JPH067872Y2 - 自動工具交換装置の誤操作防止機構 - Google Patents

自動工具交換装置の誤操作防止機構

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JPH067872Y2
JPH067872Y2 JP1986125026U JP12502686U JPH067872Y2 JP H067872 Y2 JPH067872 Y2 JP H067872Y2 JP 1986125026 U JP1986125026 U JP 1986125026U JP 12502686 U JP12502686 U JP 12502686U JP H067872 Y2 JPH067872 Y2 JP H067872Y2
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spindle
automatic tool
tool changer
tool
arm
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JPS6332736U (ja
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佑 三浦
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日立精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、マシニングセンタ等の主軸に工具を確実に装
着し得る自動工具交換装置に関する。
「従来の技術」 従来の自動工具交換装置としては、例えば、第5図およ
び第6図に示すようなものがある。
すなわち、マシニングセンタ1の主軸2近傍に自動工具
交換装置本体3を回動して振込み、自動工具交換装置本
体3を主軸2の軸線と直角方向に移動して主軸2に接近
させ、工具嵌着用シリンダ4によりアーム5を主軸2の
軸線と平行に移動し、アーム5に嵌合した工具Tを主軸
2に装着可能にしたものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記従来の自動工具交換装置において
は、アーム5に嵌合した工具Tであるオイルホールツー
ル(供給口6に内嵌され、供給されるクーラントが流し
込まれる流入管T2が一体的に工具Tに設けられている
もの)の嵌着部T1あるいは流入管T2に切粉等が付着
して、第6図における実線で示すように、工具嵌着用シ
リンダ4が工具Tを押込んでも完全に主軸2あるいは供
給口6に嵌着しない場合があり、そのような場合でも、
工具嵌着用シリンダ4は自動工具交換装置本体3を第6
図において時計方向へ回動して、想像線にて示した状態
にする。すると、自動工具交換装置本体3と工具嵌着用
シリンダ4との相対的な位置を検知し処理する制御部
(図示省略)は工具Tの嵌着部T1等が完全に嵌着した
ものと誤って判断する事態が生じ(アーム後退端のリミ
ットスイッチが後退完了を出してしまう)、次動作命令
を発信する。それにより、自動工具交換装置本体3が第
6図においてA方向へ移動し、その結果、十分に嵌着し
ていない工具Tが主軸2から落下して、工具T等が損傷
する虞れがあり、これを防止するために、作業者は工具
Tが完全に嵌着していることを確認し、不完全である場
合には、次動作に移行する前に自動工具交換装置本体3
を停止しなければならず、作業能率の低下をきたすばか
りでなく自動機械であるために事故に結びつくという問
題点があった。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、工具Tが完全に嵌着しているかどうかを自動的
に確認するようにしたものであり、作業者の負担を軽減
し、作業能率を低下させないようにした自動工具交換装
置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 マシニングセンタ等の主軸近傍に工具の嵌着可能な自動
工具交換装置本体を回動して振込み、 前記自動工具交換装置本体を前記主軸軸線と直角方向に
移動して前記主軸に接近させ、 位置決めされた前記自動工具交換装置本体上を案内して
アームを前記主軸軸線と平行に移動し、該アームの先端
に把持した工具を前記主軸に装着可能にした自動工具交
換装置において、 前記自動工具交換装置本体が主軸軸線と直角方向に移動
し、主軸側に位置決めされたとき係合するものであっ
て、前記自動工具交換装置または主軸側に設けられ、主
軸軸線方向に前記自動工具交換装置本体が進退移動する
のを防止するための係止突起と、 この係止突起に係合するものであって、この係合突起に
対向して主軸側または自動工具交換装置に設けられた被
係止部と、 前記自動工具交換装置本体上を、前記アームが主軸軸線
と平行に主軸側へ移動したときの移動端位置を検出する
検出手段とからなり、 前記被係合部と前記係止突起とが係止した状態で、前記
検出手段の作動位置が検出されないとき、前記アームが
主軸からの離間動作を行えないようにした自動工具交換
装置の誤操作防止機構に存する。
「作用」 しかして、自動工具交換装置本体を主軸軸線と直角方向
に移動して主軸に接近すると、係止突起が被係止部に近
接し、自動工具交換装置本体を主軸軸線方向へ移動しよ
うとすると、係止突起が被係止部に掛止して、自動工具
交換装置本体が主軸軸線方向へは移動することができ
ず、主軸軸線方向へは移動し得ない自動工具交換装置本
体に対するアームの位置が検知されることにより、アー
ムに嵌合した工具と主軸との正確な装着状態を判断する
ことができるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図〜第4図は本考案の実施例を示している。
第1図および第2図に示すように、マシニングセンタ1
0の要所に自動工具交換装置(以下、「ATC」とい
う。)20および工具マガジン30が配設されている。
ATC20は、駆動シリンダ40がATC本体50を揺
動可能に駆動して成る。
駆動シリンダ40はマシニングセンタの主軸13と工具
マガジン30との間に配設されており、一端のロッド4
1が工具マガジン30の裏壁面31に締着され、他端の
駆動ロッド42が延ばされて、先端部43がATC本体
50に連結され、枢着ピン44により回動可能に枢支さ
れている。
第1図および第3図からわかるように、ATC本体50
は揺動体60に被案内体70が案内可能に設けられてい
る。
揺動体60は基部61がマシニングセンタ10の所定位
置に枢支ピン12により回動可能に枢着され、揺動体6
0の端部62には上下に平行な二本のガイドロッド6
3,63が固設されている。
被案内体70の下部位置には、各ガイドロッド63に外
嵌可能に貫通孔71,71が穿設されている。
被案内体70の中間位置には、回動機構75を介して工
具嵌着用シリンダ72が設けられ、工具嵌着用シリンダ
72は、シリンダロッド73が第3図においてB方向へ
移動不能かつ回動可能に回動機構75に取付けられ、シ
リンダ本体74はシリンダロッド73に対してB方向へ
移動可能に設けられている。
被案内体70のシリンダ本体74の基端74aにはツイ
ンアーム76が設けられ、ツインアーム76はシリンダ
本体74とともにB方向へ移動可能かつ、回動機構75
がシリンダロッド73を回動することにより、180度
半転し得るようにシリンダ本体74に取付けられてい
る。
回動機構75とツインアーム76との間には、従動プレ
ート77が設けられ、従動プレート77はツインアーム
76とともにB方向へ移動可能かつ、回動機構75がシ
リンダロッド73を回動することによっては回動し得な
いようにツインアーム76に取付けられている。
従動プレート77の上端部には、従動プレート77に一
端を固設された被検知ロッド78がB方向へ移動可能に
設けられている。被検知ロッド78の上方位置には、被
検知ロッド78を臨み検知用の二つの光電管79,79
が設けられ、光電管79は被検知ロッド78を検知する
ことにより、被検知ロッド78とともにB方向へ移動す
るツインアーム76の嵌着位置と待機位置を検知し、制
御部(図示省略)に送信するものである。
第1図および第4図に示すように、マシニングセンタ1
0の主軸13には係止突起である突出ピン14が締着さ
れ、被案内体70の前面には被係止部である嵌合孔70
aが穿設され、嵌合孔70aは被案内体70がガイドロ
ッド63に案内されマシニングセンタ10の主軸13に
接近した時に突出ピン14に外嵌可能に形成されてい
る。
突出ピン14および嵌合孔70aによりATC20の誤
操作防止機構を構成している。
次に作用を説明する。
第1図は、工具受取位置、工具受渡待機位置、工具装着
位置(それぞれ想像線にて示したもの)および振込まれ
る途中の位置(実線にて示したもの)にあるATC本体
50を示している。
ATC本体50が工具受取位置にあるときにおいて、A
TC本体50の被案内体70のツインアーム76の一端
は工具マガジン30から受取った次工程の工具T3を外
嵌し、被案内体70のツインアーム76の他端は前工程
工具(図示省略)を受取るために、工具を外嵌していな
い。このとき、ツインアーム76はシリンダ本体74の
流体圧切換弁により、後退位置(被案内体70の本体か
ら離間した位置)になっている。
次に、駆動シリンダ40の圧力で駆動ロッド42を押出
し、ATC本体50の揺動体60の要所を駆動すること
により、ATC本体50は枢支ピン12を中心にして第
1図において反時計方向へ回動する。この間に、ツイン
アーム76は前進位置(被案内体70本体との距離は工
具嵌着状態の距離に接近した位置)になっている。
次に、揺動体60に対して被案内体70をマシニングセ
ンタ10の主軸13に接近するように移動する。それに
より、被案内体70の嵌合孔70aが主軸13の突出ピ
ン14に外嵌し、被案内体70の位置決めストッパ(図
示省略)がマシニングセンタ10側に当接し、被案内体
70は移動を停止する。このとき、被案内体70のツイ
ンアーム76の他端は主軸13に嵌着している前工程の
工具を把持する。
振動体60に対する被案内体70の位置を移動せずに、
(被案内体70の嵌合孔70aが主軸13の突出ピン1
4を外嵌した状態で)被案内体70のツインアーム76
を後退させ、主軸13に嵌合していた前工程の工具を主
軸より外す。
次に、回動機構75により、シリンダロッド73を介し
てツインアーム76を180度半転し、ツインアーム7
6の一端に外嵌した次工程の工具T3が主軸13の嵌合
孔を臨むようにする。工具嵌着用シリンダ72の流体圧
を切換えてツインアーム76を前進していくと、次工程
の工具T3の嵌合部T4が主軸13の嵌合孔に挿入され
る。また、被検知ロッド78が第3図においてB1方向
へ移動する。
次工程の工具T3の嵌合部T4が所定の形状であって、
嵌合部T4に切粉等が付着してなければ、主軸13の嵌
合孔に次工程の工具T3の嵌合部T4が完全に内嵌す
る。それにより、光電管79が嵌被検知ロッド78を介
して、ツインアーム76が嵌着位置にあることを検知
し、制御部に送信し、制御部の命令により、被案内体7
0はガイドロッド63に沿ってマシニングセンタ10の
主軸13から離間するように移動し、被案内体70の嵌
合孔70aも主軸13の突出ピン14から外れる。
次工程の工具T3の嵌合部T4が所定の形状でなくある
いは嵌合部T4に切粉等が付着していて、主軸13の嵌
合孔に次工程の工具T3の嵌合部T4が完全に内嵌しな
い場合、ツインアーム76を前進させようとする力であ
る工具嵌着用シリンダ72のシリンダ本体74の圧力は
回動機構75を介して被案内体70を第3図においてB
2方向へ引き込む力となる。
第4図からわかるように、主軸13の突出ピン14が被
案内体70の嵌合孔70aに内嵌しているので、被案内
体70はB2方向へは移動し得ない。被案内体70の光
電管79が被検知ロッド78に対して移動し得ず、光電
管79は被検知ロッド78を介して、不完全な嵌着位置
にあるツインアーム76を検知している状態にあるの
で、制御部にツインアーム76が装着位置にあるとの信
号を送ることがない。制御部は次工程命令を出せず、被
案内体70が主軸13から離間することなく、被案内体
70はその状態を維持しタイムアップ後、機械を停止す
る。
この制御部の異常表示により、ATC20を自動操作か
ら手操作に切替え、作業者が被案内体70のツインアー
ム76を後退させて、ツインアーム76の一端に嵌合し
た次工程の工具T3を点検する。
主軸13の嵌合孔に次工程の工具T3の嵌合部T4が完
全に内嵌し、制御部の命令により、被案内体70は主軸
13から離間して、所定位置に移動する。次に、被案内
体70は、ツインアーム76の他端に前工程の工具を外
嵌した状態で、駆動シリンダ40により、第1図におい
て時計方向へ回動して工具受取位置に振込まれる。前工
程の工具を工具マガジン30に受渡し、次の工程の工具
(図示省略)を工具マガジン30から受取り、加工中は
工具受取位置に停止している。
前記実施例においては、ATC本体50を主軸13近傍
に振込んだものを示したが、主軸13の軸線と平行に移
動して振込まれるものにも、本実施例の誤操作防止機構
が適用されることはいうまでもない。
また、前記実施例においては、主軸13の突出ピン14
を被案内体70の前面に形成した嵌合孔70aに内嵌し
て、被案内体70を主軸13の軸線方向へ移動し得ない
ようにしたものを示したが、これに限らず、主軸13側
に被案内体70側が掛止され、その掛止する力が工具嵌
着用シリンダ72のシリンダ本体74の嵌着するための
圧力に耐え得るものであればよい。
「考案の効果」 本考案に係る自動工具交換装置の誤操作防止機構によれ
ば、工具が完全に主軸に嵌着しているかどうかを確認す
る必要をなくし、作業者の負担を軽減し、作業能率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示しており、第1
図は自動工具交換装置およびその近傍を示した平面図、
第2図は自動工具交換装置を装着したマシニングセンタ
の正面図、第3図は自動工具交換装置本体の必要な箇所
を破断して示した要部断面図、第4図は突出ピンが嵌合
孔に嵌合した状態を示した説明図、第5図および第6図
は、従来の自動工具交換装置を示し、第5図は工具を主
軸に嵌着する前の状態を示した説明図、第6図は工具を
主軸に嵌着している状態を示した説明図である。 10……マシニングセンタ、13……主軸 14……突出ピン、20……自動工具交換装置 50……自動工具交換装置本体、70a……嵌合孔 76……ツインアーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マシニングセンタ等の主軸近傍に工具の嵌
    着可能な自動工具交換装置本体を回動して振込み、 前記自動工具交換装置本体を前記主軸軸線と直角方向に
    移動して前記主軸に接近させ、 位置決めされた前記自動工具交換装置本体上を案内して
    アームを前記主軸軸線と平行に移動し、該アームの先端
    に把持した工具を前記主軸に装着可能にした自動工具交
    換装置において、 前記自動工具交換装置本体が主軸軸線と直角方向に移動
    し、主軸側に位置決めされたとき係合するものであっ
    て、前記自動工具交換装置または主軸側に設けられ、主
    軸軸線方向に前記自動工具交換装置本体が進退移動する
    のを防止するための係止突起と、 この係止突起に係合するものであって、この係止突起に
    対向して主軸側または自動工具交換装置に設けられた被
    係止部と、 前記自動工具交換装置本体上を、前記アームが主軸軸線
    と平行に主軸側へ移動したときの移動端位置を検出する
    検出手段とからなり、 前記被係止部と前記係止突起とが係止した状態で、前記
    検出手段の作動位置が検出されないとき、前記アームが
    主軸からの離間動作を行えないようにしたことを特徴と
    する自動工具交換装置の誤操作防止機構
JP1986125026U 1986-08-14 1986-08-14 自動工具交換装置の誤操作防止機構 Expired - Lifetime JPH067872Y2 (ja)

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JP1986125026U JPH067872Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14 自動工具交換装置の誤操作防止機構

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JPS6332736U JPS6332736U (ja) 1988-03-02
JPH067872Y2 true JPH067872Y2 (ja) 1994-03-02

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ID=31017566

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141447A (ja) * 1983-12-27 1985-07-26 Osaka Kiko Co Ltd 工作機械の自動工具交換装置
JPS60238248A (ja) * 1984-05-11 1985-11-27 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械の自動工具交換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6332736U (ja) 1988-03-02

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