JPH0681233B2 - 多階調記録方式 - Google Patents
多階調記録方式Info
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- JPH0681233B2 JPH0681233B2 JP60142108A JP14210885A JPH0681233B2 JP H0681233 B2 JPH0681233 B2 JP H0681233B2 JP 60142108 A JP60142108 A JP 60142108A JP 14210885 A JP14210885 A JP 14210885A JP H0681233 B2 JPH0681233 B2 JP H0681233B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、1画素を複数のドットマトリクスで構成す
るとともに、上記マトリクス内に記録されたマークドッ
トの面積率によって疑似階調画像を得る多階調記録方式
に関する。
るとともに、上記マトリクス内に記録されたマークドッ
トの面積率によって疑似階調画像を得る多階調記録方式
に関する。
熱溶融性インクをサーマルヘッドにより加熱してインク
を溶融または軟化させて記録紙に転写記録する溶融型熱
転写記録方式では、インク転写による濃度表現が、
“1",“0"的であるため、いわゆる2値面積階調と呼ば
れる面積変調による階調表現が一般的に行われている。
を溶融または軟化させて記録紙に転写記録する溶融型熱
転写記録方式では、インク転写による濃度表現が、
“1",“0"的であるため、いわゆる2値面積階調と呼ば
れる面積変調による階調表現が一般的に行われている。
しかしながら、この方法では、n×n画点のマトリクス
で1画素を表現する場合に表現可能な階調数が、記録紙
の下地濃度レベルを含めてもn2+1に過ぎない。したが
って、例えば4×4のマトリクスサイズで17階調しか表
現することができない。ところが、一般に目に自然な画
像を得るには、カラー画点の解像度が4ドット/mm以
上、階調数が64以上であるといわれている。これを2値
面積変調方式で満足するには8×8マトリクスサイズで
発熱素子密度が32ドット/mm以上のサーマルヘッドを使
用しなければならない。しかし、現在実現可能なサーマ
ルヘッドは、16ドット/mmが限界であり、32ドット/mmの
解像度を持つ熱転写記録の実現は現状では困難である。
このため、2値面積階調により滑らかな濃度階調を得る
ことは極めて困難であった。
で1画素を表現する場合に表現可能な階調数が、記録紙
の下地濃度レベルを含めてもn2+1に過ぎない。したが
って、例えば4×4のマトリクスサイズで17階調しか表
現することができない。ところが、一般に目に自然な画
像を得るには、カラー画点の解像度が4ドット/mm以
上、階調数が64以上であるといわれている。これを2値
面積変調方式で満足するには8×8マトリクスサイズで
発熱素子密度が32ドット/mm以上のサーマルヘッドを使
用しなければならない。しかし、現在実現可能なサーマ
ルヘッドは、16ドット/mmが限界であり、32ドット/mmの
解像度を持つ熱転写記録の実現は現状では困難である。
このため、2値面積階調により滑らかな濃度階調を得る
ことは極めて困難であった。
そこで、これを解決するため、濃度の異なるインクを2
層積層したインクリボンを用い、濃度の異なる画点と画
点配置の組合わせにより多階調を得る方法(特開昭57−
193377号)や、濃度の異なるインクを長手方向に順次塗
布したインクリボンを用いて低濃度インクから高濃度イ
ンクへと記録画点を順次重ね合わせる方法(特開昭59−
55768号)などが提案されている。しかし、これらの方
法は、いずれもインク転写が不安定でしかも印字時間が
かかるなどの欠点を持っていた。
層積層したインクリボンを用い、濃度の異なる画点と画
点配置の組合わせにより多階調を得る方法(特開昭57−
193377号)や、濃度の異なるインクを長手方向に順次塗
布したインクリボンを用いて低濃度インクから高濃度イ
ンクへと記録画点を順次重ね合わせる方法(特開昭59−
55768号)などが提案されている。しかし、これらの方
法は、いずれもインク転写が不安定でしかも印字時間が
かかるなどの欠点を持っていた。
本発明は、このような事情に基づきなされたもので、解
像度の低下を招くことなく極めて滑らかな階調表現が可
能な多階調記録方式を提供することを目的とする。
像度の低下を招くことなく極めて滑らかな階調表現が可
能な多階調記録方式を提供することを目的とする。
本発明は、1画素をn×nドットマトリクスにより構成
して、該マトリクス内に固定パターンを設定し、かつ該
固定パターンを構成するマークドットのドット形成エネ
ルギーを多値化することにより擬似階調を得る熱転写記
録方式における多階調記録方式において、前記固定パタ
ーンを、複数のドットをL字形に配列したパターンを少
なくとも一部に含む形状としたことを特徴としている。
して、該マトリクス内に固定パターンを設定し、かつ該
固定パターンを構成するマークドットのドット形成エネ
ルギーを多値化することにより擬似階調を得る熱転写記
録方式における多階調記録方式において、前記固定パタ
ーンを、複数のドットをL字形に配列したパターンを少
なくとも一部に含む形状としたことを特徴としている。
本発明によれば、固定パターンの画点形成エネルギーを
多値化することによって多階調画像を得る方式であるた
め、小さなマトリクスサイズであっても従来よりも多く
の階調数を得ることができ、しかもその階調特性は極め
て滑らかなものとなる。また、従来と同じ階調数を従来
よりも小さなマトリクスサイズで表現できるので階調数
を高めると同時にその解像度をも高めることができる。
多値化することによって多階調画像を得る方式であるた
め、小さなマトリクスサイズであっても従来よりも多く
の階調数を得ることができ、しかもその階調特性は極め
て滑らかなものとなる。また、従来と同じ階調数を従来
よりも小さなマトリクスサイズで表現できるので階調数
を高めると同時にその解像度をも高めることができる。
さらに本発明によれば、特定の固定パターンを構成する
マークドットの画点形成エネルギーを変化させることに
よって階調表現を行うものであるため、熱転写記録に最
も好ましいパターンを選択できる。この場合には固定パ
ターンとしてL字形を基本とする固定パターンを使用し
ているため、L字の屈折部内側のスペース部分にインク
を顕著に広がらせることができる。したがって、濃度ダ
イナミックレンジの広い、しかも直線性に優れた階調特
性を得ることができる。
マークドットの画点形成エネルギーを変化させることに
よって階調表現を行うものであるため、熱転写記録に最
も好ましいパターンを選択できる。この場合には固定パ
ターンとしてL字形を基本とする固定パターンを使用し
ているため、L字の屈折部内側のスペース部分にインク
を顕著に広がらせることができる。したがって、濃度ダ
イナミックレンジの広い、しかも直線性に優れた階調特
性を得ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施例について説明
する。
する。
第1図は、本発明の一実施例としてL字形のパターンを
用いた場合の、濃度ダイナミックレンジの拡大を説明す
るための図である。
用いた場合の、濃度ダイナミックレンジの拡大を説明す
るための図である。
すなわち、同図(a)は、ディザ法を熱転写記録方式に
適用した時に常用される集中形パターンであり、同図
(b)は、縦(副走査方向)に延びるストライプ形状の
パターンであり、また、同図(c)は、本実施例に係る
L字形のパターンである。
適用した時に常用される集中形パターンであり、同図
(b)は、縦(副走査方向)に延びるストライプ形状の
パターンであり、また、同図(c)は、本実施例に係る
L字形のパターンである。
いま、これらパターンの各マークドットを形成するエネ
ルギーを徐々に増やしていくと、インクの溶融面積が拡
大し、各固定パターンの面積は、それぞれ破線、一点鎖
線に示すように、拡大されてゆく。高速の熱転写記録で
は、一般に蓄熱現象により副走査方向にやや伸びた画点
が形成される。従って副走査方向に連続する画点の数に
応じて画点は広がる。つまり通電エネルギー量の変化分
が同じならば、より表現可能な濃度のダイナミックレン
ジは広がることを意味している。また、一般にマトリク
スは正方形であるため、小さなマトリクスサイズの場合
に第1図(a)に示すパターンを用いると、通電エネル
ギー量を大きくした場合に、隣のマトリクスの記録パタ
ーンとの間で、いわゆるブリッジ現象を生じ、これによ
って濃度の飛びが起り、階調表現の滑らかさは損われ
る。また、ブリッジ現象はランダムに発生するため、こ
のブリッジに起因するノイズにより、画質が著しく低下
するという問題もある。
ルギーを徐々に増やしていくと、インクの溶融面積が拡
大し、各固定パターンの面積は、それぞれ破線、一点鎖
線に示すように、拡大されてゆく。高速の熱転写記録で
は、一般に蓄熱現象により副走査方向にやや伸びた画点
が形成される。従って副走査方向に連続する画点の数に
応じて画点は広がる。つまり通電エネルギー量の変化分
が同じならば、より表現可能な濃度のダイナミックレン
ジは広がることを意味している。また、一般にマトリク
スは正方形であるため、小さなマトリクスサイズの場合
に第1図(a)に示すパターンを用いると、通電エネル
ギー量を大きくした場合に、隣のマトリクスの記録パタ
ーンとの間で、いわゆるブリッジ現象を生じ、これによ
って濃度の飛びが起り、階調表現の滑らかさは損われ
る。また、ブリッジ現象はランダムに発生するため、こ
のブリッジに起因するノイズにより、画質が著しく低下
するという問題もある。
この点、第1図(a)に示したL字形状のパターンであ
ると、主走査方向と副走査方向の各ドット列の交点付近
のドット形成におけるサーマルヘッドもしくはインクリ
ボンの蓄熱現象により、主走査方向と副走査方向のドッ
ト列に囲まれた領域への転写されたインクによる画点の
広がりが付加されるので、第1図(a),(b)に示す
パターンに比較して、より濃度表現可能なダイナミック
レンジを拡大することができる。
ると、主走査方向と副走査方向の各ドット列の交点付近
のドット形成におけるサーマルヘッドもしくはインクリ
ボンの蓄熱現象により、主走査方向と副走査方向のドッ
ト列に囲まれた領域への転写されたインクによる画点の
広がりが付加されるので、第1図(a),(b)に示す
パターンに比較して、より濃度表現可能なダイナミック
レンジを拡大することができる。
このような効果は、L字形状を組合わせた十字形状の固
定パターンでより顕著に現れる。第2図および第3図
は、マトリクスサイズが4×4で、このマトリクス内に
主走査方向に3ドット、副走査方向に3ドットを配置し
てなる十字形状の固定パターンを配した例を示す。
定パターンでより顕著に現れる。第2図および第3図
は、マトリクスサイズが4×4で、このマトリクス内に
主走査方向に3ドット、副走査方向に3ドットを配置し
てなる十字形状の固定パターンを配した例を示す。
すなわち、十字形状で表現される固定パターンの画点形
成エネルギーを第2図(a)に示すように、1,3,5の順
に増加させてゆくと、同図(b)に示すように、縦方向
および横方向に延びる画点列が徐々に太る。これに伴っ
て、上記画点列で囲まれた空白部分が、インクの軟化面
積の増大によって徐々に埋め尽くされてゆく。
成エネルギーを第2図(a)に示すように、1,3,5の順
に増加させてゆくと、同図(b)に示すように、縦方向
および横方向に延びる画点列が徐々に太る。これに伴っ
て、上記画点列で囲まれた空白部分が、インクの軟化面
積の増大によって徐々に埋め尽くされてゆく。
この実施例によれば、L字形状の屈曲部内側の効果的な
面積変調作用が4箇所で期待できるので、表現濃度のダ
イナミックレンジをより広くとることができる。
面積変調作用が4箇所で期待できるので、表現濃度のダ
イナミックレンジをより広くとることができる。
また、この固定パターンは、第3図(a)に示すよう
に、マトリクスとマトリクスとを隣接させた場合でも固
定パターン同士が接触しないように、1ドット分のスペ
ースドットを配置したパターンとなっている。したがっ
て、このパターンによれば、同図(b)に示すように、
画点形成エネルギーを十分に高めた場合でも、固定パタ
ーン間の独立性は保たれる。つまり、通電エネルギー量
の増加に従って画素は大きくなるが、隣のパターンとの
間に通電しないスペースドットが存在しているため、イ
ンクの付着力は弱く、インクリボンと記録紙の剥離によ
って起こる記録紙へのインク転写が起り難くなる。した
がってパターンの独立性が保たれると考えられる。
に、マトリクスとマトリクスとを隣接させた場合でも固
定パターン同士が接触しないように、1ドット分のスペ
ースドットを配置したパターンとなっている。したがっ
て、このパターンによれば、同図(b)に示すように、
画点形成エネルギーを十分に高めた場合でも、固定パタ
ーン間の独立性は保たれる。つまり、通電エネルギー量
の増加に従って画素は大きくなるが、隣のパターンとの
間に通電しないスペースドットが存在しているため、イ
ンクの付着力は弱く、インクリボンと記録紙の剥離によ
って起こる記録紙へのインク転写が起り難くなる。した
がってパターンの独立性が保たれると考えられる。
また、従来は、互いに隣接するパターン同士が接してい
ると、その部分で画点形成エネルギーに応じて特異なイ
ンク転写面積の増加が見られ、しかもこの増加は一般に
極めて急激であった。このため、しばしば画点形成エネ
ルギーの増加に伴い画素濃度の直線性が妨げられること
があった。しかし、上記のような十字形状パターンによ
れば、パターンの最も細い部分が近接しているので、パ
ターン同士がつながった場合でも、通電エネルギーにお
うじて最も画点面積を増加させる部分が、近接部分とは
最も遠い十字パターンの中心部であることから、非イン
ク転写部は同心円状に縮小し、最後まで良好な画質が保
たれる。
ると、その部分で画点形成エネルギーに応じて特異なイ
ンク転写面積の増加が見られ、しかもこの増加は一般に
極めて急激であった。このため、しばしば画点形成エネ
ルギーの増加に伴い画素濃度の直線性が妨げられること
があった。しかし、上記のような十字形状パターンによ
れば、パターンの最も細い部分が近接しているので、パ
ターン同士がつながった場合でも、通電エネルギーにお
うじて最も画点面積を増加させる部分が、近接部分とは
最も遠い十字パターンの中心部であることから、非イン
ク転写部は同心円状に縮小し、最後まで良好な画質が保
たれる。
次に、本発明を4×4マトリクスで39階調表現が可能な
記録装置に適用した例を説明する。
記録装置に適用した例を説明する。
第4図は、このサーマル記録装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
すなわち、図示しないスキャナ、A/Dコンバータ、画像
メモリ、伝送系の復調、復号回路等からディジタル信号
の形で入力される多階調画像信号は、多階調信号処理回
路1によって、プリンタの仕様や特性に合わせた形態の
信号に信号処理を施され出力される。この多階調信号処
理回路1で処理された信号は、多値パターンテーブル2
に入力されている。
メモリ、伝送系の復調、復号回路等からディジタル信号
の形で入力される多階調画像信号は、多階調信号処理回
路1によって、プリンタの仕様や特性に合わせた形態の
信号に信号処理を施され出力される。この多階調信号処
理回路1で処理された信号は、多値パターンテーブル2
に入力されている。
多値パターンテーブル2は、上記信号の保有する濃度情
報に応じた固定パターンおよび注入エネルギー量を決定
するもので、具体的にはROMで構成され、本実施例の主
要部となる部分である。この多値パターンテーブル2
は、従来ならばテーブルルックアップ形式の2値ディザ
パターンを発生するROMで、場合によってはサーマルヘ
ッドの蓄熱現象を補償する演算を含むこともあった。し
かしながら、本実施例においては、この部分は後述する
ように固定パターン情報と各マークドットの形成エネル
ギー情報とを記憶したものとなっている。
報に応じた固定パターンおよび注入エネルギー量を決定
するもので、具体的にはROMで構成され、本実施例の主
要部となる部分である。この多値パターンテーブル2
は、従来ならばテーブルルックアップ形式の2値ディザ
パターンを発生するROMで、場合によってはサーマルヘ
ッドの蓄熱現象を補償する演算を含むこともあった。し
かしながら、本実施例においては、この部分は後述する
ように固定パターン情報と各マークドットの形成エネル
ギー情報とを記憶したものとなっている。
マトリクス位置指定回路3は、ディジタル記録あるいは
疑似中間記録に必要な画点からなるマトリクス内のパタ
ーンのマトリクス上における位置を指示するための回路
で、通常、ラインプリンタの場合、主走査方向のドット
カウンタ、副走査方向のラインカウンタと連動してい
る。また、場合によっては、多階調信号処理回路1で使
用される画像信号入力用のクロックに連動することもあ
る。
疑似中間記録に必要な画点からなるマトリクス内のパタ
ーンのマトリクス上における位置を指示するための回路
で、通常、ラインプリンタの場合、主走査方向のドット
カウンタ、副走査方向のラインカウンタと連動してい
る。また、場合によっては、多階調信号処理回路1で使
用される画像信号入力用のクロックに連動することもあ
る。
多値パターンテーブル2からの固定パターン情報および
通電エネルギー情報は、サーマル記録回路4に与えられ
ている。このサーマル記録回路4では、サーマルヘッド
の発熱素子毎の通電パルス幅を制御する。サーマル記録
回路4から出力される通電パルスは、サーマルヘッド駆
動回路5に出力されている。
通電エネルギー情報は、サーマル記録回路4に与えられ
ている。このサーマル記録回路4では、サーマルヘッド
の発熱素子毎の通電パルス幅を制御する。サーマル記録
回路4から出力される通電パルスは、サーマルヘッド駆
動回路5に出力されている。
サーマルヘッド駆動回路5は、シフトレジスタとラッ
チ、ゲートドライバからなるIC化された回路で、サーマ
ルヘッド基板上に搭載されている。
チ、ゲートドライバからなるIC化された回路で、サーマ
ルヘッド基板上に搭載されている。
このサーマル記録回路4およびサーマルヘッド駆動回路
5の連動動作は、従来の溶融熱転写記録では蓄熱現象を
補償するためになされた動作と同じであり、例えば特開
昭57−208283号、特開昭59−98878号などに述べられて
いるように、通電パルス幅をそれぞれ変化させたり、通
電パルスの電圧レベルを変化させたり、またはこれらを
併用することなどが考えられる。
5の連動動作は、従来の溶融熱転写記録では蓄熱現象を
補償するためになされた動作と同じであり、例えば特開
昭57−208283号、特開昭59−98878号などに述べられて
いるように、通電パルス幅をそれぞれ変化させたり、通
電パルスの電圧レベルを変化させたり、またはこれらを
併用することなどが考えられる。
ところで、上記実施例に係る装置の主要部である多値パ
ターンテーブル2の記憶内容の詳細は、第5図に示され
る。この多値パターンテーブル2に収納されているパタ
ーンは、4×4ドットマトリクスで1画素を構成し、こ
のマトリクス内に形成されるパターンは固定である。
ターンテーブル2の記憶内容の詳細は、第5図に示され
る。この多値パターンテーブル2に収納されているパタ
ーンは、4×4ドットマトリクスで1画素を構成し、こ
のマトリクス内に形成されるパターンは固定である。
すなわち、濃度領域を0〜11階調レベル、12〜23階調レ
ベル、24〜38階調レベルの3つの領域に分け、第1の領
域にはL字形のパターンが、また第2の領域にはL字形
のパターンを角の1ドットを共有する2つ組み合わせた
3×3ドットの大きさの十字形のパターンが、また第3
の領域にはL字形のパターンを含み、かつ全体として4
×4ドットで構成される大略L字形状のパターンがそれ
ぞれ割当てられるように各記憶場所にマークドット形成
のための情報が記憶されている。さらに、固定パターン
を構成する各ドットの画点形成エネルギーを、濃度レベ
ルに応じて図示のように5段階に変化させ、これらの組
合わせによって全体として39階調の表現が可能になるよ
うに、各濃度に対応する記憶場所に各ドットの注入エネ
ルギー量の情報(図中1〜5の数字で表わされる量)が
記憶されている。
ベル、24〜38階調レベルの3つの領域に分け、第1の領
域にはL字形のパターンが、また第2の領域にはL字形
のパターンを角の1ドットを共有する2つ組み合わせた
3×3ドットの大きさの十字形のパターンが、また第3
の領域にはL字形のパターンを含み、かつ全体として4
×4ドットで構成される大略L字形状のパターンがそれ
ぞれ割当てられるように各記憶場所にマークドット形成
のための情報が記憶されている。さらに、固定パターン
を構成する各ドットの画点形成エネルギーを、濃度レベ
ルに応じて図示のように5段階に変化させ、これらの組
合わせによって全体として39階調の表現が可能になるよ
うに、各濃度に対応する記憶場所に各ドットの注入エネ
ルギー量の情報(図中1〜5の数字で表わされる量)が
記憶されている。
第5図に示されるように、マトリクス内に配置される固
定パターンの大きさは、マトリクスサイズを上限として
種々の大きさのサイズのパターンを適用することができ
る。パターンの形状が複数のドットをL字形に配列した
パターンを少なくとも一部に含む形状であり、またパタ
ーンのサイズが画素マトリクスサイズ内であれば、固定
パターンの大きさに関係なく第1図と同様の効果が得ら
れる。
定パターンの大きさは、マトリクスサイズを上限として
種々の大きさのサイズのパターンを適用することができ
る。パターンの形状が複数のドットをL字形に配列した
パターンを少なくとも一部に含む形状であり、またパタ
ーンのサイズが画素マトリクスサイズ内であれば、固定
パターンの大きさに関係なく第1図と同様の効果が得ら
れる。
また、第5図の第3の領域のパターンは主走査方向およ
び副走査方向の各ドット列の交差領域付近にL字形のパ
ターンを含む。さらに、この第3の領域のパターン中に
含まれるL字形のパターンにおいては、主走査方向と副
走査方向の各ドット列の交点に位置するドットはない
が、交点に隣接するドットがある。このドットにより交
点付近のドット列が途切れることはない。従って、各ド
ット列の交点付近のドット形成におけるサーマルヘッド
ないしはインクリボンの蓄熱現象により、主走査方向と
副走査方向のドット列に囲まれた領域への画点の広がり
が付加されるため、第1図で説明したと同様の効果が得
られる。
び副走査方向の各ドット列の交差領域付近にL字形のパ
ターンを含む。さらに、この第3の領域のパターン中に
含まれるL字形のパターンにおいては、主走査方向と副
走査方向の各ドット列の交点に位置するドットはない
が、交点に隣接するドットがある。このドットにより交
点付近のドット列が途切れることはない。従って、各ド
ット列の交点付近のドット形成におけるサーマルヘッド
ないしはインクリボンの蓄熱現象により、主走査方向と
副走査方向のドット列に囲まれた領域への画点の広がり
が付加されるため、第1図で説明したと同様の効果が得
られる。
第6図中実線に、この実施例の装置を用いて記録された
画像の階調濃度特性を示す。なお、図中点線は比較例と
して示したもので、1つのドットからなる第1のパター
ンと、副走査方向にだけ延びる第2のパターンと、主走
査方向および副走査方向に延びるL字形状の第3パター
ンとをそれぞれ使用したものである。
画像の階調濃度特性を示す。なお、図中点線は比較例と
して示したもので、1つのドットからなる第1のパター
ンと、副走査方向にだけ延びる第2のパターンと、主走
査方向および副走査方向に延びるL字形状の第3パター
ンとをそれぞれ使用したものである。
この図から明らかなように、本実施例のものは、比較例
のものに比較して、低濃度レベルでのダイナミックレン
ジが広く、これによって全体的なダイナミックレンジも
拡大された。また、上記のように低濃度領域のダイナミ
ックレンジが拡大されたことにより、濃度特性の直線性
が大幅に改善された。しかも、本実施例のものは、全濃
度領域においてざらつきのない良好な画質を得ることが
できた。
のものに比較して、低濃度レベルでのダイナミックレン
ジが広く、これによって全体的なダイナミックレンジも
拡大された。また、上記のように低濃度領域のダイナミ
ックレンジが拡大されたことにより、濃度特性の直線性
が大幅に改善された。しかも、本実施例のものは、全濃
度領域においてざらつきのない良好な画質を得ることが
できた。
このように、本実施例によれば、4×4のマトリクスで
も従来の17階調から39階調までに階調数を増やすことが
でき、これによる解像度の低下も抑制できる。
も従来の17階調から39階調までに階調数を増やすことが
でき、これによる解像度の低下も抑制できる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
ない。たとえば、この発明の基本思想には、第7図に示
す各種のパターンが含まれる。この場合、高濃度領域用
のパターンであっても、固定パターンは、縦方向もしく
は横方向に延びるマークドット列のうちの少なくとも1
つの方向に延びるマークドット列がマトリクスの最外周
位置において少なくとも1つのスペースドットを形成す
るようにするのが望ましい。隣接パターンとの間の不規
則なブリッジ現象を抑制することができるからである。
ない。たとえば、この発明の基本思想には、第7図に示
す各種のパターンが含まれる。この場合、高濃度領域用
のパターンであっても、固定パターンは、縦方向もしく
は横方向に延びるマークドット列のうちの少なくとも1
つの方向に延びるマークドット列がマトリクスの最外周
位置において少なくとも1つのスペースドットを形成す
るようにするのが望ましい。隣接パターンとの間の不規
則なブリッジ現象を抑制することができるからである。
また、本発明は、特に4×4,3×3マトリクスに限定さ
れるものではなく、他のマトリクスサイズを用いた場合
にも適用できるが、本発明の効果をより高めるためには
2<n≦6のマトリクスサイズが望ましい。
れるものではなく、他のマトリクスサイズを用いた場合
にも適用できるが、本発明の効果をより高めるためには
2<n≦6のマトリクスサイズが望ましい。
このように、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々
変更して実施するこができる。
変更して実施するこができる。
第1図は本発明の一実施例に係る固定パターンの効果を
比較例の固定パターンと比較して説明するための図、第
2図は本発明の他の実施例に係る固定パターンとその注
入エネルギーとその作用とを示す模式図、第3図は同固
定パターンの効果を説明するための模式図、第4図は本
発明のさらに他の実施例に係るサーマル記録装置の構成
を示すブロック図、第5図は同装置における多値テーブ
ルの記憶内容を示す模式図、第6図は同装置の注入エネ
ルギー量に対する記録濃度の特性を示す特性図、第7図
は本発明に係る固定パターンの種々の例を示す模式図で
ある。 1…多階調信号処理回路、2…多値パターンテーブル、
3…マトリクス位置指定回路、4…サーマル記録回路、
5…サーマルヘッド駆動回路。
比較例の固定パターンと比較して説明するための図、第
2図は本発明の他の実施例に係る固定パターンとその注
入エネルギーとその作用とを示す模式図、第3図は同固
定パターンの効果を説明するための模式図、第4図は本
発明のさらに他の実施例に係るサーマル記録装置の構成
を示すブロック図、第5図は同装置における多値テーブ
ルの記憶内容を示す模式図、第6図は同装置の注入エネ
ルギー量に対する記録濃度の特性を示す特性図、第7図
は本発明に係る固定パターンの種々の例を示す模式図で
ある。 1…多階調信号処理回路、2…多値パターンテーブル、
3…マトリクス位置指定回路、4…サーマル記録回路、
5…サーマルヘッド駆動回路。
Claims (3)
- 【請求項1】1画素をn×nドットマトリクスにより構
成して、該マトリクス内に固定パターンを設定し、かつ
該固定パターンを構成するマークドットのドット形成エ
ネルギーを多値化することにより擬似階調を得る熱転写
記録方式における多階調記録方式において、 前記固定パターンは、複数のドットをL字形に配列した
パターンを少なくとも一部に含む形状であることを特徴
とする多階調記録方式。 - 【請求項2】前記固定パターンは、十字形状であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多階調記録方
式。 - 【請求項3】前記固定パターンは、縦方向もしくは横方
向に延びるマークドット列のうちの少なくとも一つの方
向に延びるマークドット列が前記マトリクスの最外周位
置において少なくとも一つのスペースドットを形成する
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の多階調記録方式。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60142108A JPH0681233B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 多階調記録方式 |
| US06/821,954 US4724446A (en) | 1985-01-31 | 1986-01-24 | Thermal transfer printing apparatus |
| EP86300691A EP0190901B1 (en) | 1985-01-31 | 1986-01-31 | Thermal transfer printing apparatus |
| DE8686300691T DE3674426D1 (de) | 1985-01-31 | 1986-01-31 | Thermaluebertragungsdruckanlage. |
| US07/041,875 US4890121A (en) | 1985-01-31 | 1987-04-23 | Halftone image printing device |
| US07/056,763 US4884080A (en) | 1985-01-31 | 1987-06-02 | Color image printing apparatus |
| US07/501,414 US5099259A (en) | 1985-01-31 | 1990-03-22 | Halftone image printing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60142108A JPH0681233B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 多階調記録方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS622775A JPS622775A (ja) | 1987-01-08 |
| JPH0681233B2 true JPH0681233B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=15307607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60142108A Expired - Fee Related JPH0681233B2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-06-28 | 多階調記録方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681233B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2618910B2 (ja) * | 1987-08-18 | 1997-06-11 | 株式会社東芝 | 中間調記録方法 |
| JP4663310B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2011-04-06 | 大日本印刷株式会社 | 画像データ生成装置、画像データ生成方法、及び画像データ生成プログラム等 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP60142108A patent/JPH0681233B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS622775A (ja) | 1987-01-08 |
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|---|---|---|---|
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