JPH068238Y2 - 戸車の固定機構 - Google Patents
戸車の固定機構Info
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- JPH068238Y2 JPH068238Y2 JP633289U JP633289U JPH068238Y2 JP H068238 Y2 JPH068238 Y2 JP H068238Y2 JP 633289 U JP633289 U JP 633289U JP 633289 U JP633289 U JP 633289U JP H068238 Y2 JPH068238 Y2 JP H068238Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door roller
- door
- pair
- pieces
- accommodating portion
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は戸車の固定機構に関し、より詳しくは、引戸
サッシ等としての引戸式の建具に取り付けられる戸車の
固定機構に関する。
サッシ等としての引戸式の建具に取り付けられる戸車の
固定機構に関する。
<従来技術と、考案が解決しようとする課題> 従来より、戸車の引戸サッシ等への取付けにおいては、
面倒なネジ止めによらず、バネ板状の取付枠を用いて、
戸車を下框に設けた取付穴へ弾力的に嵌め込んで固定で
きる取付機構が知られている。このような戸車の取付機
構では、上記取付枠の両側板下端を下框の下端に引っ掛
けることにより戸車を所定の高さ位置にセットする一
方、両側板に形成した切起係止片を上記取付穴の側壁内
面に圧接させることにより、戸車の走行方向の移動を阻
止するように設けられている(例えば、実公昭51-9791
号公報参照)。
面倒なネジ止めによらず、バネ板状の取付枠を用いて、
戸車を下框に設けた取付穴へ弾力的に嵌め込んで固定で
きる取付機構が知られている。このような戸車の取付機
構では、上記取付枠の両側板下端を下框の下端に引っ掛
けることにより戸車を所定の高さ位置にセットする一
方、両側板に形成した切起係止片を上記取付穴の側壁内
面に圧接させることにより、戸車の走行方向の移動を阻
止するように設けられている(例えば、実公昭51-9791
号公報参照)。
しかしながら、上記戸車の取付機構においては、引戸サ
ッシ等の荷重が大きすぎたり、激しい開閉動作が繰り返
されたりすると、バネ板からなる上記両側板の下端が下
框の下端から外れ、戸車が下框内に埋没してしまうとい
う不都合がある。
ッシ等の荷重が大きすぎたり、激しい開閉動作が繰り返
されたりすると、バネ板からなる上記両側板の下端が下
框の下端から外れ、戸車が下框内に埋没してしまうとい
う不都合がある。
一方、戸車の取付位置の高さを調整することができるネ
ジ部材を戸車ケースの上方に突出させてネジ部材の上端
を上記取付穴の上面に当接させ、このネジ部材を回すこ
とにより戸車の高さ位置を調整できるようにした戸車が
提供されている(実開昭55-74371号公報参照)。そこ
で、このネジ部材を上記戸車の固定部材として用い、戸
車の下框内への埋没を防止すべく利用することも考えら
れるが、これでは、ネジ部材が上記取付穴の上面に当接
するだけであるので、戸車が走行方向において左右にグ
ラつき、引戸サッシ等を円滑に開閉できないという問題
が生じる。
ジ部材を戸車ケースの上方に突出させてネジ部材の上端
を上記取付穴の上面に当接させ、このネジ部材を回すこ
とにより戸車の高さ位置を調整できるようにした戸車が
提供されている(実開昭55-74371号公報参照)。そこ
で、このネジ部材を上記戸車の固定部材として用い、戸
車の下框内への埋没を防止すべく利用することも考えら
れるが、これでは、ネジ部材が上記取付穴の上面に当接
するだけであるので、戸車が走行方向において左右にグ
ラつき、引戸サッシ等を円滑に開閉できないという問題
が生じる。
この考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、戸
車の下框内への埋没を防止できるばかりか、戸車の走行
方向における左右のグラつきをなくし、建具の開閉を円
滑に行えるようにする戸車の固定機構を提供することを
目的とする。
車の下框内への埋没を防止できるばかりか、戸車の走行
方向における左右のグラつきをなくし、建具の開閉を円
滑に行えるようにする戸車の固定機構を提供することを
目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するためのこの考案の戸車の固定機構
は、下框の戸車収容部に取り付けられる戸車の固定機構
において、戸車収容部の上面へ押圧されることにより互
いに相反する外方側へ回動変位して、戸車収容部の両側
壁上部のコーナ部又はその近傍に当接可能な一対の拡開
片と、上記一対の拡開片を回動可能に支持した状態で上
下動可能に装備された支持手段と、上記支持手段を介し
て上記一対の拡開片を上下動可能に移動させる昇降手段
とを備えているものである。
は、下框の戸車収容部に取り付けられる戸車の固定機構
において、戸車収容部の上面へ押圧されることにより互
いに相反する外方側へ回動変位して、戸車収容部の両側
壁上部のコーナ部又はその近傍に当接可能な一対の拡開
片と、上記一対の拡開片を回動可能に支持した状態で上
下動可能に装備された支持手段と、上記支持手段を介し
て上記一対の拡開片を上下動可能に移動させる昇降手段
とを備えているものである。
<作用> 上記構成によれば、昇降手段により支持手段を介して一
対の拡開片が押し上げられていくと、一対の拡開片は、
戸車収容部の上面へ押圧され、互いに相反する外方側へ
回動変位して外方側に拡開する。更に、一対の拡開片が
押し上げられていくと、両拡開片は、それぞれ、より一
層大きく外方側へ回動変位し、戸車収容部の両側壁上部
のコーナ部又はその近傍にほぼ等しい押圧力にて当接す
る。これにより、一対の拡開片は、戸車収容部の上面に
当接したまま、その両側壁内面間一杯に拡開し、戸車に
対する上方ないしは側方よりの荷重に対応することがで
き、戸車を上記両側壁間の中心位置に止定支持すること
ができる。
対の拡開片が押し上げられていくと、一対の拡開片は、
戸車収容部の上面へ押圧され、互いに相反する外方側へ
回動変位して外方側に拡開する。更に、一対の拡開片が
押し上げられていくと、両拡開片は、それぞれ、より一
層大きく外方側へ回動変位し、戸車収容部の両側壁上部
のコーナ部又はその近傍にほぼ等しい押圧力にて当接す
る。これにより、一対の拡開片は、戸車収容部の上面に
当接したまま、その両側壁内面間一杯に拡開し、戸車に
対する上方ないしは側方よりの荷重に対応することがで
き、戸車を上記両側壁間の中心位置に止定支持すること
ができる。
<実施例> 次いで、この考案の実施例について図を参照しながら以
下に説明する。第1図は、この考案の戸車の固定機構の
一実施例を、戸車の走行方向にみてその前部と後部とに
装備した戸車の全体斜視図である。
下に説明する。第1図は、この考案の戸車の固定機構の
一実施例を、戸車の走行方向にみてその前部と後部とに
装備した戸車の全体斜視図である。
第1図において、戸車(A)は、戸車(A)の走行方向に長尺
に形成された略直方体状の外枠体(1)を具備している。
外枠体(1)のほぼ中央部には、車輪(3)が水平支軸(2)を
介して回動可能に軸支されており、外枠体(1)の底部(1
a)には、上記車輪(3)の一部を下方に突出させるための
開口(4)が形成されている。
に形成された略直方体状の外枠体(1)を具備している。
外枠体(1)のほぼ中央部には、車輪(3)が水平支軸(2)を
介して回動可能に軸支されており、外枠体(1)の底部(1
a)には、上記車輪(3)の一部を下方に突出させるための
開口(4)が形成されている。
上記外枠体(1)の底部(1a)には、全部側と後部側とに、
後述の支持手段を介して一対の拡開片(11)(11)を上下動
可能に移動させる昇降手段としてのネジ(6)が垂直に取
り付けられている。この場合、ネジ(6)は、ネジ頭(6a)
を下にし、ネジ山が形成されたネジ軸部(6b)を上にして
上記底部(1a)に貫挿されており、底部(1a)に下面の形成
されたネジ頭取付け孔(8)にネジ頭(6a)が回動可能に嵌
め込まれる一方、このネジ頭取付け孔(8)の直上に配置
されたストッパ(9)との間で上下動が規制され、空回り
できるように設けられている。
後述の支持手段を介して一対の拡開片(11)(11)を上下動
可能に移動させる昇降手段としてのネジ(6)が垂直に取
り付けられている。この場合、ネジ(6)は、ネジ頭(6a)
を下にし、ネジ山が形成されたネジ軸部(6b)を上にして
上記底部(1a)に貫挿されており、底部(1a)に下面の形成
されたネジ頭取付け孔(8)にネジ頭(6a)が回動可能に嵌
め込まれる一方、このネジ頭取付け孔(8)の直上に配置
されたストッパ(9)との間で上下動が規制され、空回り
できるように設けられている。
上記ネジ軸部(6b)には、一対の拡開片(11)(11)を支持す
る支持手段としてのL字状のアングル部材(5)が嵌挿さ
れている。アングル部材(5)は、垂直部(5a)を上記外枠
体(1)の横側部(1b)内面に沿わせた状態で、水平部(5b)
を上記ネジ軸部(6b)に螺合させている。
る支持手段としてのL字状のアングル部材(5)が嵌挿さ
れている。アングル部材(5)は、垂直部(5a)を上記外枠
体(1)の横側部(1b)内面に沿わせた状態で、水平部(5b)
を上記ネジ軸部(6b)に螺合させている。
上記アングル部材(5)の垂直部(5a)には、外枠体(1)の横
側部(1b)に形成された上下縦長の長孔(7)を通して外方
へ突出する支持軸(10)が突設されている。支持軸(10)と
しては、軸線が戸車(A)の走行方向と平行になるように
設けられており(第2図及び第3図参照)、支持軸(10)
の外枠体(1)より外部に突出した部分には、一対の拡開
片(11)(11)が支持軸(10)の軸線周りに回動可能に軸着さ
れている。
側部(1b)に形成された上下縦長の長孔(7)を通して外方
へ突出する支持軸(10)が突設されている。支持軸(10)と
しては、軸線が戸車(A)の走行方向と平行になるように
設けられており(第2図及び第3図参照)、支持軸(10)
の外枠体(1)より外部に突出した部分には、一対の拡開
片(11)(11)が支持軸(10)の軸線周りに回動可能に軸着さ
れている。
上記一対の拡開片(11)(11)は、建具の重量等、戸車(A)
にかけられる荷重に十分耐えることができるように高強
度の金属プレートよりなり、回動先端部(11b)を上方に
向ける一方、基端部(11a)にて上記支持軸(10)に同軸で
軸支されている。回動先端部(11b)としては、先細で且
つ一方回動方向に漸次カーブするように形成されてお
り、第1図に示すように、一対の拡開片(11)(11)が2枚
重ねで取り付けられたときに、上記カーブ面(11c)が互
いに対向して、双方の回動先端部(11b)(11b)が互いに相
反する外方側へ向くことができるように設けられてい
る。
にかけられる荷重に十分耐えることができるように高強
度の金属プレートよりなり、回動先端部(11b)を上方に
向ける一方、基端部(11a)にて上記支持軸(10)に同軸で
軸支されている。回動先端部(11b)としては、先細で且
つ一方回動方向に漸次カーブするように形成されてお
り、第1図に示すように、一対の拡開片(11)(11)が2枚
重ねで取り付けられたときに、上記カーブ面(11c)が互
いに対向して、双方の回動先端部(11b)(11b)が互いに相
反する外方側へ向くことができるように設けられてい
る。
なお、上記一対の拡開片(11)(11)の長さは、第2図及び
第3図に示すように、上方へ押し上げられたとき、双方
の回動先端部(11b)(11b)が戸車収容部(D)の上面(12)へ
当接でき、且つ互いに相反する外方側へ回動変位したと
き、戸車収容部(D)の対向する側壁(13)(13)上部のそれ
ぞれのコーナ部(20)(20)又はその近傍に当接できる長さ
に設定されている。また、上記カーブ面(11c)の接線角
度としては、拡開片(11)が戸車収容部(D)の上面(12)へ
押圧された際、回動先端部(11b)が外方側へ押し退けら
れる角度に設定されている。
第3図に示すように、上方へ押し上げられたとき、双方
の回動先端部(11b)(11b)が戸車収容部(D)の上面(12)へ
当接でき、且つ互いに相反する外方側へ回動変位したと
き、戸車収容部(D)の対向する側壁(13)(13)上部のそれ
ぞれのコーナ部(20)(20)又はその近傍に当接できる長さ
に設定されている。また、上記カーブ面(11c)の接線角
度としては、拡開片(11)が戸車収容部(D)の上面(12)へ
押圧された際、回動先端部(11b)が外方側へ押し退けら
れる角度に設定されている。
次に、上記外枠体(1)の外表面には、外枠体(1)の長手方
向に沿って、バネ状掛装板(14)が装着されている。バネ
状掛装板(14)は、全体が弾力性のあるバネ状薄板を略コ
字状に折曲形成したものからなり、外枠体(1)の左右両
側部(1c)(1c)側に掛止片(15)(15)を垂下させている。掛
止片(15)は、下方にいくに従って外側に拡げられてお
り、下端部(15a)は、内側に小さく略く字状に折曲形成
されている。即ち、バネ状掛装板(14)としては、第2図
及び第3図に示すように、戸車(A)が戸車収容部(D)に収
容された際に、下端部(15a)を戸車収容部(D)内の段部(1
6)に係止させる一方、掛止片(15)の弾性反発力により戸
車(A)を止定させるものである。
向に沿って、バネ状掛装板(14)が装着されている。バネ
状掛装板(14)は、全体が弾力性のあるバネ状薄板を略コ
字状に折曲形成したものからなり、外枠体(1)の左右両
側部(1c)(1c)側に掛止片(15)(15)を垂下させている。掛
止片(15)は、下方にいくに従って外側に拡げられてお
り、下端部(15a)は、内側に小さく略く字状に折曲形成
されている。即ち、バネ状掛装板(14)としては、第2図
及び第3図に示すように、戸車(A)が戸車収容部(D)に収
容された際に、下端部(15a)を戸車収容部(D)内の段部(1
6)に係止させる一方、掛止片(15)の弾性反発力により戸
車(A)を止定させるものである。
上記構成によれば、第1図に示す戸車(A)を、第2図に
示すように、戸車収容部(D)に収容し、掛止片(15)の下
端部(15a)を戸車収容部(D)内の段部(16)に係止させ、掛
止片(15)の弾性反発力により戸車(A)を止定させた状態
において、まず、ネジ(6)を締め付ける方向に回すと、
空回りするネジ(6)によりアングル部材(5)を上方に移動
させることができ、一対の拡開片(11)(11)の回動先端部
(11b)(11b)を戸車収容部(D)の上面(12)に圧接させるこ
とができる(第2図中破線参照)。このとき、一対の拡
開片(11)(11)では、上記上面(12)よりの相対荷重を上記
カーブ面(11c)にて受けることができ、回動先端部(11b)
が上記上面(12)に沿って外方側へ押し退けられる。これ
により、一対の拡開片(11)(11)は、互いに相反する外方
側へ回動変位し、外方側に拡開することができる(第2
図矢印参照)。
示すように、戸車収容部(D)に収容し、掛止片(15)の下
端部(15a)を戸車収容部(D)内の段部(16)に係止させ、掛
止片(15)の弾性反発力により戸車(A)を止定させた状態
において、まず、ネジ(6)を締め付ける方向に回すと、
空回りするネジ(6)によりアングル部材(5)を上方に移動
させることができ、一対の拡開片(11)(11)の回動先端部
(11b)(11b)を戸車収容部(D)の上面(12)に圧接させるこ
とができる(第2図中破線参照)。このとき、一対の拡
開片(11)(11)では、上記上面(12)よりの相対荷重を上記
カーブ面(11c)にて受けることができ、回動先端部(11b)
が上記上面(12)に沿って外方側へ押し退けられる。これ
により、一対の拡開片(11)(11)は、互いに相反する外方
側へ回動変位し、外方側に拡開することができる(第2
図矢印参照)。
更に、一対の拡開片(11)(11)を押し上げていくと、両拡
開片(11)(11)をより一層大きく相反する外方側へ回動変
位させることができ、双方の回動先端部(11b)(11b)を、
それぞれ、戸車収容部(D)の上面(12)に当接した状態
で、その対向する側壁(13)(13)上部のコーナ部(20)(20)
又はその近傍にもほぼ等しい押圧力にて当接させること
ができる(第3図参照)。
開片(11)(11)をより一層大きく相反する外方側へ回動変
位させることができ、双方の回動先端部(11b)(11b)を、
それぞれ、戸車収容部(D)の上面(12)に当接した状態
で、その対向する側壁(13)(13)上部のコーナ部(20)(20)
又はその近傍にもほぼ等しい押圧力にて当接させること
ができる(第3図参照)。
このようにして、戸車(A)の前部と後部とに装備した戸
車の固定機構の一対の拡開片(11)(11)を、戸車収容部
(D)の上面に沿わせたまま、その両側壁(13)(13)間一杯
に拡開させることができる。即ち、戸車(A)の前部及び
後部において、一対の拡開片(11)(11)は、戸車収容部
(D)において略V字状に拡開し、戸車(A)の言わば筋違と
して機能する。そして、一対の拡開片(11)(11)を戸車
(A)に対する上方と側方よりの荷重に対応させることが
でき、弾性反発力により戸車(A)を止定する掛止片(15)
と協働して、戸車(A)を上記両側壁(13)(13)間の中心位
置に止定支持することができる。
車の固定機構の一対の拡開片(11)(11)を、戸車収容部
(D)の上面に沿わせたまま、その両側壁(13)(13)間一杯
に拡開させることができる。即ち、戸車(A)の前部及び
後部において、一対の拡開片(11)(11)は、戸車収容部
(D)において略V字状に拡開し、戸車(A)の言わば筋違と
して機能する。そして、一対の拡開片(11)(11)を戸車
(A)に対する上方と側方よりの荷重に対応させることが
でき、弾性反発力により戸車(A)を止定する掛止片(15)
と協働して、戸車(A)を上記両側壁(13)(13)間の中心位
置に止定支持することができる。
なお、一対の拡開片(11)(11)としては、第4図に示すよ
うに、上記支持軸(10)に貫挿される軸孔(17)を中心とし
て左右対称に形成されているものであっても良い。即
ち、変形例としての両拡開片(11)(11)の双方の下端部(1
1d)(11d)も、共に先細で且つ一方回動方向に漸次カーブ
するように形成されることとなり、上端部としての上記
回動先端部(11b)(11b)と同様、一対の拡開片(11)(11)が
支持軸(10)に軸着された状態で、互いに相反する外方側
へ向くことができるように設けられる。この場合、上記
双方の下端部(11d)(11d)を回動先端部(11b)(11b)と一体
回動させることができ、下端部(11d)(11d)においても、
戸車収容部(D)の下部にて両側壁(13)(13)に当接させる
ことができ、両側壁(13)(13)間一杯に拡開させることが
できる。このとき、第4図に示す一対の拡開片(11)(11)
は、戸車収容部(D)において略X字状に拡開し、戸車(A)
の言わば筋違として機能する。これによれば、一対の拡
開片(11)(11)を戸車(A)に対する上方及び側方よりの荷
重に対応させることができるばかりか、戸車収容部(D)
の下部側方よりの荷重にも対応させることができ、掛止
片(15)との協働と相俟って、戸車(A)の固定支持を一層
強固に行うことができる。しかも、この下端部(11d)(11
d)を戸車収容部(D)の段部(16)に係合できるように設け
ておけば、上記バネ状掛装板(14)を省略しても、戸車
(A)を戸車収容部(D)に取り付けることができるという利
点もある。
うに、上記支持軸(10)に貫挿される軸孔(17)を中心とし
て左右対称に形成されているものであっても良い。即
ち、変形例としての両拡開片(11)(11)の双方の下端部(1
1d)(11d)も、共に先細で且つ一方回動方向に漸次カーブ
するように形成されることとなり、上端部としての上記
回動先端部(11b)(11b)と同様、一対の拡開片(11)(11)が
支持軸(10)に軸着された状態で、互いに相反する外方側
へ向くことができるように設けられる。この場合、上記
双方の下端部(11d)(11d)を回動先端部(11b)(11b)と一体
回動させることができ、下端部(11d)(11d)においても、
戸車収容部(D)の下部にて両側壁(13)(13)に当接させる
ことができ、両側壁(13)(13)間一杯に拡開させることが
できる。このとき、第4図に示す一対の拡開片(11)(11)
は、戸車収容部(D)において略X字状に拡開し、戸車(A)
の言わば筋違として機能する。これによれば、一対の拡
開片(11)(11)を戸車(A)に対する上方及び側方よりの荷
重に対応させることができるばかりか、戸車収容部(D)
の下部側方よりの荷重にも対応させることができ、掛止
片(15)との協働と相俟って、戸車(A)の固定支持を一層
強固に行うことができる。しかも、この下端部(11d)(11
d)を戸車収容部(D)の段部(16)に係合できるように設け
ておけば、上記バネ状掛装板(14)を省略しても、戸車
(A)を戸車収容部(D)に取り付けることができるという利
点もある。
また、第5図に示すように、上記支持手段としては、ア
ングル部材(5)に代え、支持軸(10)を垂直の端面(18a)に
突設しているナット部材(18)を用いても良く、更に、拡
開片(11)(11)としては、平板材に代え、強度性に優れた
アングル材を用いても良い。
ングル部材(5)に代え、支持軸(10)を垂直の端面(18a)に
突設しているナット部材(18)を用いても良く、更に、拡
開片(11)(11)としては、平板材に代え、強度性に優れた
アングル材を用いても良い。
第6図に、戸車の固定機構の他の実施例を示す。この実
施例は、一対の拡開片(11)(11)が外枠体(1)内に収容さ
れている場合のものである。従って、外枠体(1)の左右
両側部(1c)(1c)の各拡開片(11)と対応する位置には、上
端から下端に向かって垂直に延びるスリット(19)が形成
されており、一対の拡開片(11)(11)の拡開に支障がない
ように設けられている。なお、この実施例では、拡開片
(11)が上記実施例の拡開片(11)に比べ、カーブすること
なく基端部(11a)から回動先端部(11b)にかけてほぼ真っ
直ぐに形成されており且つ先端が円く形成されている点
で異なる。しかしながら、この実施例での一対の拡開片
(11)(11)としては、予め拡開されて略V字状にセットさ
れていることで、上記上面(12)よりの相対荷重を傾斜し
ている拡開片(11)自体にて受けることができる。従っ
て、これによっても、一対の拡開片(11)(11)を互いに相
反する外方側へ回動変位させ、容易に外方側に拡開させ
ることができて、上記と同様に機能させることができ
る。
施例は、一対の拡開片(11)(11)が外枠体(1)内に収容さ
れている場合のものである。従って、外枠体(1)の左右
両側部(1c)(1c)の各拡開片(11)と対応する位置には、上
端から下端に向かって垂直に延びるスリット(19)が形成
されており、一対の拡開片(11)(11)の拡開に支障がない
ように設けられている。なお、この実施例では、拡開片
(11)が上記実施例の拡開片(11)に比べ、カーブすること
なく基端部(11a)から回動先端部(11b)にかけてほぼ真っ
直ぐに形成されており且つ先端が円く形成されている点
で異なる。しかしながら、この実施例での一対の拡開片
(11)(11)としては、予め拡開されて略V字状にセットさ
れていることで、上記上面(12)よりの相対荷重を傾斜し
ている拡開片(11)自体にて受けることができる。従っ
て、これによっても、一対の拡開片(11)(11)を互いに相
反する外方側へ回動変位させ、容易に外方側に拡開させ
ることができて、上記と同様に機能させることができ
る。
更に、バネ状掛装板(14)としては、第7図に示すよう
に、掛止片(15)の下端部(15′)を外方に折り返し、この
下端部(15′)を下框(C)の下端に引っ掛けて戸車(A)を所
定の高さ位置にセットするタイプのものであっても良
い。
に、掛止片(15)の下端部(15′)を外方に折り返し、この
下端部(15′)を下框(C)の下端に引っ掛けて戸車(A)を所
定の高さ位置にセットするタイプのものであっても良
い。
ところで、戸車(A)の上下調整機構としては、第8図に
示すように、水平に設けられた支軸(21)を介して外枠体
(1)内に軸支されると共に、車輪(3)を水平支軸(2′)に
より一端側に枢支した車輪保持部材(20)と、外枠体(1)
の底部(1a)より貫挿され、車輪保持部材(20)の他端側に
係合して上記車輪保持部材(20)の車輪(3)枢支側を上下
調整可能なネジ部材(22)とよりなる構造のものを挙げる
ことができる。上記車輪保持部材(20)のネジ部材(22)に
対応する端部側位置には、ネジ部材(22)に螺合可能なナ
ット(23)が取り付けられている。すなわち、ネジ部材(2
2)を回すことにより、これに螺合するナット(23)を上下
動させることができ、水平に設けられた上記支軸(21)を
回動中心部として車輪保持部材(20)を所定角度回動させ
ることができる(図中矢印参照)。
示すように、水平に設けられた支軸(21)を介して外枠体
(1)内に軸支されると共に、車輪(3)を水平支軸(2′)に
より一端側に枢支した車輪保持部材(20)と、外枠体(1)
の底部(1a)より貫挿され、車輪保持部材(20)の他端側に
係合して上記車輪保持部材(20)の車輪(3)枢支側を上下
調整可能なネジ部材(22)とよりなる構造のものを挙げる
ことができる。上記車輪保持部材(20)のネジ部材(22)に
対応する端部側位置には、ネジ部材(22)に螺合可能なナ
ット(23)が取り付けられている。すなわち、ネジ部材(2
2)を回すことにより、これに螺合するナット(23)を上下
動させることができ、水平に設けられた上記支軸(21)を
回動中心部として車輪保持部材(20)を所定角度回動させ
ることができる(図中矢印参照)。
<考案の効果> 以上のように、この考案の戸車の固定構造によれば、一
対の拡開片を押し上げていくことにより、この両拡開片
を戸車収容部の上面に沿わせたまま、その両側壁間一杯
に拡開させることができ、戸車収容部において戸車の言
わば筋違として活用することができるので、この一対の
拡開片を戸車に対する上方ないしは側方よりの荷重に対
応させることができ、戸車を上記両側壁間の中心位置に
固定支持することができる。従って、戸車の下框内への
埋没を防止できるばかりか、戸車の走行方向における左
右のグラつきをなくし、建具の円滑な開閉を確保するこ
とができる。
対の拡開片を押し上げていくことにより、この両拡開片
を戸車収容部の上面に沿わせたまま、その両側壁間一杯
に拡開させることができ、戸車収容部において戸車の言
わば筋違として活用することができるので、この一対の
拡開片を戸車に対する上方ないしは側方よりの荷重に対
応させることができ、戸車を上記両側壁間の中心位置に
固定支持することができる。従って、戸車の下框内への
埋没を防止できるばかりか、戸車の走行方向における左
右のグラつきをなくし、建具の円滑な開閉を確保するこ
とができる。
また、一対の拡開片を上記のように拡開させるだけで、
戸車を戸車収容部の中心位置に固定できるので、戸車収
容部の幅寸法に多少の違いがあっても、融通性良く固定
することができる。
戸車を戸車収容部の中心位置に固定できるので、戸車収
容部の幅寸法に多少の違いがあっても、融通性良く固定
することができる。
更に、一対の拡開片を戸車収容部の両側壁間一杯に拡開
させるに際し、両回動先端部を上記両側壁に圧接させる
ことにより、戸車の走行方向へのずれを防止することが
できるという種々特有の実用的効果を奏することができ
る。
させるに際し、両回動先端部を上記両側壁に圧接させる
ことにより、戸車の走行方向へのずれを防止することが
できるという種々特有の実用的効果を奏することができ
る。
第1図はこの考案の戸車の固定機構の一実施例を装備し
た戸車の全体斜視図、 第2図及び第3図は取付状態の断面図、 第4図は拡開片の変形例を装備した戸車の要部斜視図、 第5図及び第6図は戸車の固定機構の他の実施例を示す
要部斜視図、 第7図はバネ状掛装板の変形例を装備した戸車の取付状
態の断面図である。 第8図は上下調整機構を装備した戸車の全体斜視図であ
る。 (5)…アングル部材、(6)…ネジ、 (11)…拡開片、(12)…戸車収容部の上面、 (13)…戸車収容部の側壁、 (20)…コーナ部、 (A)…戸車、(C)…下框、(D)…戸車収容部。
た戸車の全体斜視図、 第2図及び第3図は取付状態の断面図、 第4図は拡開片の変形例を装備した戸車の要部斜視図、 第5図及び第6図は戸車の固定機構の他の実施例を示す
要部斜視図、 第7図はバネ状掛装板の変形例を装備した戸車の取付状
態の断面図である。 第8図は上下調整機構を装備した戸車の全体斜視図であ
る。 (5)…アングル部材、(6)…ネジ、 (11)…拡開片、(12)…戸車収容部の上面、 (13)…戸車収容部の側壁、 (20)…コーナ部、 (A)…戸車、(C)…下框、(D)…戸車収容部。
Claims (1)
- 【請求項1】下框の戸車収容部に取り付けられる戸車の
固定機構において、戸車収容部の上面へ押圧されること
により互いに相反する外方側へ回動変位して、戸車収容
部の両側壁上部のコーナ部又はその近傍に当接可能な一
対の拡開片と、上記一対の拡開片を回動可能に支持した
状態で上下動可能に装備された支持手段と、上記支持手
段を介して上記一対の拡開片を上下動可能に移動させる
昇降手段とを備えていることを特徴とする戸車の固定機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP633289U JPH068238Y2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 戸車の固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP633289U JPH068238Y2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 戸車の固定機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0298181U JPH0298181U (ja) | 1990-08-06 |
| JPH068238Y2 true JPH068238Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31210436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP633289U Expired - Lifetime JPH068238Y2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 戸車の固定機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068238Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0712603Y2 (ja) * | 1990-08-24 | 1995-03-29 | 富雄 吉村 | 戸車の固定機構 |
| JP6506159B2 (ja) * | 2015-01-22 | 2019-04-24 | Ykk Ap株式会社 | 戸車及び建具 |
-
1989
- 1989-01-23 JP JP633289U patent/JPH068238Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0298181U (ja) | 1990-08-06 |
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