JPH068004Y2 - い草束の結束機 - Google Patents

い草束の結束機

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JPH068004Y2
JPH068004Y2 JP1987093790U JP9379087U JPH068004Y2 JP H068004 Y2 JPH068004 Y2 JP H068004Y2 JP 1987093790 U JP1987093790 U JP 1987093790U JP 9379087 U JP9379087 U JP 9379087U JP H068004 Y2 JPH068004 Y2 JP H068004Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 I.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、乾燥い草の結束機に関する。
(2)従来の技術 従来、土染めして乾燥機で乾燥させたい草束は8乃至1
0束を作業者が手作業で結束した後にビニール袋に収容
して倉庫に保管しているものである。
(3)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の手作業による逐次結束によれ
ば、作業者がい草束の根部の付着土を払い落とした後に
根揃えし、数カ所を結束紐で結束するので作業効率が悪
いとともに、長時間作業者は腰を屈めて作業を行なうた
め、腰痛等を生じ多大な労力を伴うものであった。
本考案は、かかる上記従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、傾斜した台盤上面でい草束の根
部に振動を加えて根揃えするとともに、熱シール自動結
束機で自動結束するように成して、い草束の結束を手間
を要することなく高能率に成しうるとともに、作業者は
無理な姿勢で作業を継続する必要なく省力化に優れたい
草束の結束機を提供することにある。
II.考案の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、傾斜台枠5と、上
端部にい草の根部を受けつつ振動する振動板24を固定
し、前記傾斜台枠5上に設けられて該振動板24に振動
を与えると共に、前記傾斜台枠5の長手方向に沿って移
動可能な振動発生装置49と、前記傾斜台枠5の上部に
設けられ、前記振動板24と共にい草束Rを受掌するた
めのい草束受部50と、前記傾斜台枠5上に近接して設
けられ、傾斜台枠5の略中央位置にテープ送り出し部4
3を備えた熱シール自動結束機42と、前記振動発生装
置49の傾斜台枠5上の係止位置を規制する係止位置決
め機構51と、を有し、前記傾斜台枠5の長手方向に振
動発生装置49を移動させて前記係止位置決め機構51
により傾斜台枠5上の適宜位置に振動発生装置49を係
止させ、少なくともい草束の2か所以上を連続して結束
させ得ることを特徴として成るい草束の結束機48から
構成される。
(2)作用 作業者が、振動発生装置を上面枠の略中央部へと誘導す
るとき、同装置とバランスウエイトボックスとはバラン
スしており、その誘導操作は過大な負荷を伴うことな
く、円滑に移動できる。そして、バランスウエイトボッ
クスを傾斜台枠の下端位置に下降させた状態で、ハンド
ルの端部に固定したフックをリンクに係着させ、振動発
生装置を上面枠の略中央部に係止させる。
次にい草束の8ないし10束をい草束受部に受掌させる
とともに、根部を振動板24に受けさせフットスイッチ
により振動用ボックス内のモータを駆動回転させながら
振動板を前後に振動させて各い草束の根部を根ぞろえさ
せる。
その後、フットスイッチをOFFとなして振動板の振動
を停止させた後に熱シール自動結束機のテープ送り出し
部よりテープをい草束の上面へと周回させてテープ送り
出し部へ先端を挿入して8ないし10束のい草束の根部
寄り位置を自動結束させる。
次に、係止位置を下降させる場合には、ハンドルを回動
してフックをリンクより脱係させ、誘導ハンドルでもっ
て振動発生装置を上面枠の下方位置へと下降させるもの
で、振動発生装置とバランスウエイトボックスとがワイ
ヤーで連結されているために、同発生装置が急激に下降
することなく、同装置の振動板で根部を受け止めた状態
で各い草を同時に下降させ、再び熱シール自動結束機で
もってい草束の中央部分を結束し、8ないし10束を結
束したい草束を外部へと取り出すこととなる。
(3)実施例 次に本考案に係るい草束の結束機の実施例を添付図面に
基づき説明する。
第1図は本考案の実施例に係るい草束の結束機48の側
面図であり、図において、傾斜台枠上に端部にい草の根
部を受けつつ振動する振動板を固定した振動発生装置が
同台枠の長手方向に移動自在に設けられ、傾斜台枠の略
中央位置にテープ送り出し部を備えた熱シール自動結束
機により、い草束受部に乾燥い草束を受けさせて所定結
束位置で、い草束の複数箇所を結束するものである。
い草束の結束機48は、上面枠5′を含む傾斜台枠5
と、振動発生装置49と、い草束受部50と、熱シール
自動結束機42と、係止位置決め機構51とを備えてい
る。
第1図において、下面四隅にキャスター1を付設した台
車2の上面中央位置に枢軸3、3、が軸支されており、
この枢軸3、3にはV字状の左右脚6、6が各々枢着さ
れている。
この、左右脚6、6の上端部に長方形状の傾斜台枠5の
一端寄り(図上左端寄り)部分が固定されており、これ
によって傾斜台枠5は枢軸3、3を中心として回動可能
である。傾斜台枠5はこれと略同一形状の、その上面に
架設した上面枠5′を含む。また、前記台車2の上面端
部寄り(図上左端寄り)には複数の係止穴を備えて係止
板4、4が枢着されるとともに、第2図に示すように、
上面枠5′の図上左端部寄り両側より上方へ板片7、7
が突設されている。そして、前記係止板4、4を板片
7、7に係着させ、これによって傾斜台枠5の左端部係
止位置を設定し、第1図に示すように、傾斜台枠5を傾
斜状に台枠2に支架させている。
上記傾斜台枠5上には、その長手方向に沿って移動可能
に振動発生装置49が設けられている。
第5、7図において、前記傾斜台枠5と上面枠5′との
間に、傾斜台枠5に下端を固定された逆L字状の左右上
部レール11、11が架設されており、このレール1
1、11は第1図にも見られるように、同台枠5の中央
部より傾斜下方部にかけて設けられている。この左右上
部レール11、11上には両側部に左右車輪15、15
を軸支させた台車枠14が乗架されており、このレール
11、11に沿って移動可能とされている。また、台車
枠14の上面両側から逆L字状のプレートが突設固定さ
れており、このプレートに軸支されてガイド車輪16、
16が第5図上垂直方向を軸として回動軸支されてい
る。一方、前記上面枠5′の上部にはガイドレール1
7、17が固定されており、このガイドレール17、1
7に上記ガイド車輪16、16が密着接摺して台車枠1
4の傾斜台枠5に対する側部位置決めを行なっている。
この台車枠14の上面に振動発生装置49が固定されて
おり、これによって、同装置49は、傾斜台枠5の長手
方向に沿って移動可能になっている。従って、い草の根
部等から剥離された泥や塵埃が振動発生装置49内に堆
積することなく、泥や塵埃の堆積による振動発生機構自
体の故障、劣化等を防止でき、い草束の結束機の耐用年
数を増大できることとなる。
第4、5図において、振動発生装置49は、振動用ボッ
クス13内に配設されたモータ18と、該モータ18の
回転軸に固定されたクランク19と、ボックス13の前
面板52に貫挿固定された軸受20と、この軸受20に
軸支され一端を該前面板52から外方へ突出させた振動
軸21とを備えており、振動軸21と、クランク19と
は連杆22で連結されている。更に、振動発生装置49
は、前記振動軸21の外方突出端に固定され前面板52
の前面全体を覆う様に設けられた振動板24と、を備え
ている。そして、振動用ボックス13の両側にプレート
を介して左右軸受け23、23を固定するとともに、振
動板24の左右両端部より支持軸25、25を突設させ
て端部を上記左右軸受23、23内に貫入軸支させ、更
に、プレートと前記振動板24との間であって軸受2
3、23および支持軸25、25にはコイルスプリング
を装嵌させて振動用ボックス13から振動板24を常時
離間する方向に均等に付勢力を付与している。ここにお
いて、モータ18の駆動回転にともないクランク19や
振動軸21等を介して振動板24を微振動させこの振動
板が受けているい草の根部の根ぞろえを行なうこととな
る。後述するように、前記振動板24は、い草束受部5
0と共い、い草束を受掌することとなる。
第1、2図において、前記傾斜台枠5の傾斜上方の上部
には、い草束受部50が設けられている。い草束受部5
0は、前記上面枠5′の傾斜上方位置において、両側部
より軸受板を突設してこの軸受板に軸支され、上面に乾
燥い草束Rを載着受掌するための数組の受ローラ8と、
上面枠5′の先端に長手方向に突設した受杆9と、該受
杆9の両側に付設され、い草束の両側部受掌位置を規定
する垂直杆10と、前記振動板24の前面に突設したU
型状の受板26を備えている。第7図に示すU型状受板
26により、い草束を載置して根部に振動を与えたと
き、曲面部から次第に直線状下底部にい草束は移動収束
し、結束をし易い状態となる。
一方、第1、2図において、上面枠5′の一方側(図上
上方側)枠の略中央位置には熱シール自動結束機42が
設置されており、そのテープ送り出し部43が長穴状に
傾斜台枠と略垂直方向に開口すると共に、このテープ送
り出し部43より上面枠5′へテープ送り溝44が延長
設されている。したがって、上記テープ送り出し位置か
ら熱シール自動結束機42より結束テープTを送り出し
ながら、振動発生装置49を移動させつつい草束の少な
くとも2か所以上、複数箇所を連続して結束できること
となる。
前記振動発生装置49の傾斜台枠5上の係止位置を規制
する係止位置決め機構51は、第2、4図に示すよう
に、前記テープ送り溝44に近接した位置であって、一
方側の上面枠5′の上面に設けられた軸受29に端部を
上面枠5′の内側方向に突設しつつ軸支されたハンドル
30と、このハンドル30の端部に固定されたフック3
2と、前記振動発生装置49を上部に載着した台車枠1
4の右端寄り前面に突設され、前記フック32と係脱す
るリング31とを備えている。第4図においては、フッ
ク32と、リング31とは係着した状態にあり、したが
って、第1図に示すようにい草束Rをい草束受部50に
収容させた状態ではい草の根部寄りやや穂先側寄りにテ
ープ送り出し部43が位置するように設定されている。
なお、ハンドル30の握り部と台枠5にはスプリング5
3が張設固定されており、常時ハンドル30をフック3
2とリング31との係着方向にバネ付勢している。ま
た、台車枠14の側部上面には誘導ハンドル27が突設
されており、このハンドル27を作業者が把握しつつ傾
斜台枠5上で振動発生装置49を移動させるものであ
る。また、28、28は弾性ゴム等から成る左右ストッ
パーである。
本実施例においては特に傾斜台枠5の下部側にバランス
ウエイトを設けて振動発生装置49とバランスさせなが
ら同装置49の移動を円滑に行なわしめている。
第7、8図において、傾斜台枠5の内側下方には左右下
部レール12、12が架設されており、このレール1
2、12上には両端に車輪37、37を固定した前後車
軸36、36が転動自在に乗架されている。そして、前
後車軸36、36には前後軸受35、35が遊挿されて
おり、この前後軸受36、36どうしはその両下端部に
固定したLフランジ型の左右枠杆34、34により連結
固定され、さらに左右枠杆34、34の下部には内部に
ウエイトを収納したバランスウエイトボックス33が固
定されている。これによって第9図に見られるように固
定された矩形枠状態で前後軸受け35、35と左右枠杆
34、34がレール12、12上を移動し、これに伴っ
て、バランスウエイトボックス33も同レール12、1
2上を移動することとなる。
他方、第1図において傾斜台枠5内の傾斜上方にはワイ
ヤシーブ38が軸支されている。そして、振動発生装置
49を載着固定した台車枠14の前端にワイヤー39の
一端を係着させるとともに、これをワイヤシーブ38に
掛け回して他端をバランスウエイトボックス33の前端
に係着させている。ここにおいて、振動発生装置49は
バランスウエイトによってバランスされながら円滑に傾
斜台枠5上を移動可能となるものである。なお、40、
40は傾斜台枠5内の傾斜下方に設けられたバランスウ
エイトボックス33のストッパーであり、同ボックス3
3の下部停止位置を規定するものである。
また、第1、2図において、前記熱シール自動結束機4
2の上部には送風機45が連通設されており、自動結束
機42の稼動時には常時前記テープ送り出し部43方向
に送風して熱シールの結着を瞬時に行なわしめるととも
に、い草の根部から離脱した塵埃や泥等を飛ばして結束
機42の故障を防止するものである。
傾斜台枠5直下部であって台車2の上面側にはドラム支
持枠46が立設されており、この支持枠46にはシール
テープを巻着したドラム47が支架されている。このド
ラム47から前記熱シール自動結束機42へと結束テー
プTを供給するものである。
尚、第2図上41は、上面枠5′内に張設された受板で
ある。
さて、実施例に係るい草束の結束機48によりい草の結
束を行なう場合には、作業者が誘導ハンドル27を把握
して振動発生装置49を上面枠5′の略中央部へと誘導
する。このとき、同装置49とバランスウエイトボック
ス33とはバランスしており、その誘導操作は過大な負
荷を伴うことなく、円滑に移動できる。そして、バラン
スウエイトボックス33を傾斜台枠5の下端位置に下降
させた状態で、ハンドル30の端部に固定したフック3
2を台車枠14のリング31に係着させ、第1図、およ
び第4図に示すように、振動発生装置49を上面枠5′
の略中央部に係止させる。
次にい草束の8ないし10束を各受ローラ8並びに受杆
9に受けさせるとともに、根部を振動板24に受けさ
せ、図示しないフットスイッチにより振動用ボックス1
3内のモータ18を駆動回転させながら振動板24を前
後に振動させて各い草束の根部を根ぞろえさせる。その
後、フットスイッチをOFFとなして振動板24の振動
を停止させた後に熱シール自動結束機42のテープ送り
出し部43よりテープ送り溝44へ送り出されているテ
ープTをい草束の上面へと周回させてテープ送り出し部
43へ先端を挿入して8ないし10束のい草束の根部寄
り位置を自動結束させるものである。
次に、ハンドル30を回動してフック32をリング31
より脱係させ、誘導ハンドル27でもって振動発生装置
49を上面枠5′の下方位置へと下降させるもので、振
動発生装置49とバランスウエイトボックス33とがワ
イヤー39で連結されているために、同発生装置49が
急激に下降することなく、同装置49の振動板24で根
部を受け止めた状態で各い草を同時に下降させ、再び熱
シール自動結束機42でもってい草束の中央部分等を結
束する。この様に、い草束の根部寄り位置や中央部分等
の少なくとも2か所以上、複数箇所を連続して結束した
い草束を外部へと取り出すものである。この様に2か所
以上を結束されたい草束は、倉庫内への格納、或は出荷
するときに解けることなく、容易に取り扱いできる。熱
シール自動結束機42は上面に連通した送風機45で内
部に外気を強制送風しながら塵埃の内部への侵入を防止
して故障の発生を防止するとともに、熱シールの結着を
瞬時に行なわしめることとなる。
なお、本考案に係るい草束の結束機は上記実施例にのみ
限定されるものではなく、係止位置決め機構51は3か
所止めや、それ以上の係止位置を設定して結束を行なっ
ても良いものである。
III.考案の効果 以上説明したように、本考案に係るい草束の結束機によ
れば、傾斜した台枠の上面で振動発生装置によるい草束
の根揃え、結束を半自動的に成し得るため、作業者は手
間を要することなく、高能率にい草束の結束作業を成し
て省力化を達成出来るものであり、振動発生装置を傾斜
台枠上に沿って移動させながらい草束の根部に近い部分
や中間部分等の少なくとも2か所以上を結束するため、
結束後のい草束の格納、或は出荷の時にい草束が解ける
ことなく、以後の取扱い作業を円滑に行なえるばかりで
なく、振動発生装置は傾斜台枠上を移動可能であるた
め、い草の根部から剥離された泥や塵埃が装置内に堆積
することなく、振動発生機構自体の故障、劣化等を防止
でき、い草束の結束機の耐用年数を増大できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係るい草束結束機の側面
図、 第2図は、そのA−A線視図、 第3図は、台車の平面図、 第4図は、振動発生装置の第1図左方側から見た一部拡
大平面図、 第5図は、そのB−B線矢視図、 第6図は、同C−C線矢視図、 第7図は、第1図右方側から振動発生装置側を見た一部
拡大矢視図、 第8図は、バランスウエイトボックスの一部拡大正面
図、 第9図は、第8図の一部拡大平面図、である。 R……い草束、T……結束テープ 5……傾斜台枠、5′……上面枠、8……受ローラ、2
4……振動板、42……熱シール自動結束機、43……
テープ送り出し部、48……い草束結束機、49……振
動発生装置、50……い草束受部、51……係止位置決
め機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜台枠と、 上端部にい草の根部を受けつつ振動する振動板を固定
    し、前記傾斜台枠上に設けられて該振動板に振動を与え
    ると共に、前記傾斜台枠の長手方向に沿って移動可能な
    振動発生装置と、 前記傾斜台枠の上部に設けられ、前記振動板と共にい草
    束を受掌するためのい草束受部と、 前記傾斜台枠上に近接して設けられ、傾斜台枠の略中央
    位置にテープ送り出し部を備えた熱シール自動結束機
    と、 前記振動発生装置の傾斜台枠上の係止位置を規制する係
    止位置決め機構と、を有し、 前記傾斜台枠の長手方向に振動発生装置を移動させて前
    記係止位置決め機構により傾斜台枠上の適宜位置に振動
    発生装置を係止させ、少なくともい草束の2か所以上を
    連続して結束させ得ることを特徴として成るい草束の結
    束機。
JP1987093790U 1987-06-17 1987-06-17 い草束の結束機 Expired - Lifetime JPH068004Y2 (ja)

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