JPH0680587A - 吸入非ステロイド系抗炎症薬による吸入ループ利尿薬の抗反応−抗喘息作用の増強 - Google Patents
吸入非ステロイド系抗炎症薬による吸入ループ利尿薬の抗反応−抗喘息作用の増強Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 ループ利尿薬および非ステロイド系抗炎症薬
の組合せを薬剤を利用した喘息抑制吸入剤。シクロオキ
シジエナーゼ阻害剤を非ステロイド系抗炎症薬として用
いるのが好ましく、フロセミドをループ利尿薬として用
いるのが特に好ましい。ピレタニドをループ利尿薬とし
て用いるのが特に有利である。アセチルサリチル酸を非
ステロイド系抗炎症薬として用いるのが特に好ましい。 【効果】 吸入ループ利尿薬の抗反応−抗喘息作用は非
ステロイド系抗炎症薬との組合せで顕著に増強される。
たとえば、7時間目と8時間目の間に後期喘息反応を示
す患者において、個々の薬剤単独で処理したときの作用
は徐々に低下していくように思われるときに、前記二薬
剤を組合せることにより優れたそして安定した保護作用
が得られる。
の組合せを薬剤を利用した喘息抑制吸入剤。シクロオキ
シジエナーゼ阻害剤を非ステロイド系抗炎症薬として用
いるのが好ましく、フロセミドをループ利尿薬として用
いるのが特に好ましい。ピレタニドをループ利尿薬とし
て用いるのが特に有利である。アセチルサリチル酸を非
ステロイド系抗炎症薬として用いるのが特に好ましい。 【効果】 吸入ループ利尿薬の抗反応−抗喘息作用は非
ステロイド系抗炎症薬との組合せで顕著に増強される。
たとえば、7時間目と8時間目の間に後期喘息反応を示
す患者において、個々の薬剤単独で処理したときの作用
は徐々に低下していくように思われるときに、前記二薬
剤を組合せることにより優れたそして安定した保護作用
が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸入非ステロイド系抗炎
症薬による吸入ループ利尿薬の抗反応−抗喘息作用の増
強に関する。
症薬による吸入ループ利尿薬の抗反応−抗喘息作用の増
強に関する。
【0002】
【従来の技術】より洗練された薬剤が利用可能となり、
また喘息治療が全体として改善されているにもかかわら
ず、喘息の死亡率および罹患率は増加しているように思
われる。1970年代には気管支痙攣(気管支平滑筋の
収縮)および空気流制限に果たしているその明らかな役
割に対し大きな注意が払われた。選択的β2−アゴニス
トが治療の主流となり、そして治療上有益なものとなっ
た。1980年代には気管支の基本的機序の知識が著し
く向上し、気道炎症の役割が紹介され強調された。それ
までは症状喘息薬(symptomatic asthmatics)において
さえ、β2−アゴニスト薬によっては、コントロールさ
れたとしてもほとんどコントロールされない広範な背景
としての炎症変化が存在した。
また喘息治療が全体として改善されているにもかかわら
ず、喘息の死亡率および罹患率は増加しているように思
われる。1970年代には気管支痙攣(気管支平滑筋の
収縮)および空気流制限に果たしているその明らかな役
割に対し大きな注意が払われた。選択的β2−アゴニス
トが治療の主流となり、そして治療上有益なものとなっ
た。1980年代には気管支の基本的機序の知識が著し
く向上し、気道炎症の役割が紹介され強調された。それ
までは症状喘息薬(symptomatic asthmatics)において
さえ、β2−アゴニスト薬によっては、コントロールさ
れたとしてもほとんどコントロールされない広範な背景
としての炎症変化が存在した。
【0003】この知見のために、コルチコステロイドな
どの抗炎症薬、そしてより最近ではクロモグリケートお
よびネドクロミルナトリウムなど一部の非ステロイド系
抗炎症薬(NSAID)が脚光をあびることとなった。
しかしながらコルチコステロイドは特異的でなく、また
高用量ではヒポピチュイタリー−アドレナル(hypopitu
itary-adrenal(HPA))軸抑制を生じることが知ら
れている。さらに、それらの運動誘発型喘息に対する作
用は間接的であり、そして時として役に立たない。そこ
で喘息治療にとって非ステロイド系抗炎症薬がますます
重要となってきている。
どの抗炎症薬、そしてより最近ではクロモグリケートお
よびネドクロミルナトリウムなど一部の非ステロイド系
抗炎症薬(NSAID)が脚光をあびることとなった。
しかしながらコルチコステロイドは特異的でなく、また
高用量ではヒポピチュイタリー−アドレナル(hypopitu
itary-adrenal(HPA))軸抑制を生じることが知ら
れている。さらに、それらの運動誘発型喘息に対する作
用は間接的であり、そして時として役に立たない。そこ
で喘息治療にとって非ステロイド系抗炎症薬がますます
重要となってきている。
【0004】加えて、これらの薬剤を吸入すると投与量
が著しく低下し全身吸収が回避されることが知られてい
る。
が著しく低下し全身吸収が回避されることが知られてい
る。
【0005】化学的に関連したサリチル酸ナトリウムは
示さないが、高用量の経口アセチルサリチル酸(AS
A)および他のNSAIDがシクロオキシジエナーゼ活
性の抑制による抗反応活性を示すことも知られている。
得られる保護作用は、ある種の気管支収縮剤刺激に対す
る気管支応答において関連する役割を果すプロスタグラ
ンジンの生産を次いで抑制する結果である。
示さないが、高用量の経口アセチルサリチル酸(AS
A)および他のNSAIDがシクロオキシジエナーゼ活
性の抑制による抗反応活性を示すことも知られている。
得られる保護作用は、ある種の気管支収縮剤刺激に対す
る気管支応答において関連する役割を果すプロスタグラ
ンジンの生産を次いで抑制する結果である。
【0006】最近になって、ループ利尿薬であるフルセ
ミド(frusemide)を、超音波で霧化した水(UNW)
−中で吸入投与すると運動−およびアレルゲン−誘導喘
息に有効な抗反応剤であることも見出されている(Pulm
onary Pharmacology 1989,1:187〜191;N. Engl. J.
Med. 1989, 321:1069〜1073)。
ミド(frusemide)を、超音波で霧化した水(UNW)
−中で吸入投与すると運動−およびアレルゲン−誘導喘
息に有効な抗反応剤であることも見出されている(Pulm
onary Pharmacology 1989,1:187〜191;N. Engl. J.
Med. 1989, 321:1069〜1073)。
【0007】NSAIDsのフルセミドの利尿作用との
相互作用は十分文献に記載されている。
相互作用は十分文献に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日に
到るもNAIDがループ利尿薬の喘息作用に影響する可
能性ありとの示唆は全くない。
到るもNAIDがループ利尿薬の喘息作用に影響する可
能性ありとの示唆は全くない。
【0009】本発明は、喘息治療における効能を保持し
つつループ利尿薬の用量を低下し得る、NSAIDのル
ープ利尿薬との特異的相互作用を測定することに始まっ
た。
つつループ利尿薬の用量を低下し得る、NSAIDのル
ープ利尿薬との特異的相互作用を測定することに始まっ
た。
【0010】本発明の目的は吸入ループ利尿薬の抗反応
−抗喘息作用を増強することにある。
−抗喘息作用を増強することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】これは、ループ利尿薬と
非ステロイド系抗炎症薬との組合せを喘息治療用吸入剤
として用いることにより達成された。シクロオキシジエ
ナーゼ阻害剤を非ステロイド系抗炎症剤として用いるの
が好ましく、フロセミド(furosemide)をループ利尿薬
として用いるのが特に好ましい。ピレタニド(piretani
de)をループ利尿薬として用いるのが特に有利である。
アセチルサリチル酸を非ステロイド系抗炎症薬として用
いるのが特に好ましい。
非ステロイド系抗炎症薬との組合せを喘息治療用吸入剤
として用いることにより達成された。シクロオキシジエ
ナーゼ阻害剤を非ステロイド系抗炎症剤として用いるの
が好ましく、フロセミド(furosemide)をループ利尿薬
として用いるのが特に好ましい。ピレタニド(piretani
de)をループ利尿薬として用いるのが特に有利である。
アセチルサリチル酸を非ステロイド系抗炎症薬として用
いるのが特に好ましい。
【0012】本研究は、吸入NSAIDがループ利尿
薬、特にフロセミドの抗反応−抗喘息活性に影響し得る
かどうかを調べるために行われた。意外にも、吸入AS
Aで前処理すると非特異的および特異的気管支刺激のい
ずれに対するフロセミドの抗反応活性をも強力に増強す
ることが見出された。
薬、特にフロセミドの抗反応−抗喘息活性に影響し得る
かどうかを調べるために行われた。意外にも、吸入AS
Aで前処理すると非特異的および特異的気管支刺激のい
ずれに対するフロセミドの抗反応活性をも強力に増強す
ることが見出された。
【0013】患者および方法 A) 非特異的気管支過剰反応性に対する試験: 患者:臨床的および機能的に安定したアレルギー性また
は非アレルギー性喘息のいずれかを持ちベースライン努
力肺活量−秒率(FEV1)が予測値の70%より大で
あって少くとも4週間はウイルス性または細菌性感染症
のない患者を試験した。どの患者もL−ASA(リジン
モノアセチルサリチレート)誘導喘息歴を持っていなか
った。すべての患者は全く処置しないか、またはテスト
前の10時間使用せずにおいた吸入β2−刺激剤および
局所ステロイドでの処置を受けさせた。(Chay H., J.
Allergy Clin Immunol 1975;56:323〜327)。
は非アレルギー性喘息のいずれかを持ちベースライン努
力肺活量−秒率(FEV1)が予測値の70%より大で
あって少くとも4週間はウイルス性または細菌性感染症
のない患者を試験した。どの患者もL−ASA(リジン
モノアセチルサリチレート)誘導喘息歴を持っていなか
った。すべての患者は全く処置しないか、またはテスト
前の10時間使用せずにおいた吸入β2−刺激剤および
局所ステロイドでの処置を受けさせた。(Chay H., J.
Allergy Clin Immunol 1975;56:323〜327)。
【0014】方法:超音波で霧化した水に対する気管支
反応性を前述の如く測定した(PulmonaryPharmacology
1989, 1:187〜191)。各人は出力2ml/分にセットさ
れた超音波ネブライザー(DeVilbiss Ultraneb 99)に
よって生成された倍加用量(doubling doses)の蒸留水
を吸入した。全員にマウスピースを歯の間に噛ませ口を
半開きにして1回呼気量を呼吸するように指示した。倍
加用量のUNWは曝露時間を30秒(1ml)から240
秒(15ml)に徐々に増やすことにより、そして必要に
応じて更に240秒間出力を4ml/分に上げることによ
り量を倍加して(31ml)投与された。ベースラインに
比較して15〜20%またはそれ以上のFEV1減少が
みられるまで各用量の後に呼吸機能を監視した。比気道
比抵抗(sRaw)を測定する場合、これは正常呼吸の
間、前処理の前および後、そして各テストの直後に、空
気を体温圧力飽和(BTPS)に調整するための閉鎖バ
ッグシステムを有する定容体容積計(constant volume
body plethysmograph)(Fenyves & Gut,バーゼル,
スイス)を用いて行った。FEV1はスピロメーター(V
italograph)を用いて測定した。最初の三つの技術的に
満足のいくスピログラムからの最良値を分析に選んだ。
次いで15%または20%のFEV1減を生じるUNW
用量(PD15およびPD20)を累積用量−応答曲線で内
挿することによって算出した。
反応性を前述の如く測定した(PulmonaryPharmacology
1989, 1:187〜191)。各人は出力2ml/分にセットさ
れた超音波ネブライザー(DeVilbiss Ultraneb 99)に
よって生成された倍加用量(doubling doses)の蒸留水
を吸入した。全員にマウスピースを歯の間に噛ませ口を
半開きにして1回呼気量を呼吸するように指示した。倍
加用量のUNWは曝露時間を30秒(1ml)から240
秒(15ml)に徐々に増やすことにより、そして必要に
応じて更に240秒間出力を4ml/分に上げることによ
り量を倍加して(31ml)投与された。ベースラインに
比較して15〜20%またはそれ以上のFEV1減少が
みられるまで各用量の後に呼吸機能を監視した。比気道
比抵抗(sRaw)を測定する場合、これは正常呼吸の
間、前処理の前および後、そして各テストの直後に、空
気を体温圧力飽和(BTPS)に調整するための閉鎖バ
ッグシステムを有する定容体容積計(constant volume
body plethysmograph)(Fenyves & Gut,バーゼル,
スイス)を用いて行った。FEV1はスピロメーター(V
italograph)を用いて測定した。最初の三つの技術的に
満足のいくスピログラムからの最良値を分析に選んだ。
次いで15%または20%のFEV1減を生じるUNW
用量(PD15およびPD20)を累積用量−応答曲線で内
挿することによって算出した。
【0015】試験設計:UNW−誘導気管支収縮に対す
る吸入フロセミドの抗反応活性に及ぼす吸入NSAID
の作用を試験するために、無作為化目的で乱数表を用い
プラシーボ(偽薬)と比較される単一盲検交叉試験(si
ngle blind cross-over study)において、予備チャレ
ンジでUNWに陽性応答を示した1群7名の患者に対し
L−ASAの作用をまず調べた。各患者は2〜7日間お
きに4回のUNW気管支チャレンジを受けた。各テスト
の前に、患者に50mg/mlのアセチルサリチル酸に相当
する90mg(ASA)/ml(食塩水)(FlectadolR,Ma
ggioni-Winthrop S.p.A.,ミラノ,イタリア)またはプ
ラシーボ(通常の食塩水)のエアロゾルを10分間、出
力0.18ml/分にセットされたジェットネブライザー
(Soffio, Markos, Monza, イタリア)により投与後、
次いでフロセミド10mg/ml(LasixR,Hoechst)また
はプラシーボの第二エアロゾルをさらに10分間投与し
た。次いでUNWテストを前述の如く行った。
る吸入フロセミドの抗反応活性に及ぼす吸入NSAID
の作用を試験するために、無作為化目的で乱数表を用い
プラシーボ(偽薬)と比較される単一盲検交叉試験(si
ngle blind cross-over study)において、予備チャレ
ンジでUNWに陽性応答を示した1群7名の患者に対し
L−ASAの作用をまず調べた。各患者は2〜7日間お
きに4回のUNW気管支チャレンジを受けた。各テスト
の前に、患者に50mg/mlのアセチルサリチル酸に相当
する90mg(ASA)/ml(食塩水)(FlectadolR,Ma
ggioni-Winthrop S.p.A.,ミラノ,イタリア)またはプ
ラシーボ(通常の食塩水)のエアロゾルを10分間、出
力0.18ml/分にセットされたジェットネブライザー
(Soffio, Markos, Monza, イタリア)により投与後、
次いでフロセミド10mg/ml(LasixR,Hoechst)また
はプラシーボの第二エアロゾルをさらに10分間投与し
た。次いでUNWテストを前述の如く行った。
【0016】L−ASA以外のシクロオキシジエナーゼ
阻害剤の作用をパイロット試験でテストするために、さ
らに2名の患者について、L−ASAに代えてインドメ
タシン5mg/mlを吸入投与した以外は同じプロトコール
に従って行った。
阻害剤の作用をパイロット試験でテストするために、さ
らに2名の患者について、L−ASAに代えてインドメ
タシン5mg/mlを吸入投与した以外は同じプロトコール
に従って行った。
【0017】加えて、さらに4名の患者について、イン
ドメタシンおよびフロセミドの作用を、本試験において
はインドメタシンの5mg/ml溶液を3ml投与しそしてU
NWPD20およびUNW PD15を測定したほかは前記
試験に用いたものと同じプロトコールに従って測定し
た。
ドメタシンおよびフロセミドの作用を、本試験において
はインドメタシンの5mg/ml溶液を3ml投与しそしてU
NWPD20およびUNW PD15を測定したほかは前記
試験に用いたものと同じプロトコールに従って測定し
た。
【0018】B) アレルゲン−誘導反応に対する試
験: 患者:アレルギー外来に通院する患者から、特定アレル
ゲンによる気管支チャレンジ後に早期閉塞応答を有する
アレルギー性喘息をもつ志願者を募った。全ての患者は
アレルギー性喘息および/または鼻炎の臨床歴、および
臨床的関連アレルゲンに対する陽性即時皮膚反応を有し
た。彼らは無症候性であるか、または極めて穏やかな呼
吸症状を有し、ベースラインFEV1は予測の70%を
超え、そして少くとも4週間は呼吸感染症がなかった。
それら患者は治療を受けていないか、または時折の局所
気管支拡張剤治療を受けていたがそれはチャレンジ前に
少くとも10時間はさし控えた。花粉に敏感な患者には
花粉シーズン外に調べた。
験: 患者:アレルギー外来に通院する患者から、特定アレル
ゲンによる気管支チャレンジ後に早期閉塞応答を有する
アレルギー性喘息をもつ志願者を募った。全ての患者は
アレルギー性喘息および/または鼻炎の臨床歴、および
臨床的関連アレルゲンに対する陽性即時皮膚反応を有し
た。彼らは無症候性であるか、または極めて穏やかな呼
吸症状を有し、ベースラインFEV1は予測の70%を
超え、そして少くとも4週間は呼吸感染症がなかった。
それら患者は治療を受けていないか、または時折の局所
気管支拡張剤治療を受けていたがそれはチャレンジ前に
少くとも10時間はさし控えた。花粉に敏感な患者には
花粉シーズン外に調べた。
【0019】方法:特定の気管支チャレンジは既報の如
く行った(N Engl. J Med 1989, 321:1069〜1073)。
予備的気管支チャレンジにおいて、アレルゲン(Frazio
ni Alfa, Dome/Hollister-Stier, Bayropharm Italian
a, ミラノ,イタリア)をドシメーター(MEFAR, Bovezz
a, イタリア)により投与した。装置は調査者により手
動により操作され、0.6秒で3.7μl/パフ(puff)
のエアロゾルデリバリー(パフ間に6秒のポーズを置
く)がなされるようにセットされる。アレルゲンは通常
食塩水に2.4AUまでの用量に対しては40活性単位(A
U)/ml(0.15AU/パフのデリバリー用量に相当す
る)、9.6AUまでの用量に対しては160AU/ml(0.
6AU/パフ)、そしてそれより高用量に対しては320
AU/ml(1.2AU/パフ)の濃度となるよう溶解した。A
Uは皮膚バイオリアクティビティーにより特徴付けられ
る参照調製物と比較される Radio Allergy Sorbant Tes
t(RAST)阻害アッセイを用いて製造元によって測
定された。FEV1およびピーク・エクスピラトリー・
フロー・レイト(Peak Expiratory Flow Rate;REFR)
は乾燥スピロメーター(Vitalograph, バッキンガム,
イギリス)および mini-Wright Peak Flow Meter(Clem
ent Clarke International Ltd., ロンドン,イギリ
ス)を用いて0.15AUの第1用量の投与の前および1
0分後に測定した。次いでアレルゲン用量を倍加して、
FEV1のベースラインからの25%またはそれより大
きい減少がみられるまでまたは19.2AUの最大アレル
ゲン用量に達するまでその手順を繰り返した。次いで2
5%FEV1減少(PD25)を生じるアレルゲンの誘発
性用量(provocative dose)を半対数紙にプロットした
累積用量−応答曲線から内挿により算出した。後期喘息
反応の発生を確認するために、スピロメトリーにより、
またはピーク・フロー・メーターを用いてチャレンジ後
8時間まで60分毎に呼吸機能を監視した。ベースライ
ンと比較したとき3時間以上の後にいずれかの測定値が
15%またはそれより大きな減少が生じ気管支喘息症状
を伴うとき、気管支後期アレルギー応答があったとし
た。アレルゲンに曝露することなく、異なる日に同じ時
点でコントロール測定値をも得、またその日の間に10
%またはそれ以上の変動を示す患者は臨床的に不安定で
あるとし除外した。
く行った(N Engl. J Med 1989, 321:1069〜1073)。
予備的気管支チャレンジにおいて、アレルゲン(Frazio
ni Alfa, Dome/Hollister-Stier, Bayropharm Italian
a, ミラノ,イタリア)をドシメーター(MEFAR, Bovezz
a, イタリア)により投与した。装置は調査者により手
動により操作され、0.6秒で3.7μl/パフ(puff)
のエアロゾルデリバリー(パフ間に6秒のポーズを置
く)がなされるようにセットされる。アレルゲンは通常
食塩水に2.4AUまでの用量に対しては40活性単位(A
U)/ml(0.15AU/パフのデリバリー用量に相当す
る)、9.6AUまでの用量に対しては160AU/ml(0.
6AU/パフ)、そしてそれより高用量に対しては320
AU/ml(1.2AU/パフ)の濃度となるよう溶解した。A
Uは皮膚バイオリアクティビティーにより特徴付けられ
る参照調製物と比較される Radio Allergy Sorbant Tes
t(RAST)阻害アッセイを用いて製造元によって測
定された。FEV1およびピーク・エクスピラトリー・
フロー・レイト(Peak Expiratory Flow Rate;REFR)
は乾燥スピロメーター(Vitalograph, バッキンガム,
イギリス)および mini-Wright Peak Flow Meter(Clem
ent Clarke International Ltd., ロンドン,イギリ
ス)を用いて0.15AUの第1用量の投与の前および1
0分後に測定した。次いでアレルゲン用量を倍加して、
FEV1のベースラインからの25%またはそれより大
きい減少がみられるまでまたは19.2AUの最大アレル
ゲン用量に達するまでその手順を繰り返した。次いで2
5%FEV1減少(PD25)を生じるアレルゲンの誘発
性用量(provocative dose)を半対数紙にプロットした
累積用量−応答曲線から内挿により算出した。後期喘息
反応の発生を確認するために、スピロメトリーにより、
またはピーク・フロー・メーターを用いてチャレンジ後
8時間まで60分毎に呼吸機能を監視した。ベースライ
ンと比較したとき3時間以上の後にいずれかの測定値が
15%またはそれより大きな減少が生じ気管支喘息症状
を伴うとき、気管支後期アレルギー応答があったとし
た。アレルゲンに曝露することなく、異なる日に同じ時
点でコントロール測定値をも得、またその日の間に10
%またはそれ以上の変動を示す患者は臨床的に不安定で
あるとし除外した。
【0020】試験設計:アレルゲンチャレンジに対する
気管支応答に及ぼす吸入NSAIDおよびフロセミドの
組合せの作用を二つの異なる試験で調べた。
気管支応答に及ぼす吸入NSAIDおよびフロセミドの
組合せの作用を二つの異なる試験で調べた。
【0021】第1の試験では、即時性気管支アレルギー
性応答に対するL−ASAによる前処理の作用を三名に
ついて、無作為化目的で乱数表を用いプラシーボと比較
される単一盲検交叉試験として調べた。各患者は予備的
チャレンジで計算されたPD25に相当するアレルゲンの
単一用量を用いて4〜14日間おきに4回の気管支チャ
レンジを受けた。各テストの前に、患者に対し、0.2
7ml/分の出力を有するジェットネブライザー(Mod. S
offio, Markos, Monza, イタリア)により50mg/mlの
アセチルサリチル酸に相当する4mlの90mg(L−AS
A)/ml(食塩水)またはプラシーボ(通常の食塩水)
を含むエアロゾルを8分間投与し、次いで4mlのフロセ
ミド10mg/ml(LasixR,Hoechst)またはプラシーボ
を含む第二エアロゾルを更に8分間投与した。その直後
に選択された用量のアレルゲンをドシメーターによって
投与した。比気道レジスタンス(sRaw)は正常呼吸
の間、前処理の前および後、そしてチャレンジ後5、1
0、15、20、30、45および60分目に、空気を
BTPSに調整するための閉鎖バッグシステムを有する
定容体容積計(Fenyves & Gut,バーゼル,スイス)を
用いて測定した。これらの測定は少くとも5回ずつ行い
そして平均値を算出した。FEV1は前記体容積計に接
続されたNo.3 Fleisch 呼吸気流量計で測定した流量
を積分することにより得られた。最初の三つの技術的に
満足のいくスピログラムからの最良値を分析に選んだ。
性応答に対するL−ASAによる前処理の作用を三名に
ついて、無作為化目的で乱数表を用いプラシーボと比較
される単一盲検交叉試験として調べた。各患者は予備的
チャレンジで計算されたPD25に相当するアレルゲンの
単一用量を用いて4〜14日間おきに4回の気管支チャ
レンジを受けた。各テストの前に、患者に対し、0.2
7ml/分の出力を有するジェットネブライザー(Mod. S
offio, Markos, Monza, イタリア)により50mg/mlの
アセチルサリチル酸に相当する4mlの90mg(L−AS
A)/ml(食塩水)またはプラシーボ(通常の食塩水)
を含むエアロゾルを8分間投与し、次いで4mlのフロセ
ミド10mg/ml(LasixR,Hoechst)またはプラシーボ
を含む第二エアロゾルを更に8分間投与した。その直後
に選択された用量のアレルゲンをドシメーターによって
投与した。比気道レジスタンス(sRaw)は正常呼吸
の間、前処理の前および後、そしてチャレンジ後5、1
0、15、20、30、45および60分目に、空気を
BTPSに調整するための閉鎖バッグシステムを有する
定容体容積計(Fenyves & Gut,バーゼル,スイス)を
用いて測定した。これらの測定は少くとも5回ずつ行い
そして平均値を算出した。FEV1は前記体容積計に接
続されたNo.3 Fleisch 呼吸気流量計で測定した流量
を積分することにより得られた。最初の三つの技術的に
満足のいくスピログラムからの最良値を分析に選んだ。
【0022】後期の喘息反応に対する吸入L−ASAに
よる前処理の作用を調べるために、即時応答解消後の第
2の閉塞応答の発生によって特徴付けられる予備的チャ
レンジに対する二重喘息応答をチャレンジ後4時間目と
8時間目との間に示したもう5名の患者(表2)につい
て試験した。この試験は前記プロトコール(New EnglJ
of Med,1989, 321:1069〜1073)に従って行ったが、
ただし薬剤の霧化時間は15分に延ばし、テスト後メタ
コリンチャレンジは行わず、そして呼吸機能パラメータ
ーはチャレンジ後8時間の間、60分毎に監視した。
よる前処理の作用を調べるために、即時応答解消後の第
2の閉塞応答の発生によって特徴付けられる予備的チャ
レンジに対する二重喘息応答をチャレンジ後4時間目と
8時間目との間に示したもう5名の患者(表2)につい
て試験した。この試験は前記プロトコール(New EnglJ
of Med,1989, 321:1069〜1073)に従って行ったが、
ただし薬剤の霧化時間は15分に延ばし、テスト後メタ
コリンチャレンジは行わず、そして呼吸機能パラメータ
ーはチャレンジ後8時間の間、60分毎に監視した。
【0023】データ解析:データは絶対値としてあるい
はゼロ時間、すなわち前処理後であってアレルゲンチャ
レンジ直前におけるベースライン値に対する%として表
現した。
はゼロ時間、すなわち前処理後であってアレルゲンチャ
レンジ直前におけるベースライン値に対する%として表
現した。
【0024】UNW反応性の変化はプラシーボと対比さ
れたUNW PD20の倍加用量として測定され、そして
log2(薬剤投与後のPD20)−log2( プラシー
ボ投与後のPD20)として計算した。その場合、1倍加
用量によるPD20の増加は、ベースラインに対し20%
FEV1減少を生じる霧化水の累積用量の100%増加
に相当する。
れたUNW PD20の倍加用量として測定され、そして
log2(薬剤投与後のPD20)−log2( プラシー
ボ投与後のPD20)として計算した。その場合、1倍加
用量によるPD20の増加は、ベースラインに対し20%
FEV1減少を生じる霧化水の累積用量の100%増加
に相当する。
【0025】FEV1およびsRawに対する保護作用
を各患者につき次式に従って百分率として計算した: (AUCプラシーボ − AUC L−ASA/AUCプラ
シーボ)×100 この式においてAUCはベースラインからの絶対差の時
間−応答曲線の下側面積である。すべてのデータは無作
為化された処理を知ることなく計算された。
を各患者につき次式に従って百分率として計算した: (AUCプラシーボ − AUC L−ASA/AUCプラ
シーボ)×100 この式においてAUCはベースラインからの絶対差の時
間−応答曲線の下側面積である。すべてのデータは無作
為化された処理を知ることなく計算された。
【0026】正規分散変数の統計的比較には二元配置分
散分析および対(paired)スチューデントt検定を用
い、そして多重比較には最小有意差法を用いた(Snedec
or GW,Cochran WG. Statistical methods. 7th ed. Ame
s, Iowa University Press, 1980)。p<0.05(両
側)のレベルを有意とした。
散分析および対(paired)スチューデントt検定を用
い、そして多重比較には最小有意差法を用いた(Snedec
or GW,Cochran WG. Statistical methods. 7th ed. Ame
s, Iowa University Press, 1980)。p<0.05(両
側)のレベルを有意とした。
【0027】結果 試験対象の処理はすべての患者により許容されるもので
あり、そして薬剤吸入後に呼吸機能パラメーターの有意
変化は認められなかった。プラシーボで処理した後、U
NWに対する気管支応答は予備テストで認められたもの
と同様であった。吸入L−ASAまたはフロセミドによ
る前処理によって用量−応答曲線が右側に有意にシフト
した(図1)。しかしながら、L−ASAおよびフロセ
ミドの組合せ処理によりUNW反応性が著しく低下した
ため、大部分の患者は、最高用量の霧化水においてさえ
20%FEV1減少に達し得なかった。このため、この
群の結果はPD20よりはむしろ15%FEV1減少(P
D15)を生じる用量を用いて分析した。
あり、そして薬剤吸入後に呼吸機能パラメーターの有意
変化は認められなかった。プラシーボで処理した後、U
NWに対する気管支応答は予備テストで認められたもの
と同様であった。吸入L−ASAまたはフロセミドによ
る前処理によって用量−応答曲線が右側に有意にシフト
した(図1)。しかしながら、L−ASAおよびフロセ
ミドの組合せ処理によりUNW反応性が著しく低下した
ため、大部分の患者は、最高用量の霧化水においてさえ
20%FEV1減少に達し得なかった。このため、この
群の結果はPD20よりはむしろ15%FEV1減少(P
D15)を生じる用量を用いて分析した。
【0028】吸入フロセミドとL−ASAの相乗作用は
図2でも十分明らかである(図2にはこの試験群で得ら
れた平均PD15が示されている。吸入L−ASAまたは
フロセミドによる処理はプラシーボと対比した場合、そ
れぞれ1.6±0.4および1.8±0.5倍加用量の水と
いうPD15増加を生じた。しかしながら両薬剤による組
合せ処理の後、UNW反応性は個々の薬剤の作用の和よ
りも相当高い4.0±0.4倍加用量だけ増加した。
図2でも十分明らかである(図2にはこの試験群で得ら
れた平均PD15が示されている。吸入L−ASAまたは
フロセミドによる処理はプラシーボと対比した場合、そ
れぞれ1.6±0.4および1.8±0.5倍加用量の水と
いうPD15増加を生じた。しかしながら両薬剤による組
合せ処理の後、UNW反応性は個々の薬剤の作用の和よ
りも相当高い4.0±0.4倍加用量だけ増加した。
【0029】L−ASAの代わりにインドメタシンを用
いた2例について同様の結果がパイロット試験で得られ
た(そのうちの一つが図3および4に示されている)。
インドメタシンおよびフロセミドの5mg/ml溶液3mlを
投与した4名の患者についての結果を表4および5に示
す。
いた2例について同様の結果がパイロット試験で得られ
た(そのうちの一つが図3および4に示されている)。
インドメタシンおよびフロセミドの5mg/ml溶液3mlを
投与した4名の患者についての結果を表4および5に示
す。
【0030】表4は前記プロトコールに従ってプラセ
ボ、インドメタシン、フロセミドまたはフロセミド+イ
ンドメタシンで処理された4名の患者についての諸特徴
およびUNW PD20値を示している。
ボ、インドメタシン、フロセミドまたはフロセミド+イ
ンドメタシンで処理された4名の患者についての諸特徴
およびUNW PD20値を示している。
【0031】表5は同じ患者のPD15についてのそれぞ
れのデータを示している。
れのデータを示している。
【0032】FEV1およびsRawの変化として測定
される3名の患者についての早期喘息応答に対する吸入
L−ASAおよびフロセミドの作用をそれぞれ図5およ
び6に示す。この場合にも、プラシーボ投与後の応答は
予備テストと異なることなく、そしてフロセミドまたは
L−ASAによる処理によって部分的保護が生じたのに
対し、それら二つの処理の組合せはほとんど完全に反応
を鈍化させた。L−ASA、フロセミドおよび両者の組
合せによる処理後のプラシーボと対比された保護率
(%)はそれぞれFEV1については58±1;43±
18および82±7%、sRawについては53±1
3;69±8および91±7%であった。
される3名の患者についての早期喘息応答に対する吸入
L−ASAおよびフロセミドの作用をそれぞれ図5およ
び6に示す。この場合にも、プラシーボ投与後の応答は
予備テストと異なることなく、そしてフロセミドまたは
L−ASAによる処理によって部分的保護が生じたのに
対し、それら二つの処理の組合せはほとんど完全に反応
を鈍化させた。L−ASA、フロセミドおよび両者の組
合せによる処理後のプラシーボと対比された保護率
(%)はそれぞれFEV1については58±1;43±
18および82±7%、sRawについては53±1
3;69±8および91±7%であった。
【0033】後期喘息反応を有する群においてもL−A
SAおよびフロセミドによる吸入処理は極めて十分に許
容され、そして異なる試験日間、またはいずれの処理の
後においてもベースライン呼吸機能パラメーターに変化
は認められなかった(表3)。L−ASAの吸入は、フ
ロセミドまたは前記の群に認められたものと対比した場
合に、この極めて敏感な個人群においては早期喘息反応
に対して限られた作用を示した。しかしながら早期喘息
応答は両処理によって有意に保護された。それ以上に注
目すべきことに、両薬剤による組合せ処理は、FEV1
(図7)およびsRaw(図8)によって測定されると
ころの即時および後期反応の両方を完全に純化した。L
−ASA、フロセミドおよび両者の組合せによる処理後
0〜8時間におけるプラシーボと対比された平均保護率
(%)はそれぞれFEV1については49±23;85
±18および109±11%、およびsRawについて
は35±20;71±14および83±6%であった。
SAおよびフロセミドによる吸入処理は極めて十分に許
容され、そして異なる試験日間、またはいずれの処理の
後においてもベースライン呼吸機能パラメーターに変化
は認められなかった(表3)。L−ASAの吸入は、フ
ロセミドまたは前記の群に認められたものと対比した場
合に、この極めて敏感な個人群においては早期喘息反応
に対して限られた作用を示した。しかしながら早期喘息
応答は両処理によって有意に保護された。それ以上に注
目すべきことに、両薬剤による組合せ処理は、FEV1
(図7)およびsRaw(図8)によって測定されると
ころの即時および後期反応の両方を完全に純化した。L
−ASA、フロセミドおよび両者の組合せによる処理後
0〜8時間におけるプラシーボと対比された平均保護率
(%)はそれぞれFEV1については49±23;85
±18および109±11%、およびsRawについて
は35±20;71±14および83±6%であった。
【0034】考察 これらのデータは、吸入NSAIDが非特異的および特
異的刺激に対する吸入フロセミドの抗反応作用を効果的
に強化することを明らかに示している。両薬剤の組合せ
と対比した場合に個々の薬剤によっては用量に関係した
低い作用しか得られなかったUNWを用いた実験におい
てこの強化作用は特に印象的であったが、それはアレル
ゲンに対する早期および後期応答にも存在し、この組合
せの潜在的な治療上の価値が示唆されている。一般に、
即時閉塞反応は気管支アレルギー応答の初期事象を構成
するにすぎないとされており、また今では約50%患者
において即時応答に追随する後期喘息反応は気管支アレ
ルギー性喘息に作用する基本的病原機序により密に関係
しているものと認識されている。後期応答は臨床喘息に
より類似した臨床的特色および治療応答を示し、そして
早期反応よりもコントロールしにくい(Am Rev Respir
Dis 1977,116:573-588,および Am Rev Respir Dis 1
987;136:740-51)。
異的刺激に対する吸入フロセミドの抗反応作用を効果的
に強化することを明らかに示している。両薬剤の組合せ
と対比した場合に個々の薬剤によっては用量に関係した
低い作用しか得られなかったUNWを用いた実験におい
てこの強化作用は特に印象的であったが、それはアレル
ゲンに対する早期および後期応答にも存在し、この組合
せの潜在的な治療上の価値が示唆されている。一般に、
即時閉塞反応は気管支アレルギー応答の初期事象を構成
するにすぎないとされており、また今では約50%患者
において即時応答に追随する後期喘息反応は気管支アレ
ルギー性喘息に作用する基本的病原機序により密に関係
しているものと認識されている。後期応答は臨床喘息に
より類似した臨床的特色および治療応答を示し、そして
早期反応よりもコントロールしにくい(Am Rev Respir
Dis 1977,116:573-588,および Am Rev Respir Dis 1
987;136:740-51)。
【0035】実際、本発明のおそらく最も注目すべき知
見は、7時間目と8時間目の間に後期喘息反応を示す患
者において、個々の薬剤単独で処理したときの作用は徐
々に低下していくように思われるときに、前記二薬剤を
組合せることにより優れたそして安定した保護作用が得
られることである。
見は、7時間目と8時間目の間に後期喘息反応を示す患
者において、個々の薬剤単独で処理したときの作用は徐
々に低下していくように思われるときに、前記二薬剤を
組合せることにより優れたそして安定した保護作用が得
られることである。
【0036】フロセミドの抗反応活性に対するNSAI
Dの強化作用は、特にそれら二薬剤間に認められる腎機
能に対する拮抗作用を考えると予想外であった。
Dの強化作用は、特にそれら二薬剤間に認められる腎機
能に対する拮抗作用を考えると予想外であった。
【0037】これらのデータは、吸入により与えられる
NSAIDとフロセミドの増強抗反応作用を機能的気管
支過剰反応性および臨床喘息のコントロールに対する新
しい治療手法の開発に使用できることを明確に示唆して
いる。
NSAIDとフロセミドの増強抗反応作用を機能的気管
支過剰反応性および臨床喘息のコントロールに対する新
しい治療手法の開発に使用できることを明確に示唆して
いる。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【図1】7名の喘息患者群に様々な処理を行った後の、
蒸留水のUNWの様々な用量における、ベースラインか
らの平均FEV1減少を示す図。
蒸留水のUNWの様々な用量における、ベースラインか
らの平均FEV1減少を示す図。
【図2】L−ASAおよびフロセミド単独および組合せ
によるエアロゾル処理後のUNWに対する平均PD15。
によるエアロゾル処理後のUNWに対する平均PD15。
【図3】FEV1の変化として測定された、UNWに対
しての気管支応答に対するインドメタシンおよびフロセ
ミドの抗反応作用の相乗効果を示す図。
しての気管支応答に対するインドメタシンおよびフロセ
ミドの抗反応作用の相乗効果を示す図。
【図4】sRawの変化として測定された、UNWに対
しての気管支応答に対するインドメタシンおよびフロセ
ミドの抗反応作用の相乗効果を示す図。
しての気管支応答に対するインドメタシンおよびフロセ
ミドの抗反応作用の相乗効果を示す図。
【図5】処理後ベースラインと対比されたFEV1変化
率(%)のM±SEとして示された、3名における早期
喘息応答に対しての吸入フロセミドの保護作用に対する
吸入L−ASAの増強作用を示す図(記号については図
6参照)。ベースラインFEV1は予測の90±2%で
あった。
率(%)のM±SEとして示された、3名における早期
喘息応答に対しての吸入フロセミドの保護作用に対する
吸入L−ASAの増強作用を示す図(記号については図
6参照)。ベースラインFEV1は予測の90±2%で
あった。
【図6】処理後ベースラインと対比されたsRaw変化
率(%)のM±SEとして示された、3名における早期
喘息応答に対しての吸入フロセミドの保護作用に対する
吸入L−ASAの増強作用を示す図。
率(%)のM±SEとして示された、3名における早期
喘息応答に対しての吸入フロセミドの保護作用に対する
吸入L−ASAの増強作用を示す図。
【図7】処理後ベースラインと対比されたFEV1変化
率(%)のM±SEとして示された、5名における早期
および後期喘息応答に対しての吸入フロセミドの保護作
用に対する吸入L−ASAの増強作用を示す図。ベース
ラインFEV1は予測の92±3%であった。
率(%)のM±SEとして示された、5名における早期
および後期喘息応答に対しての吸入フロセミドの保護作
用に対する吸入L−ASAの増強作用を示す図。ベース
ラインFEV1は予測の92±3%であった。
【図8】処理後ベースラインと対比されたsRaw変化
率(%)のM±SEとして示された、5名における早期
および後期喘息応答に対しての吸収フロセミドの保護作
用に対する吸入L−ASAの増強作用を示す図。
率(%)のM±SEとして示された、5名における早期
および後期喘息応答に対しての吸収フロセミドの保護作
用に対する吸入L−ASAの増強作用を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/54 9360−4C 31/60 AGA 9360−4C 45/00 ABE 8415−4C ACX 8415−4C //(A61K 31/34 31:60) 9360−4C (A61K 31/34 31:40) 9360−4C (A61K 31/34 31:19) 9283−4C (A61K 31/34 31:54) 9360−4C
Claims (10)
- 【請求項1】 ループ利尿薬および非ステロイド系抗炎
症薬の組合せの喘息抑制吸入剤調製のための使用。 - 【請求項2】 非ステロイド系抗炎症薬がシクロオキシ
ジエナーゼ阻害剤である請求項1記載の使用。 - 【請求項3】 ループ利尿薬がフロセミドである請求項
1または2記載の使用。 - 【請求項4】 ループ利尿薬がピレタニドである請求項
1または2記載の使用。 - 【請求項5】 非ステロイド系抗炎症薬がアセチルサリ
チル酸である請求項1〜4のいずれかに記載の使用。 - 【請求項6】 喘息抑制のため吸入により適用するため
のループ利尿薬および非ステロイド系抗炎症薬の組合
せ。 - 【請求項7】 アセチルサリチル酸およびフロセミドを
含む請求項6記載の組合せ。 - 【請求項8】 インドメタシンおよびフロセミドを含む
請求項6記載の組合せ。 - 【請求項9】 ケトプロフェンおよびフロセミドを含む
請求項6記載の組合せ。 - 【請求項10】 テノキシカムおよびフロセミドを含む
請求項6記載の組合せ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP91101817 | 1991-02-09 | ||
| AT91101817.4 | 1991-02-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680587A true JPH0680587A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=8206392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056157A Pending JPH0680587A (ja) | 1991-02-09 | 1992-02-07 | 吸入非ステロイド系抗炎症薬による吸入ループ利尿薬の抗反応−抗喘息作用の増強 |
Country Status (15)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5366967A (ja) |
| EP (1) | EP0499142A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0680587A (ja) |
| KR (1) | KR920016093A (ja) |
| AU (1) | AU652798B2 (ja) |
| BR (1) | BR9200430A (ja) |
| CA (1) | CA2060954A1 (ja) |
| CS (1) | CS35392A3 (ja) |
| HU (1) | HU209609B (ja) |
| IE (1) | IE920426A1 (ja) |
| IL (1) | IL100897A0 (ja) |
| MX (1) | MX9200570A (ja) |
| NO (1) | NO920503L (ja) |
| NZ (1) | NZ241541A (ja) |
| ZA (1) | ZA92891B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008542316A (ja) * | 2005-06-02 | 2008-11-27 | バイエル・ヘルスケア・アクチェンゲゼルシャフト | o−アセチルサリチル酸の塩基性アミノ酸との塩およびグリシンの安定な活性化合物複合体 |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0499143B1 (en) * | 1991-02-09 | 1999-05-06 | B.S.D. BIO SCIENCE DEVELOPMENT SNC Di OMINI C. & ZUCCARI G. | Anti-reactive anti-asthmatic activity of acetylsalicylic acid by inhalation |
| HU219899B (hu) | 1995-04-14 | 2001-09-28 | Glaxo Wellcome Inc. | Inhalálóberendezés flutikaszon-propionát adagolására mért dózisban |
| TR199701170T1 (xx) | 1995-04-14 | 1998-02-21 | Glaxo Wellcome Inc. | Beklometazon dipropionat i�in �l��lm�� doz inhaleri. |
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