とを含有するペクチン性飼料添加物を開示
するが該添加物は胃内容物の酸量を増加させるためのも
のであってこの添加物はプロトペクチンの生理学的に活
性なペクチンへの転化を促進させることに役立ち、かよ
うにしてペクチンの下痢症に対する効果を改善する。
更に英国(GB)特許第1182463号明細書は下痢及びその他
の胃腸障害の治療用の製薬学的組成物を開示するがこの
組成物は吸収剤ケイ酸アルミニウム及び飽和脂肪族カル
ボン酸グリセライド並びに任意にレシチンを含有し、こ
れらは組成物に対し、なめらかで微細であるが結晶構造
を与えることに役立つものである。
の胃腸障害の治療用の製薬学的組成物を開示するがこの
組成物は吸収剤ケイ酸アルミニウム及び飽和脂肪族カル
ボン酸グリセライド並びに任意にレシチンを含有し、こ
れらは組成物に対し、なめらかで微細であるが結晶構造
を与えることに役立つものである。
EP特許第0021230A2号明細書は人類及び動物における感
染症の治療及び予防用の組成物を開示する。該組成物は
単数又は複数の重合性炭水化物又は糖アルコールを含有
し、該重合性炭水化物又は糖アルコールは疎水基を有す
ると共に細胞膜透過を防止するのに充分な大きさの分子
量を有するものであり、該組成物は更に生理学的に許容
可能で、疎水性表面層を生成する水不溶性無機質を有す
る。疎水性表面層を生成する無機質と疎水基を有する重
合体との組合せを使用する目的は病原性細菌の捕捉と該
細菌の重合体及び無機質への付着とにあり、かようにし
て細胞組織例えば腸細胞組織へ細菌を付着させないこと
にある。この組成物はペクチンを含有せず、重合体への
疎水基の導入は化学反応即ちエーテル化、エステル化又
はアミド化による。
染症の治療及び予防用の組成物を開示する。該組成物は
単数又は複数の重合性炭水化物又は糖アルコールを含有
し、該重合性炭水化物又は糖アルコールは疎水基を有す
ると共に細胞膜透過を防止するのに充分な大きさの分子
量を有するものであり、該組成物は更に生理学的に許容
可能で、疎水性表面層を生成する水不溶性無機質を有す
る。疎水性表面層を生成する無機質と疎水基を有する重
合体との組合せを使用する目的は病原性細菌の捕捉と該
細菌の重合体及び無機質への付着とにあり、かようにし
て細胞組織例えば腸細胞組織へ細菌を付着させないこと
にある。この組成物はペクチンを含有せず、重合体への
疎水基の導入は化学反応即ちエーテル化、エステル化又
はアミド化による。
デンマーク特許第2719/84号はダイエット用のセンイ製
品即ち水に分散しやすい80〜99.95重量%のダイエット
用センイと0.05〜20重量%の乳化剤例えばレシチンとか
らなる製品を開示する。使用されるダイエット用センイ
はオオバコ(psyllium)粉末、ふすま、セルローズ性誘
導体、麦芽エッキス、発芽小麦等である。ダイエット用
センイ製品は緩下痢として主に使用される。
品即ち水に分散しやすい80〜99.95重量%のダイエット
用センイと0.05〜20重量%の乳化剤例えばレシチンとか
らなる製品を開示する。使用されるダイエット用センイ
はオオバコ(psyllium)粉末、ふすま、セルローズ性誘
導体、麦芽エッキス、発芽小麦等である。ダイエット用
センイ製品は緩下痢として主に使用される。
下痢の主因となるメカニズムは完全に明かではない。感
染にもとづく最も一般的な下痢症に関する限り、最近の
研究によればこれらの障害のいくつか〔サルモネロース
(salmonellose)、大腸菌(Escherichia coli)性の下
痢及びコレラ菌(Vibrio cholerae)性の下痢〕は小腸
粘膜への特定病原菌株の付着にもとづくとされているよ
うである。この現象を通常は細菌の集落化と称する。
染にもとづく最も一般的な下痢症に関する限り、最近の
研究によればこれらの障害のいくつか〔サルモネロース
(salmonellose)、大腸菌(Escherichia coli)性の下
痢及びコレラ菌(Vibrio cholerae)性の下痢〕は小腸
粘膜への特定病原菌株の付着にもとづくとされているよ
うである。この現象を通常は細菌の集落化と称する。
腸粘膜に対する細菌付着は下記の二型によって起る: 1) 細菌細胞表面から伸びている非特異性の線毛〔大腸
菌(E.coli)の場合には+1型のふさ〕に起因する可逆
性の“付着(adhesion)"; 2) 細菌増殖を伴うと共に細菌莢膜の表面上における特
異的抗原形成(抗原性の線毛)に起因する不可逆性の
“付着”。
菌(E.coli)の場合には+1型のふさ〕に起因する可逆
性の“付着(adhesion)"; 2) 細菌増殖を伴うと共に細菌莢膜の表面上における特
異的抗原形成(抗原性の線毛)に起因する不可逆性の
“付着”。
上記の第2番目の不可逆性付着のみが現実に集落化を発
展させる故にこれは病原的に有意であることを指摘すべ
きである。
展させる故にこれは病原的に有意であることを指摘すべ
きである。
粘液分泌、上皮の永続的再生及び小腸に対する胆汁の供
給並びに小腸の蠕動等にもとづき、乳酸菌の高い菌数を
除外すれば、腸内細菌数はむしろ少い。健常ブタの小腸
の前端部のなかのE.コリの菌数は小腸内容物1g当り103
〜104 であり、これに対比される下痢症の場合のE.コリ
の菌数は1g当り109である。
給並びに小腸の蠕動等にもとづき、乳酸菌の高い菌数を
除外すれば、腸内細菌数はむしろ少い。健常ブタの小腸
の前端部のなかのE.コリの菌数は小腸内容物1g当り103
〜104 であり、これに対比される下痢症の場合のE.コリ
の菌数は1g当り109である。
E.コリの感染による病理的経過は下記のステップ即ち:
病原性E.コリ株の(経口的)感染、小腸粘膜における菌
の集落化、小腸内での菌増殖及びトキシン生成から成
る。
病原性E.コリ株の(経口的)感染、小腸粘膜における菌
の集落化、小腸内での菌増殖及びトキシン生成から成
る。
最近の研究により腸内の病原性のE.コリは付着によって
小腸の絨毛上で集落化するが、非病原性細菌は絨毛に対
して付着せず集落化しないことが示されている。
小腸の絨毛上で集落化するが、非病原性細菌は絨毛に対
して付着せず集落化しないことが示されている。
小腸粘膜上の集落化の続いて菌増殖が起り該増殖の際に
密着性細菌数が例えば、103〜104のファクターで強く増
殖する。
密着性細菌数が例えば、103〜104のファクターで強く増
殖する。
粘膜付着病原菌はエンテロトキシン産生し、これらのト
キシンが粘膜から小腸内腔への液体移動を起させること
によって下痢を発症させる。
キシンが粘膜から小腸内腔への液体移動を起させること
によって下痢を発症させる。
小腸粘膜に対する病原菌の付着能が下痢発症に重要であ
ること、該付着能は細菌細胞の表面構造に関係すること
が見出されている。この表面構造はタンパク様の型の糸
状構造の形であり得るものであってふさ、原線維及び線
毛と称される。
ること、該付着能は細菌細胞の表面構造に関係すること
が見出されている。この表面構造はタンパク様の型の糸
状構造の形であり得るものであってふさ、原線維及び線
毛と称される。
誘引によって粘膜に付着して細菌細胞を保持させる細菌
の下痢発症能に対してペクチンが影響すること、即ち粘
膜への付着を防止することが推測された。該影響の効果
はペクチンのガラクツロン酸鎖が著しく親水性である事
実にもとづくペクチンのゲル生成能と関連するようであ
る。
の下痢発症能に対してペクチンが影響すること、即ち粘
膜への付着を防止することが推測された。該影響の効果
はペクチンのガラクツロン酸鎖が著しく親水性である事
実にもとづくペクチンのゲル生成能と関連するようであ
る。
本発明は、ペクチン性製品によって細菌細胞を誘引にし
及び保持する能力がレシチンによって有意に改善される
事実の発見にもとづくものである。
及び保持する能力がレシチンによって有意に改善される
事実の発見にもとづくものである。
上記の事実はペクチンセンイと、レシチンと、レシチン
不含性の周知のペクチン性製品とから成る製品の使用下
のいくつかの実験室的研究によって支持されている。
不含性の周知のペクチン性製品とから成る製品の使用下
のいくつかの実験室的研究によって支持されている。
該実験室的研究において下痢発症性菌株とペクチン性製
品との結合能をいわゆる疎水性相互作用的クロマトグラ
フィ(HIC)によって測定した。この測定法において被
検ペクチン性製品の既知量をオクチル−セファロース
(登録商標名)のコラムに対して適用し、次に既知量の
病原菌をコラムへ添加した。緩衝液を用いてコラムを洗
浄した後に溶出液を分光光度計を用いる方法によって検
査し、コラム上に保持された細菌数量を測定した。
品との結合能をいわゆる疎水性相互作用的クロマトグラ
フィ(HIC)によって測定した。この測定法において被
検ペクチン性製品の既知量をオクチル−セファロース
(登録商標名)のコラムに対して適用し、次に既知量の
病原菌をコラムへ添加した。緩衝液を用いてコラムを洗
浄した後に溶出液を分光光度計を用いる方法によって検
査し、コラム上に保持された細菌数量を測定した。
この実験室的研究において下表に示す成績が得られた: 第1表の試験成績からペクチンセンイに対するレシチン
添加により上記細菌保持率が顕著に増すことが判るであ
ろう。
添加により上記細菌保持率が顕著に増すことが判るであ
ろう。
下痢罹患子牛199頭を用いる試験によって同様の結果が
得られた。デンマーク農場の代表として選ばれた家畜の
一部である上記の子牛に対し下記の例1記載の組成を有
する70gの混合物を2の水でスラリ化したものを1日
3回、1〜2日間投与することによって下痢を治療し
た。
得られた。デンマーク農場の代表として選ばれた家畜の
一部である上記の子牛に対し下記の例1記載の組成を有
する70gの混合物を2の水でスラリ化したものを1日
3回、1〜2日間投与することによって下痢を治療し
た。
該治療により197頭の子牛が回復したが残りの2頭は病
み又は死んだ。非改良ペクチン性製品添加飼料を投与さ
れた約20%の下痢罹患子牛が死んだ事実にかんがみ上記
の試験成績は下痢症に対するペクチンの効果をレシチン
によって顕著に改善したことを明かに証明するものであ
る。
み又は死んだ。非改良ペクチン性製品添加飼料を投与さ
れた約20%の下痢罹患子牛が死んだ事実にかんがみ上記
の試験成績は下痢症に対するペクチンの効果をレシチン
によって顕著に改善したことを明かに証明するものであ
る。
レシチンはグリセロールのヒドロキシ基の2個を脂肪酸
によってエステル化したグリセロールエステルであり、
動物性レシチンの脂肪酸は主としてステアリン酸である
が、植物性レシチンでは主としてオレイン酸及びパルミ
チン酸であって第三のヒドロキシ基がリン酸でエステル
化され、それがN−含有塩基例えばコリンでエステル化
されている。
によってエステル化したグリセロールエステルであり、
動物性レシチンの脂肪酸は主としてステアリン酸である
が、植物性レシチンでは主としてオレイン酸及びパルミ
チン酸であって第三のヒドロキシ基がリン酸でエステル
化され、それがN−含有塩基例えばコリンでエステル化
されている。
レシチンは疎水性(親油性)基即ち長鎖炭化水素基と親
水基即ちリン酸塩及びアンモニウム基とを同じ分子中に
有するので両親媒性化合物である。
水基即ちリン酸塩及びアンモニウム基とを同じ分子中に
有するので両親媒性化合物である。
線毛と呼ばれる既述の細菌表面構造物は抗原(アドヘシ
ン)を有し、該抗原は特定の宿主細胞に特異的に結合
し、多数の疎水性非極性アミノ酸残基を有する。該後者
は小腸上皮への病原菌付着に対する決定的要因と思われ
る疎水性に影響すると信ぜられる。
ン)を有し、該抗原は特定の宿主細胞に特異的に結合
し、多数の疎水性非極性アミノ酸残基を有する。該後者
は小腸上皮への病原菌付着に対する決定的要因と思われ
る疎水性に影響すると信ぜられる。
最近の諸研究(R. C. W. Berkeley, J. M. Lynch, J. M
elling, P. R. Rutter and B. Vincent, Microbial Adh
esion to Snufaces, pages 337−540)はゲルに対して
細菌が結合する傾向を証明しており、例えば脂肪族鎖で
置換されたセファロース(登録商標名)−ゲルは疎水性
を増すこと、即ち脂肪族鎖の鎖長増加と共に疎水性を増
すことを証している。
elling, P. R. Rutter and B. Vincent, Microbial Adh
esion to Snufaces, pages 337−540)はゲルに対して
細菌が結合する傾向を証明しており、例えば脂肪族鎖で
置換されたセファロース(登録商標名)−ゲルは疎水性
を増すこと、即ち脂肪族鎖の鎖長増加と共に疎水性を増
すことを証している。
ペクチンは既述の通りゲルを形成するし、レシチンはペ
クチンゲルに対して増加された疎水性を与えること、そ
れはレシチンの比較的長鎖の脂肪酸残基にもとづくと思
われることから、レシチン以外の他の両親媒性化合物で
あって比較的長鎖の疎水基を有する該化合物は細菌に対
するペクチン結合能に好効果をもたらすと考えられる。
クチンゲルに対して増加された疎水性を与えること、そ
れはレシチンの比較的長鎖の脂肪酸残基にもとづくと思
われることから、レシチン以外の他の両親媒性化合物で
あって比較的長鎖の疎水基を有する該化合物は細菌に対
するペクチン結合能に好効果をもたらすと考えられる。
上記の考えは二種の市販両親媒性物質、即ち下記構造を
有するエルテルA: 及びオレイン酸のモノー,ジー及びトリーグリセライド
の配合物B、の使用下の試験によって裏付けされた。
有するエルテルA: 及びオレイン酸のモノー,ジー及びトリーグリセライド
の配合物B、の使用下の試験によって裏付けされた。
これらの試験において第1表に示された第4試験を基礎
としてかんきつペクチンセンイと化合物Aとの混合物、
並びにかんきつペクチンセンイと配合物Bとの混合物に
関する試験を行った。その結果を第2表に示す。
としてかんきつペクチンセンイと化合物Aとの混合物、
並びにかんきつペクチンセンイと配合物Bとの混合物に
関する試験を行った。その結果を第2表に示す。
第2表の成績から化合物A及び配合物Bとかんきつペク
チンセンイとの組合せはかんきつペクチンセンイ単独の
場合よりもかなり高い菌保持率を示すことが判る。
チンセンイとの組合せはかんきつペクチンセンイ単独の
場合よりもかなり高い菌保持率を示すことが判る。
ペクチンの細菌への結合能の添加成分による改良条件は
該添加成分が胃内で分解しないことであり、これは勿論
である。
該添加成分が胃内で分解しないことであり、これは勿論
である。
従って本発明の特徴的態様は添加成分が両親媒性物質に
よって少くとも部分的に構成されていること、該両親媒
性物質は胃の内部条件下で分解抵抗性であって少くとも
ひとつの長鎖の疎水基を有することにある。
よって少くとも部分的に構成されていること、該両親媒
性物質は胃の内部条件下で分解抵抗性であって少くとも
ひとつの長鎖の疎水基を有することにある。
本発明の組成物において使用される両親媒性物質の好ま
しいグループはグリセロールエステル及び特にレシチン
である。特に好適なレシチンは大豆レシチンである。
しいグループはグリセロールエステル及び特にレシチン
である。特に好適なレシチンは大豆レシチンである。
長鎖疎水基の例は直鎖又は枝鎖状の飽和又は不飽和の脂
肪族、脂環族又は芳香族の基である。長鎖疎水基は例え
ば単数或は複数のハロゲン原子又はアルコキシ基で任意
に置換されていることが可能であり、酸素原子もしくは
イオウ原子を任意に含有し得る。
肪族、脂環族又は芳香族の基である。長鎖疎水基は例え
ば単数或は複数のハロゲン原子又はアルコキシ基で任意
に置換されていることが可能であり、酸素原子もしくは
イオウ原子を任意に含有し得る。
“長鎖”という用語は炭素原子数少くとも12を意味す
る。
る。
“ペクチン性物質”という用語は純ペクチン及び他成分
と混合されたペクチンを含有する製品の双方を意味す
る。特に好ましいものはペクチンセンイである。ペクチ
ン性物質は各種の給源から得られるが好適給源はかんき
つ果実、ポテト及びリンゴである。
と混合されたペクチンを含有する製品の双方を意味す
る。特に好ましいものはペクチンセンイである。ペクチ
ン性物質は各種の給源から得られるが好適給源はかんき
つ果実、ポテト及びリンゴである。
ペクチン対両親媒性物質の重量比は好ましくは1:1〜50:
1、更に好ましくは2:1〜3:1である。
1、更に好ましくは2:1〜3:1である。
所望の用途によっては本発明の組成物はペクチン性物質
及び両親媒性物質以外の他の成分を含有してもよい。
及び両親媒性物質以外の他の成分を含有してもよい。
例えば本発明の組成物は電解質例えば塩化ナトリウム、
炭酸ナトリウム、グルコース及び任意に凝結防止剤例え
ば細粉化された酸化ケイ素を含有することができる。
炭酸ナトリウム、グルコース及び任意に凝結防止剤例え
ば細粉化された酸化ケイ素を含有することができる。
本発明は又上記組成物の製法にかかわる。本方法はペク
チン性物質及び両親媒性物質を混合すること、及び得ら
れた混合物を任意に乾燥することから成る。ペクチン性
出発原料は湿潤しているペクチンパルプ又は乾燥粉砕ペ
クチン性物質であってよい。乾燥ペクチン性原料使用の
際にはこれを両親媒性物質と混合する前に凝結防止剤と
混合することが好適である。
チン性物質及び両親媒性物質を混合すること、及び得ら
れた混合物を任意に乾燥することから成る。ペクチン性
出発原料は湿潤しているペクチンパルプ又は乾燥粉砕ペ
クチン性物質であってよい。乾燥ペクチン性原料使用の
際にはこれを両親媒性物質と混合する前に凝結防止剤と
混合することが好適である。
例 1 下記の組成を持つ食品添加剤: ペクチンセンイ 32.5重量% 大豆レシチン 13.0 電解質: NaCl 5.5 Na2CO3 10.8 グルコース 32.2 SiO2細粉 6.0 合計 100.0 を下文の通りにして製造した: 水分10〜14%と平均粒径0.5mmとをもつ325kgの乾燥細粉
化されたペクチン性かんきつセンイを容量1500及び混
合速度可変型不銹鋼製横式混合器中へ導入した。130kg
の大豆レシチンを約70℃に加熱してから緩徐攪拌下にか
んきつセンイ上へゆっくりと噴霧した。次に322kgのグ
ルコースと63kgの電解質とを加えこの混合物を30分間緩
徐に攪拌した。SiO2細粉を急速攪拌下に加えてから最高
混合速度下に15分間最終的攪拌を行った。
化されたペクチン性かんきつセンイを容量1500及び混
合速度可変型不銹鋼製横式混合器中へ導入した。130kg
の大豆レシチンを約70℃に加熱してから緩徐攪拌下にか
んきつセンイ上へゆっくりと噴霧した。次に322kgのグ
ルコースと63kgの電解質とを加えこの混合物を30分間緩
徐に攪拌した。SiO2細粉を急速攪拌下に加えてから最高
混合速度下に15分間最終的攪拌を行った。
微温湯1重量部当り食品添加剤0.035重量部の重量比で
上記組成物を微温湯へ配合した。
上記組成物を微温湯へ配合した。
例 2 下記混合物: ペクチンセンイ 52.0重量% 大豆レシチン 30.0 SiO2細粉 18.0 合計 100.0 を例1と同様に操作して製造した。この組成物を1〜10
%の量で飼料へ混合した。
%の量で飼料へ混合した。
例 3 かんきつセンイに対し液状大豆レキチンを噴霧してから
SiO2細粉と共に流動床を具えた噴霧混合器の中で粉末化
することにより例2と同様の組成をもつ混合物製品を製
造した。この組成物は例2の操作に従う混合物における
と同様に使用されるか又は電解質及びグルコースと混合
して例1の混合物製品と同様に使用され得た。
SiO2細粉と共に流動床を具えた噴霧混合器の中で粉末化
することにより例2と同様の組成をもつ混合物製品を製
造した。この組成物は例2の操作に従う混合物における
と同様に使用されるか又は電解質及びグルコースと混合
して例1の混合物製品と同様に使用され得た。
例 4 果実の圧搾処理によって直接得られたかんきつパルプ
(破砕果実残渣)に対し可塑性をもつ未漂白の大豆レシ
チン(大豆油抽出の際の副産物)を加えた。
(破砕果実残渣)に対し可塑性をもつ未漂白の大豆レシ
チン(大豆油抽出の際の副産物)を加えた。
使用されたかんきつパルプは12〜15%の乾物含量、18〜
25%のガラクツロン酸ポリマー(純ペクチン)及びpH値
5.0〜5.5を有していた。このパルプはカルシウム添加処
理されておらず又はポリガラクツロナーゼ処理を受けて
いなかった。該カルシウム添加は圧搾操業の際に水の分
離を増すために或る状況下で使用されるものであり、ポ
リガラクツロナーゼはペクチン‐消化酸素であって或る
場合に果汁清澄化のために用いられる。
25%のガラクツロン酸ポリマー(純ペクチン)及びpH値
5.0〜5.5を有していた。このパルプはカルシウム添加処
理されておらず又はポリガラクツロナーゼ処理を受けて
いなかった。該カルシウム添加は圧搾操業の際に水の分
離を増すために或る状況下で使用されるものであり、ポ
リガラクツロナーゼはペクチン‐消化酸素であって或る
場合に果汁清澄化のために用いられる。
前記の二成分を機械的に密に攪拌混合して乳化物類似の
性質をもつ均質混合物を形成させた。この混合物は僅か
に帯白色でやや服質様のテキスチュアをもつ点で目立つ
ものであった。
性質をもつ均質混合物を形成させた。この混合物は僅か
に帯白色でやや服質様のテキスチュアをもつ点で目立つ
ものであった。
レシチン使用量はペクチンの50重量%である。
上記のようにして製造された混合物を少くとも15時間放
置した後に最高温度80℃の下で乾物含量85〜88%となる
まで乾燥した。
置した後に最高温度80℃の下で乾物含量85〜88%となる
まで乾燥した。
乾燥製品を0.5mmの平均粒径を有するようになるまで粉
砕した。
砕した。
この混合物製品を例2記載の混合物と同様に使用し得る
し、又は電解質及びグルコースと混合して例1記載の混
合物と同様に使用し得る。
し、又は電解質及びグルコースと混合して例1記載の混
合物と同様に使用し得る。
例 5 ポテトデンプン工場から直接入手されたポテトパルプを
ガラクツロネート含量の4〜5%の濃度において大豆レ
シチンと混合した。
ガラクツロネート含量の4〜5%の濃度において大豆レ
シチンと混合した。
この混合物を例1記載と同様に処理した。
ポテトパルプ中のガラクツロナーゼ含量は収穫季(8月
中旬及至12月末日)において著しく減少することが指摘
される。
中旬及至12月末日)において著しく減少することが指摘
される。
Claims (8)
- 【請求項1】ペクチン性物質及びペクチン性物質の効果
を増強する添加成分を含有するヒト及び動物の下痢症の
治療及び予防用の組成物において、添加成分が両親媒性
物質によって少くとも部分的に構成されていること、該
両親媒性物質は胃の内部条件下で分解抵抗性を有すると
共に長鎖疎水基を有することを特徴とする上記の組成
物。 - 【請求項2】添加成分がグリセロールエステルである請
求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項3】添加成分がレシチンである請求の範囲第1
又は2項記載の組成物。 - 【請求項4】ペクチン対両親媒性物質の比が1:1〜50:1
である請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の組成
物。 - 【請求項5】電解質混合物又はグリコース或はそれらの
混合物を更に含有する請求の範囲第1〜4項のいずれか
に記載の組成物。 - 【請求項6】凝結防止剤を更に含有する請求の範囲第1
〜5項のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項7】ペクチン性物質及びペクチン性物質の効果
を増強する添加成分を含有するヒト及び動物の下痢症の
治療及び予防用の組成物であって添加成分が両親媒性物
質によって少くとも部分的に構成されており、該両親媒
性物質は胃の内部条件下で分解抵抗性を有すると共に長
鎖疎水基を有する該組成物を製造するに当り、ペクチン
性物質と両親媒性物質とを混合すること、得られた混合
物を任意に乾燥することを特徴とする方法。 - 【請求項8】乾燥粉砕ペクチン性物質と凝結防止剤とを
混合すること、得られた混合物を両親媒性物質と混合す
ることを包含する請求の範囲第7項記載の方法。
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|---|---|---|---|
| DK467885A DK153442C (da) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | Middel, baseret paa pektinholdigt materiale, til behandling og forebyggelse af diarre hos mennesker og dyr |
| DK4678/85 | 1985-10-14 | ||
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Publications (2)
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| JP (1) | JPH0678237B2 (ja) |
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| DK (1) | DK153442C (ja) |
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