JPH06872B2 - エチレン共重合体水性分散液 - Google Patents
エチレン共重合体水性分散液Info
- Publication number
- JPH06872B2 JPH06872B2 JP60280495A JP28049585A JPH06872B2 JP H06872 B2 JPH06872 B2 JP H06872B2 JP 60280495 A JP60280495 A JP 60280495A JP 28049585 A JP28049585 A JP 28049585A JP H06872 B2 JPH06872 B2 JP H06872B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aqueous dispersion
- ethylene copolymer
- ethylene
- copolymer
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、エチレン共重合体水性分散液に関するもので
ある。
ある。
本発明によれば、接着剤、塗料等の広い範囲の用途に使
用でき、特に高い樹脂濃度であつても低粘度であるとい
う作業性に極めて優れたエチレン共重合体水性分散液を
提供することができる。
用でき、特に高い樹脂濃度であつても低粘度であるとい
う作業性に極めて優れたエチレン共重合体水性分散液を
提供することができる。
先行技術 エチレンとα,β−不飽和カルボン酸を含有する水分散
性エチレン共重合体は、特開昭52−109545号、
同53−59789号各公報など公知であるが、これら
共重合体の水性分散液を基材に塗布する場合に、作業性
良く塗布するため水性分散液の粘度が適当な範囲にある
ことが望ましいとされている。
性エチレン共重合体は、特開昭52−109545号、
同53−59789号各公報など公知であるが、これら
共重合体の水性分散液を基材に塗布する場合に、作業性
良く塗布するため水性分散液の粘度が適当な範囲にある
ことが望ましいとされている。
一般に、水性分散液中の樹脂濃度を高くすると厚い塗膜
が得られ、また省エネルギーの観点からも好ましいが、
樹脂濃度が高いと水性分散液の粘度が非常に増大すると
いう問題がある。
が得られ、また省エネルギーの観点からも好ましいが、
樹脂濃度が高いと水性分散液の粘度が非常に増大すると
いう問題がある。
この点を改良する方法として例えば特開昭55−843
28号公報に開示される様な方法が提案されているが、
この様な方法では炭酸ガスを吹込む必要があり、更に容
易に上記問題点を解決する手法が求められていた。
28号公報に開示される様な方法が提案されているが、
この様な方法では炭酸ガスを吹込む必要があり、更に容
易に上記問題点を解決する手法が求められていた。
発明の要旨 本発明は、エチレンとアクリル酸とからなるエチレン共
重合体を塩基を用いて水中に分散せしめたエチレン共重
合体水性分散液において、該エチレン共重合体のQ値
(重量平均分子量/数平均分子量)が2.0〜3.0の範囲に
あり、かつその結晶化温度及び融解温度が次式、 35℃≦(結晶化温度)≦1.2×(融解温度)−40℃ 及び (融解温度)≦90℃ で示される範囲にあることを特徴とするエチレン共重合
体水性分散液を提供するものである。
重合体を塩基を用いて水中に分散せしめたエチレン共重
合体水性分散液において、該エチレン共重合体のQ値
(重量平均分子量/数平均分子量)が2.0〜3.0の範囲に
あり、かつその結晶化温度及び融解温度が次式、 35℃≦(結晶化温度)≦1.2×(融解温度)−40℃ 及び (融解温度)≦90℃ で示される範囲にあることを特徴とするエチレン共重合
体水性分散液を提供するものである。
発明の効果 本発明のエチレン共重合体水性分散液は、広い濃度範囲
にわたつてその粘度が低いものとなり、高い樹脂濃度の
水性分散液を用いても作業性に優れ、良好な塗膜が得ら
れる。
にわたつてその粘度が低いものとなり、高い樹脂濃度の
水性分散液を用いても作業性に優れ、良好な塗膜が得ら
れる。
前記の用いるエチレン共重合体のQ値の範囲と、結晶化
温度及び融解温度の式で示される範囲の特定されたエチ
レン共重合体を用いると上述の優れた効果が得られるこ
とは、全く予期されないことであつた。
温度及び融解温度の式で示される範囲の特定されたエチ
レン共重合体を用いると上述の優れた効果が得られるこ
とは、全く予期されないことであつた。
発明の具体的説明 本発明に用いるエチレン共重合体は、エチレンとアクリ
ル酸とからなるエチレン共重合体である。
ル酸とからなるエチレン共重合体である。
本発明に用いられる上記エチレン共重合体は、エチレン
が97〜85モル%、アクリル酸が3〜15モル%、好
ましくはエチレンが95〜85モル%、アクリル酸が5
〜15モル%である組成を有するものである。
が97〜85モル%、アクリル酸が3〜15モル%、好
ましくはエチレンが95〜85モル%、アクリル酸が5
〜15モル%である組成を有するものである。
本発明に用いる該共重合体は所定の単量体を共重合条件
に付することによつて製造されるが、高圧法ポリエチレ
ン製造装置での製造が可能である。
に付することによつて製造されるが、高圧法ポリエチレ
ン製造装置での製造が可能である。
上記共重合体は、ラジカル重合で製造される。従つて本
発明に用いる該共重合体の製造に使用される触媒は遊離
基を発生する化合物である。
発明に用いる該共重合体の製造に使用される触媒は遊離
基を発生する化合物である。
例えば、ジターシヤリブチルパーオキサイド、ターシヤ
リブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド等のジアルキルパーオキサイド、アセチルパーオキサ
イド、イソブチルパーオキサイド、オクタノイルパーオ
キサイド等のジアシルパーオキサイド、ジイソプロピル
パーオキシジカーボネート、ジ2−エチルヘキシルパー
オキシジカーボネート等のパーオキシジカーボネート、
ターシヤリブチルパーオキシイソブチレート、ターシヤ
リブチルパーオキシピバレート、ターシヤリブチルパー
オキシラウレート、ターシヤリブチルパーオキシネオデ
カノエート等のパーオキシエステル、メチルエチルケト
ンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド等
のケトンパーオキサイド、1,1ビスタ−シヤリブチル
パーオキシシクロヘキサン、2,2ビスタ−シヤリブチ
ルパーオキシオクタン等のパーオキシケタール、ターシ
ヤリブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパ
ーオキサイド等のハイドロパーオキサイド、2,2アゾ
ビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物。
リブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド等のジアルキルパーオキサイド、アセチルパーオキサ
イド、イソブチルパーオキサイド、オクタノイルパーオ
キサイド等のジアシルパーオキサイド、ジイソプロピル
パーオキシジカーボネート、ジ2−エチルヘキシルパー
オキシジカーボネート等のパーオキシジカーボネート、
ターシヤリブチルパーオキシイソブチレート、ターシヤ
リブチルパーオキシピバレート、ターシヤリブチルパー
オキシラウレート、ターシヤリブチルパーオキシネオデ
カノエート等のパーオキシエステル、メチルエチルケト
ンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド等
のケトンパーオキサイド、1,1ビスタ−シヤリブチル
パーオキシシクロヘキサン、2,2ビスタ−シヤリブチ
ルパーオキシオクタン等のパーオキシケタール、ターシ
ヤリブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパ
ーオキサイド等のハイドロパーオキサイド、2,2アゾ
ビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物。
この重合は、連続式で行うのが好ましい。重合装置はエ
チレンの高圧ラジカル重合法で一般的に用いられている
連続撹拌式槽型反応器または連続式管型反応器を使用す
ることができる。
チレンの高圧ラジカル重合法で一般的に用いられている
連続撹拌式槽型反応器または連続式管型反応器を使用す
ることができる。
重合はこれら単一の反応器を用いて単一区域法として実
施できるが、多くの反応器をシリーズに、場合によつて
は冷却器を連結して用いるか、または多区域法になるよ
う内部をいくつかの区域に効果的に分割した単一の反応
器を用いることもできる。多区域法では、各区域におけ
る反応条件に差をもたせて、それらの各反応器または各
反応区域で得られる重合体の特性をコントロールするよ
うに、それぞれの反応器または反応区域ごとに単量体組
成、触媒濃度、分子量調製剤濃度等を調節するのがふつ
うである。複数反応器をシルーズに連結して用いる場合
は、2基以上の槽型反応基または2基以上の管型反応器
の組合せの他に、1基以上の槽型反応器と1基以上の管
型反応器との組合せも使用することができる。
施できるが、多くの反応器をシリーズに、場合によつて
は冷却器を連結して用いるか、または多区域法になるよ
う内部をいくつかの区域に効果的に分割した単一の反応
器を用いることもできる。多区域法では、各区域におけ
る反応条件に差をもたせて、それらの各反応器または各
反応区域で得られる重合体の特性をコントロールするよ
うに、それぞれの反応器または反応区域ごとに単量体組
成、触媒濃度、分子量調製剤濃度等を調節するのがふつ
うである。複数反応器をシルーズに連結して用いる場合
は、2基以上の槽型反応基または2基以上の管型反応器
の組合せの他に、1基以上の槽型反応器と1基以上の管
型反応器との組合せも使用することができる。
1基または2基以上の反応器中で生成した重合体は、こ
れを未反応の単量体から分離し、普通の高圧法ポリエチ
レンの製造の場合のように処理することができる。未反
応の単量体の混合物は、追加量の同一単量体と混合し、
再加圧して反応器に循環させる。前記のように添加する
追加量の単量体は、混合物の組成を元のフイードの組成
に戻すような組成のものであり、一般にはこの追加量の
単量体は、重合容器から分離した重合体の組成にほぼ相
当する組成をもつ。
れを未反応の単量体から分離し、普通の高圧法ポリエチ
レンの製造の場合のように処理することができる。未反
応の単量体の混合物は、追加量の同一単量体と混合し、
再加圧して反応器に循環させる。前記のように添加する
追加量の単量体は、混合物の組成を元のフイードの組成
に戻すような組成のものであり、一般にはこの追加量の
単量体は、重合容器から分離した重合体の組成にほぼ相
当する組成をもつ。
なお、反応器は、均一な組成の共重合体を得る上で、槽
型反応器が好ましい。
型反応器が好ましい。
触媒は、通常連鎖移動効果が小さい溶媒に溶解し、直接
高圧ポンプにて反応器中に注入する。濃度は0.5〜3
0重量%程度が望ましい。
高圧ポンプにて反応器中に注入する。濃度は0.5〜3
0重量%程度が望ましい。
適切な溶媒としては、例えばヘキサン、ヘプタン、ホワ
イトスピリツト、炭化水素油、シクロヘキサン、トルエ
ン、高級分枝鎖飽和脂肪酸炭化水素、およびこれらの液
体の混合物があげられる。
イトスピリツト、炭化水素油、シクロヘキサン、トルエ
ン、高級分枝鎖飽和脂肪酸炭化水素、およびこれらの液
体の混合物があげられる。
また、アクリル酸は、そのまま或いは溶媒に溶解し、高
圧ポンプで供給する。
圧ポンプで供給する。
高圧ラジカル重合では分子量の調整に、特殊な場合を除
いて一般的には、連鎖移動剤を使用する。
いて一般的には、連鎖移動剤を使用する。
連鎖移動剤は通常の高圧ラジカル重合で用いられるもの
が全て使用できる。
が全て使用できる。
たとえば、エタン、プロパン、ブタン、ヘキサン、ヘプ
タン、等のアルカン類、プロピレン、ブテン、ヘキサン
等のアルケン類、エタノール、メタノール、プロパノー
ル等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド
等のアルデヒド類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステ
ル類、その他高圧法で使われる多くの化合物が使用でき
る。
タン、等のアルカン類、プロピレン、ブテン、ヘキサン
等のアルケン類、エタノール、メタノール、プロパノー
ル等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド
等のアルデヒド類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステ
ル類、その他高圧法で使われる多くの化合物が使用でき
る。
これらガス状のものは、圧縮機の吸入側に注入され液状
のものはポンプにて反応系に注入される。
のものはポンプにて反応系に注入される。
採用される重合圧力は500kg/cm2を越える圧力であ
り、好ましくは、1000〜3000kg/cm2の範囲で
ある。
り、好ましくは、1000〜3000kg/cm2の範囲で
ある。
重合温度は、少くとも120℃であるが好ましくは15
0〜300℃の範囲である。
0〜300℃の範囲である。
反応器で製造された本発明に用いられる該共重合体は高
圧ラジカル重合法の常法に従つて、分離器にて単量体か
ら分離され、そのまま製品となる。この製品はそのまま
使用してもよいが、既に高圧ラジカル重合法によつて得
られた製品に使用されている様な種々の後処理工程を行
つてもよい。
圧ラジカル重合法の常法に従つて、分離器にて単量体か
ら分離され、そのまま製品となる。この製品はそのまま
使用してもよいが、既に高圧ラジカル重合法によつて得
られた製品に使用されている様な種々の後処理工程を行
つてもよい。
かくして製造されるエチレン共重合体のQ値(重量平均
分子量/数平均分子量)が2.0〜3.0、好ましくは
2.0〜2.7、より好ましくは2.0〜2.5の範囲
にあり、かつその結晶化温度及び融解温度が次式、 35℃≦(結晶化温度)≦1.2×(融解温度)−40℃ 及び、 (融解温度)≦90℃ で示される範囲、好ましくは次式、 40℃≦(結晶化温度)≦1.2×(融解温度)−40℃ 及び、 (融解温度)≦85℃ で示される範囲にあるエチレン共重合体が本発明に用い
られる必要がある。
分子量/数平均分子量)が2.0〜3.0、好ましくは
2.0〜2.7、より好ましくは2.0〜2.5の範囲
にあり、かつその結晶化温度及び融解温度が次式、 35℃≦(結晶化温度)≦1.2×(融解温度)−40℃ 及び、 (融解温度)≦90℃ で示される範囲、好ましくは次式、 40℃≦(結晶化温度)≦1.2×(融解温度)−40℃ 及び、 (融解温度)≦85℃ で示される範囲にあるエチレン共重合体が本発明に用い
られる必要がある。
ここでQ値の測定は、ゲルパーミエーシヨンクロマトグ
ラフイー(GPC)及び示差屈折計を用いる公知の方法
により、標準(単分散)ポリスチレンを用いた検量線か
ら重量平均分子量及び数平均分子量を求め、これから算
出した。尚、このGPC測定条件は以下の通りである。
ラフイー(GPC)及び示差屈折計を用いる公知の方法
により、標準(単分散)ポリスチレンを用いた検量線か
ら重量平均分子量及び数平均分子量を求め、これから算
出した。尚、このGPC測定条件は以下の通りである。
カラム:ポリスチレンゲルカラム(混合型)、 8mmφ×250mm×3本 溶媒 :1,2,4−トリクロルベンゼン:酢酸= 9:1(容積比) 流速 :1ml/分 温度 :80℃ 注入量:300μl 濃度 :3mg/ml 検出器:示差屈折計 また、結晶化温度及び融解温度の測定は、示差走査熱量
計(DSC)を用いる公知の方法により求めた。尚、こ
のDSC測定条件は、Du Pont社製ModelDSC−2を用
い、試料重量約5mg、 10℃/分の昇温速度又は降温速度で窒素雰囲気下で行
つた。
計(DSC)を用いる公知の方法により求めた。尚、こ
のDSC測定条件は、Du Pont社製ModelDSC−2を用
い、試料重量約5mg、 10℃/分の昇温速度又は降温速度で窒素雰囲気下で行
つた。
上述の様にして得られたエチレン共重合体を用いて水性
分散液を製造するが、水性分散液を製造する方法は、例
えば特開昭49−120789号、同52−10954
5号、同56−120780号各公報等に記載されてい
るカルボキシル基を含有するポリマーの可溶化法が採用
される。
分散液を製造するが、水性分散液を製造する方法は、例
えば特開昭49−120789号、同52−10954
5号、同56−120780号各公報等に記載されてい
るカルボキシル基を含有するポリマーの可溶化法が採用
される。
本発明のエチレン共重合体水性分散液の好ましい製法と
しては、該エチレン共重合体に水及び塩基を加え、撹拌
しながら該共重合体の融解温度〜200℃に加熱するこ
とによつて水性分散液を得る方法である。ここで、塩基
による装置の腐食防止の点で該共重合体の融解温度〜1
20℃の範囲に加熱して製造するのがより好ましい。
しては、該エチレン共重合体に水及び塩基を加え、撹拌
しながら該共重合体の融解温度〜200℃に加熱するこ
とによつて水性分散液を得る方法である。ここで、塩基
による装置の腐食防止の点で該共重合体の融解温度〜1
20℃の範囲に加熱して製造するのがより好ましい。
本発明の水性分散液を製造するのに使用される塩基は、
カルボン酸を中和できるものでかつ水性分散液の安定性
を阻害しなものであれば、特に限定されるものではない
が実用性の面から水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、メチルアミ
ン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、モノエタノ
ールアミン等の有機アミン類及びアンモニア等が好まし
い。
カルボン酸を中和できるものでかつ水性分散液の安定性
を阻害しなものであれば、特に限定されるものではない
が実用性の面から水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、メチルアミ
ン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、モノエタノ
ールアミン等の有機アミン類及びアンモニア等が好まし
い。
使用される塩基の量は、該共重合体に含まれる酸基の2
0モル%以上、好ましくは、40〜90モル%を中和す
る量である。一般に用いられる塩基の量が少ない方が低
粘度になるが、使用される塩基の量が20モル%未満で
は安定な水性分散液の製造が困難となる。
0モル%以上、好ましくは、40〜90モル%を中和す
る量である。一般に用いられる塩基の量が少ない方が低
粘度になるが、使用される塩基の量が20モル%未満で
は安定な水性分散液の製造が困難となる。
水性分散液中の本発明のエチレン共重合体の濃度は、低
すぎると塗工後の被覆の厚さが限定され、又飛ばす水の
量が多くなり省エネルギーの点で好ましくなく、逆に高
すぎると分散液の粘度が高くなり塗工時の作業性が劣る
ので、一般には15〜50重量%であるのが好ましい。
すぎると塗工後の被覆の厚さが限定され、又飛ばす水の
量が多くなり省エネルギーの点で好ましくなく、逆に高
すぎると分散液の粘度が高くなり塗工時の作業性が劣る
ので、一般には15〜50重量%であるのが好ましい。
本発明の水性分散液は、前記エチレン共重合体が塩基に
より中和され、水中に分散していることを特徴とするも
のであるが、必要に応じて通常水性分散液に添加される
公知(例えば特開昭57−137337号公報等参照)
の添加剤、例えば、界面活性剤、可塑剤、防腐剤、消泡
剤、増粘剤、帯電防止剤、滑剤、紫外線吸収剤、耐ブロ
ツキング剤等はもちろんのこと、乾燥促進を目的として
メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級ア
ルコール、造膜性改良を目的としてエチレングリコー
ル、エチレングリコールのエチルエーテル又はブチルエ
ーテル等、またコストダウン、耐ブロツキング性又は接
着性のコントロール等を目的として本発明の水性分散液
と相溶性のあるポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩
化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ボリ塩化ビ
ニリデン、ポリアクリル酸等の公知の水性分散液を配合
することも出来る。
より中和され、水中に分散していることを特徴とするも
のであるが、必要に応じて通常水性分散液に添加される
公知(例えば特開昭57−137337号公報等参照)
の添加剤、例えば、界面活性剤、可塑剤、防腐剤、消泡
剤、増粘剤、帯電防止剤、滑剤、紫外線吸収剤、耐ブロ
ツキング剤等はもちろんのこと、乾燥促進を目的として
メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級ア
ルコール、造膜性改良を目的としてエチレングリコー
ル、エチレングリコールのエチルエーテル又はブチルエ
ーテル等、またコストダウン、耐ブロツキング性又は接
着性のコントロール等を目的として本発明の水性分散液
と相溶性のあるポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩
化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ボリ塩化ビ
ニリデン、ポリアクリル酸等の公知の水性分散液を配合
することも出来る。
実験例 参考例1 (エチレン共重合体の製造) 撹拌機付き槽型反応器を用い、エチレン、アクリル酸、
重合開始剤及び連鎖移動剤を連続的に供給し、重合圧力
1,800〜2,500kg/cm2、重合温度190〜2
30℃で重合して表−1に示す種々のエチレン−アクリ
ル酸共重合体を得た。得られた共重合体の物性を表−1
に示した。
重合開始剤及び連鎖移動剤を連続的に供給し、重合圧力
1,800〜2,500kg/cm2、重合温度190〜2
30℃で重合して表−1に示す種々のエチレン−アクリ
ル酸共重合体を得た。得られた共重合体の物性を表−1
に示した。
表−1に市販のエチレンアクリル酸共重合体の物性も併
せて示した。
せて示した。
実施例1 内容積1の撹拌機付き槽型反応器にエチレン共重合体
Aを125g 25%アンモニア水を 17.2g 蒸留水を357.8g入れ100℃にて2
時間撹拌することによつて水性分散液を製造した。
Aを125g 25%アンモニア水を 17.2g 蒸留水を357.8g入れ100℃にて2
時間撹拌することによつて水性分散液を製造した。
得られた水性分散液を室温にて1週間放置した後、この
粘度をB型粘度計にて230℃、ローター回転数20rp
Mで測定したところ、40センチポイズを示した。
粘度をB型粘度計にて230℃、ローター回転数20rp
Mで測定したところ、40センチポイズを示した。
実施例2〜7、比較例1〜6 用いたエチレン共重合体の種類と量、及び25%アンモ
ニア水の量をそれぞれ変化させた以外は実施例1と同様
にして水性分散液を製造し、その室温にて1週間放置後
の粘度を測定した。結果を表−2に示す。
ニア水の量をそれぞれ変化させた以外は実施例1と同様
にして水性分散液を製造し、その室温にて1週間放置後
の粘度を測定した。結果を表−2に示す。
表−2の結果から、本発明の水性分散液は広い濃度範囲
にわたつて粘度が低く、特に常用される樹脂濃度である
樹脂濃度25wt%程度において著しく粘度が低く優れた
水性分散液であることが明らかである。
にわたつて粘度が低く、特に常用される樹脂濃度である
樹脂濃度25wt%程度において著しく粘度が低く優れた
水性分散液であることが明らかである。
Claims (1)
- 【請求項1】エチレンとアクリル酸とからなるエチレン
含量が97〜85モル%のエチレン共重合体を塩基を用
いて水中に分散せしめたエチレン共重合体水性分散液に
おいて、該エチレン共重合体のQ値(重量平均分子量/
数平均分子量)が2.0〜3.0の範囲にあり、かつそ
の結晶化温度及び融解温度が次式、 35℃≦(結晶化温度)≦1.2×(融解温度)−40℃ 及び (融解温度)≦90℃ で示される範囲にあることを特徴とするエチレン共重合
体水性分散液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60280495A JPH06872B2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | エチレン共重合体水性分散液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60280495A JPH06872B2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | エチレン共重合体水性分散液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62141046A JPS62141046A (ja) | 1987-06-24 |
| JPH06872B2 true JPH06872B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=17625877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60280495A Expired - Lifetime JPH06872B2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | エチレン共重合体水性分散液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06872B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013033570A1 (en) | 2011-09-01 | 2013-03-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer |
| US20130116373A1 (en) * | 2011-11-07 | 2013-05-09 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend |
| WO2013090406A1 (en) | 2011-12-12 | 2013-06-20 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Methods to form an ionomer coating on a substrate |
| WO2013130704A1 (en) | 2012-02-29 | 2013-09-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ionomer-poly(vinylalcohol) blends and coatings |
| WO2015112378A1 (en) | 2014-01-22 | 2015-07-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Alkali metal-zinc ionomer compositions |
| WO2015112377A1 (en) | 2014-01-22 | 2015-07-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Alkali metal-magnesium ionomer compositions |
| US9796869B2 (en) | 2012-02-29 | 2017-10-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ionomer-poly(vinylalcohol) coated substrates |
| WO2022014548A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | 住友精化株式会社 | 樹脂分散組成物 |
| US11499017B2 (en) | 2019-10-07 | 2022-11-15 | Sk Innovation Co., Ltd. | Aqueous dispersion of ethylene-carboxylic acid copolymer and method of preparing the same |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1204707B1 (en) * | 1999-04-16 | 2004-11-03 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Coating composition containing a low mfi ethylene acrylic acid copolymer |
| HK1258340A1 (zh) | 2015-09-15 | 2019-11-08 | G3 Enterprises, Inc. | 適用於金屬的替代塗層的設備和方法 |
| US11707763B2 (en) | 2018-11-20 | 2023-07-25 | G3 Enterprises, Inc. | Apparatus and methods using coatings for metal applications |
| JP7805718B2 (ja) * | 2020-06-12 | 2026-01-26 | エスケー イノベーション カンパニー リミテッド | エチレン-(メタ)アクリル酸共重合体、及びそれを含む水分散組成物 |
| WO2025164626A1 (ja) * | 2024-01-31 | 2025-08-07 | 住友精化株式会社 | 樹脂水性分散組成物 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP60280495A patent/JPH06872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013033570A1 (en) | 2011-09-01 | 2013-03-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer |
| US20130116373A1 (en) * | 2011-11-07 | 2013-05-09 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend |
| WO2013070340A1 (en) | 2011-11-07 | 2013-05-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend |
| US8841379B2 (en) * | 2011-11-07 | 2014-09-23 | E I Du Pont De Nemours And Company | Method to form an aqueous dispersion of an ionomer-polyolefin blend |
| WO2013090406A1 (en) | 2011-12-12 | 2013-06-20 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Methods to form an ionomer coating on a substrate |
| WO2013130704A1 (en) | 2012-02-29 | 2013-09-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ionomer-poly(vinylalcohol) blends and coatings |
| US9796869B2 (en) | 2012-02-29 | 2017-10-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ionomer-poly(vinylalcohol) coated substrates |
| WO2015112378A1 (en) | 2014-01-22 | 2015-07-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Alkali metal-zinc ionomer compositions |
| WO2015112377A1 (en) | 2014-01-22 | 2015-07-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Alkali metal-magnesium ionomer compositions |
| US11499017B2 (en) | 2019-10-07 | 2022-11-15 | Sk Innovation Co., Ltd. | Aqueous dispersion of ethylene-carboxylic acid copolymer and method of preparing the same |
| WO2022014548A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | 住友精化株式会社 | 樹脂分散組成物 |
| JPWO2022014548A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62141046A (ja) | 1987-06-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06872B2 (ja) | エチレン共重合体水性分散液 | |
| US4252924A (en) | Continuous process for the preparation of nonrandom ethylene/acid copolymer | |
| US5028674A (en) | Methanol copolymerization of ethylene | |
| TW200415159A (en) | A geminally disubstituted olefin-carbon monoxide-ethylene polymer useful as a polyvinyl chloride plasticizer and a method of making same | |
| EP0024034B1 (en) | Highly maleated wax and process for producing the same | |
| CN1429238A (zh) | 聚乙烯的制备方法 | |
| JPH0757796B2 (ja) | エチレンの連続共重合法 | |
| JPH0645650B2 (ja) | ビニルアルコール及びアクリレートの共重合体 | |
| GB1403924A (en) | Method of producing polyethylene wax | |
| CA1275542C (en) | Copolymers of vinyl alcohol and fluorine-containing acrylate monomers | |
| US4579918A (en) | Preparation of copolymers of ethylene with carboxyl-containing comonomers in a 2-zone reactor under more than 500 bar | |
| JPS6132321B2 (ja) | ||
| US20010053814A1 (en) | Acrylic pressure-sensitive adhesive and process for producing the same | |
| JPS627708A (ja) | エチレンと酢酸ビニルの共重合体の製造方法 | |
| US3532658A (en) | Process for the manufacture of stable aqueous dispersions of vinyl esters of organic acids and ethylene | |
| US3950209A (en) | Process for preparing carboxylated polymer composition | |
| JPS6128685B2 (ja) | ||
| US3888911A (en) | Process for the preparation of ethylene polymer telomer waxes | |
| CN1152320A (zh) | 在超临界二氧化碳中制备聚(三氟乙酸乙烯酯)和聚(三氟乙酸乙烯酯/乙烯酯)共聚物的方法 | |
| CA2204677A1 (en) | Process for preparing ethylene/vinyl acetate copolymers | |
| US4155954A (en) | Method of grafting vinyl chloride onto ethylene-vinyl acetate and ethylene-alkyl acrylate copolymers | |
| EP1179547B1 (en) | Method for processing ethylene-vinyl alcohol copolymer solution | |
| US3268496A (en) | Continuous process for the polymerization of vinyl acetate in hydrocarbons | |
| US4617365A (en) | Ethylene copolymer | |
| US4342845A (en) | Vinyl halide-polyolefin polymer and copolymers and method of making |