JPH0680334U - 電線引留クランプ - Google Patents

電線引留クランプ

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JPH0680334U
JPH0680334U JP2497693U JP2497693U JPH0680334U JP H0680334 U JPH0680334 U JP H0680334U JP 2497693 U JP2497693 U JP 2497693U JP 2497693 U JP2497693 U JP 2497693U JP H0680334 U JPH0680334 U JP H0680334U
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plate
clamp
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秀雄 佐野
一夫 樋口
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東神電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の配電線用引留クランプは、活線下でホ
ットスティックにより工事を行うには、電線をクランプ
の側方から受入溝に挿入し、また締付ボルトの頭部がク
ランプの上面側に位置している等の不都合があり、本考
案はこれを改善するものである。 【構成】 クランプ本体1の互いに平行な2枚の側板
2、2′間の上辺側を電線の出入自在とすると共に、上
記側板間に介挿されたクサビ金具7の上面73と、上記
側板の細長の透孔6を介して上記側板間に出入自在な電
線受け板9の下面91との間に電線Wを挟持する。クサ
ビ金具7の押込み引抜き移動及び電線受け板9の出入移
動は、それぞれ、リンクプレート8及び回転棒10の側
板2、2′側方に位置する頭部83及び103の回動に
より行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電線を電柱等に緊線状態で引留めるクサビ式の電線引留クランプに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
電線を電柱等に緊線状態で引留めるクサビ式の電線引留クランプの改良が実公 平2−2023号及び実公平3−33158号に記載されている。実公平2−2 023号に記載の電線引留クランプは、クランプ本体の電線挿入口部の一端にク サビ金具を支持ピンによりスライド自在に連結した構成とすることにより、高所 における緊線作業でのクサビ金具の取扱を容易にするとともに、クランプ本体の 下辺中央部にシメラー(張線器)を係止する緊線用支持金具を着脱自在に取付け 、電線のジャンパー屈曲を支持点の変化による張力の移行に伴い自動的に形成し 得るようにしている。
【0003】 実公平3−33158号に記載の電線引留クランプは、クランプ本体とクサビ 金具との間にクサビ金具を押込み、引抜き方向に沿って往復移動させるラック、 ピニオンを設け、ピニオンの回転操作によりクサビ金具の押込み、引抜きを行い 得るようにするとともに、クランプ本体の下辺にシメラーを係止するフック部を 設けて実公平2−2023号記載の電線引留クランプと同様に電線のジャンパー 屈曲を自動的に形成し得るようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記両実公記載の電線引留クランプは、上記の通り、それ迄、クランプ本体と クサビ金具とが分離されていたことによる高所でのクサビ金具の取扱の不便を解 消し、また電線を手作業で所定のジャンパー屈曲を得るように曲げていた不都合 を改善したものである。然しながら、最近の無停電作業の普及により一般化して きたホットスティック(遠隔操作具)を用いる工法に対してはなお改善されるべ き問題点を残していた。
【0005】 すなわち、上記の両実公記載の電線引留クランプにおいては、クランプ本体の ほぼ三角形の形状の側面に断面ほぼC型の電線受入溝が設けられているので、電 線をクランプ本体の側方から電線受入溝に挿入する必要があるが、ホットスティ ックを用いてこの作業を行うことは必ずしも容易なことではなく、また作業位置 はC形の電線挿入溝が目視できる位置に限定され、反対側位置では作業が困難で ある。
【0006】 また、クサビ金具の頭部に付属する電線押え金具の締付ボルトはクランプ本体 の側面にほぼ平行な方向に延長し、ボルトの頭部はクランプ本体の上方側に位置 するので、これをホットスティックにより締め緩めするのは甚だ不便である。
【0007】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、ホットスティック工法により容易 に電線の装着、取り外し作業を行い得るようにした電線引留クランプ、より詳し くは電線をクランプ本体の上方から挿入できるようにし、ピン、ボルト、軸類を クランプの側面側から容易に回動、締付けることができるようにしたクサビ式の 電線引留クランプを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案の電線引留クランプは、全体としてほぼ三角形状の 互いに平行な2枚の側板を備え側板間の上方側が電線の出入自在とされたクラン プ本体と、上記側板間に介挿されたクサビ金具と、上記側板に垂直な軸の側板側 方に位置する頭部を回転させることによりクサビ金具を移動させるクサビ金具移 動手段と、上記2枚の側板のそれぞれに上記のクサビ金具の上面とほぼ平行に設 けた細長い透孔を介して上記側板間に側方より出入する電線受け板と、側板の側 方に位置するその頭部を回転させることにより上記電線受け板を側板間に出入さ せる電線受け板移動手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例及び作用】
以下に、本考案の詳細を実施例の図面に基づき説明する。図1は本考案の電線 引留クランプの実施例の正面図であり、図2はその右側面図、図3は図1の矢印 III 方向からみた上面図、図4は図1のIV−IV線による断面図である。何れ も電線を引留めたときの状態を示している。
【0010】 図において1はクランプ本体で、全体がほぼ三角形の形状をなし互いに平行す る2枚の側板2及び2′を備えている。該クランプ本体の側板2及び2′の間は 側板の上方の辺21側において電線の出入自由に開放されている。また、側板間 にはクランプ本体1の一部をなす本体プレート3が介挿され、本体プレート3と 側板2及び2′とはリベット(図示せず)により一体化されている。該本体プレ ート3の上端面は後記のクサビ金具が摺動往復するクサビ受け面31を形成し、 該本体プレートの下端側には、電線を本引留クランプによりクランプし引留める 迄の間電線を緊線状態に支持しておくためのシメラーを一時的に取付けるための シメラー取付孔32を備えている。
【0011】 クランプ本体1の先端にはクランプ本体1を電柱等に係止するための平行クレ ビス状の取付部4が設けられている。また、クランプ本体1の側板2及び2′は 、それぞれに、後記のクサビ金具7のリンクピン75が差込まれ挿通する細長い ガイド孔5と、上記した上方の辺21側にこれとほぼ平行に、また、後記するク サビ金具7の上面73にほぼ平行に延長する細長い透孔6とを備えている。
【0012】 クサビ金具7は、図4の断面図に示すように、互いに一体に結着されたクサビ 片71及び72よりなり、その下面74はテーパー面をなし上記のクサビ受け面 31上を摺動往復する。クサビ金具7の上面73は後記の電線受け板9の下面と 対向し、電線Wを挟持する。クサビ金具7の両側面に突設されたリンクピン75 は、それぞれに、上記の通りに側板2及び2′のガイド孔5に差込まれかつこれ を挿通するとともに、側板2及び2′の側方にそれぞれに設けられたリンクプレ ート8の細長孔81に差込まれこれと嵌合している。
【0013】 リンクプレート8、8の一端は側板2、2′に垂直に延長しかつこれに軸支さ れる軸82と固着されている。従ってリンクプレートの側面に固着されている該 軸82の六角形の頭部83をホットスティック工具のボックスレンチ等により把 持し回動させると、上記したリンク機構によりリンクピン75がクサビ金具7の 下面74のテーパー面とほぼ平行に延長するガイド孔5に沿って移動し、クサビ 金具7はクサビ受け面31上を摺動し、電線を挟持するように押込まれ或いは電 線の挟持を解除するように引抜かれる。
【0014】 電線受け板9は、クランプ本体1の側板2及び2′の間の空間に前記した細長 い透孔6を介して側方から自在に出入する。電線受け板9が側板2及び2′の間 から後退させられているときは、側板2及び2′の上方の辺21側は電線の出入 自在に開放され、側板2、2′とクサビ金具7の上面73とにより形成される樋 状空間内に電線を上方から容易に挿入し或いはこれから容易に取出すことができ る。
【0015】 電線受け板9を透孔6を介して出入自在に側板2、2′と垂直な方向に移動さ せる電線受け板移動手段は図5の説明図に示されている。電線受け板9の側方か ら側板2と平行に延長する移動プレート92のねじ孔93は側板2及び2′を垂 直に貫通する回転棒10の外周のねじ101と螺合している。該回転棒10は側 板2及び2′の間に位置する凹部102を有し、側板2及び2′間の底板22の ねじ孔に螺合するねじもしくはボルト11の先端部が該凹部102に嵌入され、 回転棒10はその長さ方向すなわち側板2、2′に垂直な方向への移動が抑止さ れている。従って回転棒10の両端の側板側方に位置する六角形の頭部103を ボックスレンチ等により回動させると、ねじ101が回転しこれに螺合する移動 プレート92が回転棒10の長さ方向に移動し、電線受け板9を透孔6を介して 側板2、2′間に出入するように移動させる。
【0016】 前記したように電線受け板9を側板2及び2′の間から後退させた状態におい てクサビ金具の上面73と側板2及び2′とにより形成されている樋状空間に電 線Wを挿入したのち、回転移動棒10の頭部103を回動させて電線受け板9を 側板2、2′と垂直な方向に移動させ、図2〜図4に示すように側板2、2′間 に挿入する。電線受け板9の下面91には電線挟持面が形成されている。然る後 にリンクプレート8の頭部83を回動させてクサビ金具を押込むと電線Wはクサ ビ金具7の上面73と電線受け板9の下面91とにより強固に挟持される。
【0017】 クサビ金具7のクサビ片の一方、例えばクサビ片72の頭部には電線押え部7 6が形成されており、これと協働する電線押え金具77とにより電線Wを把持す る。電線押え金具77の締付けボルト12は側板2、2′と垂直な方向に延長し 、電線押え金具のねじ孔(図示せず)と螺合している。またボルトの先端側に螺 合したナット13はボルトにかしめられている。従って、クランプ本体の側板2 、2′の側方に位置するボルト12の頭部もしくはナット13をボックスレンチ 等により回動させることにより容易に電線押え金具77を締付けたり、緩めたり するとができる。
【0018】 上記したように、本考案においては電線を把持し、引留めるに当り回動させる ことが必要なボルト、ねじ、ピン等は全て側板2、2′に垂直な方向に延長して おり、それらの頭部をクランプ本体の側板側方側からしかも望ましくはクランプ 本体の両側面何れの面側からも回動可能なように形成されている。そして好まし くは回動させる各頭部は単一寸法のボックスレンチ等により回動させることがで きるように同一外径の六角形の頭部に形成されている。なお、図において41は コッターボルト、42はコッターピンである。
【0019】 以上詳述した本考案の電線引留クランプによる電線の把持、引留めを行う工法 の概略について説明すれば、まず、本考案の引留クランプの取付部4を電柱等に 取付けられた耐張碍子に取付け、シメラー取付孔32に電線を適宜位置で把持し たシメラー(図示せず)を取付ける。この状態においては本考案の引留クランプ は、図6に示すように取付部のコッターボルトの中心とシメラー取付孔の中心と を結ぶX−X線はほぼ水平になり、電線挟持面たるクサビ金具7の上面73はこ のX−X線に対して僅かに傾斜している。
【0020】 また、クサビ金具7は図で左方側に移動させておき、電線受け板9は側板2及 び2′の間から後退させて側板2及び2′の間に電線Wを自在に挿入できる状態 としておく。かかる状態において被覆を除去した裸の電線Wをクランプ本体の側 板2及び2′の間に挿入する。この挿入は側板2及び2′の上方の辺21の上方 側から電線を引き下すように挿入すればよく、また電線は水平線に対して僅かに 傾斜した状態に挿入され、電線を屈曲する必要がないので、作業位置の制約を受 けずにホットスティック工法によって容易に行いうる。
【0021】 然る後に回転移動棒10の頭部103を回動させて電線受け板9を透孔6を介 して側板2及び2′の間に進入させる。次いでリンクプレート8の軸82の頭部 83を回動させて前記のリンク機構によりクサビ金具7を図で右方側ヘ押し込み 、電線Wをクサビ金具7の上面73と電線受け板9の下面91とで強固に挟持す る。次いで締付ボルト12もしくはナット13を回動させて電線Wを電線押え部 76と電線押え金具77とにより電線を把持する。このように本考案の引留クラ ンプにより電線をクランプし引留めた後にシメラーを取外すと、電線Wの支持点 の変化により本考案の引留クランプの姿勢が図1に示すように変化し、電線のジ ャンパー屈曲Aが自動的に形成される。
【0022】 なお、上記の実施例の説明においてはクサビ金具を押込み方向もしくは引抜方 向に移動させるためのクサビ移動手段としては、リンクピン75、ガイド孔5、 リンクプレート8より成るリンク機構を示したが、本考案のクサビ移動手段はこ れに限られるものではなく、実公平3−33158号に記載されているようにク サビ金具の下端面(テーパー面)に設けたラックと側板にこれに垂直に軸支され たピニオンとにより構成し、ピニオンの軸の頭部を側板の側方に位置させ、この 頭部をボックスレンチ等により回動させることによりクサビ体を移動させるもの であってもよく、要は側板に垂直な軸(ボルト、ねじ、ピン等を含む)の側板側 方に位置する頭部を回転させることによりクサビ金具を移動させ得るものであれ ばよい。
【0023】 上記詳述した通りの構成及び作用を有する本考案の電線引留クランプにおいて は、クランプ本体への電線の挿入は、クランプ本体の側板間に電線を上方から引 き下すようにして挿入すればよいので、作業位置の制約を受けずに電線の挿入を ホットスティック工法によって容易に行い得る。また、クサビ金具の移動、電線 受け板の移動は、全て、クランプ本体の側板の側方に位置する、好ましくはクラ ンプ本体の側板の両側方に位置する軸、ボルト等の頭部をボックスレンチ等によ り回転させることにより行われるので、これらの移動の作業もまたホットスティ ック工法によって容易に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の引留クランプの実施例の正面図であ
る。
【図2】上記実施例の右側面図である。
【図3】図1の矢印III方向から見た上面図である。
【図4】図1のIV−IV線による断面図である。
【図5】上記実施例における電線受け板移動手段の説明
図である。
【図6】本考案の電線引留クランプによる電線の引留め
作業の途中において電線を緊線した状態における電線引
留クランプの姿勢を示す正面図である。
【符号の説明】
1 クランプ本体 2及び2′ 側板 5 ガイド孔 6 透孔 7 クサビ金具 75 リンクピン 77 電線押え金具 8 リンクプレート 9 電線受け板 92 移動プレート 93 ねじ孔 10 回転棒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体としてほぼ三角形の互いに平行な2
    枚の側板を備え側板間の上方側が電線の出入自在とされ
    たクランプ本体と、上記側板間に介挿されたクサビ金具
    と、上記側板に垂直な軸の側板側方に位置する頭部を回
    転させることによりクサビ金具を移動させるクサビ金具
    移動手段と、上記2枚の側板のそれぞれに上記のクサビ
    金具の上面とほぼ平行に設けた細長い透孔を介して上記
    側板間に側方より出入する電線受け板と、側板の側方に
    位置するその頭部を回転させることにより上記電線受け
    板を側板間に出入させる電線受け板移動手段とを備えた
    ことを特徴とする電線引留クランプ。
  2. 【請求項2】 電線受け板移動手段が、側板に垂直な方
    向に延長しかつ同方向に沿う移動が抑止された、外周に
    ねじを有する回転棒と、側板と平行に延長し上記回転棒
    外周のねじと螺合するねじ孔を備え電線受け板の側辺に
    結合された移動プレートとにより形成され、上記回転棒
    を回転させる頭部が側板の両側方に位置することを特徴
    とする請求項1記載の電線引留クランプ。
JP2497693U 1993-04-14 1993-04-14 電線引留クランプ Expired - Lifetime JP2581070Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220138959A (ko) * 2021-04-07 2022-10-14 이디아이(주) 쐐기형 인류 클램프
CN115296239A (zh) * 2022-08-05 2022-11-04 江苏嘉盟电力设备有限公司 一种楔型耐张线夹
KR20230008549A (ko) * 2021-07-07 2023-01-16 한국전력공사 가공케이블의 설치용 인류클램프
KR20240162904A (ko) * 2023-05-09 2024-11-18 조덕승 더블 클램프

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KR20240162904A (ko) * 2023-05-09 2024-11-18 조덕승 더블 클램프

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