JPH068053A - 放電加工方法 - Google Patents
放電加工方法Info
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- JPH068053A JPH068053A JP19593192A JP19593192A JPH068053A JP H068053 A JPH068053 A JP H068053A JP 19593192 A JP19593192 A JP 19593192A JP 19593192 A JP19593192 A JP 19593192A JP H068053 A JPH068053 A JP H068053A
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電間隙長を応答性よく制御する。
【構成】 加工工具電極1と被加工物2の間の放電間隙
長を制御する機構を、大きな可動距離をもつサーボモー
タ6,伝動機構7等で構成する第1の駆動機構と、該第
1の駆動機構より可動距離が小さく高速の応答速度をも
つ圧電素子3等で構成する第2の駆動機構の組み合わせ
で構成する。放電間隙長の修正指令を第1の駆動機構へ
の移動指令とし、該移動指令の位置と第1の駆動機構の
現実の変位との位置偏差を上記第2の駆動機構の移動指
令として、第1,第2の駆動機構を駆動して上記間隙を
制御する。第1の駆動機構の応答遅れによる位置偏差が
応答性のよい第2の駆動機構の移動指令とされ、放電間
隙は第2の駆動機構で素早く修正される。第1の駆動機
構で位置偏差が生じる限り第2の駆動機構でそれを補正
する。全体的に応答がよい放電間隙制御ができる。
長を制御する機構を、大きな可動距離をもつサーボモー
タ6,伝動機構7等で構成する第1の駆動機構と、該第
1の駆動機構より可動距離が小さく高速の応答速度をも
つ圧電素子3等で構成する第2の駆動機構の組み合わせ
で構成する。放電間隙長の修正指令を第1の駆動機構へ
の移動指令とし、該移動指令の位置と第1の駆動機構の
現実の変位との位置偏差を上記第2の駆動機構の移動指
令として、第1,第2の駆動機構を駆動して上記間隙を
制御する。第1の駆動機構の応答遅れによる位置偏差が
応答性のよい第2の駆動機構の移動指令とされ、放電間
隙は第2の駆動機構で素早く修正される。第1の駆動機
構で位置偏差が生じる限り第2の駆動機構でそれを補正
する。全体的に応答がよい放電間隙制御ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工方法に関し、
特に、形彫放電加工機に適した放電加工方法に関する。
特に、形彫放電加工機に適した放電加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】放電加工機は、加工工具電極と被加工物
を微小な間隙を隔てて対向させ、該間隙に加工液を満た
し両者の間に電圧を印加し、放電を生じせしめて被加工
物を部分的に除去し、かつ、順次放電位置を変えて被加
工物を加工するものであり、上記加工工具電極と被加工
物の間の間隙を所定値に保持しながら、加工を行うもの
である。この放電間隙の制御は、通常加工工具電極をサ
ーボモータ等で移動させてサーボモータの位置,速度制
御により放電間隙を所定値に保持するものが一般的であ
る。さらに、上記放電間隙長を、駆動可能移動量の大き
い駆動装置と駆動可能移動量は小さいが応答性のよい駆
動装置の2つの駆動装置で制御する方法も開発されてい
る。
を微小な間隙を隔てて対向させ、該間隙に加工液を満た
し両者の間に電圧を印加し、放電を生じせしめて被加工
物を部分的に除去し、かつ、順次放電位置を変えて被加
工物を加工するものであり、上記加工工具電極と被加工
物の間の間隙を所定値に保持しながら、加工を行うもの
である。この放電間隙の制御は、通常加工工具電極をサ
ーボモータ等で移動させてサーボモータの位置,速度制
御により放電間隙を所定値に保持するものが一般的であ
る。さらに、上記放電間隙長を、駆動可能移動量の大き
い駆動装置と駆動可能移動量は小さいが応答性のよい駆
動装置の2つの駆動装置で制御する方法も開発されてい
る。
【0003】図4は、放電間隙長の制御機構として、大
きな可動距離をもつ第1の駆動機構と、該第1の駆動機
構より小さい可動距離をもち、かつこの第1の駆動機構
より高速の運動速度または応答時間をもつ第2の駆動機
構を備えた、放電加工装置の1つの制御方式の制御ブロ
ック図である。図4中、101は放電間隙長設定器であ
り、該放電間隙長設定器101で設定された放電間隙長
zs と実際の放電加工プロセス110から放電間隙検出
装置111で検出された放電間隙長zr との誤差εを求
め、要素102,103でこの誤差εに上記第1の駆動
機構と第2の駆動機構への分配比率α,βを乗じて得ら
れる変位指令に、検出器108,109で検出さける第
1,第2の駆動機構の変位量を減じて位置偏差を求め、
この各位置偏差に第1の駆動機構の位置制御ゲインkp
1,第2の駆動機構の位置制御ゲインkp2をそれぞれ乗
じて第1,第2のアクチュエータ106,107を駆動
し、放電加工プロセス110の状態を変化させる。すな
わち、アクチュエータ106,107は、加工工具電極
もしくは被加工物を駆動し放電間隙が放電間隙長設定器
101で設定された放電間隙長と一致するように制御す
る。なお、加工工具電極もしくは被加工物の移動量は第
1,第2の駆動機構のアクチュエータ106,107の
移動量の和である。
きな可動距離をもつ第1の駆動機構と、該第1の駆動機
構より小さい可動距離をもち、かつこの第1の駆動機構
より高速の運動速度または応答時間をもつ第2の駆動機
構を備えた、放電加工装置の1つの制御方式の制御ブロ
ック図である。図4中、101は放電間隙長設定器であ
り、該放電間隙長設定器101で設定された放電間隙長
zs と実際の放電加工プロセス110から放電間隙検出
装置111で検出された放電間隙長zr との誤差εを求
め、要素102,103でこの誤差εに上記第1の駆動
機構と第2の駆動機構への分配比率α,βを乗じて得ら
れる変位指令に、検出器108,109で検出さける第
1,第2の駆動機構の変位量を減じて位置偏差を求め、
この各位置偏差に第1の駆動機構の位置制御ゲインkp
1,第2の駆動機構の位置制御ゲインkp2をそれぞれ乗
じて第1,第2のアクチュエータ106,107を駆動
し、放電加工プロセス110の状態を変化させる。すな
わち、アクチュエータ106,107は、加工工具電極
もしくは被加工物を駆動し放電間隙が放電間隙長設定器
101で設定された放電間隙長と一致するように制御す
る。なお、加工工具電極もしくは被加工物の移動量は第
1,第2の駆動機構のアクチュエータ106,107の
移動量の和である。
【0004】放電加工プロセス110における放電加工
による被加工物の除去や工具加工電極の消耗を含む放電
間隙長は、放電間隙検出装置111で検出されフィード
バックされ前述したフィードバック制御が行われること
になる。
による被加工物の除去や工具加工電極の消耗を含む放電
間隙長は、放電間隙検出装置111で検出されフィード
バックされ前述したフィードバック制御が行われること
になる。
【0005】図5に示すブロック図も、大きな可動距離
をもつ第1の駆動機構と該第1の駆動機構より小さい可
動距離をもち、かつこの第1の駆動機構より高速の運動
速度または応答時間をもつ第2の駆動機構を備えた放電
間隙長制御機構を備えた放電加工装置の制御方式の制御
ブロック図である。この図5で示す例は、放電間隙長設
定器201で設定された放電間隙長zs から放電間隙検
出装置208で検出された放電間隙長zr を減じて誤差
εを求め、この誤差εから、検出器206で検出した第
1,第2の駆動機構のアクチュエータ204,205の
移動量の和を減じて位置偏差を求め、該位置偏差に第
1,第2の駆動機構の位置制御ゲインKp1,Kp2を乗じ
た値で第1,第2のアクチュエータ204,205を駆
動する。第1,第2の駆動機構のアクチュエータ20
4,205の移動量の総和が加工工具電極または被加工
物の移動量となり、放電加工プロセス207の状態は変
化する。そして、放電間隙検出装置208で上記放電加
工プロセス207の放電間隙が検出され、前述したよう
にフィードバックされて該放電間隙が設定値Zs になる
ように制御させることになる。
をもつ第1の駆動機構と該第1の駆動機構より小さい可
動距離をもち、かつこの第1の駆動機構より高速の運動
速度または応答時間をもつ第2の駆動機構を備えた放電
間隙長制御機構を備えた放電加工装置の制御方式の制御
ブロック図である。この図5で示す例は、放電間隙長設
定器201で設定された放電間隙長zs から放電間隙検
出装置208で検出された放電間隙長zr を減じて誤差
εを求め、この誤差εから、検出器206で検出した第
1,第2の駆動機構のアクチュエータ204,205の
移動量の和を減じて位置偏差を求め、該位置偏差に第
1,第2の駆動機構の位置制御ゲインKp1,Kp2を乗じ
た値で第1,第2のアクチュエータ204,205を駆
動する。第1,第2の駆動機構のアクチュエータ20
4,205の移動量の総和が加工工具電極または被加工
物の移動量となり、放電加工プロセス207の状態は変
化する。そして、放電間隙検出装置208で上記放電加
工プロセス207の放電間隙が検出され、前述したよう
にフィードバックされて該放電間隙が設定値Zs になる
ように制御させることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図4に示す制
御方式であると、設定放電間隙長zs と実際に検出され
た放電間隙長zr の差の誤差は修正指令として、ある分
配比率αとβをもって第1,第2の駆動機構に同時に指
令される。第2の駆動機構は最大移動量が小さく応答速
度が高い。そのため、第2の駆動機構の移動が終了して
も第1の駆動機構による移動は終了せず、全体として、
指令された放電間隙長を変化させるために要する時間は
応答の遅い第1の駆動機構の応答時間によって決まり遅
くなる。その結果、高い応答性をもつ第2の駆動機構の
特性を有効に利用できていない。
御方式であると、設定放電間隙長zs と実際に検出され
た放電間隙長zr の差の誤差は修正指令として、ある分
配比率αとβをもって第1,第2の駆動機構に同時に指
令される。第2の駆動機構は最大移動量が小さく応答速
度が高い。そのため、第2の駆動機構の移動が終了して
も第1の駆動機構による移動は終了せず、全体として、
指令された放電間隙長を変化させるために要する時間は
応答の遅い第1の駆動機構の応答時間によって決まり遅
くなる。その結果、高い応答性をもつ第2の駆動機構の
特性を有効に利用できていない。
【0007】また、図5に示す方式においては、設定放
電間隙長zs と実際に検出された放電間隙長zr の差で
ある誤差εが修正指令として指令され、第1,第2の駆
動機構のアクチュエータ204,205の移動量の和と
比較し、その位置偏差に比例する値を第1,第2の駆動
機構のアクチュエータ204,205に指令するもので
あるから、指令入力後、応答が速い第2の駆動機構のア
クチュエータ205が先に移動し、上記偏差を縮小して
しまうから、第1の駆動機構への変位指令が小さくな
り、結果的には、指令された放電間隙長の修正量だけ変
位するのに要する時間が長くなっていた。
電間隙長zs と実際に検出された放電間隙長zr の差で
ある誤差εが修正指令として指令され、第1,第2の駆
動機構のアクチュエータ204,205の移動量の和と
比較し、その位置偏差に比例する値を第1,第2の駆動
機構のアクチュエータ204,205に指令するもので
あるから、指令入力後、応答が速い第2の駆動機構のア
クチュエータ205が先に移動し、上記偏差を縮小して
しまうから、第1の駆動機構への変位指令が小さくな
り、結果的には、指令された放電間隙長の修正量だけ変
位するのに要する時間が長くなっていた。
【0008】また、上記図4,図5で示すの方式では、
放電間隙の修正指令が可動距離が短い第2の駆動装置の
変位量の限界を越えた場合、第2の駆動機構はその最大
位置まで変位して固定された状態となり、放電間隙長の
修正指令が変化した場合でも、これに対する応答性は第
1の駆動機構の応答速度によって制限されることになる
等の欠点がある。そこで、本願発明の目的は、放電間隙
長の制御機構に大きな可動距離をもつ第1の駆動機構と
該第1の駆動機構より小さい可動距離をもち、かつこの
第1の駆動機構より高速の運動速度または応答時間をも
つ第2の駆動機構を備えた放電加工装置において、応答
性のよい放電間隙長の制御ができる放電加工方法を提供
することにある。
放電間隙の修正指令が可動距離が短い第2の駆動装置の
変位量の限界を越えた場合、第2の駆動機構はその最大
位置まで変位して固定された状態となり、放電間隙長の
修正指令が変化した場合でも、これに対する応答性は第
1の駆動機構の応答速度によって制限されることになる
等の欠点がある。そこで、本願発明の目的は、放電間隙
長の制御機構に大きな可動距離をもつ第1の駆動機構と
該第1の駆動機構より小さい可動距離をもち、かつこの
第1の駆動機構より高速の運動速度または応答時間をも
つ第2の駆動機構を備えた放電加工装置において、応答
性のよい放電間隙長の制御ができる放電加工方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、加工工具電極
と被加工物のどちらか一方もしくは両者を移動させ放電
間隙長を制御する機構を、大きな可動距離をもつ第1の
駆動機構と、該第1の駆動機構より可動距離が小さく高
速の応答速度をもつ第2の駆動機構の組み合わせで構成
し、該第1の駆動機構への移動指令値と第1の駆動機構
の現実の変位との位置偏差を上記第2の駆動機構の移動
指令として、第1,第2の駆動機構を駆動して上記間隙
を制御する。また、上記第1の駆動機構への移動指令値
を目標間隙長と現実の間隙長の誤差とする。特に、上記
第2の駆動機構を印加される電気量に比例して伸縮する
手段等で構成し、該第2の駆動機構に指令された上記第
1の駆動機構への移動指令値と第1の駆動機構の現実の
変位との位置偏差量に比例して変位するものとする。
と被加工物のどちらか一方もしくは両者を移動させ放電
間隙長を制御する機構を、大きな可動距離をもつ第1の
駆動機構と、該第1の駆動機構より可動距離が小さく高
速の応答速度をもつ第2の駆動機構の組み合わせで構成
し、該第1の駆動機構への移動指令値と第1の駆動機構
の現実の変位との位置偏差を上記第2の駆動機構の移動
指令として、第1,第2の駆動機構を駆動して上記間隙
を制御する。また、上記第1の駆動機構への移動指令値
を目標間隙長と現実の間隙長の誤差とする。特に、上記
第2の駆動機構を印加される電気量に比例して伸縮する
手段等で構成し、該第2の駆動機構に指令された上記第
1の駆動機構への移動指令値と第1の駆動機構の現実の
変位との位置偏差量に比例して変位するものとする。
【0010】
【作用】加工工具電極と被加工物の間の間隙を調整する
ために、上記第1の駆動機構へ移動指令が入力されて
も、該第1の駆動機構は応答性が十分ではないと上記間
隙の修正は遅れることになる。しかし、上記第2の駆動
機構は応答性がよいため、上記第1の駆動機構への移動
指令値と第1の駆動機構の現実の変位との位置偏差を上
記第2の駆動機構に移動指令値として与えれば、第2の
駆動機構が第1の駆動機構の遅れを補正し、全体的に
は、応答よく上記間隙長は調整されることになる。
ために、上記第1の駆動機構へ移動指令が入力されて
も、該第1の駆動機構は応答性が十分ではないと上記間
隙の修正は遅れることになる。しかし、上記第2の駆動
機構は応答性がよいため、上記第1の駆動機構への移動
指令値と第1の駆動機構の現実の変位との位置偏差を上
記第2の駆動機構に移動指令値として与えれば、第2の
駆動機構が第1の駆動機構の遅れを補正し、全体的に
は、応答よく上記間隙長は調整されることになる。
【0011】特に、第1の駆動機構は移動指令に対して
追従するように制御されるものであるから、この第1の
駆動機構における移動指令値と現実の変位との位置偏差
量は、該移動指令の最大速度と第1の駆動機構の応答性
によって決まる一定の限界を越えて大きくなることはな
い。そのため、可動距離は小さいが応答性のよい第2の
駆動機構の可動距離を上記第1の駆動機構の偏差量の限
界に基づいて設計しておけば、運転中にその可動距離が
不足することはなく、高い応答性の運動を常に利用でき
ることになる。また、第1の駆動機構の位置偏差を応答
性のよい第2の駆動機構の移動指令値とするから、機構
全体的な追従偏差は応答性のよい第2の駆動機構の応答
特性によって決まる。
追従するように制御されるものであるから、この第1の
駆動機構における移動指令値と現実の変位との位置偏差
量は、該移動指令の最大速度と第1の駆動機構の応答性
によって決まる一定の限界を越えて大きくなることはな
い。そのため、可動距離は小さいが応答性のよい第2の
駆動機構の可動距離を上記第1の駆動機構の偏差量の限
界に基づいて設計しておけば、運転中にその可動距離が
不足することはなく、高い応答性の運動を常に利用でき
ることになる。また、第1の駆動機構の位置偏差を応答
性のよい第2の駆動機構の移動指令値とするから、機構
全体的な追従偏差は応答性のよい第2の駆動機構の応答
特性によって決まる。
【0012】
【実施例】図1は本発明を実施する一実施例の要部ブロ
ック図である。本実施例においては、大きな可動距離を
もつ第1の駆動機構ととしてサーボモータで構成される
機構とし、該第1の駆動機構より小さい可動距離をも
ち、かつこの第1の駆動機構より高速の運動速度または
応答時間をもつ第2の駆動機構として、圧電素子によっ
て構成される機構とするものである。
ック図である。本実施例においては、大きな可動距離を
もつ第1の駆動機構ととしてサーボモータで構成される
機構とし、該第1の駆動機構より小さい可動距離をも
ち、かつこの第1の駆動機構より高速の運動速度または
応答時間をもつ第2の駆動機構として、圧電素子によっ
て構成される機構とするものである。
【0013】図1において、工具加工電極1は被加工物
2に対して微小間隙をもって対向し、かつ図示してはい
ないが、該間隙には加工液が満たされている。加工工具
電極1は結合手段5を介して圧電素子3に固定されてい
る。さらに上記圧電素子3はフレーム4に取り外し自在
に固定され、該フレーム4はサーボモータ6によって駆
動され回転運動を直線運動に変換する伝動機構7の出力
軸に固定されている。上記圧電素子3は圧電材料を多数
積層して構成され、該圧電素子3に電圧が印加されると
変形し、電圧の大きさに応じてその変形量が変化するも
のであり、結局加工工具電極1が移動させられるもので
ある。また、上記サーボモータ6によって移動する上記
フレーム4の移動量を検出するリニアスケール等の位置
センサ10、上記圧電素子3によって移動する加工工具
電極1の移動量を検出するリニアスケール等の位置セン
サ9がそれぞれ設けられている。
2に対して微小間隙をもって対向し、かつ図示してはい
ないが、該間隙には加工液が満たされている。加工工具
電極1は結合手段5を介して圧電素子3に固定されてい
る。さらに上記圧電素子3はフレーム4に取り外し自在
に固定され、該フレーム4はサーボモータ6によって駆
動され回転運動を直線運動に変換する伝動機構7の出力
軸に固定されている。上記圧電素子3は圧電材料を多数
積層して構成され、該圧電素子3に電圧が印加されると
変形し、電圧の大きさに応じてその変形量が変化するも
のであり、結局加工工具電極1が移動させられるもので
ある。また、上記サーボモータ6によって移動する上記
フレーム4の移動量を検出するリニアスケール等の位置
センサ10、上記圧電素子3によって移動する加工工具
電極1の移動量を検出するリニアスケール等の位置セン
サ9がそれぞれ設けられている。
【0014】放電間隙制御装置11は加工工具電極1と
被加工物2間の放電間隙の電圧を検出し、その平均電圧
より上記放電間隙長zr を求め、放電間隙長設定器12
で設定された放電間隙長zs から上記検出放電間隙長z
r を減じてその誤差を求め、この誤差を修正指令として
工具電極駆動制御装置13に送出する。工具電極駆動制
御装置13は後述するように、位置センサ9,10から
の信号と上記修正指令を受けてサーボモータ駆動装置1
4及び圧電素子駆動装置15をフィードバック制御して
駆動する。
被加工物2間の放電間隙の電圧を検出し、その平均電圧
より上記放電間隙長zr を求め、放電間隙長設定器12
で設定された放電間隙長zs から上記検出放電間隙長z
r を減じてその誤差を求め、この誤差を修正指令として
工具電極駆動制御装置13に送出する。工具電極駆動制
御装置13は後述するように、位置センサ9,10から
の信号と上記修正指令を受けてサーボモータ駆動装置1
4及び圧電素子駆動装置15をフィードバック制御して
駆動する。
【0015】図2は、この実施例の放電間隙制御の制御
ブロック図である。放電間隙長設定器12で設定された
放電間隙長zs から放電間隙制御装置11内に設けられ
ている放電間隙検出手段24で検出された放電間隙長z
r を減じて誤差εを求め、この誤差を修正指令として第
1の駆動機構のサーボモータ6への移動指令とする。上
記修正指令εから位置センサ10で検出される移動量z
1を減じて位置偏差x1を求め、この位置偏差x1に要
素20の位置制御ゲインKp1を乗じてサーボモータ6へ
の移動指令(トルク指令)とし、サーボモータ駆動装置
14を介してサーボモータ6を駆動する。サーボモータ
6が駆動されると、伝動機構7を介してフレーム4が移
動し、圧電素子3、結合手段5を介して加工工具電極1
が移動する。また、上記フレーム4が移動すると、この
移動量は位置センサ10によって検出され、フィードバ
ックされる。
ブロック図である。放電間隙長設定器12で設定された
放電間隙長zs から放電間隙制御装置11内に設けられ
ている放電間隙検出手段24で検出された放電間隙長z
r を減じて誤差εを求め、この誤差を修正指令として第
1の駆動機構のサーボモータ6への移動指令とする。上
記修正指令εから位置センサ10で検出される移動量z
1を減じて位置偏差x1を求め、この位置偏差x1に要
素20の位置制御ゲインKp1を乗じてサーボモータ6へ
の移動指令(トルク指令)とし、サーボモータ駆動装置
14を介してサーボモータ6を駆動する。サーボモータ
6が駆動されると、伝動機構7を介してフレーム4が移
動し、圧電素子3、結合手段5を介して加工工具電極1
が移動する。また、上記フレーム4が移動すると、この
移動量は位置センサ10によって検出され、フィードバ
ックされる。
【0016】一方、修正指令εと位置センサ10で検出
した移動量z1との位置偏差x1は、圧電素子4で構成
される第2の駆動機構の移動指令ともされる。この第2
駆動機構の圧電素子4に対しての移動指令は、上記修正
指令εと位置センサ10で検出した移動量z1とのの差
である第1の駆動機構の位置偏差x1に、さらに上記誤
差εにフィードフォワード係数Kf を乗じた値を加算し
た値とされ(なおこのフィードフォワード係数Kf は
「0」でもよい)、この値に位置センサ9で検出した移
動量が減じられて求められた誤差に位置制御ゲインKp2
が乗じられて圧電素子3への移動指令とされる。この指
令に応じた電圧が圧電素子駆動装置15から出力され、
圧電素子3を変位させる。圧電素子3が変位すると結合
部材5を介して加工工具電極1は移動し、この移動は位
置センサ9で検出されフィードバックされる。こうし
て、加工工具電極1は移動し、放電加工プロセスの状態
は変化し、放電加工電極1はサーボモータ6の移動と圧
電素子3による移動に基づいて移動することになり、こ
の移動により放電間隙は変化し、この放電間隙は放電間
隙検出手段24によって検出され、この検出放電間隙が
設定放電間隙zs に一致するように制御される。
した移動量z1との位置偏差x1は、圧電素子4で構成
される第2の駆動機構の移動指令ともされる。この第2
駆動機構の圧電素子4に対しての移動指令は、上記修正
指令εと位置センサ10で検出した移動量z1とのの差
である第1の駆動機構の位置偏差x1に、さらに上記誤
差εにフィードフォワード係数Kf を乗じた値を加算し
た値とされ(なおこのフィードフォワード係数Kf は
「0」でもよい)、この値に位置センサ9で検出した移
動量が減じられて求められた誤差に位置制御ゲインKp2
が乗じられて圧電素子3への移動指令とされる。この指
令に応じた電圧が圧電素子駆動装置15から出力され、
圧電素子3を変位させる。圧電素子3が変位すると結合
部材5を介して加工工具電極1は移動し、この移動は位
置センサ9で検出されフィードバックされる。こうし
て、加工工具電極1は移動し、放電加工プロセスの状態
は変化し、放電加工電極1はサーボモータ6の移動と圧
電素子3による移動に基づいて移動することになり、こ
の移動により放電間隙は変化し、この放電間隙は放電間
隙検出手段24によって検出され、この検出放電間隙が
設定放電間隙zs に一致するように制御される。
【0017】以上のように、この実施例は動作するもの
であるが、この作動をさらに詳しく検討すると、指令放
電間隙長zs と検出放電間隙長zr との誤差εが修正指
令としてサーボモータで構成される第1の駆動機構に入
力され、サーボモータ6はこの修正指令εと位置センサ
10で検出される移動量z1との差の位置偏差x1が
「0」になるまで移動することになる。一方、上記位置
偏差x1は第2駆動装置の圧電素子3への移動指令とし
て、圧電素子3を駆動するから、サーボモータ6ととも
に圧電素子3も同時に駆動され、加工工具電極1は移動
することになる。加工工具電極1が移動すると上記誤差
(修正指令)εも上記位置偏差x1も「0」に近付く
が、上記修正指令ε、位置偏差x1が「0」に近付く
と、圧電素子3への指令(x1+Kf ・ε)も小さくな
り、この指令と位置センサ9で検出される移動量z2と
の差の位置偏差x2の値は小さな値もしくは負となる。
その結果、圧電素子3への指令電圧はKp2・x2に比例
するものであるから、この指令電圧は小さな値か負の値
になる。そのため圧電素子3による加工工具電極1の移
動は指令(x1+Kf ・ε)が小さくなった分、逆方向
に移動することになる。なお、圧電素子3はバイアス電
圧がかけられ、上記位置偏差x2が「0」で圧電素子3
に移動指令電圧が入力されないときは、上記バイアス電
圧に応じた長さを保持しており、上記位置偏差x2の正
負に応じ該位置より伸び縮みし、その量は上記位置偏差
x2の絶対値の大きさに比例する。
であるが、この作動をさらに詳しく検討すると、指令放
電間隙長zs と検出放電間隙長zr との誤差εが修正指
令としてサーボモータで構成される第1の駆動機構に入
力され、サーボモータ6はこの修正指令εと位置センサ
10で検出される移動量z1との差の位置偏差x1が
「0」になるまで移動することになる。一方、上記位置
偏差x1は第2駆動装置の圧電素子3への移動指令とし
て、圧電素子3を駆動するから、サーボモータ6ととも
に圧電素子3も同時に駆動され、加工工具電極1は移動
することになる。加工工具電極1が移動すると上記誤差
(修正指令)εも上記位置偏差x1も「0」に近付く
が、上記修正指令ε、位置偏差x1が「0」に近付く
と、圧電素子3への指令(x1+Kf ・ε)も小さくな
り、この指令と位置センサ9で検出される移動量z2と
の差の位置偏差x2の値は小さな値もしくは負となる。
その結果、圧電素子3への指令電圧はKp2・x2に比例
するものであるから、この指令電圧は小さな値か負の値
になる。そのため圧電素子3による加工工具電極1の移
動は指令(x1+Kf ・ε)が小さくなった分、逆方向
に移動することになる。なお、圧電素子3はバイアス電
圧がかけられ、上記位置偏差x2が「0」で圧電素子3
に移動指令電圧が入力されないときは、上記バイアス電
圧に応じた長さを保持しており、上記位置偏差x2の正
負に応じ該位置より伸び縮みし、その量は上記位置偏差
x2の絶対値の大きさに比例する。
【0018】そして、最終的には、加工工具電極1は設
定放電間隙長zs を保持する位置に移動し上記位置偏差
(修正指令)εは「0」となるものであり、また、第1
の駆動機構のサーボモータ6における位置偏差x1も
「0」に漸近させられるものであるから、圧電素子3へ
の入力は「0」となり、最終的には、圧電素子3による
加工工具電極1の移動は「0」となって、サーボモータ
6による位置決めによって放電間隙長が設定長に保持さ
れることになる。このことは、修正指令εが出されると
サーボモータ6も圧電素子3も同時に駆動され、応答の
速い圧電素子3によって加工工具電極1は速い応答速度
で移動し、続いてサーボモータ6による駆動で加工工具
電極1は重畳されて移動し、サーボモータ6の移動を位
置センサ10が検出すれば、上記誤差x1が小さくなる
ため、圧電素子3への指令値は小さくなり圧電素子3に
よる加工工具電極1の移動速度は低下もしくは逆方向に
移動することになる。すなわち、圧電素子3により加工
工具電極1を移動させることは、サーボモータによる移
動の応答遅れを補正する作用を行うもので、結局全体的
にみれば、修正指令εに対する加工工具電極の移動の応
答は速く達成されるものである。
定放電間隙長zs を保持する位置に移動し上記位置偏差
(修正指令)εは「0」となるものであり、また、第1
の駆動機構のサーボモータ6における位置偏差x1も
「0」に漸近させられるものであるから、圧電素子3へ
の入力は「0」となり、最終的には、圧電素子3による
加工工具電極1の移動は「0」となって、サーボモータ
6による位置決めによって放電間隙長が設定長に保持さ
れることになる。このことは、修正指令εが出されると
サーボモータ6も圧電素子3も同時に駆動され、応答の
速い圧電素子3によって加工工具電極1は速い応答速度
で移動し、続いてサーボモータ6による駆動で加工工具
電極1は重畳されて移動し、サーボモータ6の移動を位
置センサ10が検出すれば、上記誤差x1が小さくなる
ため、圧電素子3への指令値は小さくなり圧電素子3に
よる加工工具電極1の移動速度は低下もしくは逆方向に
移動することになる。すなわち、圧電素子3により加工
工具電極1を移動させることは、サーボモータによる移
動の応答遅れを補正する作用を行うもので、結局全体的
にみれば、修正指令εに対する加工工具電極の移動の応
答は速く達成されるものである。
【0019】上記修正指令εに対して第1の駆動機構の
サーボモータはこの修正指令に追従するように制御され
るものであるから、修正指令とサーボモータ6の追従遅
れである上記位置偏差x1の大きさは、修正指令の最大
速度とこの第1の駆動機構の応答性によって決まる一定
の限界を越えて大きくなることはない。そのため、応答
性の高い上記第2の駆動機構である圧電素子3の最大可
動距離を上記位置偏差x1の限界に基づいて設計してお
けば、運転中に可動距離が不足することが避けられ、高
い応答性の運動を常に利用することができる。
サーボモータはこの修正指令に追従するように制御され
るものであるから、修正指令とサーボモータ6の追従遅
れである上記位置偏差x1の大きさは、修正指令の最大
速度とこの第1の駆動機構の応答性によって決まる一定
の限界を越えて大きくなることはない。そのため、応答
性の高い上記第2の駆動機構である圧電素子3の最大可
動距離を上記位置偏差x1の限界に基づいて設計してお
けば、運転中に可動距離が不足することが避けられ、高
い応答性の運動を常に利用することができる。
【0020】図3は工具電極駆動制御装置13のプロセ
ッサが所定周期T毎実施する上記加工工具電極制御処理
のフローチャートである。まず、プロセッサは放電間隙
制御装置11から送信される修正指令(誤差)εを読み
取ると共に、位置センサ10,9から前周期の区間Tに
おける移動量z1,z2を読み取る(ステップS2,S
3)。そして、修正指令εからセンサ10から読み取っ
た前周期での移動量z1を減じ位置偏差x1を求め(ス
テップS4)、この位置偏差x1に設定された位置制御
ゲインKp1を乗じてサーボ駆動装置14に出力する(ス
テップS5)。さらに、上記修正指令εに設定係数Kf
を乗じた値に上記位置偏差x1を加算し、さらにステッ
プS3で求めた移動量z2を減じて圧電素子3に対する
位置偏差x2を求め(ステップS6)、この位置偏差x
2に設定された位置制御ゲインKp2を乗じて圧電素子駆
動装置15に出力する。以下所定周期T毎に上記ステッ
プS1〜S7の処理を工具電極駆動制御装置13のプロ
セッサは実行し加工工具電極1と被加工物2間の放電間
隙が設定値zsに一致するように制御されることにな
る。
ッサが所定周期T毎実施する上記加工工具電極制御処理
のフローチャートである。まず、プロセッサは放電間隙
制御装置11から送信される修正指令(誤差)εを読み
取ると共に、位置センサ10,9から前周期の区間Tに
おける移動量z1,z2を読み取る(ステップS2,S
3)。そして、修正指令εからセンサ10から読み取っ
た前周期での移動量z1を減じ位置偏差x1を求め(ス
テップS4)、この位置偏差x1に設定された位置制御
ゲインKp1を乗じてサーボ駆動装置14に出力する(ス
テップS5)。さらに、上記修正指令εに設定係数Kf
を乗じた値に上記位置偏差x1を加算し、さらにステッ
プS3で求めた移動量z2を減じて圧電素子3に対する
位置偏差x2を求め(ステップS6)、この位置偏差x
2に設定された位置制御ゲインKp2を乗じて圧電素子駆
動装置15に出力する。以下所定周期T毎に上記ステッ
プS1〜S7の処理を工具電極駆動制御装置13のプロ
セッサは実行し加工工具電極1と被加工物2間の放電間
隙が設定値zsに一致するように制御されることにな
る。
【0021】上記実施例において、可動距離は短いが応
答速度の速い第2の駆動機構として圧電素子3を用いた
が、この圧電素子に変わるものとして、磁界をかけるこ
とによって変形し伸縮する磁歪素子を用いてもよい。
答速度の速い第2の駆動機構として圧電素子3を用いた
が、この圧電素子に変わるものとして、磁界をかけるこ
とによって変形し伸縮する磁歪素子を用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、放電間隙長を制御する機構と
して、大きな可動距離をもつ第1の駆動機構と該第1の
駆動機構より可動距離が小さく高速の応答速度をもつ第
2の駆動機構の組み合わせで構成し、第1の駆動機構に
おける移動指令と実際の変位との差である位置偏差を第
2の駆動機構の移動指令としたので、放電間隙長を制御
する機構全体の応答性は、第2の駆動機構の応答特性に
よって決まる。そのため、応答性のよい放電間隙制御方
法を得ることができる。特に、第1の駆動機構の追従特
性が多少劣っていても、あるいは第1の駆動機構の運動
に多少の振動があっても、第2の駆動機構が、第1の駆
動機構の追従の不良や振動を補正するように動作するこ
とになるから、放電間隙長は常に最適に保持されること
になる。
して、大きな可動距離をもつ第1の駆動機構と該第1の
駆動機構より可動距離が小さく高速の応答速度をもつ第
2の駆動機構の組み合わせで構成し、第1の駆動機構に
おける移動指令と実際の変位との差である位置偏差を第
2の駆動機構の移動指令としたので、放電間隙長を制御
する機構全体の応答性は、第2の駆動機構の応答特性に
よって決まる。そのため、応答性のよい放電間隙制御方
法を得ることができる。特に、第1の駆動機構の追従特
性が多少劣っていても、あるいは第1の駆動機構の運動
に多少の振動があっても、第2の駆動機構が、第1の駆
動機構の追従の不良や振動を補正するように動作するこ
とになるから、放電間隙長は常に最適に保持されること
になる。
【0023】また、第1駆動機構のフィードバック制御
を低い周波数特性、低いゲインによって行うことによ
り、第2駆動機構の制御において高い周波数特性、高い
ゲインを持つフィードバック制御を行っても、低い応答
特性しかもたない第1の駆動機構の制御を不安定にする
ことはない。
を低い周波数特性、低いゲインによって行うことによ
り、第2駆動機構の制御において高い周波数特性、高い
ゲインを持つフィードバック制御を行っても、低い応答
特性しかもたない第1の駆動機構の制御を不安定にする
ことはない。
【0024】さらに、本願発明は、放電間隙長の修正指
令を大きな可動距離をもつ第1の駆動機構に指令し、こ
の第1の駆動機構の応答性の不足から生じる指令位置と
実際の位置との偏差を高い応答性を持つ第2の駆動機構
の移動指令としたから、第1の駆動機構に指令される移
動指令は第2の駆動機構が付加されない場合と同じもの
となる。このため、放電加工装置が第2の駆動機構を備
えず第1の駆動機構のみの場合においても、また、第2
の駆動機構を備えるものにおいても放電間隙調整のため
の加工工具電極もしくは被加工物の送りの指令方法を同
一とすることができる。さらに、加工工具電極や被加工
物の大きさ,質量にしたがって高い応答性をもつ第2の
駆動機構を一時的に着脱して使用するようにした放電加
工装置においても、第1の駆動機構への指令方法は第2
の駆動機構の着脱にしたがって切換える必要もない。
令を大きな可動距離をもつ第1の駆動機構に指令し、こ
の第1の駆動機構の応答性の不足から生じる指令位置と
実際の位置との偏差を高い応答性を持つ第2の駆動機構
の移動指令としたから、第1の駆動機構に指令される移
動指令は第2の駆動機構が付加されない場合と同じもの
となる。このため、放電加工装置が第2の駆動機構を備
えず第1の駆動機構のみの場合においても、また、第2
の駆動機構を備えるものにおいても放電間隙調整のため
の加工工具電極もしくは被加工物の送りの指令方法を同
一とすることができる。さらに、加工工具電極や被加工
物の大きさ,質量にしたがって高い応答性をもつ第2の
駆動機構を一時的に着脱して使用するようにした放電加
工装置においても、第1の駆動機構への指令方法は第2
の駆動機構の着脱にしたがって切換える必要もない。
【図1】本発明の一実施例を実施するの放電加工機の要
部ブロック図である。
部ブロック図である。
【図2】同実施例における放電間隙長制御の作用ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】同実施例における工具電極駆動制御装置のプロ
セッサが実行する放電間隙制御処理のフローチャートで
ある。
セッサが実行する放電間隙制御処理のフローチャートで
ある。
【図4】大きな可動距離をもつ第1の駆動機構と、該第
1の駆動機構より小さい可動距離をもち、かつこの第1
の駆動機構より高速の運動速度または応答時間をもつ第
2の駆動機構の組み合わせからなる放電間隙長の制御機
構を備えた放電加工装置の従来の制御方式の制御ブロッ
ク図である。
1の駆動機構より小さい可動距離をもち、かつこの第1
の駆動機構より高速の運動速度または応答時間をもつ第
2の駆動機構の組み合わせからなる放電間隙長の制御機
構を備えた放電加工装置の従来の制御方式の制御ブロッ
ク図である。
【図5】従来例における他の制御方式の制御ブロック図
である。
である。
1 加工工具電極 2 被加工物 3 圧電素子 4 フレーム 5 結合部材 6 サーボモータ 7 伝動機構 9,10 位置センサ
Claims (5)
- 【請求項1】 加工工具電極と被加工物を加工液を満た
した微小な間隙を隔てて対向させ、両者の間に電圧を印
加し、放電を生じせしめて被加工物を除去加工する放電
加工方法において、加工工具電極と被加工物のどちらか
一方もしくは両者を移動させ上記間隙長を制御する機構
を、大きな可動距離をもつ第1の駆動機構と該第1の駆
動機構より可動距離が小さく高速の応答速度をもつ第2
の駆動機構の組み合わせで構成し、上記第1の駆動機構
への移動指令値と該第1の駆動機構の現実の変位との位
置偏差を上記第2の駆動機構の移動指令として、第1,
第2の駆動機構を駆動して上記間隙を制御する放電加工
方法。 - 【請求項2】 上記第1の駆動機構への移動指令値を目
標間隙長と現実の間隙長の誤差とした請求項1記載の放
電加工方法。 - 【請求項3】 上記第2の駆動機構に移動指令として、
上記第1の駆動機構の位置偏差に上記誤差に定数を乗じ
た値を加算したものとした請求項2記載の放電加工方
法。 - 【請求項4】 上記第2の駆動機構は該第2の駆動機構
への上記移動指令値と現実の変位との位置偏差量に比例
して変位する機構である請求項1,請求項2または請求
項3記載の放電加工方法。 - 【請求項5】 上記第2の駆動機構は印加される電気量
に比例して伸縮する手段で構成されている請求項4記載
の放電加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19593192A JPH068053A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 放電加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19593192A JPH068053A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 放電加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068053A true JPH068053A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16349360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19593192A Pending JPH068053A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 放電加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068053A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011050186A3 (en) * | 2009-10-21 | 2011-09-22 | Perfect Point Edm Corporation | Spark gap control for electro-discharge machining |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62292322A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-19 | Amada Co Ltd | 放電加工機 |
| JPH03136726A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-11 | Sodick Co Ltd | 放電加工機用サーボ装置 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19593192A patent/JPH068053A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62292322A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-19 | Amada Co Ltd | 放電加工機 |
| JPH03136726A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-11 | Sodick Co Ltd | 放電加工機用サーボ装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011050186A3 (en) * | 2009-10-21 | 2011-09-22 | Perfect Point Edm Corporation | Spark gap control for electro-discharge machining |
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