JPH068275Y2 - 過給機における潤滑構造 - Google Patents

過給機における潤滑構造

Info

Publication number
JPH068275Y2
JPH068275Y2 JP12752989U JP12752989U JPH068275Y2 JP H068275 Y2 JPH068275 Y2 JP H068275Y2 JP 12752989 U JP12752989 U JP 12752989U JP 12752989 U JP12752989 U JP 12752989U JP H068275 Y2 JPH068275 Y2 JP H068275Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
supercharger
oil chamber
rotor shaft
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12752989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0365882U (ja
Inventor
孝弘 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP12752989U priority Critical patent/JPH068275Y2/ja
Publication of JPH0365882U publication Critical patent/JPH0365882U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH068275Y2 publication Critical patent/JPH068275Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、内燃機関の吸気系に組み込まれる機械式過
給機(スーパーチャージャー)における潤滑構造に関す
るものである。
(従来の技術) 内燃機関に対する過給システムとしてよく知られるスー
パーチャージャーは、第3図に示すような構成のものが
一般的である。
即ち、ハウジング内には一対のロータ100,101が
並列に組み込まれており、これらロータ100,101
はロータシャフト100a,101aの両端側がハウジ
ング等102より突出した部分において、それぞれベア
リング103a〜103dを介して回転可能に支持され
ている。そして、両ロータシャフト100a,101a
のうち同図における下側に配置されたものは、クランク
シャフト(図示しない)からの駆動力が電磁クラッチ1
04を介して入力される駆動側となっている。そして、
図示上側に配置される従動側のロータシャフト101a
に駆動力を伝達するために、両ロータシャフト100
a,101aの図示右側にはタイミングギヤ105a,
105bが噛み合っている。
こうしたタイミングギヤ105a,105b及び両ロー
タシャフト100a,101aの各ベアリング103a
〜103dに対しては潤滑油の供給が欠かせないため、
通常はこれらを収納する部分をオイル室106a,10
6bとし、この内部に適当深さまでそれぞれ潤滑油を溜
めておき、油面より上位へは適当な掻き揚げ手段によっ
て潤滑油を跳ねあげて油の供給を行なうようにしてい
た。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来のものではハウジング102の両端に
個々に密封された、つまりそれぞれ独立したオイル室1
06a,106bを形成するものであった。従って、潤
滑油を注ぎ込むにしても或いは抜き取るにしても、両オ
イル室106a,106b個別にこれらの作業を行なう
必要があり、作業の煩わしさとともに時間も要する。こ
うしたことから、一方のオイル室については、つい作業
を忘れてしまうことがあった。
独立したオイル室を設けることの弊害は、上記のような
作業性の面からばかりか、それぞれのオイル室に個別に
注入口,排出口を必要とする等、構成上の弊害をももた
らすものである。
以上述べた弊害は、両方のオイル室を適当なバイパス路
を介して連通させることによって解消可能にも思える。
しかし、スーパーチャージャーは第3図に示すような横
置きタイプのものばかりでなく、例えば船外機用エンジ
ンに使用する場合等では、縦置きタイプが要求されるこ
ともある。このような縦置きタイプの場合、潤滑油の注
入口は上位側のオイル室に設定するのが通常である。し
かし、過給機の上部スペースは、エンジン側との接続等
のための部材が複雑で絡み合っていたり、或いは他の部
材との関係で、潤滑油の注入作業時にこれらと干渉して
作業が著しく困難となってしまうことがある。こうした
場合等には、注入口を下位側のオイル室に設定せざるを
得ないことになるが、これでは潤滑油を流し込んでも上
位のオイル室にまで送り込むことができない、という問
題点を生じる。
本考案は、こうした問題点に鑑み、両オイル室に対する
潤滑油の注入・排出口を共通化して作業を迅速,容易に
行なうことができるようにするとともに、さらに注入口
を下位のオイル室に設定した場合であっても、上位のオ
イル室まで確実に潤滑油を送り込むことができる過給機
における潤滑構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため本考案の過給機における潤滑構
造は、駆動用及び従動用のロータが並列して内蔵された
ハウジングの両側に、前記両ロータのロータシャフトの
軸受部分に対するオイル室が配設された過給機におい
て、前記各ロータシャフトには両端が対応する側の前記
オイル室にそれぞれ連通する中空部を形成し、かつ少な
くとも一方の前記ロータシャフトの前記中空部にはネジ
式のオイル圧送機構を設けて構成される。
(作用) 本考案の過給機における潤滑構造では、両側のオイル室
は両ロータシャフトの中空部により互いに連通状態とな
っている。エンジンの駆動により両ロータが回転すると
中空部のネジ式のオイル圧送機構により潤滑油が圧送さ
れ、潤滑油は一方の側のオイル室から一方のロータの中
空部を経て他方の側のオイル室に入り、他方の側のオイ
ル室から他方のロータの中空部を経て再び一方の側のオ
イル室に戻る。これによって一方のオイル室と他方のオ
イル室との間で潤滑油が循環する。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面に従って詳細に
説明する。
縦置きタイプのスーパーチャージャーの断面図を示す第
1図において、1はハウジングであり、その内部には一
対のロータ2a,2bが位相を異にした噛み合い状態で
並列に収納されている。但し、第1図においてハウジン
グ1の奥側の壁面とこれに対向する壁面には、共に図示
はしないが、エアクリーナに連通するエア吸入口と、エ
ンジンの吸気マニホルドに連通する吐出口が開口してい
る。
両ロータ2a,2bはロータシャフト3a,3bにそれ
ぞれ装着されている。そして、両ロータシャフト3a,
3bの上下両端側はそれぞれハウジング1の上面及びハ
ウジング1の下面開口部に取り付けられたインナーカバ
ー4をそれぞれオイルシール5を介在して貫いており、
ハウジング1上面及びインナーカバー4の外面において
これら各ロータシャフト3a,3bと対応して突出しか
つ8の字状に連なって形成された円筒状ボス部6a〜6
d内に納められたベアリング7a〜7dによってそれぞ
れ回転可能に支持されている。
このうち、第1図における左側のロータシャフト3aの
上端側はハウジング1のアッパカバー8に突出形成され
た軸受ボス部9を同軸で貫き、軸端部には後述する電磁
クラッチ10のクラッチ取付板11がスプライン12を
介して嵌合され、かつボルト13によって固定されてい
る。又、前記軸受ボス部9の外周面にはベアリング14
を介してクラッチプレート19と共に電磁クラッチ10
を構成するクラッチプーリー16が回転可能に嵌着され
ている。そして、このクラッチプーリー16に対して図
示しないクランクシャフトプーリーからVベルトによっ
て駆動力が伝達されるようになっている。又、クラッチ
プーリー16の内部には外周面にコイルが巻かれたクラ
ッチステータ17が収納されており、軸受ボス部9に固
定された抜止板18によって抜け止めされた状態で組み
付けられている。さらに、クラッチプーリー16の前面
側にはクラッチステータ17の励磁によってクラッチプ
ーリー16へ吸着するリング状のクラッチプレート19
が近接して設けられ、さらにその前面にはロータシャフ
ト3aの軸端にスプライン12を介して結合するクラッ
チ取付板11が固定されている。
従って、電磁クラッチ10のONによって、クラッチプ
ーリー16と共にクラッチプレート19及びクラッチ取
付板11が共転することになり、つまり、この側のロー
タシャフト3aがクランクシャフトの駆動力を受けて回
転する駆動側となる。但し、電磁クラッチ10のON・
OFFはエンジン回転数,スロットル開度等を検出して
制御されるようになっている。
一方、駆動側ロータシャフト3a及びもう一方のロータ
シャフト3bの下端側では、それぞれの軸端において相
互に噛み合うタイミングギヤ20a,20bが嵌め込ま
れ、ボルト21a,21bによってそれぞれ固定されて
いる。両タイミングギヤ20a,20bは同歯数に設定
されており、ロータ2a,2bを同期してかつ反対方向
へ回転させるようにしている。つまり、第1図において
左側のロータシャフト3aが駆動側であったのに対し、
右側のロータシャフト3bは従動側ということになる。
次に、各ベアリング7a〜7d及びタイミングギヤ20
a,20b等に対する潤滑構造について説明する。
前記アッパカバー8における軸受ボス部9の内壁基部に
は、駆動側ロータシャフト3aの内周面との間をシール
するオイルシール22が取り付けられており、これによ
ってハウジング1の上面とアッパカバー8との間に上部
オイル室23が区画形成される。
一方、インナーカバー4は円筒状ボス部6c,6d及び
両タイミングギヤ20a,20bを覆うようにして、か
つシールプレート24を介在した状態でアンダーカバー
25によって覆われている。これによって、インナーカ
バー4及びアンダーカバー25との間に下部オイル室2
6が区画形成され、その内部には適当高さまで潤滑油が
注入されている。
又、駆動側ロータシャフト3a及び従動側ロータシャフ
ト3bには軸方向の中空部33,34がそれぞれ形成さ
れており、中空部33,34の両端は上部オイル室23
及び下部オイル室26にそれぞれ連通している。又、中
空部33,34の内周面にはそれぞれネジ部33a,3
4b(これらは何れも右ネジである)が形成されてお
り、これらは後述するように潤滑油の圧送機構を構成し
ている。
次に、上記のように構成された本例の作用効果を説明す
る。
エンジンが駆動すると、図示しないクランクシャフトプ
ーリーからの駆動力によってクラッチプーリー16が回
転する。この状態で、エンジン回転数が一定回転数以上
になる等、所定の条件が満たされると、クラッチステー
タ17が励磁されて、電磁クラッチ10がONになる。
これに伴い、クラッチプレート19がクラッチプーリー
16に吸着するため、クラッチプーリー16と共にクラ
ッチ取付板11及び駆動側ロータシャフト3aが回転す
る。こうして、駆動側のロータシャフト3aが回転する
と、両タイミングギヤ20a,20bの噛み合いによっ
て従動側のロータシャフト3bが回転する。こうして、
両ロータ2a,2bが相互に反対方向へ同期回転するこ
とによって、エアクリーナからの空気がエンジン側の吸
気マニホルドへ強制的に送り込まれ、過給作用が営まれ
る。
ところで、上記のようにロータシャフト3a,3bが回
転すると、中空部33,34内の潤滑油はネジ部33
a,34bの作用によりそれぞれ一方向に圧送される。
ここで、ロータシャフト3a,3bは図示のように互い
に逆方向に回転し、ネジ部33a,34bはそれぞれ右
ネジであるため中空部33内の潤滑油は上部オイル室2
3に向けて圧送され、一方、中空部34内の潤滑油は下
部オイル室26に向けて圧送される。この結果、下部オ
イル室26から中空部33を経て上部オイル室23に入
り、上部オイル室23から中空部34を経て再び下部オ
イル室26に戻る潤滑油の循環が得られる。従って、縦
置き式の過給機でありながら、上部オイル室23に確実
に潤滑油が供給されるため、内部のベアリング等に対す
る潤滑性を長時間保持することができる。
又、従来のような独立したオイル室とすることなく、上
下の両オイル室23,26をロータシャフト3a,3b
の中空部33,34にて連通させたため、潤滑油を注入
したり排出したりするための開口或いはレベルゲージ等
を両オイル室23,26で共用することができる。この
ため、従来の重複した構成を排除することによって、過
給機全体の構成の簡素化を図ることができる。又、こう
したことは潤滑油の注入排出作業、或いは点検作業の重
複も解消して、作業時間の短縮等作業性の向上も実現
し、さらには一方のオイル室に対する作業忘れの弊害も
併せて解消する。
さらに、潤滑油を循環させるためのポンプを、専用の循
環用ポンプを用いることなく、既存設備である両ロータ
シャフト3a,3bをそのまま用い、これを圧送手段と
して利用するようにしたため、構造の複雑化、さらに製
造コストのアップも最小限に止めることができる。
又、上記実施例ではロータシャフト3a,3bの中空部
33,34に直接ネジ部33a,34aを形成すること
で圧送機構としたが、このようなネジ式の圧送機構とし
ては第2図に示す中空のネジブッシュ35を利用するこ
とができる。
第2図にはネジブッシュ35を一例としてロータシャフ
ト3aの中空部33に装着した状態が示してあり、同図
中、ネジブッシュ35は中空部33内に圧入され、ロー
タシャフト3aと一体で回転可能となっている。又、ネ
ジブッシュ35は上下端が開口しており、内部にオイル
室23,26に連通する通路35aを形成している。
上記ネジブッシュ35の作用はネジ部33a,34aと
同様であるが、ロータシャフト3a,3bの加工が穴開
けだけの簡単な加工で済む利点がある。
尚、以上の実施例において、ロータシャフト3a,3b
の中空部33,34にそれぞれネジ部33a,34a或
いはネジブッシュ35を設けるものとしたが、このよう
なネジ式の圧送機構は中空部33,34の一方にのみ設
けるものとしても良い。
(考案の効果) 本考案の効果は次のようである。
両オイル室をロータシャフトの中空部にて接続したた
め、個々のオイル室に対して潤滑油の注入、排出作業を
必要とせず、又、一方のオイル室に対する作業のし忘れ
も解消できるとともに、注入口・排出口も共用すること
ができるため、構成も簡単になる。
ネジ式の圧送機構の作用によって潤滑油を循環させる
ようにしたため、縦置き式過給機にあって上部オイル室
にも潤滑油を給送して同オイル室に対する潤滑を確実に
行なうことができる。
圧送機構としての役割を既存設備であるロータシャフ
トを利用して行なわせるようにしたため、構成の追加が
僅かで済み、又、製造コストも安価で済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦置き式過給機の縦断面図、第2図はネジ式の
圧送機構の変形例を示す断面図、第3図は従来に係る過
給機の断面図である。 1…ハウジング 2a,2b…ロータ 3a,3b…ロータシャフト 23,26…オイル室 33,34…中空部 33a,34a…ネジ部 35…ネジブッシュ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動用及び従動用のロータが並列して内蔵
    されたハウジングの両側に、前記両ロータのロータシャ
    フトの軸受部分に対するオイル室が配設された過給機に
    おいて、前記各ロータシャフトには両端が対応する側の
    前記オイル室にそれぞれ連通する中空部を形成し、かつ
    少なくとも一方の前記ロータシャフトの前記中空部には
    ネジ式のオイル圧送機構を設けたことを特徴とする過給
    機における潤滑構造。
JP12752989U 1989-10-30 1989-10-30 過給機における潤滑構造 Expired - Lifetime JPH068275Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12752989U JPH068275Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 過給機における潤滑構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12752989U JPH068275Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 過給機における潤滑構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0365882U JPH0365882U (ja) 1991-06-26
JPH068275Y2 true JPH068275Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=31675282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12752989U Expired - Lifetime JPH068275Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 過給機における潤滑構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068275Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0365882U (ja) 1991-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0640755B1 (en) Oil feeding structure for starter driven gear bearing in internal combustion engine
EP1405749B1 (en) Vehicle driving system
US8002653B2 (en) Power unit having engine and continuously variable transmission, configuration thereof, and vehicle incorporating same
EP0789165B1 (en) Rotary shaft lubricating structure
JPH068275Y2 (ja) 過給機における潤滑構造
JPH0716068Y2 (ja) 過給機における潤滑構造
GB2239055A (en) A rotary piston internal combustion engine with a coolant pump
US7779727B2 (en) Power unit case configured to house both an engine and a transmission, and power unit including same
JP2779695B2 (ja) 4サイクルエンジンのオイル供給装置
US20040156729A1 (en) Feed and scavenge pump arrangement
JPH0625581U (ja) オイルポンプ
JPH087112Y2 (ja) 過給機における潤滑構造
JPH0692725B2 (ja) エンジンのオイルパン装置
JP2605001B2 (ja) 2サイクル内燃機関の潤滑装置
US4911623A (en) Method and apparatus for lubricating a rotary engine
JPS585042Y2 (ja) 横型エンジンにおける潤滑装置
JPH089436Y2 (ja) 過給機における潤滑構造
JP3261808B2 (ja) エンジンの潤滑装置
JP3139222B2 (ja) 自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置
JP2999448B2 (ja) 強制潤滑式2サイクルエンジン
JP2563896Y2 (ja) 過給機
JP3522244B2 (ja) 自動二輪車用4サイクルエンジンの潤滑装置
JPH034755Y2 (ja)
JPH0536972Y2 (ja)
JPS6069204A (ja) 多気筒ロ−タリピストンエンジン