JPH0681158A - 銅及び銅合金の表面処理方法 - Google Patents

銅及び銅合金の表面処理方法

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JPH0681158A
JPH0681158A JP23167992A JP23167992A JPH0681158A JP H0681158 A JPH0681158 A JP H0681158A JP 23167992 A JP23167992 A JP 23167992A JP 23167992 A JP23167992 A JP 23167992A JP H0681158 A JPH0681158 A JP H0681158A
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JP
Japan
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zinc
foil
copper
surface treatment
soln
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JP23167992A
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English (en)
Inventor
Masashi Kumagai
正志 熊谷
Katsuyuki Tsuchida
克之 土田
Yukio Ogino
幸男 荻野
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Eneos Corp
Original Assignee
Japan Energy Corp
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    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits

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  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 銅及び銅合金表面に対して優れた防錆作用を
有するとともに、耐熱性にも優れる処理方法を提供する
こと。 【構成】 銅、銅合金及びそれらの箔をポリビニルイミ
ダゾールで表面処理し、続いて前記処理がなされた表面
に亜鉛化合物を含む水溶液を接触させる銅及び銅合金の
表面処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅又は銅合金、特には
プリント回路用銅張積層板等に用いられる銅箔等の表面
の防錆あるいは耐熱性の改善等を行うための表面処理剤
及びその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント回路用の銅張積層板は銅箔を紙
−フェノール樹脂含浸基材やガラス−エポキシ樹脂含浸
基材等に加熱、加圧して積層して形成され、これをエッ
チングして回路網を形成し、これに半導体装置等の素子
を搭載することにより電子機器用のボードが作られる。
これらの過程では、基材との接着、加熱、酸やアルカリ
液への浸漬、レジストインクの塗布、ハンダ付け等が行
われるため、銅箔には各種の性能が要求される。たとえ
ば、通常M面(粗化面、以下同様)と呼称されている基
材と接着される側には主として基材との接着性、耐薬品
性等が要求され、又M面の反対側の通常S面(光沢面、
以下同様)と呼称されている側には主として耐熱性、耐
湿性等が要求されている。又これらの両面には保管時に
銅箔の酸化変色のないことも要求されている。これらの
要求を満たすために、銅箔のM面には黄銅層形成処理
(特公昭51−35711号公報、同54−6701号
公報)、M、S双方の面にはクロメート処理、亜鉛また
は酸化亜鉛とクロム酸化物とからなる亜鉛−クロム基混
合物被覆処理等(特公昭58−7077号公報)が行わ
れ、又これらにイミダゾール化合物、あるいはこれに続
いて有機酸及び亜鉛化合物を接触させて防錆効果や耐熱
性を向上させる方法も提案されている(特公昭49−2
6183号公報、特公昭58−22545号公報、特開
平3−28381号公報)。ところで、最近銅箔のS面
の耐熱性に関しては、高耐熱樹脂等の出現により、従来
の200℃×30分からより高温の例えば220℃又は
240℃×30分の高温条件下でも酸化変色が起こらな
いこと等が要求されるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかも、最近プリント
回路が緻密化しているので、使用されるプリント回路用
銅箔に要求される特性はますます厳しくなっており、上
記方法ではこれらの要求を十分に満たすことができなく
なっていた。本発明はかかる課題を解決するもので、本
発明の目的は銅及び銅合金表面に対し優れた防錆作用を
有するとともに、耐熱性にもすぐれる処理方法を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋭意検討した
結果、特定の処理剤の組み合わせによる新規で有用な表
面処理方法を見出し、本発明に至った。
【0005】すなわち、本発明は銅、銅合金及びそれら
の箔をポリビニルイミダゾールで表面処理し、続いて前
記処理がなされた表面に亜鉛化合物を含む水溶液を接触
させる銅及び銅合金の表面処理方法を要旨とするもので
ある。
【0006】上記本発明にいうポリビニルイミダゾール
とは、1−ビニルイミダゾール、4−ビニルイミダゾー
ル等種々のビニルイミダゾールモノマーを重合させたも
のを用いることができるが、とくには1−ビニルイミダ
ゾールを固有粘度0.1〜1.0になるようにラジカル
重合させたものが好適である。このポリビニルイミダゾ
ールは水溶液あるいはアルコール等の溶液として使用す
る。特にメチルアルコール、エチルアルコール、イソプ
ロパノール等のアルコール溶液として用いるのが好まし
い。
【0007】その場合、ポリビニルイミダゾールの濃度
は1〜10重量%とするのが好ましい。
【0008】1重量%未満では防錆効果に問題があり、
又、10重量%を越えると溶液の粘度が高くなり表面処
理するのに支障をきたす。本発明は前記イミダゾール化
合物で表面処理した表面をさらに亜鉛化合物水溶液で処
理することを特徴とするものである。本発明に使用する
亜鉛化合物としては、有機酸、無機酸の亜鉛塩、亜鉛の
有機錯体がある。有機酸の亜鉛塩としてはギ酸亜鉛、酢
酸亜鉛、乳酸亜鉛、プロピオン酸亜鉛、カプリン酸亜
鉛、グリコール酸亜鉛、アクリル酸亜鉛、安息香酸亜
鉛、パラトルエンスルフォン酸亜鉛、しゅう酸亜鉛、マ
レイン酸亜鉛、フマール酸亜鉛、酒石酸亜鉛、アジピン
酸亜鉛等を挙げることができる。無機酸の亜鉛塩として
は硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、リン酸亜鉛、クロム酸亜鉛等が
あり、又、亜鉛の有機錯体としては亜鉛アセチルアセト
ナート等がある。これらの亜鉛化合物は水溶液又はアル
コール等の有機溶媒溶液として使用される。その濃度は
亜鉛として0.1〜5重量%が好ましい。0.1重量%
未満では耐湿性に問題があり、又5重量%を越えると、
耐熱性が不十分となり、好ましくない。又、亜鉛化合物
溶液のpHは、銅、銅合金の処理においては亜鉛が沈殿
せず、銅、銅合金を浸食しない範囲のpHで使用するこ
とができる。しかし、あまりアルカリ側になると処理後
腐食されやすい。通常pHは2〜8程度である。又とく
に銅箔の場合にはpH4〜6が好ましい。これらの範囲
外では銅箔の防錆層が溶解する。
【0009】上記本発明の表面処理剤は各種の銅、銅合
金及びそれらの箔に対して用いることができるが、特に
はプリント回路用銅張積層板等に用いられる銅箔の表面
処理剤として用いると本発明の効果を十分に発揮するこ
とができる。この銅箔には銅箔の表面を粗面化処理した
もの、銅箔の表面をクロメート処理したもの、亜鉛−ク
ロム基混合物被覆処理したもの等も包含される。
【0010】本発明の表面処理方法においては、上記の
ような銅及び銅合金の表面を脱脂、酸洗洗浄を行った
後、上記本発明の表面処理剤に浸漬するか、あるいは当
該表面処理剤を前記金属表面に塗布または噴霧すること
により行われる。接触時間は数秒〜数分間で十分であ
り、また接触温度は0〜60℃、特には室温で十分であ
る。接触後は50〜180℃の温度で30分〜2時間乾
燥させることが望ましい。本発明の処理方法を特に銅箔
に適用する場合、その光沢面が主として処理の対象とな
るが、その光沢面はあらかじめクロメート処理、亜鉛−
クロム基混合被覆処理(亜鉛及び/又は酸化亜鉛とクロ
ム酸化物からなる混合皮膜を形成したものを含む)を施
してあってもよい。
【0011】
【実施例】
実施例1表面処理剤の調製 ポリビニルイミダゾール(固有粘度;0.22)をメタ
ノールに溶解して、ポリビニルイミダゾールの6重量%
メタノール溶液を調製した。一方、クロム酸亜鉛のpH
5.0の1%水溶液(pHは酢酸及びアンモニア水を加
えて調整)を作った。
【0012】試験片の作成 電解銅箔(厚さ75μm、4.5×4.5cm、以下
「生箔」と称する)をアセトンで脱脂し、3%の硫酸水
溶液で洗浄した。この箔上に前記で調製されたポリビニ
ルイミダゾール溶液をスピンコーターを用い、2000
rpmで塗布後、前記のクロム酸亜鉛水溶液に試験体を
室温で30秒浸漬し、ビーカー中で30秒水洗後、ヘヤ
ードライヤーで一分間乾燥し、次いで乾燥器により16
0℃で30分間乾燥し、これを試験片として下記の耐熱
性試験及び耐湿性試験に供した。
【0013】耐熱性試験 上記試験片を240℃の温度の恒温槽に30分間入れ
て、加熱処理し、加熱後の変色の程度で耐熱性を評価
し、結果を表1に示した。
【0014】耐湿性試験 上記試験片を80℃、相対湿度95%の恒温恒湿槽に2
4時間入れて、変色の程度で耐湿性を評価し、結果を表
1に示した。
【0015】比較例1,2 表面処理剤としてポリビニルイミダゾールの6重量%メ
タノール溶液を用い、亜鉛化合物水溶液による処理を行
わずに、実施例1と同様の方法により、耐熱性試験を行
った(比較例1)。これらの結果を表1に示した。ま
た、表面処理剤を塗布しなかったもの(比較例2)につ
いても、同様に耐熱試験を行い、この結果を表1に示し
た。
【0016】
【表1】
【0017】1;黒色に変色 2;明らかに変色 3;少し変色 4;わずかに変色 5;変化なし 実施例2〜5 実施例1においてクロム酸亜鉛に代え各種の亜鉛化合物
を使用する以外は実施例1と同様に生箔を処理し、耐熱
性を評価した。その結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】実施例6 銅箔の光沢面に亜鉛及び/又は酸化亜鉛とクロム酸化物
からなる亜鉛−クロム基混合皮膜を形成したJTC箔
[日鉱グールド・フォイル(株)製]を試験片として脱
脂、酸洗浄後ポリビニルイミダゾール6%メタノール溶
液をスピンコータで2000rpmで塗布後、酢酸を加
えてpH5.9に調節した(亜鉛として)2%の酢酸亜
鉛水溶液に室温で30秒浸漬後、洗瓶で水洗し、ドライ
ヤーで乾燥した。このようにして処理された試験片につ
いて実施例1と同様にして耐熱性試験と耐湿性試験を行
った。その結果表3に示す。
【0020】比較例3,4 実施例6において酢酸亜鉛による処理を行わず、ポリビ
ニルイミダゾール単独で処理した場合(比較例3)、及
び全く処理を行わないJTC箔自体について(比較例
4)同様に耐熱性と耐湿性を評価した。その結果を表3
に示す。
【0021】
【表3】
【0022】*270℃×30分でも変化なし このように、亜鉛−クロム基混合皮膜があらかじめ形成
されている銅箔に対しても本願発明の表面処理方法は有
効である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表面処理
方法により、銅及び銅合金、表面に優れた防錆性及び耐
熱性を付与することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅、銅合金及びそれらの箔をポリビニル
    イミダゾールで表面処理し、続いて前記処理がなされた
    表面に亜鉛化合物を含む水溶液を接触させることを特徴
    とする銅及び銅合金の表面処理方法。
JP23167992A 1992-08-31 1992-08-31 銅及び銅合金の表面処理方法 Pending JPH0681158A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004081128A3 (de) * 2003-03-13 2004-10-28 Basf Ag Stickstoffhaltige polymere für die metalloberflächenbehandlung
JP2007177152A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Hokkaido Univ 複合材フィルム及びその製造方法、多孔質積層体、並びに炭酸水素イオンの生成方法

Cited By (3)

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WO2004081128A3 (de) * 2003-03-13 2004-10-28 Basf Ag Stickstoffhaltige polymere für die metalloberflächenbehandlung
US7879158B2 (en) 2003-03-13 2011-02-01 Basf Se Nitrogenous polymers for metal surface treatment
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