JPH06812Y2 - コア製造装置 - Google Patents

コア製造装置

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JPH06812Y2
JPH06812Y2 JP15774487U JP15774487U JPH06812Y2 JP H06812 Y2 JPH06812 Y2 JP H06812Y2 JP 15774487 U JP15774487 U JP 15774487U JP 15774487 U JP15774487 U JP 15774487U JP H06812 Y2 JPH06812 Y2 JP H06812Y2
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忠 大滝
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は例えばマイクロコンピユータ,ラジオ、テレビ
ジョン等に用いられる筒状コアの製造装置に関する。
(従来の技術) 従来、第4図に示すような底部2に連通孔3を形成した
有底筒状コア1内部に、両端に互いに外径の異なる鍔部
5,鍔部6を形成したドラム形ボビン4を配置できるよ
うにしたいという要請がある。そのため、該有底筒状コ
ア1の内壁7の形状は該ボビン4に対応した開口端1a
から底部2にかけて小径となるテーパ状に形成されたも
のが好ましい。
この要請に応えるべく従来第5図に示すような前記有底
筒状コア1を自動的に成型するようにしたコア製造装置
がある。
同図に示すコア製造装置11は、枠型8に形成された孔
8a内にこれと矢印A方向で摺動する円筒状の下型9を
配置し、この下型9内に前記枠型8と固定して配置され
た中型10とを有して構成されたものである。従って、
下型9は枠型8と中型10との間を摺動することにな
る。
ところで前記有底筒状コア1は、上記中型10の図示上
部周囲と下型9上面部分に投入される所定量の圧粉材料
を加圧するとにより形成される。従って、中型10の上
部10aは該コア1の内壁面に対応した形状に成型さ
れ、上部10aの終端10bと下型9との接触部分は鋭
角なくさび状を成す。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述したコア製造装置11では次のような欠
点を有していた。
即ち、図中13で示す位置においてコア1を加圧成型し
た後、下型9を上方に移動して枠型8の上方に成型完了
したコア1を突出させる。そして該コア1は別工程に移
され、一方下型9は下方に移動して次のコアの成型準備
に入る。
ところでこのコアの成型終了時には成型に供されなかっ
た圧粉材料が、中型10の上面10d及び中間の水平な
段差面10bあるいはくさび状部分に残存する。特にこ
のような圧粉材料の残存は底部に連通孔を形成したコア
では顕著である。
しかしながら、中型10の上部10aの終端10bと下
型9部分との接触部分はくさび状となっているので、こ
こに前記残存する圧粉材料が下型9の移動のたびに落下
することになる。そして、この圧粉材料には下型9の下
方への移動の際に下型9と中型10との間に入り込むよ
うな力が作用し、ついには下型9の移動が不可能となっ
てコアの製造ができなくなり、また該下型9自体もその
ために破損するという問題があった。これではコアを連
続的に製造することができないばかりか、下型9の移動
不能状態にいたるまでにも順次成型されるコアの品質上
に悪影響を及ぼすことになる。さらにこれらの問題は、
前述したような有底筒状コアの底部に連通孔が形成され
ているものに多発するという傾向があり、早急な解決策
が待たれていた。
そこで本考案は上記各問題点を解決し、たとえ圧粉材料
が残存しても良好にコアの連続成型のできるコア製造装
置の提供を目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本考案の構成は、枠型に形
成された孔内に摺動可能に挿通された筒状の下型と、こ
の下型を嵌装されコア内壁形状に対応形成された成型部
を具備した中型とを有し、成型部周囲に投入される圧粉
材料を加圧してコアを成型するコア製造装置において、
前記中型はコアの内壁の少なくとも一部を連続的に径を
異ならせて成型する成型部と、この成型部と下型との摺
動面との境界部分に段差部とを備えたものとしている。
(作用) 上記構成を有する本考案の作用は、中型に形成された成
型部と下型との摺動面との境界部分に段差部を設けて粉
状の圧粉材料が下型と中型との摺動面に入り込まないよ
うにしている。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は一実施例のコア製造装置の一部断面を含む斜視
図である。
同図に示すコア製造装置は、枠型15に形成された円柱
状の連通孔16内に矢印A方向で摺動する円筒状の下型
19が挿通され、更にこの下型19内に円柱状からなり
コア内壁形状に対応形成された成型部(後述する)を図
示上端部に具備した中型17が配置されている。従っ
て、下型19は枠型15と中型17の間において摺動す
ることになる。この場合、中型17は下型19と摺動面
17aを介して摺動する。また、連通孔16の上方には
矢印A方向で往復動し、前記成型部周囲に投入される圧
粉材料を加圧する上型18が配置されている。
第2図は第1図に示すコア製造装置の断面図である。
尚、以下第1図に示すものと同一のものについては同一
の符号を付してその説明を省略する。
同図において中型17の図示上端部20には有底筒状コ
ア21の内壁22の一部を連続的に径を異ならせて成型
する成型部23が形成されている。
この成型部23は、本実施例では有底筒状コア21の底
部34に設けられた切欠部たる挿通孔25を成型する円
柱状部23aと、有底筒状コア21の内壁22の一部を
連続的に径を異ならせて成型する機能を果たすテーパ部
23bとから成っている。
この成型部23を成すテーパ部23bと下型19との摺
動面17aとの境界部分27に段差部26が形成されて
いる。
この段差部26はテーパ部23bの境界部分27の径の
寸法値Bよりも所定値だけ大寸法値Cの外径を備えたも
ので、その両者の寸法差(C−B)部分に水平部分が形
成される。尚、図示有底筒状コア21は下型19を上方
に移動させた際の位置に示すものである。
また、有底筒状コア21の底部24に成型される切欠部
は図示円形のものに限らず、図示しないドライバの先端
部に対応した長方形のものとしてもよい。
以上のように構成されたコア製造装置の作用,効果につ
いて説明する。
上型18,下型19及び中型17第3図(a)に示すよ
うにそれぞれ配置する。そして、圧粉材料30を成型部
23周囲に所定量上面から投入する。この時圧粉材料の
一部30aは円柱状部23aの上面に落下する。
次に、上型18を下方向に移動して投入した圧粉材料3
0を所定時間加圧し、この加圧終了後図示初期位置に復
帰する。このようにして加圧された圧粉材料30は第3
図(b)に示すように成型され、21で示す有底筒状コ
アとなる。そして、下型19を上方に移動して該コア2
1を枠型15上部に突出させて次工程に移す。
ところで、円柱状部23aの上面に残存する一部の圧粉
材料30aは上述した成型工程中に図示下方に落下す
る。この落下した圧粉材料30aは下型19の内壁19
aとテーパ部23bの間であって段差部26の水平部分
に集積される。
このような状態で、下型19は次の圧粉材料の投入に備
えるべく図示下方に移動する。
ところが、本実施例ではテーパ部23bの奥部側終端即
ち成型部23と摺動面17aとの境界部分27に上述し
た段差部26を設けているので、下型19の下方への移
動では集積されている圧粉材料には下型19と中型17
との摺動面に入り込む力が作用しないようにしている。
従って、下型19は常に安定した移動状態を確保するこ
とができることとなり、当該下型19の破損を防止する
ことができる。このことから、成型される有底筒状コア
に悪影響を及ぼすことがなく、良好な品質を保持したま
ま連続した成型を行うことができる。また、第3図
(c)に示すように下型19が待機位置に復帰した際に
は段差部26の形成位置よりも下方にその上面19bが
位置することとなり、この上面19bに圧粉材料30a
が落下する場合も考えられるが、下型19が再び上方へ
移動する際には該圧粉材料30aは同図(a)に示すよ
うに次に成型されるコアの一部となっているので障害と
なることはない。
尚、本考案は上記図示実施例に限定されずその要旨の範
囲内において様々に変形実施が可能である。
例えば、上記図示実施例では内壁の一部を連続的に径を
異ならせて成型したものを示したが、内壁全面を連続的
に径を異ならせて成型したものでもよい。また、本実施
例では有底筒状コアの底部に切欠部を形成したものを示
したが、この切欠部は必ずしも形成されている必要はな
く、切欠部の形成されていない有底筒状コアであっても
本考案は有効である。さらに、段差部の水平部分は前記
実施例では平面状のものを示したが、曲面状例えば凹面
としたものでもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、たとえ圧粉材料が
残存しても良好にコアの連続成型のできるコア製造装置
の提供ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例コア製造装置の一部断面を含
む斜視図、第2図は第1図に示すコア製造装置の断面
図、第3図(a)乃至(c)はコアの成型工程を示す説
明図、第4図は従来のコアとこの内部に挿入されるドラ
ム形コアとを示す説明図、第5図は従来のコア製造装置
の断面図である。 19…下型、17…中型、17a…摺動面、23…成型
部、26…段差部、27…境界部分。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠型に形成された孔内に摺動可能に挿通さ
    れた筒状の下型と、この下型に嵌装されコア内壁形状に
    対応形成された成型部を具備した中型とを有し、成型部
    周囲に投入される圧粉材料を加圧してコアを成型するコ
    ア製造装置において、前記中型はコアの内壁の少なくと
    も一部を連続的に径を異ならせて成型する成型部と、こ
    の成型部と下型との摺動面との境界部分に段差部とを備
    えたことを特徴とするコア製造装置。
  2. 【請求項2】前記段差部は成型部の大径端よりも大きな
    径からなるものである実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のコア製造装置。
JP15774487U 1987-10-14 1987-10-14 コア製造装置 Expired - Lifetime JPH06812Y2 (ja)

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JP15774487U JPH06812Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14 コア製造装置

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Publication Number Publication Date
JPH0160517U JPH0160517U (ja) 1989-04-17
JPH06812Y2 true JPH06812Y2 (ja) 1994-01-05

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