JPH0678626U - 保持器付きころ - Google Patents

保持器付きころ

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JPH0678626U
JPH0678626U JP2116893U JP2116893U JPH0678626U JP H0678626 U JPH0678626 U JP H0678626U JP 2116893 U JP2116893 U JP 2116893U JP 2116893 U JP2116893 U JP 2116893U JP H0678626 U JPH0678626 U JP H0678626U
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JP
Japan
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roller
cage
rollers
present
ceramic
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Pending
Application number
JP2116893U
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English (en)
Inventor
孝 谷津
謙吾 飛田野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Thompson Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thompson Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/321,611 priority patent/US5482385A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転による発熱を抑止すると共に軽量化
を達成した保持器付きころを提供すること。 【構成】 ころ2をセラミックス製とすることにより上
記の効果を得ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、保持器付きころに関し、特に高速回転に適した保持器付きころに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オートバイ等に装備されるエンジンのコネクティングロッド用とし
て、 断面高さが小さく大きな負荷容量を有する特徴が生かされて保持器付きころが多 く使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
最近、エンジンの回転を高速化しようとする傾向があるが、従来の保持器付き ころでは高速回転による発熱が著しく、また重量も大きく、エンジンの開発を行 う上で解決されるべき問題となっている。
【0004】 そこで、本考案は上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、高速回転によ る発熱の抑止及び軽量化を達成した保持器付きころを提供することを目的として いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、略円筒状にして複数のポケットが軸方向に平行に形成された保持器 と、前記ポケット各々に挿入されたころとからなる保持器付きころにおいて、前 記ころをセラミックス製としたものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例としての保持器付きころについて、添付図面を参照しつ つ説明する。
【0007】 図1乃至図4に示すように、本考案に係る保持器付きころは、略円筒状にして 複数のポケット1aが軸方向に平行にかつ円周方向において等間隔にて形成され た保持器1と、該各ポケット1aに挿入された針状ころ2とからなる。なお、ポ ケット1aの寸法は、後述の各保持用突出部間の寸法を除いてころ2の寸法より 僅かに大きく形成されている。
【0008】 保持器1は、2つの(保持器の)円環部1bと、該両円環部1bを互いに結合 しかつ該各円環部1bと共に上記ポケット1aを画定する(保持器の)柱1cと を、一体に成形してなる。図3及び図4から明らかなように、この柱1cは、両 円環部1bに各々連なる厚肉部1dと、該厚肉部1d間に介在する薄肉部1eと を有しており、これら厚肉部1d及び薄肉部1eによって、略U字状の凹部1f が保持器1の内周側に画定されている。なお、厚肉部1d及び薄肉部1eについ ては図1にも示している。該凹部1fは、保持器1の軽量化を図るためのいわゆ る肉抜きとして設けられたものであり、ころ2のピッチ円径(P.C.D)より も外側まで達している。
【0009】 上記(保持器の)柱1cの両端部近傍、すなわち各厚肉部1dには、その内面 側両側に内側保持用突出部1gが形成されており、外面側の該内側保持用突出部 1gに対応する部位に一対の外側保持用突出部1hが形成されている。これら内 側保持用突出部1g及び外側保持用突出部1hはポケット1a内に臨むように突 出しており、円周方向において隣り合う(保持器の)柱1cの保持用突出部同士 の間隔がころ2の直径よりも僅かに小さいように設定されている。これによりこ ろ2が保持され、ポケット1aからの脱落が規制されている。
【0010】 上記内側保持用突出部1g及び外側保持用突出部1hは、柱1cの内外面に円 周方向に伸長するように2条ずつのカシメ溝1i及び1jを設けることにより形 成されたものである。このように、各保持用突出部がカシメ加工のみにて形成さ れるため、量産性に富み、安価に製作することができる。また、これらカシメ溝 1i及び1jはいわゆるオイルグルーブ(油溜り)として作用するので、効率の よい潤滑が行われる。
【0011】 各図から明らかなように、各柱1cの両側部、詳しくは薄肉部1eの両側部に は、該柱1cによって画定されているポケット1aの一部を拡幅するように所定 長の凹部1kが形成されている。これらの凹部1kは上記カシメ溝1i、1jと 共にオイルグルーブとして作用する、但し、この凹部1kを設けたことにより幅 寸法が小となった薄肉部1eの剛性を確保するため、該薄肉部1eの厚さt1 ( 図3)を若干厚く設定している。
【0012】 上述のように、多数のオイルグルーブが設けられていることから、潤滑が十分 に行われて焼け付きが防止され、高速回転用として好適である。
【0013】 なお、図3から明らかなように、上記薄肉部1eと共に柱1cを構成する厚肉 部1dについては、その厚さt2 が円環部1bの厚さと同じに大きく設定されて おり、これにより形状が単純化され切削加工が容易となって安価に製作できると 共に、柱1cの梁としての剛性が向上してカシメ加工がしやすくなっている。従 って、上記内側保持用突出部1g及び外側保持用突出部1hを高精度に成形でき てその突出量が安定し、確実にころ2を保持することができる。
【0014】 図4は当該保持器付きころを軸5と外輪6に嵌合させた使用状態を示すもので あるが、この使用状態においては、ころ2が上記厚肉部1dの両側に形成された ころ案内面と接触し、ほぼP.C.D.上で案内され、内側及び外側保持用突出 部1g、1hに接触しないような寸法設定がなされている。更に、保持器1の内 周面と軸5とが接触する前に外輪6の転走面と保持器1の外周面とが接触するよ うな寸法設定がなされている。
【0015】 上述した保持器付きころにおいては、保持器1について、例えば浸炭用鋼(S CM415、STKM13など)等を素材として製作される。
【0016】 一方、当該保持器付きころが具備する各ころ2についてはその材質としてセラ ミックスが採用されており、該セラミックスは例えば窒化珪素(Si3 N4 )で ある。
【0017】 本考案に係る保持器付きころはこのようにセラミックス製のころを具備してい ることから、その回転に伴う温度上昇が低く抑えられることが下記の実験によっ て確認された。
【0018】 この実験は、上記した構成の本考案に係る保持器付きころと、各部寸法が該保 持器付きころと同寸法にして軸受鋼製のころを備えた従来の保持器付きころとを 同じ条件下にて変動荷重軸受試験機にかけ、時間の経過に伴う両者の温度上昇を 測定したものである。これら供試体としての各保持器付きころは、共にエンジン のコネクティングロッド用、特に大端部用軸受として製作されたもので、図3に 示した各主要寸法は下記のように設定されている。また、ころ数が14のものが 使用されている。 Fw:内接円径=22mm Ew:外接円径=29mm Bc:保持器幅=17mm
【0019】 なお、実験の条件は次のように設定された。 回転数:5000rpm 荷重:±1000kgf 潤滑:1リットル/分(強制給油) 温度測定部位:保持器付きころに外嵌させた外輪(軸受用鋼:SUJ2 製:外形40mm)の外周面。
【0020】 図5に上述の実験の結果を示す。図5において、実線aが本考案に係る保持器 付きころに関する測定値を示し、二点鎖線bは従来の保持器付きころに関する測 定値を示す。図示のように、セラミックス製のころを備えた本考案に係る保持器 付きころについては測定された最高温度が68℃であり、従来の保持器付きころ の測定値である85℃に比してかなり低く抑えられていることがわかる。
【0021】 この結果から明らかなように、本考案に係る保持器付きころはエンジンのコネ クティングロッド用など、高速回転用として好適である。
【0022】 また、セラミックス製のころ2は、例えばその直径及び長さが各々3.5mm 、13.8mmのものであるならば重量は0.42gfであり、同寸法の軸受鋼 製のころの重量1.01gfに比して58%もの軽量化が達成されている。従っ て、当該保持器付きころが装備される回転部分の軽量化が図られ、このことから もエンジンの高速回転化に寄与することとなる。
【0023】 次に、本考案の第2実施例としての保持器付きころを図6を用いて説明する。 なお、当該保持器付きころは以下に説明する部分以外は図1乃至図4に示した第 1実施例としての保持器付きころと同様に構成されているので、全体としての説 明は省略して要部のみの説明に留める。また、以下の説明において、該第1実施 例の保持器付きころの構成部材と同一の構成部材については同じ参照符号を用い ている。
【0024】 図示のように、この保持器付きころにおいては保持器1が有する各(保持器の )柱1cの外周側であって外側保持用突出部1hの内側に軸方向に伸びる凹部1 mが形成されている。この凹部1mは柱1cの全幅にわたって形成されておりそ の深さeは約0.1〜0.2mmに設定されている。この凹部1mについてもオ イルグルーブとして作用し、潤滑性が増し、高速回転がなされた場合でも焼け付 き等が生じ難くなっている。また、該凹部1mを設けたことにより、コネクティ ングロッドの内径側との接触面積が減少すると共に、保持器付きころの更なる軽 量化が達成されている。
【0025】 なお、上記の各実施例においてはころ2の素材としてのセラミックスとして窒 化珪素を採用しているが、保持器付きころの用途やその負荷すべき荷重の大小等 に応じて他のセラミックスを適宜用いてよいことは勿論である。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による保持器付きころにおいては、ころをセラミ ックス製としたことにより、回転に伴い上昇する温度が低く抑えられ、高速回転 エンジンのコネクティングロッド、特に大端部に装備される軸受として好適であ る。 また、セラミックス製のころは軸受鋼製などの他のころに比して軽量であるこ とから保持器付きころ全体としての軽量化が達成され、この点からも高速回転部 分の使用に適するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の実施例としての保持器付きこ
ろの斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した保持器付きころの一部の
平面図である。
【図3】図3は、図1に示した保持器付きころの一部
を、軸方向を含む面に沿って切断した状態の縦断図面で
ある。
【図4】図4は、図1に示した保持器付きころの一部
を、軸方向に対して垂直な面に沿って切断した状態の縦
断面図である。
【図5】図5は、図1乃至図4に示した保持器付きころ
と従来の保持器付きころとを変動荷重軸受試験機にかけ
て得られたデータを示す図である。
【図6】図6は、本考案の第2実施例としての保持器付
きころの一部を、軸方向を含む面に沿って切断した状態
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 保持器 1a ポケット 1b (保持器の)円環部 1c (保持器の)柱 1f、1k、1m 凹部 1g 内側保持用突出部 1h 外側保持用突出部 1i、1j カシメ溝 2 (針状)ころ 5 軸 6 外輪

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状にして複数のポケットが軸方向
    に平行に形成された保持器と、前記ポケット各々に挿入
    されたころとからなる保持器付きころであって、前記こ
    ろがセラミックスからなることを特徴とする保持器付き
    ころ。
  2. 【請求項2】 前記セラミックスは窒化珪素(Si3 N
    4)であることを特徴とする請求項1記載の保持器付き
    ころ。
  3. 【請求項3】 コネクティングロッドの大端部に用いる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の保持器付
    きころ。
JP2116893U 1993-02-25 1993-04-01 保持器付きころ Pending JPH0678626U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2116893U JPH0678626U (ja) 1993-02-25 1993-04-01 保持器付きころ
US08/200,658 US5540506A (en) 1993-02-25 1994-02-23 Roller and cage assembly
US08/321,611 US5482385A (en) 1993-02-25 1994-10-12 Roller and cage assembly

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1266693 1993-02-25
JP5-12666 1993-02-25
JP2116893U JPH0678626U (ja) 1993-02-25 1993-04-01 保持器付きころ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0678626U true JPH0678626U (ja) 1994-11-04

Family

ID=26348304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2116893U Pending JPH0678626U (ja) 1993-02-25 1993-04-01 保持器付きころ

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JP (1) JPH0678626U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190376A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Ntn Corp ころ軸受用保持器
WO2018173890A1 (ja) * 2017-03-21 2018-09-27 Ntn株式会社 転がり軸受

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510826B2 (ja) * 1984-09-17 1993-02-10 Daido Steel Co Ltd

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WO2018173890A1 (ja) * 2017-03-21 2018-09-27 Ntn株式会社 転がり軸受

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