JPH0687267A - 感圧複写紙用減感剤 - Google Patents

感圧複写紙用減感剤

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JPH0687267A
JPH0687267A JP4264207A JP26420792A JPH0687267A JP H0687267 A JPH0687267 A JP H0687267A JP 4264207 A JP4264207 A JP 4264207A JP 26420792 A JP26420792 A JP 26420792A JP H0687267 A JPH0687267 A JP H0687267A
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JP
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chain
acid
desensitizer
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group
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JP4264207A
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Inventor
Norio Kobayashi
則男 小林
Toshiaki Takahashi
俊章 高橋
Masaki Miyagawa
正貴 宮川
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NIKKA CHEM CO Ltd
Nikka Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
NIKKA CHEM CO Ltd
Nikka Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】下記一般式[1] 【化1】 (式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子又
は水酸基で置換若しくは無置換の炭素数12〜24の飽
和若しくは不飽和のアシル基であり、それぞれ同一であ
っても異なっていても良いが、少なくとも一つは前記ア
シル基であり、Aはエチレン基又はプロピレン基であ
り、AO部が連鎖になっている場合はその連鎖はオキシ
エチレン又はオキシプロピレンのホモ連鎖又はこれらの
ブロック連鎖若しくはランダム連鎖であり、a、b、c
及びdはそれぞれ1以上の整数で、a+b+c+dは1
00以下である)で表されるエチレンジアミン系化合物
から成る感圧複写紙用減感剤。 【効果】各種印刷方式に応じた印刷適性が得られるよう
調製することができ、流動性、界面活性、乾燥性等の他
に印刷された後の変色がないこと、減感剤が発色所望箇
所に移行しないための耐マイグレーション性を持ち、か
つ発色阻止性・消去性等の減感効果が極めて優れてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感圧複写紙に使用する
減感効果の優れた感圧複写紙用減感剤に関するものであ
り、さらに詳しくは、電子供与性無色染料前駆体と、こ
の無色染料前駆体と反応して発色させ得る電子受容性顕
色剤を含む感圧発色層を有する感圧複写体に適用した場
合に、無色染料と電子受容性顕色剤が接触しても、その
発色反応を抑制又は阻止することができる感圧複写紙用
減感剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、感圧複写紙は、電子供与性を有
するフェニルメタン系化合物、トリアリールメタン系化
合物、キサンテン系化合物、チアジン系化合物、及びス
ピロ系化合物、ロイコ染料等の無色染料(染料前駆体)
を、不揮発性の油類に溶解し、この溶液をコアセルベー
ション法、in−situ重合法、または界面重合法等
のマイクロカプセル化法により、マイクロカプセル内に
内包させ、このマイクロカプセルを紙などのようなシー
ト状支持体に塗布して作成した上用紙と、固体酸、各種
フェノール化合物(ノボラック型フェノール樹脂を含
む)、芳香族カルボン酸及びその樹脂、またはそれらの
多価金属塩などのような電子受容性の化合物である顕色
剤を、紙などのようなシート状支持体に塗布して作成し
た下用紙との組合せにより構成されている。このような
上用紙及び下用紙を各々の塗布面を対向するように重ね
合わせて、筆記あるいはタイプライターなどで加圧する
ことで上用紙の加圧部位のマイクロカプセルを破壊し、
その中に内包されている無色染料と、下用紙に塗布され
ている顕色剤とを反応させ所望の発色画像を形成するこ
とができる。また、前記シート状支持体の表面に顕色剤
を、その裏面に無色染料前駆体を内包しているマイクロ
カプセルを塗付して作成した中用紙を、上用紙と下用紙
の間に複数枚用いることにより多数枚の複写が可能にな
る。また、支持体の一方の面に、無色染料前駆体溶液内
蔵マイクロカプセルの層と、顕色剤からなる層とを積層
あるいは同時塗布すれば一枚の紙でもセルフコンティン
ド紙として発色画像を形成することができる。ところ
で、減感剤は感圧複写紙の顕色剤塗布面の発色不要部分
を予め被覆して発色を抑制又は阻止するか、あるいは既
に発色した画像を部分的に被覆して発色画像を消去する
目的で使用される薬剤である。従来公知の減感インキ用
減感剤としては、例えば特公昭33−3921号公報記
載の陽イオン性第4級アンモニウム塩、脂肪族アミンア
セテート、高級脂肪族アミン、及びオキサゾリン誘導
体、特公昭44−27255号公報記載の高級アミン、
高級ジアミン及び有機ベントナイト、特公昭47−38
201号公報記載のポリオキシエチレンアルキルエステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及び、ポリオ
キシエチレンアルキルフェノールエーテル、特公昭49
−4484号公報記載のポリγ−アルキルグルタレー
ト、特公昭49−23008号公報記載のポリアルキレ
ンポリアミンのエチレンオキサイド付加物、特公昭49
−23850号公報記載のアルキレンジアミンのプロピ
レンオキサイド付加物、特公昭50−14571号公報
記載の環状構造含有ジアミンもしくはポリアミンのアル
キレンオキサイド付加物、特公昭50−29365号公
報記載の第3級アミンのプロピレンオキサイド付加物、
特公昭55−1919号公報記載のポリプロピレングリ
コール、特公昭56−42479号公報記載のアルキル
フェノールまたはアルキルフェノールとホルムアルデヒ
ドとの重縮合物にアルキレンオキサイド及び/またはス
チレンオキサイドを付加した化合物、特公昭56−14
2093号公報記載のアミド化合物のアルキレンオキサ
イド付加物、特公昭57−75894号公報記載のロジ
ンまたはカルボキシル基含有変性ロジンとアルキレンオ
キサイドとの付加生成物、特公昭57−93195号公
報記載のポリプロピレングリコールとエチレンオキサイ
ド付加物の高級脂肪酸エステル化物、特公昭57−95
493号公報記載の樹脂還元アルコールのアルキレンオ
キサイドまたはスチレンオキサイド付加物、特公昭57
−138977号公報記載のグリセリン−プロピレンオ
キサイド共付加物、特公昭58−38119号公報記載
のポリアミンのアルキレンオキサイド付加物、特公昭5
8−51183号公報記載のロジンアルコールのアルキ
レンオキサイド付加物、及びロジンアミンのアルキレン
オキサイド付加物、特公昭58−98282号公報記載
のアミンベースのポリオキシブチレンプロピレン共重合
体ポリオール並びに、特公昭63−41750号公報記
載のロジンアミンとアルキレンオキサイド、またはスチ
レンオキサイドとの付加物などが知られている。これら
の減感剤は、通常印刷インキの技術分野で公知のビヒク
ル類及び顔料等とともに、各種印刷方式(フレキソ・グ
ラビア印刷、活版印刷、オフセット印刷、シルクスクリ
ーン印刷等)に応じて適当に配合され、これを減感イン
キとして、下用紙及び中用紙の顕色剤面またはセルフコ
ンティンド紙においては塗設面の必要な箇所に印刷され
る。上記のような使用形態に伴い、減感剤に要求される
性質としては、発色阻止・消色能力が高いことの他に、
各種印刷方式に応じた印刷適性を持った減感インキに調
製できること、変色の無いこと、減感性の持続性がある
こと、マイグレーションにより発色所望箇所での消色が
ないこと等が挙げられる。しかしながら、従来の感圧複
写紙用減感剤は、これらの要求特性を全て満足するもの
はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の感圧複写紙用減感インキにおいて、各種印刷方式
に応じた印刷適性が得られるよう調製することができ、
流動性、界面活性、乾燥性等の他に印刷された後の変色
がないこと、減感剤が発色所望箇所に移行しないための
耐マイグレーション性を持ち、かつ発色阻止性・消去性
等の減感効果が極めて優れた新しい感圧紙用減感剤を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の優れ
た性能を有する感圧紙用減感剤を開発すべく鋭意研究を
重ねた結果、エチレンジアミンのアルキレンオキサイド
付加物を特定のカルボン酸でエステル化したものが減感
効果が大きくまた、印刷適性の調整が容易であることを
見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は、下記一般式[1]
【0005】
【化2】
【0006】(式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞ
れ水素原子又は水酸基で置換若しくは無置換の炭素数1
2〜24の飽和若しくは不飽和のアシル基であり、それ
ぞれ同一であっても異なっていても良いが、少なくとも
一つは前記アシル基であり、Aはエチレン基又はプロピ
レン基であり、AO部が連鎖になっている場合はその連
鎖はオキシエチレン又はオキシプロピレンのホモ連鎖又
はこれらのブロック連鎖若しくはランダム連鎖であり、
a、b、c及びdはそれぞれ1以上の整数で、a+b+
c+dは100以下である)で表されるエチレンジアミ
ン系化合物から成る感圧複写紙用減感剤を提供するもの
である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明の感圧複写紙用減感剤は、上記一般
式[1]で示されるエチレンジアミン系化合物から成
る。一般式[1]の置換基R1、R2、R3及びR4は、そ
れぞれ水素原子又は水酸基で置換若しくは無置換の炭素
数12〜24の飽和若しくは不飽和のアシル基であり、
それぞれ同一であっても異なっていても良いが、少なく
とも一つは前記アシル基である。R1、R2、R3及びR4
は、好ましくは2つ以上が前記アシル基であり、特に好
ましくは全部が前記アシル基である。上記アシル基は、
炭素数12〜24の飽和又は不飽和のアシル基である
が、不飽和のアシル基とは、二重結合又は三重結合など
の不飽和結合を1以上含むアシル基をいう。また、その
炭素数は16〜22の範囲が好ましく、特に好ましいも
のとしては、オレイル基、ステアリル基、ベヘニル基で
ある。
【0008】Aは、エチレン基又はプロピレン基であ
り、AO部が連鎖になっている場合はその連鎖はオキシ
エチレン又はオキシプロピレンのホモ連鎖又はこれらの
ブロック連鎖若しくはランダム連鎖である。AO部が連
鎖になっている場合は、その連鎖はオキシエチレン又は
オキシプロピレンのブロック連鎖若しくはランダム連鎖
が好ましい。AO部の連鎖がブロック連鎖又はランダム
連鎖である場合は、オキシエチレンとオキシプロピレン
の連鎖の割合は0:1〜10:1の範囲が好ましく、特
に0:1〜3:1の範囲が好ましい。a、b、c及びd
はそれぞれ1以上の整数でり、好ましくは1〜15であ
り、特に好ましくはそれぞれが1〜10である。また、
a+b+c+dは100以下であり、好ましくは4〜4
0である。a+b+c+d<4である場合は、エステル
化反応を行うときの加熱で着色を起こし易く望ましくな
く、a+b+c+d>100である場合は、粘度が大き
くなり作業性が悪くなり、減感インキの耐湿性が低下す
るという欠点がある。(欠点は、反応性ではなく、得ら
れる反応生成物の物性に関する欠点を記載して下さ
い。)
【0009】本発明の化合物の基本骨格であるエチレン
ジアミンをモノアルキルアミンまたはアンモニアなどに
変更した場合、側鎖の数が3以下となりアルキレンオキ
サイドを付加及びエステル化反応が充分には行えず、ま
たエステル化反応による反応生成物の粘度コントロール
がしにくいという欠点がある。(欠点は、反応性ではな
く、得られる反応生成物の物性に関する欠点を記載して
下さい。)また、基本骨格であるエチレンジアミンをジ
エチレントリアミンのようなポリアミンに変更した場
合、側鎖の数は4以上となり必要な数のアルキレンオキ
サイドの付加及びエステル化反応は可能であるが着色が
著しいこと、また粘度が上昇するという欠点がある。
(欠点は、反応性ではなく、得られる反応生成物の物性
に関する欠点を記載して下さい。)
【0010】本発明の減感剤のアシル基としては、無置
換又は水酸基置換の炭素数12〜24の飽和又は不飽和
のアシル基であり、例えば一般に天然または合成で得ら
れる炭素数12〜24の脂肪酸から誘導されるアシル
基、その一部または全てがオレイン酸のような二重結合
やヒマシ硬化脂肪酸、ラノリン脂肪酸のように水酸基の
ような官能基を持つような脂肪酸から誘導されるアシル
基などが挙げられる。アシル基を導入するために使用す
ることができる脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン案、ステアリン酸、ベヘニン
酸、アラキン酸、オレイン酸、エルカ酸、リノール酸、
リノレン酸、アラキドン酸、イソパルミチン酸、イソス
テアリン酸等が挙げられる。また、エステル化により導
入されるアシル基の数は1〜4であり、その組成が単一
であっても混合物であっても良い。また、混合物である
場合は予め混合したものあるいは混合物である天然物を
使用しても、エステル化反応を行った後必要に応じて混
合しても良い。
【0011】本発明の感圧複写紙用減感剤である上記エ
チレンジアミン系化合物の製造方法は、例えばエチレン
ジアミンにエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオ
キサイドを付加し、少なくとも1つのエチレンオキサイ
ド又はプロピレンオキサイドのアルキレンオキサイド末
端を無置換又は水酸基置換の炭素数12〜24の飽和又
は不飽和のアシル基を有する脂肪酸によりエステル化す
ることにより製造することができる。エチレンジアミン
にエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイド
を付加する方法は、通常のアルキレンオキサイドの付加
条件と同様な条件により行うことができる。原料のエチ
レンジアミンのアルキレンオキサイド付加物は、個々の
脂肪酸と反応させても良く、又は脂肪酸混合物と反応さ
せても良い。この場合使用する脂肪酸は、ココヤシ油、
大豆油、菜種油、ヒマシ油等の植物性油や、ラノリン、
牛脂等の動物性油から得られる脂肪酸または、その精製
物あるいはそれらの変性物及び/またはこれらの混合物
であり、アルキレンオキサイド末端と反応し得るカルボ
ン酸であればよい。
【0012】従って、脂肪酸の一部または全てが、オレ
イン酸のように不飽和結合やヒマシ硬化脂肪酸のように
水酸基のような官能基を持つものであっても良い。ま
た、これらの脂肪酸や脂肪酸混合物を反応させて得られ
た本発明の化合物を、粘度などの適性の必要に応じて混
合してもよい。さらには、エステル化反応は脱水反応に
よっても、これらの脂肪酸のハロゲン化物を使用した脱
塩酸反応によってもよい。本発明の減感剤は、使用目的
により、粘度、疎水性等の物性を変化させても良く、こ
のためにアルキレンオキサイドの付加量やアルキレンオ
キサイド末端に対するアシル基の導入率及びその組成を
変化させることにより上記物性を調整することができ
る。本発明の減感剤を使用して感圧複写紙用減感インキ
を製造するには、(1)顔料及び/または填料、(2)
ビヒクル、(3)減感剤を配合すれば良い。この各成分
の配合割合は、適宜選定すれば良いが、通常(1)顔料
及び/または填料が10〜30重量%、(2)ビヒクル
が10〜30重量%、(3)減感剤が30〜70重量%
の範囲である。
【0013】また、感圧複写用減感インキには、必要に
応じて、上記成分他にグリコール類、アルコール類、ケ
トン類等の溶剤や、劣化防止剤、耐光向上剤、蛍光増白
剤及び耐摩擦性向上用にパラフィン、シリコーン、フッ
素、ポリエチレン等のワックス、並びにアマニ油、キリ
油、ダイズ油等の乾性油、及びアマニ油、ナタネ油、米
ヌカ油等の半乾性油などから選ばれた1種以上を併用し
ても良く、また他種の減感剤組成物を併用しても良い。
減感インキに用いられる顔料または填料は、酸化チタ
ン、酸化アルミ、酸化亜鉛、硫酸バリウム、水酸化マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、及び二酸化ケイ素等や尿素
樹脂、メラミン樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂等、
無機または有機のものを用いることができ、印刷適性、
白色度、不透明性、不光沢性、粘度などの調整のため用
いることができる。減感インキ用のビヒクルとしては、
通常の塗料で用いられる目的と同じく顔料などの均一分
散、インキの流動性の調整及び印刷面への顔料などの固
着のため使用され、植物油、鉱油、アマニ油、ケトン
類、アルコール類、エステル類等の溶剤及びケトン樹
脂、ポリアミド樹脂、マレイン酸樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、フマール樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂、ポ
リビニルアルコール、カゼイン、ゼラチン等の高分子化
合物を用いることができる。
【0014】次に本感圧複写体に用いられる顕色剤とし
ては、アタパルジャイト、酸性粘土、ベントナイト等の
活性粘土物質、フェノール類、芳香族カルボン酸類及び
それらの金属塩またはフェノール類、芳香族カルボン酸
類のアルデヒドまたはケトンによる縮合物やスチレン変
性物など及びそれらの金属塩などの酸性有機化合物ある
いはその多価金属塩が挙げられる。例えば、p−フェニ
ルフェノールノボラック樹脂、及びp−オクチルフェノ
ールノボラック樹脂、フェノールアセチレン樹脂、フェ
ノールキシレン樹脂などのフェノール樹脂類、及びこれ
らの多価金属塩類、あるいは、安息香酸、ニトロ安息香
酸、p−tert−ブチル安息香酸、4−メチル−3−
ニトロ安息香酸、p−イソプロピル安息香酸、2,5−
ジニトロ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒド
ロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−1−ベンジル−3−
ナフトエ酸、1−ベンゾイル−2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸、3−ヒドロキシ−5−シクロヘキシル−2−
ナフトエ酸、サリチル酸、5−tert−ブチルサリチ
ル酸、3−フェニルサリチル酸、3−シクロヘキシルサ
リチル酸、3−メチル−5−tert−ブチルサリチル
酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3−メ
チル−5−ベンジルサリチル酸、5−シクロヘキシルサ
リチル酸、3−メチル−5−イソアミルサリチル酸、
3,5−ジ−sec−ブチルサリチル酸、3−フェニル
−5−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3−シ
クロヘキシル−5−(α,α−ジメチルベンジル)サリチ
ル酸、3−(α,α−ジメチルベンジル)−5−メチルサ
リチル酸、3,5−ジ−シクロヘキシルサリチル酸、3,
5−ジ−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ
−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3−(α−
メチルベンジル)−5−(α,α−ジメチルベンジル)
サリチル酸、4−メチル−5−シクロヘキシルサリチル
酸などの芳香族カルボン酸、及びこれらの化合物の多価
金属塩類、あるいはオリゴベンジル化された芳香族ヒド
ロキシカルボン酸の金属塩類、あるいはカルボキシ編成
テルペンフェノール樹脂の多価金属塩、またはサリチル
酸ノボラック樹脂、あるいは、サリチル酸とアルコキシ
キシレンまたは、トリアルキルベンゼン、あるいは、ス
チレン誘導体等の化合物との共重合物、またはその多価
金属塩類などを挙げることができる。またこれらの酸性
物質は単独あるいは2種以上の混合で使用することがで
きる。
【0015】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。 製造例1(ベース樹脂Iの合成) エチレンジアミン100重量部に120℃でプロピレン
オキサイド386重量部を6時間かけて反応した後、放
冷しフレーク苛性ソーダを2重量部仕込み、140℃で
プロピレンオキサイド386重量部を7時間かけて反応
した後、アルカリを除いてベース樹脂Iを得た。
【0016】製造例2(ベース樹脂IIの合成) エチレンジアミン100重量部に120℃でプロピレン
オキサイド386重量部を6時間かけて反応した後、放
冷しフレーク苛性ソーダを2重量部仕込み、140℃で
エチレンオキサイド585.7重量部を9時間かけて反
応した後、アルカリを除いてベース樹脂IIを得た。
【0017】製造例3 ベース樹脂I 100重量部にオレイン酸88.1重量
部とP−トルエンスルホン酸0.5重量部を仕込み窒素
気流下で200℃で12時間かけて脱水反応を行い減感
剤を得た。この減感剤の構造は、一般式[1]のR1
2、R3及びR4のうち2つは、オレイン酸から誘導さ
れたアシル基であり、Aはプロピレン基であり、AO部
の連鎖はオキシプロピレンのホモ連鎖であり、a、b、
c及びdはそれぞれ2の整数であり、a+b+c+dは
8であった。
【0018】製造例4 ベース樹脂I 100重量部にヒマシ硬化脂肪酸93.
6重量部とp−トルエンスルホン酸0.5重量部を仕込
み窒素気流下で200℃で12時間かけて脱水反応を行
い減感剤を得た。この減感剤の構造は、一般式[1]の
1、R2、R3及びR4のうち2つは、ヒマシ硬化脂肪酸
から誘導されたアシル基であり、Aはプロピレン基であ
り、AO部の連鎖はオキシプロピレンのホモ連鎖であ
り、a、b、c及びdはそれぞれ2の整数で、a+b+
c+dは8であった。
【0019】製造例5 ベース樹脂II 100重量部にオレイン酸106.8重
量部とp−トルエンスルホン酸0.5重量部を仕込み窒
素気流下で200℃で12時間かけて脱水反応を行い減
感剤を得た。この減感剤の構造は、一般式[1]の
1、R2、R3及びR4のうち2つは、オレイン酸から誘
導されたアシル基であり、AO部の連鎖はオキシプロピ
レンとオキシエチレンのブロック連鎖であり、a、b、
c及びdはそれぞれ3(オキシプロピレン1、オキシエ
チレン2)の整数であり、a+b+c+dは12であっ
た。
【0020】製造例6 ベース樹脂II 100重量部にヒマシ硬化脂肪酸11
3.4重量部とp−トルエンスルホン酸0.5重量部を仕
込み窒素気流下で200℃で12時間かけて脱水反応を
行い減感剤を得た。この減感剤の構造は、一般式[1]
のR1、R2、R3及びR4のうち2つは、ヒマシ硬化脂肪
酸から誘導されたアシル基であり、AO部の連鎖はオキ
シプロピレンとオキシエチレンのブロック連鎖であり、
a、b、c及びdはそれぞれ3(オキシプロピレン1、
オキシエチレン2)の整数であり、a+b+c+dは1
2であった。
【0021】実施例1〜4 製造例3〜6で得られた減感剤を下記に示した成分と配
合し、ボールミルにて24時間混練して減感インキを調
製した。 この減感インキを使用して感圧紙を調整し、感圧複写紙
用減感剤の特性を以下のようにして調べた。その結果を
第1表に示した。 (1)減感性 減感インキを印刷した下用紙と上用紙の発色剤塗付面が
対向するように重ね合わせタイプライターにて印字した
時の減感インキ印刷部の発色を目視評価した。 ○:全く発色しない △:わずかに発色 ×:明らかに発色 (2)転移性 減感インキを印刷した下用紙と印刷していない下用紙を
顕色剤面が対向するように重ね合わせて500g/cm2
の荷重をかけ65%RH、20℃の条件で7日間放置の
後、印刷していない下用紙の減感性を目視評価した。 ○:発色する △:わずかに発色する ×:全く発色しない (3)耐湿性 減感インキを印刷した下用紙と印刷していない下用紙と
顕色剤面が対向するように重ね合わせて500g/cm2
の荷重をかけ湿度80%RH、30℃の条件で7日間放
置の後、印刷していない下用紙の減感性を目視評価し
た。 ○:発色する △:わずかに発色する ×:全く発色しない (4)耐光性 減感インキを印刷した下用紙を63℃、24時間フェー
ド−オ−メーターにより露光した後、上用紙の発色剤塗
布面が対向差するように重ね合わせたタイプライターに
て印字した時の減感インキ印刷部の発色を目視評価し
た。 ○:全く発色しない △:わずかに発色する ×:明らかに発色する
【0022】比較例1及び2 製造例1及び2で得られたベース樹脂を実施例1〜4と
同様にして感圧紙を調整し、感圧複写紙用減感剤として
の特性を調べた。その結果を第1表に示した。
【0023】
【表1】第1表
【0024】
【発明の効果】本発明の減感剤は、感圧複写紙に対する
減感能が高く転移性がないばかりか、高温多湿、露光等
によりその効果が損なわれないため、極めて実用的効果
が高いものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】Aは、エチレン基又はプロピレン基であ
り、AO部が連鎖になっている場合はその連鎖はオキシ
エチレン又はオキシプロピレンのホモ連鎖又はこれらの
ブロック連鎖若しくはランダム連鎖である。AO部が連
鎖になっている場合は、その連鎖はオキシエチレン又は
オキシプロピレンのブロック連鎖若しくはランダム連鎖
が好ましい。AO部の連鎖がブロック連鎖又はランダム
連鎖である場合は、オキシエチレンとオキシプロピレン
の連鎖の割合は0:1〜10:1の範囲が好ましく、特
に0:1〜3:1の範囲が好ましい。a、b、c及びd
はそれぞれ1以上の整数でり、好ましくは1〜15であ
り、特に好ましくはそれぞれが1〜10である。また、
a+b+c+dは100以下であり、好ましくは4〜4
0である。a+b+c+d<4である場合は、エステル
化反応を行うときの加熱で着色を起こし易く望ましくな
く、a+b+c+d>100である場合は、粘度が大き
くなり作業性が悪くなり、減感インキの耐湿性が低下す
るという欠点がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明の化合物の基本骨格であるエチレン
ジアミンをモノアルキルアミンまたはアンモニアなどに
変更した場合、側鎖の数が3以下となりアルキレンオキ
サイドを付加及びエステル化反応が充分には行えず、ま
たエステル化反応による反応生成物の粘度コントロール
がしにくいという欠点がある。また、基本骨格であるエ
チレンジアミンをジエチレントリアミンのようなポリア
ミンに変更した場合、側鎖の数は4以上となり必要な数
のアルキレンオキサイドの付加及びエステル化反応は可
能であるが着色が著しいこと、また粘度が上昇するとい
う欠点がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】実施例1〜4 製造例3〜6で得られた減感剤を下記に示した成分と配
合し、ボールミルにて24時間混練して減感インキを調
製した。 この減感インキを使用して感圧紙を調整し、感圧複写紙
用減感剤の特性を以下のようにして調べた。その結果を
第1表に示した。 (1)減感性 減感インキを印刷した下用紙と上用紙の発色剤塗付面が
対向するように重ね合わせタイプライターにて印字した
時の減感インキ印刷部の発色を目視評価した。 ○:全く発色しない △:わずかに発色 ×:明らかに発色 (2)転移性 減感インキを印刷した下用紙と印刷していない下用紙を
顕色剤面が対向するようにこ重ね合わせて500g/c
の荷重をかけ65%RH、20℃の条件で7日間放
置の後、印刷していない下用紙の減感性を目視評価し
た。 ○:発色する △:わずかに発色する ×:全く発色しない (3)耐湿性 減感インキを印刷した下用紙と印刷していない下用紙と
顕色剤面が対向するようにこ重ね合わせて500g/c
の荷重をかけ80%RH、30℃の条件で7日間放
置の後、印刷していない下用紙の減感性を目視評価し
た。 ○:発色する △:わずかに発色する ×:全く発色しない (4)耐光性 減感インキを印刷した下用紙を63℃、24時間フェー
ド−オーメーターにより露光した後、上用紙の発色剤塗
布面が対向するように重ね合わせたタイプライターにて
印字した時の減感インキ印刷部の発色を目視評価した。 ○:全く発色しない △:わずかに発色する ×:明らかに発色する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式[1] 【化1】 (式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ水素原子又
    は水酸基で置換若しくは無置換の炭素数12〜24の飽
    和若しくは不飽和のアシル基であり、それぞれ同一であ
    っても異なっていても良いが、少なくとも一つは前記ア
    シル基であり、Aはエチレン基又はプロピレン基であ
    り、AO部が連鎖になっている場合はその連鎖はオキシ
    エチレン又はオキシプロピレンのホモ連鎖又はこれらの
    ブロック連鎖若しくはランダム連鎖であり、a、b、c
    及びdはそれぞれ1以上の整数で、a+b+c+dは1
    00以下である)で表されるエチレンジアミン系化合物
    から成る感圧複写紙用減感剤。
JP4264207A 1992-09-07 1992-09-07 感圧複写紙用減感剤 Pending JPH0687267A (ja)

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