JPH068336A - 気泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法 - Google Patents

気泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法

Info

Publication number
JPH068336A
JPH068336A JP4190224A JP19022492A JPH068336A JP H068336 A JPH068336 A JP H068336A JP 4190224 A JP4190224 A JP 4190224A JP 19022492 A JP19022492 A JP 19022492A JP H068336 A JPH068336 A JP H068336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
film
pressure
laminating
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4190224A
Other languages
English (en)
Inventor
Yashichi Oyagi
八七 大八木
Tomohiko Hayashi
知彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP4190224A priority Critical patent/JPH068336A/ja
Publication of JPH068336A publication Critical patent/JPH068336A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、100m/分以上の高速で、連続
的に金属板にフイルムを積層する際、泡巻き込みのない
製造技術を提供することを目的とする。 【構成】 金属ロールにゴムライニングした平滑なフイ
ルム圧着ロールで、ロール径(D)400mm以下、ラ
イニング厚(T)40mm以下、D×T=6000以
下、ゴム硬度60°以上で、ラミネートロール径(D)
の1.5倍以上の径のバックアップロールを1本以上有
する多段ラミネートロールで、ニップ幅中の最高面圧力
15Kgf/cm2以上でライン速度100m/分以上
の高速で、コイル状の金属板にフイルムを上記ロールで
押しつけながら圧着する。金属板に積層させるフイルム
は、自己接着性を有するフイルムの場合、接着剤を介す
る場合のいずれでも可能である。本発明の方法は高速に
なるほど、及び金属板の両面にフイルムを積層させる場
合方法はとくに有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の方法はフイルムラミネー
ト技術に係わるもので、コイル状の金属板に高速でフイ
ルムを積層するラミネート金属板製造方法に関するもの
である。
【0002】更に詳しくは、100m/分以上の高速で
フイルムラミネートをコイルで金属板に連続的に行うに
当たり、気泡巻き込みの少ないフイルム積層金属帯の製
造方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】フイルムを金属に積層した、通称ラミネ
ート金属材は建材、家電製品等に広く使用されその歴史
は古い。
【0004】こうしたラミネート金属材は、フイルムを
接着剤を介して金属に積層する方法、フイルムの自己接
着性を利用して金属に熱接着し積層する方法等がある。
【0005】ラミネート金属板を得る方法も、切り板に
ラミネートする方法、コイル状の金属板を連続してラミ
ネート方法があるが、コイル状金属板から連続してラミ
ネート金属板を製造する場合、殆どがライン速度30m
/分から70m/分で行われているのが現状である。
【0006】このライン速度が30m/分から70m/
分で行われている理由は、第一に高速になるに連れて空
気の巻き込みによる気泡が発生し、品質上問題となるた
めである。
【0007】第二はラミネート金属板が比較的高級品種
であるため、製品の品質管理を厳しくしており、走行中
に欠陥をチェック出来るようにしていること等の問題か
らである。
【0008】また、高速になるほどロールの撓み振動等
による偏位が起こり易いこと、更には幅方向の圧力伝達
が一様でないこと等から、気泡巻き込み問題を含めた幅
方向の品質の均一性に問題があった。
【0009】しかし、近年容器用としてラミネート鋼板
の開発が検討されてきており、生産性の点で高速化が指
向されているが、技術的には高速化に対し関心がありな
がら、品質面からなかなか高速化が進んでいないのが現
状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の方法は、上記
の実状に鑑みなされたもので、100m/分以上の高速
で、空気の巻き込みのない、品質、生産性に優れたラミ
ネート金属板の製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、高速でフイル
ムを金属板に積層する技術に関するもので、ラミネート
金属ロールにゴムライニングを施した平滑なフイルム圧
着ロールで金属帯にフイルムを積層するに際し、該ラミ
ネートロールのロール径(D)を400mmφ以下、ゴ
ムライニング厚み(T)を40mm以下、かつD×T=
6000以下、ライニングしたゴムの硬度を60°以上
とし、更にラミネートロール径(D)の1.5倍以上の
径のバックアップロールを1本以上有する多段ラミネー
トロールで、100m/分以上の高速で連続的に圧着し
て積層することを特徴とした気泡巻き込みのないフイル
ム積層金属帯の製造方法である。
【0012】
【作用】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明の方法はフイルムを接着剤を介して
金属板に接着する方法、自己接着性を有するフイルムを
金属板に接着する方法等において、コイル状の金属板を
連続的に圧着するラミネート金属板の製造方法について
である。
【0014】本発明の方法では、コイル状の金属板にフ
イルムを連続的にラミネートすることを対象としてお
り、ライン速度(ラミネート速度)としては100/分
以上である。
【0015】まずフイルムの圧着ロールについて述べ
る。
【0016】本発明の方法に適用される圧着ロールは、
少なくともフイルムと接する面は、金属ロールにゴムラ
イニングされた平滑な圧着ロールが適用される。
【0017】本発明方法では接着剤を使用するにしろ、
自己接着性フイルムを使用するにしろ、いずれの場合も
熱を利用して接着することが多く、圧着ロールの耐熱性
は重要となる。
【0018】かかる意味からは、ライニングするゴムは
シリコンゴムまたはフッソゴムが好ましい。
【0019】圧着ロール径(D)は400mmφ以下で
ある。圧着ロール径は後述するゴムライニング厚み及び
ライン速度と係わりがある。
【0020】圧着ロール径はライン速度が遅い場合、例
えば30m/分程度では450mmφとか500mmφ
とかでも空気の巻き込みによる泡発生なくラミネートは
可能であるが、100m/分以上の速度では、ロール径
は400mmφ以下の必要がある。
【0021】この理由はゴムライニングのライニング厚
みとの関係もあるが、圧着ロール径が大きいとニップ幅
もしくはニップ長さとよばれている、ゴムの潰れ幅が大
きくなり、例えば圧着ロールに掛かる圧力が同じでも、
単位面積当たりの圧力としては小さくなる。
【0022】この単位面積当たりの圧力が低いと、金属
板とフイルムの間の空気の押し出しが弱くなり、空気が
巻き込まれ易くなると考えられる。
【0023】また、圧着ロール径は高速になるほど小さ
い方が有効であるが、ロール径が小さくなるほど板幅方
向のロール撓みが大きくなり、ラミネート圧力が一様で
なくなる。
【0024】この点を補うのが後述するバックアップロ
ールであるが、圧着ロール径(D)は100mmφ以上
は確保するのが望ましい。
【0025】次に本発明の方法では、ゴムライニング厚
み(T)を40mm以下とする。
【0026】ライニング厚みを40mm以下としたの
は、圧着ロール径(D)との関係もあるが、40mmを
超えるとニップ幅が大きくなり、従って単位面積当たり
の圧力が低くなるため金属板とフイルムの間の空気の押
し出しが弱くなり、空気が巻き込まれ易くなる。
【0027】本発明の方法では、圧着ロール径(D)と
ゴムライニング厚み(T)との関係が重要で、D×T=
6000以下とする。
【0028】D×Tの値が6000を超えると、空気の
押し出しが弱くなり、空気が巻き込まれ易くなる。
【0029】上記圧着ロール径とライニング厚みの関係
は、ニップ幅を一定に範囲におさえるためで、このこと
が空気の巻き込み防止に対し有効に作用する。
【0030】更に言えば、図1の本発明の方法における
ラミネートロール径とゴムライニング厚みの関係を示し
たが、D×Tの値は、ライン速度が速くなるほど、小さ
くする方が気泡の巻き込み防止に対し有効である。
【0031】図1はラミネートロール径が大きくなれば
ゴムライニング厚みを薄くする必要があることを示して
いる。本発明では、ライン速度100mpmの線で囲ま
れた下側が適用範囲である。
【0032】ライニングゴムの硬度は60°以上とす
る。
【0033】ライニングゴムの硬度が60°以下では、
ライニングゴムのニップ幅が大きくなり、単位面積当た
りの圧力としては小さくなるため、空気の巻き込み防止
効果が小さくなる。
【0034】特に、熱の影響でゴム硬度は下がるため、
60°は最低限確保する必要があり、かかる意味からは
ゴム硬度は65°以上、更に好ましくは70°以上であ
る。
【0035】なお、ここで言う60°とは、JIS K
6301に準じて、スプリング式硬さ試験機C型で測
定した値を指す。
【0036】本発明の方法では、ラミネート圧力は、ニ
ップ幅中の最高面圧力として15Kgf/cm2以上と
する。
【0037】ニップ幅中の最高面圧力として15Kgf
/cm2以上であるならば、空気の巻き込み防止に効果
を有し、15Kgf/cm2以下では効果は小さい。ニ
ップ幅中の最高面圧力は、20Kgf/cm2以上が好
ましい。
【0038】更に述べると、ニップ幅中の最高面圧力は
ライン速度が速くなるほど、高くする必要がある。
【0039】ニップ幅中の最高面圧力の測定は、圧力測
定フイルム(例えば富士フイルムのプレスケール)で測
定出来る。
【0040】面圧力の測定は、実操業中の圧力が測定出
来れば理想的であるが、本発明では静止状態の圧力で限
定したものである。
【0041】次にバックアップロールについて述べる。
【0042】本発明の方法では、ラミネートロールのロ
ール径(D)の1.5倍以上の径のバックアップロール
を1本以上有する多段ロールが適用される。
【0043】前述したように、ライン速度が高速になる
ほど気泡は巻き込み易くなり、完全に気泡巻き込みを防
止するには圧着ロール径(D)は小さい方が有利である
ことは前述した通りであるが、圧着ロール径が小さい程
逆に圧着ロールの撓みが大きくなる。
【0044】従って、小径の圧着ロールだけでフイルム
を積層すると幅方向の均一性が問題となる。
【0045】バックアップロールは圧着ロールの撓み振
動等の原因による偏位防止と、圧力を圧着ロールに一様
に伝達することを目的としている。
【0046】本発明の方法では、バックアップロールは
圧着ロールの径(D)の1.5倍以上の径のものを1本
以上適用する。
【0047】圧着ロール径の1.5以下では例えゴムラ
イニングした圧着ロールとは言え、幅方向の撓みは防止
することは難しい。
【0048】特に、小径の圧着ロールを適用する場合
は、バックアップロールは重要となる。
【0049】また、バックアップロールは1本以上であ
るが、何本が最適かは圧着ロール径及びラミネート圧力
等によって異なり、適宜選択する必要があることは言う
までもない。
【0050】本発明の方法では、ライン速度は100m
/分以上に限定しているが、ライン速度の高速化は圧着
ロール径、ゴムライニング厚み、圧着ロール径とゴムラ
イニング厚みとの関係(D×T=6000)、ライニン
グゴムの硬度、ラミネート圧力としてのニップ幅中の最
高面圧力、バックアップロールの存在等の条件が整って
初めて達成されるもので、高速になるほどバックアップ
ロールを有する多段ラミネートロールは一層有効であ
る。
【0051】更に述べると、これらの個々の条件は、ラ
ミネート速度との関係で総合的に最適な条件に設定する
必要があることは言うまでもなく、そうしたことで全域
に亘って泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の高速製
造が可能となる。
【0052】本発明の方法では、得ようとするフイルム
積層金属板の片面にのみフイルムが積層されている場合
と両面にフイルムが積層されている場合との両方に適用
される。
【0053】得ようとするフイルム積層金属板の片面に
だけフイルムをラミネートする場合は、反対面に接する
ロールは金属ロール、金属の加熱ロール、ゴムライニン
グロール等が適用でき、このロールに関しては特段限定
するものではないが、ラミネート圧力を有効に作用させ
るには金属ロールが好ましい。
【0054】また、バックアップロールは、フイルムを
金属板の片面に積層する場合は、ラミネートロール側は
適用するが、反対側が金属ロールの場合はバックアップ
ロールはあってもなくても良い。しかし、フイルムを金
属板の両面に積層する場合は両側共バックアップロール
を適用することが肝要である。
【0055】更に、圧着ロール径(D)が小さい場合
は、バックアップロールを駆動させた方が良く、この場
合はライン速度と同調させる必要があることは言うまで
もない。
【0056】なお、バックアップロールは、通常の金属
圧延の時に用いる合金鋳鋼製のもの、普通の鉄ロール等
が適用されるが、腐食され難いことがゴムライニングさ
れたラミネートロールの表面平滑性を確保する点で必要
で、かかる意味においてはクロムめっきを施したものが
好ましい。
【0057】また、本発明の方法は、熱圧着方式が適用
されるわけであるが、接着剤を介してフイルムを金属板
に積層する方法、自己接着性を有するフイルムを金属板
に積層する方法、いずれの方法を採用するにしても、加
熱された金属板にフイルムを供給し、ラミネートロール
でラミネートするのが効率的である。
【0058】金属板の加熱方法としては、通電加熱方
式、高周波誘導加熱方式、熱風炉に金属板を通して加熱
する方式、またはこれらの複合方式等、いずれの方法で
も良い。
【0059】以下、本発明の方法の効果を実施例で具体
的に示す。
【0060】
【実施例】
【0061】
【実施例1】ゴム硬度65°のシリコンゴムを18mm
ライニングしたロール径300mm、長さ1000mm
の圧着ロールで、板厚0.20mm、板幅830mmの
TFS(Tin Free Steel クロム・クロ
メート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し板温200℃に
なった時点で、ニップ幅中の最高面圧力18Kgf/c
2で、ライン速度150m/分で、25μmコ―ポリ
エステル樹脂フイルムをフイルム面が圧着ロール側とな
るように片面ラミネートを連続的に行った。
【0062】また、圧着ロール側にはロール径600m
m、長さ1000mmの鉄ロールにクロムめっきを施し
たバックアップロールを用いた。
【0063】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用いた。
【0064】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0065】結果を第1表に示した。
【0066】第1表から分かるように、泡巻き込みはな
く良好なラミネート材が得られた。
【0067】
【実施例2】ゴム硬度68°のシリコンゴムを12mm
ライニングしたロール径250mm、長さ1000mm
の圧着ロールで、板厚0.20mm、板幅830mmの
TFS(Tin Free Steel クロム・クロ
メート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し板温225℃に
なった時点で、ニップ幅中の最高面圧力35Kgf/c
2で、ライン速度200m/分で、30μmコ―ポリ
エステル樹脂フイルムをフイルム面が圧着ロール側とな
るように片面ラミネートを連続的に行った。
【0068】また、圧着ロール側にはロール径650m
m、長さ1000mmの鉄ロールにクロムめっきを施し
たバックアップロールを用いた。
【0069】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用いた。
【0070】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。結果を第1表に示
した。
【0071】第1表から分かるように、泡巻き込みはな
く良好なラミネート材が得られた。
【0072】
【実施例3】ゴム硬度80°のシリコンゴムを10mm
ライニングしたロール径220mm、長さ1000mm
の圧着ロールで、板厚0.20mm、板幅830mmの
TFS(Tin Free Steel クロム・クロ
メート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し板温225℃に
なった時点で、ニップ幅中の最高面圧力43Kgf/c
2で、ライン速度250m/分で、30μmコ―ポリ
エステル樹脂フイルムをフイルム面が圧着ロール側とな
るように片面ラミネートを連続的に行った。
【0073】また、圧着ロール側にはロール径650m
m、長さ1000mmの鉄ロールにクロムめっきを施し
たバックアップロールを用いた。
【0074】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用いた。
【0075】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0076】結果を第1表に示した。
【0077】第1表から分かるように、泡巻き込みはな
く良好なラミネート材が得られた。
【0078】
【実施例4】ゴム硬度70°のシリコンゴムを10mm
ライニングしたロール径220mm、長さ1000mm
の圧着ロールで、板厚0.28mm、板幅900mmの
アルミニューム板を通電加熱方式にて加熱し板温225
℃になった時点で、ニップ幅中の最高面圧力32Kgf
/cm2で、ライン速度250m/分で、30μmコ―
ポリエステル樹脂フイルムをフイルム面が圧着ロール側
となるように片面ラミネートを連続的に行った。
【0079】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用いた。
【0080】また、圧着ロール側にはロール径650m
m、長さ1000mmの鉄ロールにクロムめっきを施し
たバックアップロールを用いた。
【0081】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0082】結果を第1表に示した。
【0083】第1表から分かるように、泡巻き込みはな
く良好なラミネート材が得られた。
【0084】
【実施例5】ゴム硬度70°のシリコンゴムを7mmラ
イニングしたロール径200mm、長さ1000mmの
圧着ロールを両面に用いて、板厚0.20mm、板幅8
30mmのTFS鋼板(Tin Free Steel
クロム・クロメート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し
板温225℃になった時点で、ニップ幅中の最高面圧力
42Kgf/cm2で、ライン速度200m/分で、3
0μmコ―ポリエステル樹脂フイルムを両面同時にラミ
ネートを連続的に行った。
【0085】また、両側の圧着ロール側にはロール径7
00mm、長さ1000mmの鉄ロールにクロムめっき
を施したバックアップロールを用いた。
【0086】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0087】結果を第1表に示した。
【0088】第1表から分かるように、泡巻き込みはな
く良好なラミネート材が得られた。
【0089】
【実施例6】ゴム硬度70°のシリコンゴムを30mm
ライニングしたロール径150mm、長さ1000の圧
着ロールで、板厚0.20mm、板幅830mmのTF
S鋼板(Tin Free Steel クロム・クロ
メート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し板温225℃に
なった時点で、ニップ幅中の最高面圧力30Kgf/c
2で、ライン速度200m/分で、30μmコ―ポリ
エステル樹脂フイルムをフイルム面がラミネートロール
側となるように片面ラミネートを連続的に行った。
【0090】また、圧着ロール側にはロール径800m
m、長さ1000mmの鉄ロールにクロムめっきを施し
たバックアップロールを用いた。
【0091】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用いた。
【0092】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0093】結果を第1表に示した。
【0094】第1表から分かるように、泡巻き込みはな
く良好なラミネート材が得られた。
【0095】
【実施例7】ゴム硬度80°のシリコンゴムを10mm
ライニングしたロール径150mm、長さ1000の圧
着ロールで、板厚0.20mm、板幅830mmのTF
S鋼板(Tin Free Steel クロム・クロ
メート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し板温225℃に
なった時点で、ニップ幅中の最高面圧力40Kgf/c
2で、ライン速度300m/分で、30μmコ―ポリ
エステル樹脂フイルムをフイルム面がラミネートロール
側となるように片面ラミネートを連続的に行った。
【0096】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用いた。
【0097】また、圧着ロール側にはロール径800m
m、長さ1000mmの鉄ロールにクロムめっきを施し
たバックアップロールを用いた。
【0098】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用いた。
【0099】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0100】結果を第1表に示した。
【0101】第1表から分かるように、泡巻き込みはな
く良好なラミネート材が得られた。
【0102】
【比較例1】ゴム硬度68°のシリコンゴムを30mm
ライニングしたロール径450mm、長さ1000mm
の圧着ロールで、板厚0.20mm、板幅830mmの
TFS鋼板(Tin Free Steel クロム・
クロメート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し板温225
℃になった時点で、ニップ幅中の最高面圧力10Kgf
/cm2で、ライン速度150m/分で、30μmコ―
ポリエステル樹脂フイルムをフイルム面が圧着ロール側
となるように片面ラミネートを連続的に行った。
【0103】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用い、圧着ロール側
にはバックアップロールの適用はしなかった。
【0104】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0105】結果を第1表に示した。
【0106】第1表から分かるように、泡巻き込みが発
生し良好なラミネート材は得られなかった。
【0107】
【比較例2】ゴム硬度65°のシリコンゴムを25mm
ライニングしたロール径300mmの圧着ロールで、板
厚0.20mmのTFS鋼板(Tin Free St
eel クロム・クロメート鋼板)を通電加熱方式にて
加熱し板温225℃になった時点で、ニップ幅中の最高
面圧力13Kgf/cm2で、ライン速度150m/分
で、30μmコ―ポリエステル樹脂フイルムをフイルム
面が圧着ロール側となるように片面ラミネートを連続的
に行った。
【0108】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用い、圧着ロール側
にはバックアップロールの適用はしなかった。
【0109】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0110】結果を第1表に示した。
【0111】第1表から分かるように、泡巻き込みが発
生し良好なラミネート材は得られなかった。
【0112】
【比較例3】ゴム硬度70°のシリコンゴムを45mm
ランニングしたロール径200mmの圧着ロールで、板
厚0.20mmのTFS鋼板(Tin Free St
eel クロム・クロメート鋼板)を通電加熱方式にて
加熱し板温225℃になった時点でヽニップ幅中の最高
面圧力13Kgf/cm2で、ライン速度200m/分
で、30μmコ―ポリエステル樹脂フイルムをフイルム
面が圧着ロール側となるように片面ラミネートを連続的
に行った。
【0113】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用い、圧着ロール側
にはバックアップロールの適用はしなかった。
【0114】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0115】結果を第1表に示した。
【0116】第1表から分かるように、泡巻き込みが発
生し良好なラミネート材は得られなかった。
【0117】
【比較例4】ゴム硬度80°のシリコンゴムを10mm
ライニングしたロール径150mm、長さ1000の圧
着ロールで、板厚0.20mm、板幅830mmのTF
S鋼板(Tin Free Steel クロム・クロ
メート鋼板)を通電加熱方式にて加熱し板温225℃に
なった時点で、ニップ幅中の最高面圧力40Kgf/c
2 で、ライン速度300m/分で、30μmコ―ポリ
エステル樹脂フイルムをフイルム面がラミネートロール
側となるように片面ラミネートを連続的に行った。
【0118】なお、鋼板の反対面のロールはロール径4
00mmの加熱可能な金属ロールを用い、圧着ロール側
にはバックアップロールの適用はしなかった。
【0119】こうして得られたラミネート金属板の、気
泡巻き込み状態を顕微鏡で観察した。
【0120】結果を第1表に示した。
【0121】第1表から分かるように、部分的に泡巻き
込みが発生しており、やや不良であった。
【0122】
【表1】
【0123】
【表2】
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法を適
用することで、従来100m/分以上の高速で連続的に
フイルムをラミネートする際の起こった空気の巻き込み
による、ラミネート材の気泡発生が抑制され、良好なラ
ミネート金属板が得られる。
【0125】このことにより、生産性は著しく向上し、
経済的メリットは大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるラミネートロール径とゴムライ
ニング厚みの関係を示した図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ロールにゴムライニングを施した平
    滑なフイルム圧着ロールで金属帯にフイルムを積層する
    に際し、該ラミネートロールのロール径(D)を400
    mmφ以下、ゴムライニング厚み(T)を40mm以
    下、かつD×T=6000以下、ライニングしたゴムの
    硬度を60°以上とし、更にラミネートロール径(D)
    の1.5倍以上の径のバックアップロールを1本以上有
    する多段ラミネートロールで、100m/分以上の高速
    で連続的に圧着して積層することを特徴とした気泡巻き
    込みのないフイルム積層金属帯の製造方法。
  2. 【請求項2】金属帯にフイルム積層する際のラミネート
    圧力として、ニップ幅中の最高面圧力として15Kgf
    /cm2以上の圧着力で連続的に圧着し、積層すること
    を特徴とした請求項1記載の気泡巻き込みのないフイル
    ム積層金属帯の製造方法。
JP4190224A 1992-06-25 1992-06-25 気泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法 Withdrawn JPH068336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4190224A JPH068336A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 気泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4190224A JPH068336A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 気泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068336A true JPH068336A (ja) 1994-01-18

Family

ID=16254553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4190224A Withdrawn JPH068336A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 気泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068336A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6200409B1 (en) 1996-05-14 2001-03-13 Toyo Kohan., Ltd. Method and apparatus for manufacturing metallic sheet covered with thermoplastic resin
JP6450826B1 (ja) * 2017-12-15 2019-01-09 日新製鋼株式会社 複合体を製造する装置、加圧ロール及び複合体を製造する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6200409B1 (en) 1996-05-14 2001-03-13 Toyo Kohan., Ltd. Method and apparatus for manufacturing metallic sheet covered with thermoplastic resin
JP6450826B1 (ja) * 2017-12-15 2019-01-09 日新製鋼株式会社 複合体を製造する装置、加圧ロール及び複合体を製造する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3080657B2 (ja) 熱可塑性樹脂被覆金属板の製造方法および製造装置
JP4255580B2 (ja) 片面金属張積層板の製造方法
JP3117724B2 (ja) ラミネート金属板の製造法および製造設備
AU2017264579B2 (en) Laminated can end stock with elevated temperature annealing
TW201922490A (zh) 覆金屬積層板及其製造方法
JPH068336A (ja) 気泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法
JPH068335A (ja) 泡巻き込みのないフイルム積層金属帯の製造方法
US8821679B2 (en) Bimetal laminate structure and method of making the same
WO1996017721A1 (en) Method and apparatus for producing laminate board
US6164358A (en) Equipment for manufacturing laminated metal sheet
CN101301801A (zh) 金属复合聚乙烯防水膜板及其生产方法
JPH10209583A (ja) フレキシブル金属箔ポリイミド積層板
JP4498498B2 (ja) 両面金属張積層板の製造方法
JPH078538B2 (ja) ふつ素樹脂フイルムラミネ−ト板の製造方法
JP2868344B2 (ja) 複合金属板の製造方法
JPH06226913A (ja) ラミネート金属板およびその製造方法
KR101278367B1 (ko) 클래드 메탈의 제조방법
JP4537673B2 (ja) ラミネート金属板の製造方法
JP2000309055A (ja) 熱可塑性樹脂フィルム被覆アルミニウム板の製造方法
JPS60223683A (ja) Al箔若しくは薄板と鋼板との複合材の連続的な製造方法
TW201711545A (zh) 柔性印刷層壓板之製造裝置以及柔性印刷層壓板之製造方法
JPH10151700A (ja) 樹脂フィルム積層金属板の製造方法
JPH04118185A (ja) クラッド圧延方法
JPH04353440A (ja) 複合型制振材の製造方法
JP3174140B2 (ja) 接合強度の優れた複合金属板

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831