JPH06792B2 - 水素シロキサンの製造方法 - Google Patents
水素シロキサンの製造方法Info
- Publication number
- JPH06792B2 JPH06792B2 JP1339792A JP33979289A JPH06792B2 JP H06792 B2 JPH06792 B2 JP H06792B2 JP 1339792 A JP1339792 A JP 1339792A JP 33979289 A JP33979289 A JP 33979289A JP H06792 B2 JPH06792 B2 JP H06792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- chlorosilane
- hydrogen siloxane
- hydrogen
- disiloxane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/0896—Compounds with a Si-H linkage
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特定の化学構造を有する水素シロキサンの製
造方法に関する。
造方法に関する。
(従来技術) 下記一般式、 あるいは、 で表される水素シロキサンの製造方法として、シロキサ
ンの酸を用いる平衡化反応による方法及びクロロシラン
の共加水分解による方法が、従来公知である。
ンの酸を用いる平衡化反応による方法及びクロロシラン
の共加水分解による方法が、従来公知である。
例えば酸による平衡化によるものとして、下記反応式、 で表されるシロキサン化合物の平衡化反応により、前記
一般式(II))のm=1の水素シロキサンを製造する方法
が知られており、また前記一般式(II))のm=2の水素
シロキサンを、下記反応式、 (式中、aは3または4、bは1以上の整数である) で表されるシロキサン化合物の平衡化反応により製造す
る方法が知られている。
一般式(II))のm=1の水素シロキサンを製造する方法
が知られており、また前記一般式(II))のm=2の水素
シロキサンを、下記反応式、 (式中、aは3または4、bは1以上の整数である) で表されるシロキサン化合物の平衡化反応により製造す
る方法が知られている。
またクロロシランの共加水分解による方法としては、R
4-nSiCln及びHSi(Me)2Clで表されるクロロシランの混合
物を、共加水分解する方法が下記の文献に記載されてい
る。
4-nSiCln及びHSi(Me)2Clで表されるクロロシランの混合
物を、共加水分解する方法が下記の文献に記載されてい
る。
(イ)米国特許第2877255号明細書。
(ロ)米国特許第2877256号明細書。
(ハ)R.Okawara,工業化学雑誌、601398(1957). (ニ)R.Okawara,M.Sakiyama,Bull.Chem.Japan,29236(195
6)。
6)。
(発明が解決しようとする問題点) 然しながら、前記反応式(a)の平衡化反応を利用した製
造方法では、原料のジシロキサンが残存し、収率がかな
り低く、また前記反応式(b)の平衡化反応を利用した製
造方法では、数bが2以上のポリシロキサンが副生し、
目的とするトリシロキサンの収率は、必ずしも満足しう
るものではない。
造方法では、原料のジシロキサンが残存し、収率がかな
り低く、また前記反応式(b)の平衡化反応を利用した製
造方法では、数bが2以上のポリシロキサンが副生し、
目的とするトリシロキサンの収率は、必ずしも満足しう
るものではない。
更に、前記文献に記載されたクロロシランの共加水分解
による製造方法は、有機基Rの種類によっては、R4-nSi
Clnが複数個縮合した水素シロキサンが副生するという
問題がある。
による製造方法は、有機基Rの種類によっては、R4-nSi
Clnが複数個縮合した水素シロキサンが副生するという
問題がある。
従って本発明の目的は、副生物の形成が有効に抑制さ
れ、極めて高い収率で前記一般式(I)あるいは(II))で
表される水素シロキサンを製造することが可能な方法を
提供することにある。
れ、極めて高い収率で前記一般式(I)あるいは(II))で
表される水素シロキサンを製造することが可能な方法を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の製造方法は、下記一般式、 R4-nSiCln (III) あるいは、 (前記式中、R,Me、及びmは、前述した意味を表
す、) で表されるクロルシランと、1,1,3,3-テトラメチル-1,3
-ジシロキサンとを、水と酸の存在下で30℃以下の温
度で反応させることにより、前記一般式(I)あるいは(I
I))で表される水素シロキサンを製造するものである。
す、) で表されるクロルシランと、1,1,3,3-テトラメチル-1,3
-ジシロキサンとを、水と酸の存在下で30℃以下の温
度で反応させることにより、前記一般式(I)あるいは(I
I))で表される水素シロキサンを製造するものである。
即ち、上記のような手段を採用することにより、クロル
シランの加水分解により生成するシラノールと、1,1,3,
3-テトラメチル-1,3-ジシロキサンとの反応が極めて速
やかに進行して目的とする水素シロキサンが得られ、こ
の結果として、シラノール間での縮合反応や生成した水
素シロキサンの平衡化反応が有効に回避され、該水素シ
ロキサンが極めて高い収率で得られるのである。
シランの加水分解により生成するシラノールと、1,1,3,
3-テトラメチル-1,3-ジシロキサンとの反応が極めて速
やかに進行して目的とする水素シロキサンが得られ、こ
の結果として、シラノール間での縮合反応や生成した水
素シロキサンの平衡化反応が有効に回避され、該水素シ
ロキサンが極めて高い収率で得られるのである。
原料化合物 本発明においては、上述した通り、出発原料化合物とし
てクロロシラン及び1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジシ
ロキサンを使用する。
てクロロシラン及び1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジシ
ロキサンを使用する。
このクロロシランは、前記一般式(III)あるいは(IV)、
即ち R4-nSiCln (III) あるいは、 で表されるものである。
即ち R4-nSiCln (III) あるいは、 で表されるものである。
上記一般式(III)、(IV)において、nは1乃至3の整数
であり、mは1または2の整数である。
であり、mは1または2の整数である。
更に基Rは、それぞれ、ハロゲン化炭化水素基、フッ素
置換エーテル基または炭素数2以上の炭化水素基の何れ
かを示し、これらは互いに同一でも異なっていてもよ
く、具体的には、次のものを例示することが出来る。
置換エーテル基または炭素数2以上の炭化水素基の何れ
かを示し、これらは互いに同一でも異なっていてもよ
く、具体的には、次のものを例示することが出来る。
炭素数2以上の炭化水素基として、エチル、プロピル、
ブチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、ウンデシル、ドデシル、トリデシルトラデシル、ペ
ンタデシル等の脂肪族炭化水素基;シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シク
ロドデシル等の脂環式炭化水素基;フェニル、ナフチ
ル、o-メチルフェニル、m-メチルフェニル、p-メチルフ
ェニル、2,5-ジメチルフェニル、2,3-ジメチルフェニ
ル、3,4−ジメチルフェニル、2,4-ジメチルフェニル、
ベンジル、1-フェニルエチル、2-フェニルエチル等の芳
香族系炭化水素基等。
ブチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、ウンデシル、ドデシル、トリデシルトラデシル、ペ
ンタデシル等の脂肪族炭化水素基;シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シク
ロドデシル等の脂環式炭化水素基;フェニル、ナフチ
ル、o-メチルフェニル、m-メチルフェニル、p-メチルフ
ェニル、2,5-ジメチルフェニル、2,3-ジメチルフェニ
ル、3,4−ジメチルフェニル、2,4-ジメチルフェニル、
ベンジル、1-フェニルエチル、2-フェニルエチル等の芳
香族系炭化水素基等。
ハロゲン化炭化水素基として、クロロメチル基、2-クロ
ロエチル基、3-クロロプロピル基及び一般式、 CaF2a+1CH2CH2- (式中、aは1,2,3,4,6,8の何れかの整数)で表される
基等。
ロエチル基、3-クロロプロピル基及び一般式、 CaF2a+1CH2CH2- (式中、aは1,2,3,4,6,8の何れかの整数)で表される
基等。
フッ素置換エーテル基として、一般式、 (式中、xは1乃至3の整数、yは0または1の整数、
R′は水素原子またはメチル基) で表されるフッ素置換ポリエーテル基等。
R′は水素原子またはメチル基) で表されるフッ素置換ポリエーテル基等。
本発明において、上述したクロロシランと1,1,3,3-テト
ラメチル-1,3-ジシロキサンとは、該クロロシラン中の
塩素原子に対して、該ジシロキサン中の単位HSi(Me)2O
1/2が、1〜5モル倍、好ましくは1.2〜1.5モル倍の割
合で使用されるのが好適である。
ラメチル-1,3-ジシロキサンとは、該クロロシラン中の
塩素原子に対して、該ジシロキサン中の単位HSi(Me)2O
1/2が、1〜5モル倍、好ましくは1.2〜1.5モル倍の割
合で使用されるのが好適である。
反 応 クロロシランと1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジシロキサ
ンとの反応は、水と酸の存在下で行われる。
ンとの反応は、水と酸の存在下で行われる。
この酸としては、種々の鉱酸の水溶液が用いられるが、
特に塩酸が好適である。用いる酸の量は、クロロシラン
の加水分解により生成したシラノールと1,1,3,3-テトラ
メチル-1,3-ジシロキサンとの縮合反応の触媒として有
効に作用する限りにおいて特に制限はないが、一般的に
は、クロロシラン中の塩素原子に対して1〜3倍モルの
水と、この水に対して1〜3重量倍の濃塩酸とからなる
量の酸水溶液を用いるのがよい。
特に塩酸が好適である。用いる酸の量は、クロロシラン
の加水分解により生成したシラノールと1,1,3,3-テトラ
メチル-1,3-ジシロキサンとの縮合反応の触媒として有
効に作用する限りにおいて特に制限はないが、一般的に
は、クロロシラン中の塩素原子に対して1〜3倍モルの
水と、この水に対して1〜3重量倍の濃塩酸とからなる
量の酸水溶液を用いるのがよい。
またこの反応は、30℃以下、好ましくは0乃至20℃
の温度で行うことが必要である。反応温度が20℃を越
えると、クロロシランの加水分解により生成したシラノ
ール同士が縮合してポリシロキサンを副生したり、ある
いは生成した水素シロキサンの平衡化反応を生じる等の
副反応が発生し、収率が低下する。
の温度で行うことが必要である。反応温度が20℃を越
えると、クロロシランの加水分解により生成したシラノ
ール同士が縮合してポリシロキサンを副生したり、ある
いは生成した水素シロキサンの平衡化反応を生じる等の
副反応が発生し、収率が低下する。
反応は、1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジシロキサンと酸
水溶液との混合物に、前述したクロルシランを滴下する
ことによりおこなわれる。滴下速度は、クロルシラン同
士の縮合反応が抑えられる程度に十分低いものであれば
特に制限されるものではなく、原料のクロルシランの置
換基Rの種類に応じて適宜調節すればよいが、生産性を
考慮すれば、通常3〜6時間の範囲とすることが好適で
ある。クロルシランを一度に前記混合液に加えたりする
と、クロロシランの加水分解により生成したシラノール
同士の縮合が多く発生し、目的とする水素シロキサンの
収率が低下する場合がある。
水溶液との混合物に、前述したクロルシランを滴下する
ことによりおこなわれる。滴下速度は、クロルシラン同
士の縮合反応が抑えられる程度に十分低いものであれば
特に制限されるものではなく、原料のクロルシランの置
換基Rの種類に応じて適宜調節すればよいが、生産性を
考慮すれば、通常3〜6時間の範囲とすることが好適で
ある。クロルシランを一度に前記混合液に加えたりする
と、クロロシランの加水分解により生成したシラノール
同士の縮合が多く発生し、目的とする水素シロキサンの
収率が低下する場合がある。
また本発明においては、上記反応の実施に際して、塩化
水素や水素シロキサン等に対して非反応性の非水溶性有
機溶媒を使用することも可能であるが、1,1,3,3-テトラ
メチル-1,3-ジシロキサン並びに生成する水素シロキサ
ンが溶剤としての役割を果たすため、特にこのような有
機溶媒を用いる必要はない。むしろ有機溶媒の使用は、
反応後の廃溶剤の処理、資源節約等の面で不利となる場
合がある。
水素や水素シロキサン等に対して非反応性の非水溶性有
機溶媒を使用することも可能であるが、1,1,3,3-テトラ
メチル-1,3-ジシロキサン並びに生成する水素シロキサ
ンが溶剤としての役割を果たすため、特にこのような有
機溶媒を用いる必要はない。むしろ有機溶媒の使用は、
反応後の廃溶剤の処理、資源節約等の面で不利となる場
合がある。
また従来の方法では、加水分解の速度を増大させるため
に、メタノール、エタノール等の水溶性有機溶剤を用い
る方法が採用されているが、本発明方法では、その反応
速度が十分に速く、この様な水溶性有機溶剤を使用する
必要はない。
に、メタノール、エタノール等の水溶性有機溶剤を用い
る方法が採用されているが、本発明方法では、その反応
速度が十分に速く、この様な水溶性有機溶剤を使用する
必要はない。
水素シロキサン 反応終了後は、常法の精製処理を行うことにより、前記
一般式(I)あるいは(II)、即ち、 (式中、R,n,mは、前述した意味を有する) で表される水素シロキサンが、高い収率で得られる。即
ち、一般式(III)のクロルシランを用いると、前記(I)式
の水素シランが得られ、一般式(IV)のクロルシランを用
いると、前記(II)式の水素シランが得られる。
一般式(I)あるいは(II)、即ち、 (式中、R,n,mは、前述した意味を有する) で表される水素シロキサンが、高い収率で得られる。即
ち、一般式(III)のクロルシランを用いると、前記(I)式
の水素シランが得られ、一般式(IV)のクロルシランを用
いると、前記(II)式の水素シランが得られる。
この水素シロキサンのうち、n=1のものは、ケイ素−
水素結合の反応性を活用して、樹脂の改質剤として有効
に使用され、また有機基Rとしてフッ素原子を含むもの
を有しているものは、フッ素の有する優れた界面特性、
耐熱性、耐薬品性等を相手の基質に付与することができ
る。さらに、n=2または3のものは、ケイ素−水素結
合の反応性を利用して、樹脂、ゴム等の架橋剤、加硫促
進剤等の用途に適用される。
水素結合の反応性を活用して、樹脂の改質剤として有効
に使用され、また有機基Rとしてフッ素原子を含むもの
を有しているものは、フッ素の有する優れた界面特性、
耐熱性、耐薬品性等を相手の基質に付与することができ
る。さらに、n=2または3のものは、ケイ素−水素結
合の反応性を利用して、樹脂、ゴム等の架橋剤、加硫促
進剤等の用途に適用される。
(実施例) 実施例1 1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジシロキサン 134g(1.0モル)、水30g及び濃塩酸80gを、4つ口フラス
コに仕込み、氷水で冷却し、5〜10℃に保った。撹拌
を十分行いながら、メチルエチルジクロロシラン114g
を4時間かけて滴下した。滴下中、窒素を系内に流し、
生成するHCIを系外に除くとともに、塩化水素の蒸発熱
を利用して、反応系を10℃以下に保った。
コに仕込み、氷水で冷却し、5〜10℃に保った。撹拌
を十分行いながら、メチルエチルジクロロシラン114g
を4時間かけて滴下した。滴下中、窒素を系内に流し、
生成するHCIを系外に除くとともに、塩化水素の蒸発熱
を利用して、反応系を10℃以下に保った。
滴下終了後、反応混合物が20℃以下の温度に保たれるよ
うに、200mlの水を加えた。この有機層について、水洗
2回、NaHCO3水(5%)での洗浄を2回、更に水洗5回
を繰り返した後、Na2SO4で乾燥を行ない、減圧蒸留を行
った。
うに、200mlの水を加えた。この有機層について、水洗
2回、NaHCO3水(5%)での洗浄を2回、更に水洗5回
を繰り返した後、Na2SO4で乾燥を行ない、減圧蒸留を行
った。
65〜66℃/50mmHgの留分として、1,1,3,5,5-ペンタメ
チル−5−エチル-1,3,5-トリシロキサン (式中、Meはメチル基、Etはエチル基を示す、以下同
じ。) が、71%の収率で得られた。また得られた水素シロキサ
ンの赤外吸収スペクトルを第1図に示した。
チル−5−エチル-1,3,5-トリシロキサン (式中、Meはメチル基、Etはエチル基を示す、以下同
じ。) が、71%の収率で得られた。また得られた水素シロキサ
ンの赤外吸収スペクトルを第1図に示した。
尚、ガスクロマトグラフィー(SE-30,10%3mカラム)の測定に
より、1,1,3,5,7,7-ヘキサメチル-3,5-ジエチル-1,3,5,
7-テトラシロキサン、 が7%副成していることが認められたが、それ以上の長
鎖シロキサンの副成は認められなかった。
より、1,1,3,5,7,7-ヘキサメチル-3,5-ジエチル-1,3,5,
7-テトラシロキサン、 が7%副成していることが認められたが、それ以上の長
鎖シロキサンの副成は認められなかった。
実施例2〜18 実施例1に従って、一般式(IV)で表される種々のクロル
シランと1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジシロキサンとを
反応させ、水素シロキサンを得た(実施例2〜12。また
一般式(III)で表される種々のクロルシランを使用し
て、同様に水素シロキサンを得た(実施例13〜18)。
シランと1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジシロキサンとを
反応させ、水素シロキサンを得た(実施例2〜12。また
一般式(III)で表される種々のクロルシランを使用し
て、同様に水素シロキサンを得た(実施例13〜18)。
得られた水素シロキサンの収率、構造等を第1表,第2
表に示すとともに、その赤外吸収スペクトルを第2図〜
第18図に示す。
表に示すとともに、その赤外吸収スペクトルを第2図〜
第18図に示す。
比較例1 ジメチルクロロシラン(0.8モル)を、1,1,3,3-テトラ
メチル-1,3-ジシロキサン(1.0モル)、水(30g)及び濃
塩酸(80g)の混合物中に滴下して、5〜10℃で加水分
解を行った。
メチル-1,3-ジシロキサン(1.0モル)、水(30g)及び濃
塩酸(80g)の混合物中に滴下して、5〜10℃で加水分
解を行った。
得られた水素シロキサンは、次の通りである。
この結果から明かな通り、ジメチルジクロロシランが縮
合したタイプ(n≧2)の生成物が、相当量副生するこ
とが確認された。
合したタイプ(n≧2)の生成物が、相当量副生するこ
とが確認された。
(発明の効果) 本発明の製造方法によれば、出発原料であるクロロシラ
ンが縮合したポリシロキサンの副生が殆どなく、高い収
率で、目的とする水素シロキサンが得られる。
ンが縮合したポリシロキサンの副生が殆どなく、高い収
率で、目的とする水素シロキサンが得られる。
また、現在工業的には、1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジ
シロキサンを原料としてジメチルクロロシランが製造さ
れているから、1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジシロキサ
ンを用いる本発明は、ジメチルクロロシランを使用する
従来法に比べて、工業的に極めて有利である。
シロキサンを原料としてジメチルクロロシランが製造さ
れているから、1,1,3,3-テトラメチル-1,3-ジシロキサ
ンを用いる本発明は、ジメチルクロロシランを使用する
従来法に比べて、工業的に極めて有利である。
第1図〜第18図は、実施例1〜18で得られた水素シロ
キサンの赤外線吸収スペクトルである。
キサンの赤外線吸収スペクトルである。
Claims (1)
- 【請求項1】下記一般式、 あるいは、 で表される水素シロキサンの製造方法であって、 下記一般式、 R4-nSiCln あるいは、 (前記式中、R,Me,及びmは、前述した意味を表
す、) で表されるクロルシランと、1,1,3,3-テトラメチル-1,3
-ジシロキサンとを、水と酸の存在下で30℃以下の温
度で反応させることを特徴とする方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1339792A JPH06792B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 水素シロキサンの製造方法 |
| EP90314268A EP0435654B1 (en) | 1989-12-27 | 1990-12-24 | Process for producing hydrogensiloxanes |
| DE69012535T DE69012535T2 (de) | 1989-12-27 | 1990-12-24 | Verfahren zur Herstellung von Hydrogensiloxanen. |
| US07/633,689 US5097054A (en) | 1989-12-27 | 1990-12-26 | Process for producing hydrogensiloxanes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1339792A JPH06792B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 水素シロキサンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03197484A JPH03197484A (ja) | 1991-08-28 |
| JPH06792B2 true JPH06792B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=18330852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1339792A Expired - Fee Related JPH06792B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 水素シロキサンの製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5097054A (ja) |
| EP (1) | EP0435654B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06792B2 (ja) |
| DE (1) | DE69012535T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017141796A1 (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | シロキサン及びその製造方法 |
Families Citing this family (33)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2598340B2 (ja) * | 1991-01-24 | 1997-04-09 | 信越化学工業株式会社 | 水素シロキサンの製造方法 |
| US5317073A (en) * | 1991-03-27 | 1994-05-31 | General Electric Company | Fluorosilicone hydrides |
| JP3015145B2 (ja) * | 1991-05-31 | 2000-03-06 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | オルガノポリシロキサンの製造方法 |
| JPH0774222B2 (ja) * | 1991-12-24 | 1995-08-09 | 信越化学工業株式会社 | シロキサン化合物 |
| US5484950A (en) * | 1992-12-21 | 1996-01-16 | Polyset Company, Inc. | Process for selective monoaddition to silanes containing two silicon-hydrogen bonds and products thereof |
| JPH08127657A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Dow Corning Asia Ltd | ジフェニルシロキサン硬化物の製法及び硬化物 |
| US5446185A (en) * | 1994-11-14 | 1995-08-29 | Dow Corning Corporation | Alkylhydrido siloxanes |
| JPH08325381A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | 有機ケイ素化合物およびその製造方法 |
| DE19637158A1 (de) * | 1996-09-12 | 1998-03-19 | Wacker Chemie Gmbh | Si-gebundene Wasserstoffatome aufweisende Organosiliciumverbindungen in vernetzbaren Zusammensetzungen |
| DE19718470A1 (de) * | 1997-04-30 | 1998-11-05 | Wacker Chemie Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Si-gebundene Wasserstoffatome aufweisenden Organosiliciumverbindungen |
| JP3999902B2 (ja) * | 1999-01-27 | 2007-10-31 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 有機ケイ素化合物の製造方法 |
| US6235832B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-05-22 | Dow Corning Corporation | RTV silicone compositions with rapid development of green strength |
| US6127502A (en) * | 1998-12-21 | 2000-10-03 | Dow Corning Corporation | Polyorganosiloxanes having at least one organofunctional group with multiple hydrolyzable groups |
| US6303811B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-10-16 | Dow Corning Corporation | Cyclic organosilicon endcapper having one aliphatic unsaturation |
| US6160150A (en) * | 1998-12-21 | 2000-12-12 | Dow Corning Corporation | Cyclic organosilicon endcapper having one silicon-bonded hydrogen atom |
| US6013753A (en) * | 1998-12-21 | 2000-01-11 | Dow Corning Corporation | Organosilicon endcapper having one aliphatic unsaturation |
| US6265518B1 (en) | 1998-12-21 | 2001-07-24 | Dow Corning Corporation | Organosilicon endcapper having one silicon-bonded hydrogen atom |
| DE60127202T2 (de) | 2000-04-25 | 2008-01-10 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Organosiliziumverbindungen |
| EP1233020B1 (en) | 2001-02-20 | 2005-04-13 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Fluorinated organosilicon compounds |
| JP3915881B2 (ja) | 2001-03-14 | 2007-05-16 | 信越化学工業株式会社 | 分岐状低分子シロキサンの製造方法 |
| JP4055397B2 (ja) | 2001-11-05 | 2008-03-05 | 信越化学工業株式会社 | 含フッ素有機ケイ素化合物 |
| AU2003231175A1 (en) * | 2002-05-01 | 2003-11-17 | Dow Corning Corporation | Compositions having improved bath life |
| EP1499661B1 (en) * | 2002-05-01 | 2007-05-30 | Dow Corning Corporation | Organohydrogensilicon compounds |
| US7432338B2 (en) * | 2002-12-20 | 2008-10-07 | Dow Corning Corporation | Branched polymers from organohydrogensilicon compounds |
| ATE396220T1 (de) * | 2002-12-20 | 2008-06-15 | Dow Corning | Verzweigte polymere aus organohydrogensilicon- zusammensetzungen |
| CN100374525C (zh) * | 2003-03-17 | 2008-03-12 | 陶氏康宁公司 | 具有改进的高温粘结强度的无溶剂硅氧烷压敏粘合剂 |
| US7906605B2 (en) * | 2005-07-28 | 2011-03-15 | Dow Corning Corporation | Release coating compositions having improved release force profiles |
| CN101544762B (zh) * | 2009-04-30 | 2011-12-28 | 北京化工大学 | 一种端硅氢活性硅橡胶或氟硅橡胶的制备方法 |
| JP5570841B2 (ja) * | 2010-02-24 | 2014-08-13 | 花王株式会社 | フッ素変性シリコーンを含有する化粧料 |
| KR102896168B1 (ko) | 2018-12-27 | 2025-12-12 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 경화성 실리콘 조성물, 상기 조성물로 이루어지는 박리 코팅제, 상기 박리 코팅제를 사용한 박리 필름 및 상기 박리 필름을 포함하는 적층체 |
| JP7357643B2 (ja) | 2018-12-27 | 2023-10-06 | ダウ・東レ株式会社 | 硬化性シリコーン組成物、前記組成物からなる剥離コーティング剤、前記剥離コーティング剤を用いた剥離フィルム、並びに前記剥離フィルムを含む積層体 |
| EP3904085B1 (en) | 2018-12-27 | 2024-05-08 | Dow Toray Co., Ltd. | Curable silicone composition, release coating agent comprising said composition, release film obtained using said release coating agent, and layered product including said release film |
| JP7220686B2 (ja) * | 2020-05-15 | 2023-02-10 | 信越化学工業株式会社 | 有機ケイ素化合物 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2877255A (en) * | 1956-11-29 | 1959-03-10 | Dow Corning | Branched siloxanes |
| US2877256A (en) * | 1956-11-29 | 1959-03-10 | Dow Corning | Trisiloxanes |
| US3576029A (en) * | 1968-08-15 | 1971-04-20 | Dow Corning | Alkyltetramethyldisiloxane |
| JPS5111095B2 (ja) * | 1973-03-31 | 1976-04-08 | ||
| JPS5684721A (en) * | 1979-12-13 | 1981-07-10 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Production of organopolysiloxane |
| DE3303707A1 (de) * | 1983-02-04 | 1984-08-09 | Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf | Verfahren zur spaltung von organosiloxanen und dessen produkte und anwendungen |
| JPS62179506A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-06 | ロクタイト.コ−ポレ−シヨン | ポリ光重合開始剤とその調製方法および該開始剤の性質を利用した硬化性組成物 |
| JPS6431791A (en) * | 1987-07-27 | 1989-02-02 | Toshiba Silicone | Production of monohydrogen (triorganosiloxy) organosilane |
| DE3918337A1 (de) * | 1989-06-05 | 1990-12-06 | Wacker Chemie Gmbh | Verfahren zur herstellung von organosiloxanen |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1339792A patent/JPH06792B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-12-24 EP EP90314268A patent/EP0435654B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-24 DE DE69012535T patent/DE69012535T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-26 US US07/633,689 patent/US5097054A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017141796A1 (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | シロキサン及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69012535T2 (de) | 1995-02-02 |
| EP0435654A1 (en) | 1991-07-03 |
| EP0435654B1 (en) | 1994-09-14 |
| US5097054A (en) | 1992-03-17 |
| DE69012535D1 (de) | 1994-10-20 |
| JPH03197484A (ja) | 1991-08-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06792B2 (ja) | 水素シロキサンの製造方法 | |
| US5508369A (en) | Organopolysiloxanes having a silanol group and process of making them | |
| US5504235A (en) | Method for decomposing polysiloxane | |
| US10329313B2 (en) | Organosilicon compounds having (meth)acrylate groups and a process for preparation thereof | |
| US6596892B2 (en) | Preparation of low molecular weight branched siloxanes | |
| JP3529858B2 (ja) | アルコキシシランの製造方法 | |
| JP4344936B2 (ja) | 両末端アミノ基含有有機ケイ素化合物の製造方法 | |
| JP2002020392A (ja) | N−アルケニルアザシラシクロペンタン、およびその製造方法 | |
| Lazareva et al. | Synthesis of (chloromethyl) dimethylsilanol | |
| JPS6228956B2 (ja) | ||
| JPH06107671A (ja) | 有機ケイ素化合物及びその製造方法 | |
| JP7350253B2 (ja) | ビスハロアルキルシロキサン化合物及びその製造方法、並びに、両末端官能性のシロキサン化合物の製造方法 | |
| JP7310894B2 (ja) | 第1級アミノシロキサン化合物の製造方法 | |
| JP3972162B2 (ja) | イソシアナト基含有有機ケイ素化合物類の製造方法 | |
| JP6665437B2 (ja) | 第3級アルキルシラン及び第3級アルキルアルコキシシランの製造方法 | |
| JPH024616B2 (ja) | ||
| US7932412B2 (en) | Method of manufacturing an aminoaryl-containing organosilicon compound and method of manufacturing an intermediate product of the aforementioned compound | |
| JP4362690B2 (ja) | 分岐状低分子シロキサンの製造方法 | |
| JP2002012597A (ja) | 有機ケイ素化合物 | |
| JP2880903B2 (ja) | 有機けい素化合物の製造方法 | |
| JP4368243B2 (ja) | 分岐状ペンタシロキサンの製造方法 | |
| JPH11130782A (ja) | フッ素含有シロキサン化合物の製造方法 | |
| JPH02247186A (ja) | オルガノポリシロキサンの製造法 | |
| JP2001048889A (ja) | テトラキス(ジアルコキシシリル)ベンゼンとその製造方法 | |
| JPH1077346A (ja) | 環状エーテル基を有するオルガノポリシロキサン |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080105 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 15 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |