JPH0686315U - 昇圧トランス - Google Patents

昇圧トランス

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JPH0686315U
JPH0686315U JP3056393U JP3056393U JPH0686315U JP H0686315 U JPH0686315 U JP H0686315U JP 3056393 U JP3056393 U JP 3056393U JP 3056393 U JP3056393 U JP 3056393U JP H0686315 U JPH0686315 U JP H0686315U
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JP
Japan
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bobbin
cores
winding
transformer
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP3056393U
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English (en)
Inventor
昭 新明
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】絶縁耐圧を向上するとともに、一対のコア60、
70の接着部分の剥がれを防止する。 【構成】上下方向に突き合わせて固定された一対のコア
60、70と、上端に鍔13が設けられた円筒形の巻軸12を有
し一方のコア70に設けた中央脚73を巻軸12に挿入して両
コア60、70間に挟んだ状態に取付けられた絶縁性のボビ
ン10と、巻軸12に巻回された一次巻線30と、一次巻線30
に電磁結合した二次巻線50と、ボビン10に取付けられた
端子21、22、23とを具えた昇圧トランスにおいて、端子
を除くトランス全体に絶縁樹脂溶液を含浸させるととも
に、少なくともボビン10の鍔13と一方のコアとの間に上
下方向の隙間80を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液晶の背面を照明する冷陰極管等を点灯するためのインバータに用 いるのに好適な小型で薄形の昇圧トランスの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
出願人は先に特願平4−280604号により、銅損が少なく低背形の昇圧ト ランスを提案した。図4はその昇圧トランスの断面を示すものである。ボビン10 の巻軸12には一次巻線30が巻回され、一次巻線30の外側には二次巻線50が巻回さ れている。これらの一次巻線30及び二次巻線50は、一対の磁性体コア60、70の間 に取り付けられ、コア70の中央脚73の周りに巻回された形となっている。高圧側 の二次巻線50は、一次巻線30や図示しない端子等の間でコロナ放電を起こさない ように、リング状の絶縁カバー40の中に収納されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
二次巻線50は高電位になるので、二次巻線50と他の導体間に空隙があるとコロ ナ放電を生じる。そこで、従来はカバー40に設けた孔から絶縁性接着剤を注入し て二次巻線50全体を絶縁したり、ボビン10の下面に引き出した二次巻線50のリー ド線にも接着剤を塗布して絶縁耐圧を高めるようにしていた。ところが、この方 法では塗布に手数がかかるうえ、塗布ムラを起こすおそれがあった。 また、一対のコア60、70を接着剤で互いに固定しているが、カバー40やボビン 10の絶縁材の熱膨張率がコア60、70の熱膨張率よりもはるかに大きいため、リフ ロー半田時に、絶縁材が膨張してコア60、70を上下方向に開くように押し、この 部分の接着剤に剥がれや亀裂を生じることがあった。カバー40等の絶縁材は左右 方向にも膨張するが、絶縁材の左右方向を挟む二つの外脚72は、コア70に一体成 形されているので強度が大きく、割れたりすることはない。
【0004】
【考案の目的】 本考案は、接着剤の塗布ムラをなくして絶縁耐圧を高めるとともに、一対のコ アの剥がれを防ぐことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の昇圧トランスは、上下方向に突き合わせて固定された磁性体からなる 一対のコアと、上端に鍔が設けられた円筒形の巻軸を有し一方のコアに設けた中 央脚を巻軸に挿入して一対のコア間に挾んだ状態に取り付けられた絶縁性のボビ ンと、巻軸に巻回された一次巻線と、両コア間に取付けられて一次巻線に電磁結 合した二次巻線と、ボビンに取付けられた外部接続用の端子とを具えた昇圧トラ ンスにおいて、端子を除く昇圧トランス全体に絶縁樹脂を含浸させるとともに、 少なくともボビンの鍔と一方のコアとの間に上下方向の隙間を形成した構成を特 徴とする。
【0006】
【実施例】
図1〜図3は本考案による昇圧トランスの一実施例を示すもので、図1は正面 図、図2は平面図、図3は分解斜視図である。 プラスチック製のボビン10は、対向する二側面に複数の端子21、22、23を植設 したベース部11と、このベース部11の中央から上方に突出した円筒形の巻軸12を 備えており、巻軸12の上端には鍔13を設けてある。ボビン10の一側面に設けた端 子22、23は、外側巻線50のリード線接続用と外部接続用とに分けてある。すなわ ち、端子22と短い端子23は、1本ずつが対になってベース部11の内部で一体的に 繋がった構成となっている。 ベース部11の端子21を植設した側の側面には巻軸12まで達する深いスリット14 が設けてあり、端子22、23を植設した側の側面には、これよりも浅いスリット15 が設けてある。
【0007】 ボビン10の巻軸12には低圧側の一次巻線30を巻回し、この一次巻線30の外側に は、二次巻線50を収納した環状の絶縁体からなるカバー40が配置してある。二次 巻線50は、カバー40の凹部41内に収納された状態で、ボビン10のベース部11上に 取付けられている。カバー40とコア60の間、及びボビン10の鍔13とコア60の間に は隙間80を設けてある。隙間80は、カバー40やボビン10が高温になって膨張し、 上下方向の寸法が増したとき、その増加分を受け入れられる大きさになされてい る。二次巻線50は特願平4−280604号と同様に、線材を内側から外側に向 かって多層に整列巻きした状態で巻き固めてある。カバー40は二次巻線50を収納 する凹部41を下面に有し、上面に二つの貫通孔42を有している。図示は省略して あるが、一次巻線30のリード線31は一方のスリット14からボビン10の下面に引き 出し、ボビン10の一方の側面に植設された端子21に接続してある。また、二次巻 線50のリード線51はスリット15を通してボビン10の下面に引き出し、ボビン10の 他方の側面に植設された端子23に接続してある。
【0008】 一対の磁性体コア60、70は、ボビン10を上下方向から挾んで互いに突き合わさ れて閉磁路を形成している。図3から明らかなように、上側のコア60は平板形、 下側のコア70は断面E形をしている。下側のコア70は、平板部71とその両端に一 体に形成された外脚72、及び平板部71の中央に一体に形成された円柱形の中央脚 73を有しており、中央脚73は巻軸12の中空部に挿入されている。コア60とコア70 は、互いに接着してあり、さらにコア70とボビン10も接着固定してある。 図示は省略してあるが、コア60と中央脚73との間、あるいはコア60と中央脚73 及び外脚72の間にプラスチックフィルム80を挿入したり隙間を設けたりすること により、磁気飽和が起きにくい構造とされる。
【0009】 図1及び図2のように組み立てた後、昇圧トランスは、エポキシ系接着剤など の絶縁樹脂溶液中に全体を浸漬して含浸処理してある。含浸の際にカバー40の貫 通孔42やボビン10とカバー40の間などから内側に浸入した絶縁樹脂によって、二 次巻線50やそのリード線51は隙間なく覆われている。ただし、含浸時に隙間80に 詰まった絶縁樹脂溶液は、昇圧トランスを絶縁樹脂溶液から取り出した直後、エ アーの吹きつけ等の手段によって除去してある。また、端子21、22、23に付着し た絶縁樹脂の皮膜は、高温の半田槽に浸けるなどして取り除いてある。 このような構造のトランスを試作して測定したところ、絶縁耐圧が従来品に比 べて60%以上向上することが確認された。 なお、端子21、22、23に付着した絶縁樹脂皮膜の除去を容易にするために、含 浸前の端子21、22、23をあらかじめフラックスやワックス等で被覆しておいても よい。あるいは、含浸時に端子部分を治具で覆うことにより、端子21、22、23に 絶縁樹脂が付着するのを防止することもできる。 また、一次巻線30の周りを囲む位置に二次巻線50を取付けたトランスの実施例 で説明したが、本考案は、このように一次巻線30と二次巻線50を横に並べて配置 したトランスに限らず、一次巻線30と二次巻線50を縦方向に並べて配置した、カ バー40のないトランスにも適用することができる。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、絶縁樹脂が二次巻線とそのリード線の周りの空隙、及びカバ ーとボビンの間の隙間にムラなく充填される反面、ボビン等の絶縁体と一方のコ アとの間に上下方向の隙間が形成されるので、コロナ放電が起きにくくなり絶縁 耐圧が著しく向上するばかりでなく、リフロー半田工程等において高温になって もコア同士が剥がれることのない低背形の昇圧トランスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す正面図
【図2】 同、平面図
【図3】 同、分解斜視図
【図4】 従来例を示す分解斜視図
【符号の説明】
10 ボビン 12 巻軸 13 鍔 30 一次巻線 40 カバー 50 二次巻線 60・70 コア 80 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に突き合わせて固定された磁性
    体からなる一対のコアと、上端に鍔が設けられた円筒形
    の巻軸を有し一方のコアに設けた中央脚を該巻軸に挿入
    して一対のコア間に挾んだ状態に取り付けられた絶縁性
    のボビンと、該巻軸に巻回された一次巻線と、該一対の
    コア間に取付けられて一次巻線に電磁結合した二次巻線
    と、ボビンに取付けられた外部接続用の端子とを具えた
    昇圧トランスにおいて、端子を除く昇圧トランス全体に
    絶縁樹脂を含浸させるとともに、少なくともボビンの鍔
    と一方のコアとの間に上下方向の隙間を形成したことを
    特徴とする昇圧トランス。
JP3056393U 1993-05-14 1993-05-14 昇圧トランス Pending JPH0686315U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3056393U JPH0686315U (ja) 1993-05-14 1993-05-14 昇圧トランス

Applications Claiming Priority (1)

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JP3056393U JPH0686315U (ja) 1993-05-14 1993-05-14 昇圧トランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686315U true JPH0686315U (ja) 1994-12-13

Family

ID=12307292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3056393U Pending JPH0686315U (ja) 1993-05-14 1993-05-14 昇圧トランス

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JP (1) JPH0686315U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718730A (en) * 1980-07-08 1982-01-30 Daikin Ind Ltd Preparation of filler-containing polytetrafluoroethylene molding powder
JPS62116830A (ja) * 1985-11-15 1987-05-28 Hanshin Electric Co Ltd 樹脂モ−ルド点火コイルの組立法
JPH03175605A (ja) * 1989-12-04 1991-07-30 Fujitsu Denso Ltd トランスの二次巻線部およびその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62116830A (ja) * 1985-11-15 1987-05-28 Hanshin Electric Co Ltd 樹脂モ−ルド点火コイルの組立法
JPH03175605A (ja) * 1989-12-04 1991-07-30 Fujitsu Denso Ltd トランスの二次巻線部およびその製造方法

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