JPH0682132U - 回転埋設杭の保持装置 - Google Patents

回転埋設杭の保持装置

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JPH0682132U
JPH0682132U JP3017893U JP3017893U JPH0682132U JP H0682132 U JPH0682132 U JP H0682132U JP 3017893 U JP3017893 U JP 3017893U JP 3017893 U JP3017893 U JP 3017893U JP H0682132 U JPH0682132 U JP H0682132U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 杭挿入孔に回転埋設され、且つ下端が根固め
部の所要位置に挿入された杭を、その状態を確実に維持
して所要時間吊下状態に保持する。 【構成】 杭挿入ロッド2と支承具5とを具える。杭挿
入ロッド2は、ロッド本体10の下端で杭6の頭部7を
チャックする。ロッド本体10はオーガモータ12によ
って回転せしめられ、杭挿入孔16に杭6を回転埋設す
る。支承具5は、杭の下端部分25が根固め部26の所
要位置に挿入された後、台座3及び支持台4を介して地
盤に設置され、ロッド本体10を支承する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、施工地盤に形成した杭挿入孔に杭が回転埋設されて杭下端部分が根 固め部の所要位置に挿入された後、杭頭部が所定位置に固定状態となるまでの間 、杭を吊下状態に保持する回転埋設杭の保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
施工地盤に形成した杭挿入孔に杭を回転埋設する場合、杭挿入孔下端に築造さ れた根固め部の所要位置に杭下端部分が挿入された後、杭頭部が所定位置に固定 状態となるまでの間(即ち、杭下端部分が根固め部に所要に定着状態となるまで の間)、杭を吊下状態に保持する必要がある。
【0003】 この保持は、従来、図19に示す重機aを用いて行っていた。該重機の概略構 成及びそれによる杭の保持要領を説明すれば以下のようである。
【0004】 即ち、該重機aは、地盤に立設される高さの高い支柱部材bに、ワイヤcに吊 下されて上下動するオーガモータdを設け、該オーガモータdの回転軸に、杭挿 入孔を掘削する掘削ロッド又は杭を回転埋設する杭挿入ロッドを選択的に連結可 能として、両ロッドの使い分けにより、杭挿入孔掘削作業と杭回転埋設作業の両 方の作業を行うことができるものである。
【0005】 そして該杭挿入ロッドeは、その上端がオーガモータdに連結されるとともに その下端には、杭fの頭部f1をチャックするキャップgを具えている。該キャ ップgは、図20に示す如く、杭頭部f1を挿入させることができる下方開放の 円筒状をなし、その周面部には、縦開口部hの上端に横開口部iを連設したL字 状の係止開口部jが設けられている。
【0006】 そしてキャップgへの杭頭部挿入により、杭頭部f1の上端において外方に突 出する係止ピンkが縦開口部hの上端に位置せしめられ、然る後キャップgが正 回転F1することにより、係止ピンkが横開口部iと係合状態となって杭頭部f 1がチャックされるようになされている。逆にキャップgが逆回転F2すること により、係止ピンkが横開口部iから外れて、杭頭部f1のチャック状態が解除 されるようになされている。
【0007】 然して、オーガモータdに連結された杭挿入ロッドの下端のキャップgに杭頭 部f1をチャックせしめて後、オーガモータdを正回転F1させつつ下降させる と、杭fは回転埋設され、最終的に、杭下端部分f2が根固め部mの所要位置に 挿入状態とされる。
【0008】 その後、杭下端部分f2を根固め部mに定着させる目的で、重機によりそのま ま、杭を所要時間吊下状態で保持することとしていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように重機を用いて杭を保持する場合には、杭の埋設施工 精度が悪い問題があり、又重機の効率的な活用が図れない問題があった。即ち、
【0010】 施工精度に関しての問題点 根固め部に杭下端部分が挿入された杭を杭頭部が所要位置に固定状態となるま で保持する時間は、地盤状態に適合させて設定されなければならない。しかし従 来においては、杭挿入孔の掘削や杭の回転埋設に用いられる重機そのものを、杭 の保持に用いていたため、時間当たりの使用コストが高価に付く重機の作業効率 を考慮して、保持時間は通常約20分程度(経験的に一応の杭定着が達成される と考えられていた時間)に設定されており、この時間経過後、オーガモータの逆 回転によってキャップを杭頭部から取り外していた。そのため、地盤状態によっ ては杭定着を確実に行いうる場合もあったが、杭がその後自重で沈下する場合が 往々にしてあり、埋設された各杭の杭頭部位置が精度よく揃わないことが多かっ た。
【0011】 ところで、杭の最終埋設状態において、杭頭部をチャックしたキャップが地表 に露出する場合には、横開口部における係止ピンの位置を目視観察することによ り、チャック解除時期を一応推測できた。即ち、図20に示すように係止ピンk が横開口部の下縁nに接した状態にあれば、杭がキャップに吊り下がっていて定 着が不完全であることを推測できた。逆に図20において一点鎖線で示すによう に係止ピンkが横開口部の上縁oに接した状態にあれば、杭がキャップに吊り下 がった状態になく、従ってチャックを解除しても一応問題がないと見当を付ける ことができた。
【0012】 しかしながら、杭の最終埋設状態において、キャップが図20に示す如く杭挿 入孔内に隠れる場合には、横開口部における係止ピンの位置を目視観察すらでき ないために、全く勘に頼ってチャック解除時期を決めなければならなかった。そ のため、チャックを解除したつもりでキャップを引き上げたところ杭までが引き 上げられてしまう最悪の事態を招くこともあった。
【0013】 杭頭部位置が設計通りに設定されていないと、地盤の根切り後に、設計よりも 高い杭については切断を要し逆に低い杭については鉄筋で補強して高価なフーチ ングを構築しなければならない等、著しい不経済があった。
【0014】 重機活用効率上の問題点 前記のように、重機による杭の保持に通常約20分程度という比較的長い時間 を要したのであるが、この時間を重機本来の仕事(杭挿入孔の掘削、杭の回転埋 設)のために活用できれば、重機(そのオペレータを含む)の活用効率を向上さ せることができて、その分施工コストの低減を期しうることとなるのであり、従 来の杭保持には、施工コストの面からも改善の余地が多分にあった。
【0015】 本考案は、このような問題点を解決しうる回転埋設杭の保持装置の提供を目的 とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は以下の如き手段を採用する。
【0017】 即ち本考案に係る回転埋設杭の保持装置(以下保持装置という)は、重機のオ ーガモータに着脱自在に連結されて垂下するロッド本体10の下端に、杭6の頭 部7をチャックするチャック装置9を有し、垂直な軸線回りに回転せしめられる 杭挿入ロッド2と、直接又は他の部材を介して地盤に設置されて前記杭挿入ロッ ド2を支承する支承具5とを具え,該杭挿入ロッド2のロッド本体10は、その 周面部の少なくとも対向部位に係止凹部11が凹設されてなり,又前記支承具5 は、ロッド本体10を挟む一対の支承片22,22を有し、且つ該支承片22に は、前記係止凹部11に挿入せしめられてロッド本体10を支承する支承部23 が設けられていることを特徴とするものである。
【0018】 前記保持装置において、支承具5を次のように構成してもよい。その一例とし ては、前記ロッド本体10を周方向に取り囲む筒状の囲体29の壁部30の内面 側に、前記係止凹部11に挿入せしめられてロッド本体10を支承する支承部2 3を突設したものを挙げることができる。又他の例としては、前記ロッド本体1 0を囲むU字状乃至コ字状をなす囲体29の壁部30の内面側に、前記係止凹部 11に挿入せしめられてロッド本体10を支承する支承部23を突設したものを 挙げることができる。
【0019】 このように囲体29を以て支承具を構成する場合、該支承具5は次のように構 成するのが好ましい。その一例としては、半割筒部31,32の一端部分相互を 開閉可能に枢着し、該半割筒部31,32の他端部分相互を着脱自在に連結する ことにより、前記ロッド本体10を挿通させる囲体29を形成せしめ、該囲体2 9の壁部30の内面側に、前記係止凹部11に挿入せしめられてロッド本体10 を支承する支承部23を突設したものを挙げることができる。又他の例としては 、両端に固定片部70,71を具えた一対の半割筒部69,69を有し、両端の 固定片部相互を着脱自在に連結することにより、前記ロッド本体10を挿通させ る囲体29を形成する如くなされ、又該囲体29の壁部30の内面側に、前記係 止凹部11に挿入されてロッド本体10を支承する支承部23が突設されている ものを挙げることができる。
【0020】 かかる保持装置において、係止凹部11は、周方向に連続する環状に形成する のがよい。又支承具5は、支持台4を介して地盤に設置されることがある。この 場合、該支持台4は、ロッド本体10を挟んだ状態で地盤に載置される一対の支 持片21,21を有するものとし、該支持片21,21に前記支承具5を載置す る。又支承具5は、地盤に載置される台座3と該台座3に載置される支持台4を 介して地盤に設置されることがある。この場合、該台座3は、地盤に設けた杭挿 入孔16の開口端17を挟んで該開口端の周辺に載置される一対の台座片15, 15を有するものとし、又支持台4は、ロッド本体10を挟んで台座片15,1 5に載置される一対の支持片21,21を有するものとし、該支持片21,21 に前記支承具5を載置する。
【0021】 上記において支承片22,22は、端部あるいは中間において一体化されてい てもよく、独立していてもよい。このことは、支持片21,21、台座片15, 15についても同様である。
【0022】
【作用】
然して、施工地盤に形成した杭挿入孔に杭が回転埋設されて杭下端部分25が 根固め部26の所要位置に挿入された杭(1本杭もしくは所要本数がその端部で 連結された杭)6を、本考案に係る保持装置を用いてその状態に保持する要領は 、直接または他の部材を介して地盤に設置された支承具5の支承部23をロッド 本体10の係止凹部11に係合させて行う。その保持態様を例示すれば次のよう である。
【0023】 支承具5が、ロッド本体10を挟む一対の支承片22,22を有する場合は、 その支承部23,23を、ロッド本体10の対向側において係止凹部11に挿入 させ、該支承部23にて係止凹部の上面部11aを支承せしめ、これにより杭を 吊下状態で保持する。
【0024】 支承具5が、ロッド本体を囲む筒状の囲体29を有し或いはU字状乃至コ字状 の囲体29を有する構成である場合は、囲体29の壁部内面側に突設された支承 部23を係止凹部11に挿入させ、該支承部23にて係止凹部の上面部11aを 支承せしめ、これにより杭を吊下状態で保持する。
【0025】 支承具5を、支持台4を介して地盤に設置する場合は、その支持片21,21 を、それがロッド本体10を挟んだ状態で地盤に載置し、該支持片22,22に 支承具5を載置する。又支承具5を、台座3と支持台4を介して地盤に設置する 場合は、該台座4を、その台座片15,15が杭挿入孔16の開口端を挟んだ状 態で該開口端の周辺に載置するとともに、支持台4の支持片22,22を、それ がロッド本体10を挟んだ状態で台座片15,15に載置する。そして該支承片 22,22に支承具5を載置せしめる。 このように杭を保持した後、杭挿入ロッド2をオ−ガモ−タ12と切り離す。
【0026】 杭を充分な時間保持して杭6の頭部7が所定位置に固定状態となった後、支承 具5と係止凹部11との係合状態を解除して支承具5を取り外す。支持台4や台 座3を用いた場合はこれも取り外す。なお開閉式の支承具5の取り外しは、他端 部分の連結状態を解除して行う。例えば、図7に示す連結軸52を抜き取って行 う。又分離式の支承具5の取り外しは、両端の固定片部相互の連結状態を解除し て行う。例えば、図10に示すボルト75を抜き取って行う。
【0027】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜3において本考案に係る保持装置1は、杭挿入ロッド2と、台座3と、 支持台4と、支承具5とを具える。
【0028】 杭挿入ロッド2は、杭6の頭部7をチャックするチャック装置(本実施例にお いては、図19に示すと同様の構成を有するキャップを以て構成されている)9 を下端に具えるロッド本体10の周面部に、上下方向に所要間隔(例えば10cm 程度の間隔)を置いて、周方向に連続する環状の係止凹部11を設けてなり、そ の上端部2aが重機のオ−ガモ−タ12に着脱自在に連結されて、垂直な軸線回 りに回転可能とされている。
【0029】 前記台座3は、矩形枠13の一側面部両端に台座片15,15を平行に突設し てなり、該台座片15,15が、地盤に設けられた杭挿入孔16の開口端17を 挟んだ状態で、該開口端の周辺に載置される。
【0030】 前記支持台4は、矩形枠20の一側面部の両端に支持片21,21を平行に突 設してなり、該支持片21,21が杭挿入ロッド2を挟んだ状態で、その基端寄 り部位及び先端寄り部位において台座片15,15に支持される。
【0031】 又前記支承具5は、例えば楔状をなす一対の支承片22,22を対向して具え るコ字状を呈し、両支承片22,22がロッド本体10を挟んだ状態において、 支承片中間の支承部23(支承片中間の内側部分)が、環状をなす前記係止凹部 11に挿入される。
【0032】 然して、施工地盤に形成した杭挿入孔16に杭が回転埋設されて杭下端部分2 5が根固め部26の所要位置に挿入された杭(1本杭もしくは所要本数がその端 部で連結された杭)6(図1)を、その状態で保持するに際しては、まず台座3 を、その台座片15,15間に杭挿入孔16の開口端17を挟んで地盤に載置す る。
【0033】 その後、櫛状の支持台4の支持片21,21を、ロッド本体10を挟む如く且 つ台座片15,15に略直交する状態や稍斜め状態にして、その基端寄り部位及 び先端寄り部位で台座片15,15に載置する。
【0034】 然る後、前記係止凹部11の溝底を挟む状態で、支承片22,22の支承部2 3,23を係止凹部11の対向部分に押入し、該支承片の基端寄り部位及び先端 寄り部位を、対向する支持片21,21に支持させる。 これにより、係止凹部11の上面部11aが、支持台4と台座3を介して地盤 に設置された支承具5に支承された状態となり、杭は完全固定の状態で保持され る。
【0035】 図4は前記支承片22,22が独立している場合を例示する。この場合、係止 凹部11と係合状態にある支承片22が外れるのを防止するため、止片27を支 持片21に固定しておくのがよい。
【0036】 図5は本考案のその他の実施例を示すものであり、囲体29の壁部30の内面 側に、係止凹部11に挿入されてロッド本体10を支承する支承部23を突設し てなる、支承具5を具える。該支承具5は、例えば図6〜8に示す開閉式のもの や、図9〜10に示す分離式のものとして構成される。
【0037】 図6〜8において開閉式の支承具5は、半割筒部31,32の一端部相互を開 閉可能に枢着するとともに、該半割筒部31,32の他端部相互を着脱自在に連 結可能としてなり、該連結状態において、前記ロッド本体10を挿通せしめる囲 体29を構成する。
【0038】 一方の半割筒部31は、半割円弧片33の外面部の上下端部位にその周方向に 鍔部35,36を突設してなる。他方の半割筒部32も同様の構成を有し、半割 円弧片37の外面部の上下端に近接させてその周方向に鍔部39,40を突設し てなる。
【0039】 そして、一方の半割筒部31の上下鍔部の一端側の部分41,42が他方の半 割筒部32の上下鍔部の一端側の部分43,45の外側に重なる状態で、両半割 筒部31,32の一端部分相互が嵌合せしめられており、該上下の重なり部分4 6,47は、孔心を共通にして設けられた軸孔を挿通する枢軸49を以て開閉可 能に枢着されている。
【0040】 又、一方の半割筒部31の上下鍔部の他端側の部分50,51が他方の半割筒 部32の上下鍔部の他端側の部分53,55の外側に重なる状態で、両半割筒部 31,32の他端部分相互が嵌合せしめられ、且つ上下の重なり部分56,57 に設けた孔心共通の挿通孔59,60、61,62に、ハンドル63を有する連 結軸65が着脱自在に挿通せしめられることにより、半割筒部31,32の他端 部分相互が着脱自在に連結され(図6)、これによって、ロッド本体10を挿通 せしめる前記囲体29が構成される。
【0041】 又、囲体29の周面部の上下中央部位(半割円弧片の上下中央部位)には、1 20度の角度ピッチで3本の支承ボルト66,66,66が螺合されている。本 実施例においては、前記一方の半割筒部31に1本の支承ボルト66が螺合せし められ、他方の半割筒部32には2本の支承ボルト66,66が螺合せしめられ ている。
【0042】 然して、図7に示すように開いた半割筒部31,32を、図6、図8に示す如 くそれがロッド本体10を周方向に取り囲んだ状態に閉じて後、該半割筒部の他 端部相互を前記連結軸65で連結して囲体29を形成すると、該囲体29の壁部 30の内面側には、ロッド本体に設けた係止凹部11に挿入せしめられてロッド 本体10を支承する支承部(支承ボルトの先端側の部分)23,23,23が突 出状態となり、例えば図5に示す如く、該支承部23に係止凹部の上面部11a が支承されて杭は吊下状態で保持される。
【0043】 図9〜10は分離式の支承具5を説明するものであり、半割円弧片69の両端 に固定片部70,71を外方に折曲形成した一対の半割筒部72,73の一対を 以てなり、湾曲凹面74,74を内側にして固定片部70,70、71,71を 当接させ、且つ該当接状態の固定片部に設けられている孔心共通の挿通孔にボル ト75を挿通し、これにナット76を螺合して緊締することにより、ロッド本体 10を挿通せしめる囲体29を構成できる。
【0044】 そして一方の半割筒部72の周面部の中央部には、1本の支承ボルト66が螺 合されるとともに、他方の半割筒部73の周面部の上下中央部位の両端寄りの部 位には支承ボルト66,66が夫々螺合されており、囲体29の壁部30には、 3本の支承ボルト66,66,66が120度の角度ピッチで螺合された状態と なっている。壁部の内面側に突出する支承ボルトの先端側の部分が支承部23と されており、例えば図5に示す如く、該支承部23が係止凹部11に挿入されそ の上面部11aが支承されて、杭は吊下状態で保持される。図9〜10において 、支承具5は、ロッド本体を挟んで地盤に設置された一対のH型支持片21,2 1に載置されている。
【0045】 図11は筒状一体のものとして構成された囲体29の壁部30に、ロッド本体 10に設けた係止凹部11に挿入せしめられて係止凹部の上面部11aを例えば 図5のように支承する支承部23が突設されてなる支承具5を例示する。なお図 11において支承部23は、支承ボルト66の先端側の部分を以て形成されてい る。
【0046】 図12は、ロッド本体10を囲むU字状乃至コ字状をなす囲体29の壁部30 に、ロッド本体10に設けた係止凹部11に挿入せしめられて係止凹部の上面部 11aを例えば図5のように支承する支承部23,23を対向して突設してなる 支承具5を、その使用状態において説明するものである。なお図12において支 承部23は、一方が突部として、他方が支承ボルト66の先端側の部分として形 成されている。
【0047】 図13は、ロッド本体10の周面部に独立した凹部を設け、これを係止凹部1 1とし、例えば図14に示す開閉式の囲体29を以て杭を吊下状態で保持する保 持装置を示す。該開閉式囲体29の内面側に突設した固定的な支承部23,23 を前記係止凹部11に挿入して、係止凹部の上面部11aを支承せしめる。
【0048】
【考案の効果】
本考案に係る保持装置は以上のように構成しているため、地盤設置の支承 具をロッド本体に装着し、支承部により係止凹部の上面部を支承せしめることに よって、杭下端部分が根固め部の所要位置に挿入された杭を、その状態を確実に 維持して保持することができる。従って埋設杭の杭頭部の位置を設計通りに精度 よく設定でき、杭の埋設施工管理を確実に行うことができる。
【0049】 又、杭挿入ロッドが支承具を介して確実に保持されることから、保持された状 態の杭挿入ロッドをオ−ガモ−タと切り離すことができる。従って重機は、杭挿 入孔の掘削や杭の回転埋設等の本来の作業を継続して行うことができ、重機の活 用効率の向上が図られて施工能率の向上、施工コストの低減を期しうる。
【0050】 本考案に係る保持装置は、支承部との係合部分をロッド本体の周面部を凹 ませて形成する。そのため図15〜16に示すように、重機の支柱部材両側に配 置された保持軸77,77に、保持腕79,79を介してガイド筒80を取付け 、該ガイド筒80にロッド本体10を略密接状態に挿通させて杭の回転埋設を行 う場合、該ガイド筒80による振れ止め作用が、回転埋設が完了するまで確実に 発揮されて、杭を安定的に回転埋設しうることとなる。
【0051】 このようにガイド筒80に案内させつつロッド本体10を下降させる場合、も しも図17に示すように、ロッド本体の周面部に環状鍔81を突設することによ って支承部との係合部分を形成したとすれば、杭の回転埋設が進んで最上段の環 状鍔81がガイド筒80の下端82から外れた場合は、図18に示すようにガイ ド筒80の内面83とロッド本体10との間に大きな間隙Gが生ずることなり、 それ以後、ガイド筒による振れ止め作用が期待できないものとなる問題が生ずる 。本考案による時は、このような問題点が前記のように解決される。
【0052】 又本考案に係る保持装置は、支承部との係合部分を、ロッド本体の周面部 を凹ませて形成するため、支承片間の間隔や支持片間の間隔が比較的小さい小型 軽量の支承具、支持台を採用できる。もしも図17に示すように、支承片との係 合部を、ロッド本体10の周面部に環状鍔81を突設して形成したとすれば、ロ ッド本体の径が同じである場合、支承片間の間隔や支持片間の間隔を本考案のも のに比し大きく設定せざるを得ず、従って、支承具や支持台は重量が大きいもの となり又その加工コストが高く付く等、本考案に比し不利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保持装置による杭の保持状態を説
明する説明図である。
【図2】保持装置を説明する斜視図である。
【図3】保持装置による杭の保持状態を拡大して説明す
る説明図である。
【図4】独立した左右の支承片による杭の保持状態を説
明する説明図である。
【図5】囲体の壁部の内面側に支承部が突設されてなる
支承具を用いた場合の杭の保持状態を説明する説明図で
ある。
【図6】開閉式の保持具を示す斜視図である。
【図7】開閉式の保持具を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図8】開閉式の保持具を用いた場合の、押圧ボルトを
締め付けて囲体とロッド本体を一体化した状態を説明す
る平面図である。
【図9】分離式の保持具を説明する斜視図である。
【図10】分離式の保持具を用いた場合の、押圧ボルト
を締め付けて囲体とロッド本体を一体化した状態を示す
平面図である。
【図11】筒状一体のものとして構成された囲体を具え
る保持具を説明する斜視図である。
【図12】U字状をなす囲体を具える保持具を説明する
斜視図である。
【図13】ロッド本体の周面部の対向部位に係止凹部を
設けた杭挿入ロッドを対象とした場合の、保持装置によ
る杭の保持状態を説明する説明図である。
【図14】図13の保持装置を構成する支承具の一例を
説明する説明図である。
【図15】ガイド筒によってロッド本体を振れ止めした
状態を説明する説明図である。
【図16】ロッド本体がガイド筒に略密接に挿通されて
いる状態を説明する説明図である。
【図17】支承部との係合部を、ロッド本体の周面部に
環状鍔を突設することによって形成した場合を説明する
説明図である。
【図18】ロッド本体の周面部に環状鍔を突設すること
によって支承部との係合部を形成した場合における、ガ
イド筒による振れ止め不良状態を説明する説明図であ
る。
【図19】従来における、重機による杭の保持要領を説
明する説明図である。
【図20】従来の杭保持における杭のチャック部を説明
する説明図である。
【符号の説明】
1 保持装置 2 杭挿入ロッド 3 台座 4 支持台 5 支承具 6 杭 7 杭の頭部 9 チャック装置 10 ロッド本体 11 係止凹部 15 台座片 16 杭挿入孔 17 開口端 21 支持片 23 支承部 29 囲体 30 壁部 31 半割筒部 32 半割筒部 69 半割筒部 70 固定片部 71 固定片部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重機のオーガモータに着脱自在に連結さ
    れて垂下するロッド本体10の下端に、杭6の頭部7を
    チャックするチャック装置9を有し、垂直な軸線回りに
    回転せしめられる杭挿入ロッド2と、直接又は他の部材
    を介して地盤に設置されて前記杭挿入ロッド2を支承す
    る支承具5とを具え、 該杭挿入ロッド2のロッド本体10は、その周面部の少
    なくとも対向部位に係止凹部11が凹設されてなり、 前記支承具5は、ロッド本体10を挟む一対の支承片2
    2,22を有し、且つ該支承片22には、前記係止凹部
    11に挿入せしめられてロッド本体10を支承する支承
    部23が設けられていることを特徴とする回転埋設杭の
    保持装置。
  2. 【請求項2】 重機のオーガモータに着脱自在に連結さ
    れて垂下するロッド本体10の下端に、杭6の頭部7を
    チャックするチャック装置9を有し、垂直な軸線回りに
    回転せしめられる杭挿入ロッド2と、直接又は他の部材
    を介して地盤に設置されて前記杭挿入ロッド2を支承す
    る支承具5とを具え、 該杭挿入ロッド2のロッド本体10は、その周面部に係
    止凹部11が凹設されてなり、 前記支承具5は、ロッド本体10を周方向に取り囲む筒
    状の囲体29の壁部30の内面側に、前記係止凹部11
    に挿入せしめられてロッド本体10を支承する支承部2
    3を突設したことを特徴とする回転埋設杭の保持装置。
  3. 【請求項3】 重機のオーガモータに着脱自在に連結さ
    れて垂下するロッド本体10の下端に、杭6の頭部7を
    チャックするチャック装置9を有し、垂直な軸線回りに
    回転せしめられる杭挿入ロッド2と、直接又は他の部材
    を介して地盤に設置されて前記杭挿入ロッド2を支承す
    る支承具5とを具え、 該杭挿入ロッド2のロッド本体10は、その周面部に係
    止凹部11が凹設されてなり、 前記支承具5は、ロッド本体10を囲むU字状乃至コ字
    状をなす囲体29の壁部30の内面側に、前記係止凹部
    11に挿入せしめられてロッド本体10を支承する支承
    部23を突設したことを特徴とする回転埋設杭の保持装
    置。
  4. 【請求項4】 重機のオーガモータに着脱自在に連結さ
    れて垂下するロッド本体10の下端に、杭6の頭部7を
    チャックするチャック装置9を有し、垂直な軸線回りに
    回転せしめられる杭挿入ロッド2と、直接又は他の部材
    を介して地盤に設置されて前記杭挿入ロッド2を支承す
    る支承具5とを具え、 該杭挿入ロッド2のロッド本体10は、その周面部に係
    止凹部11が凹設されてなり、 前記支承具5は、半割筒部31,32の一端部分相互が
    開閉可能に枢着され、該半割筒部31,32の他端部分
    相互を着脱自在に連結することにより、前記ロッド本体
    10を挿通せしめる囲体29を形成でき、又該囲体29
    の壁部30の内面側には、前記係止凹部11に挿入せし
    められてロッド本体10を支承する支承部23を突設し
    たことを特徴とする回転埋設杭の保持装置。
  5. 【請求項5】 重機のオーガモータに着脱自在に連結さ
    れて垂下するロッド本体10の下端に、杭6の頭部7を
    チャックするチャック装置9を有し、垂直な軸線回りに
    回転せしめられる杭挿入ロッド2と、直接又は他の部材
    を介して地盤に設置されて前記杭挿入ロッド2を支承す
    る支承具5とを具え、 該杭挿入ロッド2のロッド本体10は、その周面部に係
    止凹部11が凹設されてなり、 前記支承具5は、両端に固定片部70,71を具えた一
    対の半割筒部69,69を有し、両端の固定片部相互を
    着脱自在に連結することにより、前記ロッド本体10を
    挿通せしめる囲体29を形成でき、又該囲体29の壁部
    30の内面側には、前記係止凹部11に挿入せしめられ
    てロッド本体10を支承する支承部23を突設したこと
    を特徴とする回転埋設杭の保持装置。
  6. 【請求項6】 係止凹部11は、周方向に連続する環状
    に形成された請求項1〜5記載の回転埋設杭の保持装
    置。
  7. 【請求項7】 支承具5は、支持台4を介して地盤に設
    置されるものとなされ、該支持台4は、ロッド本体10
    を挟んだ状態で地盤に載置される一対の支持片21,2
    1を有し、前記支承具5は該支持片21,21に載置さ
    れる請求項1〜6記載の回転埋設杭の保持装置。
  8. 【請求項8】 支承具5は、地盤に載置される台座3と
    該台座3に載置される支持台4を介して地盤に設置され
    るものとなされ、該台座3は、地盤に設けた杭挿入孔1
    6の開口端17を挟んで該開口端の周辺に載置される一
    対の台座片15,15を有し、又支持台4は、ロッド本
    体10を挟んで台座片15,15に載置される一対の支
    持片21,21を有し、前記支承具5は該支持片21,
    21に載置される請求項1〜6記載の回転埋設杭の保持
    装置。
JP1993030178U 1993-05-12 1993-05-12 回転埋設杭の保持装置 Expired - Lifetime JP2525574Y2 (ja)

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