JPH068588U - 防音用床材 - Google Patents

防音用床材

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JPH068588U
JPH068588U JP1236993U JP1236993U JPH068588U JP H068588 U JPH068588 U JP H068588U JP 1236993 U JP1236993 U JP 1236993U JP 1236993 U JP1236993 U JP 1236993U JP H068588 U JPH068588 U JP H068588U
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JP
Japan
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buffer layer
layer
soundproofing
plate portion
support plate
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Pending
Application number
JP1236993U
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English (en)
Inventor
泰成 河崎
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Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緩衝層とこれに隣接する材料層との間の振動
エネルギーの伝達率を低減することにより、防音性や防
振性を向上させることができる防音用床材を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 振動を緩衝するための緩衝層3を含む複数の
材料層2、3、4、5を重ね合わせて形成した防音用床
材1において、緩衝層3をこの緩衝層に隣接する他の材
料層2、4に対して線状または点状に配置したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、振動を緩衝するための緩衝層を含む多層構造の防音用床材に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の防音用床材のうち、防音性能の比較的高いものは、一般に、図 8に示すような4層構造を有している。すなわち、この床材101は、合板等か ら成る表面材層102、振動を緩衝するための天然叉は合成ゴム等から成る中間 緩衝層103、合板等から成る基材層104、および振動を更に緩衝するための 、中間緩衝層103と同様のゴム等から成る下緩衝層105で構成され、これら の各層を順次重ね合わせて接着することにより形成されている。床材101は、 表面材層102を上にして、適当な床組に敷き詰められるようになっている。こ のような構成によって、床材101の表面材層102に加えられた振動は、中間 緩衝層103に伝達されて、ここである程度減衰され、次いで、この減衰された 振動は、基材層104を介してその下側の下緩衝層105に伝達されて、ここで 更に減衰されることによって、床材101による防音や防振が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来の床材101では、振動を緩衝するための緩衝層とこれに隣 接する材料層との間、すなわち中間緩衝層103と表面材層102、基材層10 4との間、および下緩衝層105と基材層104との間が互いに面で接触してお り、この接触面全体を介して振動エネルギーが伝達されるため、層間における振 動エネルギーの伝達率が大きい。このため、例えば、この床材101の表面材層 102に振動が与えられると、そのエネルギーの大部分がその下側の中間緩衝層 103に伝達されてしまう。その結果、この床材101の中間緩衝層103や下 緩衝層105を比較的緩衝能力の高い材料で形成したとしても、床材101全体 としては振動を十分に緩衝できず、したがって防音や防振を十分に行うことはで きない。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、緩衝層と これに隣接する材料層との間の振動エネルギーの伝達率を低減することにより、 防音性や防振性を向上させることができる防音用床材を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、振動を緩衝するための緩衝層を含む複数 の材料層を互いに重ね合わせて形成した防音用床材において、前記緩衝層を当該 緩衝層に隣接する他の材料層に対して線状または点状に配置したものである。
【0006】 この場合、緩衝層が、支持板部と、当該支持板部の表面および裏面の少なくと も一方に一体に突設された複数の線状突部または点状突部とによって構成されて いることが好ましい。また、この場合、点状突部が円柱状または角柱状に形成さ れていることが好ましい。
【0007】
【作用】
緩衝層が隣接する材料層に対して線状または点状に配置されていることにより 、線状または点状に配置された緩衝層の間に介在する空気により振動が減衰され るとともに、そのように配置された材料層と中間緩衝層との間における振動の伝 達経路が線状または点状になることによって、振動エネルギーの伝達率が低減さ れる。
【0008】 また、請求項2に記載の防音用床材では、緩衝層が、支持板部と、これと一体 の複数の線状突部または点状突部とで構成されるので、緩衝層全体を金型加工な どによって容易に製造できるとともに、他の材料層との接着などによる組立ても 容易になる。請求項3および4の防音用床材では、点状突部が円柱状または角柱 状に形成されるので、緩衝性を損なうことなく、緩衝層を容易に製造できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案の第1実施例による防音用床材1を示すものである。この床材 1は、前述した従来の床材と同様の4層構造を有し、すなわち木質合板、塩ビ板 やウレタン含浸紙などから成る最上層の表面材層2、発泡ウレタン、発泡SBR 、塩ビ発泡体、発泡ゴム、合成ゴムや天然ゴムなどの弾性体などの緩衝材から成 る中間緩衝層3、木質合板などから成る基材層4、および中間緩衝層3と同様の 緩衝材から成る最下層の下緩衝層5で構成され、これらの各層を順次重ね合わせ て接着することにより形成されている。表面材層2は主に装飾用のものであり、 中間緩衝層3は、比較的低周波数域の振動を吸収することにより吸音を行うもの である。また、基材層4は、床材1の剛性を保つとともに、面密度の高い材料で 形成することによって遮音を行い、下緩衝層5は、比較的高周波数域の振動を吸 収して、吸音を行うものである。本実施例では、下緩衝層5が面状に一体的に形 成されているのに対し、中間緩衝層3は、長手方向に互いに平行に延びる独立し た4つの帯状片6によって構成されている。この4つの帯状片6はそれぞれ、上 面が表面材層2の下面に、下面が基材層2の上面に接着されている。
【0011】 中間緩衝層3をこのように線状に配置することによって、複数の帯状片6は、 空気によって互いに完全に隔てられる。したがって、表面材層2に与えられた振 動は、帯状片6間に存在する空気によって大きく減衰され、振動の残りの部分が 、線状に配置された帯状片6から、すなわち線状の経路に沿って、中間緩衝層3 に伝達される。このため、表面材層2と中間緩衝層3とが面で接触していた従来 の場合と比較して、表面材層2と中間緩衝層3との間の振動エネルギーの伝達率 が小さくなり、その結果、中間緩衝層3、基材層4および下緩衝層5に順次伝達 される、緩衝すべき振動の負荷が低減されるので、床材1全体として防音性や防 振性を向上させることができる。
【0012】 図2は、本考案の第2実施例による防音用床材1を示す。この実施例では、中 間緩衝層3として、上述した第1実施例と同様の緩衝材から成る多数の点状片7 が格子状に配置されている。また、防音用床材1は、下緩衝層5が省略された3 層構造になっており、その省略された分だけ、基材層4が厚くなっている。中間 緩衝層3をこのように点状に配置することによって、表面材層2に与えられた振 動が、点状の経路に沿って、中間緩衝層3に伝達されるので、これを線状に配置 した第1実施例と比較して、中間緩衝層3に伝達される振動エネルギーがより小 さくなる。その結果、実施例のように下緩衝層5を省略しても、防音性や防振性 を十分に確保することができる。
【0013】 図3は、本考案の第3実施例による防音用床材1を示す。同図に示すように、 この防音用床材1の中間緩衝層3は、中間緩衝層3の全面にわたって延びる支持 板部8と、支持板部8の上面に一体に突設された多数の点状突部9とによって構 成されている。点状突部9は、各々が円柱状のもので、互いに千鳥状に配置され ている。また、点状突部9のうち、支持板部8の側縁部に位置するものは、半円 柱状に形成されており、その平面が支持板部8の側面と面一になっている。支持 板部8および点状突部9の厚さは、それぞれ 0.1〜3mmであり、中間緩衝層3全 体の厚さは、2.4 mm程度であるのが好ましい。他の構成は、第1実施例の防音用 床材1と同様であり、すなわち中間緩衝層3の上面側に表面材層2が、下面側に 基材層4および下緩衝層5を重ねて接着した4層構造である。こらら各層の厚さ は、表面材層2が約 2.4mm、基材層4が 3.6〜4.0 mm、下緩衝層5が約6mmであ るのが好ましい。
【0014】 このような構成によれば、表面材層2に与えられた振動が、中間緩衝層3の点 状突部9による点状の経路に沿って、中間緩衝層3の支持板部8に伝達されるの で、第1および第2実施例と同様に、防音性や防振性を十分に確保することがで きる。また、本実施例の防音用床材1の中間緩衝層3は、帯状片6や帯状片7が 互いに完全に分離している第1および第2実施例と異なり、支持板部8と点状突 部9とにより全体として一体に構成されているので、支持板部8によって中間緩 衝層3の剛性が確保されるとともに、中間緩衝層3全体を金型加工などによって 容易に製造でき、また他の材料層との接着も1工程で容易に行うことができる。 したがって、中間緩衝層3の製造コストおよび防音用床材1の組立て工数を大幅 に削減できるという利点がある。
【0015】 図4ないし図7は、中間緩衝層3の他の変形例を示すものであり、中間緩衝層 3以外の材料層は省略されている。これらの中間緩衝層3はいずれも、第3実施 例のそれと同様に、支持板部8と、点状突部または帯状突部とを一体に有するタ イプのものであり、したがって、防音性や防振性を十分に確保することができる とともに、中間緩衝層3の製造コストおよび防音用床材1の組立て工数を大幅に 削減できるという利点がある。
【0016】 図4に示す中間緩衝層3は、第3実施例と同様の円柱状の多数の点状突部9を 、支持板部8の上下両面に形成したものである。この場合、支持板部8の厚さは 0.1 〜3mm、各点状突部9の厚さは0.1 〜2mmであるのが好ましい。この中間緩 衝層3によれば、振動を伝達する点状の経路が支持板部8の上下に形成されるの で、防音用床材1の防音性や防振性をより向上させることができる。
【0017】 図5(a)〜(c)に示す中間緩衝層3はいずれも、点状突部10を角柱状に 構成したものであり、多数の点状突部10が、図5(a)では支持板部8の上面 のみに、図5(b)では支持板部8の上下両面の互いに同じ位置に、図5(c) では支持板部8の上下両面に互い違いに、それぞれ形成されている。特に、図5 (c)のように、点状突部10を支持板部8の上下両面に互い違いに形成するこ とによって、振動の伝達経路が長くなるので、それにより、防音性や防振性をよ り一層、高めることができる。
【0018】 図6(a)〜(c)に示す中間緩衝層3はいずれも、支持板部8に帯状突部1 1を形成したものであり、複数(4個)の帯状突部11が、図6(a)では支持 板部8の上面のみに、図6(b)では支持板部8の上下両面の互いに同じ位置に 、図6(c)では支持板部8の上下両面に互い違いに、それぞれ形成されている 。
【0019】 図7(a)〜(c)に示す中間緩衝層3は、支持板部8に、前述した円柱状の 点状突部9、角柱状の点状突部10および帯状突部11のうちの2つを組み合わ せて構成したものである。すなわち、図7(a)では、支持板部8の上面に円柱 状の点状突部9が、下面に角柱状の点状突部10が、それぞれ多数形成され、図 7(b)では、支持板部8の上面に4個の帯状突部11が、下面に多数の円柱状 の点状突部9が、それぞれ形成され、そして、図7(c)では、支持板部8の上 面に4個の帯状突部11が、下面に多数の角柱状の点状突部10が、それぞれ形 成されている。なお、円柱状の点状突部9と角柱状の点状突部10とを混在させ て中間緩衝層3を構成してもよい。その他、中間緩衝層3の点状突部9、10ま たは帯状突部11の形状、寸法および配置数などを、適宜、変更して設定するこ とが可能である。
【0020】 なお、本考案は、上述した実施例に限られることなく、種々の態様で実施する ことができる。例えば、床材が複数の中間緩衝層3を有するような場合には、複 数の中間緩衝層3の全部を線状または点状に配置してもよく、あるいは一部につ いてのみ同様の配置としてもよい。更に、中間緩衝層3を線状または点状に配置 するのに加えてまたはこれに代えて、最下層の下緩衝層5をその上側の基材層4 に対して線状または点状に配置することも勿論可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の防音用床材によれば、緩衝層とこれに隣接する 材料層との間の振動エネルギーの伝達率を低減することにより、防音性や防振性 を向上させることができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による防音用床材の一部を
切り欠いた斜視図である。
【図2】本考案の第2実施例による防音用床材の一部を
切り欠いた斜視図である。
【図3】本考案の第3実施例による防音用床材の一部を
切り欠いた斜視図である。
【図4】中間緩衝層の変形例を示す斜視図である。
【図5】中間緩衝層の他の変形例を示す斜視図である。
【図6】中間緩衝層のさらに別の変形例を示す斜視図で
ある。
【図7】中間緩衝層のさらに別の変形例を示す斜視図で
ある。
【図8】従来の防音用床材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 防音用床材 2 表面材層 3 中間緩衝層 4 基材層 6 帯状片 7 点状片 8 支持板部 9 点状突部 10 点状突部 11 帯状突部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動を緩衝するための緩衝層を含む複数
    の材料層を互いに重ね合わせて形成した防音用床材にお
    いて、 前記緩衝層を当該緩衝層に隣接する他の材料層に対して
    線状または点状に配置したことを特徴とする防音用床
    材。
  2. 【請求項2】 前記緩衝層が、支持板部と、当該支持板
    部の表面および裏面の少なくとも一方に一体に突設され
    た複数の線状突部または点状突部とによって構成されて
    いることを特徴とする、請求項1に記載の防音用床材。
  3. 【請求項3】 前記点状突部が、円柱状に形成されてい
    ることを特徴とする、請求項2に記載の防音用床材。
  4. 【請求項4】 前記点状突部が、角柱状に形成されてい
    ることを特徴とする、請求項2に記載の防音用床材。
JP1236993U 1992-05-12 1993-02-24 防音用床材 Pending JPH068588U (ja)

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JP1236993U JPH068588U (ja) 1992-05-12 1993-02-24 防音用床材

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JP4-38538 1992-01-28
JP3853892 1992-05-12
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JPH068588U true JPH068588U (ja) 1994-02-04

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Effective date: 19970805