JPH0684028U - 変速機の同期装置 - Google Patents
変速機の同期装置Info
- Publication number
- JPH0684028U JPH0684028U JP2478593U JP2478593U JPH0684028U JP H0684028 U JPH0684028 U JP H0684028U JP 2478593 U JP2478593 U JP 2478593U JP 2478593 U JP2478593 U JP 2478593U JP H0684028 U JPH0684028 U JP H0684028U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral surface
- lubricating oil
- inner ring
- ring
- cone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 42
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 40
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダブルシンクロ機構におけるコーン面に潤滑
油を効率良く導くことにより、耐久性の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 インナリング8のアウタリング9との連結側
端部に、連結用凹溝11を形成し、アウタリング9のイ
ンナリング8との連結側端部に、連結用凹溝11に挿入
される連結用爪部12を形成する。インナリング8の内
周面23には、周方向に環状に連なり連結用凹溝11と
連通する潤滑油溝14を形成し、インナリングの外周面
21と前記内周面23とを連通する潤滑油孔25を形成
する。
油を効率良く導くことにより、耐久性の向上を図ること
を目的とする。 【構成】 インナリング8のアウタリング9との連結側
端部に、連結用凹溝11を形成し、アウタリング9のイ
ンナリング8との連結側端部に、連結用凹溝11に挿入
される連結用爪部12を形成する。インナリング8の内
周面23には、周方向に環状に連なり連結用凹溝11と
連通する潤滑油溝14を形成し、インナリングの外周面
21と前記内周面23とを連通する潤滑油孔25を形成
する。
Description
【0001】
本考案は、変速機の同期装置に関し、特に、インナリングとアウタリングとを 連結してなるダブルシンクロ機構のコーン面潤滑構造に関する。
【0002】
従来、変速機の同期装置として、インナリングとアウタリングとを連結してな るダブルシンクロ機構を有するものがある(特開昭62−52241号公報,特 開平1−12043号公報等参照) かかるインナリングとアウタリングとは、該インナリングの一方の端部の複数 位置に形成された連結用凹溝と、アウタリングの一方の端部内周面の複数位置に 形成された連結用爪部と、を係合させることによって連結するようにしている。
【0003】
しかしながら、上述のような従来のダブルシンクロ機構にあっては、特に、イ ンナリングの外周面と中間コーンであるダブルコーンの内周面との接触面である インナコーン面及びアウタリングの内周面と該ダブルコーンの外周面との接触面 であるアウタコーン面の潤滑が困難であり、焼き付きを生じる等、両リング及び ダブルコーンの耐久性に難点があった。
【0004】 かかる問題点を解決するために、本出願人は、実開平4−127427号公報 に開示される装置を提案しているが、本考案においても、ダブルシンクロ機構に おけるコーン面に潤滑油を効率良く導くことのできる方策を施すことにより、耐 久性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
このため、本考案は、インナリングの一方の端部の複数位置に形成された連結 用凹溝に、アウタリングの一方の端部内周面の複数位置に形成された連結用爪部 を挿入して、両リングを連結してなるダブルシンクロ機構を有する変速機の同期 装置において、前記インナリングに、前記アウタリングの内周面に対向する該イ ンナリングの外周面と該インナリングの内周面とを連通する複数の潤滑油孔を形 成する構成とした。
【0006】
かかる構成において、ダブルシンクロ機構の潤滑は、外周面側からの潤滑油の 飛沫による潤滑と、内周面側からギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油によ る潤滑と、が期待できる。 そして、インナリングに、外周面と内周面とを連通する複数の潤滑油孔を形成 することによって、ギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良く、コー ン面に取り入れることができる。
【0007】 即ち、インナリングの内周面に遠心力によって飛散して付着した潤滑油は、ダ ブルシンクロ機構の内端側を流れることとなるが、ダブルシンクロ機構の内端側 を流れるだけでなく、外周面と内周面とを連通する複数の潤滑油孔を介してイン ナリングの外周面にも流れ、直接的に該インナコーン面に誘導される。 そして、潤滑油が積極的にインナコーン面に誘導されるため、該インナコーン 面にてオーバフローした潤滑油がアウタコーン面にも誘導されることとなる。
【0008】 以上のようにギヤのスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良くコーン面に 取り入れることができる結果、インナコーン面及びアウタコーン面の潤滑が効果 的に行える。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る変速機の同期装置の一実施例を示す図で、シャフト1には クラッチハブ2が結合されており、該クラッチハブ2にスプライン嵌合されて軸 方向にスライド可能なハブスリーブ3と、上記のシャフト1に遊嵌されたギヤ4 ,5に固設されたギヤスプライン6,7とが設けられている。
【0010】 又、上記クラッチハブ2側部に設けられて外周面に係合面を備えたインナリン グ8と、上記ギヤスプライン6,7と一体的に回転する中間コーンであるダブル コーン10と、前記インナリング8に連結され、前記ハブスリーブ3のスライド 操作時にインナリング8との間で上記ダブルコーン10を挟持することにより、 上記ギヤスプライン6,7とクラッチハブ2とを同期させるアウタリング9とが 設けられている。
【0011】 ここで、図2も参照すると、上記インナリング8のアウタリング9との連結側 端部には、連結用凹溝11が形成されている。この連結用凹溝11は周方向に1 20°ずつの角度離間した3個所に形成される。そして、該インナリング8の内 周面には、周方向に環状に連なり前記連結用凹溝11と連通する潤滑油溝14が 形成される。
【0012】 一方、図3も参照すると、上記アウタリング9のインナリング8との連結側端 部には、連結用爪部12が形成されている。即ち、アウタリング9の連結側端部 の内周面の図示しないディテント部が位置する部分を除いてフランジ部13が形 成され、このフランジ部13の内周面から中心方向に突出して連結用爪部12が 形成され、周方向に120°ずつの角度離間した3個所に形成される。
【0013】 ここで、本考案に係る構成として、前記インナリング8に、インナリングの外 周面21と該インナリング8の内周面23とを連通する潤滑油孔25が形成され ている。この潤滑油孔25は周方向に120°ずつの角度離間した3個所に形成 されると共に、各潤滑油孔25はその内周面23で、前記潤滑油溝14部に開口 している。
【0014】 次に、かかる構成の作用・効果について説明する。 ダブルシンクロ機構の潤滑は、外周面側からの潤滑油の飛沫による潤滑と、内 周面側からギヤ4,5のスラスト側端面から導かれる潤滑油による潤滑と、が期 待できる。 さらに、前記インナリング8にあっては、インナリング8の内周面に連結用凹 溝11と連通する潤滑油溝14を形成すると共に、インナリングの外周面21と 該インナリング8の内周面23とを連通する潤滑油孔25を形成したので、ギヤ 4,5のスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良く、コーン面15,16に 取り入れることができる。
【0015】 即ち、インナリング8の内周面23に遠心力によって飛散して付着した潤滑油 のうちダブルシンクロ機構の内端側に流れる潤滑油は、潤滑油溝14に溜まる。 ここで溜まった潤滑油は潤滑油溝14からオーバフローするまでは、インナリン グ8の内周面23に設けられる連結用凹溝11へと流れるか、あるいは、前記各 潤滑油孔25がインナリング8の内周面23で、前記潤滑油溝14部に開口して いるので、該潤滑油孔25に流れる。
【0016】 ここで、連結用凹溝11へと流れた潤滑油は、インナコーン面15にかかる連 結用凹溝11の深い部位から直接的に該インナコーン面15に誘導され、また潤 滑油孔25に流れた潤滑油は、該潤滑油孔25がインナリング8の外周面である インナコーン面15に連通しているので、やはり該インナコーン面15に誘導さ れる。
【0017】 そして、潤滑油が積極的にインナコーン面15に誘導されるため、該インナコ ーン面15にてオーバフローした潤滑油がアウタコーン面16にも誘導されるこ ととなる。 以上のようにギヤ4,5のスラスト側端面から導かれる潤滑油を効率良くコー ン面15,16に取り入れることができる結果、インナコーン面15及びアウタ コーン面16の潤滑が効果的に行え、焼き付きを防止できる等、両リング8,9 及びダブルコーン10の耐久性を向上することができる。
【0018】 尚、上記実施例の構造は、本考案の構造的制約を示すものではなく、本考案は 実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内で変形が自由である。
【0019】
以上説明したように、本考案の変速機の同期装置によれば、インナリングに、 アウタリングの内周面に対向する該インナリングの外周面と該インナリングの内 周面とを連通する複数の潤滑油孔を形成するようにしたから、潤滑油を効率良く コーン面に取り入れることができ、コーン面の潤滑が効果的に行え、両リング等 の耐久性を向上することができる実用的効果大なるものである。
【図1】 本考案に係る変速機の同期装置の一実施例を
示す断面図
示す断面図
【図2】 インナリングの構造を示す図で、(A)は正
面断面図、(B)は側面図
面断面図、(B)は側面図
【図3】 アウタリングの構造を示す図で、(A)は正
面断面図、(B)は側面図
面断面図、(B)は側面図
8 インナリング 9 アウタリング 11 連結用凹溝 12 連結用爪部 14 潤滑油溝 21 外周面 23 内周面 25 潤滑油孔
Claims (1)
- 【請求項1】 インナリングの一方の端部の複数位置に
形成された連結用凹溝に、アウタリングの一方の端部内
周面の複数位置に形成された連結用爪部を挿入して、両
リングを連結してなるダブルシンクロ機構を有する変速
機の同期装置において、前記インナリングに、前記アウ
タリングの内周面に対向する該インナリングの外周面と
該インナリングの内周面とを連通する複数の潤滑油孔を
形成したことを特徴とする変速機の同期装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024785U JP2605890Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 変速機の同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024785U JP2605890Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 変速機の同期装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0684028U true JPH0684028U (ja) | 1994-12-02 |
| JP2605890Y2 JP2605890Y2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=12147846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993024785U Expired - Lifetime JP2605890Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 変速機の同期装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605890Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010520429A (ja) * | 2007-03-06 | 2010-06-10 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 同期装置のためのクラッチ体と同期リング |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP1993024785U patent/JP2605890Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010520429A (ja) * | 2007-03-06 | 2010-06-10 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 同期装置のためのクラッチ体と同期リング |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2605890Y2 (ja) | 2000-08-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101241580B1 (ko) | 윤활 장치 및 윤활 방법 | |
| CN111795079B (zh) | 一种大容量嵌入式锥面同步器、变速器 | |
| KR100375492B1 (ko) | 개선된시프트요크 | |
| JP3310729B2 (ja) | 歯車変速機における同期装置の潤滑機構 | |
| JP2605890Y2 (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JP2547054Y2 (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JP2530934Y2 (ja) | シフトフォークの潤滑装置 | |
| JPS6128904Y2 (ja) | ||
| JP2724742B2 (ja) | 変速機の同期噛合装置 | |
| JPH08159170A (ja) | 同期噛合装置の潤滑構造 | |
| JP4860626B2 (ja) | 変速機 | |
| JP3185507B2 (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JPH078637U (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JPH063204Y2 (ja) | 歯車変速機の潤滑機構 | |
| JPH09196148A (ja) | ツインクラッチ式変速機 | |
| JPH0510346A (ja) | ギヤ変速装置 | |
| JPH01120430A (ja) | 変速機の同期噛合装置 | |
| JPH0517494Y2 (ja) | ||
| JPH02176247A (ja) | 変速機の潤滑機構 | |
| JP2007078033A (ja) | 動力伝達装置 | |
| JP2763986B2 (ja) | シンクロメッシュ式クラッチの潤滑装置 | |
| JPH0716108Y2 (ja) | 複数コーン型同期装置 | |
| JP7491137B2 (ja) | 同期装置 | |
| JPH0137228Y2 (ja) | ||
| JPH11348586A (ja) | 4輪駆動車のトランスファ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |