JPH06820B2 - 低結晶性エチレン系ランダム共重合体およびその用途 - Google Patents
低結晶性エチレン系ランダム共重合体およびその用途Info
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- JPH06820B2 JPH06820B2 JP60259833A JP25983385A JPH06820B2 JP H06820 B2 JPH06820 B2 JP H06820B2 JP 60259833 A JP60259833 A JP 60259833A JP 25983385 A JP25983385 A JP 25983385A JP H06820 B2 JPH06820 B2 JP H06820B2
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- olefin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
- C08F210/16—Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は低結晶性エチレン系ランダム共重合体おびその
用途に関する。さらに詳しくは、分子量分布および組成
分布が狭く且つ透明性、表面非粘着性および力学物性に
優れた低結晶性のエチレン系ランダム共重合体および用
途に関する。
用途に関する。さらに詳しくは、分子量分布および組成
分布が狭く且つ透明性、表面非粘着性および力学物性に
優れた低結晶性のエチレン系ランダム共重合体および用
途に関する。
従来、低結晶性エチレン・α−オレフイン共重合体は軟
質の成形用途または種々の樹脂用改質剤などの用途に需
要はますます拡大しつつある。その製造方法としては、
チタン化合物と有機アルミニウム化合物からなるチタン
系触媒またはバナジウム化合物と有機アルミニウム化合
物からなるバナジウム系触媒の存在下に、エチレンおよ
びα−オレフインを共重合する方法が知られている。チ
タン系触媒で得られる低結晶性エチレン・α−オレフイ
ン共重合体は一般に分子量分布および組成分布が広く、
かつ透明性、表面非粘着性および力学物性が劣つてい
た。また、パナジウム系触媒で得られる低結晶性エチレ
ン・α−オレフイン共重合体は、チタン系触媒で得られ
るものにくらべて分子量分布および組成分布は狭くなり
かつ透明性、表面非粘着性、力学物性はかなり改善され
るが、これらの性能が要求される用途には不充分であ
り、さらにこれらの性能の改善された低結晶性エチレン
・α−オレフイン共重合体が要求されている。
質の成形用途または種々の樹脂用改質剤などの用途に需
要はますます拡大しつつある。その製造方法としては、
チタン化合物と有機アルミニウム化合物からなるチタン
系触媒またはバナジウム化合物と有機アルミニウム化合
物からなるバナジウム系触媒の存在下に、エチレンおよ
びα−オレフインを共重合する方法が知られている。チ
タン系触媒で得られる低結晶性エチレン・α−オレフイ
ン共重合体は一般に分子量分布および組成分布が広く、
かつ透明性、表面非粘着性および力学物性が劣つてい
た。また、パナジウム系触媒で得られる低結晶性エチレ
ン・α−オレフイン共重合体は、チタン系触媒で得られ
るものにくらべて分子量分布および組成分布は狭くなり
かつ透明性、表面非粘着性、力学物性はかなり改善され
るが、これらの性能が要求される用途には不充分であ
り、さらにこれらの性能の改善された低結晶性エチレン
・α−オレフイン共重合体が要求されている。
一方、新しいチーグラー型オレフイン重合触媒としてジ
ルコニウム化合物およびアルミノオキサンからなる触媒
が最近提案されている。
ルコニウム化合物およびアルミノオキサンからなる触媒
が最近提案されている。
特開昭58−19309号公報には、下記式 (シクロペンタジエニル)2Me R Hal ここで、Rはシクロペンタジエニル、C1〜C6−アル
キル、ハロゲンであり、Meは遷移金属であり、Halはハ
ロゲンである、で表わされる遷移金属含有化合物と、下
記式 Al2OR4(Al(R)−O)n ここで、Rはメチル又はエチルであり、nは4〜20の
数である、 で表わされる線状アルミノキサン又は下記式 (Al(R)−O)n+2 ここで、Rおよびnの定義は上記に同じである、 で表わされる環状アルミノキサとから成る触媒の存在
下、エチレン及びC3〜C12のα−オレフインの1種又
は2種以上を−50℃〜200℃の温度で重合させる方
法が記載されている。同公開公報には、得られるポリエ
チレンの密度を調節するには、10重量%までの少量の
幾分長鎖のα−オレフイン又は混合物の存在下でエチレ
ンの重合を行うべきことが記載されている。
キル、ハロゲンであり、Meは遷移金属であり、Halはハ
ロゲンである、で表わされる遷移金属含有化合物と、下
記式 Al2OR4(Al(R)−O)n ここで、Rはメチル又はエチルであり、nは4〜20の
数である、 で表わされる線状アルミノキサン又は下記式 (Al(R)−O)n+2 ここで、Rおよびnの定義は上記に同じである、 で表わされる環状アルミノキサとから成る触媒の存在
下、エチレン及びC3〜C12のα−オレフインの1種又
は2種以上を−50℃〜200℃の温度で重合させる方
法が記載されている。同公開公報には、得られるポリエ
チレンの密度を調節するには、10重量%までの少量の
幾分長鎖のα−オレフイン又は混合物の存在下でエチレ
ンの重合を行うべきことが記載されている。
特開昭59−95292号公報には、下記式 ここで、nは2〜40であり、RはC1〜C6アルキル
である、 で表わされる線状アルミノキサンおよび下記式 ここでnおよびRの定義は上記に同じである、で表わさ
れる環状アルミノキサンの製造法に関する発明が記載さ
れている、同公報には、同製造法により製造された。例
えばメチルアルミノキサンとチタン又はジルコニウムの
ビス(シクロペンタジエニル)化合物とを混合して、オ
レフインの重合を行うと、1gの遷移金属当り且つ1時
間当り、25百万g以上のポリエチレンが得られると記
載されている。
である、 で表わされる線状アルミノキサンおよび下記式 ここでnおよびRの定義は上記に同じである、で表わさ
れる環状アルミノキサンの製造法に関する発明が記載さ
れている、同公報には、同製造法により製造された。例
えばメチルアルミノキサンとチタン又はジルコニウムの
ビス(シクロペンタジエニル)化合物とを混合して、オ
レフインの重合を行うと、1gの遷移金属当り且つ1時
間当り、25百万g以上のポリエチレンが得られると記
載されている。
特開昭60−35005号公報には、下記式 ここで、R1はC1〜C10アルキルであり、R0はR
1であるか又は結合して−O−を表わす、で表わされる
アルミノキサン化合物を先ずマグネシウム化合物と反応
させ、次いで反応生成物を塩素化し、さらにTi、V、Zr
又はCrの化合物で処理して、オレフイン用重合触媒を製
造する方法が開示されている。同公報には、上記触媒が
エチレンとC3〜C12α−オレフインの混合物の共重
合に特に好適であると記載されている。
1であるか又は結合して−O−を表わす、で表わされる
アルミノキサン化合物を先ずマグネシウム化合物と反応
させ、次いで反応生成物を塩素化し、さらにTi、V、Zr
又はCrの化合物で処理して、オレフイン用重合触媒を製
造する方法が開示されている。同公報には、上記触媒が
エチレンとC3〜C12α−オレフインの混合物の共重
合に特に好適であると記載されている。
特開昭60−35006号公報には、反応器ブレンドポ
リマー製造用触媒系として、異なる2種以上の遷移金属
のモノ−、ジ−もしくはトリ−シクロペンタンジエニル
又はその誘導体(a)とアルキルサン(アルミノキサン)
(b)の組合せが開示されている。同公報の実施例1に
は、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジメチルとアルモキサンを触媒として、エチレン
とプロピレンを重合せしめて、数平均分子量15,30
0、重量平均分子量36,400およびプロピレン成分
を3.4%含むポリエチレンの得られたことが開示されて
いる。また、同実施例2では、ビス(ペンタメチルシク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、ビス
(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロラ
イドおよびアルモキサンを触媒としてエチレンとプロピ
レンを重合し、数平均分子量2,200、重量平均分子
量11,900及び30モル%のプロピレン成分を含む
トルエン可溶部分と数平均分子量3000、重量平均分
子量7,400及び4.8モル%のプロピレン成分を含む
トルエン不溶部分から成る数平均分子量2,000、重
量平均分子量8,300及び7.1モル%のプロピレン成
分を含むポリエチレンとエチレン・プロピレン共重合体
のブレンド物を得ている。同様にして実施例3には分子
量分布(w/n)4.57及びプロピレン成分20.6モル
%の可溶性部分と分子量分布3.04及びプロピレン成分2.
9モル%の不溶性部分から成るLLDPEとエチレン−
プロピレン共重合体のブレンド物が記載されている。
リマー製造用触媒系として、異なる2種以上の遷移金属
のモノ−、ジ−もしくはトリ−シクロペンタンジエニル
又はその誘導体(a)とアルキルサン(アルミノキサン)
(b)の組合せが開示されている。同公報の実施例1に
は、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジメチルとアルモキサンを触媒として、エチレン
とプロピレンを重合せしめて、数平均分子量15,30
0、重量平均分子量36,400およびプロピレン成分
を3.4%含むポリエチレンの得られたことが開示されて
いる。また、同実施例2では、ビス(ペンタメチルシク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、ビス
(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロラ
イドおよびアルモキサンを触媒としてエチレンとプロピ
レンを重合し、数平均分子量2,200、重量平均分子
量11,900及び30モル%のプロピレン成分を含む
トルエン可溶部分と数平均分子量3000、重量平均分
子量7,400及び4.8モル%のプロピレン成分を含む
トルエン不溶部分から成る数平均分子量2,000、重
量平均分子量8,300及び7.1モル%のプロピレン成
分を含むポリエチレンとエチレン・プロピレン共重合体
のブレンド物を得ている。同様にして実施例3には分子
量分布(w/n)4.57及びプロピレン成分20.6モル
%の可溶性部分と分子量分布3.04及びプロピレン成分2.
9モル%の不溶性部分から成るLLDPEとエチレン−
プロピレン共重合体のブレンド物が記載されている。
特開昭60−35007号公報にはエチレンを単独で又
は炭素数3以上のα−オレフインと共にメタロセンと下
記式 (R−Al−O)n ここで、Rは炭素数1〜5のアルキル基であり、nは1
〜約20の整数である、 で表わされる環状アルモキサン又は下記式 R(R−Al−O)nAlR2 ここで、Rおよびnの定義は上記に同じである、 で表わされる線状アルモキサンとを含む触媒系の存在下
に重合させる方法が記載されている。同方法により得ら
れる重合体は、同公報の記載によれば、約500〜約1
40万の重量平均分子量を有し且つ1.5〜4.0の分子量分
布を有する。
は炭素数3以上のα−オレフインと共にメタロセンと下
記式 (R−Al−O)n ここで、Rは炭素数1〜5のアルキル基であり、nは1
〜約20の整数である、 で表わされる環状アルモキサン又は下記式 R(R−Al−O)nAlR2 ここで、Rおよびnの定義は上記に同じである、 で表わされる線状アルモキサンとを含む触媒系の存在下
に重合させる方法が記載されている。同方法により得ら
れる重合体は、同公報の記載によれば、約500〜約1
40万の重量平均分子量を有し且つ1.5〜4.0の分子量分
布を有する。
また、特開昭60−35008号公報には、少なくとも
2種のメタロセンとアルモキサンを含む触媒系を用いる
ことにより、巾広い分子量分布を有するポリエチレン又
はエチレンとC3〜C10のα−オレフインの共重合体が
製造されることが記載されている。同公報には上記共重
合体が分子量分布(w/n)2〜50を有すること
が記載されている。
2種のメタロセンとアルモキサンを含む触媒系を用いる
ことにより、巾広い分子量分布を有するポリエチレン又
はエチレンとC3〜C10のα−オレフインの共重合体が
製造されることが記載されている。同公報には上記共重
合体が分子量分布(w/n)2〜50を有すること
が記載されている。
さらに、特開昭60−35009号公報には、バナジウ
ム化合物と有機アルミニウム化合物を含む触媒系を用い
ることにより、分子量分布(w/n)が2未満と小
さいエチレンとα−オレフインの共重合体を製造する方
法が開示されている。
ム化合物と有機アルミニウム化合物を含む触媒系を用い
ることにより、分子量分布(w/n)が2未満と小
さいエチレンとα−オレフインの共重合体を製造する方
法が開示されている。
本発明の目的は新規な低結晶性エチレン系ランダム共重
合体を提供することにある。
合体を提供することにある。
本発明の他の目的は分子量分布および組成分布が狭く、
透明性、表面非粘着性および力学物に優れた且つ低結晶
性のエチレン系ランダム共重合体を提供することにあ
る。
透明性、表面非粘着性および力学物に優れた且つ低結晶
性のエチレン系ランダム共重合体を提供することにあ
る。
本発明のさらに他の目的は熱可塑性樹脂に配合すること
により耐衝撃性特に低温耐衝撃性に優れた組成物を与え
る低結晶性エチレン系ランダム共重合体を提供すること
にある。
により耐衝撃性特に低温耐衝撃性に優れた組成物を与え
る低結晶性エチレン系ランダム共重合体を提供すること
にある。
本発明のさらに他の目的は熱可塑性樹脂に配合すること
によりヒートシール性に優れた組成物を与える低結晶性
ランダム共重合体を提供することにある。
によりヒートシール性に優れた組成物を与える低結晶性
ランダム共重合体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は熱可塑性樹脂に配合すること
により、透明性の優れた組成物を与える低結晶性ランダ
ム共重合体を提供することにある。
により、透明性の優れた組成物を与える低結晶性ランダ
ム共重合体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は上記本発明の低結晶性エチレ
ン系ランダム共重合体の熱可塑性樹脂用配合剤としての
用途を提供することにある。
ン系ランダム共重合体の熱可塑性樹脂用配合剤としての
用途を提供することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明
らかとなろう。
らかとなろう。
本発明のかかる目的および利点は、本発明によれば、エ
チレンおよび炭素原子数4〜10のα−オレフインから
の低結晶性エチレン系ランダム共重合体であつて、 (a) エチレン成分の含有率が35〜85重量%の範囲
にあり、そしてα−オレフイン成分の含有率が15〜6
5重量%の範囲にあり、 (b) 135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕
が0.5〜10dl/gの範囲にあり、 (c) ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイーで求め
た分子量分布(w/n)が2.5以下であり、 (d) X−線回折法で求めた結晶化度が30%以下であ
り、 (e) 下記式(I) 〔式中、PEは共重合体中のエチレン成分の含有モル分
率を示し、Poはα−オレフイン成分の含有モル分率を
示し、PoEは全dyad連鎖のα−オレフイン・エチレン
連鎖のモル分率を示す〕 で表わされるB値が、下記式(II) 1.05≦B≦2 (II) を満足する範囲にあり、 (f) 13C−NMRスペクトル中には、共重合体主鎖中
の隣接した2個の3級炭素原子間のメチレン連鎖に基づ
くαβおよびβγのシグナルが観測されない、そして (g) 沸騰酢酸メチル可溶部が2.1重量%以下である、 ことを特徴とする低結晶性エチレン系ランダム共重合体
によつて達成される。
チレンおよび炭素原子数4〜10のα−オレフインから
の低結晶性エチレン系ランダム共重合体であつて、 (a) エチレン成分の含有率が35〜85重量%の範囲
にあり、そしてα−オレフイン成分の含有率が15〜6
5重量%の範囲にあり、 (b) 135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕
が0.5〜10dl/gの範囲にあり、 (c) ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイーで求め
た分子量分布(w/n)が2.5以下であり、 (d) X−線回折法で求めた結晶化度が30%以下であ
り、 (e) 下記式(I) 〔式中、PEは共重合体中のエチレン成分の含有モル分
率を示し、Poはα−オレフイン成分の含有モル分率を
示し、PoEは全dyad連鎖のα−オレフイン・エチレン
連鎖のモル分率を示す〕 で表わされるB値が、下記式(II) 1.05≦B≦2 (II) を満足する範囲にあり、 (f) 13C−NMRスペクトル中には、共重合体主鎖中
の隣接した2個の3級炭素原子間のメチレン連鎖に基づ
くαβおよびβγのシグナルが観測されない、そして (g) 沸騰酢酸メチル可溶部が2.1重量%以下である、 ことを特徴とする低結晶性エチレン系ランダム共重合体
によつて達成される。
上記本発明の低結晶性エチンレ系ランダム共重合体は、 (A) 共役π電子を有する基を配位子としたジルコニウ
ムハイドライド化合物、および (B) アルミノオキサン から成る触媒の存在下に、エチレンと炭素原子数4〜1
0のα−オレフインを共重合せしめる本発明方法によつ
て製造することができる。
ムハイドライド化合物、および (B) アルミノオキサン から成る触媒の存在下に、エチレンと炭素原子数4〜1
0のα−オレフインを共重合せしめる本発明方法によつ
て製造することができる。
上記共役π電子を有する基を配位子としたジルコニウム
ハイドライド化合物(A)は、例えば下記式(III) R1R2R3ZrH (III) ここでR1はシクロアルカジニル基を示し、R2および
R3はシクロアルカジエニル基、アリール基、アルキル
基、ハロゲン原子または水素原子である、 で示される化合物である。
ハイドライド化合物(A)は、例えば下記式(III) R1R2R3ZrH (III) ここでR1はシクロアルカジニル基を示し、R2および
R3はシクロアルカジエニル基、アリール基、アルキル
基、ハロゲン原子または水素原子である、 で示される化合物である。
シクロアルガジエニル基は、例えばシクロペンタジエニ
ル基、メチルシクロペンタジエニル基、エチルシクロペ
ンダジエニル基、ジメチルシクロペンダジエニル基、イ
ンデニル基、テトラヒドロインデニル基等である。R2
およびR3のアルキル基としては例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基などを例
示することができ、アリール基としては、例えばフエニ
ル基、ベンジル基、ネオフイル基などを例示することが
でき、ハロゲン原子としてフツ素、塩素、臭素などを例
示することができる。該ジルコニウムハイドライド化合
物としては次の化合物を例示することができる。
ル基、メチルシクロペンタジエニル基、エチルシクロペ
ンダジエニル基、ジメチルシクロペンダジエニル基、イ
ンデニル基、テトラヒドロインデニル基等である。R2
およびR3のアルキル基としては例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基などを例
示することができ、アリール基としては、例えばフエニ
ル基、ベンジル基、ネオフイル基などを例示することが
でき、ハロゲン原子としてフツ素、塩素、臭素などを例
示することができる。該ジルコニウムハイドライド化合
物としては次の化合物を例示することができる。
ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムモノクロリ
ドモノハイドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムモノプロミ
ドモノハイドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)メチルジルコニウムハイ
ドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)エチルジルコニウムハイ
ドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)シクロヘキシルジルコニ
ウムハイドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)フエニルジルコニウムハ
イドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)ベンジルジルコニウムハ
イドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)ネオペンチルジルコニウ
ムハイドライド、 ビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムモノ
タロリドモノハイドライド、 ビスインデニルジルコニウムモノクロリドモノハライ
ド、 上記ジルコニウムハイドライド化合物はそのまま、使用
することもできるが、ビス(シクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムモノクロリドモノハイドライドのようなトル
エン等の溶媒に難溶な化合物は有機アルミニウム化合物
と接触させた後、使用することが好ましい。この操作に
より、溶媒難溶のジルコニウムハイドライド化合物を溶
媒易溶性とすることができる。
ドモノハイドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムモノプロミ
ドモノハイドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)メチルジルコニウムハイ
ドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)エチルジルコニウムハイ
ドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)シクロヘキシルジルコニ
ウムハイドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)フエニルジルコニウムハ
イドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)ベンジルジルコニウムハ
イドライド、 ビス(シクロペンタジエニル)ネオペンチルジルコニウ
ムハイドライド、 ビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムモノ
タロリドモノハイドライド、 ビスインデニルジルコニウムモノクロリドモノハライ
ド、 上記ジルコニウムハイドライド化合物はそのまま、使用
することもできるが、ビス(シクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムモノクロリドモノハイドライドのようなトル
エン等の溶媒に難溶な化合物は有機アルミニウム化合物
と接触させた後、使用することが好ましい。この操作に
より、溶媒難溶のジルコニウムハイドライド化合物を溶
媒易溶性とすることができる。
上記ジルコニウムハイドライド化合物と接触させる有機
アルミニウム化合物は具体的には、トリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニウ
ムなどのトリアルキルアルミニウム、トリイソプレニル
アルミニウムのようなトリアルケニルアルミニウム、ジ
メチルアルミニウムメトキシド、ジエチルアルミニウム
エトキシド、ジブチルアルミニウムブトキシドなどのジ
アルキルアルミニウムアルコキシド、メチルアルミニウ
ムセスキメトキシド、エチルアルミニウムセスキエトキ
シドなどのアルキルアルミニウムセスキアルコキシドの
ほかに、R1 2.5Al(OR2)0.5などで表わされる平
均組成を有する部分的にアルコキシ化されたアルキルア
ルミニウム、ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチル
アルミニウムクロリド、ジメチルアルミニウムプロミド
のようなジアルキルアルミニウムハライド、メチルアル
ミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウムセスキク
ロリドのようなアルキルアルミニウムセスエキハライ
ド、メチルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニウ
ムジクロリドのようなアルキルアルミニウムジハライド
などの部分的にハロゲン化されたアルキルアルミニウム
などを例示できる。
アルミニウム化合物は具体的には、トリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニウ
ムなどのトリアルキルアルミニウム、トリイソプレニル
アルミニウムのようなトリアルケニルアルミニウム、ジ
メチルアルミニウムメトキシド、ジエチルアルミニウム
エトキシド、ジブチルアルミニウムブトキシドなどのジ
アルキルアルミニウムアルコキシド、メチルアルミニウ
ムセスキメトキシド、エチルアルミニウムセスキエトキ
シドなどのアルキルアルミニウムセスキアルコキシドの
ほかに、R1 2.5Al(OR2)0.5などで表わされる平
均組成を有する部分的にアルコキシ化されたアルキルア
ルミニウム、ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチル
アルミニウムクロリド、ジメチルアルミニウムプロミド
のようなジアルキルアルミニウムハライド、メチルアル
ミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウムセスキク
ロリドのようなアルキルアルミニウムセスエキハライ
ド、メチルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニウ
ムジクロリドのようなアルキルアルミニウムジハライド
などの部分的にハロゲン化されたアルキルアルミニウム
などを例示できる。
両者化合物反応は光をしや断し、炭化水素媒体中で行う
のが好ましく有機アルミニウム化合物とジルコニウム化
合物の混合モル比(Al/Zr)は0.5〜30、好ましくは
1〜20とし、ジルコニウムの濃度は液相1当り0.
001〜1モル、好ましくは0.005〜0.1モル程度に保
ち、反応温度を0〜120℃程度とし両者を接触させれ
ばよい。上記炭化水素媒体としては、後記重合用溶媒と
して例示したものから選択することができる。
のが好ましく有機アルミニウム化合物とジルコニウム化
合物の混合モル比(Al/Zr)は0.5〜30、好ましくは
1〜20とし、ジルコニウムの濃度は液相1当り0.
001〜1モル、好ましくは0.005〜0.1モル程度に保
ち、反応温度を0〜120℃程度とし両者を接触させれ
ばよい。上記炭化水素媒体としては、後記重合用溶媒と
して例示したものから選択することができる。
本発明方法において使用される触媒構成成分のアルミノ
オキサン(B)として具体的には、一般式(IV)又は一般式
(V) (式中、Rは炭化水素基を示し、mは好ましくは20以
上の整数を示し、とくに好ましくは25以上の整数を示
す)で表わされる有機アルミニウム化合物を例示するこ
とができる。該アルミノオキサンにおいて、Rはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの炭化水素基
であり、好ましくはメチル基、エチル基、とくに好まし
くはメチル基であり、mは好ましくは20以上の整数を
示し、とくに好ましくは25以上の整数、とりわけ好ま
しくは30ないし100の整数である。該アルミノオキ
サンの製造法としてたとえば次の方法を例示することが
できる。
オキサン(B)として具体的には、一般式(IV)又は一般式
(V) (式中、Rは炭化水素基を示し、mは好ましくは20以
上の整数を示し、とくに好ましくは25以上の整数を示
す)で表わされる有機アルミニウム化合物を例示するこ
とができる。該アルミノオキサンにおいて、Rはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの炭化水素基
であり、好ましくはメチル基、エチル基、とくに好まし
くはメチル基であり、mは好ましくは20以上の整数を
示し、とくに好ましくは25以上の整数、とりわけ好ま
しくは30ないし100の整数である。該アルミノオキ
サンの製造法としてたとえば次の方法を例示することが
できる。
(1) 吸着水を含有する化合物、結晶水を含有する塩
類、例えば塩化マグネシウム水和物、硫酸銅水和物、硫
酸アルミニウム水和物などの炭化水素媒体懸濁液にトリ
アルキルアルミニウムを添加して反応させる方法。
類、例えば塩化マグネシウム水和物、硫酸銅水和物、硫
酸アルミニウム水和物などの炭化水素媒体懸濁液にトリ
アルキルアルミニウムを添加して反応させる方法。
(2) ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラヒ
ドロフランなどの媒体中でトリアルキルアルミニウムに
直接水を作用させる方法。これらの方法のうちでは(1)
の方法を採用するのが好ましい。なお、該アルミノオキ
サンには少量の有機金属成分を含有しても差しつかえな
い。
ドロフランなどの媒体中でトリアルキルアルミニウムに
直接水を作用させる方法。これらの方法のうちでは(1)
の方法を採用するのが好ましい。なお、該アルミノオキ
サンには少量の有機金属成分を含有しても差しつかえな
い。
上記の方法において、重合反応系に供給される原料はエ
チレンとエチレン以外の炭素数4〜10のα−オレフイ
ンからなる混合物である。重合原料オレフイン中のエチ
レンの含有率は通常は10ないし90モル%、好ましく
は20ないし80モル%、該α−オレフインの含有率は
通常は10ないし90モル%、好ましくは20ないし8
0モル%の範囲である、 上記の方法において重合原料として使用されるエチレン
以外の炭素数4〜10のα−オレフインとして具体的に
は、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペン
テン、1−オクテン、1−デセン、などが例示できる。
チレンとエチレン以外の炭素数4〜10のα−オレフイ
ンからなる混合物である。重合原料オレフイン中のエチ
レンの含有率は通常は10ないし90モル%、好ましく
は20ないし80モル%、該α−オレフインの含有率は
通常は10ないし90モル%、好ましくは20ないし8
0モル%の範囲である、 上記の方法において重合原料として使用されるエチレン
以外の炭素数4〜10のα−オレフインとして具体的に
は、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペン
テン、1−オクテン、1−デセン、などが例示できる。
上記の方法において、オレフインの重合反応は通常は炭
化水素媒体中で実施される。炭化水素媒体として具体的
には、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、オク
タン、デカン、ドデカン、ヘキサデカン、オクタデカン
などの脂肪族系炭化水素、シクロペンタン、メチルシク
ロペンタン、シクロヘキサン、シクロオクタンなどの脂
環族系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族系炭化水素、ガソリン、灯油、軽油などの石油留
分などの他に、原料のオレフインも炭化水素媒体とな
る。これらの炭化水素媒体の中では、芳香族系炭化水素
が好ましい。
化水素媒体中で実施される。炭化水素媒体として具体的
には、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、オク
タン、デカン、ドデカン、ヘキサデカン、オクタデカン
などの脂肪族系炭化水素、シクロペンタン、メチルシク
ロペンタン、シクロヘキサン、シクロオクタンなどの脂
環族系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族系炭化水素、ガソリン、灯油、軽油などの石油留
分などの他に、原料のオレフインも炭化水素媒体とな
る。これらの炭化水素媒体の中では、芳香族系炭化水素
が好ましい。
上記の方法において、懸濁重合法、溶解重合法などのよ
うな液相重合法が通常採用され、とくに好適には溶解重
合法が採用される。重合反応の際の温度は−50ないし
200℃、好ましくは−30ないし100℃、とくに好
ましくは−20ないし80℃の範囲である。
うな液相重合法が通常採用され、とくに好適には溶解重
合法が採用される。重合反応の際の温度は−50ないし
200℃、好ましくは−30ないし100℃、とくに好
ましくは−20ないし80℃の範囲である。
上記の方法を液相重合法で実施する際の該ジルコニウム
ハイドライド化合物(A)の使用割合は、重合反応系内の
ジルコニウム金属原子の濃度として通常は10-8ないし
10-2グラム原子/、好ましくは10-7ないし10-3
グラム原子/の範囲である。また、アルミノオキサン
の使用割合は、重合反応系内のアルミニウム原子の濃度
として通常は10-4ないし10-1グラム原子/、好ま
しくは10-3ないし5×10-2グラム原子/の範囲で
あり、また重合反応系内のジルコニウム金属原子に対す
るアルミニウム金属原子の比として通常は25ないし1
07、好ましくは102ないし106の範囲である。共
重合体の分子量は、水素及び/又は重合温度によつて調
節することできる。
ハイドライド化合物(A)の使用割合は、重合反応系内の
ジルコニウム金属原子の濃度として通常は10-8ないし
10-2グラム原子/、好ましくは10-7ないし10-3
グラム原子/の範囲である。また、アルミノオキサン
の使用割合は、重合反応系内のアルミニウム原子の濃度
として通常は10-4ないし10-1グラム原子/、好ま
しくは10-3ないし5×10-2グラム原子/の範囲で
あり、また重合反応系内のジルコニウム金属原子に対す
るアルミニウム金属原子の比として通常は25ないし1
07、好ましくは102ないし106の範囲である。共
重合体の分子量は、水素及び/又は重合温度によつて調
節することできる。
上記の方法において、重合反応が終了した重合反応混合
物を常法によつて処理することにより本発明の上記低結
晶性エチレン系共重合体を得ることができる。
物を常法によつて処理することにより本発明の上記低結
晶性エチレン系共重合体を得ることができる。
本発明の低結晶性エチレン系共重合体の組成はエチレン
成分が35ない85重量%、好ましくは40ないし80
重量%、該α−オレフイン成分が15ないし65重量
%、好ましくは20ないし60重量%の範囲である。
成分が35ない85重量%、好ましくは40ないし80
重量%、該α−オレフイン成分が15ないし65重量
%、好ましくは20ないし60重量%の範囲である。
また、本発明の低結晶エチレン系ランダム共重合体は、
135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕の値と
して、通常0.5ないし10dl/g、好ましくは1ないし
6dl/gの範囲にある値を持つ。
135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕の値と
して、通常0.5ないし10dl/g、好ましくは1ないし
6dl/gの範囲にある値を持つ。
また、該低結晶性エチレン系共重合体のゲルパーミエイ
シヨンクロマトグラフイー(GPC)によつて測定した
分子量分布(Mw/Mn)は2.5以下、好ましくは2.3以下、
とくに好ましくは2以下の範囲である。該低結晶性エチ
レン系共重合体の分子量分布が2.5より大きくなると、
該共重合体あるいは該共重合体を改質剤として配合した
組成物のベタつきが大きくなつたり、ブロツキングする
ようになるので前記範囲にあることが必要である。
シヨンクロマトグラフイー(GPC)によつて測定した
分子量分布(Mw/Mn)は2.5以下、好ましくは2.3以下、
とくに好ましくは2以下の範囲である。該低結晶性エチ
レン系共重合体の分子量分布が2.5より大きくなると、
該共重合体あるいは該共重合体を改質剤として配合した
組成物のベタつきが大きくなつたり、ブロツキングする
ようになるので前記範囲にあることが必要である。
また、該低結晶性エチレン系共重合体は低結晶性であ
り、X線回折より求めたその結晶化度は30%以下、好
ましくは20%以下、とくに好ましくは0ないし15%
の範囲である。
り、X線回折より求めたその結晶化度は30%以下、好
ましくは20%以下、とくに好ましくは0ないし15%
の範囲である。
なお、w/n値の測定は、武内著、丸善発行の「ゲ
ルパーミエーシヨンクロマトグラフイー」に準じて次の
如く行う。
ルパーミエーシヨンクロマトグラフイー」に準じて次の
如く行う。
(1) 分子量既知の標準ポリスチレン(東洋ソーダ
(製)単分散ポリスチレン)を使用して、分子量Mとそ
のGPC(Gel Permeation Chro-matograph)カウン
トを測定し、分子量MとEV(Elution Volume)の相関
図較正曲線を作成する。この時の濃度は0.02wt%とす
る。
(製)単分散ポリスチレン)を使用して、分子量Mとそ
のGPC(Gel Permeation Chro-matograph)カウン
トを測定し、分子量MとEV(Elution Volume)の相関
図較正曲線を作成する。この時の濃度は0.02wt%とす
る。
(2) GPC測定により試料のGPCクロマトグラフを
とり、前記(1)によりポリスチレン換算の数平均分子量
n、重量平均分子量wを算出しw/n値を求め
る。その際のサンプル調製条件およびGPC測定条件は
以下の通りである。
とり、前記(1)によりポリスチレン換算の数平均分子量
n、重量平均分子量wを算出しw/n値を求め
る。その際のサンプル調製条件およびGPC測定条件は
以下の通りである。
(イ) 試料を0.1wt%になるようにO−ジクロルベンゼン
溶媒とともに三角フラスコに分取する。
溶媒とともに三角フラスコに分取する。
(ロ) 試料の入つている三角フラスコに老化防止剤2,
6−ジ−tert−ブチル−P−クレゾールをポリマー溶液
に対して0.05wt%添加する。
6−ジ−tert−ブチル−P−クレゾールをポリマー溶液
に対して0.05wt%添加する。
(ハ) 三角フラスコを140℃に加温し、約30分間撹
拌し、溶解させる。
拌し、溶解させる。
(ニ) その液をGPCにかける。
次の条件で実施した。
(イ) 装置 Waters社製(150C−ALC/ GPC) (ロ) カラム 東洋ソーダ製(GMHタイプ) (ハ) サンプル量400μ (ニ) 温度 140℃ (ホ) 流速 1ml/min さらに、本発明の低結晶性エチレン系共重合体は、下記
式(I) 〔式中、PEは共重合体中のエチレン成分の含有モル分率
を示し、Poはα−オレフイン成分の含有モル分率を示
し、PoEは全dyad連鎖のα−オレフイン・エチレン連鎖
のモル分率を示す〕 で表わされるB値が、下記式(II) 1.05≦B≦2 (II) を満足する範囲にある。
式(I) 〔式中、PEは共重合体中のエチレン成分の含有モル分率
を示し、Poはα−オレフイン成分の含有モル分率を示
し、PoEは全dyad連鎖のα−オレフイン・エチレン連鎖
のモル分率を示す〕 で表わされるB値が、下記式(II) 1.05≦B≦2 (II) を満足する範囲にある。
上記B値は共重合体鎖中における各モノマー成分の分布
状態を表わす指標であり、G.J.Ray(Macromolecules,
10,773(1977))、J.C.Randall(Macromole
cules,15,353(1982)、J.Polymer Scienc
e,Polymer Physics Ed.,11,275(197
3)),K.Kimura(Polymer,25,441(198
4))らの報告に基づいて、上記定義のPE、PoおよびPo
Eを求めることによつて算出される。上記B値が大きい
程、ブロツク的な連鎖が少なく、エチレン及びα−オレ
フインの分布が一様であり組成分布の狭い共重合体であ
ることを示している。
状態を表わす指標であり、G.J.Ray(Macromolecules,
10,773(1977))、J.C.Randall(Macromole
cules,15,353(1982)、J.Polymer Scienc
e,Polymer Physics Ed.,11,275(197
3)),K.Kimura(Polymer,25,441(198
4))らの報告に基づいて、上記定義のPE、PoおよびPo
Eを求めることによつて算出される。上記B値が大きい
程、ブロツク的な連鎖が少なく、エチレン及びα−オレ
フインの分布が一様であり組成分布の狭い共重合体であ
ることを示している。
本発明の低結晶性エチレン系共重合体は、好ましくは下
記の如きB値を有している。
記の如きB値を有している。
共重合体のエチレン含量が50モル%以下の場合: 1.0+0.3×PE≦B≦1/(1−PE)、 より好ましくは一般式 1.0+0.4×PE≦B≦1/(1−PE)、 とくに好ましくは一般式 1.0+0.5×PE≦B≦1/(1−PE)、 共重合体のエチレン含量が50モル%以上の場合: 1.3−0.3×PE≦B≦1/PE)、 より好ましくは一般式 1.4−0.4×PE≦B≦1/PE)、 とくに好ましくは一般式 1.5−0.5×PE≦B≦1/PE)、 なお、組成分布B値は、10mmφの試料管中で約200
mgの共重合体を1mlのヘキサクロロブタジエンに均一に
溶解させた試料の13C−NMRのスペクトルを、通常、
測定温度120℃、測定周波数25.05MHz、スペクト
ル幅1500Hz、フイルター幅1500Hz、パルス
繰り返し時間4.2sec、パルス幅7μsec、積算回数2000
〜5000回の測定条件の下で測定し、このスペクトルから
PE、Po、PoEを求めることにより算出した。さらに、本
発明の低結晶性エチレン系共重合体の13C−NMRスペ
クトル中には、共重合体主鎖中の隣接した2個の3級炭
素原子間のメチレン連鎖に基づくαβおよびβγのシグ
ナルが観測されない。例えばエチレンと1−ヘキセンと
の共重合体において、下記結合: は、1−ヘキセンに由来する左側の3級炭素からみれば
中央の3個のメチレン基は左側からα、β、γの位置に
あり、一方右側の3級炭素からみれば右側からα、β、
γの位置にある。それ故、上記結合単位中には、αγお
よびββのシグナルを与えるメチレン基はあるが、αβ
およβγのシグナルを与えるメチレン基はない。
mgの共重合体を1mlのヘキサクロロブタジエンに均一に
溶解させた試料の13C−NMRのスペクトルを、通常、
測定温度120℃、測定周波数25.05MHz、スペクト
ル幅1500Hz、フイルター幅1500Hz、パルス
繰り返し時間4.2sec、パルス幅7μsec、積算回数2000
〜5000回の測定条件の下で測定し、このスペクトルから
PE、Po、PoEを求めることにより算出した。さらに、本
発明の低結晶性エチレン系共重合体の13C−NMRスペ
クトル中には、共重合体主鎖中の隣接した2個の3級炭
素原子間のメチレン連鎖に基づくαβおよびβγのシグ
ナルが観測されない。例えばエチレンと1−ヘキセンと
の共重合体において、下記結合: は、1−ヘキセンに由来する左側の3級炭素からみれば
中央の3個のメチレン基は左側からα、β、γの位置に
あり、一方右側の3級炭素からみれば右側からα、β、
γの位置にある。それ故、上記結合単位中には、αγお
よびββのシグナルを与えるメチレン基はあるが、αβ
およβγのシグナルを与えるメチレン基はない。
同様に1−ヘキセン同志が頭対尾で結合した下記結合: には、ααのシグナルを与えるメチレン基のみが存在
し、αβおよびβγのシグナルを与えるメチレン基はな
い。
し、αβおよびβγのシグナルを与えるメチレン基はな
い。
他方、下記結合 および はそれぞれβγのシグナルおよびαβのシグナルを与え
るメチレン基を有する。
るメチレン基を有する。
以上の説明から明らかなとおり、本発明の低結晶性エチ
レン系共重合体はエチレンと共重合しうるモノマーの結
合方向が規則的であることがわかる。
レン系共重合体はエチレンと共重合しうるモノマーの結
合方向が規則的であることがわかる。
本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体の沸騰酢
酸メチル可溶分量は2重量%以下、好ましくは1.5〜0.0
1重量%、とくに好ましくは1.0〜0.03重量%、とりわけ
好ましくは0.7〜0.05重量%の範囲である。低結
晶性エチレン系ランダム共重合体のエチレン成分単位の
重量分率PEwとした場合に、該低結晶性エチレン系ラン
ダム共重合体の沸騰酢酸メチル可溶分量〔Ex重量%〕
は、 好ましくは Ex≦2.2−2×PEw より好ましくは Ex≦1.35−PEw とくに好ましくは Ex≦0.9−0.6×PEw の範囲である。
酸メチル可溶分量は2重量%以下、好ましくは1.5〜0.0
1重量%、とくに好ましくは1.0〜0.03重量%、とりわけ
好ましくは0.7〜0.05重量%の範囲である。低結
晶性エチレン系ランダム共重合体のエチレン成分単位の
重量分率PEwとした場合に、該低結晶性エチレン系ラン
ダム共重合体の沸騰酢酸メチル可溶分量〔Ex重量%〕
は、 好ましくは Ex≦2.2−2×PEw より好ましくは Ex≦1.35−PEw とくに好ましくは Ex≦0.9−0.6×PEw の範囲である。
沸騰酢酸メチル抽出量の測定は、試料を1mm厚のプレス
シートを作成した後、このプレスシートを2mm×2mm角
に細断したものを円筒ガラスフイルターに入れ、リフラ
ツクス頻度を1回/5分程度にしてソツクスレー抽出器
で6時間行つた。抽出量は、抽出残部を真空乾燥器で恒
量になるまで乾燥して求めた。
シートを作成した後、このプレスシートを2mm×2mm角
に細断したものを円筒ガラスフイルターに入れ、リフラ
ツクス頻度を1回/5分程度にしてソツクスレー抽出器
で6時間行つた。抽出量は、抽出残部を真空乾燥器で恒
量になるまで乾燥して求めた。
本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体は通常0.
90g/cc以下の密度を有する。また、破断点応力および
破断点伸びはそれぞれ300kg/cm2以下、400%以
上である。なお、密度は、試料を120℃で1時間熱処
理し1時間かけて室温まで徐冷したのち測定した。破断
点応力、破断点伸びは、リング状試験片(内径18mm、
外径22mm、厚さ1mm)を作成し、引張り速度500mm
/min、測定温度25℃で測定した。
90g/cc以下の密度を有する。また、破断点応力および
破断点伸びはそれぞれ300kg/cm2以下、400%以
上である。なお、密度は、試料を120℃で1時間熱処
理し1時間かけて室温まで徐冷したのち測定した。破断
点応力、破断点伸びは、リング状試験片(内径18mm、
外径22mm、厚さ1mm)を作成し、引張り速度500mm
/min、測定温度25℃で測定した。
本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体は、チタ
ン系触媒を用いて得られた共重合体と比較して、分子量
分布および組成分布が狭く且つ透明性、表面非粘着性お
よび力学物性に優れていると云える。また、パナジウム
系触媒を用いて得られた共重合体と比較すると、分子量
分布および組成分布はほぼ同程度かあるいはそれより狭
くしかし共重合成分の分子鎖内における配列状態が異な
ると云える。
ン系触媒を用いて得られた共重合体と比較して、分子量
分布および組成分布が狭く且つ透明性、表面非粘着性お
よび力学物性に優れていると云える。また、パナジウム
系触媒を用いて得られた共重合体と比較すると、分子量
分布および組成分布はほぼ同程度かあるいはそれより狭
くしかし共重合成分の分子鎖内における配列状態が異な
ると云える。
本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体は、種々
の熱過塑性樹脂に、その改質剤として配合することがで
きる。
の熱過塑性樹脂に、その改質剤として配合することがで
きる。
本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体をポリエ
チレンなどのエチレンを主成分として含む他のエチレン
系重合体に配合することにより、該他のエチレン系重合
体の耐衝撃性とくに低温耐衝撃性、耐屈曲性、低温ヒー
トシル性の改善されたエチレン系重合体組成物が得ら
れ、しかも該エチレン系重合体組成物は低結晶性エチレ
ン系ランダム共重合体の配合により透明性および表面非
粘着性の低下をもたらさないという特徴がある。上記他
のエチレン系重合体としては高密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレンとプロ
ピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−
ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、
1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセ
ン、1−エイコセンなどの炭素原子数が3ないし20の
α−オレフインとの共重合体であつてエチレンを主成分
として含むエチレン系共重合体などを例示することがで
きる。その135℃のデカリン中で測定した極限粘度
〔η〕は通常は0.5ないし20dl/gの範囲にある。
チレンなどのエチレンを主成分として含む他のエチレン
系重合体に配合することにより、該他のエチレン系重合
体の耐衝撃性とくに低温耐衝撃性、耐屈曲性、低温ヒー
トシル性の改善されたエチレン系重合体組成物が得ら
れ、しかも該エチレン系重合体組成物は低結晶性エチレ
ン系ランダム共重合体の配合により透明性および表面非
粘着性の低下をもたらさないという特徴がある。上記他
のエチレン系重合体としては高密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、エチレンとプロ
ピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−
ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、
1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセ
ン、1−エイコセンなどの炭素原子数が3ないし20の
α−オレフインとの共重合体であつてエチレンを主成分
として含むエチレン系共重合体などを例示することがで
きる。その135℃のデカリン中で測定した極限粘度
〔η〕は通常は0.5ないし20dl/gの範囲にある。
該他のエチレン系重合体に本発明の低結晶性エチレン系
ランダム共重合体を配合する場合の配合割合は、該他の
エチレン系重合体100重量部に対して通常0.5ないし
30重量部、好ましくは1ないし20重量部の範囲であ
る。得られるエチレン系重合体組成物には、必要に応じ
て酸化防止剤、塩酸吸収剤、凝集防止剤、耐熱安定剤、
紫外線吸収剤、滑剤、耐候安定剤、帯電防止剤、核剤、
顔料、充填剤などの各種添加剤を配合することもでき
る。その配合割合は適宜である。該エチレン系重合体組
成物は従来から知られている方法に従つて調製すること
ができる。
ランダム共重合体を配合する場合の配合割合は、該他の
エチレン系重合体100重量部に対して通常0.5ないし
30重量部、好ましくは1ないし20重量部の範囲であ
る。得られるエチレン系重合体組成物には、必要に応じ
て酸化防止剤、塩酸吸収剤、凝集防止剤、耐熱安定剤、
紫外線吸収剤、滑剤、耐候安定剤、帯電防止剤、核剤、
顔料、充填剤などの各種添加剤を配合することもでき
る。その配合割合は適宜である。該エチレン系重合体組
成物は従来から知られている方法に従つて調製すること
ができる。
また、本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体を
前記他のエチレン系重合体以外の結晶性オレフイン系重
合体に配合することにより、該結晶性オレフイン系重合
体からなる成形物の耐衝撃性、とくに低温、しかも該低
結晶性エチレン系ランダム共重合体の配合により透明性
および表面非粘着性の低下をもたらさないという特徴が
ある。該エチレン系重合体以外の結晶性オレフイン系重
合体として具体的には、ポリプロピレン、ポリ−1−ブ
テン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリ−1−ヘ
キセンなどの他に、プロピレン・エチレン共重合体、プ
ロピレン・1−ブテン共重合体、1−ブテン・エチレン
共重合体、1−ブテン・プロピレン共重合体などのよう
に、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセンなどのα−
オレフイン(a1)とエチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセ
ン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコ
センなどの炭素原子数が2ないし20のα−オレフイン
であつて前記α−オレフイン(a1)とは異なるα−オレ
フイン(a2)とからなる結晶性α−オレフイン系共重合
体などを例示することができる。該結晶性オレフイン系
重合体の135℃のデカリン中で測定した極限粘度
〔η〕は通常は0.5ないし10dl/gの範囲であり、結
晶化度が5%以上、好ましくは20%以上である。
前記他のエチレン系重合体以外の結晶性オレフイン系重
合体に配合することにより、該結晶性オレフイン系重合
体からなる成形物の耐衝撃性、とくに低温、しかも該低
結晶性エチレン系ランダム共重合体の配合により透明性
および表面非粘着性の低下をもたらさないという特徴が
ある。該エチレン系重合体以外の結晶性オレフイン系重
合体として具体的には、ポリプロピレン、ポリ−1−ブ
テン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリ−1−ヘ
キセンなどの他に、プロピレン・エチレン共重合体、プ
ロピレン・1−ブテン共重合体、1−ブテン・エチレン
共重合体、1−ブテン・プロピレン共重合体などのよう
に、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセンなどのα−
オレフイン(a1)とエチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセ
ン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコ
センなどの炭素原子数が2ないし20のα−オレフイン
であつて前記α−オレフイン(a1)とは異なるα−オレ
フイン(a2)とからなる結晶性α−オレフイン系共重合
体などを例示することができる。該結晶性オレフイン系
重合体の135℃のデカリン中で測定した極限粘度
〔η〕は通常は0.5ないし10dl/gの範囲であり、結
晶化度が5%以上、好ましくは20%以上である。
該結晶性α−オレフイン系重合体に本発明の低結晶性エ
チレン系ランダム共重合体を配合する場合の配合割合
は、該結晶性α−オレフイン系重合体100重量部に対
して通常は0.5ないし30重量部、好ましくは1ないし
20重量部の範囲である。該結晶性α−オレフイン系重
合体組成物には必要に応じて酸化防止剤、塩酸吸収剤、
凝集防止剤、耐熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、耐候安
定剤、帯電防止剤、核剤、顔料、充填剤などの各種添加
剤を配合することもできる。該結晶性α−オレフイン系
重合体組成物は従来から知られている方法に従つて調製
することができる。
チレン系ランダム共重合体を配合する場合の配合割合
は、該結晶性α−オレフイン系重合体100重量部に対
して通常は0.5ないし30重量部、好ましくは1ないし
20重量部の範囲である。該結晶性α−オレフイン系重
合体組成物には必要に応じて酸化防止剤、塩酸吸収剤、
凝集防止剤、耐熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、耐候安
定剤、帯電防止剤、核剤、顔料、充填剤などの各種添加
剤を配合することもできる。該結晶性α−オレフイン系
重合体組成物は従来から知られている方法に従つて調製
することができる。
さらに、本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体
は種々のエンジニアリング樹脂に配合することにより、
該エンジニアリング樹脂の物性、たとえば耐衝撃性、摺
動特性などを改善することができ、しかも該低結晶性エ
チレン系ランダム共重合体の配合により透明性および表
面非粘着性の低下をもたらさないという特徴がある。該
エンジニアリング樹脂が極性基を有するエンジニアリン
グ樹脂である場合には、該エンジニアリング樹脂への親
和性または分散性を良好にするために、本発明の低結晶
性エチレン系ランダム共重合体に、マレイン酸、シトラ
コン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、無水シトラコン
酸、無水イタコン酸、マレイン酸ジメチル、シトラコン
酸ジメチル、イタコン酸ジメチルなどの不飽和カルボン
酸またはその誘導体成分をグラフト共重合した変性エチ
レン系ランダム共重合体を使用するのが好ましい。該不
飽和ジカルボン酸またはその誘導体成分のグラフト割合
は、該低結晶性エチレン系ランダム共重合体100重量
部に対して通常0.02ないし50重量部の範囲である。エ
ンジニアリング樹脂として具体的には、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリ
エステル、ヘキサメチレンアジパミド、オクタメチレン
アジパミド、デカメチレンアジパミド、ドデカメチレン
アジパミド、ポリカプロラクトン、などのポリアミド、
ポリフエニレンオキシドなどのポリアリーレンオキシ
ド、ポリアセタール、ABS、AES、ポリカーボネー
トなどを例示することができる。該低結晶性エチレン系
ランダム共重合体またはその変性物の配合割合は該エン
ジニアリング樹脂100重量部に対して通常0.2ないし
20重量部の範囲である。該エンジニアリング樹脂組成
物には必要に応じて酸化防止剤、塩酸吸収剤、凝集防止
剤、耐熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、耐候安定剤、帯
電防止剤、核剤、顔料、充填材などの各種添加剤を配合
することができる。該エンジニアリング樹脂組成物も従
来から知られている方法に従つて調製することができ
る。
は種々のエンジニアリング樹脂に配合することにより、
該エンジニアリング樹脂の物性、たとえば耐衝撃性、摺
動特性などを改善することができ、しかも該低結晶性エ
チレン系ランダム共重合体の配合により透明性および表
面非粘着性の低下をもたらさないという特徴がある。該
エンジニアリング樹脂が極性基を有するエンジニアリン
グ樹脂である場合には、該エンジニアリング樹脂への親
和性または分散性を良好にするために、本発明の低結晶
性エチレン系ランダム共重合体に、マレイン酸、シトラ
コン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、無水シトラコン
酸、無水イタコン酸、マレイン酸ジメチル、シトラコン
酸ジメチル、イタコン酸ジメチルなどの不飽和カルボン
酸またはその誘導体成分をグラフト共重合した変性エチ
レン系ランダム共重合体を使用するのが好ましい。該不
飽和ジカルボン酸またはその誘導体成分のグラフト割合
は、該低結晶性エチレン系ランダム共重合体100重量
部に対して通常0.02ないし50重量部の範囲である。エ
ンジニアリング樹脂として具体的には、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリ
エステル、ヘキサメチレンアジパミド、オクタメチレン
アジパミド、デカメチレンアジパミド、ドデカメチレン
アジパミド、ポリカプロラクトン、などのポリアミド、
ポリフエニレンオキシドなどのポリアリーレンオキシ
ド、ポリアセタール、ABS、AES、ポリカーボネー
トなどを例示することができる。該低結晶性エチレン系
ランダム共重合体またはその変性物の配合割合は該エン
ジニアリング樹脂100重量部に対して通常0.2ないし
20重量部の範囲である。該エンジニアリング樹脂組成
物には必要に応じて酸化防止剤、塩酸吸収剤、凝集防止
剤、耐熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、耐候安定剤、帯
電防止剤、核剤、顔料、充填材などの各種添加剤を配合
することができる。該エンジニアリング樹脂組成物も従
来から知られている方法に従つて調製することができ
る。
本発明の低結晶性エチレン系ランダム共重合体は種々の
ゴム状重合体に配合することにより該ゴム状重合体の物
性、たとえば、耐薬品性、剛性などを改善することがで
きる。該ゴム状重合体として具体的には、たとえばエチ
レン・プロピレン・非共役ジエン共重合体、エチレン・
1−ブテン・非共役ジエン共重合体、ポリブタジエンゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレン・ブタジエン・スチ
レンブロツク共重合体などを例示することができる。該
低結晶性エチレン系ランダム共重合体の配合割合は前記
ゴム状重合体100重量部に対して通常1〜100重量
部の範囲である。該ゴム状重合体組成物には必要に応じ
て充填剤、架橋剤、架橋助剤、顔料、安定剤などの各種
の充填剤を配合することができる。該ゴム状重合体組成
物は従来から知られている方法に従つて調製することが
できる。
ゴム状重合体に配合することにより該ゴム状重合体の物
性、たとえば、耐薬品性、剛性などを改善することがで
きる。該ゴム状重合体として具体的には、たとえばエチ
レン・プロピレン・非共役ジエン共重合体、エチレン・
1−ブテン・非共役ジエン共重合体、ポリブタジエンゴ
ム、ポリイソプレンゴム、スチレン・ブタジエン・スチ
レンブロツク共重合体などを例示することができる。該
低結晶性エチレン系ランダム共重合体の配合割合は前記
ゴム状重合体100重量部に対して通常1〜100重量
部の範囲である。該ゴム状重合体組成物には必要に応じ
て充填剤、架橋剤、架橋助剤、顔料、安定剤などの各種
の充填剤を配合することができる。該ゴム状重合体組成
物は従来から知られている方法に従つて調製することが
できる。
次に、本発明を実施例によつて具体的に説明する。
実施例1 ジルコニウム触媒の調製 充分に窒素置換した100mlのガラス製フラスコにトル
エン30mlとビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムモノクロリドモノハイドライド2ミリモルを装入した
スラリー状にした。それにトルエンで希釈したトリメチ
ルアルミニウム(1M溶液)20ミリモルを室温下で滴
下した。滴下終了後、60℃に昇温して1時間反応させ
た。ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムモノク
ロ(リドモノハイドライドはトルエンに溶解し溶液は暗
赤色となつた。なお、上記反応は、光をしや断して行つ
た。
エン30mlとビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムモノクロリドモノハイドライド2ミリモルを装入した
スラリー状にした。それにトルエンで希釈したトリメチ
ルアルミニウム(1M溶液)20ミリモルを室温下で滴
下した。滴下終了後、60℃に昇温して1時間反応させ
た。ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムモノク
ロ(リドモノハイドライドはトルエンに溶解し溶液は暗
赤色となつた。なお、上記反応は、光をしや断して行つ
た。
メチルアミノオキサンの調製 充分にアルゴンで置換した400mlのガラス製フラスコ
に塩化マグネシウムの6水溶液物13.9gとトルエン12
5mlを装入し、0℃に冷却後、トルエン125mlで希釈
したトリメチルアルミニウム250ミリモルを滴下し
た。滴下終了後、70℃に昇温し、その温度で96時間
反応をさせた。反応後、過により個液分離を行い、他
更に、分離液より減圧下にトルエンを除去し、白色固体
のメチルアルミノオキサン7.3gを得た。ベンゼン中で
の凝固点降下により求められた分子量は1910であ
り、該アルミノオキサンのm値は31であつた。尚、重
合時には前記アルミナオキサンをトルエンに再溶解して
用いた。
に塩化マグネシウムの6水溶液物13.9gとトルエン12
5mlを装入し、0℃に冷却後、トルエン125mlで希釈
したトリメチルアルミニウム250ミリモルを滴下し
た。滴下終了後、70℃に昇温し、その温度で96時間
反応をさせた。反応後、過により個液分離を行い、他
更に、分離液より減圧下にトルエンを除去し、白色固体
のメチルアルミノオキサン7.3gを得た。ベンゼン中で
の凝固点降下により求められた分子量は1910であ
り、該アルミノオキサンのm値は31であつた。尚、重
合時には前記アルミナオキサンをトルエンに再溶解して
用いた。
重量 2の連続重合反応器を用いて、精製トルエンを2/
hr、メチルアルミノオキサンをアルミニウム原子換算で
10ミリグラム原子/hr、前記で調製したギルコニウム
触媒をジルコニウム原子換算で1×10-2ミリグラム原
子/hrの割合で連続的に供給し重合器内に同時にエチレ
ン360/hr1ブテン240/hrの割合で連続的に
供給し、重合温度20℃、常圧、滞留時間0.5時間、ポ
リマー濃度36g/なとなる条件下に重合を行つた。
生成したポリマー溶液を重合器より連続的に抜き出し、
少量のメタノールを添加することにより重合を停止し、
更にそのポリマー溶液を多量のメタノール中に移し、析
出したポリマーを130℃で12時間減圧乾燥した。エ
チレン含有77重量%、〔η〕2.16dl/g、w/n
1.85、結晶化度2.1%、B値1.14、密度0.888g/cm3、
沸騰酢酸メチル抽出量0.31重量%のゴム状のポリマ
ーが得られた。このポリマーの破断点応力、破断点伸び
はそれぞれ110kg/cm2、900%であつた。得られ
たこのポリマーの13C−NMRスペクトルには、αβ、
βγに基づくシグナルは観測されなかつた。単位ジルコ
ニウム当りの活性7300g-ポリマー/ミリグラム原
子−Zrであつた。
hr、メチルアルミノオキサンをアルミニウム原子換算で
10ミリグラム原子/hr、前記で調製したギルコニウム
触媒をジルコニウム原子換算で1×10-2ミリグラム原
子/hrの割合で連続的に供給し重合器内に同時にエチレ
ン360/hr1ブテン240/hrの割合で連続的に
供給し、重合温度20℃、常圧、滞留時間0.5時間、ポ
リマー濃度36g/なとなる条件下に重合を行つた。
生成したポリマー溶液を重合器より連続的に抜き出し、
少量のメタノールを添加することにより重合を停止し、
更にそのポリマー溶液を多量のメタノール中に移し、析
出したポリマーを130℃で12時間減圧乾燥した。エ
チレン含有77重量%、〔η〕2.16dl/g、w/n
1.85、結晶化度2.1%、B値1.14、密度0.888g/cm3、
沸騰酢酸メチル抽出量0.31重量%のゴム状のポリマ
ーが得られた。このポリマーの破断点応力、破断点伸び
はそれぞれ110kg/cm2、900%であつた。得られ
たこのポリマーの13C−NMRスペクトルには、αβ、
βγに基づくシグナルは観測されなかつた。単位ジルコ
ニウム当りの活性7300g-ポリマー/ミリグラム原
子−Zrであつた。
実施例2〜9、比較例1 表1に示した条件下で重合した以外は、実施例1と全く
同様に行つた。得られたポリマーの13C−NMRスペク
トルにはαβ、βγに基づくシグナルはいずれにも観測
されなかつた。結果を表1に示す。
同様に行つた。得られたポリマーの13C−NMRスペク
トルにはαβ、βγに基づくシグナルはいずれにも観測
されなかつた。結果を表1に示す。
比較例2 チタン触媒の調製 2.8kgのSUS製ボール(15mmφ)を内蔵した800m
lのSUS製ポラトにテトラブトキシチタン2gおよび
無水の塩化マグネシウム20gを入れ、窒素雰囲気下8
時間粉砕した(振動ミル)。共破砕物をエチレンジクロ
リド200ml中に移し80℃で2時間熱した。その後、
共粉砕物をし、n−デカンで遊離の四塩化チタンが検
出されなくなるまで洗浄した。このようにして得られた
触媒1g中に21mgのチタン原子が担持されていた。
lのSUS製ポラトにテトラブトキシチタン2gおよび
無水の塩化マグネシウム20gを入れ、窒素雰囲気下8
時間粉砕した(振動ミル)。共破砕物をエチレンジクロ
リド200ml中に移し80℃で2時間熱した。その後、
共粉砕物をし、n−デカンで遊離の四塩化チタンが検
出されなくなるまで洗浄した。このようにして得られた
触媒1g中に21mgのチタン原子が担持されていた。
重合 実施例1と同様の重合反応器を用いて精製デカンを2
/hr、エチレンアルミニウムセスキクロリドをアルミニ
ウム原子換算で8ミリグラム原子/hr、上記で調製した
チタン触媒をチタン原子換算で0.4ミリグラム原子/hr
の割合で連続的に供給し、重合器系内において同時にエ
チレン300/hr、1−ブテン100/hγの割合
で連続的に供給し、重合温度120℃、常圧、滞留時間
0.5時間、ポリマー濃度50g/となる条件下に重
合を行つた。その後は必条件は実施例1に準じ行つた。
なお、得られたポリマーの13C−NMRスペクトルに
は、αβ、βγに基づくシグナルは観測されなかつた。
結果を表2に示す。
/hr、エチレンアルミニウムセスキクロリドをアルミニ
ウム原子換算で8ミリグラム原子/hr、上記で調製した
チタン触媒をチタン原子換算で0.4ミリグラム原子/hr
の割合で連続的に供給し、重合器系内において同時にエ
チレン300/hr、1−ブテン100/hγの割合
で連続的に供給し、重合温度120℃、常圧、滞留時間
0.5時間、ポリマー濃度50g/となる条件下に重
合を行つた。その後は必条件は実施例1に準じ行つた。
なお、得られたポリマーの13C−NMRスペクトルに
は、αβ、βγに基づくシグナルは観測されなかつた。
結果を表2に示す。
比較例3 実施例1と同様の重合反応器を用いて精製ヘキサンを2
/hrエチルアルミニウムセスキクロリドをアルミニウ
ム原子換算で1ミリグラム原子/hr、三塩化バナジルを
バナジウム原子換算で0.1ミリグラム原子/hrの割合
で連続的に供給し、重合器内において同時にエチレン2
00/hrプロピレン240/hr割合で連続的に供給
し、重合温度50℃、常圧、滞留時間0.5時間、ポリ
マー濃度4g/となる条件下に重合を行つた。その後
の操作は実施例1と全く同様に行つた。得られたポリマ
ーの13CNRスペクトルには、実施例1〜8と異なりα
β、βγに基づくシグナルが観測された。結果を表3に
示す。
/hrエチルアルミニウムセスキクロリドをアルミニウ
ム原子換算で1ミリグラム原子/hr、三塩化バナジルを
バナジウム原子換算で0.1ミリグラム原子/hrの割合
で連続的に供給し、重合器内において同時にエチレン2
00/hrプロピレン240/hr割合で連続的に供給
し、重合温度50℃、常圧、滞留時間0.5時間、ポリ
マー濃度4g/となる条件下に重合を行つた。その後
の操作は実施例1と全く同様に行つた。得られたポリマ
ーの13CNRスペクトルには、実施例1〜8と異なりα
β、βγに基づくシグナルが観測された。結果を表3に
示す。
比較例4〜6 表3に示した条件下で重合した以外は比較例3と全く同
様に行つた。得られたポリマーの13C−NMRスペクト
ルには比較例3と同様にαβ、βγに基づくシグナルが
観測された。結果を第3に示す。
様に行つた。得られたポリマーの13C−NMRスペクト
ルには比較例3と同様にαβ、βγに基づくシグナルが
観測された。結果を第3に示す。
応用例1〜5、7比較例用1〜6 前記実施例および比較例のエチレン系ランダム共重合体
とポリエチレン樹脂(MFP0.44g/10min、密度0.5
59樹脂/cm3)とを1:aの割合で溶融混合した後、厚
み70μのプレイフイルム作成した(180℃、5分予
熱→ガス抜き30秒→30kg/cm2加圧、4分30秒保
持→20℃コールドプレス、50kg/cm2加圧 3分保
持)。このフイルムについて23℃、−20℃でのフイ
ルムインパクト強度および透明性(ヘイズ値)を測定し
た。結果を表4に示す。
とポリエチレン樹脂(MFP0.44g/10min、密度0.5
59樹脂/cm3)とを1:aの割合で溶融混合した後、厚
み70μのプレイフイルム作成した(180℃、5分予
熱→ガス抜き30秒→30kg/cm2加圧、4分30秒保
持→20℃コールドプレス、50kg/cm2加圧 3分保
持)。このフイルムについて23℃、−20℃でのフイ
ルムインパクト強度および透明性(ヘイズ値)を測定し
た。結果を表4に示す。
応用例6 比較応用例7〜9 前記実施例および比較例のエチレン系ランダム共重合体
とポリプロピレン樹脂(MFR10g/10min)とを
1:9の割合で溶融混合した後、厚み30μのプレスフ
イルムの作成した(応用例1と同様)。このフイルムに
ついて23℃でのフイルムインパクト強度および透明性
(ヘイズ値)を測定した。結果を表5に示す。
とポリプロピレン樹脂(MFR10g/10min)とを
1:9の割合で溶融混合した後、厚み30μのプレスフ
イルムの作成した(応用例1と同様)。このフイルムに
ついて23℃でのフイルムインパクト強度および透明性
(ヘイズ値)を測定した。結果を表5に示す。
〔発明の効果〕 以上のとおり、本発明の低結晶性エチレン系ランダム共
重合体は分子量分布、組成分布が狭く、透明性に優れ、
表面非粘着性でありそして低結晶性である。
重合体は分子量分布、組成分布が狭く、透明性に優れ、
表面非粘着性でありそして低結晶性である。
本発明の上記共重合体は熱可塑性樹脂に配合することに
より該樹脂の種々の性質を改良する。
より該樹脂の種々の性質を改良する。
図−1は、本発明に係る共重合体の製造工程を示すフロ
ーチヤート図である。
ーチヤート図である。
Claims (2)
- 【請求項1】エチレンおよび炭素原子数4〜10のα−
オレフインからの低結晶性エチレン系ランダム共重合体
であつて、 (a)エチレン成分の含有率が35〜85重量%の範囲
にあり、そしてα−オレフイン成分の含有率が15〜6
5重量%の範囲にあり、 (b)135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]
が0.5〜10dl/gの範囲にあり、 (c)ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイーで求め
た分子量分布(w/n)が2.5以下であり、 (d)X−線回折法で求めた結晶化度が30%以下であ
り、 (e)下記式(I) [式中、PEは共重合体中のエチレン成分の含有モル分
率を示し、Poはα−オレフイン成分の含有モル分率を
示し、PoEは全dyad連鎖のα−オレフイン・エチレン
連鎖のモル分率を示す] で表わされるB値が、下記式(II) 1.05≦B≦2(II) を満足する範囲にあり、 (f)13C−NMRスペクトル中には、共重合体主鎖中
の隣接した2個の3級炭素原子間のメチレン連鎖に基づ
くαβおよびβγのシグナルが観測されない、そして (g)沸騰酢酸メチル可溶部が2重量%以下である、 ことを特徴とする低結晶性エチレン系ランダム共重合
体。 - 【請求項2】(a)エチレン成分の含有率が35〜85
重量%の範囲にあり、そして炭素原子数4〜10のα−
オレフイン成分の含有率が15〜65重量%の範囲にあ
り、 (b)135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]
が0.5〜10dl/gの範囲にあり、 (c)ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイーで求め
た分子量分布(w/n)が2.5以下であり、 (d)X−線回折法で求めた結晶化度が30%以下であ
り、 (e)下記式(I) [式中、PEは共重合体中のエチレン成分の含有モル分
率を示し、Poはα−オレフイン成分の含有モル分率を
示し、PoEは全dyad連鎖のα−オレフイン・エチレン
連鎖のモル分率を示す] で表わされるB値が、下記式(II) 1.05≦B≦2(II) を満足する範囲にあり、 (f)13C−NMRスペクトル中には、共重合体主鎖
中の隣接した2個の3級炭素原子間のメチレン連鎖に基
づくαβおよびβγのシグナルが観測されない、そして (g)沸騰酢酸メチル可溶部が2.0重量%以下である、 エチレンおよび炭素原子数4〜10のα−オレフインか
らの低結晶性エチレン系ランダム共重合体から成る熱可
塑性樹脂用配合剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60259833A JPH06820B2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 低結晶性エチレン系ランダム共重合体およびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60259833A JPH06820B2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 低結晶性エチレン系ランダム共重合体およびその用途 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29705696A Division JP2786431B2 (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 低結晶性エチレン系ランダム共重合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62121709A JPS62121709A (ja) | 1987-06-03 |
| JPH06820B2 true JPH06820B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=17339623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60259833A Expired - Lifetime JPH06820B2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 低結晶性エチレン系ランダム共重合体およびその用途 |
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