JPH068055Y2 - 導電性緩衝材 - Google Patents
導電性緩衝材Info
- Publication number
- JPH068055Y2 JPH068055Y2 JP874688U JP874688U JPH068055Y2 JP H068055 Y2 JPH068055 Y2 JP H068055Y2 JP 874688 U JP874688 U JP 874688U JP 874688 U JP874688 U JP 874688U JP H068055 Y2 JPH068055 Y2 JP H068055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- sheet
- cushioning material
- layer
- antistatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は層間に多数の独立した中空室を有する緩衝材に
関し、特に電子部品等の静電気発生を防止する電導性緩
衝材に関する。
関し、特に電子部品等の静電気発生を防止する電導性緩
衝材に関する。
従来より多数の独立した中空室を有する緩衝材は包装材
料、緩衝材料、断熱材料として広く利用されている。特
に、静電気トラブルを発生し易い電子部品、精密機器、
光学機器等の包装、中仕切、容器等に導電性緩衝材が用
いられている。そうして導電性緩衝材としては、例えば
熱可塑性樹脂に導電性素材を混練して得られた導電性シ
ートを上層又は(及び)下層シートとして使用して形成
した多数の独立中空室を有する緩衝材が市場に出回って
いる。
料、緩衝材料、断熱材料として広く利用されている。特
に、静電気トラブルを発生し易い電子部品、精密機器、
光学機器等の包装、中仕切、容器等に導電性緩衝材が用
いられている。そうして導電性緩衝材としては、例えば
熱可塑性樹脂に導電性素材を混練して得られた導電性シ
ートを上層又は(及び)下層シートとして使用して形成
した多数の独立中空室を有する緩衝材が市場に出回って
いる。
然しながら、このような導電性緩衝材は、導電性シート
に充分な導電性を付与するためには、該シート内に高価
な導電性素材を多量含有させておかなければならず、そ
の結果コストの高いものとなるという欠点を有する。
に充分な導電性を付与するためには、該シート内に高価
な導電性素材を多量含有させておかなければならず、そ
の結果コストの高いものとなるという欠点を有する。
本考案の目的は、導電性能を低下させることなしに高価
な導電性素材の使用量が少なくて済む導電性緩衝材を提
供することにある。
な導電性素材の使用量が少なくて済む導電性緩衝材を提
供することにある。
本考案によれば、上層シートと下層シートの間に多数の
独立中空室が形成されている緩衝材において、上層シー
ト及び下層シートの少くとも何れかが、導電性素材を含
有した熱可塑性樹脂からなる導電層と帯電防止剤を含有
した熱可塑性樹脂からなる帯電防止層との積層シートか
らなり、しかも該積層シートの帯電防止層が外側に位置
するように設けられていることを特徴とする導電性緩衝
材が提供される。
独立中空室が形成されている緩衝材において、上層シー
ト及び下層シートの少くとも何れかが、導電性素材を含
有した熱可塑性樹脂からなる導電層と帯電防止剤を含有
した熱可塑性樹脂からなる帯電防止層との積層シートか
らなり、しかも該積層シートの帯電防止層が外側に位置
するように設けられていることを特徴とする導電性緩衝
材が提供される。
即ち、本考案の導電性緩衝材は、上層シートと下層シー
トの間に多数の独立中空室が形成されている緩衝材であ
って、導電性素材を含有した熱可塑性樹脂からなる導電
層と帯電防止剤を含有した熱可塑性樹脂からなる帯電防
止層との積層シートを、上層シート又は(及び)下層シ
ートとして使用し、しかも該積層シートをその帯電防止
層が外側に位置するように設けたことにより、導電性素
材の使用量を減少しても従来品と同程度の高い導電性能
を有したものとなる。
トの間に多数の独立中空室が形成されている緩衝材であ
って、導電性素材を含有した熱可塑性樹脂からなる導電
層と帯電防止剤を含有した熱可塑性樹脂からなる帯電防
止層との積層シートを、上層シート又は(及び)下層シ
ートとして使用し、しかも該積層シートをその帯電防止
層が外側に位置するように設けたことにより、導電性素
材の使用量を減少しても従来品と同程度の高い導電性能
を有したものとなる。
本考案の導電性緩衝材を図面に沿って説明すると、第1
〜3図は本考案の導電性緩衝材の実施例を示す模式断面
図であり、Aは上層シート、Bは下層シートであり、こ
れらのシートの間に独立中空室Cが形成されている。
〜3図は本考案の導電性緩衝材の実施例を示す模式断面
図であり、Aは上層シート、Bは下層シートであり、こ
れらのシートの間に独立中空室Cが形成されている。
第1図において、上層シートAは、導電性素材を含有し
た熱可塑性樹脂からなる導電層1と帯電防止剤を含有し
た熱可塑性樹脂からなる帯電防止層2との積層シートか
らなり、しかも積層シートの帯電防止層2が外側になる
ように設けられている。また下層シートBは、通常の熱
可塑性樹脂からなるシート3′であり、この図は上層シ
ートとしてのみ積層シートを用いた場合の例を示すもの
である。
た熱可塑性樹脂からなる導電層1と帯電防止剤を含有し
た熱可塑性樹脂からなる帯電防止層2との積層シートか
らなり、しかも積層シートの帯電防止層2が外側になる
ように設けられている。また下層シートBは、通常の熱
可塑性樹脂からなるシート3′であり、この図は上層シ
ートとしてのみ積層シートを用いた場合の例を示すもの
である。
また第2図は、本考案の他の導電性緩衝材を示すもので
あり、下層シートとしてのみ積層シートを用いた場合の
例を示す。即ち、上層シートAは、通常の熱可塑性樹脂
からなるシート3であるが、下層シートBは、導電性素
材を含有した熱可塑性樹脂からなる導電層1′と帯電防
止剤を含有した熱可塑性樹脂からなる帯電防止層2′と
の積層体からなり、しかも積層シートの帯電防止層2′
が外側に位置するように設けられている。第1図及び第
2図で示される実施例の場合には、電子部品等は帯電防
止層面に接触するように包装又は収納等される。
あり、下層シートとしてのみ積層シートを用いた場合の
例を示す。即ち、上層シートAは、通常の熱可塑性樹脂
からなるシート3であるが、下層シートBは、導電性素
材を含有した熱可塑性樹脂からなる導電層1′と帯電防
止剤を含有した熱可塑性樹脂からなる帯電防止層2′と
の積層体からなり、しかも積層シートの帯電防止層2′
が外側に位置するように設けられている。第1図及び第
2図で示される実施例の場合には、電子部品等は帯電防
止層面に接触するように包装又は収納等される。
更に第3図は、本考案の他の導電性緩衝材を示すもので
あって、上層シート及び下層シート共に積層シートを用
いた場合の例を示すものである。
あって、上層シート及び下層シート共に積層シートを用
いた場合の例を示すものである。
本考案において、導電層1及び1′で用いる導電性素材
としては、カーボンブラック、グラファイト、アルミニ
ウム、銅、ニッケル等の粉末が挙げられる。電子部品等
を静電気から保護するためには、導電層1及び1′の電
気抵抗値を104〜107Ω/cmとするのが好ましい。そのた
めの導電性素材の使用量は、通常熱可塑性樹脂100重量
部に対して、20〜60重量部である。
としては、カーボンブラック、グラファイト、アルミニ
ウム、銅、ニッケル等の粉末が挙げられる。電子部品等
を静電気から保護するためには、導電層1及び1′の電
気抵抗値を104〜107Ω/cmとするのが好ましい。そのた
めの導電性素材の使用量は、通常熱可塑性樹脂100重量
部に対して、20〜60重量部である。
また帯電防止層2及び2′で用いる帯電防止剤として
は、種々のものが挙げられるが、通常はカチオン系、非
イオン系及び両性界面活性剤が使用される。カチオン系
界面活性剤としては、第一級アミン塩、第三級アミン
塩、第四級アンモニウム化合物、ピリジン誘導体等が例
示され、また非イオン系界面活性剤としては、多価アル
コールの部分的脂肪酸エステル、脂肪アルコールのエチ
レンオキサイド化合物、脂肪酸のエチレンオキサイド付
加物、脂肪アミノ又は脂肪酸アミドのエチレンオキサイ
ド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキサイド付
加物、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加
物、多価アルコールの部分的脂肪酸エステルのエチレン
オキサイド付加物等が例示される。なお両性界面活性剤
としては、カルボン酸誘導体、イミダゾリン誘導体等が
例示される。
は、種々のものが挙げられるが、通常はカチオン系、非
イオン系及び両性界面活性剤が使用される。カチオン系
界面活性剤としては、第一級アミン塩、第三級アミン
塩、第四級アンモニウム化合物、ピリジン誘導体等が例
示され、また非イオン系界面活性剤としては、多価アル
コールの部分的脂肪酸エステル、脂肪アルコールのエチ
レンオキサイド化合物、脂肪酸のエチレンオキサイド付
加物、脂肪アミノ又は脂肪酸アミドのエチレンオキサイ
ド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキサイド付
加物、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加
物、多価アルコールの部分的脂肪酸エステルのエチレン
オキサイド付加物等が例示される。なお両性界面活性剤
としては、カルボン酸誘導体、イミダゾリン誘導体等が
例示される。
電子部品等の帯電防止のためには、帯電防止層2及び
2′の電気抵抗値は108〜1011Ω/cmとするのが好まし
い。そのための帯電防止剤の使用量は、通常熱可塑性樹
脂100重量部に対して、0.05〜10重量部、好ましくは0.1
〜5重量部である。
2′の電気抵抗値は108〜1011Ω/cmとするのが好まし
い。そのための帯電防止剤の使用量は、通常熱可塑性樹
脂100重量部に対して、0.05〜10重量部、好ましくは0.1
〜5重量部である。
また本考案の導電層1及び1′、帯電防止層2及び2′
並びに通常の熱可塑性樹脂シート3及び3′で用いる熱
可塑性樹脂としては、任意のものが使用されるが、例え
ば、ポリスチレン、各種ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン6、ナイロン6,6、メタキシレンアジパミ
ド、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等が
挙げられる。
並びに通常の熱可塑性樹脂シート3及び3′で用いる熱
可塑性樹脂としては、任意のものが使用されるが、例え
ば、ポリスチレン、各種ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン6、ナイロン6,6、メタキシレンアジパミ
ド、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等が
挙げられる。
本考案で用いる導電層1及び1′は、例えば前記熱可塑
性樹脂に前記導電性素材を混練することによって得ら
れ、また帯電防止層2及び2′は、例えば前記熱可塑性
樹脂に前記帯電防止剤を混練することによって得られ
る。
性樹脂に前記導電性素材を混練することによって得ら
れ、また帯電防止層2及び2′は、例えば前記熱可塑性
樹脂に前記帯電防止剤を混練することによって得られ
る。
導電層1及び1′の厚みは、導電性緩衝材シートが所要
の強度を有する範囲内において、電子部品等の帯電を防
止できる程度の厚みであれば、如何なる厚みでもよい
が、導電性素材の使用量をできるだけ減少し且つ帯電防
止を達成し得るためには、通常、0.005〜0.5mm程度とす
ることが好ましい。なお帯電防止層2及び2′の厚みは
通常0.05〜1.0mm程度とすることが好ましい。
の強度を有する範囲内において、電子部品等の帯電を防
止できる程度の厚みであれば、如何なる厚みでもよい
が、導電性素材の使用量をできるだけ減少し且つ帯電防
止を達成し得るためには、通常、0.005〜0.5mm程度とす
ることが好ましい。なお帯電防止層2及び2′の厚みは
通常0.05〜1.0mm程度とすることが好ましい。
本考案の導電性緩衝材は、共押出法又は熱融着法等によ
り、導電層と帯電防止層とを積層加工することによって
先ず積層シートを製造し(導電層と帯電防止層とが上記
方法で積層できない場合には、両者の間に接着層が設け
られることになるが、この場合、接着層中にも導電性素
材及び/又は帯電防止剤が分散配合されることにな
る)、得られた積層シートを熱可塑性樹脂シートと又は
該積層シート同士を、帯電防止層が外側に位置するよう
にして、例えば特公昭52-44357号、特開昭61-5923号又
は実開昭52-167474号公報等に記載された加工機に導入
することによって簡単に製造することができる。
り、導電層と帯電防止層とを積層加工することによって
先ず積層シートを製造し(導電層と帯電防止層とが上記
方法で積層できない場合には、両者の間に接着層が設け
られることになるが、この場合、接着層中にも導電性素
材及び/又は帯電防止剤が分散配合されることにな
る)、得られた積層シートを熱可塑性樹脂シートと又は
該積層シート同士を、帯電防止層が外側に位置するよう
にして、例えば特公昭52-44357号、特開昭61-5923号又
は実開昭52-167474号公報等に記載された加工機に導入
することによって簡単に製造することができる。
本考案の導電性緩衝材は、前記の構成としたことから、
充分な導電性能を有すると同時に導電性素材の使用量が
少なくて済むので、低コストで得られ、その成形物は電
子部品等の静電気トラブル防止用の部材として利用され
る。
充分な導電性能を有すると同時に導電性素材の使用量が
少なくて済むので、低コストで得られ、その成形物は電
子部品等の静電気トラブル防止用の部材として利用され
る。
第1図〜第3図は本考案に係る導電性緩衝材の実施例を
示す模式断面図である。 A…上層シート、B…下層シート、 C…独立中空室、 1,1′…導電層、2,2′…帯電防止層、 3,3′…熱可塑性樹脂シート。
示す模式断面図である。 A…上層シート、B…下層シート、 C…独立中空室、 1,1′…導電層、2,2′…帯電防止層、 3,3′…熱可塑性樹脂シート。
Claims (3)
- 【請求項1】上層シートと下層シートの間に多数の独立
中空室が形成されている緩衝材において、上層シート及
び下層シートの少くとも何れかが、導電性素材を含有し
た熱可塑性樹脂からなる導電層と帯電防止剤を含有した
熱可塑性樹脂からなる帯電防止層との積層シートからな
り、しかも該積層シートの帯電防止層が外側に位置する
ように設けられていることを特徴とする導電性緩衝材。 - 【請求項2】導電層の電気抵抗値が104〜107Ω/cmであ
る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の導電性緩衝
材。 - 【請求項3】帯電防止層の電気抵抗値が108〜1011Ω/c
mである実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記
載の導電性緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874688U JPH068055Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 導電性緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874688U JPH068055Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 導電性緩衝材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01114575U JPH01114575U (ja) | 1989-08-01 |
| JPH068055Y2 true JPH068055Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31214894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP874688U Expired - Lifetime JPH068055Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 導電性緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068055Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011152154A1 (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-08 | シャープ株式会社 | パネル保護シート、梱包箱 |
| JP6467328B2 (ja) * | 2015-10-05 | 2019-02-13 | 住化プラステック株式会社 | 熱可塑性樹脂製多層シート及び熱可塑性樹脂製段ボール構造体 |
| CN108454206B (zh) * | 2017-02-17 | 2021-04-06 | 住化塑料技术株式会社 | 热塑性树脂制多层片材及热塑性树脂制瓦楞纸板结构体 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP874688U patent/JPH068055Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01114575U (ja) | 1989-08-01 |
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