JPH068501B2 - Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法 - Google Patents
Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法Info
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- JPH068501B2 JPH068501B2 JP63130483A JP13048388A JPH068501B2 JP H068501 B2 JPH068501 B2 JP H068501B2 JP 63130483 A JP63130483 A JP 63130483A JP 13048388 A JP13048388 A JP 13048388A JP H068501 B2 JPH068501 B2 JP H068501B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方
法に関する。
法に関する。
Y−Ba−Cu−O系化合物は1987年1月に発見され
た、超伝導温度が90°Kに達する超伝導体材料であ
る。セラミックス超伝導体として、薄膜型が製造しやす
いので、Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法
が注目されて、今までスパッタリング法、電子ビーム蒸
着法、レーザー蒸着法、分子線エピタキシー法、スプレ
ーバイロリシス法などいくつもの方法が提案されてい
る。これらの方法は、概して、薄膜を低温で形成するの
で、Y−Ba−Cu−O系薄膜が非晶形で電気抵抗が大
になり、そのために、基板の表面にY−Ba−Cu−O
系薄膜を形成してなるものを、800℃位の高温と酸素ガ
スの雰囲気の下においてアニール処理しなければ超伝導
体にならない。例として、1987年8月21日に発表された
米国ノースウェスターン大学の直流電流マグネトロンス
パッタリング法(Appl.Phys.Lett.Vol.51(15),12Octobe
r1987)は、スパッタリングガスとして、3mTorr〜4
0mTorrの圧力範囲に維持するようにアルゴンガスを充
満させた反応室に、Y−Ba−Cu−O材とMgO基板を
それぞれ、距離を3センチメートル位に保持した陰極と
陽極に固定し、そして100℃以下ないし常温の温度範囲
において、両極間でグロー放電をおこさせて陰極からY
−Ba−Cu−O物質を飛び出せ、基板に150オングス
トローム/分の成長速度でY−Ba−Cu−Oの薄膜が
厚さ1μm程度になるまで堆積させて成膜し、そして、
次に必ず、この薄膜を酸素ガスの雰囲気中で800℃以上
の温度でアニール処理しなければ超伝導体を得ることが
できない。そのために、基板として、アニール処理の高
温において、Y−Ba−Cu−O系物質と相互に反応し
ないMgO,SrTiO3,ZrO2などの材料を使用しなければな
らない。しかしながら、これらの材料は、製作過程が困
難であるから値段が高いのみならず、超伝導量子干渉分
析器やジョセフソン接合素子などの超伝導薄膜型デバイ
スをつくる場合に、超伝導薄膜と半導体薄膜とを順番に
積層する必要があることがあるが、そのような時、アニ
ール処理の高温は半導体薄膜に対して有害であり、デバ
イス製作を困難にさせる欠点がある。又、方法の面から
みて、前記直流電流マグネトロンスパッタリング法はス
パッタリングと高温アニール処理とからなる二工程であ
るため複雑すぎるという欠点もある。
た、超伝導温度が90°Kに達する超伝導体材料であ
る。セラミックス超伝導体として、薄膜型が製造しやす
いので、Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法
が注目されて、今までスパッタリング法、電子ビーム蒸
着法、レーザー蒸着法、分子線エピタキシー法、スプレ
ーバイロリシス法などいくつもの方法が提案されてい
る。これらの方法は、概して、薄膜を低温で形成するの
で、Y−Ba−Cu−O系薄膜が非晶形で電気抵抗が大
になり、そのために、基板の表面にY−Ba−Cu−O
系薄膜を形成してなるものを、800℃位の高温と酸素ガ
スの雰囲気の下においてアニール処理しなければ超伝導
体にならない。例として、1987年8月21日に発表された
米国ノースウェスターン大学の直流電流マグネトロンス
パッタリング法(Appl.Phys.Lett.Vol.51(15),12Octobe
r1987)は、スパッタリングガスとして、3mTorr〜4
0mTorrの圧力範囲に維持するようにアルゴンガスを充
満させた反応室に、Y−Ba−Cu−O材とMgO基板を
それぞれ、距離を3センチメートル位に保持した陰極と
陽極に固定し、そして100℃以下ないし常温の温度範囲
において、両極間でグロー放電をおこさせて陰極からY
−Ba−Cu−O物質を飛び出せ、基板に150オングス
トローム/分の成長速度でY−Ba−Cu−Oの薄膜が
厚さ1μm程度になるまで堆積させて成膜し、そして、
次に必ず、この薄膜を酸素ガスの雰囲気中で800℃以上
の温度でアニール処理しなければ超伝導体を得ることが
できない。そのために、基板として、アニール処理の高
温において、Y−Ba−Cu−O系物質と相互に反応し
ないMgO,SrTiO3,ZrO2などの材料を使用しなければな
らない。しかしながら、これらの材料は、製作過程が困
難であるから値段が高いのみならず、超伝導量子干渉分
析器やジョセフソン接合素子などの超伝導薄膜型デバイ
スをつくる場合に、超伝導薄膜と半導体薄膜とを順番に
積層する必要があることがあるが、そのような時、アニ
ール処理の高温は半導体薄膜に対して有害であり、デバ
イス製作を困難にさせる欠点がある。又、方法の面から
みて、前記直流電流マグネトロンスパッタリング法はス
パッタリングと高温アニール処理とからなる二工程であ
るため複雑すぎるという欠点もある。
本発明は、上記の如き欠点がないY−Ba−Cu−O系
超伝導体薄膜の製造方法を提供しようとするものであ
る。
超伝導体薄膜の製造方法を提供しようとするものであ
る。
即ち、本発明は、超伝導体薄膜の製作過程において高温
アニール処理が不要なように、Y−Ba−Cu−O系超
伝導体薄膜の製造方法を改善することを目的とする。
アニール処理が不要なように、Y−Ba−Cu−O系超
伝導体薄膜の製造方法を改善することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、スパッタリング
ガスとして酸素容積百分率が20〜80%であるアルゴンガ
スと酸素ガスとの混合ガスを0.5〜2.5トルの圧力範囲に
充満させた反応室において、Y−Ba−Cu−O源と基
板をそれぞれ陰極と陽極に固定し、両極間でグロー放電
を起こさせて陰極から基板上にY−Ba−Cu−O物質
を所定の膜厚に堆積させ、次いで密閉室の圧力が300〜7
50トルの範囲になるように酸素ガスを充満させ、この酸
素ガス雰囲気中で100℃まで冷却することを特徴とする
Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法を提供す
る。
ガスとして酸素容積百分率が20〜80%であるアルゴンガ
スと酸素ガスとの混合ガスを0.5〜2.5トルの圧力範囲に
充満させた反応室において、Y−Ba−Cu−O源と基
板をそれぞれ陰極と陽極に固定し、両極間でグロー放電
を起こさせて陰極から基板上にY−Ba−Cu−O物質
を所定の膜厚に堆積させ、次いで密閉室の圧力が300〜7
50トルの範囲になるように酸素ガスを充満させ、この酸
素ガス雰囲気中で100℃まで冷却することを特徴とする
Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法を提供す
る。
この方法ではスパッタリングを好ましくは350〜700℃の
範囲で行なって、アニール処理なしで超伝導体薄膜を得
ることができる。350℃より低い温度、特に200℃より低
い温度でスパッタリングすると、薄膜は非晶質になり、
抵抗が高くなるため、アニール処理が必要になる。高温
側では、基板との反応が起きるため、基板の種類に制約
が生ずる不都合があり、700℃以下が好ましい。
範囲で行なって、アニール処理なしで超伝導体薄膜を得
ることができる。350℃より低い温度、特に200℃より低
い温度でスパッタリングすると、薄膜は非晶質になり、
抵抗が高くなるため、アニール処理が必要になる。高温
側では、基板との反応が起きるため、基板の種類に制約
が生ずる不都合があり、700℃以下が好ましい。
スパッタリングガスは酸素が20〜80%のアルゴンガスと
の混合ガスを用いる。酸素含有量が少ないと、堆積され
るY−Ba−Cu−O系物質の酸素量が少なくなり、望
ましい超伝導物質が得られない。80%より多いと、ア
ルゴン量が減り、ターゲット原子や分子が陽イオンに衝
突される確率が大きく減るため、蒸着速度が遅くなる。
の混合ガスを用いる。酸素含有量が少ないと、堆積され
るY−Ba−Cu−O系物質の酸素量が少なくなり、望
ましい超伝導物質が得られない。80%より多いと、ア
ルゴン量が減り、ターゲット原子や分子が陽イオンに衝
突される確率が大きく減るため、蒸着速度が遅くなる。
極間距離を2〜6cmにするのは、6cmを超えると飛散し
たターゲット原子や分子が高圧の分子に反発されて基板
に到達するターゲット材の量が大きく減少し、蒸着速度
が遅くなる。一方、2cmより小さい距離では薄膜中の組
成分布が不均一になる。
たターゲット原子や分子が高圧の分子に反発されて基板
に到達するターゲット材の量が大きく減少し、蒸着速度
が遅くなる。一方、2cmより小さい距離では薄膜中の組
成分布が不均一になる。
薄膜の成長速度が速すぎると得られる結晶(斜方晶)が
粗くなり、また薄膜が厚すぎても結晶が不均一になりま
す。そのため、成長速度と薄厚を制御する。成長速度と
しては1〜3Å/秒、膜厚としては0.5〜2μmが好ま
しい。そして、この成長速度を実現するために電圧と電
流を200〜400ボルト及び30〜50mA/cm2にする。
粗くなり、また薄膜が厚すぎても結晶が不均一になりま
す。そのため、成長速度と薄厚を制御する。成長速度と
しては1〜3Å/秒、膜厚としては0.5〜2μmが好ま
しい。そして、この成長速度を実現するために電圧と電
流を200〜400ボルト及び30〜50mA/cm2にする。
上記基板として、Si、SiO2、Al2O3、MgO、SrTiO3、Zr
O2、Au、Ag、Pt、Niとのいずれを使用しても良い。
O2、Au、Ag、Pt、Niとのいずれを使用しても良い。
上記ターゲット材として、一般式は、YBaxCuyO7-zであ
る化合物を使用するのが望ましい。式中、xはと2〜3
で、yは0.8〜3で、zは不定数値である。例として、Y
Ba2Cu3O7-zとYBa2Cu1.5O7-zとのいずれを使用しても良
い。
る化合物を使用するのが望ましい。式中、xはと2〜3
で、yは0.8〜3で、zは不定数値である。例として、Y
Ba2Cu3O7-zとYBa2Cu1.5O7-zとのいずれを使用しても良
い。
上記製造方法によると、本発明は、アニール処理の必要
がなしで、スパッタリングの一工程だけでY−Ba−C
u−O系超伝導体薄膜を直接に形成することができるの
みならず、又、基板の材質について、製作過程における
最高温度を350〜700℃にすることができるのでSiやSi
O2、金属材など、高温においてY−Ba−Cu−O系物
質と互いに作用する恐れがある多種類の材料を使用する
ことができるようにさせる。
がなしで、スパッタリングの一工程だけでY−Ba−C
u−O系超伝導体薄膜を直接に形成することができるの
みならず、又、基板の材質について、製作過程における
最高温度を350〜700℃にすることができるのでSiやSi
O2、金属材など、高温においてY−Ba−Cu−O系物
質と互いに作用する恐れがある多種類の材料を使用する
ことができるようにさせる。
第1図に示すのは本発明者が本発明を実施したスパッタ
リング装置である。図において、1は反応室で、反応室
であり、その天板はOリング3を介して反応室を密封す
るように着脱自在にとりつけられ、2は気体をイオン化
するための直流電源供給器であり、4は陽極で、その上
に基板6を支持するための固定座が形成されており、7
は基板6を加熱するためのヒーターであり、8は基板6
の温度を測定するためのK型熱電対であり、9は陽極4
と反応室1との間を密封するためのOリングであり、1
0は陰極で、テフロンリング11を介して反応室と電気
絶縁するように密封されており、12はターゲット材
で、Agペーストで陰極の上端部に接着固定されており、
13は陰極10とターゲット材12を保護するために陰
極10の回りを囲むように取り付けられた遮蔽板で、接
地されており、14は陰極10と陽極4との間に開閉自
在に取り付けられているシャッタであり、15はスパッ
タリングガスの入り口であり、16はスパッタリングガ
スの出口で、図に示していないが、この出口16と連通
するように真空ポンプが取り付けられている。
リング装置である。図において、1は反応室で、反応室
であり、その天板はOリング3を介して反応室を密封す
るように着脱自在にとりつけられ、2は気体をイオン化
するための直流電源供給器であり、4は陽極で、その上
に基板6を支持するための固定座が形成されており、7
は基板6を加熱するためのヒーターであり、8は基板6
の温度を測定するためのK型熱電対であり、9は陽極4
と反応室1との間を密封するためのOリングであり、1
0は陰極で、テフロンリング11を介して反応室と電気
絶縁するように密封されており、12はターゲット材
で、Agペーストで陰極の上端部に接着固定されており、
13は陰極10とターゲット材12を保護するために陰
極10の回りを囲むように取り付けられた遮蔽板で、接
地されており、14は陰極10と陽極4との間に開閉自
在に取り付けられているシャッタであり、15はスパッ
タリングガスの入り口であり、16はスパッタリングガ
スの出口で、図に示していないが、この出口16と連通
するように真空ポンプが取り付けられている。
玉入り粉砕機でY2O3とBaCO3とCuOとの混合粉末を均一に
細かく研磨してから焼結成型してなるYBa2Cu3O7-zとYBa
2Cu1.5O7-xとをそれぞれターゲット材として、また、S
iを基板として実験製作をした。
細かく研磨してから焼結成型してなるYBa2Cu3O7-zとYBa
2Cu1.5O7-xとをそれぞれターゲット材として、また、S
iを基板として実験製作をした。
実験1:この実験は、YBa2Cu3O7-xをターゲット材と
し、Siを基板とし、また、ターゲットと基板との間に
2cmをおき、そして、スパッタリングガスとして、容積
50対50の、アルゴンガスと酸素ガスの混合ガスを使
用した。
し、Siを基板とし、また、ターゲットと基板との間に
2cmをおき、そして、スパッタリングガスとして、容積
50対50の、アルゴンガスと酸素ガスの混合ガスを使
用した。
次に、真空ポンプで反応室を1×10−3トルの圧力ま
で減圧し、そして、1.5トルの圧力に維持するように真
空ポンプを調整しながらスパッタリングガスを導入し、
そして、スパッタリングをする前に、先にヒーターで基
板を350℃まで加熱し、そして、陰極をグロー放電させ
るように、電圧を200ボルトに、又、表面電流密度を5mA
/cm2に調整し、そして、グロー放電が穏やかになるま
でまってから、ターゲットと基板との間を遮蔽するシャ
ッタをあけ、電圧と表面電流密度をそれぞれ240ボルト
と45mA/cm2に徐々にあげ、そして、薄膜の成長速率
を約3オングストローム/秒にさせるように調整し、基
板の表面に形成された薄膜が1μmの厚さに到達した
後、電源2とヒーターの電源を遮蔽する同時に真空ポン
プを停止し、次に、圧力を300トルにあげるように酸素
ガスを導入してから、この酸素ガスの雰囲気の下におい
て基板を100℃まで自然冷却させ、表面に薄膜が形成さ
れた基板を取りだして4深針法で電気抵抗を測定した。
で減圧し、そして、1.5トルの圧力に維持するように真
空ポンプを調整しながらスパッタリングガスを導入し、
そして、スパッタリングをする前に、先にヒーターで基
板を350℃まで加熱し、そして、陰極をグロー放電させ
るように、電圧を200ボルトに、又、表面電流密度を5mA
/cm2に調整し、そして、グロー放電が穏やかになるま
でまってから、ターゲットと基板との間を遮蔽するシャ
ッタをあけ、電圧と表面電流密度をそれぞれ240ボルト
と45mA/cm2に徐々にあげ、そして、薄膜の成長速率
を約3オングストローム/秒にさせるように調整し、基
板の表面に形成された薄膜が1μmの厚さに到達した
後、電源2とヒーターの電源を遮蔽する同時に真空ポン
プを停止し、次に、圧力を300トルにあげるように酸素
ガスを導入してから、この酸素ガスの雰囲気の下におい
て基板を100℃まで自然冷却させ、表面に薄膜が形成さ
れた基板を取りだして4深針法で電気抵抗を測定した。
実験2:この実験は、YBa2Cu1.5O7-xをターゲット材と
し、Siを基板とし、また、ターゲットと基板との間に
3cmをおき、そして、スパッタリングガスとして、容積
40対60の、アルゴンガスと酸素ガスの混合ガスを使
用した。
し、Siを基板とし、また、ターゲットと基板との間に
3cmをおき、そして、スパッタリングガスとして、容積
40対60の、アルゴンガスと酸素ガスの混合ガスを使
用した。
次に、真空ポンプで反応室を1×10−3トルの圧力ま
で減圧し、そして、1.0トルの圧力に維持するように真
空ポンプを調整しながらスパッタリングガスを導入し、
そして、スパッタリングをする前に、先にヒーターで基
板を350℃まで加熱し、そして、陰極をグロー放電させ
るように、電圧を210ボルトに、又、表面電流密度を5mA
/cm2に調整し、そして、グロー放電が穏やかになるまで
まってから、ターゲットと基板との間を遮蔽するシャッ
タをあけ、電圧と表面電流密度をそれぞれ220ボルトと
30mA/cm2に徐々にあげ、そして、薄膜の成長速率を2
オングストローム/秒にさせるように調整し、基板の表
面に形成された薄膜が1μmの厚さに到達した後、電源
2とヒーターの電源を遮断する同時に真空ポンプを停止
し、次に、圧力を600トルにあげるように酸素ガスを導
入してから、この酸素ガスの雰囲気の下において基板を
100℃まで自然冷却させ、表面に薄膜が形成された基板
を取りだして4深針法で電気抵抗を測定した。
で減圧し、そして、1.0トルの圧力に維持するように真
空ポンプを調整しながらスパッタリングガスを導入し、
そして、スパッタリングをする前に、先にヒーターで基
板を350℃まで加熱し、そして、陰極をグロー放電させ
るように、電圧を210ボルトに、又、表面電流密度を5mA
/cm2に調整し、そして、グロー放電が穏やかになるまで
まってから、ターゲットと基板との間を遮蔽するシャッ
タをあけ、電圧と表面電流密度をそれぞれ220ボルトと
30mA/cm2に徐々にあげ、そして、薄膜の成長速率を2
オングストローム/秒にさせるように調整し、基板の表
面に形成された薄膜が1μmの厚さに到達した後、電源
2とヒーターの電源を遮断する同時に真空ポンプを停止
し、次に、圧力を600トルにあげるように酸素ガスを導
入してから、この酸素ガスの雰囲気の下において基板を
100℃まで自然冷却させ、表面に薄膜が形成された基板
を取りだして4深針法で電気抵抗を測定した。
第2図から第4図に示すのは、上記実験製作に得たY−
Ba−Cu−O超伝導体薄膜の電気抵抗−温度特性カー
ブである。
Ba−Cu−O超伝導体薄膜の電気抵抗−温度特性カー
ブである。
第2図に示すように、カーブ(a)とカーブ(b)はそ
れぞれ実験1と実験2に得たY−Ba−Cu−O系超伝
導体薄膜電気抵抗−温度の特性カーブである。カーブ
(a)のTonsetは92Kで、Toは68Kであり、カーブ
(b)のTonsetは94Kで、Toは70Kであり、いずれ
も、約93°Kで抵抗が降下し始め、約69°Kで抵抗が0
になった。十分に超伝導体現象を示している。
れぞれ実験1と実験2に得たY−Ba−Cu−O系超伝
導体薄膜電気抵抗−温度の特性カーブである。カーブ
(a)のTonsetは92Kで、Toは68Kであり、カーブ
(b)のTonsetは94Kで、Toは70Kであり、いずれ
も、約93°Kで抵抗が降下し始め、約69°Kで抵抗が0
になった。十分に超伝導体現象を示している。
第3図に示すのは、実験1の手順に基づいて製作した3
つのY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜のそれぞれの電
気抵抗−温度特性カーブであり、三つのカーブ、特にTo
nsetもToも互いに近似して十分に再現性が良いことを
示している。
つのY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜のそれぞれの電
気抵抗−温度特性カーブであり、三つのカーブ、特にTo
nsetもToも互いに近似して十分に再現性が良いことを
示している。
第4図に示すのは、実験2の手順に基づいて製作された
2つのY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜のそれぞれの
電気抵抗−温度特性カーブであり、二つのカーブのTons
etもToも近似して十分に超伝導現象の再現性が良いこ
とを示している。
2つのY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜のそれぞれの
電気抵抗−温度特性カーブであり、二つのカーブのTons
etもToも近似して十分に超伝導現象の再現性が良いこ
とを示している。
即ち、本発明の製造方法は、アニール処理をしないで、
スパッタリングの一工程だけで直接に薄膜を形成する
が、超伝導現象のある、且つ、再現性が良いY−Ba−
Cu−O系超伝導体薄膜を製作することができる。
スパッタリングの一工程だけで直接に薄膜を形成する
が、超伝導現象のある、且つ、再現性が良いY−Ba−
Cu−O系超伝導体薄膜を製作することができる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の製造方法を実験製作するためのスパッ
タリング装置で、第2図はSiを基板とし、また、YBa2
Cu3O7-xとYBa2Cu1.5O7-xをそれぞれターゲット材とする
実験で製作したY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の電
気抵抗−温度特性カーブで、第3図はYBa2Cu3O7-xをタ
ーゲット材とする実験で製作したY−Ba−Cu−O系
超伝導体薄膜の再現性を示すためのカーブで、第4図YB
a2Cu1.5O7-xをターゲット材とする実験で製作したY−
Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の再現性を示すためのカ
ーブである。
タリング装置で、第2図はSiを基板とし、また、YBa2
Cu3O7-xとYBa2Cu1.5O7-xをそれぞれターゲット材とする
実験で製作したY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の電
気抵抗−温度特性カーブで、第3図はYBa2Cu3O7-xをタ
ーゲット材とする実験で製作したY−Ba−Cu−O系
超伝導体薄膜の再現性を示すためのカーブで、第4図YB
a2Cu1.5O7-xをターゲット材とする実験で製作したY−
Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の再現性を示すためのカ
ーブである。
1…反応室、2…電源、 4…陽極、6…基板、 7…ヒーター、10…陰極、 12…ターゲット材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 13/00 HCU Z 7244−5G H01L 39/24 ZAA B 8728−4M
Claims (4)
- 【請求項1】スパッタリングガスとして酸素容積百分率
が20〜80%であるアルゴンガスと酸素ガスとの混合ガス
を0.5〜2.5トルの圧力範囲に充満させた反応室におい
て、Y−Ba−Cu−O源と基板をそれぞれ陰極と陽極
に固定し、両極間でグロー放電を起こさせて陰極から基
板上にY−Ba−Cu−O物質を所定の膜厚に堆積さ
せ、次いで密閉室の圧力が300〜750トルの範囲になるよ
うに酸素ガスを充満させ、この酸素ガス雰囲気中で100
℃まで冷却することを特徴とするY−Ba−Cu−O系
超伝導体薄膜の製造方法。 - 【請求項2】上記Y−Ba−Cu−O物質薄膜の厚さを
0.5μm〜2μmに成長させ、また、成長速率を1オン
グストローム/秒〜3オングストローム/秒にさせるよ
うに、両極間の距離を2センチメートル〜6センチメー
トルにし、また、陰極の電流密度を30mA/cm2ないし
50mA/cm2に、電圧を200ボルト〜400ボルトに制御す
る特許請求の範囲第1項に記載のY−Ba−Cu−O系
超伝導体薄膜の製造方法。 - 【請求項3】上記Y−Ba−Cu−O源は、一般式がYB
axCuyO7-z(式中、xは2〜3、yは0.8〜3、zは不定
数値である)である化合物を使用する特許請求の範囲第
2項に記載のY−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造
方法。 - 【請求項4】上記基板は、Si、SiO2、Al2O3、MgO、SrTi
O3、ZrO2、Au、Ag、Pt、Niから選ばれた材料からなるも
のを使用する特許請求の範囲第3項に記載のY−Ba−
Cu−O超伝導体薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63130483A JPH068501B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63130483A JPH068501B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01319667A JPH01319667A (ja) | 1989-12-25 |
| JPH068501B2 true JPH068501B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=15035333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63130483A Expired - Lifetime JPH068501B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | Y−Ba−Cu−O系超伝導体薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068501B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP63130483A patent/JPH068501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01319667A (ja) | 1989-12-25 |
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