JPH068451B2 - 転炉溶鋼炭素推定方法 - Google Patents
転炉溶鋼炭素推定方法Info
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- JPH068451B2 JPH068451B2 JP63207814A JP20781488A JPH068451B2 JP H068451 B2 JPH068451 B2 JP H068451B2 JP 63207814 A JP63207814 A JP 63207814A JP 20781488 A JP20781488 A JP 20781488A JP H068451 B2 JPH068451 B2 JP H068451B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は脱燐溶銑を用いた転炉精錬中に、溶鋼の炭素量
を推定する方法に関するものである。
を推定する方法に関するものである。
[従来の技術] 酸素ランスに平行に設けられたサブランスに消耗型の測
定用センサーをとりつけて凝固固温度TSを測定する。
TSと溶鋼中の炭素量[C]との関係式、 [C]=aTS+b(a,bは定数) ……(A) から[C]を求める。
定用センサーをとりつけて凝固固温度TSを測定する。
TSと溶鋼中の炭素量[C]との関係式、 [C]=aTS+b(a,bは定数) ……(A) から[C]を求める。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記(A)式は溶鋼中のMn量が0.5wt
%以下の低い場合に適用されるものである。ところが、
脱燐溶銑を用いた転炉精練では、Mn鉱石の炉内直接還
元により、溶鋼中のMn量が高く、0.5wt%乃至1.
5wt%程度となっている。したがって、上記(A)式を適
用すると、溶鋼中のMn量の影響が考慮されていないの
で、求められた溶鋼炭素量の精度が不十分であるという
問題があった。
%以下の低い場合に適用されるものである。ところが、
脱燐溶銑を用いた転炉精練では、Mn鉱石の炉内直接還
元により、溶鋼中のMn量が高く、0.5wt%乃至1.
5wt%程度となっている。したがって、上記(A)式を適
用すると、溶鋼中のMn量の影響が考慮されていないの
で、求められた溶鋼炭素量の精度が不十分であるという
問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、溶鋼中の
Mn量を考慮した精度の高い転炉溶鋼炭素推定方法を提
供しようとするものである。
Mn量を考慮した精度の高い転炉溶鋼炭素推定方法を提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段、] 本発明による転炉溶鋼炭素推定方法は、脱燐溶銑を用い
た転炉精錬中に、溶鋼の炭素量を推定する方法におい
て、 (1)溶鋼を採取してその温度および凝固温度を測定する
こと、 (2)前記凝固温度から溶鋼中の1次推定炭素量を求める
こと、 (3)前記1次推定炭素量および前記溶鋼温度を用いて、
転炉内のMnの平衡式と、マスバランスの式から溶鋼中
の推定Mn量を求めること、 (4)前記凝固温度および前記推定Mn量を用いて炭素量
を求めること、 を含むことを特徴とする。
た転炉精錬中に、溶鋼の炭素量を推定する方法におい
て、 (1)溶鋼を採取してその温度および凝固温度を測定する
こと、 (2)前記凝固温度から溶鋼中の1次推定炭素量を求める
こと、 (3)前記1次推定炭素量および前記溶鋼温度を用いて、
転炉内のMnの平衡式と、マスバランスの式から溶鋼中
の推定Mn量を求めること、 (4)前記凝固温度および前記推定Mn量を用いて炭素量
を求めること、 を含むことを特徴とする。
[作用] 本方法によればMnの推定値ではあるが、炭素量を推定
するための一つの要素として考慮されているので、従来
法に比して精度の高い炭素量の推定が可能である。
するための一つの要素として考慮されているので、従来
法に比して精度の高い炭素量の推定が可能である。
[実施例] 酸素ランスに平行に設けられたサブランスに消耗型の測
定用センサーをとりつけて溶鋼の温度Tと凝固固温度T
Sを測定する。TSと溶鋼中の炭素量[C]との関係式、 [C]=aTS+b(a,bは定数) ……(1) から1次推定炭素量[C]1をもとめる。
定用センサーをとりつけて溶鋼の温度Tと凝固固温度T
Sを測定する。TSと溶鋼中の炭素量[C]との関係式、 [C]=aTS+b(a,bは定数) ……(1) から1次推定炭素量[C]1をもとめる。
一方、Mn平衡式およびMnのマスバランス式はそれぞ
れ以下の(2),(3)式で表わされる。
れ以下の(2),(3)式で表わされる。
log{(Mn)/[Mn]}=log(A/[C])+B/T+C……(2) WM[Mn]+WS(Mn)=WP[Mn]P+δMO ……(3) ただし、Tは溶鋼温度、 [Mn],(Mn),[Mn]Pはそれぞれ溶鋼、スラグ、溶銑中のMn
量、 WM,WS,WP,WOはそれぞれ溶鋼、スラグ、溶銑、Mn鉱石
の重量、 δはMn鉱石中のMn量、A,B,Cは定数、である。
量、 WM,WS,WP,WOはそれぞれ溶鋼、スラグ、溶銑、Mn鉱石
の重量、 δはMn鉱石中のMn量、A,B,Cは定数、である。
(2),(3)式から(Mn)を消去して得られる[Mn]に関する非
線形方程式を[C]=[C]1として数値解法により解く。こ
こで得られた推定Mn量を[Mn]1と書く。
線形方程式を[C]=[C]1として数値解法により解く。こ
こで得られた推定Mn量を[Mn]1と書く。
上記[Mn]P,WM,WP,WOは通常の操業の中で測定しているも
ので、実測値である。WSは精錬中に投入された副原料の
量と前チャージのスラグ成分から計算によって求める。
ので、実測値である。WSは精錬中に投入された副原料の
量と前チャージのスラグ成分から計算によって求める。
溶鋼中の炭素量[C]は実用的な精度でTSと[Mn]との一次
式として、 [C]=DTS+E[Mn]+F ……(4) で表される。
式として、 [C]=DTS+E[Mn]+F ……(4) で表される。
ここに、D,E,Fは採取された溶鋼の試料の分析値か
ら重回帰分析により前もって求められた定数である。
ら重回帰分析により前もって求められた定数である。
ここで求められた定数D,E,Fおよび上記[Mn]1を上
記(4)式に入れて溶鋼中の炭素量[C]をもとめる。
記(4)式に入れて溶鋼中の炭素量[C]をもとめる。
かくして、[Mn]を考慮した精度の高い溶鋼中の炭素
量[C]を求めることができる。
量[C]を求めることができる。
ついで、本実施例による具体的な数値を挙げて説明す
る。
る。
前述の(2),(3)式から得られる[Mn]に関する非線形
方程式に含まれる定数に、 [Mn]P=0.16%,WM=310T,WS=3T, WP=300T,WO=6.3T,δ=0.55,A=-0.170, B=15.08,C=10867.9 の値を用いて[Mn]を求め、[Mn]=1.34%を得た。また、
(4)式の定数、D,E,Fを重回帰分析により得られた
値は、 D=0.011516,E=-0.0528,F=17.69である。この値
を用いて、(4)式により[C]=0.147を得た。比較のた
め、同じ試料を発光分光分析装置により分析した値は
[C]=0.145であった。
方程式に含まれる定数に、 [Mn]P=0.16%,WM=310T,WS=3T, WP=300T,WO=6.3T,δ=0.55,A=-0.170, B=15.08,C=10867.9 の値を用いて[Mn]を求め、[Mn]=1.34%を得た。また、
(4)式の定数、D,E,Fを重回帰分析により得られた
値は、 D=0.011516,E=-0.0528,F=17.69である。この値
を用いて、(4)式により[C]=0.147を得た。比較のた
め、同じ試料を発光分光分析装置により分析した値は
[C]=0.145であった。
次に、多数の分析値と推定値について、本実施例と従来
例の比較を次に説明する。第1図は、横軸に本実施例に
よる推定炭素量、縦軸に前記発光分光分析による炭素量
をとって両者の関係を示したグラフである。第2図は比
較のため、従来例について第1図と同じグラフを描いて
示したものである。第1図,第2図によれば、分析値と
推定値の差の平均x、および偏差σは本実施例ではそれ
ぞれ0.001%,0.008%、従来例ではこれが0.011%,0.0
25%であって、本実施例により求められる溶鋼炭素量は
従来例と比較して精度が著しく向上されている。
例の比較を次に説明する。第1図は、横軸に本実施例に
よる推定炭素量、縦軸に前記発光分光分析による炭素量
をとって両者の関係を示したグラフである。第2図は比
較のため、従来例について第1図と同じグラフを描いて
示したものである。第1図,第2図によれば、分析値と
推定値の差の平均x、および偏差σは本実施例ではそれ
ぞれ0.001%,0.008%、従来例ではこれが0.011%,0.0
25%であって、本実施例により求められる溶鋼炭素量は
従来例と比較して精度が著しく向上されている。
[発明の効果] 本発明によれば、転炉内におけるMnの平衡式およびマ
スバランスの式から求められる溶鋼中のMn量を考慮し
て溶鋼中の炭素量を求めるので、推定精度が顕著に向上
する。
スバランスの式から求められる溶鋼中のMn量を考慮し
て溶鋼中の炭素量を求めるので、推定精度が顕著に向上
する。
第1図は本実施例による溶鋼中の推定炭素量と分析値を
比較したグラフ図、第2図は従来例による溶鋼中の推定
炭素量と分析値を比較したグラフ図である。
比較したグラフ図、第2図は従来例による溶鋼中の推定
炭素量と分析値を比較したグラフ図である。
Claims (1)
- 【請求項1】脱燐溶銑を用いた転炉精錬中に、溶鋼の炭
素量を推定する方法において、 (1)溶鋼を採取してその温度および凝固温度を測定する
こと、 (2)前記凝固温度から溶鋼中の1次推定炭素量を求める
こと、 (3)前記1次推定炭素量および前記溶鋼温度を用いて、
転炉内のMnの平衡式と、マスバランスの式から溶鋼中
の推定Mn量を求めること、 (4)前記1次推定炭素量および前記推定Mn量を用いて
炭素量を求めること、 を含む転炉溶綱炭素推定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63207814A JPH068451B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 転炉溶鋼炭素推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63207814A JPH068451B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 転炉溶鋼炭素推定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0257629A JPH0257629A (ja) | 1990-02-27 |
| JPH068451B2 true JPH068451B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=16545948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63207814A Expired - Fee Related JPH068451B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 転炉溶鋼炭素推定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068451B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101977361B1 (ko) * | 2017-07-24 | 2019-05-10 | 주식회사 포스코 | 강의 정련방법 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP63207814A patent/JPH068451B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0257629A (ja) | 1990-02-27 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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