JPH0685980U - 時分割制御油圧アクチュエータ - Google Patents

時分割制御油圧アクチュエータ

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JPH0685980U
JPH0685980U JP2772193U JP2772193U JPH0685980U JP H0685980 U JPH0685980 U JP H0685980U JP 2772193 U JP2772193 U JP 2772193U JP 2772193 U JP2772193 U JP 2772193U JP H0685980 U JPH0685980 U JP H0685980U
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valve
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pilot
pilot check
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常雄 川田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁体毎に比較器とサーボ弁を設置せずに各弁
体の開閉を独立して制御できる油圧アクチュエータを提
供することを目的とする。 【構成】 時分割切替制御装置31が、弁体1,2を時
分割で指示する入力信号34に応じて選んだ弁体の開度
と入力信号34の比較結果でサーボ弁21を制御し、後
退動作入力経路19と前進動作入力経路20への油圧供
給を切替え、パイロット切替弁30を制御し各経路1
9,20を開閉する。パイロット切替弁30が開放した
経路を介してシリンダに油圧供給し、選んだ開度と入力
信号34が等しくなるまで当該シリンダを出退操作す
る。入力信号34が他の弁体の指示に切替われば、同様
に入力信号34に応じてサーボ弁21とパイロット切替
弁30を制御し、選んだ開度と入力信号34が等しくな
るまで当該シリンダを出退操作し他の弁体を制御する。
そして、時分割で出退操作された第1,第2のシリンダ
9,16が第1,第2の弁体1,2を駆動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石油精製施設などにおいて、2系統の経路に設けられた弁体の開閉 を個々に制御する時分割制御油圧アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、石油精製施設などにおいて、2系統の経路に設けられた各弁体の開閉を 個々に制御するために使用される油圧アクチュエータは、図2に示すように構成 されている。
【0003】 第1の弁体1と第2の弁体2の開閉を制御して、2系統の経路の各被制御流体 3,4の流れを個々に制御する。そのため、第1の弁体1と第2の弁体2とは、 それぞれ開閉の制御量および開閉のタイミングを独立して駆動制御される。この 場合、第1の弁体1の駆動制御と第2の弁体2の駆動制御は動作的には同様であ る。したがって、ここでは動作的な説明としては、第1の弁体1の駆動制御につ いてのみ説明する。
【0004】 第1の弁体1の開度に対応した第1の開度検出器5の出力と、第1の端子6か ら入力された第1の弁体1の設定開度に対応した入力信号とを第1の比較器7で 比較して、この比較結果に基づいて駆動制御される第1のサーボ弁8が、第1の シリンダ9へ油圧を供給する第1の油圧経路10を切り替えることにより第1の シリンダ9の出退動作を操作する。第1のサーボ弁8により出退動作が切り替え られた第1のシリンダ9は、第1の開度検出器5の出力と第1の端子6から入力 された入力信号とが等しくなるまで、第1の弁体1を開閉駆動する。
【0005】 ここで、第1の弁体1の開度を図2の矢印Aに示す開放方向に増大する場合に ついて説明する。第1の端子6に入力された開度増大に対応する設定入力信号と 、第1の開度検出器5の出力とが第1の比較器7に入力され、第1の開度検出器 5の出力が第1の端子6の設定入力信号に比べて小さい場合に対応する信号が第 1の比較器7から出力される。この第1の比較器7の出力によって、第1のサー ボ弁8が矢印Bに示す方向に移動して弁8a側に切り替えられ、第1の油圧ポン プ11による油圧が、第1のシリンダ9のスライド板9aが矢印Cに示す前進方 向に移動するように、第1の油圧経路10を介して第1のシリンダ9に供給され る。油圧が供給された第1のシリンダ9で第1の弁体1が、矢印Aに示す開放方 向に駆動される。この第1のシリンダ9の前進方向の駆動は、第1の開度検出器 5の出力と第1の端子6の設定入力信号とが等しくなるまで継続され、等しくな った時点で停止される。
【0006】 つぎに、第1の弁体1の開度を図2の矢印Dに示す閉塞方向に縮小する場合に ついて説明する。第1の端子6に入力された開度縮小に対応する設定入力信号と 、第1の開度検出器5の出力とが第1の比較器7に入力され、第1の開度検出器 5の出力が第1の端子6の設定入力信号に比べて大きい場合に対応する信号が第 1の比較器7から出力される。この第1の比較器7の出力によって、第1のサー ボ弁8が矢印Eに示す方向に移動して弁8b側に切り替えられ、第1の油圧ポン プ11による油圧が、第1のシリンダ9のスライド板9aが矢印Fに示す後退方 向に移動するように、第1の油圧経路10を介して第1のシリンダ9に供給され る。油圧が供給された第1のシリンダ9で第1の弁体1が、矢印Dに示す閉塞方 向に駆動される。この第1のシリンダ9の後退方向の駆動は、開度増大の場合と 同様に、第1の開度検出器5の出力と第1の端子6の設定入力信号とが等しくな るまで継続され、等しくなった時点で停止される。
【0007】 第2の弁体2に対しても、動作的には、第1の弁体1と同様に、第2の端子1 2から入力された第2の弁体2の設定開度に対応した入力信号に基づいて、第2 の開度検出器13と第2の比較器14と第2のサーボ弁15と第2のシリンダ1 6と第2の油圧ポンプ17と第2の油圧経路18などによる駆動制御によって開 閉駆動する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の構成では、2系統の経路の各被制御流体3,4の流れ をそれぞれ制御する第1の弁体1と第2の弁体2の2つの弁体を、それぞれ開閉 の制御量および開閉のタイミングを独立して駆動制御するためには、第1の弁体 1と第2の弁体2の各弁体に対して、比較器とサーボ弁と油圧装置をそれぞれ個 別に設ける必要がある。
【0009】 本考案は、第1の弁体1と第2の弁体2の各弁体に対して、比較器とサーボ弁 と油圧装置をそれぞれ個別に設けなくても一組設けるだけで、第1の弁体1と第 2の弁体2の各弁体を、それぞれ開閉の制御量および開閉のタイミングを独立し て駆動制御できる2系統開閉弁制御用の油圧アクチュエータを提供することを目 的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の時分割制御油圧アクチュエータは、被制御流体の流量を制御する第1 の弁体を駆動する第1のシリンダと、前記第1の弁体の開度を検出する第1の開 度検出器と、被制御流体の流量を制御する第2の弁体を駆動する第2のシリンダ と、前記第2の弁体の開度を検出する第2の開度検出器と、前記第1のシリンダ と第2のシリンダに油圧を供給して第1のシリンダと第2のシリンダを後退動作 させる後退動作入力経路と、前記第1のシリンダと第2のシリンダに油圧を供給 して第1のシリンダと第2のシリンダを前進動作させる前進動作入力経路と、前 記後退動作入力経路と前進動作入力経路との途中に介装され第1のシリンダと第 2のシリンダの出退動作を切り替えるサーボ弁と、前記後退動作入力経路の途中 に介装され第1のシリンダへの後退動作入力経路を開閉する第1のパイロットチ ャッキ弁と、前記前進動作入力経路の途中に介装され第1のシリンダへの前進動 作入力経路を開閉する第2のパイロットチャッキ弁と、前記後退動作入力経路の 途中に介装され第2のシリンダへの後退動作入力経路を開閉する第3のパイロッ トチャッキ弁と、前記前進動作入力経路の途中に介装され第2のシリンダへの前 進動作入力経路を開閉する第4のパイロットチャッキ弁と、前記第1のパイロッ トチャッキ弁と第2のパイロットチャッキ弁へ同時に油圧を供給して第1のパイ ロットチャッキ弁と第2のパイロットチャッキ弁を開閉動作させる第1のパイロ ット回路と、前記第3のパイロットチャッキ弁と第4のパイロットチャッキ弁へ 同時に油圧を供給して第3のパイロットチャッキ弁と第4のパイロットチャッキ 弁を開閉動作させる第2のパイロット回路と、前記第1のパイロット回路と第2 のパイロット回路との途中に介装され第1のパイロットチャッキ弁と第2のパイ ロットチャッキ弁と第3のパイロットチャッキ弁と第4のパイロットチャッキ弁 の開閉動作を切り替えるパイロット切替弁と、入力信号に基づいて前記第1の開 度検出器の出力と第2の開度検出器の出力とを時分割で切り替えて出力するとと もにパイロット切替弁を駆動制御する時分割切替制御装置と、時分割切替制御装 置の出力と入力信号との比較に基づいて前記サーボ弁を駆動制御する比較器とを 設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
この構成によると、時分割切替制御装置には、入力信号として第1の弁体の駆 動制御を指示する情報と第2の弁体の駆動制御を指示する情報とが時分割で切り 替えられて入力される。
【0012】 時分割切替制御装置は、第1の弁体と第2の弁体の各開度の内から入力信号に 対応した開度を選択し、開度と入力信号との比較結果に基づいてサーボ弁を駆動 制御し、後退動作入力経路と前進動作入力経路への油圧の供給を切り替える。
【0013】 さらに、時分割切替制御装置は、入力信号に対応してパイロット切替弁を駆動 制御し、後退動作入力経路と前進動作入力経路の開閉を制御する。 パイロット切替弁は、後退動作入力経路と前進動作入力経路の第1のシリンダ への経路と第2のシリンダへの経路の内から入力信号に対応した経路を開放し、 他方の経路は閉塞して、入力信号に対応したシリンダに油圧を供給し、選択され た開度と入力信号とが等しくなるまで当該シリンダの出退動作を操作する。
【0014】 時分割切替制御装置に対する入力信号が、他の弁体の駆動制御を指示する情報 に切り替った場合には、入力信号に対応してサーボ弁およびパイロット切替弁を 駆動制御し、他方の弁体を上述と同様に、選択された開度と入力信号とが等しく なるまで当該シリンダの出退動作を操作して駆動制御する。
【0015】 したがって、第1のシリンダと第2のシリンダの出退動作を時分割で操作し、 第1のシリンダと第2のシリンダによりそれぞれ駆動された第1の弁体と第2の 弁体がそれぞれ被制御流体の流量を個々に制御する。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。 なお、従来例を示す図2と同様の作用をなすものには、同一の符号を付けて説 明する。
【0017】 本実施例の時分割制御油圧アクチュエータは図1に示すように構成されている 。被制御流体3の流れの途中に設けられこの流量を制御する第1の弁体1には、 この第1の弁体1を駆動してこの開度を制御する第1のシリンダ9が接続されて いる。第1のシリンダ9には第1の開度検出器5が接続され、この第1の開度検 出器5は第1の弁体1の開度を第1のシリンダ9の出退量として検出する。被制 御流体4の流れの途中に設けられこの流量を制御する第2の弁体2には、この第 2の弁体2を駆動してこの開度を制御する第2のシリンダ16が接続されている 。第2のシリンダ16には第2の開度検出器13が接続され、この第2の開度検 出器13は第2の弁体2の開度を第2のシリンダ16の出退量として検出する。 さらに、第1のシリンダ9と第2のシリンダ16には、これらへの油圧の供給に よりそれぞれを後退動作させる後退動作入力経路19と、これらへの油圧の供給 によりそれぞれを前進動作させる前進動作入力経路20とが接続されている。後 退動作入力経路19と前進動作入力経路20との途中にはサーボ弁21が介装さ れ、このサーボ弁21は、油槽22から後退動作入力経路19と前進動作入力経 路20への油圧ポンプ23による油圧の供給を切り替えることにより、第1のシ リンダ9と第2のシリンダ16の出退動作を操作する。第1のシリンダ9に接続 された後退動作入力経路19の途中には第1のパイロットチャッキ弁24が介装 され、第1のパイロットチャッキ弁24は、この後退動作入力経路19を開閉し て、第1のシリンダ9から後退動作入力経路19への油圧の流れ出しを阻止する ように逆止動作する。第1のシリンダ9に接続された前進動作入力経路20の途 中には第2のパイロットチャッキ弁25が介装され、第2のパイロットチャッキ 弁25は、この前進動作入力経路20を開閉して、第1のシリンダ9から前進動 作入力経路20への油圧の流れ出しを阻止するように逆止動作する。第2のシリ ンダ16に接続された後退動作入力経路19の途中には第3のパイロットチャッ キ弁26が介装され、第3のパイロットチャッキ弁26は、この後退動作入力経 路19を開閉して、第2のシリンダ16から後退動作入力経路19への油圧の流 れ出しを阻止するように逆止動作する。第2のシリンダ16に接続された前進動 作入力経路20の途中には第4のパイロットチャッキ弁27が介装され、第4の パイロットチャッキ弁27は、この前進動作入力経路20を開閉して、第2のシ リンダ16から前進動作入力経路20への油圧の流れ出しを阻止するように逆止 動作する。第1のパイロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁25 には第1のパイロット回路28が接続され、この第1のパイロット回路28は、 第1のパイロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁25へ同時に油 圧を供給して、第1のパイロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁 25の逆止動作を同時に解除する。第3のパイロットチャッキ弁26と第4のパ イロットチャッキ弁27には第2のパイロット回路29が接続され、この第2の パイロット回路29は、第3のパイロットチャッキ弁26と第4のパイロットチ ャッキ弁27へ同時に油圧を供給して、第3のパイロットチャッキ弁26と第4 のパイロットチャッキ弁27の逆止動作を同時に解除する。第1のパイロット回 路28と第2のパイロット回路29との途中にはパイロット切替弁30が介装さ れ、このパイロット切替弁30は、第1のパイロット回路28と第2のパイロッ ト回路29への油圧の供給を切り替えることにより、第1のパイロットチャッキ 弁24と第2のパイロットチャッキ弁25と第3のパイロットチャッキ弁26と 第4のパイロットチャッキ弁27の逆止動作を操作する。パイロット切替弁30 には時分割切替制御装置31が接続され、この時分割切替制御装置31は入力信 号に基づいて、パイロット切替弁30の駆動を時分割で制御するとともに第1の 開度検出器5の出力と第2の開度検出器13の出力とを時分割で切り替えて比較 器32へ出力する。比較器32は時分割切替制御装置31の出力と入力信号とを 比較して、この比較結果に基づいてサーボ弁21の駆動を時分割で制御する。
【0018】 このように構成された時分割制御油圧アクチュエータにおいて、第1の弁体1 および第2の弁体2の駆動制御を実施する際には、端子33には,第1の弁体1 の駆動制御を実施する区間を表す区間データや開度を設定する設定データなどで 構成された第1の弁体1の駆動信号と、第2の弁体2の駆動制御を実施する区間 を表す区間データや開度を設定する設定データなどで構成された第2の弁体2の 駆動信号とが所定の時間間隔の時分割で切り替えられている入力信号が入力され ている。
【0019】 はじめに、端子33に入力されている入力信号34が、第1の弁体1の区間デ ータが含まれた第1の弁体1の駆動信号であり、第1の弁体1を駆動制御する場 合について説明する。この場合、時分割切替制御装置31は、入力信号34に含 まれた区間データに基づいて、第1の弁体1の駆動制御を実施する区間であると 判定して、パイロット切替弁30を、第1のパイロット回路28に油圧が供給さ れるように、矢印Gに示すように移動させて弁30a側に切り替えるとともに、 入力信号34に含まれた設定データに基づく第1の弁体1の開度設定信号と第1 の開度検出器5で検出した第1の弁体1の開度信号を比較器32へ出力する。
【0020】 第1のパイロット回路28への油圧供給により、後退動作入力経路19と前進 動作入力経路20における矢印Hの方向の油圧に対して、第1のパイロットチャ ッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁25の逆止動作が解除され、第1のパ イロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁25で油圧を双方向に流 すことができる。一方、第2のパイロット回路29には油圧が供給されず、後退 動作入力経路19と前進動作入力経路20における矢印Jの方向の油圧に対して 、第3のパイロットチャッキ弁26と第4のパイロットチャッキ弁27の逆止動 作が働いて、第3のパイロットチャッキ弁26と第4のパイロットチャッキ弁2 7で矢印Jの方向には油圧が流せない状態になる。
【0021】 この状態において、第1の弁体1の開度を図1の矢印Aに示す開放方向に増大 する場合について説明する。時分割切替制御装置31から比較器32に入力され た第1の弁体1の開度信号としての第1の開度検出器5の出力が、同様に比較器 32に入力された第1の弁体1の開度設定信号に比べて小さい場合に対応する信 号が比較器32から出力される。この比較器32の出力によって、サーボ弁21 が矢印Bに示す方向に移動して弁21a側に切り替えられ、油圧ポンプ23によ る油圧が、第1のシリンダ9のスライド板9aが矢印Cに示す前進方向に移動す るように、第2のパイロットチャッキ弁25を介して前進動作入力経路20を通 じて第1のシリンダ9に供給され、逆止動作が解除された第1のパイロットチャ ッキ弁24を介して後退動作入力経路19を通じて矢印Hに示すように油槽22 に回送される。このように前進動作する第1のシリンダ9で、第1の弁体1が矢 印Aに示す開放方向に駆動される。この第1のシリンダ9の前進方向の駆動は、 第1の開度検出器5の出力と第1の弁体1の開度設定信号とが等しくなるまで継 続され、等しくなった時点で停止される。
【0022】 この間には、第3のパイロットチャッキ弁26と第4のパイロットチャッキ弁 27とは逆止動作状態となっており、油圧は第4のパイロットチャッキ弁27を 介して前進動作入力経路20を通じて第2のシリンダ16に供給されるが、後退 動作入力経路19を通じた矢印Jに示す方向の油圧は、第3のパイロットチャッ キ弁26の逆止動作により流れず、第2のシリンダ16のスライド板16aは移 動せず第2の弁体2は駆動されない。
【0023】 第1の弁体1の開度を図1の矢印Dに示す閉塞方向に縮小する場合について説 明する。時分割切替制御装置31から比較器32に入力された第1の弁体1の開 度信号としての第1の開度検出器5の出力が、同様に比較器32に入力された第 1の弁体1の開度設定信号に比べて大きい場合に対応する信号が比較器32から 出力される。この比較器32の出力によって、サーボ弁21が矢印Eに示す方向 に移動して弁21b側に切り替えられ、油圧ポンプ23による油圧が、第1のシ リンダ9のスライド板9aが矢印Fに示す後退方向に移動するように、第1のパ イロットチャッキ弁24を介して後退動作入力経路19を通じて第1のシリンダ 9に供給され、逆止動作が解除された第2のパイロットチャッキ弁25を介して 前進動作入力経路20を通じて矢印Hに示すように油槽22に回送される。この ように後退動作する第1のシリンダ9で、第1の弁体1が矢印Dに示す閉塞方向 に駆動される。この第1のシリンダ9の後退方向の駆動は、第1の開度検出器5 の出力と第1の弁体1の開度設定信号とが等しくなるまで継続され、等しくなっ た時点で停止される。
【0024】 この間にも、第3のパイロットチャッキ弁26と第4のパイロットチャッキ弁 27とは逆止動作状態となっており、油圧は第3のパイロットチャッキ弁26を 介して後退動作入力経路19を通じて第2のシリンダ16に供給されるが、前進 動作入力経路20を通じた矢印Jに示す方向の油圧は、第4のパイロットチャッ キ弁27の逆止動作により流れず、第2のシリンダ16のスライド板16aは移 動せず第2の弁体2は駆動されない。
【0025】 つぎに、端子33に入力されている入力信号34が、第2の弁体2の区間デー タが含まれた第2の弁体2の駆動信号であり、第2の弁体2を駆動制御する場合 について説明する。この場合、時分割切替制御装置31は、入力信号34に含ま れた区間データに基づいて、第2の弁体2の駆動制御を実施する区間であると判 定して、パイロット切替弁30を、第2のパイロット回路29に油圧が供給され るように、矢印Kに示すように移動させて弁30b側に切り替えるとともに、入 力信号34に含まれた設定データに基づく第2の弁体2の開度設定信号と第2の 開度検出器13で検出した第2の弁体2の開度信号を比較器32へ出力する。
【0026】 第2のパイロット回路29への油圧供給により、後退動作入力経路19と前進 動作入力経路20における矢印Jの方向の油圧に対して、第3のパイロットチャ ッキ弁26と第4のパイロットチャッキ弁27の逆止動作が解除され、第3のパ イロットチャッキ弁26と第4のパイロットチャッキ弁27で油圧を双方向に流 すことができる。一方、第1のパイロット回路28には油圧が供給されず、後退 動作入力経路19と前進動作入力経路20における矢印Hの方向の油圧に対して 、第1のパイロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁25の逆止動 作が働いて、第1のパイロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁2 5で矢印Hの方向には油圧が流せない状態になる。
【0027】 この状態において、第2の弁体2の開度を図1の矢印Aに示す開放方向に増大 する場合について説明する。時分割切替制御装置31から比較器32に入力され た第2の弁体2の開度信号としての第2の開度検出器13の出力が、同様に比較 器32に入力された第2の弁体2の開度設定信号に比べて小さい場合に対応する 信号が比較器32から出力される。この比較器32の出力によって、サーボ弁2 1が矢印Bに示す方向に移動して弁21a側に切り替えられ、油圧ポンプ23に よる油圧が、第2のシリンダ16のスライド板16aが矢印Cに示す前進方向に 移動するように、第4のパイロットチャッキ弁27を介して前進動作入力経路2 0を通じて第2のシリンダ16に供給され、逆止動作が解除された第3のパイロ ットチャッキ弁26を介して後退動作入力経路19を通じて矢印Jに示すように 油槽22に回送される。このように前進動作する第2のシリンダ16で、第2の 弁体2が矢印Aに示す開放方向に駆動される。この第2のシリンダ16の前進方 向の駆動は、第2の開度検出器13の出力と第2の弁体2の開度設定信号とが等 しくなるまで継続され、等しくなった時点で停止される。
【0028】 この間には、第1のパイロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁 25とは逆止動作状態となっており、油圧は第2のパイロットチャッキ弁25を 介して前進動作入力経路20を通じて第1のシリンダ9に供給されるが、後退動 作入力経路19を通じた矢印Hに示す方向の油圧は、第1のパイロットチャッキ 弁24の逆止動作により流れず、第1のシリンダ9のスライド板9aは移動せず 第1の弁体1は駆動されない。
【0029】 第2の弁体2の開度を図1の矢印Dに示す閉塞方向に縮小する場合について説 明する。時分割切替制御装置31から比較器32に入力された第2の弁体2の開 度信号としての第2の開度検出器13の出力が、同様に比較器32に入力された 第2の弁体2の開度設定信号に比べて大きい場合に対応する信号が比較器32か ら出力される。この比較器32の出力によって、サーボ弁21が矢印Eに示す方 向に移動して弁21b側に切り替えられ、油圧ポンプ23による油圧が、第2の シリンダ16のスライド板16aが矢印Fに示す後退方向に移動するように、第 3のパイロットチャッキ弁26を介して後退動作入力経路19を通じて第2のシ リンダ16に供給され、逆止動作が解除された第4のパイロットチャッキ弁27 を介して前進動作入力経路20を通じて矢印Jに示すように油槽22に回送され る。このように後退動作する第2のシリンダ16で、第2の弁体2が矢印Dに示 す閉塞方向に駆動される。この第2のシリンダ16の後退方向の駆動は、第2の 開度検出器13の出力と第2の弁体2の開度設定信号とが等しくなるまで継続さ れ、等しくなった時点で停止される。
【0030】 この間にも、第1のパイロットチャッキ弁24と第2のパイロットチャッキ弁 25とは逆止動作状態となっており、油圧は第1のパイロットチャッキ弁24を 介して後退動作入力経路19を通じて第1のシリンダ9に供給されるが、前進動 作入力経路20を通じた矢印Hに示す方向の油圧は、第2のパイロットチャッキ 弁25の逆止動作により流れず、第1のシリンダ9のスライド板9aは移動せず 第1の弁体1は駆動されない。
【0031】 以上のように、時分割切替制御装置31が入力信号34に基づいて、第1の弁 体1の駆動制御と第2の弁体2の駆動制御とを、所定の時間間隔の時分割で切り 替えて実施している。
【0032】 この構成により、第1の弁体1と第2の弁体2の各弁体に対して、比較器とサ ーボ弁と油圧装置をそれぞれ個別に設けなくても一組設けるだけで、従来と同様 に、第1の弁体1と第2の弁体2の各弁体を、それぞれ開閉の制御量および開閉 のタイミングを独立して駆動制御できる。
【0033】
【考案の効果】
以上の構成によれば、入力信号に基づいて、第1の弁体と第2の弁体の各開度 から時分割で交互に選択された開度と入力信号との比較結果に基づいて駆動制御 されるサーボ弁が、後退動作入力経路と前進動作入力経路への油圧の供給を切り 替えるとともに、時分割で駆動制御されるパイロット切替弁が、後退動作入力経 路と前進動作入力経路の開閉を制御して、第1の弁体と第2の弁体の各開度から 時分割で交互に選択された開度と入力信号とが等しくなるまで、第1のシリンダ と第2のシリンダの出退動作を時分割で操作するので、第1の弁体と第2の弁体 の各弁体に対して、比較器とサーボ弁をそれぞれ個別に設けなくても一組設ける だけで、従来と同様に、第1の弁体と第2の弁体の各弁体を、それぞれ開閉の制 御量および開閉のタイミングを独立して駆動制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の時分割制御油圧アクチュエ
ータの構成図
【図2】従来の2系統の弁体を制御するための油圧アク
チュエータの構成図
【符号の説明】
5 第1の開度検出器 9 第1のシリンダ 13 第2の開度検出器 16 第2のシリンダ 19 後退動作入力経路 20 前進動作入力経路 21 サーボ弁 24 第1のパイロットチャッキ弁 25 第2のパイロットチャッキ弁 26 第3のパイロットチャッキ弁 27 第4のパイロットチャッキ弁 28 第1のパイロット回路 29 第2のパイロット回路 30 パイロット切替弁 31 時分割切替制御装置 32 比較器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御流体の流量を制御する第1の弁体
    を駆動する第1のシリンダと、前記第1の弁体の開度を
    検出する第1の開度検出器と、被制御流体の流量を制御
    する第2の弁体を駆動する第2のシリンダと、前記第2
    の弁体の開度を検出する第2の開度検出器と、前記第1
    のシリンダと第2のシリンダに油圧を供給して第1のシ
    リンダと第2のシリンダを後退動作させる後退動作入力
    経路と、前記第1のシリンダと第2のシリンダに油圧を
    供給して第1のシリンダと第2のシリンダを前進動作さ
    せる前進動作入力経路と、前記後退動作入力経路と前進
    動作入力経路との途中に介装され第1のシリンダと第2
    のシリンダの出退動作を切り替えるサーボ弁と、前記後
    退動作入力経路の途中に介装され第1のシリンダへの後
    退動作入力経路を開閉する第1のパイロットチャッキ弁
    と、前記前進動作入力経路の途中に介装され第1のシリ
    ンダへの前進動作入力経路を開閉する第2のパイロット
    チャッキ弁と、前記後退動作入力経路の途中に介装され
    第2のシリンダへの後退動作入力経路を開閉する第3の
    パイロットチャッキ弁と、前記前進動作入力経路の途中
    に介装され第2のシリンダへの前進動作入力経路を開閉
    する第4のパイロットチャッキ弁と、前記第1のパイロ
    ットチャッキ弁と第2のパイロットチャッキ弁へ同時に
    油圧を供給して第1のパイロットチャッキ弁と第2のパ
    イロットチャッキ弁を開閉動作させる第1のパイロット
    回路と、前記第3のパイロットチャッキ弁と第4のパイ
    ロットチャッキ弁へ同時に油圧を供給して第3のパイロ
    ットチャッキ弁と第4のパイロットチャッキ弁を開閉動
    作させる第2のパイロット回路と、前記第1のパイロッ
    ト回路と第2のパイロット回路との途中に介装され第1
    のパイロットチャッキ弁と第2のパイロットチャッキ弁
    と第3のパイロットチャッキ弁と第4のパイロットチャ
    ッキ弁の開閉動作を切り替えるパイロット切替弁と、入
    力信号に基づいて前記第1の開度検出器の出力と第2の
    開度検出器の出力とを時分割で切り替えて出力するとと
    もにパイロット切替弁を駆動制御する時分割切替制御装
    置と、時分割切替制御装置の出力と入力信号との比較に
    基づいて前記サーボ弁を駆動制御する比較器とを設けた
    時分割制御油圧アクチュエータ。
JP2772193U 1993-05-27 1993-05-27 時分割制御油圧アクチュエータ Pending JPH0685980U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014114536A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Fujii Corporation Kk 除雪機
JP2014152564A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Fujii Corporation Kk 除雪機

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