JPH0680844U - ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構造 - Google Patents
ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構造Info
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- JPH0680844U JPH0680844U JP2497493U JP2497493U JPH0680844U JP H0680844 U JPH0680844 U JP H0680844U JP 2497493 U JP2497493 U JP 2497493U JP 2497493 U JP2497493 U JP 2497493U JP H0680844 U JPH0680844 U JP H0680844U
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Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絞りを低速燃料調整針弁の入口部に設けるこ
とにより、低速燃料噴孔から高速燃料通路への空気の逆
流を抑える。 【構成】 低速燃料系統の燃料吸引口36bと高速燃料
系統の燃料吸引口36aとを、気化器本体の定圧燃料室
25の天壁に設けた共通口25Aへ開口し、共通口25
Aの口縁部に燃料量を排ガス規制値以下に絞る固定ジエ
ツト35を嵌装する。低速燃料系統の低速燃料調整針弁
23の入口部に絞り37を設ける。
とにより、低速燃料噴孔から高速燃料通路への空気の逆
流を抑える。 【構成】 低速燃料系統の燃料吸引口36bと高速燃料
系統の燃料吸引口36aとを、気化器本体の定圧燃料室
25の天壁に設けた共通口25Aへ開口し、共通口25
Aの口縁部に燃料量を排ガス規制値以下に絞る固定ジエ
ツト35を嵌装する。低速燃料系統の低速燃料調整針弁
23の入口部に絞り37を設ける。
Description
【0001】
本考案は排ガス対策に有利な気化器、特に高速運転での低速燃料調整針弁の影 響を除去した、ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構造に関するものであ る。
【0002】
低速燃料調整機構と高速燃料調整機構を備える気化器には、定圧燃料室から低 速燃料室へ至る通路と、定圧燃料室から高速燃料室へ至る通路とが別になつてい る別系統式燃料通路のものと、定圧燃料室からの通路が高速燃料調整機構を経て 高速燃料室へ連通し、さらに高速燃料調整機構から低速燃料調整機構を経て低速 燃料室へ連通する同系統式燃料通路のものとがあり、2サイクル機関ではピスト ンポート型、リードバルブ型、ロータリバルブ型などの吸気・燃料系統の特性に 応じた使い分けをしている。
【0003】 ところで、動力鋸や刈払機などの携帯作業機にも排ガス規制が適用されること になると、寒冷地、高地などの運転環境に応じて低速燃料調整機構を再調整する 必要がある携帯作業機では、排ガス規制の対応が難しくなる。別系統式燃料通路 の気化器では、低速燃料調整機構の通路と高速燃料調整機構の通路が独立してい るので、低速燃料調整機構を調整すると、機関の高速運転で低速燃料調整機構の 影響を受け、燃料量が変化する。
【0004】 図3に示すように、本出願人の出願による実願平4-24156 号に係るダイヤフラ ム型気化器の同系統式燃料通路構造では、機関の高速運転でベンチユリ部で絞ら れた高速燃料噴孔19の吸気負圧が低速燃料噴孔20のそれよりも強くなるため に、連続して高速運転すると、吸気通路の空気が低速燃料噴孔20、低速燃料室 21、低速燃料調整針弁23、高速燃料室18を経て高速燃料噴孔19へ逆流し 、燃料が稀薄になつたり、燃料噴出が不規則になり、機関の不調や排ガス成分の 悪化を来すことがある。
【0005】 上述の問題は低速燃料通路の内部に逆止弁を配設することにより解決できるが 、燃料の流れが少ない低速燃料通路の内部に逆止弁を設けると、逆止弁の弁室に 燃料蒸気や空気が溜つたり、弁体(普通には薄いゴム製の板が用いられる)が弁 座に付着したままになつたりし、低速燃料の流れが不安定になることがある。ま た、小型のダイヤフラム型気化器では逆止弁を設けるスペースが制限され、設計 上の自由度も制限される。
【0006】
本考案の目的は上述の問題に鑑み、逆止弁を用いず絞りを低速燃料調整針弁の 入口部に設けることにより、低速燃料噴孔から高速燃料通路への空気の逆流を抑 える、ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構造を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案の構成は低速燃料系統の燃料吸引口と高速 燃料系統の燃料吸引口とを気化器本体の定圧燃料室の天壁に設けた共通口へ開口 し、共通口の口縁部に燃料量を排ガス規制値以下に絞る固定ジエツトを嵌装した ものにおいて、低速燃料系統の燃料調整針弁の入口部に絞りを設けたものである 。
【0008】
低速燃料通路は低速燃料調整針弁と絞りの2段に絞られるので、機関の高速運 転での高速燃料噴孔の吸気負圧が低速燃料噴孔へ及ぼす影響度が弱められ、低速 燃料噴孔から高速燃料噴孔への空気の逆流を抑止する。
【0009】
図1は本考案に係るダイヤフラム型気化器の側面断面図である。気化器の本体 15はベンチユリ部16aと一体の吸気通路16を有し、吸気通路16の上流側 端壁15aは空気清浄器を結合され、下流側端壁15bは機関の吸気ポートへ結 合される。吸気通路16の上流側に軸4によりチヨーク弁5が、下流側に軸17 aにより絞り弁17がそれぞれ回動可能に配設される。本体15の上壁部はダイ ヤフラム10により仕切られる脈動圧室8およびポンプ室9と、逆止弁12,7 とからなる燃料ポンプ11を構成される。2サイクル機関のクランク室の脈動圧 が通路14から脈動圧室8へ導入されると、図示してない燃料タンクの燃料が通 路13、逆止弁12を経てポンプ室9へ吸い込まれ、逆止弁7、ストレーナ6、 通路3、流入弁2を経て定圧燃料室25へ吐き出される。
【0010】 定圧燃料室25は本体15の下壁にカバー31と一緒に結合したダイヤフラム 29の上側に区画され、ダイヤフラム29の下側は大気室30とされる。定圧燃 料室25に支軸27により回動可能に支持したレバー28は、左端を流入弁2に 係合され、右端をダイヤフラム29に係合される。レバー28はばね24の力に より時計方向へ回転付勢され、流入弁2は閉じる。定圧燃料室25の燃料は共通 口25Aの固定ジエツト35、燃料吸引口36b,36a、低速・高速燃料調整 針弁23,22、低速・高速燃料室21,18、低速・高速燃料噴孔20,19 を経て吸気通路16へ吸引される。定圧燃料室25の燃料が少くなると、大気圧 を受けるダイヤフラム29が押し上げられ、レバー28がばね24の力に抗して 反時計方向へ回動し、流入弁2を開く。定圧燃料室25は燃料ポンプ11から燃 料を補給される。
【0011】 本考案によれば、定圧燃料室25の天壁中心に設けた共通口25Aは、固定ジ エツト35を嵌挿される。低速燃料通路の内部、好ましくは低速燃料調整弁23 の入口部に絞り37を配設される。共通口25Aは燃料吸引口36a、高速燃料 調整針弁22を経て高速燃料室18へ連通し、高速燃料室18は金網など多孔質 の逆止弁33を経て高速燃料噴孔19へ連通する。また、共通口25Aは燃料吸 引口36b、絞り37、低速燃料調整針弁23を経て低速燃料室21へ連通し、 低速燃料室21は複数の低速燃料噴孔20へ連通する。理解を容易にするために 、図1には高速燃料調整針弁22と低速燃料調整針弁23は、本体15の左端壁 と右端壁に螺合されているかのように示されているが、実際には紙面と平行な側 壁に螺合される。
【0012】 固定ジエツト35の通路面積は高速燃料調整針弁22の通路面積よりも広く、 かつ機関の高速運転で排ガス規制値を超えないような燃料量を得る値に決定され る。固定ジエツト35の内径は、機関の出力や機関が搭載される携帯作業機によ り異なるが、排気量が20cc程度の2サイクル機関では1mm以下とする。
【0013】 次に、本考案によるダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路の作用について 説明する。機関のアイドル運転では、絞り弁17に隣接する低速燃料噴孔20に 強い吸気負圧が作用するので、定圧燃料室25の燃料は共通口25Aの固定ジエ ツト35、燃料吸引口36b、絞り37、低速燃料調整針弁23、低速燃料室2 1、低速燃料噴孔20を経て吸気通路16へ供給される。この時、ベンチユリ部 16aから高速燃料噴孔19へ作用する吸気負圧は弱く、多孔質板からなる逆止 弁33は表面張力による薄い燃料膜を保持し、高速燃料噴孔19から高速燃料室 18、高速燃料調整針弁22、低速燃料調整針弁23、低速燃料室18への空気 の逆流を阻止する。
【0014】 機関の高速運転では、ベンチユリ部16aの高速燃料噴孔19に作用する吸気 負圧が強くなると、多孔質の逆止弁33の燃料膜は破れ、高速燃料室18から高 速燃料噴孔19への燃料の流れを許す。定圧燃料室25の燃料は共通口25Aの 固定ジエツト35、燃料吸引口36a、高速燃料調整針弁22、高速燃料室18 、逆止弁33、高速燃料噴孔19を経て吸気通路16へ供給される。
【0015】 絞り弁17を全開とする機関の高速運転では、ベンチユリ部16aの高速燃料 噴孔19に作用する吸気負圧は、低速燃料噴孔20に作用する吸気負圧よりも強 くなり、吸気通路16の空気が低速燃料噴孔20、低速燃料室21、低速燃料調 整針弁23、高速燃料調整針弁22、高速燃料室18を経て高速燃料噴孔19へ 流れようとする。しかし、高速燃料調整針弁22から低速燃料噴孔20に至る燃 料通路は、絞り37と低速燃料調針弁23により2段に絞られるので、高速燃料 噴孔19から低速燃料噴孔20へ作用する吸気負圧は次第に弱められ、高速燃料 噴孔19から吸気通路へ供給される燃料量に悪影響を及ぼさない。
【0016】
本考案は上述のように、低速燃料調整針弁の入口部に絞りを設けたものである から、部品点数の増加や通路の変更を来さず、加工が容易であり、限られたスペ ースに構成できる。
【0017】 低速燃料通路が低速燃料調整針弁と絞りの2段に絞られるので、機関の高速運 転での高速燃料噴孔の吸気負圧が低速燃料噴孔へ及ぼす影響度が弱められ、低速 燃料噴孔から高速燃料噴孔への空気の逆流を抑止する。
【0018】 高速燃料噴孔の吸気負圧は高速燃料調整針弁の出口までは強く作用するが、定 圧燃料室および低速燃料通路には強く作用せず、普通の同系統式燃料通路の場合 よりも弱い。
【図1】本考案に係るダイヤフラム型気化器の同系統式
燃料通路構造を示す側面断面図である。
燃料通路構造を示す側面断面図である。
【図2】同ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構
造の概略構成図である。
造の概略構成図である。
【図3】従来のダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通
路構造の概略構成図である。
路構造の概略構成図である。
16:吸気通路 18:高速燃料室 19:高速燃料噴
孔 20:低速燃料噴孔 21:低速燃料室 22:高速燃料調整針弁 23:低
速燃料調整針弁 25:定圧燃料室 35:固定ジエツ
ト 36a,36b:燃料吸引口 37:絞り
孔 20:低速燃料噴孔 21:低速燃料室 22:高速燃料調整針弁 23:低
速燃料調整針弁 25:定圧燃料室 35:固定ジエツ
ト 36a,36b:燃料吸引口 37:絞り
Claims (1)
- 【請求項1】低速燃料系統の燃料吸引口と高速燃料系統
の燃料吸引口とを気化器本体の定圧燃料室の天壁に設け
た共通口へ開口し、共通口の口縁部に燃料量を排ガス規
制値以下に絞る固定ジエツトを嵌装したものにおいて、
低速燃料系統の燃料調整針弁の入口部に絞りを設けたこ
とを特徴とする、ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料
通路構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2497493U JPH0680844U (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2497493U JPH0680844U (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680844U true JPH0680844U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12152951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2497493U Pending JPH0680844U (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ダイヤフラム型気化器の同系統式燃料通路構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680844U (ja) |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP2497493U patent/JPH0680844U/ja active Pending
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