JPH0679207A - 吹き出し手段を備える塗料噴霧室及びその動作方法 - Google Patents

吹き出し手段を備える塗料噴霧室及びその動作方法

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JPH0679207A
JPH0679207A JP3115919A JP11591991A JPH0679207A JP H0679207 A JPH0679207 A JP H0679207A JP 3115919 A JP3115919 A JP 3115919A JP 11591991 A JP11591991 A JP 11591991A JP H0679207 A JPH0679207 A JP H0679207A
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JP
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chamber
blowing means
air
coating
paint
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JP3115919A
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Steve E Telchuk
イー.テルチャック スチーブ
Leslie H Brown
エイチ.ブラウン レスリー
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Binks Sames Corp
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    • B05B16/90—Spray booths comprising conveying means for moving objects or other work to be sprayed in and out of the booth, e.g. through the booth
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】減少された空気流の吹き出し手段を備える塗料
噴霧室を提供する。 【構成】塗料噴霧室10の床面積の1平方フイート当た
り75立方フイート/分もしくはそれ以下の空気の空気
量が必要であり、被塗装物20への塗装中に発生する余
分な塗料を含有する空気を続いて洗浄するとともに、天
井部40を有した塗装室12を設けた塗料噴霧室10に
おいて、塗料噴霧室に内蔵される少なくとも1台の自動
塗装装置24、26、28と、塗装室12の内外に空気
を流すとともに、塗装室の上方に配設されてかつ塗装室
と連通して空気を吹き出す吹き出し手段14であつて、
空気量を維持するために塗装室の断面積の25%以下の
断面積を有してなる吹き出し手段30、32とを具備し
てなり、吹き出し手段と塗装室への供給空気量は塗料噴
霧室10の床面積の1平方フイート当たり75立方フイ
ート/分以下であるにもかかわらず、吹き出し手段3
0、32からの塗装室12への空気流入速度は300フ
イート/分以上を維持して、塗装工程中に発生する塗料
の過剰噴霧を制御できるようにする構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗料噴霧室に係り、より
具体的には自動化された塗料噴霧室に対して空気を供給
して、塗装動作中において形成される過剰噴霧を制御す
る自動化塗料噴霧室の装置及びその動作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、急激な下降気流を使用して塗
装を行う塗料噴霧室には室内の天井部の上方において塗
料噴霧室の全幅を占める空気吹き出し手段が設けられて
いる。この構成において、空気は空気吹き出し手段の全
面から塗料噴霧室の全体に噴出され、下降気流が塗装さ
れる物品の回りを通過する一方、塗料の乾燥溶媒と過剰
噴霧されたペンキ塗料を吸収し、塗料噴霧室の底部に到
達した後に、通常は水洗により過剰噴霧された塗料分他
を除去する処理工程に運ばれる。この従来の空気吹き出
し手段は特に問題無く動作するものの、環境規制が厳し
くなるにつれて、より厳格な規制が課されている。例え
ば、従来は塗料噴霧室の床面積の1平方フイート当たり
平均でおよそ100立方フイート/分の空気量が必要で
あるとされているが、今日の自動化塗装室においては床
面積の1平方フイート当たりわずかに60乃至75立方
フイート/分か、これよりより少ない空気量が好ましく
なつている。同様に、洗浄用の水量も塗料噴霧室長1フ
イート当たり従来の70ガロン/分から、50乃至35
ガロン/分になる要請がある。当然ながら、必要な水量
は処理する空気量に関係していることから、空気量が減
少されれば水量も減少される。以上のように空気量を減
少する要請は、塗装作業者が塗料噴霧室内におらず、自
動化塗装装置やロボツトなどにより自動的に塗装を行う
塗料噴霧室に限り当てはまるものである。
【0003】しかしながら、水洗により過剰噴霧物(ペ
ンキ)が空気中から除去されるようにするためには、事
前に過剰噴霧物が空気吹き出し手段からの下降空気によ
り捕獲されなければならない。特に、被塗装物が自動車
用部品のようにベルトコンベアにより搬送される大量生
産される場合には、塗装機で生じた過剰噴霧物または被
塗装物の一部分を塗装中に生じた過剰噴霧物により、す
でに塗装済の部位やまだ塗装が終了していない部位や、
隣り合う部品を汚染しないことが重要である。このよう
に過剰噴霧物による汚染防止を図ることは、従来のよう
に大量な空気流を使用できる場合には容易に実現可能で
あるものの、減少された空気量ではより困難となる。さ
らにまた、米国特許番号4、241、646号、4、3
54、451号、4、575、005号の提案のよう
に、塗料噴霧室の断面積を変化させて、全体部分のため
の大きな断面積部において実質上の塗装を行い、小さな
断面積部において塗装を行わないようにすることも知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自動塗装装
置などにより自動的に塗装を行う塗料噴霧室に設けられ
る空気吹き出し手段または相当手段を具備してなる塗料
噴霧室において、吹き出し手段からの空気が塗装される
部分のみに作用し、かつ過剰噴霧が過剰噴霧を制御する
ために発生され、塗料噴霧室のその他の部分にはまった
くもしくはほとんど空気流が発生しないようにするもの
である。本発明の構成は、従来のよう塗料噴霧室の全
幅、全長に渡り設けられる空気吹き出し手段と構成を異
にしている。この結果、従来のように塗装室の断面積に
比較して40%以上の断面積を有する空気吹き出し手段
ではなく、塗装室の断面積に比較して例えば25%以下
の断面積を有する空気吹き出し手段であつて、かなり小
さな断面積の空気吹き出し手段を備えている。ここで、
本発明において自動化塗装用の場合であつて、被塗装物
の両側部と天井部の両方またはいづれか一方を自動塗装
するためには、(従来の単列塗料噴霧室の全幅の吹き出
し手段に比べて)より小さな断面積または幅寸法の吹き
出し手段の1対分を塗料噴霧室の長手方向に沿うように
設けることが好ましい。このように設けられる各吹き出
し手段は塗料噴霧室の中心線から側面方向にズレて配設
されて、被塗装物の上方に位置されるとともに過剰噴霧
が生成される位置になるようにされる。
【0005】さらに、吹き出し手段の所定部位には空気
流量を制御する手段が設けられており、重ね会わされた
り、開口されたり、塗料噴霧室の長手方向に摺動される
板部材の形態をとるようにしている。このように、空気
流量を制御する板部材を夫々分離した状態で吹き出し手
段において調整できるようにして、本発明においては、
複数の板部材の開口部を一致させるなどして例えば所定
部位において空気流を遮断したり所望の部位において最
大空気流量を得るように特別設定したり空気流の自由な
制御ができるようになる。さらに、空気流の効果を最大
にするために従来からのヒシャク状部材またはルーバ部
材をなどを使用することで過剰噴霧を制御する空気流を
得ることができる。
【0006】さらにまた、空気流の減少を図るためには
被塗装物を収容するに足る必要最小源の塗料噴霧室にす
る必要があるが、この被塗装物を搬送する搬送装置が使
用される場合には自動塗装装置を含むは必要最小源の塗
料噴霧室にする必要がある。このような装置類は塗料噴
霧室の側面の橋脚の間に設けることができ、この橋脚は
自動塗装装置を設けるに足る十分な全長を有し、塗料噴
霧室の全長よりは短いものである。
【0007】本発明を動作させることで、(従来の空気
流量に比較して)減少された空気流量によつてもまだ十
分に過剰噴霧を制御できる、つまり上述の空気吹き出し
手段からの空気流を過剰噴霧を制御する必要の無い部分
には吹き出さないようにする一方、空気流を過剰噴霧を
制御する必要の有る部分に(従来の空気流量に近い流速
であつて300フィート/分以上の)空気流を作用する
ようにできる。このようにして、空気流量の総流量を実
質的に減少させる一方で、空気の清浄のための付随の水
量も減少され、実質的に減少された空気流量(十分な流
速を有する)によつてでも必要部分に効果的に作用させ
ることで十分に過剰噴霧を制御できる。さらにまた、自
動化塗装装置を備える塗料噴霧室の空気吹き出し手段は
より少ない空気を使用することから、全空気還流方式ま
たは亜空気還流方式(15%以下の還流空気を用いる)
としての使用が可能となる結果、大気排気を減少し、か
つ空気清浄装置で行われる空気処理、空気冷却、空気加
湿、空気減湿、除塵などの維持費を削減できる。
【0008】したがって、本発明の吹出手段を備える塗
料噴霧室及びその動作方法は上述の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、減少された
空気流の吹き出し手段を備える塗料噴霧室を提供する点
にある。
【0009】また、本発明の付随的な目的は自動化塗装
用の塗料噴霧室であつて、空気処理用の水量を削減する
ことにある。
【0010】さらにまた、本発明の目的は空気流の吹き
出し手段を備える自動化塗装用の塗料噴霧室であつて、
実質上すべての空気を還流できるようにすることにあ
る。そして、本発明の目的は減少された空気の吹き出し
手段を備える自動化塗装用の塗料噴霧室であつて、削減
された空気流量でも機能できる塗料噴霧室を提供するこ
とにある。
【0011】また、、本発明の目的は2列の空気の吹き
出し手段を備える自動化塗装用の塗料噴霧室であつて、
吹き出し手段の吹き出し部の幅寸法が噴霧室の天井の幅
寸法の約60%以下であるようにする塗料噴霧室を提供
することにある。
【0012】さらにまた、本発明の目的は自動化塗装用
の塗料噴霧室に対して空気流を与える方法であつて、空
気流を削減できしかも過剰噴霧を制御できる方法を提供
することにある。本発明の以上の目的とその他の目的は
後述の記述と図面より自明となろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するために、
本発明の吹出手段を備える塗料噴霧室は、塗料噴霧室の
床面積の1平方フイート当たり75立方フイート/分も
しくはそれ以下の空気の空気量が必要であり、被塗装物
への塗装中に発生する余分な塗料を含有する前記空気を
続いて洗浄するとともに、天井部を有した塗装室を設け
た塗料噴霧室において、該塗料噴霧室に内蔵される少な
くとも1台の自動塗装装置と、前記塗装室の内外に空気
を流すとともに、前記塗装室の上方に配設されてかつ前
記塗装室と連通して前記空気を吹き出す吹き出し手段で
あつて、前記空気量を維持するために前記塗装室の断面
積の25%以下の断面積を有してなる前記吹き出し手段
とを具備してなる吹き出し手段を具備する塗料噴霧室で
あつて、前記吹き出し手段と前記塗装室への供給空気量
は塗料噴霧室の床面積の1平方フイート当たり75立方
フイート/分以下であるにもかかわらず、前記吹き出し
手段からの前記塗装室への空気流入速度は300フイー
ト/分以上を維持して、塗装工程中に発生する塗料の過
剰噴霧を制御できるように働く。
【0014】また、好ましくは、複数の被塗装物への過
剰噴霧を制御する自動化塗装のために、塗料噴霧室の床
面積の1平方フイート当たり75立方フイート/分もし
くはそれ以下の空気の空気量を必要とし、空気吹き出し
手段を有してなり、塗装に内蔵される自動塗装装置を具
備する吹き出し手段を備える塗料噴霧室の動作方法であ
つて、前記吹き出し手段からの前記塗装室への空気流入
速度は300フイート/分以上を維持して、塗装工程に
おいて所定部位に発生する過剰噴霧を制御する工程と、
前記吹き出し手段からの前記所定部位以外の部位に対す
る空気流を制限する工程とを具備して、過剰噴霧の無い
塗装を削減空気量により実行するように働く。
【0015】
【実施例】図1は自動化塗装用の塗料噴霧室10の第1
実施例に係る図であり、本発明の吹き出し手段が図示さ
れている。一般的に、塗料噴霧室10は塗装室12を具
備しており、塗装がここで行われる。この塗装室12は
吹き出し手段14により吹き出し形状が決定される空気
流の下方に位置しており、また塗装室の下方には水によ
り洗われる副床部16と、塗料の過剰噴霧分を空気中か
ら除去する除去部18が設けられている。
【0016】図示のように、塗装される例えば自動車用
部品20はコンベア22により塗装室12に搬送され
る。自動噴霧塗装装置24、26、28は塗装室の両側
と天井部に位置しており、部品20が移動されるに伴い
塗装を行う。両側の自動噴霧塗装装置24、26は図示
のように塗装室に開口するとともに分離した橋脚25、
27に収められている。ここで、図中においては自動噴
霧塗装装置24、26、28のみが図示されているが、
例えばロボツトなどの自動塗装装置の如何様なものを使
用することもできる。しかしながら、ロボツト類は少な
い空気流下での使用を意図しているので、人間が塗装室
に入り、塗装作業を行う場合には、十分な空気流量を確
保するか、または保護する必要がある。
【0017】特に、本実施例においては、噴霧(スプレ
ー)塗装が塗料噴霧室10内の塗装室12の両側におい
て行われることから、吹き出し手段14は2台または複
吹き出し部30、32の形態を有している。各複吹き出
し部30、32は(不図示の)空調設備に接続されてお
り、塗装室12の天井部位においてズレた状態で(例え
ば、塗料噴霧室の中心線と吹き出し手段の中心線の間が
4乃至6フイートある)側面に偏るように設けられてい
る。この吹き出し手段14は側壁34A、34Bと36
A、36Bを具備し、かつ天井板38A、38Bにより
閉塞されている。この吹き出し手段14は塗装室12の
天井部40に連結されるように下方に延び、かつ天井部
40の内部を空気が通過できるようにしている。この塗
料噴霧室10の天井部40は上述の橋脚25、27によ
り形成される囲い部分にまでは延出しないように短く設
定される。図示のように角張つた下方側壁部42A、4
2Bと44A、44Bは上記の塗装室12の天井部40
を形成するパネルに接続されており、上述の吹き出し手
段14からの空気流を塗装室12内に導入するようにし
ている。
【0018】従来の塗料噴霧室のように室内天井部の上
方において塗料噴霧室の全幅を占める空気吹き出し手段
を設けるのではなく、本発明の吹き出し手段14(各複
吹き出し部30、32)は、塗料噴霧室の天井幅寸法の
約60%以下しかなく、また断面積も従来の約60%以
下しかない。これと同様に、吹き出し手段の断面積は塗
装室の断面積の約25%以下しかなく、従来のように大
きな断面積を有していない。このように、吹き出し手段
14の断面積と幅寸法とを削減することにより、塗装室
12への空気流速を維持するのに役立つことになる。高
い空気流速を維持することは、過剰噴霧が高速空気流下
では容易には発生しないことから塗料の過剰噴霧を制御
するのに役立つ。
【0019】以上の吹き出し手段からの空気流を制御す
るために、開口した板部材46、48であつて重ねあわ
され設けられる一対の板部材が使用されるが、その使用
方法は従来と同様である。しかしながら、塗料噴霧室の
長手方向に沿う空気流の制御を行うために、上述の一対
の板部材は塗料噴霧室の長手方向に沿うように複数組分
が設けられる。互いに協働する板部材46、48はわず
かに1フイート位の幅寸法(塗料噴霧室の中心線の長さ
に沿うように測つて)しかない。各板部材46、48は
夫々に開口部を有しており、互いの開口部と一致するよ
うにして、吹き出し手段からの空気流量を最大にした
り、互いの開口部をズラすようにして吹き出し手段から
の空気を遮るようにする。当然ながら、空気流量を最大
にするように設定する状態と、完全に破断する状態の間
で任意に調整可能である。このように板部材を個別に調
整できるので、吹き出し手段からの空気流は塗装過程に
おいて発生する過剰噴霧を正確に制御するように設定で
きるようになる。
【0020】次に、図1、2に図示のように、吹き出し
部30、32の下方には空気フイルタ47A、47Bが
設けられており、開口部を有する一対の板部材からの空
気流を通過するようにしている。各空気フイルタ47A
または47Bは可動枠体49A、49B内に収容されて
おり、可動枠体はフイルタ交換を容易にするために下方
に回動されるように保持されている。また、図示のよう
に室内照明用の照明装置51が壁の両側の天井部との境
に設けられている。
【0021】また、従来構成と同様に、吹き出し手段の
重量と塗料噴霧室の天井の重量は縦横に設けられる種々
の構造梁部材53他により支持される。この梁部材53
が上述の吹き出し手段を貫通する部位においては十分な
気密性を確保する密閉部が設けられる。
【0022】例えば被塗装物の上部の塗装のために上部
に設けられる塗装装置28の近傍において、空気流をさ
らに制御するために、周知のルーバー52を設けて空気
流を適宜制御するようにもできる。これらのルーバーは
個別に調整可能であり、また上述のように過剰噴霧を制
御して所望の空気パターンを得るように設定できる。以
上説明の塗料噴霧室によれば、削減した空気流により運
転可能となるので、これに付随する副床部16上の水量
と、除去部18における水量も削減されることになる。
また、塗料噴霧室10は、全空気還流または殆どの還流
空気(85%以上の還流空気を用いる)が洗浄、かつ処
理され、吹き出し手段に還流されるようにする場合に有
利となる。この還流動作はかなりの経費削減をもたら
し、特に、寒冷気候において最初に空気が暖められた
り、熱帯気候において空気の冷却を必要とする場合には
ことさらに効果的である。
【0023】図1、図3に示される塗料噴霧室10の副
床部16は、米国特許番号4、328、012号と4、
521、227号において記述されてる床部に似てお
り、中心穴部54が設けられており、塗装室12内の空
気が洗浄、除去部18に中心穴部54を介して吸引(不
図示の排気フアンなどにより)される。さらにまた、副
床部16は米国特許番号4、726、287号において
記述されてる副床部との比較において、横溝部56が設
けられており、一方の副床部58から他方の副床部60
に水が流れるように構成する点が似ている。この構成に
より、水は供給パイプ62から副床部58のみ供給され
る。ここで、米国特許番号4、328、012号と4、
521、227号ならびに4、726、287号におい
て記載または描かれている部分を参考のために記述し
た。
【0024】塗料を吸収した空気は、中心穴部54にお
ける部分的な洗浄の後に、除去部18に中心穴部54を
介して排気フアンなどにより吸引(不図示)されるが、
本実施例では空気は米国特許番号4、239、521号
や4、399、742号において記述されている空気ノ
ズル水発生ノズル洗浄装置(air nozzle−w
ater nozzle washer)64を通過す
る。この種の洗浄装置は他には特に、米国出願特許であ
つて本願出願と同日出願の発明名称「スプレー塗装室の
洗浄装置」、発明者及び出願人名がスチーブ イー テ
ルチエツク、レスリー エイチ ブラウン、フランク
エル ドビアスとして出願されている。この出願になる
除去手段18は参考のためにここに記述されている。図
1に示されるように、副床部に対する空気流は吹き出し
手段からの空気を補足するに十分な量である。また、垂
直パネル64は必要に応じて細長い開口部の高さから回
動可能に設けられるソラセ板66の下方位置の間で設け
ることにより隣合う塗料噴霧室の一部からの空気流を隔
離できる。このようにして、個別のソラセ板66を垂直
壁部68に対して近ずけたり遠くなるように設定して、
特定の塗料噴霧室の空気流量の制御をしても良い。ここ
で、完全な状態の塗料噴霧室はまだ完成されておらず、
また動作試験も行っていないが、隣り合う垂直パネル6
4の水平方向の間隔は約5フイートであり、またソラセ
板66の幅寸法は5フイート前後にすれば良いと推測さ
れるが、これらの実際的な寸法は過剰噴霧を制御するた
めに必要となるように設定されるのでその実際的な寸法
は上記の寸法よりも長いかまたは短かく設定される。
【0025】以上説明した構成の塗料噴霧室の動作に当
たつては、吹き出し手段30、32は以下のように調整
される、即ち、塗装装置からの過剰噴霧が必要な所望区
間を設ける一方、別の所望区間では吹き出し手段30、
32の両方またはいづれかを適宜配置調整して空気流を
十分に供給し、細長い開口部54を介して空気流を処理
する。また、他の区間では、人間が塗装作業に関与して
おらず、かつ過剰噴霧状態は十分に制御されていること
から空気流を完全に遮断するか僅かになるように設定さ
れる。このようにして、本発明の塗料噴霧室10によれ
ば、従来は塗料噴霧室の床面積の1平方フイート当たり
平均でおよそ100立方フイート/分の空気量が必要で
あるとされているが、自動化塗装室において床面積の1
平方フイート当たりわずかに60乃至75立方フイート
/分か、より少ない空気量で良くなる。この結果、塗料
噴霧室10の塗装室12から排出される空気流を洗浄す
るための水量も30%以上削減されて、1フイート当た
り70gpmから50から35gpmになる。
【0026】以上のように、本発明によれば、より少な
い空気流量と少ない水量で運転できるので付随設備の小
型化ができるのでこれに要する費用削減ができ、かつ省
エネ運転ができることから、より少ない空気流量と少な
い水量に伴う総合的な大気汚染を削減できる。また、よ
り少ない空気流量と少ない水量を従来技術においても必
要十分以上に容易に処理可能となり、吹き出し手段から
十分な空気流量を得ることができる。
【0027】次に、図4は塗料噴霧室110の断面図で
あり、上述の図1に示した第1実施例の塗料噴霧室10
と同様の部分には同一符号を付して説明を割愛して相違
部分のみ述べる。副床部16の上方部分の構成は、塗料
噴霧室10と略同一であるが、副床部16の上方部分の
構成は図示のように除去手段118に空気流が到達する
過程で右側のラビリンス部を通過するように構成されれ
ている。この構成は本願と同日出願の装置構成図の図2
に相当するものである。
【0028】さらに、図5は塗料噴霧室210の断面図
であり、上述の図1に示した第1実施例の塗料噴霧室1
0と同様の部分には同一符号を付して説明を割愛して相
違部分のみ述べる。ここで、図5においては、上述のコ
ンベアと被塗装物は簡略化のために削除されている。上
述の副床部16の上方部分の構成は第1、第2実施例の
構成と略同一であるが、副床部16の下方において設け
られていた除去部218は図示のように塗料噴霧室21
0の側面に設けられている。さらに、塗料噴霧室210
には、床置き式のコンベアに代えて、天井吊り式の搬送
装置が設けられており、被塗装物の搬送を行いつつ塗装
をするように構成されている。このために、高架軌道式
滑車の軌道222が複式の吹き出し手段の間に設けられ
るとともに高架梁であつて塗料噴霧室210の横方向を
支える水平梁53に固定されている。
【0029】以上のように、本発明の概念によれば、除
去部を下方に設ける形式、側方に設ける形式など種々の
構成が可能であり、また副床部も種々の形態ができ、空
気の清浄も上述の米国特許の空気ノズル水発生ノズル洗
浄装置など種々のものが使用できる。例えば、本出願の
対応出願であつて名称が「塗装スプレー室用の清浄装
置」に記載されている装置もしくは、上述の清浄装置と
の合体により構成することができる。
【0030】一方、上述では好適な実施例として吹き出
し手段を2列設ける場合を述べたが、もしも被塗装物の
片側のみの塗装が行われる場合には、片側のみに吹き出
し手段を設ければ良い。以上説明の好適な実施例の他
に、種々の構成が可能であることは勿論であり、種々の
変形例がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、減
少された空気流の吹き出し手段を備える塗料噴霧室を提
供できる。また、本発明によれば、付随的に空気の処理
用の水量を削減できる。さらにまた、本発明によれば、
実質上すべての空気を還流できる。また、自動化塗装用
の塗料噴霧室であつて、削減された空気流量でも機能で
きる塗料噴霧室を提供できる。そして、本発明によれ
ば、空気流を削減できしかも過剰噴霧を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の吹き出し手段を備える塗料噴霧室
の断面図である。
【図2】図1の2−2矢視断面図である。
【図3】図1の3−3矢視断面図である。
【図4】第2実施例の吹き出し手段を備える塗料噴霧室
の断面図である。
【図5】第3実施例の吹き出し手段を備える塗料噴霧室
の断面図である。
【符号の説明】
10 塗料噴霧室 12 塗装室 14 吹き出し手段 16 副床部 18 除去部 20 被塗装物 22 コンベア 24、26、28 自動噴霧塗装装置 30 吹き出し部 32 吹き出し部 50 スクイ部 52 ルーバー部 40 天井部 53 構造梁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レスリー エイチ.ブラウン アメリカ合衆国 イリノイ州 60187,キ ャロル ストリーム,エル パソ 289

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料噴霧室の床面積の1平方フイート当
    たり75立方フイート/分もしくはそれ以下の空気の空
    気量が必要であり、被塗装物への塗装中に発生する余分
    な塗料を含有する前記空気を続いて洗浄するとともに、
    天井部を有した塗装室を設けた塗料噴霧室において、 該塗料噴霧室に内蔵される少なくとも1台の自動塗装装
    置と、前記塗装室の内外に空気を流すとともに、前記塗
    装室の上方に配設されてかつ前記塗装室と連通して前記
    空気を吹き出す吹き出し手段であつて、前記空気量を維
    持するために前記塗装室の断面積の25%以下の断面積
    を有してなる前記吹き出し手段とを具備してなる吹き出
    し手段を具備する塗料噴霧室であつて、 前記吹き出し手段と前記塗装室への供給空気量は塗料噴
    霧室の床面積の1平方フイート当たり75立方フイート
    /分以下であるにもかかわらず、前記吹き出し手段から
    の前記塗装室への空気流入速度は300フイート/分以
    上を維持して、塗装工程中に発生する塗料の過剰噴霧を
    制御できるようにしたことを特徴とする吹き出し手段を
    備える塗料噴霧室。
  2. 【請求項2】 前記吹き出し手段は1対からなり、前記
    塗料噴霧室の中心線から相互に離間してなる吹き出し部
    を具備することを特徴とする請求項1の吹き出し手段を
    備える塗料噴霧室。
  3. 【請求項3】 前記吹き出し手段の全幅は、前記塗料噴
    霧室の全幅の60%以下であることを特徴とする請求項
    2の吹き出し手段を備える塗料噴霧室。
  4. 【請求項4】 前記吹き出し手段の全幅は、前記塗料噴
    霧室の天井部の全幅の60%以下であることを特徴とす
    る請求項3の吹き出し手段を備える塗料噴霧室。
  5. 【請求項5】 前記吹き出し手段の下方に、空気流の偏
    向をするための1台または1台以上の調整可能なルーバ
    ー部を設けてなり、前記吹き出し手段による前記過剰噴
    霧の制御を行うことを特徴とする請求項1の吹き出し手
    段を備える塗料噴霧室。
  6. 【請求項6】 前記吹き出し手段の下方に、空気流の偏
    向をするための1台または1台以上の調整可能なスクイ
    部を設けてなり、前記吹き出し手段からの空気流が前記
    自動塗装装置の回りに向かうようにして前記過剰噴霧の
    制御を行うことを特徴とする請求項1の吹き出し手段を
    備える塗料噴霧室。
  7. 【請求項7】 前記吹き出し手段からの空気流を制御す
    る空気制御手段をさらに具備してなり、該空気制御手段
    は前記過剰噴霧の発生部位においては空気量を最大にす
    る一方、前記過剰噴霧の発生しない部位においては空気
    量を最小に変化させることを特徴とする請求項1の吹き
    出し手段を備える塗料噴霧室。
  8. 【請求項8】 塗料噴霧室の床面積の1平方フイート当
    たり75立方フイート/分もしくはそれ以下の空気の空
    気量が必要であり、被塗装物の塗装中に発生する塗料の
    過剰噴霧分を含有した前記空気を引き続いて洗浄すると
    ともに、天井部を有してなる塗装室を設けた塗料噴霧室
    において、 該塗料噴霧室に内蔵される少なくとも1台の自動塗装装
    置と、前記塗装室の内外に空気を流すとともに、前記塗
    装室の上方に配設されかつ前記塗装室と連通して前記空
    気を吹き出す1対の吹き出し手段であつて前記空気量を
    維持するために前記塗装室の天井幅寸法の60%以下の
    幅寸法を有してなる前記吹き出し手段とを具備してな
    り、 該吹き出し手段と前記塗装室への供給空気量は塗料噴霧
    室の床面積の1平方フイート当たり75立方フイート/
    分以下であるにもかかわらず、前記吹き出し手段からの
    前記塗装室への空気流入速度は300フイート/分以上
    を維持して、塗装工程に発生する塗料の過剰噴霧分を制
    御できるようにしたことを特徴とする吹き出し手段を備
    える塗料噴霧室。
  9. 【請求項9】 1台または1台以上の前記吹き出し手段
    の下方に釣り下げられて空気流の偏向をする調整可能な
    ルーバー部をさらに具備してなり、1台または1台以上
    の前記吹き出し手段による前記過剰噴霧の制御を行うこ
    とを特徴とする請求項8の吹き出し手段を備える塗料噴
    霧室。
  10. 【請求項10】 1台または1台以上の前記吹き出し手
    段の下方に、空気流の偏向をする調整可能なスクイ部を
    さらに設けてなり、前記吹き出し手段からの空気流が前
    記自動塗装装置の回りに向かうようにして前記過剰噴霧
    の制御を行うことを特徴とする請求項8の吹き出し手段
    を備える塗料噴霧室。
  11. 【請求項11】 1台または1台以上で並列される前記
    吹き出し手段の下方に釣り下げられるルーバー部をさら
    に具備してなり、前記過剰噴霧の制御を行うことを特徴
    とする請求項10の吹き出し手段を備える塗料噴霧室。
  12. 【請求項12】 前記塗装室の近傍に配設される橋脚部
    をさらに具備してなり、該橋脚部の全長は前記塗装室の
    全長よりも短くされるとともに、前記橋脚部は前記塗料
    噴霧室の天井部と前記吹き出し手段よりも延設され、前
    記塗装装置を収容してなり、前記吹き出し手段からの空
    気流が前記塗装装置の回りに排出されるようにして、削
    減された空気流を必要としつつも、前記塗装装置の前記
    過剰噴霧を実質的に無くするようにしたことを特徴とす
    る請求項10の吹き出し手段を備える塗料噴霧室。
  13. 【請求項13】 複数の被塗装物への過剰噴霧を制御す
    る自動化塗装のために、塗料噴霧室の床面積の1平方フ
    イート当たり75立方フイート/分もしくはそれ以下の
    空気の空気量を必要とし、空気吹き出し手段を有してな
    り、塗装に内蔵される自動塗装装置を具備する吹き出し
    手段を備える塗料噴霧室の動作方法であつて、 前記吹き出し手段からの前記塗装室への空気流入速度は
    300フイート/分以上を維持して、塗装工程において
    所定部位に発生する過剰噴霧を制御する工程と、前記吹
    き出し手段からの前記所定部位以外の部位に対する空気
    流を制限する工程とを具備することを特徴とする吹き出
    し手段を備える塗料噴霧室の動作方法。
  14. 【請求項14】 前記吹き出し手段からの空気流を、前
    記自動塗装装置の背面付近に向かうように偏向して、過
    剰噴霧を前記自動塗装装置から無くす工程をさらに具備
    することを特徴とする請求項13の吹き出し手段を備え
    る塗料噴霧室の動作方法。
  15. 【請求項15】 前記吹き出し手段からの空気流を偏向
    することにより、前記複数の被塗装物への過剰噴霧を無
    くする工程を、さらに具備することを特徴とする請求項
    13の吹き出し手段を備える塗料噴霧室の動作方法。
  16. 【請求項16】 前記吹き出し手段からの空気流を前記
    自動塗装装置の付近に向かうように偏向して、過剰噴霧
    を前記自動塗装装置から無くす工程をさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項13の吹き出し手段を備える塗料
    噴霧室の動作方法。
  17. 【請求項17】 前記空気流を遮断する工程の空気流制
    限工程を具備することを特徴とする請求項13の吹き出
    し手段を備える塗料噴霧室の動作方法。
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