JPH068646A - 熱転写受像シート - Google Patents
熱転写受像シートInfo
- Publication number
- JPH068646A JPH068646A JP4336798A JP33679892A JPH068646A JP H068646 A JPH068646 A JP H068646A JP 4336798 A JP4336798 A JP 4336798A JP 33679892 A JP33679892 A JP 33679892A JP H068646 A JPH068646 A JP H068646A
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- JP
- Japan
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- thermal transfer
- dye
- transfer image
- image
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇華性染料を使用する熱転写方法において、
画像形成時における熱転写シートとの離型性に優れ且つ
発色濃度、鮮明性及び各種耐久性に優れた記録画像を形
成することが出来る熱転写受像シートを提供すること。 【構成】 基材シートの少なくとも一方の面に染料受容
層を形成してなる熱転写受像シートにおいて、上記染料
受容層が、水酸基含有熱可塑性樹脂と架橋剤とからなる
架橋物を含有することを特徴とする熱転写受像シート。
画像形成時における熱転写シートとの離型性に優れ且つ
発色濃度、鮮明性及び各種耐久性に優れた記録画像を形
成することが出来る熱転写受像シートを提供すること。 【構成】 基材シートの少なくとも一方の面に染料受容
層を形成してなる熱転写受像シートにおいて、上記染料
受容層が、水酸基含有熱可塑性樹脂と架橋剤とからなる
架橋物を含有することを特徴とする熱転写受像シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写受像シートに関
し、更に詳しくは画像形成時における熱転写シートとの
離型性に優れ且つ発色濃度、鮮明性及び各種耐久性に優
れた記録画像を形成することが出来る熱転写受像シート
の提供を目的とする。
し、更に詳しくは画像形成時における熱転写シートとの
離型性に優れ且つ発色濃度、鮮明性及び各種耐久性に優
れた記録画像を形成することが出来る熱転写受像シート
の提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が公知である
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これをポリ
エステルフイルム等の基材シートに担持させて熱転写シ
ートとし、昇華性染料で染着可能な被転写材、例えば、
紙やプラスチックフイルム等に染料受容層を形成した受
像シート上に各種のフルカラー画像を形成する方法が提
案されている。この場合には加熱手段としてプリンター
のサーマルヘッドが使用され、極めて短時間の加熱によ
って3色又は4色の多数の色ドットを受像シートに転移
させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラー画像を
再現するものである。この様に形成された画像は、使用
する色材が染料であることから非常に鮮明であり、且つ
透明性に優れている為、得られる画像は中間色の再現性
や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア印刷
による画像と同様であり、且つフルカラー写真画像に匹
敵する高品質の画像が形成可能となっている。
が、それらの中で昇華性染料を記録剤とし、これをポリ
エステルフイルム等の基材シートに担持させて熱転写シ
ートとし、昇華性染料で染着可能な被転写材、例えば、
紙やプラスチックフイルム等に染料受容層を形成した受
像シート上に各種のフルカラー画像を形成する方法が提
案されている。この場合には加熱手段としてプリンター
のサーマルヘッドが使用され、極めて短時間の加熱によ
って3色又は4色の多数の色ドットを受像シートに転移
させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラー画像を
再現するものである。この様に形成された画像は、使用
する色材が染料であることから非常に鮮明であり、且つ
透明性に優れている為、得られる画像は中間色の再現性
や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア印刷
による画像と同様であり、且つフルカラー写真画像に匹
敵する高品質の画像が形成可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上記の如き熱転
写方法を有効に実施する為には、熱転写シートの構成は
勿論、画像を形成する為の受像シートの構成も同様に重
要である。熱転写受像シートの従来技術としては、例え
ば、特開昭57−169370号、同57−20725
0号、同60−25793号公報等においてポリエステ
ル系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等のビニル系樹脂、ポリ
カーボネート系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ア
クリル系樹脂、セルロース系樹脂、オレフィン系樹脂、
ポリスチレン系樹脂等を用いて染料受容層を形成した樹
脂が開示されている。
写方法を有効に実施する為には、熱転写シートの構成は
勿論、画像を形成する為の受像シートの構成も同様に重
要である。熱転写受像シートの従来技術としては、例え
ば、特開昭57−169370号、同57−20725
0号、同60−25793号公報等においてポリエステ
ル系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等のビニル系樹脂、ポリ
カーボネート系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ア
クリル系樹脂、セルロース系樹脂、オレフィン系樹脂、
ポリスチレン系樹脂等を用いて染料受容層を形成した樹
脂が開示されている。
【0004】以上の如き熱転写受像シートにおいて、転
写される染料の染着性を良好にする手段としては、染着
性の良好な樹脂から染料受容層を形成したり、受容層中
に可塑剤を含有させたりして、熱転写時の染料の拡散性
を良好にすればよいが、この様に染料染着性の良好な樹
脂からなる染料受容層は、受容層の軟化点が低いことか
ら、画像形成時にサーマルヘッドによる熱によって融着
し、剥離時に大きな剥離音が発生したり、又、染料層が
層ごと転写される所謂異常転写の問題が発生する。更に
形成された画像が保存中に滲み、画像の保存性が劣り、
染料が表面にブリードアウトしてその表面と接触する他
の物品を汚染し易いという問題がある。又、高濃度領域
ではサーマルヘッドの印圧によって染料受容層がエンボ
ス化されてしまい、高濃度領域で光沢の高い、特にOH
P用途においては透明感のある画像が得られないという
問題がある。上記の如き剥離性、保存性、汚染性、エン
ボス化等の問題を解決する方法としては、染着した染料
が染料受容層内で移行しにくい樹脂を選択すればよい
が、この場合には染料の染着性が劣り、高濃度且つ高鮮
明性の画像を形成することが出来ないという問題があ
る。従って本発明の目的は、昇華性染料を使用する熱転
写方法において、画像形成時における熱転写シートとの
離型性に優れ且つ発色濃度、鮮明性、各種耐久性及び非
エンボス性に優れた記録画像を形成することが出来る熱
転写受像シートを提供することである。
写される染料の染着性を良好にする手段としては、染着
性の良好な樹脂から染料受容層を形成したり、受容層中
に可塑剤を含有させたりして、熱転写時の染料の拡散性
を良好にすればよいが、この様に染料染着性の良好な樹
脂からなる染料受容層は、受容層の軟化点が低いことか
ら、画像形成時にサーマルヘッドによる熱によって融着
し、剥離時に大きな剥離音が発生したり、又、染料層が
層ごと転写される所謂異常転写の問題が発生する。更に
形成された画像が保存中に滲み、画像の保存性が劣り、
染料が表面にブリードアウトしてその表面と接触する他
の物品を汚染し易いという問題がある。又、高濃度領域
ではサーマルヘッドの印圧によって染料受容層がエンボ
ス化されてしまい、高濃度領域で光沢の高い、特にOH
P用途においては透明感のある画像が得られないという
問題がある。上記の如き剥離性、保存性、汚染性、エン
ボス化等の問題を解決する方法としては、染着した染料
が染料受容層内で移行しにくい樹脂を選択すればよい
が、この場合には染料の染着性が劣り、高濃度且つ高鮮
明性の画像を形成することが出来ないという問題があ
る。従って本発明の目的は、昇華性染料を使用する熱転
写方法において、画像形成時における熱転写シートとの
離型性に優れ且つ発色濃度、鮮明性、各種耐久性及び非
エンボス性に優れた記録画像を形成することが出来る熱
転写受像シートを提供することである。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材シートの少
なくとも一方の面に染料受容層を形成してなる熱転写受
像シートにおいて、上記染料受容層が、水酸基含有熱可
塑性樹脂と架橋剤とからなる架橋物を含有することを特
徴とする熱転写受像シートである。
によって達成される。即ち、本発明は、基材シートの少
なくとも一方の面に染料受容層を形成してなる熱転写受
像シートにおいて、上記染料受容層が、水酸基含有熱可
塑性樹脂と架橋剤とからなる架橋物を含有することを特
徴とする熱転写受像シートである。
【0006】
【作用】染料受容層に、水酸基含有熱可塑性樹脂と架橋
剤とからなる架橋物を含有させることによって、画像形
成時における熱転写シートとの離型性に優れ且つ発色濃
度、鮮明性、各種耐久性及び非エンボス性に優れた記録
画像を形成することが出来る熱転写受像シートを提供す
ることが出来る。
剤とからなる架橋物を含有させることによって、画像形
成時における熱転写シートとの離型性に優れ且つ発色濃
度、鮮明性、各種耐久性及び非エンボス性に優れた記録
画像を形成することが出来る熱転写受像シートを提供す
ることが出来る。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明の熱転写受像シート
は、基材シートの少なくとも一方の面に設けた染料受容
層とからなる。本発明で使用する基材シートとしては、
合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系等)、上質
紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏
打用紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラ
テックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セルロース
繊維紙、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン、ポリメタクリレー
ト、ポリカーボネート等の各種のプラスチックのフイル
ム又はシート等が使用出来、又、これらの合成樹脂に白
色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明フイルム或
いは発泡させた発泡シート等も使用することが出来、特
に限定されない。又、上記基材シートの任意の組み合わ
せによる積層体も使用出来る。代表的な積層体の例とし
て、セルロース繊維紙と合成紙或いはセルロース繊維紙
とプラスチックフイルム又はシートとの合成紙が挙げら
れる。これらの基材シートの厚みは任意でよく、例え
ば、10〜300μm程度の厚みが一般的である。上記
の如き基材シートは、その表面に形成する受容層との密
着力が乏しい場合にはその表面にプライマー処理やコロ
ナ放電処理を施すのが好ましい。
発明を更に詳細に説明する。本発明の熱転写受像シート
は、基材シートの少なくとも一方の面に設けた染料受容
層とからなる。本発明で使用する基材シートとしては、
合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系等)、上質
紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏
打用紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラ
テックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セルロース
繊維紙、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン、ポリメタクリレー
ト、ポリカーボネート等の各種のプラスチックのフイル
ム又はシート等が使用出来、又、これらの合成樹脂に白
色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明フイルム或
いは発泡させた発泡シート等も使用することが出来、特
に限定されない。又、上記基材シートの任意の組み合わ
せによる積層体も使用出来る。代表的な積層体の例とし
て、セルロース繊維紙と合成紙或いはセルロース繊維紙
とプラスチックフイルム又はシートとの合成紙が挙げら
れる。これらの基材シートの厚みは任意でよく、例え
ば、10〜300μm程度の厚みが一般的である。上記
の如き基材シートは、その表面に形成する受容層との密
着力が乏しい場合にはその表面にプライマー処理やコロ
ナ放電処理を施すのが好ましい。
【0008】上記基材シートの表面に形成する受容層
は、熱転写シートから移行してくる昇華性染料を受容
し、形成された画像を維持する為のものである。本発明
を主として特徴づける染料受容層は、水酸基含有熱可塑
性樹脂と架橋剤とからなる架橋物を含有して形成され
る。本発明で使用する水酸基含有熱可塑性樹脂は、ポリ
エステル、部分鹸化ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体の部分又は完全鹸化物、アクリル樹脂、
ポリウレタン樹脂等、いずれの水酸基含有熱可塑性樹脂
でもよいが、特に好適な材料はポリビニルアセタール樹
脂及び塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体であり、ポリビ
ニルアセタール樹脂はポリビニルアルコールの水酸基部
分に各種アルデヒドを反応させて得られる樹脂の総称で
あって、種々のものが本発明において使用可能である。
好ましいポリビニルアセタール樹脂は、ポリビニルホル
マール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂及びポリ
ビニルブチラール樹脂である。該ポリビニルアセタール
樹脂中のポリビニルアルコール単位は10重量%以上、
好ましくは5〜30重量%の範囲であり、かかる範囲に
調整するには、ポリビニルアルコールをアセタール化す
る際に使用するアルデヒドの反応量を調整することによ
って容易に行うことが出来る。ポリビニルアルコール単
位が10重量%未満であると、本発明の目的である高剥
離性、高濃度、高耐久性の画像が形成されず、一方、5
0重量%を越えると、染料の染着性や染料受容層の耐水
性等が低下するので好ましくない。上記ポリビニルアセ
タール樹脂の分子量は特に限定されないが、重合度とし
て100〜10,000の範囲であることが好ましい。
は、熱転写シートから移行してくる昇華性染料を受容
し、形成された画像を維持する為のものである。本発明
を主として特徴づける染料受容層は、水酸基含有熱可塑
性樹脂と架橋剤とからなる架橋物を含有して形成され
る。本発明で使用する水酸基含有熱可塑性樹脂は、ポリ
エステル、部分鹸化ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体の部分又は完全鹸化物、アクリル樹脂、
ポリウレタン樹脂等、いずれの水酸基含有熱可塑性樹脂
でもよいが、特に好適な材料はポリビニルアセタール樹
脂及び塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体であり、ポリビ
ニルアセタール樹脂はポリビニルアルコールの水酸基部
分に各種アルデヒドを反応させて得られる樹脂の総称で
あって、種々のものが本発明において使用可能である。
好ましいポリビニルアセタール樹脂は、ポリビニルホル
マール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂及びポリ
ビニルブチラール樹脂である。該ポリビニルアセタール
樹脂中のポリビニルアルコール単位は10重量%以上、
好ましくは5〜30重量%の範囲であり、かかる範囲に
調整するには、ポリビニルアルコールをアセタール化す
る際に使用するアルデヒドの反応量を調整することによ
って容易に行うことが出来る。ポリビニルアルコール単
位が10重量%未満であると、本発明の目的である高剥
離性、高濃度、高耐久性の画像が形成されず、一方、5
0重量%を越えると、染料の染着性や染料受容層の耐水
性等が低下するので好ましくない。上記ポリビニルアセ
タール樹脂の分子量は特に限定されないが、重合度とし
て100〜10,000の範囲であることが好ましい。
【0009】又、好ましい塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体は、そのポリビニルアルコール単位の含有量が1〜
30重量%の範囲のものであり、かかる範囲に調整する
には、酢酸ビニルの共重合比及びその鹸化率を調整する
ことによって容易に行うことが出来る。ポリビニルアル
コール単位が1重量%未満であると、本発明の目的であ
る高剥離性、高濃度、高耐久性の画像が形成されず、一
方、30重量%を越えると、染料の染着性や染料受容層
の耐水性等が低下するので好ましくない。上記塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体の分子量は特に限定されない
が、重合度として200〜500の範囲であることが好
ましい。本発明において使用する架橋剤は、水酸基と反
応する官能基を少なくとも2個以上有する化合物であ
り、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン
樹脂、尿素樹脂、アルキッド樹脂、エステルガム、ニト
ロセルロース、、キレート化合物、ポリイソシアネート
化合物等が挙げられ、特にポリイソシアネート化合物及
びキレート化合物が好ましい。架橋剤の使用量は、前記
水酸基含有熱可塑性樹脂の種類、官能基数、架橋剤の分
子量及び官能基数によって変化し一概には規定されない
が、一般的には熱可塑性樹脂が熱可塑性を失う程度の量
の架橋剤、例えば、熱可塑性樹脂100重量部当たり1
〜200重量%程度である。
合体は、そのポリビニルアルコール単位の含有量が1〜
30重量%の範囲のものであり、かかる範囲に調整する
には、酢酸ビニルの共重合比及びその鹸化率を調整する
ことによって容易に行うことが出来る。ポリビニルアル
コール単位が1重量%未満であると、本発明の目的であ
る高剥離性、高濃度、高耐久性の画像が形成されず、一
方、30重量%を越えると、染料の染着性や染料受容層
の耐水性等が低下するので好ましくない。上記塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体の分子量は特に限定されない
が、重合度として200〜500の範囲であることが好
ましい。本発明において使用する架橋剤は、水酸基と反
応する官能基を少なくとも2個以上有する化合物であ
り、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン
樹脂、尿素樹脂、アルキッド樹脂、エステルガム、ニト
ロセルロース、、キレート化合物、ポリイソシアネート
化合物等が挙げられ、特にポリイソシアネート化合物及
びキレート化合物が好ましい。架橋剤の使用量は、前記
水酸基含有熱可塑性樹脂の種類、官能基数、架橋剤の分
子量及び官能基数によって変化し一概には規定されない
が、一般的には熱可塑性樹脂が熱可塑性を失う程度の量
の架橋剤、例えば、熱可塑性樹脂100重量部当たり1
〜200重量%程度である。
【0010】本発明では、上記の架橋物の外に染料染着
性の良好な熱可塑性樹脂を併用することが好ましく、例
えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマ
ー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニル
ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等の
オレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、
アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロース
系樹脂、ポリカーボネート等を併用することも出来る。
これらの染料染着性樹脂は染料受容層の10〜90重量
%を占める範囲が好適であり、10重量%未満である
と、本発明の目的である高濃度の画像が達成されず、一
方、90重量%を越えると、剥離性が不十分となるので
好ましくない。
性の良好な熱可塑性樹脂を併用することが好ましく、例
えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマ
ー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニル
ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等の
オレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、
アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロース
系樹脂、ポリカーボネート等を併用することも出来る。
これらの染料染着性樹脂は染料受容層の10〜90重量
%を占める範囲が好適であり、10重量%未満である
と、本発明の目的である高濃度の画像が達成されず、一
方、90重量%を越えると、剥離性が不十分となるので
好ましくない。
【0011】本発明の熱転写受像シートは、前記の基材
シートの少なくとも一方の面に、上記の如き水酸基含有
熱可塑性樹脂、架橋剤、染料染着性樹脂及び他の必要な
添加剤、例えば、離型剤、触媒、熱離型剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、光安定剤等を加えたものを、適当な有
機溶剤に溶解したり或いは有機溶剤や水に分散した分散
体を、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グ
ラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形
成手段により塗布及び乾燥して染料受容層を形成するこ
とによって得られる。
シートの少なくとも一方の面に、上記の如き水酸基含有
熱可塑性樹脂、架橋剤、染料染着性樹脂及び他の必要な
添加剤、例えば、離型剤、触媒、熱離型剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、光安定剤等を加えたものを、適当な有
機溶剤に溶解したり或いは有機溶剤や水に分散した分散
体を、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グ
ラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形
成手段により塗布及び乾燥して染料受容層を形成するこ
とによって得られる。
【0012】上記樹脂に混合して使用する好ましい離型
剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系界面
活性剤、弗素系界面活性剤等が挙げられるが、シリコー
ンオイルが望ましい。該シリコーンオイルとしては、エ
ポキシ変性、アルキル変性、アミノ変性、カルボキシル
変性、アルコール変性、弗素変性、アルキルアラルキル
ポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテル変性、ポリ
エーテル変性等の変性シリコーンオイルが望ましい。離
型剤は1種若しくは2種以上のものが使用される。又、
この離型剤の添加量は染料受容層形成樹脂100重量部
に対し、0.5〜30重量部が好ましい。この添加量の
範囲を満たさない場合は、熱転写シートと染料受容層の
融着若しくは印字感度の低下等の問題が生じる場合があ
る。この様な離型剤を染料受容層に添加することによっ
て、転写後の受容層の表面に離型剤がブリードアウトし
て離型層が形成される。
剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル系界面
活性剤、弗素系界面活性剤等が挙げられるが、シリコー
ンオイルが望ましい。該シリコーンオイルとしては、エ
ポキシ変性、アルキル変性、アミノ変性、カルボキシル
変性、アルコール変性、弗素変性、アルキルアラルキル
ポリエーテル変性、エポキシ・ポリエーテル変性、ポリ
エーテル変性等の変性シリコーンオイルが望ましい。離
型剤は1種若しくは2種以上のものが使用される。又、
この離型剤の添加量は染料受容層形成樹脂100重量部
に対し、0.5〜30重量部が好ましい。この添加量の
範囲を満たさない場合は、熱転写シートと染料受容層の
融着若しくは印字感度の低下等の問題が生じる場合があ
る。この様な離型剤を染料受容層に添加することによっ
て、転写後の受容層の表面に離型剤がブリードアウトし
て離型層が形成される。
【0013】以上の如く形成される染料受容層は任意の
厚さでよいが、一般的には1〜50μmの厚さである。
又、この様な染料受容層は連続被覆であるのが好ましい
が、樹脂エマルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続
の被覆として形成してもよい。上記受容層の形成に際し
ては、受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度を
更に高める目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリンク
レー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等の顔料や充填剤
を添加することが出来る。以上の如く形成される染料受
容層は任意の厚さでよいが、一般的には1〜50μmの
厚さである。又、この様な染料受容層は連続被覆である
のが好ましいが、樹脂エマルジョンや樹脂分散液を使用
して、不連続の被覆として形成してもよい。
厚さでよいが、一般的には1〜50μmの厚さである。
又、この様な染料受容層は連続被覆であるのが好ましい
が、樹脂エマルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続
の被覆として形成してもよい。上記受容層の形成に際し
ては、受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度を
更に高める目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリンク
レー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等の顔料や充填剤
を添加することが出来る。以上の如く形成される染料受
容層は任意の厚さでよいが、一般的には1〜50μmの
厚さである。又、この様な染料受容層は連続被覆である
のが好ましいが、樹脂エマルジョンや樹脂分散液を使用
して、不連続の被覆として形成してもよい。
【0014】本発明では転写方法で前記染料受容層を形
成することも出来る。即ち、基材シートとして、例え
ば、パルプ紙等を用いる場合には、該基材は表面平滑性
が不足する場合があり、この場合には上記塗工方法では
形成される染料受容層に凹凸やピンホール等が発生する
場合があるが、転写方法によれば、この様な問題は発生
しない。転写方法は、例えば、ポリエステルフイルム等
の離型性のよいフイルム面に上記の染料受容層を形成
し、更にその表面に適当な粘着剤層又は接着剤層を形成
しておき、この粘着剤層を前記パルプ紙基材面に対向さ
せてラミネーター等で貼り合わせ、その後上記ポリエス
テルフイルムを剥離する方法である。又、中間層を形成
する場合には予めパルプ紙表面に中間層を形成しておい
てもよいし、受容層転写シートの染料受容層表面に設け
ておいてもよい。
成することも出来る。即ち、基材シートとして、例え
ば、パルプ紙等を用いる場合には、該基材は表面平滑性
が不足する場合があり、この場合には上記塗工方法では
形成される染料受容層に凹凸やピンホール等が発生する
場合があるが、転写方法によれば、この様な問題は発生
しない。転写方法は、例えば、ポリエステルフイルム等
の離型性のよいフイルム面に上記の染料受容層を形成
し、更にその表面に適当な粘着剤層又は接着剤層を形成
しておき、この粘着剤層を前記パルプ紙基材面に対向さ
せてラミネーター等で貼り合わせ、その後上記ポリエス
テルフイルムを剥離する方法である。又、中間層を形成
する場合には予めパルプ紙表面に中間層を形成しておい
てもよいし、受容層転写シートの染料受容層表面に設け
ておいてもよい。
【0015】又、本発明の受像シートは、基材シートを
適宜選択することにより、熱転写記録可能な連続シー
ト、枚葉シート、カード類、透過型原稿作成用シート等
の各種用途に適用することも出来る。更に、本発明の受
像シートは必要に応じて基材シートと受容層との間にク
ッション層を設けることが出来、この様なクッション層
を設けることによって、印字時にノイズが少なく画像情
報に対応した画像を再現性良く転写記録することが出来
る。上記の如き本発明の熱転写受像シートを使用して熱
転写を行う際に使用する熱転写シートは、紙やポリエス
テルフイルム上に昇華性染料を含む染料層を設けたもの
であり、従来公知の熱転写シートはいずれも本発明でそ
のまま使用することが出来る。又、熱転写時の熱エネル
ギーの付与手段は、従来公知の付与手段がいずれも使用
出来、例えば、サーマルプリンター(例えば、日立製作
所製、ビデオプリンターVY−100)等の記録装置に
よって、記録時間をコントロールすることにより、5〜
100mJ/mm2 程度の熱エネルギーを付与すること
によって所期の目的を十分に達成することが出来る。
適宜選択することにより、熱転写記録可能な連続シー
ト、枚葉シート、カード類、透過型原稿作成用シート等
の各種用途に適用することも出来る。更に、本発明の受
像シートは必要に応じて基材シートと受容層との間にク
ッション層を設けることが出来、この様なクッション層
を設けることによって、印字時にノイズが少なく画像情
報に対応した画像を再現性良く転写記録することが出来
る。上記の如き本発明の熱転写受像シートを使用して熱
転写を行う際に使用する熱転写シートは、紙やポリエス
テルフイルム上に昇華性染料を含む染料層を設けたもの
であり、従来公知の熱転写シートはいずれも本発明でそ
のまま使用することが出来る。又、熱転写時の熱エネル
ギーの付与手段は、従来公知の付与手段がいずれも使用
出来、例えば、サーマルプリンター(例えば、日立製作
所製、ビデオプリンターVY−100)等の記録装置に
よって、記録時間をコントロールすることにより、5〜
100mJ/mm2 程度の熱エネルギーを付与すること
によって所期の目的を十分に達成することが出来る。
【0016】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り有効成分の重量基準である。 実施例1 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液をワ
イヤーバーにより乾燥時5.0g/m2 になる割合で塗
布し、120℃のオーブン中で3分間加熱架橋硬化させ
て本発明の熱転写受像シートを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.50部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.50部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り有効成分の重量基準である。 実施例1 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液をワ
イヤーバーにより乾燥時5.0g/m2 になる割合で塗
布し、120℃のオーブン中で3分間加熱架橋硬化させ
て本発明の熱転写受像シートを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.50部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.50部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0017】実施例2 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製)0.50部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部 実施例3 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.20部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.20部 ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 0.50部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製)0.50部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部 実施例3 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.20部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.20部 ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 0.50部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0018】実施例4 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.20部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.20部 ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 0.50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.20部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.20部 ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡製) 0.50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0019】実施例5 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK、電気化学工業製) 0.65部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.35部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK、電気化学工業製) 0.65部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.35部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0020】実施例6 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.65部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.35部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.65部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.35部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0021】実施例7 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.30部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.15部 ポリエステル樹脂(バイロン600、東洋紡製) 0.60部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.30部 イソシアネート(コロネート2030、日本ポリウレタン製) 0.15部 ポリエステル樹脂(バイロン600、東洋紡製) 0.60部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0022】実施例8 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.45部 キレート化合物(オルガチックスTC200、松本交商製) 0.05部 ポリエステル樹脂(バイロン600、東洋紡製) 0.50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
し、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.45部 キレート化合物(オルガチックスTC200、松本交商製) 0.05部 ポリエステル樹脂(バイロン600、東洋紡製) 0.50部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0023】実施例9 厚さ12μmのポリエステルフイルム(商品名「ルミラ
ー」、東レ製)の表面に、実施例4の受容層用塗工液を
バーコーターにより乾燥時3.0g/m2 になる割合で
塗布し、ドライヤーで仮乾燥後、100℃のオーブン中
で30分間乾燥して染料受容層を形成し、更に受容層上
に下記粘着剤溶液を同様にして乾燥時15g/m2 の割
合で塗布及び乾燥して接着剤層を形成し、本発明で使用
する受容層転写フイルムを得た。粘着剤層用塗工液組成 ; エマルジョン系粘着剤(E−1054、綜研化学製) 100部 水 30部 上記の受容層転写フイルムをコピー用紙(ゼロックスM
紙、厚み90μm)の表面に重ね、両者をラミネーター
中に通して貼り合わせた後、基材フイルムを剥離して染
料受容層を転写させ、本発明の熱転写受像シートを得
た。
ー」、東レ製)の表面に、実施例4の受容層用塗工液を
バーコーターにより乾燥時3.0g/m2 になる割合で
塗布し、ドライヤーで仮乾燥後、100℃のオーブン中
で30分間乾燥して染料受容層を形成し、更に受容層上
に下記粘着剤溶液を同様にして乾燥時15g/m2 の割
合で塗布及び乾燥して接着剤層を形成し、本発明で使用
する受容層転写フイルムを得た。粘着剤層用塗工液組成 ; エマルジョン系粘着剤(E−1054、綜研化学製) 100部 水 30部 上記の受容層転写フイルムをコピー用紙(ゼロックスM
紙、厚み90μm)の表面に重ね、両者をラミネーター
中に通して貼り合わせた後、基材フイルムを剥離して染
料受容層を転写させ、本発明の熱転写受像シートを得
た。
【0024】比較例1 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 1.00部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部 比較例2 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.90部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部 比較例3 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.45部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
し、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 1.00部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部 比較例2 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; ポリビニルブチラール樹脂(#5000−A、電気化学工業製) 0.90部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部 比較例3 実施例1における塗工液に代えて下記の塗工液を使用
し、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写受像シー
トを得た。塗工液組成; 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(#1000−GK) 0.45部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 0.05部 エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 0.05部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 9.00部
【0025】一方、下記組成の染料層形成用インキ組成
物を調製し、背面に耐熱処理を施した6μm厚のポリエ
チレンテレフタレートフイルムに、乾燥塗布量が1.0
g/m2 になる様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し
て熱転写シートを得た。インキ組成; C.I.ディスパーズブルー24 1.0部 ポリビニルブチラール樹脂 10.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90.0部熱転写試験; 上記の熱転写シートと前記の本発明及び比
較例の熱転写受像シートとを、夫々の染料層と染料受容
面とを対向させて重ね合せ、ビデオプリンターVY−1
00(日立製作所製)で熱転写シートの裏面からサーマ
ルヘッドを用いて、ヘッド印加電圧11.0V、印加パ
ルス幅16msec./lineから1msec.毎に
順次減少させるステップパターン、副走査方向6lin
e/mm(33.3msec./line)の条件でサ
ーマルヘッドで記録を行ってシアン画像を形成した後の
両者の離型性等の各種性能を調べ、下記表1の結果を得
た。
物を調製し、背面に耐熱処理を施した6μm厚のポリエ
チレンテレフタレートフイルムに、乾燥塗布量が1.0
g/m2 になる様にワイヤーバーにより塗布及び乾燥し
て熱転写シートを得た。インキ組成; C.I.ディスパーズブルー24 1.0部 ポリビニルブチラール樹脂 10.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90.0部熱転写試験; 上記の熱転写シートと前記の本発明及び比
較例の熱転写受像シートとを、夫々の染料層と染料受容
面とを対向させて重ね合せ、ビデオプリンターVY−1
00(日立製作所製)で熱転写シートの裏面からサーマ
ルヘッドを用いて、ヘッド印加電圧11.0V、印加パ
ルス幅16msec./lineから1msec.毎に
順次減少させるステップパターン、副走査方向6lin
e/mm(33.3msec./line)の条件でサ
ーマルヘッドで記録を行ってシアン画像を形成した後の
両者の離型性等の各種性能を調べ、下記表1の結果を得
た。
【0026】
【表1】
【0027】
【効果】以上の如き本発明によれば、染料受容層に水酸
基含有熱可塑性樹脂と架橋剤とからなる架橋物を含有さ
せることによって、画像形成時における熱転写シートと
の離型性に優れ且つ発色濃度、鮮明性及び各種耐久性に
優れた記録画像を形成することが出来る熱転写受像シー
トを提供することが出来る。
基含有熱可塑性樹脂と架橋剤とからなる架橋物を含有さ
せることによって、画像形成時における熱転写シートと
の離型性に優れ且つ発色濃度、鮮明性及び各種耐久性に
優れた記録画像を形成することが出来る熱転写受像シー
トを提供することが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 桂 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 基材シートの少なくとも一方の面に染料
受容層を形成してなる熱転写受像シートにおいて、上記
染料受容層が、水酸基含有熱可塑性樹脂と架橋剤とから
なる架橋物を含有することを特徴とする熱転写受像シー
ト。 - 【請求項2】 水酸基含有熱可塑性樹脂がポリビニルア
セタール樹脂である請求項1に記載の熱転写受像シー
ト。 - 【請求項3】 ポリビニルアセタール樹脂のポリビニル
アルコール単位の含有量が5〜50重量%である請求項
1に記載の熱転写受像シート。 - 【請求項4】 水酸基含有熱可塑性樹脂が塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体である請求項1に記載の熱転写受像
シート。 - 【請求項5】 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体のポリ
ビニルアルコール単位の含有量が1〜30重量%である
請求項1に記載の熱転写受像シート。 - 【請求項6】 受容層が受容層樹脂の10〜80重量%
の染料染着性樹脂を含有する請求項1に記載の熱転写受
像シート。 - 【請求項7】 離型剤を含有する請求項1に記載の熱転
写受像シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4336798A JPH068646A (ja) | 1992-04-27 | 1992-11-25 | 熱転写受像シート |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13146692 | 1992-04-27 | ||
| JP4-131466 | 1992-04-27 | ||
| JP4336798A JPH068646A (ja) | 1992-04-27 | 1992-11-25 | 熱転写受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068646A true JPH068646A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=26466302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4336798A Pending JPH068646A (ja) | 1992-04-27 | 1992-11-25 | 熱転写受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068646A (ja) |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4336798A patent/JPH068646A/ja active Pending
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