JPH0678457B2 - 粉末成形用塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents
粉末成形用塩化ビニル樹脂組成物Info
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- JPH0678457B2 JPH0678457B2 JP32772687A JP32772687A JPH0678457B2 JP H0678457 B2 JPH0678457 B2 JP H0678457B2 JP 32772687 A JP32772687 A JP 32772687A JP 32772687 A JP32772687 A JP 32772687A JP H0678457 B2 JPH0678457 B2 JP H0678457B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は粉末成形用の塩化ビニル樹脂組成物に関する。
<従来の技術> 本発明は自動車内装材としてのクラッシュパッド、アー
ムレスト、ヘッドレスト、コンソール、メーターカバ
ー、或いはドアトリムなどのカバーリング材料に適する
粉末回転成形または粉末スラッシュ成形用粉末系組成物
に関するものである。
ムレスト、ヘッドレスト、コンソール、メーターカバ
ー、或いはドアトリムなどのカバーリング材料に適する
粉末回転成形または粉末スラッシュ成形用粉末系組成物
に関するものである。
近年、自動車内装材としてのかかるカバーリング材料に
おいては、軽量で且つ、ソフト感に優れ、しかも高級感
のある皮しぼ模様やステッチ模様などを施したものが一
段と求められるようになってきた。
おいては、軽量で且つ、ソフト感に優れ、しかも高級感
のある皮しぼ模様やステッチ模様などを施したものが一
段と求められるようになってきた。
従来、これらのカバーリング材料としては、塩化ビニル
樹脂とABS樹脂とを主体とした軟質シートの真空成形品
やペースト用塩化ビニル樹脂と可塑剤とを主体としたゾ
ルの回転成形またはスラッシュ成形品(以下ゾル成形品
と呼ぶ)とがある。
樹脂とABS樹脂とを主体とした軟質シートの真空成形品
やペースト用塩化ビニル樹脂と可塑剤とを主体としたゾ
ルの回転成形またはスラッシュ成形品(以下ゾル成形品
と呼ぶ)とがある。
ところが、真空成形品は軽量化という点では目的を達し
ているものの、ソフト感に乏しく、硬い感触のものしか
得られなく、更には高級感のある皮しぼ模様或いはステ
イッチ模様などを施した複雑な形状性のあるものを賦形
さすことは困難である。
ているものの、ソフト感に乏しく、硬い感触のものしか
得られなく、更には高級感のある皮しぼ模様或いはステ
イッチ模様などを施した複雑な形状性のあるものを賦形
さすことは困難である。
また、真空成形品は成形時の残留歪が大きく、長時間の
使用において亀裂が生じ易いという欠点もかかえてい
る。
使用において亀裂が生じ易いという欠点もかかえてい
る。
他方、ゾル成形品はソフト感はあるものの、ゲル化温度
が低いので金型内での溶融が速く、フローマークやリッ
プ或いはゾルの糸引きなどの現象が起る。
が低いので金型内での溶融が速く、フローマークやリッ
プ或いはゾルの糸引きなどの現象が起る。
そのために、裏面平滑性に欠けるとか、金型からのゾル
の排出に時間が掛り過ぎるとか、カバーリング材料が肉
厚化するなどの欠点をかかえている。
の排出に時間が掛り過ぎるとか、カバーリング材料が肉
厚化するなどの欠点をかかえている。
また、ゾルの場合は色替え時のタンクや配管などの掃除
が大変であるとか、経日による粘度変化を伴なうので長
時間の保存には耐えられないなどの問題もある。
が大変であるとか、経日による粘度変化を伴なうので長
時間の保存には耐えられないなどの問題もある。
これらの欠点や問題点を解決するのに最近粉末成形法が
脚光を浴びてきている。
脚光を浴びてきている。
粉末成形法には一般には流動浸漬法、静電塗装法、粉末
溶射法、粉末回転成形法または粉末スラッシュ成形法な
どがあるが、特に自動車内装材のカバーリング材料には
粉末回転成形法または粉末スラッシュ成形法が適してい
る。
溶射法、粉末回転成形法または粉末スラッシュ成形法な
どがあるが、特に自動車内装材のカバーリング材料には
粉末回転成形法または粉末スラッシュ成形法が適してい
る。
<発明が解決しようとする問題点> かかる粉末回転成形法または粉末スラッシュ成形法は18
0℃以上の温度にある金型と粉末供給ボックスとを一体
化させて回転又は揺動、或いは噴射させて金型内面に粉
末を溶着させ、未溶着粉末は自動的或いは強制的に粉末
供給ボックスに回収する方法である。
0℃以上の温度にある金型と粉末供給ボックスとを一体
化させて回転又は揺動、或いは噴射させて金型内面に粉
末を溶着させ、未溶着粉末は自動的或いは強制的に粉末
供給ボックスに回収する方法である。
また、かかる粉末成形法に使用される金型の加熱方法に
はガス加熱方式、熱媒体油循環方式、熱媒体油または
熱流動砂内への浸漬方式或いは高周波誘導加熱方式など
がある。
はガス加熱方式、熱媒体油循環方式、熱媒体油または
熱流動砂内への浸漬方式或いは高周波誘導加熱方式など
がある。
次に、かかる粉末成形法に使用される粉末組成物は粉体
流動性や成形性に優れたものでなければならない。
流動性や成形性に優れたものでなければならない。
塩化ビニル樹脂と可塑剤、安定剤、顔料などを加熱用ジ
ャケットのついたブレンダーや高速回転型ミキサーを使
ってドライブレンドして粉末組成物をつくることはよく
知られている。
ャケットのついたブレンダーや高速回転型ミキサーを使
ってドライブレンドして粉末組成物をつくることはよく
知られている。
また、粉体流動性を向上させるため、微粒の塩化ビニル
樹脂や微粒の炭酸カルシウムやシリカなどの無機充填剤
をドライブレンド終了後冷却段階で添加することもよく
知られている。
樹脂や微粒の炭酸カルシウムやシリカなどの無機充填剤
をドライブレンド終了後冷却段階で添加することもよく
知られている。
(ラバーダイジィストvol14,No.8第32〜40頁及びポリ塩
化ビニル−その化学と工業−II第367〜370頁、1968年、
及び特公昭37−1575)。
化ビニル−その化学と工業−II第367〜370頁、1968年、
及び特公昭37−1575)。
また、粉末成形時の金型汚染防止性能(以下耐金型汚染
性と呼ぶ)に優れ、且つウレタン貼合時のアミン汚染に
対しても良好な抵抗性(以下耐アミン特性と呼ぶ)を示
す粉末成形によるカバーリング材料用の粉末系組成物に
対する必要性も高い。
性と呼ぶ)に優れ、且つウレタン貼合時のアミン汚染に
対しても良好な抵抗性(以下耐アミン特性と呼ぶ)を示
す粉末成形によるカバーリング材料用の粉末系組成物に
対する必要性も高い。
更により詳しく説明するならば、粉末成形においては前
述の如く高温の金型に粉末系組成物を溶着させて成形す
るので、成形シヨット回数が増加するにつれ段々金型が
汚れてくる。
述の如く高温の金型に粉末系組成物を溶着させて成形す
るので、成形シヨット回数が増加するにつれ段々金型が
汚れてくる。
金型が汚れてくると金型内面のシボ浅現象が起り、表皮
材に艶が発生してくるので好ましくない。また汚れ物質
の中に粘着性のものがあると金型からの表皮材の脱型性
が悪くなったり、場合によっては欠肉を生じたりして好
ましくない。
材に艶が発生してくるので好ましくない。また汚れ物質
の中に粘着性のものがあると金型からの表皮材の脱型性
が悪くなったり、場合によっては欠肉を生じたりして好
ましくない。
そのため金型の洗浄で成形を一時中断せざるを得なくな
り、生産性が著しく低下する。また金型の洗浄のために
余分な労力と薬剤(アルカリ洗浄液、酸洗浄液、ハロゲ
ン系炭化水素溶剤)が必要であるとか、汚れが著しくこ
れらの洗浄では対応が困難な場合、機械的なブラッシン
グ(真鋳ブラッシングや微粒のガラスビーズを強制的に
空気と共に噴射させてブラッシングさせる方法など)が
必要である。しかしながらこのようなブラッシングを頻
発に行なうとシボ浅現象や金型寿命を短かくすることに
つながる。
り、生産性が著しく低下する。また金型の洗浄のために
余分な労力と薬剤(アルカリ洗浄液、酸洗浄液、ハロゲ
ン系炭化水素溶剤)が必要であるとか、汚れが著しくこ
れらの洗浄では対応が困難な場合、機械的なブラッシン
グ(真鋳ブラッシングや微粒のガラスビーズを強制的に
空気と共に噴射させてブラッシングさせる方法など)が
必要である。しかしながらこのようなブラッシングを頻
発に行なうとシボ浅現象や金型寿命を短かくすることに
つながる。
従って、金型の汚れの少ない即ち耐金型汚染性に優れた
粉末系組成物を開発することが工業的にも、経済的にも
極めて重要なこととなってくる。
粉末系組成物を開発することが工業的にも、経済的にも
極めて重要なこととなってくる。
また、本発明の組成物は自動車の内装材等に用いられる
が、かかる用途においてはウレタンと複合して用いられ
ることが多く、ウレタンに起因するアミンによる該内装
材の変色等を防止することが必要となる。したがって高
度な水準での耐アミン特性にすぐれた粉末成形用塩ビ系
樹脂組成物を開発することが望まれていた。
が、かかる用途においてはウレタンと複合して用いられ
ることが多く、ウレタンに起因するアミンによる該内装
材の変色等を防止することが必要となる。したがって高
度な水準での耐アミン特性にすぐれた粉末成形用塩ビ系
樹脂組成物を開発することが望まれていた。
<問題点を解決するための手段> 本発明は塩化ビニル樹脂100重量部に対して、融点が250
℃以上を示すカルボン酸のバリウム塩および亜鉛塩系安
定剤をバリウムと亜鉛の金属重量比で1対5ないし5対
1好ましくは1対3ないし5対1にて0.1〜10重量部好
ましくは0.5〜5重量部、および過塩素酸金属塩および
/または過塩素酸イオン型ハイドロタルサイト類化合物
0.1〜10重量部好ましくは0.5〜5重量部配合することを
特徴とする耐金型汚染性と耐アミン特性に優れた粉末成
形用塩化ビニル樹脂組成物に関するものである。
℃以上を示すカルボン酸のバリウム塩および亜鉛塩系安
定剤をバリウムと亜鉛の金属重量比で1対5ないし5対
1好ましくは1対3ないし5対1にて0.1〜10重量部好
ましくは0.5〜5重量部、および過塩素酸金属塩および
/または過塩素酸イオン型ハイドロタルサイト類化合物
0.1〜10重量部好ましくは0.5〜5重量部配合することを
特徴とする耐金型汚染性と耐アミン特性に優れた粉末成
形用塩化ビニル樹脂組成物に関するものである。
本発明の特徴は融点が250℃以上を示すカルボン酸のバ
リウム塩および亜鉛塩を配合することにある。従来、ポ
リ塩化ビニル組成物に用いられてきたカルボン酸金属石
けん系安定剤は融点が250℃以下のものが一般的であ
り、例えばステアレート、パルミテート、ラウレート、
カプリレート、オレエート、リノレート、リシノレート
あるいはヒドロキシステアレートなどの金属石けん系安
定剤は剪断のかかない粉末成形加工では塩化ビニル樹脂
との相溶性に乏しく、自らも滑性作用があり、金属面へ
のプレートアウト現象が起り易く金型の汚染性が著し
い。さらに成形品表面に白い粉吹き現象(ブルーム現象
という)が経時的に発生することも認められている。か
かる安定剤は粉末成形加工には適さない安定剤である。
リウム塩および亜鉛塩を配合することにある。従来、ポ
リ塩化ビニル組成物に用いられてきたカルボン酸金属石
けん系安定剤は融点が250℃以下のものが一般的であ
り、例えばステアレート、パルミテート、ラウレート、
カプリレート、オレエート、リノレート、リシノレート
あるいはヒドロキシステアレートなどの金属石けん系安
定剤は剪断のかかない粉末成形加工では塩化ビニル樹脂
との相溶性に乏しく、自らも滑性作用があり、金属面へ
のプレートアウト現象が起り易く金型の汚染性が著し
い。さらに成形品表面に白い粉吹き現象(ブルーム現象
という)が経時的に発生することも認められている。か
かる安定剤は粉末成形加工には適さない安定剤である。
一方、炭素数が5〜8のアルキル基を有する脂肪酸、例
えばノナノエート、オクタノエート、ヘプタノエートあ
るいはヘキサノエートなどの金属石けん系安定剤、例え
ばバリウム塩や亜鉛塩は前記化合物に比較して耐金型汚
染性はかなり改善される。
えばノナノエート、オクタノエート、ヘプタノエートあ
るいはヘキサノエートなどの金属石けん系安定剤、例え
ばバリウム塩や亜鉛塩は前記化合物に比較して耐金型汚
染性はかなり改善される。
しかしながら粉末成形加工の実用化が進むにつれ耐金型
汚染性の要求水準が飛躍的に高まりこれらの化合物では
必ずしも満足できなくなりつつある。
汚染性の要求水準が飛躍的に高まりこれらの化合物では
必ずしも満足できなくなりつつある。
すなわち、金型の洗浄回数を減らすとか、連続成形時の
表皮材の艶の発生傾向をより低い水準に維持することが
望まれてきたのである。
表皮材の艶の発生傾向をより低い水準に維持することが
望まれてきたのである。
前述の炭素数5〜8のアルキル基を有する脂肪酸の金属
石けん系安定剤は連続100ショットの成形が金型の汚れ
具合及び成形品の艶発生傾向からみて限界であることが
わかってきた。
石けん系安定剤は連続100ショットの成形が金型の汚れ
具合及び成形品の艶発生傾向からみて限界であることが
わかってきた。
本発明者らは、かかる現状に鑑み、耐金型汚染性に優
れ、かつ表皮材の艶発生傾向の低いものについては鋭意
取組んできた結果、融点が250℃以上を示すカルボン酸
の金属石鹸系安定剤を使うことによって解決した。
れ、かつ表皮材の艶発生傾向の低いものについては鋭意
取組んできた結果、融点が250℃以上を示すカルボン酸
の金属石鹸系安定剤を使うことによって解決した。
より詳しく説明するならば、粉末塩化ビニル系樹脂組成
物を使用した粉末成形加工特に粉末回転成形および、ま
たは粉末スラッシュ成形においては、金型の温度が180
〜250℃の範囲で付着、溶融させる。金型の温度が180℃
以下の場合は、粉体の溶融が不十分となり表皮材に欠肉
やピンホールの発生が伴なうので好ましくない。金型の
温度が250℃以上の場合は、表皮材が著しく変色した
り、熱分解を起すので好ましくない。
物を使用した粉末成形加工特に粉末回転成形および、ま
たは粉末スラッシュ成形においては、金型の温度が180
〜250℃の範囲で付着、溶融させる。金型の温度が180℃
以下の場合は、粉体の溶融が不十分となり表皮材に欠肉
やピンホールの発生が伴なうので好ましくない。金型の
温度が250℃以上の場合は、表皮材が著しく変色した
り、熱分解を起すので好ましくない。
ところが、例えば炭素数が5〜8のアルキル基を有する
脂肪酸の金属石鹸系安定剤は液状系であり、かつ可塑剤
との相溶性がよい。従って可塑剤を含んだ粉末系組成物
がかかる高温の金型に付着溶融させた時、可塑剤が金型
面にブリードする。
脂肪酸の金属石鹸系安定剤は液状系であり、かつ可塑剤
との相溶性がよい。従って可塑剤を含んだ粉末系組成物
がかかる高温の金型に付着溶融させた時、可塑剤が金型
面にブリードする。
この可塑剤のブリードと共に溶けている液状系の安定剤
も微量に同伴してくることが判った。更に、連続成形す
ると、ブリードした安定剤の蓄積が起る。この蓄積物は
連続的な成形により変質や分解を起す。
も微量に同伴してくることが判った。更に、連続成形す
ると、ブリードした安定剤の蓄積が起る。この蓄積物は
連続的な成形により変質や分解を起す。
このような金型汚染が起ると、金型面のシボ浅現象が起
り、表皮材の表面も滑らかになって艶の発生が増大して
くる。
り、表皮材の表面も滑らかになって艶の発生が増大して
くる。
更には、金型汚染物が表皮材に転写されて、表皮材も汚
れてくるので好ましい現象ではなくなる。
れてくるので好ましい現象ではなくなる。
それに対して、本発明の融点が250℃以上を示すカルボ
ン酸の金属石鹸系の安定剤は可塑剤には不溶であり、金
型の温度が180〜250℃で成形されても可塑剤のブリード
と共に溶出することはなく、その結果金型への汚染物の
蓄積性が極めて少なく、表皮材の艶発生も著しく低いこ
とを見い出した。
ン酸の金属石鹸系の安定剤は可塑剤には不溶であり、金
型の温度が180〜250℃で成形されても可塑剤のブリード
と共に溶出することはなく、その結果金型への汚染物の
蓄積性が極めて少なく、表皮材の艶発生も著しく低いこ
とを見い出した。
本発明に使用される融点が250℃以上を示すカルボン酸
の金属石鹸系安定剤は柳本製作所(製)電熱式加熱ブロ
ック融点装置によると次のようなものがあげられるが必
ずしもこれらに限定されるものではない。バリウム系安
定剤としてはシュウ酸バリウム、マロン酸バリウム、マ
レイン酸バリウム、酒石酸バリウム、安息香酸バリウ
ム、p−t−ブチル安息香酸バリウム、コハク酸バリウ
ム、グルタン酸バリウム、アジピン酸バリウム、ピメリ
ン酸バリウム、スペリン酸バリウム、アゼライン酸バリ
ウム、セバシン酸バリウム、ブドウ酸バリウム、リンゴ
酸バリウム、アクリル酸バリウム、メタクリル酸バリウ
ム、フタル酸バリウム、イソフタル酸バリウム、テレフ
タル酸バリウム、サリチル酸バリウム、アントラニル酸
バリウム、ケイ皮酸バリウム、マンデル酸バリウム、α
−ナフトエ酸バリウム、β−ナフトエ酸バリウムなどが
あげられる。
の金属石鹸系安定剤は柳本製作所(製)電熱式加熱ブロ
ック融点装置によると次のようなものがあげられるが必
ずしもこれらに限定されるものではない。バリウム系安
定剤としてはシュウ酸バリウム、マロン酸バリウム、マ
レイン酸バリウム、酒石酸バリウム、安息香酸バリウ
ム、p−t−ブチル安息香酸バリウム、コハク酸バリウ
ム、グルタン酸バリウム、アジピン酸バリウム、ピメリ
ン酸バリウム、スペリン酸バリウム、アゼライン酸バリ
ウム、セバシン酸バリウム、ブドウ酸バリウム、リンゴ
酸バリウム、アクリル酸バリウム、メタクリル酸バリウ
ム、フタル酸バリウム、イソフタル酸バリウム、テレフ
タル酸バリウム、サリチル酸バリウム、アントラニル酸
バリウム、ケイ皮酸バリウム、マンデル酸バリウム、α
−ナフトエ酸バリウム、β−ナフトエ酸バリウムなどが
あげられる。
亜鉛塩としては、シュウ酸亜鉛、マロン酸亜鉛、マレイ
ン酸亜鉛、洒石酸亜鉛、安息香酸亜鉛、p−t−ブチル
安息香酸亜鉛、コハク酸亜鉛、グルタル酸亜鉛、アジピ
ン酸亜鉛、ピメリン酸亜鉛、スペリン酸亜鉛、アゼライ
ン酸亜鉛、セバシン酸亜鉛、ブドウ酸亜鉛、リンゴ酸亜
鉛、ケイ皮酸亜鉛、マンデル酸亜鉛、α−ナフトエ酸亜
鉛、β−ナフトエ酸亜鉛などがあげられる。
ン酸亜鉛、洒石酸亜鉛、安息香酸亜鉛、p−t−ブチル
安息香酸亜鉛、コハク酸亜鉛、グルタル酸亜鉛、アジピ
ン酸亜鉛、ピメリン酸亜鉛、スペリン酸亜鉛、アゼライ
ン酸亜鉛、セバシン酸亜鉛、ブドウ酸亜鉛、リンゴ酸亜
鉛、ケイ皮酸亜鉛、マンデル酸亜鉛、α−ナフトエ酸亜
鉛、β−ナフトエ酸亜鉛などがあげられる。
かかるバリウム系安定剤と亜鉛系安定剤とを組合せて使
用するが、バリウム対亜鉛の金属重量比が1対5ないし
5対1、とくに好ましくは1対3ないし5対1が適切な
範囲である。
用するが、バリウム対亜鉛の金属重量比が1対5ないし
5対1、とくに好ましくは1対3ないし5対1が適切な
範囲である。
バリウム対亜鉛の金属重量比が1対5の関係以上に亜鉛
が多くなる場合には亜鉛の脱塩酸作用が激しくなり成形
時の耐熱性が乏しくなり、黒斑点を生じたり、成形され
た表皮材が発泡するなどの危険性があり好ましくない。
反対にバリウム対亜鉛の金属重量比が5対1の関係以上
にバリウムが多くなると、成形時の初期着色傾向が強
く、特に赤味を帯びる傾向が強く、表皮材の色相がずれ
て色合せ上好ましくない。
が多くなる場合には亜鉛の脱塩酸作用が激しくなり成形
時の耐熱性が乏しくなり、黒斑点を生じたり、成形され
た表皮材が発泡するなどの危険性があり好ましくない。
反対にバリウム対亜鉛の金属重量比が5対1の関係以上
にバリウムが多くなると、成形時の初期着色傾向が強
く、特に赤味を帯びる傾向が強く、表皮材の色相がずれ
て色合せ上好ましくない。
前記バリウム−亜鉛系安定剤の使用量は塩化ビニル系樹
脂100重量部に対して0.1ないし10重量部とくに好ましく
は0.5ないし5重量部の範囲がである。0.1重量部以下の
場合には成形時の耐熱性が乏しく好ましくない。また10
重量部以上の場合には表皮材の強度が極端に弱くなり実
用に供し得ず、コスト高でもあり経済的にも不利であ
る。
脂100重量部に対して0.1ないし10重量部とくに好ましく
は0.5ないし5重量部の範囲がである。0.1重量部以下の
場合には成形時の耐熱性が乏しく好ましくない。また10
重量部以上の場合には表皮材の強度が極端に弱くなり実
用に供し得ず、コスト高でもあり経済的にも不利であ
る。
本発明の組成物の特徴の第2点は耐アミン特性が優れて
いる点である。かかる特徴は本発明の組成物から形成さ
れる成形品にウレタンを注入し発泡させて用いる場合に
とくに有用である。ウレタンの注入発泡の際に触媒とし
てアミン系化合物(例えばエチレンジアミン、トリエチ
レンジアミン、トリエチレンテトラミン、トリエタノー
ルアミンなどの単独または二種以上の組合わせ、あるい
はかかるアミン化合物をエチレンオキシド、プロピレン
オキシド、ブチレンオキシド、エピクロルヒドリン或い
はスチレンオキシドなどのアルキレンオキシドに付加し
たものなど)を使用するが、かかるアミン系化合物は塩
化ビニル系表皮材と接触すると、特に熱や光の存在下に
おいては著しく変色を早めたり、塩化ビニル系樹脂の劣
化や変質を促進する。
いる点である。かかる特徴は本発明の組成物から形成さ
れる成形品にウレタンを注入し発泡させて用いる場合に
とくに有用である。ウレタンの注入発泡の際に触媒とし
てアミン系化合物(例えばエチレンジアミン、トリエチ
レンジアミン、トリエチレンテトラミン、トリエタノー
ルアミンなどの単独または二種以上の組合わせ、あるい
はかかるアミン化合物をエチレンオキシド、プロピレン
オキシド、ブチレンオキシド、エピクロルヒドリン或い
はスチレンオキシドなどのアルキレンオキシドに付加し
たものなど)を使用するが、かかるアミン系化合物は塩
化ビニル系表皮材と接触すると、特に熱や光の存在下に
おいては著しく変色を早めたり、塩化ビニル系樹脂の劣
化や変質を促進する。
かかるアミン系化合物に対する抵抗性のあるカバーリン
グ材料用の塩化ビニル樹脂粉末系組成物を開発すること
が重要であり本発明の第二の目的とするところである。
グ材料用の塩化ビニル樹脂粉末系組成物を開発すること
が重要であり本発明の第二の目的とするところである。
本発明者らは、粉末回転成形または粉末スラッシュ成形
においては耐金型汚染性に優れたものであること並びに
耐アミン特性に優れたものであることを両立させること
が工業的にも経済的にも重要であり、どちらか一方が欠
けても、粉末成形加工によるカバーリング材の提供が無
意味となることを前提に、耐アミン特性に優れた粉末塩
化ビニル系組成物の開発に鋭意取組み前記の融点が250
℃以上のカルボン酸のバリウム塩および亜鉛塩系安定剤
に過塩素酸金属塩および/または過塩素酸イオン型ハイ
ドロタルサイト類化合物を組合せることにより、本発明
の目的を完結させた。
においては耐金型汚染性に優れたものであること並びに
耐アミン特性に優れたものであることを両立させること
が工業的にも経済的にも重要であり、どちらか一方が欠
けても、粉末成形加工によるカバーリング材の提供が無
意味となることを前提に、耐アミン特性に優れた粉末塩
化ビニル系組成物の開発に鋭意取組み前記の融点が250
℃以上のカルボン酸のバリウム塩および亜鉛塩系安定剤
に過塩素酸金属塩および/または過塩素酸イオン型ハイ
ドロタルサイト類化合物を組合せることにより、本発明
の目的を完結させた。
従来、耐アミン特性に優れた粉末系組成物の開発過程に
おいて、亜鉛系安定剤がアミンとのキレート化作用によ
るアミンの脱塩酸反応の抑制或いは該キレート化物が塩
化ビニル樹脂とアミン系化合物との反応で生ずるコンプ
レックス化合物特有の呈色に対する補色関係の成立によ
る無害化色を呈する考え方がある。
おいて、亜鉛系安定剤がアミンとのキレート化作用によ
るアミンの脱塩酸反応の抑制或いは該キレート化物が塩
化ビニル樹脂とアミン系化合物との反応で生ずるコンプ
レックス化合物特有の呈色に対する補色関係の成立によ
る無害化色を呈する考え方がある。
また本発明者らはマグネシウム系化合物が、ウレタン貼
合時の耐熱性及びとくに耐光性試験において変色防止性
能があることを見出している。〔特願昭59−16594〕、
ところが、粉末成形によるカバーリング材がより薄肉成
形されることにより、耐アミン特性の要求が一段と要請
されるようになった。
合時の耐熱性及びとくに耐光性試験において変色防止性
能があることを見出している。〔特願昭59−16594〕、
ところが、粉末成形によるカバーリング材がより薄肉成
形されることにより、耐アミン特性の要求が一段と要請
されるようになった。
従来迄の粉末成形によるカバーリング材のシート厚みは
1mmであったものが0.8〜0.5mmのものでも同じ変色レベ
ルが要求されてきたのであり、従来のマグネシウム系化
合物のみでは不具合いを生じてきた。
1mmであったものが0.8〜0.5mmのものでも同じ変色レベ
ルが要求されてきたのであり、従来のマグネシウム系化
合物のみでは不具合いを生じてきた。
そこで本発明者らは新たな考え方即ちアミン系化合物、
とくに第三級アミン化合物に対する変色防止性能に関し
て、過塩素酸金属塩および/または過塩素酸イオン型ハ
イドロタルサイト類化合物を使用することにより本発明
の目的を完結させた。
とくに第三級アミン化合物に対する変色防止性能に関し
て、過塩素酸金属塩および/または過塩素酸イオン型ハ
イドロタルサイト類化合物を使用することにより本発明
の目的を完結させた。
本発明に使用される過塩素酸金属塩としては過塩素酸バ
リウム、過塩素酸マグネシウム、過塩素酸アルミニウ
ム、過塩素酸ナトリウムなどがあげられる。
リウム、過塩素酸マグネシウム、過塩素酸アルミニウ
ム、過塩素酸ナトリウムなどがあげられる。
本発明に使用される過塩素酸イオン型ハイドロタルサイ
ト類化合物とは、ハイドロタルサイト類化合物〔式
(I)で示される〕に過塩素酸の水溶液を (但し式中O≦x<0.5、mは正の数を示す。) 接触させることによって式(I)中の〔CO3〕が〔ClO4
▲〕2- 2▼に置換されたものである。
ト類化合物とは、ハイドロタルサイト類化合物〔式
(I)で示される〕に過塩素酸の水溶液を (但し式中O≦x<0.5、mは正の数を示す。) 接触させることによって式(I)中の〔CO3〕が〔ClO4
▲〕2- 2▼に置換されたものである。
Mg1-xAlx(OH)2・(ClO4)2・mH2O 〔II〕 (但し式中O<x≦0.5、mは正の数を示す) ハイドロタルサイト類化合物はハロゲン捕促能には優れ
ているが、この捕促能が大なるため、より激しい条件下
にあっては例えば塩化ビニル樹脂中の脱塩酸を促進させ
逆にポリエン生成に基づく着色を著しく促進させる。ま
た、ウレタン貼合時の耐アミン特性も不十分である。
ているが、この捕促能が大なるため、より激しい条件下
にあっては例えば塩化ビニル樹脂中の脱塩酸を促進させ
逆にポリエン生成に基づく着色を著しく促進させる。ま
た、ウレタン貼合時の耐アミン特性も不十分である。
本発明者らは過塩素酸塩および過塩素酸イオン型ハイド
ロタルサイト類化合物はとくにウレタン貼合時の耐アミ
ン特性が優れていることを見出した。この効果はどのよ
うな機構によるものか明確にされてはいないが塩化ビニ
ル樹脂中の脱塩酸作用に基づく、ポリエン生成による着
色の緩和作用以外に、過塩素酸イオンとアミン塩との錯
体形成作用に基づく、脱塩酸の緩和作用という二重緩和
作用による高価であると推察される。
ロタルサイト類化合物はとくにウレタン貼合時の耐アミ
ン特性が優れていることを見出した。この効果はどのよ
うな機構によるものか明確にされてはいないが塩化ビニ
ル樹脂中の脱塩酸作用に基づく、ポリエン生成による着
色の緩和作用以外に、過塩素酸イオンとアミン塩との錯
体形成作用に基づく、脱塩酸の緩和作用という二重緩和
作用による高価であると推察される。
本発明に使用される過塩素塩およびまたは過塩素酸イオ
ン型ハイドロタルサイト類化合物の添加量は塩化ビニル
系樹脂100重量部に対して、0.1−10重量部とくに好まし
くは0.5〜5重量部の範囲で用いられる。
ン型ハイドロタルサイト類化合物の添加量は塩化ビニル
系樹脂100重量部に対して、0.1−10重量部とくに好まし
くは0.5〜5重量部の範囲で用いられる。
過塩素酸塩およびまたは過塩素酸イオン型ハイドロタル
サイト類化合物の添加量が0.1重量部以下の場合は、対
アミン特性が乏しく、10重量部以上の場合は成形された
カバーリング材のシート強度が弱くなり、また経済的に
も高価となり不利益である。
サイト類化合物の添加量が0.1重量部以下の場合は、対
アミン特性が乏しく、10重量部以上の場合は成形された
カバーリング材のシート強度が弱くなり、また経済的に
も高価となり不利益である。
本発明は前記バリウム−亜鉛系安定剤と過塩素酸塩およ
びまたは過塩素酸イオン型ハイドロサルタイト類化合物
との組合せにおいて、粉末成形時の耐金型汚染性とウレ
タン貼合時の耐アミン特性との二つの重要な問題を同時
に解決できたが、これらのバリウム−亜鉛系安定剤と過
塩素酸塩およびまたは過塩素酸イオン型ハイドロタルサ
イト類化合物はそれぞれ単独の形で添加してもよいし、
望ましくは可塑剤に分散させた混合分散体を使用するこ
ともできる。
びまたは過塩素酸イオン型ハイドロサルタイト類化合物
との組合せにおいて、粉末成形時の耐金型汚染性とウレ
タン貼合時の耐アミン特性との二つの重要な問題を同時
に解決できたが、これらのバリウム−亜鉛系安定剤と過
塩素酸塩およびまたは過塩素酸イオン型ハイドロタルサ
イト類化合物はそれぞれ単独の形で添加してもよいし、
望ましくは可塑剤に分散させた混合分散体を使用するこ
ともできる。
また、これらの安定剤及び混合分散体にカルシウムオレ
エートや酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、ハイ
ドロタルサイト類化合物、酸化亜鉛、酸化バリウム、酸
化カルシウム、燐酸バリウム、等の安定剤を添加するこ
ともできる。更に、フェノール系及びチオエーテル系酸
化防止剤、ヒンダードアミン系及びホスファイト類化合
物、ジケト化合物やサルチル酸エステル系、ベンゾフェ
ノン系或いはベンゾトリアゾール系の如き紫外線吸収剤
及びエポキシ化大豆油、ビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンとの合成でつくられるエポキシ化合物などを使
用することもできる。
エートや酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、ハイ
ドロタルサイト類化合物、酸化亜鉛、酸化バリウム、酸
化カルシウム、燐酸バリウム、等の安定剤を添加するこ
ともできる。更に、フェノール系及びチオエーテル系酸
化防止剤、ヒンダードアミン系及びホスファイト類化合
物、ジケト化合物やサルチル酸エステル系、ベンゾフェ
ノン系或いはベンゾトリアゾール系の如き紫外線吸収剤
及びエポキシ化大豆油、ビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンとの合成でつくられるエポキシ化合物などを使
用することもできる。
本発明に使われる塩化ビニル系樹脂とは、懸濁重合法、
塊状重合法及び乳化重合法でつくられる塩化ビニル重合
体又は塩化ビニルと共重合し得るエチレン、プロピレ
ン、ビニールアセテートなどの重合体或いはエチレント
ビニルアセテート共重合体と塩化ビニルとのグラフト共
重合体およびこれらの二種以上の重合体の混合物も含ま
れるが、必ずしもこれに限定するものではない。
塊状重合法及び乳化重合法でつくられる塩化ビニル重合
体又は塩化ビニルと共重合し得るエチレン、プロピレ
ン、ビニールアセテートなどの重合体或いはエチレント
ビニルアセテート共重合体と塩化ビニルとのグラフト共
重合体およびこれらの二種以上の重合体の混合物も含ま
れるが、必ずしもこれに限定するものではない。
本発明に使用される可塑剤とは、ジイソデシルフタレー
ト、ジイソウンデシルフタレート、アルキル基の炭素数
が9〜11のジアルキルフタレートなどのフタール酸エス
テル類、トリオクチルトリメリテート、トリ2−エチル
ヘキシルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、
アルキル基の炭素数が7〜9或いは7〜11のトリアルキ
ルトリメリテートなどのトリメリット酸エステル類が使
用される。
ト、ジイソウンデシルフタレート、アルキル基の炭素数
が9〜11のジアルキルフタレートなどのフタール酸エス
テル類、トリオクチルトリメリテート、トリ2−エチル
ヘキシルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、
アルキル基の炭素数が7〜9或いは7〜11のトリアルキ
ルトリメリテートなどのトリメリット酸エステル類が使
用される。
また、エポキシ系可塑剤、ポリエステル系可塑剤などを
少量使うことも含まれるが必ずしもこれらに限定するも
のではない。
少量使うことも含まれるが必ずしもこれらに限定するも
のではない。
本発明の塩化ビニル樹脂組成物には可塑剤、安定剤、顔
料の他に必要に応じて充填剤、各種助剤を加えることが
できる。
料の他に必要に応じて充填剤、各種助剤を加えることが
できる。
本発明におけるウレタン注入発泡に当って、使用される
ポリオール、触媒、発泡剤、ポリイソシアネートなどは
通常のポリウレタンフォ−ムの製造に使用される公知の
ものを使用することができる。
ポリオール、触媒、発泡剤、ポリイソシアネートなどは
通常のポリウレタンフォ−ムの製造に使用される公知の
ものを使用することができる。
<発明の効果> 本発明の組成物は粉末成形時において連続300ショット
以上の連続成形が可能であり、かつ得られた成形品の表
皮の艶の発生を極めて低いレベルに押えられる点におい
て従来になくすぐれたものである。
以上の連続成形が可能であり、かつ得られた成形品の表
皮の艶の発生を極めて低いレベルに押えられる点におい
て従来になくすぐれたものである。
また、ポリウレタン発泡体との積層成形体として用いた
場合の耐アミン特性も極めて良好であり、前述の高度に
すぐれた耐金型汚染性と合わせて、自動車内装材、工業
部材などに巾広い用途を提供するものである。
場合の耐アミン特性も極めて良好であり、前述の高度に
すぐれた耐金型汚染性と合わせて、自動車内装材、工業
部材などに巾広い用途を提供するものである。
実施例1〜18、比較例1〜5 次に実施例を記すが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
ではない。
(1)粉末成形用組成物の調製 内容積20のスーパーミキサーに通常の懸濁重合法でつ
くられる平均重合度700のストレート塩化ビニル樹脂
〔住友化学工業(株)スミリット SX−7GL〕2Kgを仕込
み一定回転速度で撹拌し、樹脂温度が80℃になったとこ
ろで可塑剤及び可塑剤と共にあらかじめ調製された安定
剤、顔料及びエポキシ化大豆油を添加してドライブレン
ドした。ドライブレンド温度が122℃に達した時、加熱
用スチームを停止し、ドライブレンド完了後水冷に切替
えて50℃以下の温度に冷却された後、微粒の塩化ビニル
樹脂〔住友化学工業(株)スミリット PXQL〕200gを均
一に分散させ、粉体流動性のよい粉末組成物を得た。
くられる平均重合度700のストレート塩化ビニル樹脂
〔住友化学工業(株)スミリット SX−7GL〕2Kgを仕込
み一定回転速度で撹拌し、樹脂温度が80℃になったとこ
ろで可塑剤及び可塑剤と共にあらかじめ調製された安定
剤、顔料及びエポキシ化大豆油を添加してドライブレン
ドした。ドライブレンド温度が122℃に達した時、加熱
用スチームを停止し、ドライブレンド完了後水冷に切替
えて50℃以下の温度に冷却された後、微粒の塩化ビニル
樹脂〔住友化学工業(株)スミリット PXQL〕200gを均
一に分散させ、粉体流動性のよい粉末組成物を得た。
本発明の粉末系組成物の製造に当って、ストレート塩化
ビニル樹脂と微粒の塩化ビニル樹脂との合計量を100重
量部として、表−1に示すような配合比で各添加物を配
合した。安定剤の添加量は実施例1〜18については表−
2に、比較例1〜5については表−3に記した。
ビニル樹脂と微粒の塩化ビニル樹脂との合計量を100重
量部として、表−1に示すような配合比で各添加物を配
合した。安定剤の添加量は実施例1〜18については表−
2に、比較例1〜5については表−3に記した。
(2)金型汚染性の評価 金型汚染性の評価については、成形後の金型の黄変度合
と成形シートの表面艶(60゜反射率)で判定した。粉末
系組成物100gを電熱式ホットプレート台上で加熱された
大きさ100mm×100mm、厚さ3mmのニッケル製シボ板が220
℃になった時、金型をとり出して粉体をふりかけ、10秒
間溶着させた後未溶着粉体をはらい落し、次いで再びホ
ットプレート台上に置き、80秒間加熱して溶融を完結さ
せた。
と成形シートの表面艶(60゜反射率)で判定した。粉末
系組成物100gを電熱式ホットプレート台上で加熱された
大きさ100mm×100mm、厚さ3mmのニッケル製シボ板が220
℃になった時、金型をとり出して粉体をふりかけ、10秒
間溶着させた後未溶着粉体をはらい落し、次いで再びホ
ットプレート台上に置き、80秒間加熱して溶融を完結さ
せた。
水冷後、成形シートを剥離し金型の汚れを観察し、この
操作を300回繰り返した。成形されたシートの表面艶(6
0゜反射率)を目視判定及びグロス計で測定した。
操作を300回繰り返した。成形されたシートの表面艶(6
0゜反射率)を目視判定及びグロス計で測定した。
(3)耐アミン特性の評価 耐アミン特性の試験は次の通り実施した。
大きさ300mm×300mm、厚さ10mmのアルミニウム製支持枠
に粉末成形によりつくられた成形シート(大きさ300mm
×300m、厚さ0.8mm)のシボ面が下になるように置き、
あらかじめ調製されたグリセリンのプロピレンオキシド
およびエチレンオキシド付加物を主体としたポリオール
に水、トリエタノールアミン、トリエチレンジアミンを
含むポリオール混合物100重量部に対してNCO含有率80.5
%であるポリメリックMDI50重量部の割合で合計153gを
高速の撹拌機で10秒間ミキシングした後、該アルミニウ
ム支持枠に注入し、型締めして該成形シートの裏面にウ
レタンフオームを定着させた。
に粉末成形によりつくられた成形シート(大きさ300mm
×300m、厚さ0.8mm)のシボ面が下になるように置き、
あらかじめ調製されたグリセリンのプロピレンオキシド
およびエチレンオキシド付加物を主体としたポリオール
に水、トリエタノールアミン、トリエチレンジアミンを
含むポリオール混合物100重量部に対してNCO含有率80.5
%であるポリメリックMDI50重量部の割合で合計153gを
高速の撹拌機で10秒間ミキシングした後、該アルミニウ
ム支持枠に注入し、型締めして該成形シートの裏面にウ
レタンフオームを定着させた。
このウレタン貼合シートサンプルを大きさ70mm×150mm
の寸法に裁断して、110℃雰囲気のギャーオーブン式加
熱及びブラックパネル温度が88℃のサンシャインウェ
ザーオーメーターにそれぞれ100時間毎に取出せるよう
4ケの試料片にて400時間迄の変色性試験を実施した。
の寸法に裁断して、110℃雰囲気のギャーオーブン式加
熱及びブラックパネル温度が88℃のサンシャインウェ
ザーオーメーターにそれぞれ100時間毎に取出せるよう
4ケの試料片にて400時間迄の変色性試験を実施した。
(4)評価結果 実施例1〜18の結果を表−4及び表−6に、比較例1〜
5の結果を表−5及び表−7に記した。
5の結果を表−5及び表−7に記した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志田 裕 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−161451(JP,A) 特開 昭61−91238(JP,A) 特開 昭62−270645(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】塩化ビニル樹脂100重量部に対して、融点
が250℃以上を示すカルボン酸のバリウム塩および亜鉛
塩系安定剤をバリウムと亜鉛の金属重量比で1対5ない
し5対1にて0.1〜10重量部、および過塩素酸金属塩お
よび/または過塩素酸イオン型ハイドロタルサイト類化
合物0.1〜10重量部配合することを特徴とする耐金型汚
染性と耐アミン特性に優れた粉末成形用塩化ビニル樹脂
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32772687A JPH0678457B2 (ja) | 1986-12-29 | 1987-12-23 | 粉末成形用塩化ビニル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31126986 | 1986-12-29 | ||
| JP61-311269 | 1986-12-29 | ||
| JP32772687A JPH0678457B2 (ja) | 1986-12-29 | 1987-12-23 | 粉末成形用塩化ビニル樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6465157A JPS6465157A (en) | 1989-03-10 |
| JPH0678457B2 true JPH0678457B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=26566655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32772687A Expired - Fee Related JPH0678457B2 (ja) | 1986-12-29 | 1987-12-23 | 粉末成形用塩化ビニル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678457B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH075809B2 (ja) * | 1990-01-17 | 1995-01-25 | 日本ゼオン株式会社 | 粉体成形用塩化ビニル系樹脂組成物 |
| CN105392837B (zh) * | 2013-09-18 | 2017-06-13 | 日本瑞翁株式会社 | 粉体成形用氯乙烯树脂组合物、氯乙烯树脂成形体和层合体 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP32772687A patent/JPH0678457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6465157A (en) | 1989-03-10 |
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