JPH0686460A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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Publication number
JPH0686460A
JPH0686460A JP4229719A JP22971992A JPH0686460A JP H0686460 A JPH0686460 A JP H0686460A JP 4229719 A JP4229719 A JP 4229719A JP 22971992 A JP22971992 A JP 22971992A JP H0686460 A JPH0686460 A JP H0686460A
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JP
Japan
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power supply
transistor
circuit
resistor
base
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Pending
Application number
JP4229719A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kawai
聡 河合
Yasuaki Takahara
保明 高原
Shuichi Sekiguchi
周一 関口
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Hitachi Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Image Information Systems Inc, Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Image Information Systems Inc
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Publication of JPH0686460A publication Critical patent/JPH0686460A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電源ラインと接地ラインのショート時に、過電
流を防止し電源回路の破壊を防ぎ、回路ブロック単位で
電源をオン、オフし消費電力の低減に効果のある電源回
路を提供する。 【構成】図1にて、1は装置、2は元電源、3は制御ブ
ロック。4は電源ライン6Aをオンオフする第1のスイ
ッチ回路。6は電源ライン6Aより供給される電源で駆
動する回路ブロック。34は制御ブロック3の出力で、
回路ブロック6のオンオフ制御を目的とする制御信号。
5は第1のスイッチ回路4をオンオフする第2のスイッ
チ回路で、トランジスタ51、抵抗52、抵抗53で構
成されるスイッチと、電源ライン6Aから帰還をかけ、
抵抗52に接続する帰還抵抗54と、制御信号34と抵
抗52の間に挿入されるダイオード57とコンデンサ5
6の並列回路からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置内の1個または複
数個の回路ブロックの電源をオンオフする1個もしくは
複数個のスイッチ回路を有する電源回路において、上記
回路ブロックの電源が接地ラインにショートした際に、
過電流による上記スイッチ、及び上記回路ブロックの破
壊、発熱、発火を防止する機能を備え、且つ消費電力の
低減を実現する電源回路、及びそれを有する携帯装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】装置内の1個または複数個の回路ブロッ
クの電源をオンオフする1個もしくは複数個のスイッチ
回路を備えた電源回路を有する装置では、使用状態にし
たがって、上記スイッチをオンオフして、該スイッチに
つながる回路ブロックを動作状態(以降、オン状態とい
う)と停止状態(以降、オフ状態という)の間を遷移さ
せて電力の低減を図るものがある。
【0003】図8にその構成例を示す。図8において、
1は電源回路を有する装置、2は装置の元電源、3は装
置の状態を制御する制御ブロックである。4は電源ライ
ン6Aをオンオフする第1のスイッチ回路で、トランジ
スタ41、抵抗42、抵抗44で構成される。5は第1
のスイッチ回路4をオンオフする第2のスイッチ回路
で、トランジスタ51、抵抗52、抵抗53で構成され
る。第1のスイッチ回路4と第2のスイッチ回路5で電
源回路を構成する。6は、電源ライン6Aによって供給
される電源で駆動する回路ブロックである。34は制御
ブロック3から出力され、回路ブロック6のオンオフ制
御を目的とするオンオフ制御信号であり、この例では、
信号レベルが’H’のとき回路ブロック6をオン状態
へ、’L’のとき回路ブロック6をオフ状態へ遷移させ
る目的のオンオフ制御信号である。
【0004】ここで、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。制御ブロック3は、オンオフ制御信
号34を’H’レベルにする。これにより、第2のスイ
ッチ回路5を構成するトランジスタ51のベースに’
H’レベルの電圧が印加され、第2のスイッチ回路5は
オンとなる。これにより、第1のスイッチ回路4を構成
するトランジスタ41のベース電流i1が流れ、第1の
スイッチ回路4はオンとなる。これにより、電源ライン
6Aには電圧が現れ、回路ブロック6はオン状態に遷移
する。
【0005】次に、制御ブロック3が動作している状態
で、回路ブロック6をオン状態からオフ状態に遷移させ
るときを考える。制御ブロック3は、オンオフ制御信号
34を’L’レベルにする。これにより、第2のスイッ
チ回路5を構成するトランジスタ51のベースに’L’
レベルの電圧が印加され、第2のスイッチ回路5はオフ
となる。これにより、第1のスイッチ回路4もオフとな
り、電源ライン6Aには電圧が現れず、回路ブロック6
はオフ状態に遷移する。
【0006】このように使用状態にしたがって、上記ス
イッチをオンオフして、該スイッチにつながる回路ブロ
ックをオン状態とオフ状態の間で遷移させて電力の低減
を図る電源回路を有する装置に関するものは、特開昭6
1−244224号公報等に開示されている。
【0007】また、上記のように使用状態にしたがって
電源回路につながる回路ブロックをオン状態とオフ状態
の間で遷移させて電力の低減を図るものではないが、電
源ラインが接地ラインにショートしたときに、ショート
地点での過電流を防止する機能を備えた電源回路は、特
開平4−4728号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近の携帯装置は、携
帯電話等に代表されるように小形化競争が熾烈を極めて
いる。装置自体の小形化により、使用部品も小形化さ
れ、また使用ICのピン間隔も狭くなってきている。使
用部品のハンダ付け不良や、微細なゴミ等によって、電
源ラインが接地ラインにショートする発生確立が高くな
ってきている。また、電源ラインの接地ラインへのショ
ートが工場出荷時には発生していなかったとしても、携
帯装置の落下や、その使用状態によって、電源ラインの
接地ラインへのショートが発生する可能性がある。
【0009】電源ラインが接地ラインに完全にショート
したときや、また、電源ラインが接地ラインに抵抗を介
してショートしたときに、過電流により電源回路、及び
回路ブロックの破壊、発熱、発火が起こりうる危険性が
ある。
【0010】また電池駆動の携帯装置では、回路ブロッ
クの使用状態によって、その回路ブロックにつながる電
源回路をオン、オフと切り替えて使用する。つまり、回
路ブロックの使用時にはその回路ブロックにつながる電
源回路をオン状態に、未使用時には電源回路をオフ状態
に切り替えて電力の低減を図る必要がある。さらに、電
池の小形化を実現するために、電源回路の入力と出力と
の電位差が小さいことが望ましい。
【0011】しかしながら、特開昭61−244224
号公報に記載の従来技術は、電源ラインが接地ラインに
完全にショートしたときや、また、電源ラインが接地ラ
インに抵抗を介してショートしたときに、過電流による
電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発火を防止
するという点で考慮されていなかった。
【0012】また、特開平4−4728号公報に記載の
従来技術は、回路ブロックの使用状態に従って、その回
路ブロックにつながる電源回路をオン状態とオフ状態を
切り替えて使用するという点で考慮されていなかった。
【0013】本発明の目的は、電源ラインが接地ライン
に完全にショートしたときや、また、電源ラインが接地
ラインに抵抗を介してショートしたときに、過電流によ
る電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発火を防
止する機能を実現することにある。また、回路ブロック
の使用状態によって、その回路ブロックにつながる電源
回路をオン、オフと切り替えて使用することにより消費
電力の低減が重要な課題である携帯装置に好適な電源回
路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】従来技術として前述した
図8にある回路構成図では、第2のスイッチ回路5を、
制御ブロック3から出力される回路ブロック6のオンオ
フ制御を目的とするオンオフ制御信号34でのみ制御し
ていたが、本発明では、上記目的を達成する手段とし
て、第1のスイッチ回路でオンオフ制御する電源ライン
の状態を帰還させて、この帰還信号と上記制御信号34
とで制御するようしたものである。
【0015】具体的には、上記制御信号34がオン制御
を意味する電圧になったとき、第2のスイッチ回路5を
オンにして、一定時間を経過する前に上記帰還信号に上
記回路ブロックの電源電圧が印加されなかった(その回
路ブロックの電源ラインが接地ラインにショートしてい
る)ときに、上記制御信号34の信号レベルによらず、
第2のスイッチ回路5をオフに制御するようしたもので
ある。
【0016】
【作用】装置内の回路ブロックの電源をオンオフするス
イッチ回路を有する電源回路において、上記スイッチ回
路を、上記回路ブロックの電源を供給する電源ラインに
挿入され、該電源ラインをオンオフする第1のスイッチ
回路と、上記第1のスイッチ回路をオンオフする第2の
スイッチ回路からなるよう構成し、上記第2のスイッチ
回路は、上記電源ラインの状態を帰還する帰還信号と、
装置内制御部からの上記回路ブロックのオンオフ制御を
目的とする制御信号を入力信号とするよう構成した電源
回路において、上記制御信号がオン制御を意味する電圧
になると、上記第2のスイッチ回路はオンとなり、これ
により、上記第1のスイッチ回路をオンとなるようバイ
アスし、上記電源ラインに電源を供給するよう動作し、
上記制御信号がオン制御を意味する電圧になってから一
定時間内に、上記帰還信号に上記電源ラインの電源電圧
が現れない(その回路ブロックの電源ラインが接地ライ
ンにショートしている)ときに、上記第2のスイッチ回
路はオフとなり、これにより、上記第1のスイッチ回路
をオフとなるようバイアスし、上記電源ラインに電源を
供給しないよう動作する。これによって、電源ラインが
接地ラインに完全にショートしたときや、また、電源ラ
インが接地ラインに抵抗を介してショートしたときに、
電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発火を防止
する機能を備えた電源回路、及びそれを有する携帯装置
を提供することができる。さらに回路ブロックの使用状
態によって、その回路ブロックにつながる電源回路をオ
ン、オフと切り替えて使用することにより消費電力の低
減が可能な携帯装置を提供することが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0018】<第1実施例>図1において、1は電源回
路を有する装置、2は装置の元電源、3は装置の状態を
制御する制御ブロックである。4は電源ライン6Aをオ
ンオフする第1のスイッチ回路で、トランジスタ41、
バイアス抵抗42、ベース抵抗44で構成される。6は
電源ライン6Aによって供給される電源で駆動する回路
ブロックである。34は制御ブロック3から出力され、
回路ブロック6のオンオフ制御を目的とするオンオフ制
御信号であり、この例では、信号レベルが’H’のとき
回路ブロック6をオン状態へ、’L’のとき回路ブロッ
ク6をオフ状態へ遷移させる目的のオンオフ制御信号で
ある。5は第1のスイッチ回路4をオンオフする第2の
スイッチ回路で、トランジスタ51、ベース抵抗52、
バイアス抵抗53で構成されるトランジスタスイッチ
と、電源ライン6Aから帰還をかけ、ベース抵抗52に
接続される帰還抵抗54と、オンオフ制御信号34とベ
ース抵抗52の間に挿入されるダイオード57とコンデ
ンサ56の並列回路からなる。但し、ダイオード57は
アノードがベース抵抗52側で、カソードがオンオフ制
御信号34側である必要がある。そして、第1のスイッ
チ回路4と第2のスイッチ回路5で電源回路を構成す
る。
【0019】まず、通常の動作について説明する。通常
動作では、使用する回路ブロックをオン状態へ、使用を
終了した回路ブロックをオフ状態へと切り替えられる。
【0020】ここで、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。制御ブロック3は、オンオフ制御信
号34を’H’レベルにする。これにより、コンデンサ
56に充電電流i2が流れる。この充電電流i2により
トランジスタ51がオンする。トランジスタ51がオン
することにより、トランジスタ41のベース電流i1が
流れ、第1のスイッチ回路4はオンとなる。これによ
り、電源ライン6Aには電源電圧が現れ、回路ブロック
6はオン状態に遷移する。コンデンサ56がフル充電さ
れ充電電流i2が流れなくなった後は、電源電圧が現れ
た電源ライン6Aが帰還抵抗54を介して第2のスイッ
チ回路5のベース抵抗52に接続されているため、帰還
電流i3によって、トランジスタ51がオンを維持す
る。トランジスタ51がオンのままであることにより、
トランジスタ41のベース電流i1が流れつづけ、第1
のスイッチ回路4はオンを維持する。
【0021】つまり、オンオフ制御信号34が’H’レ
ベルになったことをトリガ信号として、コンデンサ56
が充電されるまでの一定時間は充電電流i2により、コ
ンデンサがフル充電された後は帰還電流i3によって、
第2のスイッチ回路5、つづいて第1のスイッチ回路4
はオンとなり、これによって、回路ブロック6をオフ状
態からオン状態に正常に遷移させることが可能となる。
【0022】ここで、コンデンサ56の容量は、少なく
とも、オンオフ制御信号34が’H’レベルになったと
きから電源ライン6Aに電源電圧が現れるまでの間にフ
ル充電されないような、換言すれば、電源ライン6Aに
電源電圧が現れてからフル充電が終了するような時定数
を持つように、その容量を選択すれば良い。
【0023】次に、制御ブロック3が動作している状態
で、回路ブロック6をオン状態からオフ状態に遷移させ
るときを考える。回路ブロック6がオン状態であること
から、コンデンサ56はフル充電されているはずであ
る。制御ブロック3は、オンオフ制御信号34を’L’
レベルにする。これにより、これまでトランジスタ51
をオンさせていた帰還電流i3と、フル充電されていた
コンデンサ56に蓄えられていた電荷は、ダイオード5
7によって制御ブロック34へ流れだす。これによっ
て、トランジスタ51はオフとなり、その結果、トラン
ジスタ41のベース電流i1が流れず、第1のスイッチ
回路4はオフとなり、電源ライン6Aには電源電圧が現
れず、回路ブロック6はオフ状態に遷移する。
【0024】以上説明してきたように、本回路を用いて
の通常動作は正常に行われる。
【0025】次に、電源ライン6Aが接地ラインにショ
ートしたときを考える。
【0026】ここで、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。制御ブロック3は、オンオフ制御信
号34を’H’レベルにする。これにより、コンデンサ
56に充電電流i2が流れる。この充電電流i2により
トランジスタ51がオンする。トランジスタ51がオン
することにより、トランジスタ41のベース電流i1が
流れ、第1のスイッチ回路4はオンとなる。しかしなが
ら、電源ライン6Aが接地ラインにショートしているの
で、ショートしている点に過電流が流れる。ここで、ト
ランジスタ51をオンさせるためのベース電流は、前述
したように、コンデンサ56が充電されるまでの一定時
間に流れる充電電流i2と、コンデンサ56がフル充電
された後は帰還電流i3であった。今、電源ライン6A
が接地ラインにショートしているので、帰還電流i3は
流れない。したがって、過電流が流れる時間は、トラン
ジスタ51がオンしている時間、つまり、コンデンサ5
6がフル充電されるまでの一定時間である。この一定時
間を経過した後は、帰還電流i3が流れないため、トラ
ンジスタ51はオフとなり、その結果、トランジスタ4
1のベース電流i1が流れず、第1のスイッチ回路4は
オフとなり、電源ライン6Aには電圧が現れず、回路ブ
ロック6はオフ状態に遷移する。
【0027】つまり、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているときは、コンデンサ56がフル充電され
るまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、オン
オフ制御信号34の状態によらず、自動的に電源ライン
6Aはオフ状態に遷移し、過電流による電源回路、及び
回路ブロックの破壊、発熱、発火を防止する。
【0028】このことから、コンデンサ56の容量は、
電源ライン6Aが接地ラインにショートしているとき流
れる過電流が電源回路、及び回路ブロックの破壊、発
熱、発火しないような時定数を持つようにその容量を選
択すれば良い。
【0029】通常動作を説明したときと、電源ラインが
接地ラインにショートしているときの動作を説明したと
きに、コンデンサ56の容量についてそれぞれ説明した
が、ここでコンデンサ56の容量についてまとめると、
オンオフ制御信号34が’H’レベルになったときから
電源ライン6Aに電源電圧が現れる時間より長く、且
つ、電源ラインの接地ラインへのショートによる過電流
が電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発火する
時間よりも短くなるような時定数を持つようにその容量
を選択すれば良い。
【0030】以上説明したように、図1のように電源回
路を構成すれば、電源ラインの接地ラインへのショート
時に電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発火を
防止し、さらに回路ブロックの使用状態により電源回路
をオンオフ制御して消費電力の低減を図る電源回路を少
ない部品点数で提供できる効果がある。また、電源ライ
ンに挿入されるのは第1のスイッチ回路4のみであるた
め、電源回路の入力と出力の電位差はトランジスタ41
のエミッタ−コレクタ間の電圧降下のみとなり非常に小
さく押えられ携帯装置には好適である。
【0031】次に、本発明の他の一実施例を図2により
説明する。
【0032】<第2実施例>第2実施例の第1実施例と
の違いは、第1のスイッチ回路がダーリントン接続のト
ランジスタスイッチとなっており、複数の回路ブロック
の複数の電源ラインをオンオフする点である。
【0033】図2において、1は電源回路を有する装
置、2は装置の元電源、3は装置の状態を制御する制御
ブロックである。4は電源ライン6Aと電源ライン7B
をオンオフする第1のスイッチ回路で、電源ライン6A
をスイッチするトランジスタ41、電源ライン7Bをス
イッチするトランジスタ43、バイアス抵抗42、ベー
ス抵抗44で構成される。6は電源ライン6Aによって
供給される電源で駆動する回路ブロックである。7は電
源ライン7Bによって供給される電源で駆動する回路ブ
ロックである。34は制御ブロック3から出力され、回
路ブロック6、及び回路ブロック7のオンオフ制御を目
的とするオンオフ制御信号であり、この例では、信号レ
ベルが’H’のとき回路ブロック6、及び回路ブロック
7をオン状態へ、’L’のとき回路ブロック6、及び回
路ブロック7をオフ状態へ遷移させる目的のオンオフ制
御信号である。5は第1のスイッチ回路4をオンオフす
る第2のスイッチ回路で、トランジスタ51、ベース抵
抗52、バイアス抵抗53で構成されるトランジスタス
イッチと、電源ライン6Aから帰還をかけ、ベース抵抗
52に接続される帰還抵抗54と、電源ライン7Bとベ
ース抵抗52の間に挿入されるダイオード55と、オン
オフ制御信号34とベース抵抗52の間に挿入されるダ
イオード57とコンデンサ56の並列回路からなる。但
し、ダイオード55はアノードがベース抵抗52側で、
カソードが電源ライン7B側で、ダイオード57はアノ
ードがベース抵抗52側で、カソードがオンオフ制御信
号34側である必要がある。そして、第1のスイッチ回
路4と第2のスイッチ回路5で電源回路を構成する。
【0034】まず、通常の動作について説明する。
【0035】ここで、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオフ状態
からオン状態に遷移させるときを考える。制御ブロック
3は、オンオフ制御信号34を’H’レベルにする。こ
れにより、コンデンサ56に充電電流i2が流れる。こ
の充電電流i2によりトランジスタ51がオンする。ト
ランジスタ51がオンすることにより、トランジスタ4
3のベース電流i1が流れ、つづいてトランジスタ41
のベース電流が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとな
る。これにより、電源ライン6A、及び電源ライン7B
には電源電圧が現れ、回路ブロック6、及び回路ブロッ
ク7はオン状態に遷移する。コンデンサ56がフル充電
され充電電流i2が流れなくなった後は、電源電圧が現
れた電源ライン6Aが帰還抵抗54を介して第2のスイ
ッチ回路5のベース抵抗52に接続されているため、帰
還電流i3によって、トランジスタ51がオンを維持す
る。トランジスタ51がオンのままであることにより、
トランジスタ43のベース電流i1、及びトランジスタ
41のベース電流が流れつづけ、第1のスイッチ回路4
はオンを維持する。
【0036】つまり、オンオフ制御信号34が’H’レ
ベルになったことをトリガ信号として、コンデンサ56
が充電されるまでの一定時間は充電電流i2により、コ
ンデンサがフル充電された後は帰還電流i3によって、
第2のスイッチ回路5、つづいて第1のスイッチ回路4
はオンとなり、これによって、回路ブロック6、及び回
路ブロック7をオフ状態からオン状態に正常に遷移させ
ることが可能となる。
【0037】次に、制御ブロック3が動作している状態
で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオン状態か
らオフ状態に遷移させるときを考える。回路ブロック
6、及び回路ブロック7がオン状態であることから、コ
ンデンサ56はフル充電されているはずである。制御ブ
ロック3は、オンオフ制御信号34を’L’レベルにす
る。これにより、これまでトランジスタ51をオンさせ
ていた帰還電流i3と、フル充電されていたコンデンサ
56に蓄えられていた電荷は、ダイオード57によって
制御ブロック34へ流れだす。これによって、トランジ
スタ51はオフとなり、その結果、トランジスタ43の
ベース電流i1が流れず、同様にトランジスタ41のベ
ース電流が流れず、第1のスイッチ回路4はオフとな
り、電源ライン6A、及び電源ライン7Bには電源電圧
が現れず、回路ブロック6、及び回路ブロック7はオフ
状態に遷移する。
【0038】以上説明してきたように、本回路を用いて
の通常動作は正常に行われる。
【0039】次に、電源ライン6Aのみが接地ラインに
ショートしたときを考える。
【0040】ここで、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオフ状態
からオン状態に遷移させるときを考える。制御ブロック
3は、オンオフ制御信号34を’H’レベルにする。こ
れにより、コンデンサ56に充電電流i2が流れる。こ
の充電電流i2によりトランジスタ51がオンする。ト
ランジスタ51がオンすることにより、トランジスタ4
3のベース電流i1が流れ、つづいてトランジスタ41
のベース電流が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとな
る。しかしながら、電源ライン6Aが接地ラインにショ
ートしているので、ショートしている点に過電流が流れ
る。ここで、トランジスタ51をオンさせるためのベー
ス電流は、前述したように、コンデンサ56が充電され
るまでの一定時間に流れる充電電流i2と、コンデンサ
56がフル充電された後は帰還電流i3であった。今、
電源ライン6Aが接地ラインにショートしているので、
帰還電流i3は流れない。したがって、過電流が流れる
時間は、トランジスタ51がオンしている時間、つま
り、コンデンサ56がフル充電されるまでの一定時間で
ある。この一定時間を経過した後は、帰還電流i3が流
れないため、トランジスタ51はオフとなり、その結
果、トランジスタ43のベース電流i1が流れず、同様
にトランジスタ41のベース電流が流れず、第1のスイ
ッチ回路4はオフとなり、電源ライン6A、及び電源ラ
イン7Bには電圧が現れず、回路ブロック6、及び回路
ブロック7はオフ状態に遷移する。
【0041】つまり、電源ライン6Aのみが接地ライン
にショートしているときは、コンデンサ56がフル充電
されるまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、
オンオフ制御信号34の状態によらず、自動的に電源ラ
イン6A、及び電源ライン7Bはオフ状態に遷移し、電
源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発火を防止す
る。
【0042】次に、電源ライン7Bのみが接地ラインに
ショートしたときを考える。
【0043】ここで、電源ライン7Bが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオフ状態
からオン状態に遷移させるときを考える。制御ブロック
3は、オンオフ制御信号34を’H’レベルにする。こ
れにより、コンデンサ56に充電電流i2が流れる。こ
の充電電流i2によりトランジスタ51がオンする。ト
ランジスタ51がオンすることにより、トランジスタ4
3のベース電流i1が流れ、つづいてトランジスタ41
のベース電流が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとな
る。しかしながら、電源ライン7Bが接地ラインにショ
ートしているので、ショートしている点に過電流が流れ
る。ここで、トランジスタ51をオンさせるためのベー
ス電流は、前述したように、コンデンサ56が充電され
るまでの一定時間に流れる充電電流i2と、コンデンサ
56がフル充電された後は帰還電流i3であった。今、
電源ライン7Bが接地ラインにショートしているので、
帰還電流i3は、ダイオード55を通って電源ライン7
Bへ流れるため、トランジスタ51をオンさせるための
ベース電流は流れない。したがって、過電流が流れる時
間は、トランジスタ51がオンしている時間、つまり、
コンデンサ56がフル充電されるまでの一定時間であ
る。この一定時間を経過した後は、帰還電流i3はダイ
オード55を通って電源ライン7Bへ流れるため、トラ
ンジスタ51はオフとなり、その結果、トランジスタ4
3のベース電流i1が流れず、同様にトランジスタ41
のベース電流が流れず、第1のスイッチ回路4はオフと
なり、電源ライン6A、及び電源ライン7Bには電圧が
現れず、回路ブロック6、及び回路ブロック7はオフ状
態に遷移する。
【0044】つまり、電源ライン7Bのみが接地ライン
にショートしているときは、コンデンサ56がフル充電
されるまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、
オンオフ制御信号34の状態によらず、自動的に電源ラ
イン6A、及び電源ライン7Bはオフ状態に遷移し、電
源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発火を防止す
る。
【0045】次に電源ライン6A、電源ライン7Bが共
に接地ラインにショートしたときであるが、電源ライン
6Aのみが接地ラインにショートしたときと同様に動作
する。
【0046】尚、コンデンサ56の容量の選択は第1の
実施例と同様にして、その容量を選択すれば良い。また
図2では、電源ライン6Aとベース抵抗52の間に帰還
抵抗54を、電源ライン7Bとベース抵抗52の間にダ
イオード55を挿入しているが、電源ライン6Aとベー
ス抵抗52の間にダイオード55を、電源ライン7Bと
ベース抵抗52の間に帰還抵抗54を挿入する構成でも
よい。
【0047】以上説明したように、図2のように電源回
路を構成すれば、第1のスイッチ回路がダーリントン接
続であり、どの電源ラインが接地ラインにショートして
も、第1の実施例と同様に過電流を防止できる。また、
回路ブロックごとに電源回路をオンオフ制御でき、消費
電流を低減する効果が得られる。さらに本実施例では、
第1の実施例で第1のスイッチ回路4をオンさせるため
に流していたベース電流(捨て電流)を、第1のスイッ
チ回路をダーリントン接続にすることにより、他の回路
ブロックに供給することができ、電源回路自体の消費電
流の低減を図る効果がある。
【0048】次に、本発明の他の一実施例を図3により
説明する。
【0049】<第3実施例>第3実施例は第1実施例の
ダイオード57をトランジスタで置き換えたものであ
る。図3の構成において、図1と同一のものには同一番
号を符する。図1のダイオード57に置き変わるトラン
ジスタ59は、電源ライン6Aからの帰還抵抗54がベ
ースに接続され、コレクタ−エミッタ間には抵抗58と
コンデンサ56の並列回路が接続される構成となる。
【0050】まず、通常の動作について説明する。
【0051】ここで、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。このときの回路動作は第1の実施例
とほぼ同様で、相違点はコンデンサ56がフル充電され
充電電流i2が流れなくなった後、電源電圧が現れた電
源ライン6Aから帰還抵抗54を介して流れる帰還電流
i3によってトランジスタ59がオンして、オンオフ制
御信号34からトランジスタ51のベースへ電流が流
れ、トランジスタ51がオンを維持する点である。ま
た、制御ブロック3が動作している状態で、回路ブロッ
ク6をオン状態からオフ状態に遷移させるときの相違点
は、オンオフ制御信号34を’L’レベルにしたとき、
これまでトランジスタ51をオンさせるために、帰還電
流i3をして、流していたトランジスタ59のエミッタ
電流と、フル充電されていたコンデンサ56に蓄えられ
ていた電荷は、抵抗58によって制御ブロック34へ流
れだし、トランジスタ51をオフとする点である。第1
の実施例とは上記点で相違があるものの、本回路を用い
ての通常動作は正常に行われる。
【0052】ここで、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。この時の第1実施例との相違点のみ
を以下に説明する。トランジスタ51をオンさせるため
のベース電流は、コンデンサ56が充電されるまでの一
定時間に流れる充電電流i2と、コンデンサ56がフル
充電された後は帰還電流i3をして、流していたトラン
ジスタ59のエミッタ電流であり、電源ライン6Aが接
地ラインにショートしているため、帰還電流i3は流れ
ず、その結果、帰還電流i3をして、流していたトラン
ジスタ59のエミッタ電流も流れない。したがって、過
電流が流れる時間は、トランジスタ51がオンしている
時間、つまり、コンデンサ56がフル充電されるまでの
一定時間である。この一定時間を経過した後は、帰還電
流i3が流れないため、トランジスタ59、及びトラン
ジスタ51はオフとなり、その結果、トランジスタ41
のベース電流i1が流れず、第1のスイッチ回路4はオ
フとなり、電源ライン6Aには電圧が現れず、回路ブロ
ック6はオフ状態に遷移する。
【0053】以上説明したように、図3のように電源回
路を構成すれば、第1の実施例と同様に過電流を防止で
き、回路ブロックごとに電源回路をオンオフ制御できる
効果が得られる。
【0054】次に、本発明の他の一実施例を図4により
説明する。
【0055】<第4実施例>第4実施例は第2実施例の
ダイオード57をトランジスタで置き換えたものであ
る。図4の構成において、図2と同一のものには同一番
号を符する。図2のダイオード57に置き変わるトラン
ジスタ59は、電源ライン6Aからの帰還抵抗54と電
源ライン7Aからのダイオード55がベースに接続さ
れ、コレクタ−エミッタ間には抵抗58とコンデンサ5
6の並列回路が接続される構成となる。
【0056】まず、通常の動作について説明する。
【0057】ここで、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。このときの回路動作は第2の実施例
とほぼ同様で、相違点はコンデンサ56がフル充電され
充電電流i2が流れなくなった後、電源電圧が現れた電
源ライン6Aから帰還抵抗54を介して流れる帰還電流
i3によってトランジスタ59がオンして、オンオフ制
御信号34からトランジスタ51のベースへ電流が流
れ、トランジスタ51がオンを維持する点である。ま
た、制御ブロック3が動作している状態で、回路ブロッ
ク6をオン状態からオフ状態に遷移させるときの相違点
は、オンオフ制御信号34を’L’レベルにしたとき、
これまでトランジスタ51をオンさせるために、帰還電
流i3をして、流していたトランジスタ59のエミッタ
電流と、フル充電されていたコンデンサ56に蓄えられ
ていた電荷は、抵抗58によって制御ブロック34へ流
れだし、トランジスタ51をオフとする点である。第2
の実施例とは上記点で相違があるものの、本回路を用い
ての通常動作は正常に行われる。
【0058】ここで、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオフ状態
からオン状態に遷移させるときを考える。この時の第2
実施例との相違点のみを以下に説明する。トランジスタ
51をオンさせるためのベース電流は、コンデンサ56
が充電されるまでの一定時間に流れる充電電流i2と、
コンデンサ56がフル充電された後は帰還電流i3をし
て、流していたトランジスタ59のエミッタ電流であ
り、電源ライン6Aが接地ラインにショートしているの
で、帰還電流i3は流れず、その結果、帰還電流i3を
して、流していたトランジスタ59のエミッタ電流も流
れない。したがって、過電流が流れる時間は、トランジ
スタ51がオンしている時間、つまり、コンデンサ56
がフル充電されるまでの一定時間である。この一定時間
を経過した後は、帰還電流i3が流れないため、トラン
ジスタ59、及びトランジスタ51はオフとなり、その
結果、トランジスタ43のベース電流i1、及びトラン
ジスタ41のベース電流が流れず、第1のスイッチ回路
4はオフとなり、電源ライン6A、及び電源ライン7B
には電圧が現れず、回路ブロック6、及び回路ブロック
7はオフ状態に遷移する。
【0059】次に、電源ライン7Bのみが接地ラインに
ショートしたときを考える。電源ライン7Bが接地ライ
ンにショートしているときの動作は第2実施例と同一で
ある。
【0060】次に、電源ライン6A、電源ライン7Bが
共に接地ラインにショートしたときであるが、電源ライ
ン6Aのみが接地ラインにショートしたときと同様であ
る。
【0061】図4では、電源ライン6Aとベース抵抗5
2の間に帰還抵抗54を、電源ライン7Bとベース抵抗
52の間にダイオード55を挿入しているが、電源ライ
ン6Aとベース抵抗52の間にダイオード55を、電源
ライン7Bとベース抵抗52の間に帰還抵抗54を挿入
する構成でもよい。
【0062】以上説明したように、図4のように電源回
路を構成すれば、第2の実施例と同様に過電流を防止で
き、回路ブロックごとに電源回路をオンオフ制御できる
効果が得られる。また、第1のスイッチ回路をダーリン
トン接続にすることにより、第1のスイッチ回路をオン
させるベース電流を少なくでき電源回路の消費電力を低
減する効果がある。
【0063】次に、本発明の他の一実施例を図5により
説明する。
【0064】<第5実施例>図5において、1は電源回
路を有する装置、2は装置の元電源、3は装置の状態を
制御する制御ブロックである。4は電源ライン6Aをオ
ンオフする第1のスイッチ回路で、トランジスタ41、
バイアス抵抗42、ベース抵抗44で構成される。6は
電源ライン6Aによって供給される電源で駆動する回路
ブロックである。34は制御ブロック3から出力され、
回路ブロック6のオンオフ制御を目的とするオンオフ制
御信号であり、この例では、信号レベルが’H’のとき
回路ブロック6をオン状態へ、’L’のとき回路ブロッ
ク6をオフ状態へ遷移させる目的のオンオフ制御信号で
ある。5は第1のスイッチ回路4をオンオフする第2の
スイッチ回路で、トランジスタ51、ベース抵抗52、
バイアス抵抗53で構成され、ベース抵抗52に接続さ
れるオンオフ制御信号34により、オンオフ動作を行
う、トランジスタスイッチと、該トランジスタスイッチ
と第1のスイッチ回路4の間に挿入されるトランジスタ
59と、電源ライン6Aから帰還をかけ、トランジスタ
59のベースに接続される帰還抵抗54と、トランジス
タ59のコレクタ−エミッタ間に挿入される抵抗58と
コンデンサ56の並列回路からなる。そして、第1のス
イッチ回路4と第2のスイッチ回路5で電源回路を構成
する。
【0065】まず、通常の動作について説明する。
【0066】ここで、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。制御ブロック3は、オンオフ制御信
号34を’H’レベルにする。これにより、トランジス
タ51がオンする。トランジスタ51がオンすることに
より、コンデンサ56に充電電流i2が流れる。この充
電電流i2により、トランジスタ41のベース電流i1
が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとなる。これによ
り、電源ライン6Aには電源電圧が現れ、回路ブロック
6はオン状態に遷移する。コンデンサ56がフル充電さ
れ充電電流i2が流れなくなった後は、電源電圧が現れ
た電源ライン6Aから帰還抵抗54を介して流れる帰還
電流i3によってトランジスタ59がオンして、トラン
ジスタ41のベース電流i1が流れつづけ、第1のスイ
ッチ回路4はオンを維持する。
【0067】つまり、オンオフ制御信号34が’H’レ
ベルになったことをトリガ信号として、コンデンサ56
が充電されるまでの一定時間は充電電流i2により、第
1のスイッチ回路4をオンとし、コンデンサ56がフル
充電された後は帰還電流i3によって、トランジスタ5
9がオンして、第1のスイッチ回路4はオンを維持し、
これによって、回路ブロック6をオフ状態からオン状態
に正常に遷移させることが可能となる。
【0068】次に、制御ブロック3が動作している状態
で、回路ブロック6をオン状態からオフ状態に遷移させ
るときを考える。回路ブロック6がオン状態であること
から、コンデンサ56はフル充電されているはずであ
る。制御ブロック3は、オンオフ制御信号34を’L’
レベルにする。これにより、トランジスタ51はオフと
なり、その結果、トランジスタ41のベース電流i1が
流れず、第1のスイッチ回路4はオフとなり、電源ライ
ン6Aには電源電圧が現れず、回路ブロック6はオフ状
態に遷移する。
【0069】以上説明してきたように、本回路を用いて
の通常動作は正常に行われる。
【0070】次に、電源ライン6Aが接地ラインにショ
ートしたときを考える。
【0071】ここで、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6をオフ状態からオン状態に遷移さ
せるときを考える。制御ブロック3は、オンオフ制御信
号34を’H’レベルにする。これにより、トランジス
タ51がオンする。トランジスタ51がオンすることに
より、コンデンサ56に充電電流i2が流れる。この充
電電流i2により、トランジスタ41のベース電流i1
が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとなる。しかしな
がら、電源ライン6Aが接地ラインにショートしている
ので、ショートしている点に過電流が流れる。ここで、
トランジスタ41をオンさせるためのベース電流は、前
述したように、コンデンサ56が充電されるまでの一定
時間に流れる充電電流i2と、コンデンサ56がフル充
電された後は帰還電流i3をして、流していたトランジ
スタ59のエミッタ電流であった。今、電源ライン6A
が接地ラインにショートしているので、帰還電流i3は
流れず、その結果、帰還電流i3をして、流していたト
ランジスタ59のエミッタ電流も流れない。したがっ
て、過電流が流れる時間は、コンデンサ56がフル充電
されるまでの一定時間である。この一定時間を経過した
後は、帰還電流i3が流れないため、トランジスタ59
はオフとなり、その結果、トランジスタ41のベース電
流i1が流れず、第1のスイッチ回路4はオフとなり、
電源ライン6Aには電圧が現れず、回路ブロック6はオ
フ状態に遷移する。
【0072】つまり、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているときは、コンデンサ56がフル充電され
るまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、自動
的に電源ライン6Aはオフ状態に遷移し、電源回路、及
び回路ブロックの破壊、発熱、発火を防止する。
【0073】尚、コンデンサ56の容量の選択は第1の
実施例と同様にして、その容量を選択すれば良い。
【0074】以上説明したように、図5のように電源回
路を構成すれば、第1の実施例と同様に過電流を防止で
き、回路ブロックごとに電源回路をオンオフ制御できる
効果が得られる。
【0075】次に、本発明の他の一実施例を図6により
説明する。
【0076】<第6実施例>第6実施例の第5実施例と
の違いは、第1のスイッチ回路がダーリントン接続のト
ランジスタスイッチとなっており、複数の回路ブロック
の複数の電源ラインをオンオフする点である。
【0077】図6において、1は電源回路を有する装
置、2は装置の元電源、3は装置の状態を制御する制御
ブロックである。4は電源ライン6Aと電源ライン7B
をオンオフする第1のスイッチ回路で、電源ライン6A
をスイッチするトランジスタ41、電源ライン7Bをス
イッチするトランジスタ43、バイアス抵抗42、ベー
ス抵抗44で構成される。6は電源ライン6Aによって
供給される電源で駆動する回路ブロックである。7は電
源ライン7Bによって供給される電源で駆動する回路ブ
ロックである。34は制御ブロック3から出力され、回
路ブロック6、及び回路ブロック7のオンオフ制御を目
的とするオンオフ制御信号であり、この例では、信号レ
ベルが’H’のとき回路ブロック6、及び回路ブロック
7をオン状態へ、’L’のとき回路ブロック6、及び回
路ブロック7をオフ状態へ遷移させる目的のオンオフ制
御信号である。5は第1のスイッチ回路4をオンオフす
る第2のスイッチ回路で、トランジスタ51、ベース抵
抗52、バイアス抵抗53で構成され、ベース抵抗52
に接続されるオンオフ制御信号34により、オンオフ動
作を行う、トランジスタスイッチと、該トランジスタス
イッチと第1のスイッチ回路4の間に挿入されるトラン
ジスタ59と、電源ライン6Aから帰還をかけ、トラン
ジスタ59のベースに接続される帰還抵抗54と、電源
ライン7Bとトランジスタ59のベースの間に接続され
るダイオード55と、トランジスタ59のコレクタ−エ
ミッタ間に挿入される抵抗58とコンデンサ56の並列
回路からなる。そして、第1のスイッチ回路4と第2の
スイッチ回路5で電源回路を構成する。
【0078】まず、通常の動作について説明する。
【0079】ここで、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオフ状態
からオン状態に遷移させるときを考える。制御ブロック
3は、オンオフ制御信号34を’H’レベルにする。こ
れにより、トランジスタ51がオンする。トランジスタ
51がオンすることにより、コンデンサ56に充電電流
i2が流れる。この充電電流i2により、トランジスタ
43のベース電流i1、及びトランジスタ41のベース
電流が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとなる。これ
により、電源ライン6A、電源ライン7Bには電源電圧
が現れ、回路ブロック6、及び回路ブロック7はオン状
態に遷移する。コンデンサ56がフル充電され充電電流
i2が流れなくなった後は、電源電圧が現れた電源ライ
ン6Aから帰還抵抗54を介して流れる帰還電流i3に
よってトランジスタ59がオンして、トランジスタ41
のベース電流i1が流れつづけ、第1のスイッチ回路4
はオンを維持する。
【0080】つまり、オンオフ制御信号34が’H’レ
ベルになったことをトリガ信号として、コンデンサ56
が充電されるまでの一定時間は充電電流i2により、第
1のスイッチ回路4をオンとし、コンデンサ56がフル
充電された後は帰還電流i3によって、トランジスタ5
9がオンして、第1のスイッチ回路4はオンを維持し、
これによって、回路ブロック6、及び回路ブロック7を
オフ状態からオン状態に正常に遷移させることが可能と
なる。
【0081】次に、制御ブロック3が動作している状態
で、回路ブロック6及び回路ブロック7をオン状態から
オフ状態に遷移させるときを考える。回路ブロック6及
び回路ブロック7がオン状態であることから、コンデン
サ56はフル充電されているはずである。制御ブロック
3は、オンオフ制御信号34を’L’レベルにする。こ
れにより、トランジスタ51はオフとなり、その結果、
トランジスタ43のベース電流i1、トランジスタ41
のベース電流が流れず、第1のスイッチ回路4はオフと
なり、電源ライン6A、電源ライン7Bには電源電圧が
現れず、回路ブロック6、及び回路ブロック7はオフ状
態に遷移する。
【0082】以上説明してきたように、本回路を用いて
の通常動作は正常に行われる。
【0083】次に、電源ライン6Aのみが接地ラインに
ショートしたときを考える。
【0084】ここで、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオフ状態
からオン状態に遷移させるときを考える。制御ブロック
3は、オンオフ制御信号34を’H’レベルにする。こ
れにより、トランジスタ51がオンする。トランジスタ
51がオンすることにより、コンデンサ56に充電電流
i2が流れる。この充電電流i2により、トランジスタ
43のベース電流i1、トランジスタ41のベース電流
が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとなる。しかしな
がら、電源ライン6Aが接地ラインにショートしている
ので、ショートしている点に過電流が流れる。ここで、
トランジスタ41、トランジスタ43をオンさせるため
のベース電流は、前述したように、コンデンサ56が充
電されるまでの一定時間に流れる充電電流i2と、コン
デンサ56がフル充電された後は帰還電流i3をして、
流していたトランジスタ59のエミッタ電流であった。
今、電源ライン6Aが接地ラインにショートしているの
で、帰還電流i3は流れず、その結果、帰還電流i3を
して、流していたトランジスタ59のエミッタ電流も流
れない。したがって、過電流が流れる時間は、コンデン
サ56がフル充電されるまでの一定時間である。この一
定時間を経過した後は、帰還電流i3が流れないため、
トランジスタ59はオフとなり、その結果、トランジス
タ43のベース電流i1、トランジスタ41のベース電
流が流れず、第1のスイッチ回路4はオフとなり、電源
ライン6A、及び電源ライン7Bには電圧が現れず、回
路ブロック6、及び回路ブロック7はオフ状態に遷移す
る。
【0085】つまり、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているときは、コンデンサ56がフル充電され
るまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、自動
的に電源ライン6A、及び電源ライン7Bはオフ状態に
遷移し、電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発
火を防止する。
【0086】次に、電源ライン7Bのみが接地ラインに
ショートしたときを考える。
【0087】ここで、電源ライン7Bが接地ラインにシ
ョートしているとき、制御ブロック3が動作している状
態で、回路ブロック6、及び回路ブロック7をオフ状態
からオン状態に遷移させるときを考える。制御ブロック
3は、オンオフ制御信号34を’H’レベルにする。こ
れにより、トランジスタ51がオンする。トランジスタ
51がオンすることにより、コンデンサ56に充電電流
i2が流れる。この充電電流i2により、トランジスタ
43のベース電流i1、トランジスタ41のベース電流
が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとなる。しかしな
がら、電源ライン7Bが接地ラインにショートしている
ので、ショートしている点に過電流が流れる。ここで、
トランジスタ41、トランジスタ43をオンさせるため
のベース電流は、前述したように、コンデンサ56が充
電されるまでの一定時間に流れる充電電流i2と、コン
デンサ56がフル充電された後は帰還電流i3をして、
流していたトランジスタ59のエミッタ電流であった。
今、電源ライン7Bが接地ラインにショートしているの
で、帰還電流i3は、ダイオード55を介して、電源ラ
イン7Bへ流れる。そのため、トランジスタ59はオフ
のままである。その結果、帰還電流i3をして、流して
いたトランジスタ59のエミッタ電流も流れない。した
がって、過電流が流れる時間は、コンデンサ56がフル
充電されるまでの一定時間である。この一定時間を経過
した後は、帰還電流i3が流れないため、トランジスタ
59はオフとなり、その結果、トランジスタ43のベー
ス電流i1、トランジスタ41のベース電流が流れず、
第1のスイッチ回路4はオフとなり、電源ライン6A、
及び電源ライン7Bには電圧が現れず、回路ブロック
6、及び回路ブロック7はオフ状態に遷移する。
【0088】つまり、電源ライン7Bが接地ラインにシ
ョートしているときは、コンデンサ56がフル充電され
るまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、自動
的に電源ライン6A、及び電源ライン7Bはオフ状態に
遷移し、電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発
火を防止する。
【0089】次に、電源ライン6A、電源ライン7Bが
共に接地ラインにショートしたときであるが、電源ライ
ン6Aのみが接地ラインにショートしたときと同様であ
る。
【0090】尚、コンデンサ56の容量の選択は第1の
実施例と同様にして、その容量を選択すれば良い。
【0091】図6では、電源ライン6Aとトランジスタ
59のベースとの間に帰還抵抗54を、電源ライン7B
とトランジスタ59のベースとの間にダイオード55を
挿入しているが、電源ライン6Aとトランジスタ59の
ベースとの間にダイオード55を、電源ライン7Bとト
ランジスタ59のベースとの間に帰還抵抗54を挿入す
る構成でもよい。
【0092】以上説明したように、図6のように電源回
路を構成すれば、第2の実施例と同様に過電流を防止で
き、回路ブロックごとに電源回路をオンオフ制御できる
効果が得られる。また、同様に第1のスイッチ回路をダ
ーリントン接続にすることにより、第1のスイッチ回路
をオンさせるベース電流を少なくでき電源回路の消費電
力を低減する効果がある。
【0093】次に、本発明の他の一実施例を図7により
説明する。
【0094】<第7実施例>第7実施例は、装置の元電
源をオンオフする電源回路の例である。
【0095】図7において、1は電源回路を有する装
置、2は装置の元電源、8は装置全体をオンオフする元
電源スイッチで、例えば、プッシュ式スイッチである。
4は電源ライン6Aと電源ライン3Bをオンオフする第
1のスイッチ回路で、電源ライン6Aをスイッチするト
ランジスタ41、電源ライン3Bをスイッチするトラン
ジスタ43、バイアス抵抗42、ベース抵抗44で構成
される。6は電源ライン6Aによって供給される電源で
駆動する回路ブロックである。3は電源ライン3Bによ
って供給される電源で駆動する装置の状態を制御する制
御ブロックである。34は制御ブロック3から出力さ
れ、回路ブロック6、及び制御ブロック3のオンオフ制
御を目的とするオンオフ制御信号であり、この例では、
信号レベルが’H’のとき回路ブロック6、及び制御ブ
ロック3をオン状態へ、’L’のとき回路ブロック6、
及び制御ブロック3をオフ状態へ遷移させる目的のオン
オフ制御信号である。5は第1のスイッチ回路4をオン
オフする第2のスイッチ回路で、トランジスタ51、ベ
ース抵抗52、バイアス抵抗53で構成され、ベース抵
抗52に接続されるオンオフ制御信号34により、オン
オフ動作を行う、トランジスタスイッチと、該トランジ
スタスイッチと第1のスイッチ回路4の間に挿入される
トランジスタ59と、電源ライン6Aから帰還をかけ、
トランジスタ59のベースに接続される帰還抵抗54
と、電源ライン3Bとトランジスタ59のベースの間に
接続されるダイオード55と、トランジスタ59のコレ
クタ−エミッタ間に挿入される抵抗58とコンデンサ5
6の並列回路からなる。そして、第1のスイッチ回路4
と第2のスイッチ回路5で電源回路を構成する。
【0096】まず、通常の動作について説明する。
【0097】ここで、回路ブロック6、及び制御ブロッ
ク3をオフ状態からオン状態に遷移させるために、プッ
シュ式スイッチ8を押下したときを考える。プッシュ式
スイッチ8の押下により、トランジスタ59のエミッタ
の電位は、0Vとなる。これにより、コンデンサ56に
充電電流i2が流れる。この充電電流i2により、トラ
ンジスタ43のベース電流i1、及びトランジスタ41
のベース電流が流れ、第1のスイッチ回路4はオンとな
る。これにより、電源ライン6A、電源ライン3Bには
電源電圧が現れ、回路ブロック6、及び制御ブロック3
はオン状態に遷移する。制御ブロック3がオン状態に遷
移したことにより、制御ブロックは動作を開始し、オン
オフ制御信号34を’H’レベルにし、トランジスタ5
1がオンする。トランジスタ51がオンすることによ
り、プッシュ式スイッチ8の押下を止めても、トランジ
スタ59のエミッタ電流は流れ、トランジスタ43のベ
ース電流i1、及びトランジスタ41のベース電流が流
れつづけ、第1のスイッチ回路4はオンを維持する。こ
れにより、電源ライン6A、電源ライン3Bには電源電
圧が現れたままで、回路ブロック6、及び制御ブロック
3はオン状態を維持する。
【0098】つまり、プッシュ式スイッチ8の押下をト
リガ信号として、コンデンサ56が充電されるまでの一
定時間は充電電流i2により、第1のスイッチ回路4を
オンとし、コンデンサ56がフル充電された後は帰還電
流i3によって、トランジスタ59がオンして、且つ、
制御ブロック3が動作することによって、オンオフ制御
信号34が’H’レベルとなり、これによって、回路ブ
ロック6、及び制御ブロック3をオフ状態からオン状態
に正常に遷移させることが可能となる。
【0099】以上説明してきたように、本回路を用いて
の通常動作は正常に行われる。
【0100】次に、電源ライン6Aのみが接地ラインに
ショートしたときを考える。
【0101】ここで、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているとき、プッシュ式スイッチ8を押下した
ときを考える。プッシュ式スイッチ8の押下により、ト
ランジスタ59のエミッタの電位は、0Vとなる。これ
により、コンデンサ56に充電電流i2が流れる。この
充電電流i2により、トランジスタ43のベース電流i
1、及びトランジスタ41のベース電流が流れ、第1の
スイッチ回路4はオンとなる。しかしながら、電源ライ
ン6Aが接地ラインにショートしているので、帰還電流
i3が流れず、トランジスタ59はオンしない。そのた
め、コンデンサ56がフル充電された後はトランジスタ
43のベース電流i1は、抵抗58、プッシュ式スイッ
チ8を通り、接地ラインへと流れる。ここで重要なこと
は、プッシュ式スイッチ8を押下していれば、トランジ
スタ43のベース電流i1が抵抗58を介して流れるこ
とである。そのため、コンデンサ56がフル充電されて
いて、且つトランジスタ59がオフのとき、第1のスイ
ッチ回路4がオフとなるように、トランジスタ41、ト
ランジスタ43にバイアスをかけること、つまり、コン
デンサ56がフル充電されていて、且つトランジスタ5
9がオフのとき、元電源2からは、抵抗42、抵抗4
4、抵抗58と電流が流れ、トランジスタ41、トラン
ジスタ43がオフとなるよう、抵抗42、抵抗44、抵
抗58の値を決定することが重要である。このように抵
抗42、抵抗44、抵抗58の値を決定すると、第1の
スイッチ回路4はオフとなり、電源ライン6A、及び電
源ライン3Bには電圧が現れず、回路ブロック6、及び
制御ブロック3はオフ状態に遷移する。
【0102】つまり、電源ライン6Aが接地ラインにシ
ョートしているときは、コンデンサ56がフル充電され
るまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、自動
的に電源ライン6A、及び電源ライン3Bはオフ状態に
遷移し、電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発
火を防止する。
【0103】次に、電源ライン3Bのみが接地ラインに
ショートしたときを考える。
【0104】ここで、電源ライン3Bが接地ラインにシ
ョートしているとき、プッシュ式スイッチ8を押下した
ときを考える。プッシュ式スイッチ8の押下により、ト
ランジスタ59のエミッタの電位は、0Vとなる。これ
により、コンデンサ56に充電電流i2が流れる。この
充電電流i2により、トランジスタ43のベース電流i
1、及びトランジスタ41のベース電流が流れ、第1の
スイッチ回路4はオンとなる。しかしながら、電源ライ
ン3Bが接地ラインにショートしているので、帰還電流
i3はダイオード55を介して電源ライン3Bへ流れ、
トランジスタ59はオンしない。そのため、コンデンサ
56がフル充電された後はトランジスタ43のベース電
流i1は、抵抗58、プッシュ式スイッチ8を通り、接
地ラインへと流れる。ここで重要なことは、プッシュ式
スイッチ8を押下していれば、トランジスタ43のベー
ス電流i1が抵抗58を介して流れることである。その
ため、コンデンサ56がフル充電されていて、且つトラ
ンジスタ59がオフのとき、第1のスイッチ回路4がオ
フとなるように、トランジスタ41、トランジスタ43
にバイアスをかけること、つまり、コンデンサ56がフ
ル充電されていて、且つトランジスタ59がオフのと
き、元電源2からは、抵抗42、抵抗44、抵抗58と
電流が流れ、トランジスタ41、トランジスタ43がオ
フとなるよう、抵抗42、抵抗44、抵抗58の値を決
定することが重要である。このように抵抗42、抵抗4
4、抵抗58の値を決定すると、第1のスイッチ回路4
はオフとなり、電源ライン6A、及び電源ライン3Bに
は電圧が現れず、回路ブロック6、及び制御ブロック3
はオフ状態に遷移する。
【0105】つまり、電源ライン3Bが接地ラインにシ
ョートしているときは、コンデンサ56がフル充電され
るまでの一定時間は過電流が流れるが、その後は、自動
的に電源ライン6A、及び電源ライン3Bはオフ状態に
遷移し、電源回路、及び回路ブロックの破壊、発熱、発
火を防止する。
【0106】次に、電源ライン6A、電源ライン3Bが
共に接地ラインにショートしたときであるが、電源ライ
ン6Aのみが接地ラインにショートしたときと同様であ
る。
【0107】尚、コンデンサ56の容量の選択は第1の
実施例と同様にして、その容量を選択すれば良い。また
図2では、電源ライン6Aとベース抵抗52の間に帰還
抵抗54を、電源ライン7Bとベース抵抗52の間にダ
イオード55を挿入しているが、電源ライン6Aとベー
ス抵抗52の間にダイオード55を、電源ライン7Bと
ベース抵抗52の間に帰還抵抗54を挿入する構成でも
よい。
【0108】以上説明したように、図7のように電源回
路を構成すれば、第2の実施例と同様に過電流を防止で
きる効果が得られる。また、第1の実施例で第1のスイ
ッチ回路4をオンさせるために流していたベース電流
(捨て電流)を、第1のスイッチ回路をダーリントン接
続にすることにより、他の回路ブロックに供給すること
ができ、消費電流の低減を図る効果がある。さらに、外
部スイッチにて電源回路を制御するため電源オフ時は消
費電力は0である。そして、電源ラインに挿入されるの
は第1のスイッチ回路4のみであるため、電源回路の入
力と出力の電位差はトランジスタ41のエミッターコレ
クタ間の電圧降下のみとなり非常に小さく押えられる。
【0109】本実施例は上記のような効果をもつため、
携帯装置の元電源回路として好適である。
【0110】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、電源ラインが接地ラインに完全にショートした
ときや、また、電源ラインが接地ラインに抵抗を介して
ショートしたときに、過電流を防止でき、電源回路、及
び回路ブロックの破壊、発熱、発火を防止する効果があ
る。
【0111】また、第1のスイッチ回路をダーリントン
接続するときは、第2、第4、第6、第7実施例に示し
たように構成にすれば、どの電源ラインが接地ラインに
ショートしても過電流を防止でき、電源回路、及び回路
ブロックの破壊、発熱、発火を防止できる。またこの構
成によれば、第1のスイッチ回路をオンさせるベース電
流を少なくでき電源回路の消費電力を低減する効果があ
る。
【0112】また本発明は、回路ブロック単位で電源を
オンオフ制御するのに適しているため、消費電力の低減
に効果がある。さらに、電源ラインに挿入されるのは第
1のトランジスタスイッチのみであるため、電源回路の
入力と出力の電位差が小さくなる効果がある。そのた
め、電池で駆動する携帯装置の電源回路として好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図3】本発明の第3実施例のブロック図である。
【図4】本発明の第4実施例のブロック図である。
【図5】本発明の第5実施例のブロック図である。
【図6】本発明の第6実施例のブロック図である。
【図7】本発明の第7実施例のブロック図である。
【図8】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1…電源回路を有する装置、 2…装置の元電源、 3…制御ブロック、 4…第1のスイッチ回路、 5…第2のスイッチ回路、 6…回路ブロックA、 7…回路ブロックB。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 周一 茨城県勝田市大字稲田1410番地株式会社日 立製作所AV機器事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯装置内の1個または複数個の回路ブロ
    ックの電源をオンオフする1個もしくは複数個のスイッ
    チ回路を有する電源回路において、 上記スイッチ回路は、 上記回路ブロックの電源を供給する電源ラインに挿入さ
    れ、該電源ラインをオンオフする第1のスイッチ回路
    と、 上記第1のスイッチ回路をオンオフする第2のスイッチ
    回路からなり、 上記第2のスイッチ回路は、 上記電源ラインの状態を帰還する帰還信号と、 携帯装置内制御部からの上記回路ブロックのオンオフ制
    御を目的とする制御信号を入力信号とするよう構成し、 上記制御信号がオン制御を意味する電圧になると、上記
    第2のスイッチ回路はオンとなり、これにより上記第1
    のスイッチ回路がオンとなり、上記電源ラインに電源を
    供給するよう動作し、 上記制御信号がオン制御を意味する電圧になってから一
    定時間内に、上記帰還信号に上記電源ラインの電源電圧
    が現れないときに、上記第2のスイッチ回路はオフとな
    り、これにより上記第1のスイッチ回路がオフとなり、
    上記電源ラインに電源を供給しないよう動作することを
    特徴とした電源回路。
  2. 【請求項2】携帯装置内の1個または複数個の回路ブロ
    ックの電源をオンオフする1個もしくは複数個のスイッ
    チ回路を有する電源回路において、 上記スイッチ回路は、 上記回路ブロックの電源を供給する電源ラインに挿入さ
    れ、該電源ラインをオンオフする第1のスイッチ回路
    と、 上記第1のスイッチ回路をオンオフする第2のスイッチ
    回路からなり、 上記第1のスイッチ回路は、前記電源ラインに、エミッ
    タが入力、コレクタが出力となるよう第1のPNP型ト
    ランジスタを接続し、該第1のトランジスタのエミッタ
    −ベース間に第1のバイアス抵抗を接続し、該第1のト
    ランジスタのベースに第1のベース抵抗を直列に接続す
    るよう構成し、 上記第2のスイッチ回路は、上記第1のベース抵抗と接
    地ラインの間に、コレクタが上記第1のベース抵抗側、
    エミッタが接地ライン側になるよう第2のNPN型トラ
    ンジスタを接続し、該第2のトランジスタのエミッタ−
    ベース間に第2のバイアス抵抗を接続し、該第2のトラ
    ンジスタのベースに第2のベース抵抗を直列に接続し、
    上記第1のトランジスタのコレクタからの帰還信号を帰
    還抵抗を介して、また、携帯装置内制御部からの上記回
    路ブロックのオンオフ制御を目的とする制御信号をダイ
    オードとコンデンサの並列回路を介して上記第2のベー
    ス抵抗に接続するように構成したことを特徴とする電源
    回路。
  3. 【請求項3】携帯装置内の1個または複数個の回路ブロ
    ックの電源をオンオフする1個もしくは複数個のスイッ
    チ回路を有する電源回路において、 上記スイッチ回路は、 上記回路ブロックの電源を供給する電源ラインに挿入さ
    れ、該電源ラインをオンオフする第1のスイッチ回路
    と、 上記第1のスイッチ回路をオンオフする第2のスイッチ
    回路からなり、 上記第1のスイッチ回路は、前記電源ラインに、エミッ
    タが入力、コレクタが出力となるよう第1のPNP型ト
    ランジスタを接続し、該第1のトランジスタのエミッタ
    −ベース間に第1のバイアス抵抗を接続し、該第1のト
    ランジスタのベースに第1のベース抵抗を直列に接続す
    るよう構成し、 上記第2のスイッチ回路は、上記第1のベース抵抗と接
    地ラインの間に、コレクタが上記第1のベース抵抗側、
    エミッタが接地ライン側になるよう第2のNPN型トラ
    ンジスタを接続し、該第2のトランジスタのエミッタ−
    ベース間に第2のバイアス抵抗を接続し、該第2のトラ
    ンジスタのベースに第2のベース抵抗を直列に接続し、
    上記第1のトランジスタのコレクタからの帰還信号を帰
    還抵抗を介して第3のNPN型トランジスタのベースに
    接続し、該第3のトランジスタのコレクタを携帯装置内
    制御部からの上記回路ブロックのオンオフ制御を目的と
    する制御信号に接続し、該第3のトランジスタのエミッ
    タを第2のベース抵抗に接続し、該第3のトランジスタ
    のコレクタ−エミッタ間にコンデンサと抵抗の並列回路
    を接続するように構成したことを特徴とする電源回路。
  4. 【請求項4】携帯装置内の1個または複数個の回路ブロ
    ックの電源をオンオフする1個もしくは複数個のスイッ
    チ回路を有する電源回路において、 上記スイッチ回路は、 上記回路ブロックの電源を供給する電源ラインに挿入さ
    れ、該電源ラインをオンオフする第1のスイッチ回路
    と、 上記第1のスイッチ回路をオンオフする第2のスイッチ
    回路からなり、 上記第1のスイッチ回路は、前記電源ラインに、エミッ
    タが入力、コレクタが出力となるよう第1のPNP型ト
    ランジスタを接続し、該第1のトランジスタのエミッタ
    −ベース間に第1のバイアス抵抗を接続し、該第1のト
    ランジスタのベースに第1のベース抵抗を直列に接続す
    るよう構成し、 上記第2のスイッチ回路は、上記第1のトランジスタの
    コレクタからの帰還信号を帰還抵抗を介して第3のNP
    N型トランジスタのベースに接続し、該第3のトランジ
    スタのコレクタを上記第1のベース抵抗を接続し、該第
    3のトランジスタのコレクタ−エミッタ間にコンデンサ
    と抵抗の並列回路を接続し、該第3のトランジスタのエ
    ミッタと接地ラインの間に、コレクタが上記第3のトラ
    ンジスタのエミッタ側、エミッタが接地ライン側になる
    よう第2のNPN型トランジスタを接続し、該第2のト
    ランジスタのエミッタ−ベース間に第2のバイアス抵抗
    を接続し、該第2のトランジスタのベースに第2のベー
    ス抵抗を直列に接続し、該第2のベース抵抗に携帯装置
    内制御部からの上記回路ブロックのオンオフ制御を目的
    とする制御信号に接続するように構成したことを特徴と
    する電源回路。
  5. 【請求項5】上記第1のスイッチ回路が、複数の電源ラ
    インをオンオフするとき、 上記複数の電源ラインからの帰還する複数の帰還信号に
    おいて、 1つの帰還信号は抵抗を介して、 残りの帰還信号はダイオードを介してワイヤードOR結
    合されていることを特徴とした請求項2、請求項3又は
    請求項4記載の電源回路。
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